JPH0512736U - ヒンジ機構 - Google Patents
ヒンジ機構Info
- Publication number
- JPH0512736U JPH0512736U JP1169791U JP1169791U JPH0512736U JP H0512736 U JPH0512736 U JP H0512736U JP 1169791 U JP1169791 U JP 1169791U JP 1169791 U JP1169791 U JP 1169791U JP H0512736 U JPH0512736 U JP H0512736U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge pin
- lever
- shaft hole
- sheet
- hook body
- Prior art date
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- Vacuum Packaging (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
レバー(4)をヒンジピン(6)によって回転自在に軸
支する構造において、前記レバー(4)を取付ける受け
体(3)の軸孔(26)にヒンジピン(6)を挿通させ
ると共に、前記レバー(4)の軸孔(27)に一端側を
挿入させる前記ヒンジピン(6)の他端面に近接させて
抜止め用の弾性フック体(28)を設けたもので、前記
レバー(4)及び受け体(3)の各軸孔(26)(2
7)の大きさをヒンジピン(6)と略同一径または若干
大きくすることにより、加工寸法に誤差が生じてもヒン
ジピン(6)の挿入及び取外しを容易に行うことができ
ると共に、弾性フック体(28)によってヒンジピン
(6)の脱落を防いで安全に取扱うことができるもので
ある。
支する構造において、前記レバー(4)を取付ける受け
体(3)の軸孔(26)にヒンジピン(6)を挿通させ
ると共に、前記レバー(4)の軸孔(27)に一端側を
挿入させる前記ヒンジピン(6)の他端面に近接させて
抜止め用の弾性フック体(28)を設けたもので、前記
レバー(4)及び受け体(3)の各軸孔(26)(2
7)の大きさをヒンジピン(6)と略同一径または若干
大きくすることにより、加工寸法に誤差が生じてもヒン
ジピン(6)の挿入及び取外しを容易に行うことができ
ると共に、弾性フック体(28)によってヒンジピン
(6)の脱落を防いで安全に取扱うことができるもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、例えば樹脂シートで形成した袋またはガラス製のビンなどの空気を 抜取り、真空状態で包装する真空パック機などに組込むヒンジ機構に関する。
【0002】
従来、レバーまたは受け体のいずれかにヒンジピンを圧入し、受け体にヒンジ ピンを介してレバーを回転自在に取付ける技術があった。
【0003】
前記従来技術は、ヒンジピンの外径に対し圧入する軸孔の内径が大きくなると 、ヒンジピンが容易に脱落する不具合があり、逆に小さくなると、ヒンジピンの 圧入及び取外しが容易に行い得ない等の問題があった。
【0004】
然るに、本考案は、レバーをヒンジピンによって回転自在に軸支する構造にお いて、前記レバーを取付ける受け体の軸孔にヒンジピンを挿通させると共に、前 記レバーの軸孔に一端側を挿入させる前記ヒンジピンの他端面に近接させて抜止 め用の弾性フック体を設けたことを特徴とするもので、前記レバー及び受け体の 各軸孔の大きさをヒンジピンと略同一径または若干大きくすることにより、加工 寸法に誤差が生じてもヒンジピンの挿入及び取外しを容易に行い得ると共に、弾 性フック体によってヒンジピンの脱落を防いで安全に取扱い得るものである。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の説明図、図2 は真空パック機全体の平面図、図3は同正面図、図4は断面側面図である。
【0006】 図中(1)は下ケース、(2)は上ケース、(3)は上面カバー、(4)はプ ッシュレバーであり、下ケース(1)上面側に上ケース(2)を嵌合固定させ、 上ケース(2)に支軸(5)(5)を介して上面カバー(3)を上方に開放自在 に取付けると共に、上面カバー(3)にヒンジピン(6)(6)を介してプッシ ュレバー(4)を上方に持上げ自在に取付けている。
【0007】 また、被包装物(7)を内装させるチューブ状の熱溶着性樹脂シート(8)を ロール巻き状態で上ケース(2)後側上面のシートホルダ(8a)に収納させる と共に、前記シート(8)を溶着させるシールヒータ(9)を上ケース(2)前 側上面に固設させ、上面カバー(3)の加圧体(10)と前記シールヒータ(9 )の間に前記シート(8)端部を挾み、ヒータ(9)の加熱によってシート(8 )端部開口を溶着閉塞し、シート(8)を袋状体に形成するように構成している 。
【0008】 さらに、前記シールヒータ(9)内方の上ケース(2)上面で左右幅略中央に 空気吸込口(11)を設け、一端側を溶着(12)によって封鎖した袋状シート (8)の他端側に空気吸込口(11)の前面開口部を挿入し、上ケース(2)及 び上面カバー(3)の各スポンジ体(13)(14)によって袋状シート(8) 他端部を上下から挾み、袋状シート(8)他端部の機密を保ち乍ら吸込口(11 )を介して袋状シート(8)内部の空気を抜取るように構成している。
【0009】 さらに、前記シールヒータ(9)と空気吸込口(11)の間で左右に往復摺動 させるシートカッター(15)を備え、上面カバー(3)のガイド溝(16)に カッターホルダ(17)及び操作ボタン(18)を介して前記カッター(15) を取付けるもので、上面カバー(3)を上方に開放してシートホルダ(8a)の ロール巻き状シート(8)を上ケース(2)前方に引出し、上面カバー(3)を 閉じて前記カッター(15)によりシート(8)を適当長さで切断すると共に、 シート(8)の切断部をシールヒータ(9)によって溶着固定し、その溶着(1 2)によってチューブ状のシート(8)を一端側が開口した袋状に形成するよう に構成している。
【0010】 さらに、図2に示す如く、電源トランス(19)、シールヒータ(9)作動時 間を初期設定するシール時間設定器(20)、シールヒータ(9)作動表示用の 発光ダイオード(21)を、前記ケース(1)(2)右側に配設させると共に、 吸引モータ(22)、プランジャポンプ(23)、圧力計(24)などを前記ケ ース(1)(2)左側に配設させるもので、前記空気吸込口(11)に水抜きケ ース(25)を介してプランジャポンプ(23)に接続させると共に、圧力計( 24)で真空度(吸引圧力)を確認し乍ら、吸引モータ(22)によって駆動す るプランジャポンプ(23)を作動させ、図4のように空気吸込口(11)を挿 入した袋状シート(8)の内部空気を抜取るように構成している。
【0011】 さらに、図1及び図5に示す如く、前記レバー(4)を取付ける受け体である 上面カバー(3)の軸孔(26)にヒンジピン(6)を挿通させると共に、前記 レバー(4)の軸孔(27)に一端側を挿入させる前記ヒンジピン(6)の他端 面に近接させて抜止め用の弾性フック体(28)を設けるもので、合成樹脂成形 加工によって、上面カバー(3)にフック体(28)を一体形成すると共に、前 記レバー(4)の軸孔(27)を袋孔に形成し、軸孔(27)の袋孔底部に取外 し孔(29)を開口させる。
【0012】 そして、図1の仮想線の如く、上面カバー(3)の軸孔(26)とフック体( 28)にヒンジピン(6)を挿通させ、フック体(28)をヒンジピン(6)側 面に弾性当接させて該ピン(6)を支え、プッシュレバー(4)を装着して軸孔 (27)をヒンジピン(6)に対向させ、フック体(28)側のヒンジピン(6 )端部をドライバなどで押出し、ヒンジピン(6)をレバー(4)の軸孔(27 )に挿入させ、図1の実線の如く、ヒンジピン(6)を介してレバー(4)を回 転自在に軸支する。
【0013】 また、ヒンジピン(6)内側端面にフック体(28)が対向してヒンジピン( 6)が抜出るのを防ぐと共に、レバー(4)の取外し孔(29)を介して軸孔( 27)に細い棒状体を挿入し、その棒状体によってヒンジピン(6)を軸孔(2 7)から脱出させ、レバー(4)を取外すもので、このとき、ヒンジピン(6) の強制退入によってフック体(28)が弾性変形し、図1の仮想線位置までヒン ジピン(6)が移動する。
【0014】
以上実施例から明らかなように本考案は、レバー(4)をヒンジピン(6)に よって回転自在に軸支する構造において、前記レバー(4)を取付ける受け体( 3)の軸孔(26)にヒンジピン(6)を挿通させると共に、前記レバー(4) の軸孔(27)に一端側を挿入させる前記ヒンジピン(6)の他端面に近接させ て抜止め用の弾性フック体(28)を設けたもので、前記レバー(4)及び受け 体(3)の各軸孔(26)(27)の大きさをヒンジピン(6)と略同一径また は若干大きくすることにより、加工寸法に誤差が生じてもヒンジピン(6)の挿 入及び取外しを容易に行うことができると共に、弾性フック体(28)によって ヒンジピン(6)の脱落を防いで安全に取扱うことができるものである。
【図1】要部の説明図。
【図2】全体の平面図。
【図3】全体の正面図。
【図4】断面側面図。
【図5】弾性フック部の説明図。
(3) 上面カバー(受け体) (4) プッシュレバー (6) ヒンジピン (26) 軸孔 (27) 軸孔 (28) 弾性フック体
Claims (1)
- 【請求項1】 レバーをヒンジピンによって回転自在に
軸支する構造において、前記レバーを取付ける受け体の
軸孔にヒンジピンを挿通させると共に、前記レバーの軸
孔に一端側を挿入させる前記ヒンジピンの他端面に近接
させて抜止め用の弾性フック体を設けたことを特徴とす
るヒンジ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011697U JPH0750579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ヒンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991011697U JPH0750579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ヒンジ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512736U true JPH0512736U (ja) | 1993-02-19 |
JPH0750579Y2 JPH0750579Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=11785234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991011697U Expired - Lifetime JPH0750579Y2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ヒンジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750579Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149218U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-30 | ||
JPS5546579U (ja) * | 1978-09-22 | 1980-03-26 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS612321U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-09 | 正和産業株式会社 | 円柱状電子部品の搬送装置における円柱状電子部品の供給装置 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP1991011697U patent/JPH0750579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS612321U (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-09 | 正和産業株式会社 | 円柱状電子部品の搬送装置における円柱状電子部品の供給装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149218U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-30 | ||
JPS5546579U (ja) * | 1978-09-22 | 1980-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0750579Y2 (ja) | 1995-11-15 |
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