JPH05127732A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
- Publication number
- JPH05127732A JPH05127732A JP28751291A JP28751291A JPH05127732A JP H05127732 A JPH05127732 A JP H05127732A JP 28751291 A JP28751291 A JP 28751291A JP 28751291 A JP28751291 A JP 28751291A JP H05127732 A JPH05127732 A JP H05127732A
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- JP
- Japan
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- acceleration
- spindle
- pulse
- deceleration
- unit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ねじ切削などの作業において送り速度が遅い
場合には加速期間を短くし、空送距離を短くすることが
できる数値制御装置を提供する。 【構成】 加工プログラム記憶部1と、加工プログラム
を解析するプログラム解析部2と、プログラム解析部2
で解析された移動データをパルス分配前に加減速を加え
る補間前加減速部5と、移動データをサンプリング時間
ごとの移動パルス数に分配するパルス分配部6と、サー
ボ制御部7と、主軸エンコーダの出力パルス数をサンプ
リング時間ごとに計測する主軸パルス計測部4とを備
え、補間前加減速部5がパルス分配部6の前にあって加
速度が一定になるように主軸同期送り制御を行なう数値
制御装置。
場合には加速期間を短くし、空送距離を短くすることが
できる数値制御装置を提供する。 【構成】 加工プログラム記憶部1と、加工プログラム
を解析するプログラム解析部2と、プログラム解析部2
で解析された移動データをパルス分配前に加減速を加え
る補間前加減速部5と、移動データをサンプリング時間
ごとの移動パルス数に分配するパルス分配部6と、サー
ボ制御部7と、主軸エンコーダの出力パルス数をサンプ
リング時間ごとに計測する主軸パルス計測部4とを備
え、補間前加減速部5がパルス分配部6の前にあって加
速度が一定になるように主軸同期送り制御を行なう数値
制御装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定加速制御の数値制御
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の数値制御装置を図4に示す。図に
おいて、加工プログラム記憶部1に記憶されている加工
プログラムはプログラム解析部2で解析され、パルス分
配部6に指令速度を送る。パルス分配部6は主軸エンコ
ーダ3からのエンコーダパルスをサンプリング周期ごと
に計測する主軸パルス計測部4で計測されたデータをも
とに、サンプリング周期あたりの移動量を計算しパルス
分配量を各々の補間後加減速部9に送り、各々補間後加
減速部9は加減速処理を行なった後でサーボ制御部7へ
パルスを出力し、サーボ制御部7がモータ8を制御す
る。
おいて、加工プログラム記憶部1に記憶されている加工
プログラムはプログラム解析部2で解析され、パルス分
配部6に指令速度を送る。パルス分配部6は主軸エンコ
ーダ3からのエンコーダパルスをサンプリング周期ごと
に計測する主軸パルス計測部4で計測されたデータをも
とに、サンプリング周期あたりの移動量を計算しパルス
分配量を各々の補間後加減速部9に送り、各々補間後加
減速部9は加減速処理を行なった後でサーボ制御部7へ
パルスを出力し、サーボ制御部7がモータ8を制御す
る。
【0003】図5はパルス分配部6の出力パルスを示
す。(A)は速度が高い場合、(B)は速度が低い場合
である。図6はパルス分配部6からのパルス分配量をも
とに補間後加減速部9が出力した出力パルスを示す。
(A),(B)は図5の(A),(B)に対応してい
る。図6の加速時間は指令速度に無関係に一定時間であ
る。
す。(A)は速度が高い場合、(B)は速度が低い場合
である。図6はパルス分配部6からのパルス分配量をも
とに補間後加減速部9が出力した出力パルスを示す。
(A),(B)は図5の(A),(B)に対応してい
る。図6の加速時間は指令速度に無関係に一定時間であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、機械
系に振動が発生しないようにパルス分配部の直後で補間
後加減速を行なっていたが、補間後加減速は既に出力さ
れているパルス分配データを各軸ごとに独立に加減速す
るため、加工形状を指令どおりにするには指令速度に関
係なく加減速時間は一定にしなければならなかった。た
とえば主軸同期送りでねじ切削を行なう場合、加速期間
中のねじのリードは保証されないのでリードが保証され
るようにねじの切り始めに空送距離を付ける必要がある
が、加速期間が短いほど空送距離を短くできる。
系に振動が発生しないようにパルス分配部の直後で補間
後加減速を行なっていたが、補間後加減速は既に出力さ
れているパルス分配データを各軸ごとに独立に加減速す
るため、加工形状を指令どおりにするには指令速度に関
係なく加減速時間は一定にしなければならなかった。た
とえば主軸同期送りでねじ切削を行なう場合、加速期間
中のねじのリードは保証されないのでリードが保証され
るようにねじの切り始めに空送距離を付ける必要がある
が、加速期間が短いほど空送距離を短くできる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ねじ切削などの作業において送り速度が遅い場合に
は加速期間を短くし、空送距離を短くすることができる
数値制御装置を提供することを目的とする。
で、ねじ切削などの作業において送り速度が遅い場合に
は加速期間を短くし、空送距離を短くすることができる
数値制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の数値制御装置は、加工プログラム記憶部と、
加工プログラムを解析するプログラム解析部と、プログ
ラム解析部で解析された移動データをパルス分配前に加
減速を加える補間前加減速部と、移動データをサンプリ
ング時間ごとの移動パルス数に分配するパルス分配部
と、サーボ制御部と、主軸エンコーダの出力パルス数を
サンプリング時間ごとに計測する主軸パルス計測部とを
備え、補間前加減速部がパルス分配部の前にあって加速
度が一定になるように主軸同期送り制御を行なう。
に本発明の数値制御装置は、加工プログラム記憶部と、
加工プログラムを解析するプログラム解析部と、プログ
ラム解析部で解析された移動データをパルス分配前に加
減速を加える補間前加減速部と、移動データをサンプリ
ング時間ごとの移動パルス数に分配するパルス分配部
と、サーボ制御部と、主軸エンコーダの出力パルス数を
サンプリング時間ごとに計測する主軸パルス計測部とを
備え、補間前加減速部がパルス分配部の前にあって加速
度が一定になるように主軸同期送り制御を行なう。
【0007】
【作用】上記の手段によりねじ切削などを行なう場合に
空送距離を短くすることが可能になる。
空送距離を短くすることが可能になる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の数値制御装置のブロック図を
示す。図において、加工プログラム記憶部1に記憶され
ている加工プログラムはプログラム解析部2で解析さ
れ、補間前加減速部5に指令速度を送る。補間前加減速
部5は主軸エンコーダ3からのエンコーダパルスをサン
プリング周期ごとに計測する主軸パルス計測部4で計測
されたデータをもとに、入力された指令速度に加減速処
理を行ないパルス分配部6に加減速処理を加えた指令速
度を送る。パルス分配部6はサーボ制御部7へパルスを
出力し、サーボ制御部7がモータ8を制御する。
示す。図において、加工プログラム記憶部1に記憶され
ている加工プログラムはプログラム解析部2で解析さ
れ、補間前加減速部5に指令速度を送る。補間前加減速
部5は主軸エンコーダ3からのエンコーダパルスをサン
プリング周期ごとに計測する主軸パルス計測部4で計測
されたデータをもとに、入力された指令速度に加減速処
理を行ないパルス分配部6に加減速処理を加えた指令速
度を送る。パルス分配部6はサーボ制御部7へパルスを
出力し、サーボ制御部7がモータ8を制御する。
【0009】図2に本発明の補間前加減速処理後の指令
速度の図を示す(A)は速度が高い場合、(B)は速度
が低い場合である。図3に本発明の分配パルスの図を示
す。(A),(B)は図2の(A),(B)と対応して
いる。プログラム解析部2は各軸の合成速度で補間前加
減速部5に指令速度を与えるため、この指令速度に加減
速処理を加える場合加減速処理による加工形状の誤差は
発生しないので加速度一定の加減速処理を実行すること
ができる。これにより指令速度が2分の1の場合加速時
間も同様に2分の1になるので加速期間の移動量は4分
の1になる。補間後加減速の場合は指令速度が2分の1
の場合加速期間中の移動量は2分の1である。
速度の図を示す(A)は速度が高い場合、(B)は速度
が低い場合である。図3に本発明の分配パルスの図を示
す。(A),(B)は図2の(A),(B)と対応して
いる。プログラム解析部2は各軸の合成速度で補間前加
減速部5に指令速度を与えるため、この指令速度に加減
速処理を加える場合加減速処理による加工形状の誤差は
発生しないので加速度一定の加減速処理を実行すること
ができる。これにより指令速度が2分の1の場合加速時
間も同様に2分の1になるので加速期間の移動量は4分
の1になる。補間後加減速の場合は指令速度が2分の1
の場合加速期間中の移動量は2分の1である。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加速度一
定に加減速を行なえるためにねじ切削を行なう場合にね
じ切削開始点からねじのリードが安定するまでの時間が
短くなるため、ねじ切削開始点からの空送距離が短くな
り、作業時間を短くすることが可能になる。
定に加減速を行なえるためにねじ切削を行なう場合にね
じ切削開始点からねじのリードが安定するまでの時間が
短くなるため、ねじ切削開始点からの空送距離が短くな
り、作業時間を短くすることが可能になる。
【図1】本発明の数値制御装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の数値制御装置の補間前加減速部が出力
する指令速度の図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
する指令速度の図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
【図3】本発明の数値制御装置のパルス分配部の出力パ
ルスの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
ルスの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
【図4】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図
【図5】従来の数値制御装置のパルス分配部の出力パル
スの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
スの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
【図6】従来の数値制御装置の補間後加減速部の出力パ
ルスの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
ルスの図 (A)指令速度が高い場合 (B)指令速度が低い場合
1 加工プログラム記憶部 2 プログラム解析部 4 主軸パルス計測部 5 補間前加減速部 6 パルス分配部 7 サーボ制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 加工プログラム記録部と、加工ブログラ
ムを解析するプログラム解析部と、プログラム解析部で
解析された移動データをパルス分配前に加減速を加える
補間前加減速部と、移動データをサンプリング時間ごと
の移動パルス数に分配するパルス分配部と、サーボ制御
部と、主軸エンコーダの出力パルス数をサンプリング時
間ごとに計測する主軸パルス計測部とを備え、補間前加
減速部がパルス分配部の前にあって加速度が一定になる
ように主軸同期送り制御を行なう数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28751291A JPH05127732A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28751291A JPH05127732A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127732A true JPH05127732A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17718304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28751291A Pending JPH05127732A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05127732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6225772B1 (en) | 1997-11-07 | 2001-05-01 | Fanuc Ltd. | Acceleration/deceleration control method for numerical control, and numerical control device |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28751291A patent/JPH05127732A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6225772B1 (en) | 1997-11-07 | 2001-05-01 | Fanuc Ltd. | Acceleration/deceleration control method for numerical control, and numerical control device |
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