JPH05127172A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH05127172A JPH05127172A JP31393891A JP31393891A JPH05127172A JP H05127172 A JPH05127172 A JP H05127172A JP 31393891 A JP31393891 A JP 31393891A JP 31393891 A JP31393891 A JP 31393891A JP H05127172 A JPH05127172 A JP H05127172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- substrates
- crystal display
- display element
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２枚の基板２０，３０相互を接続する導電柱
１３が導通不良を起こしにくい液晶表示素子を提供す
る。 【構成】 この液晶表示素子は樹脂製の２枚の基板２０
−３０間にシール材１１によって囲まれた液晶貯留領域
１２が設けられるとともに、前記液晶貯留領域１２の外
側の前記２枚の基板２０，３０の基板接続用電極２１−
３１間に配した導電柱１３によって前記２枚の液晶基板
２０，３０の基板接続用電極２１，３１を相互に電気的
接続している。そして、前記シール材１１によって前記
双方の基板接続用電極２１，３１および前記導電柱１３
が水密に包囲された状態となっている。
１３が導通不良を起こしにくい液晶表示素子を提供す
る。 【構成】 この液晶表示素子は樹脂製の２枚の基板２０
−３０間にシール材１１によって囲まれた液晶貯留領域
１２が設けられるとともに、前記液晶貯留領域１２の外
側の前記２枚の基板２０，３０の基板接続用電極２１−
３１間に配した導電柱１３によって前記２枚の液晶基板
２０，３０の基板接続用電極２１，３１を相互に電気的
接続している。そして、前記シール材１１によって前記
双方の基板接続用電極２１，３１および前記導電柱１３
が水密に包囲された状態となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は樹脂製の基板からなる
液晶表示素子に関する。
液晶表示素子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３のごとく、樹脂製の２枚の液
晶基板１２０，１３０間にシール材１１１によって囲ま
れた液晶貯留領域１１２が設けられ、前記２枚の基板１
２０，１３０双方の基板接続用電極が相互に電気的接続
されて、その一方の基板１３０に設けられた接続端子１
４１，１４１，…を前記２枚の基板１２０，１３０双方
の表示用の電極パターンの、駆動回路への接続端子とし
てある液晶表示素子１００が知られている。この種の液
晶表示素子にあっては、２枚の基板双方の基板接続用電
極の電気的接続を、シール材１１１の外側に設けられた
導電柱１１３（クロス材）により行っていた。
晶基板１２０，１３０間にシール材１１１によって囲ま
れた液晶貯留領域１１２が設けられ、前記２枚の基板１
２０，１３０双方の基板接続用電極が相互に電気的接続
されて、その一方の基板１３０に設けられた接続端子１
４１，１４１，…を前記２枚の基板１２０，１３０双方
の表示用の電極パターンの、駆動回路への接続端子とし
てある液晶表示素子１００が知られている。この種の液
晶表示素子にあっては、２枚の基板双方の基板接続用電
極の電気的接続を、シール材１１１の外側に設けられた
導電柱１１３（クロス材）により行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記シール材は主に、
エポキシ樹脂を主成分としたもので、樹脂製の基板や電
極との密着性に優れているが、主に銀ペーストを主成分
とする導電柱（クロス材）は樹脂製の基板や電極との密
着製が非常に悪く、従って、樹脂製の基板特有の「ソ
リ」、「撓み」、「曲げ」などにより剥がれ易く、導通
不良が多発するという問題点があった。また、外気の水
分等の影響が加わると、さらに導通不良の発生率が大き
くなるという問題があった。この発明は、上記問題を解
決するためになされたもので、２枚の基板１２０，１３
０相互を接続する導電柱１１３が導通不良を起こしにく
い液晶表示素子を提供することを目的とする。
エポキシ樹脂を主成分としたもので、樹脂製の基板や電
極との密着性に優れているが、主に銀ペーストを主成分
とする導電柱（クロス材）は樹脂製の基板や電極との密
着製が非常に悪く、従って、樹脂製の基板特有の「ソ
リ」、「撓み」、「曲げ」などにより剥がれ易く、導通
不良が多発するという問題点があった。また、外気の水
分等の影響が加わると、さらに導通不良の発生率が大き
くなるという問題があった。この発明は、上記問題を解
決するためになされたもので、２枚の基板１２０，１３
０相互を接続する導電柱１１３が導通不良を起こしにく
い液晶表示素子を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる液晶表
示素子は、上記目的を達成させるため、樹脂製の２枚の
基板間を相互に電気的接続する導電柱を、シール材によ
って水密に包囲させた構成とした。
示素子は、上記目的を達成させるため、樹脂製の２枚の
基板間を相互に電気的接続する導電柱を、シール材によ
って水密に包囲させた構成とした。
【０００５】
【作用】樹脂製の２枚の基板双方の基板接続用電極を相
互に電気的に接続する導電柱が、シール材により水密に
包囲されているので、基板特有の「ソリ」、「撓み」或
は「曲げ」などが生じても、前記導電柱が前記基板接続
用電極から離れて非導通状態にならないように、前記シ
ール材によって補強される。また、その導電柱はシール
材によるシール効果により、外気の水分等の影響を受け
ない。
互に電気的に接続する導電柱が、シール材により水密に
包囲されているので、基板特有の「ソリ」、「撓み」或
は「曲げ」などが生じても、前記導電柱が前記基板接続
用電極から離れて非導通状態にならないように、前記シ
ール材によって補強される。また、その導電柱はシール
材によるシール効果により、外気の水分等の影響を受け
ない。
【０００６】
【実施例】以下、図１および図２に基づき、この発明の
実施例を説明する。図１はこの発明に係る液晶表示素子
を示す平面図、図２は同液晶表示素子の部分縦断側面図
である。
実施例を説明する。図１はこの発明に係る液晶表示素子
を示す平面図、図２は同液晶表示素子の部分縦断側面図
である。
【０００７】この実施例に係る液晶表示素子１０は、同
図に示すように樹脂製の２枚の液晶基板２０−３０間に
シール材１１によって囲まれた液晶貯留領域１２中に液
晶１４が満たされている。前記シール材１１としては、
樹脂製の基板２０，３０やこれらに設けられた透明電極
との密着性に優れたエポキシ樹脂を主成分とするもの等
が使われている。
図に示すように樹脂製の２枚の液晶基板２０−３０間に
シール材１１によって囲まれた液晶貯留領域１２中に液
晶１４が満たされている。前記シール材１１としては、
樹脂製の基板２０，３０やこれらに設けられた透明電極
との密着性に優れたエポキシ樹脂を主成分とするもの等
が使われている。
【０００８】前記液晶貯留領域１２の外側の２枚の基板
２０，３０の接続用電極２１−３１間には導電柱１３が
配されている。この導電柱１３は主に銀ペーストを主成
分とする導電材によって作られ、前記基板接続用電極２
１，３１を相互に電気的に接続している。
２０，３０の接続用電極２１−３１間には導電柱１３が
配されている。この導電柱１３は主に銀ペーストを主成
分とする導電材によって作られ、前記基板接続用電極２
１，３１を相互に電気的に接続している。
【０００９】そして、これら基板接続用電極２１，３１
および導電柱１３が、図２に示すように前記シール材１
１によって水密に包囲された状態となっており、そのシ
ール材１１の上下の端部が前記２枚の基板２０，３０の
対向面にそれぞれ密着した状態となっている。
および導電柱１３が、図２に示すように前記シール材１
１によって水密に包囲された状態となっており、そのシ
ール材１１の上下の端部が前記２枚の基板２０，３０の
対向面にそれぞれ密着した状態となっている。
【００１０】また、図１に示すように、前記２枚の液晶
基板２０，３０のうちの一方の基板３０の一端側に接続
端子の設置部３１が延出した状態に設けられ、該設置部
３１に接続端子４１，４１，…が並設されている。
基板２０，３０のうちの一方の基板３０の一端側に接続
端子の設置部３１が延出した状態に設けられ、該設置部
３１に接続端子４１，４１，…が並設されている。
【００１１】これら接続端子４１，４１，…のうちの一
部の接続端子４１，４１，…に一方の基板３０の表示用
の電極パターン（図示省略）が電気的に接続され、その
残りの接続端子４１，４１，…に他方の基板２０の表示
用の電極パターン（図示省略）が前記基板接続用電極２
１、導電柱１３、基板接続用電極３１を介して電気的接
続されている。
部の接続端子４１，４１，…に一方の基板３０の表示用
の電極パターン（図示省略）が電気的に接続され、その
残りの接続端子４１，４１，…に他方の基板２０の表示
用の電極パターン（図示省略）が前記基板接続用電極２
１、導電柱１３、基板接続用電極３１を介して電気的接
続されている。
【００１２】前記シール材１１による前記基板接続用電
極２１，３１および導電柱１３の包囲は、例えば公知の
スクリーン印刷によってシール材１１を前記２枚の基板
２０，３０のうちの一方に形成する際に、前記貯留領域
１２の外周部と前記基板接続用電極２１，３１および導
電柱１３の周囲部との双方に印刷される印刷マスクを用
いることにより実施できる。
極２１，３１および導電柱１３の包囲は、例えば公知の
スクリーン印刷によってシール材１１を前記２枚の基板
２０，３０のうちの一方に形成する際に、前記貯留領域
１２の外周部と前記基板接続用電極２１，３１および導
電柱１３の周囲部との双方に印刷される印刷マスクを用
いることにより実施できる。
【００１３】なお、基板２０，３０の素材はポリエチレ
ンテレフタレート，ポリエーテルサルフォン，ポリイミ
ド等の樹脂であり、また、表示用の電極パターン、基板
接続用電極２１，３１、接続端子４１はＩＴＯ等の透明
導電材からなるものである。
ンテレフタレート，ポリエーテルサルフォン，ポリイミ
ド等の樹脂であり、また、表示用の電極パターン、基板
接続用電極２１，３１、接続端子４１はＩＴＯ等の透明
導電材からなるものである。
【００１４】この実施例に係る液晶表示素子１０は上記
のように液晶貯留領域１２の外側で樹脂製の２枚の基板
２０，３０双方の基板接続用電極２１，３１を相互に電
気的接続する導電柱１３を液晶貯留領域１２を囲むシー
ル材１１によって水密に包囲させた構成としているの
で、基板２０，３０に「ソリ」、「撓み」或は「曲げ」
などが生じても、前記導電柱１３が前記基板接続用電極
２１，３１から離れて非導通状態にならないように、前
記２枚の樹脂製の基板２０，３０の対向面に密着したシ
ール材１１によって補強される。また、その導電柱１３
はシール材１１によるシール効果により、外気の水分等
の影響を受けない。
のように液晶貯留領域１２の外側で樹脂製の２枚の基板
２０，３０双方の基板接続用電極２１，３１を相互に電
気的接続する導電柱１３を液晶貯留領域１２を囲むシー
ル材１１によって水密に包囲させた構成としているの
で、基板２０，３０に「ソリ」、「撓み」或は「曲げ」
などが生じても、前記導電柱１３が前記基板接続用電極
２１，３１から離れて非導通状態にならないように、前
記２枚の樹脂製の基板２０，３０の対向面に密着したシ
ール材１１によって補強される。また、その導電柱１３
はシール材１１によるシール効果により、外気の水分等
の影響を受けない。
【００１５】
【発明の効果】この発明に係る液晶表示素子は、上記の
ように、液晶貯留領域の外側で樹脂製の２枚の基板の基
板接続用電極の間を相互に電気的に接続する導電柱が、
液晶貯留領域を囲むシール材により水密に包囲されてい
るので、基板特有の「ソリ」、「撓み」或は「曲げ」な
どが生じても、前記導電柱が前記基板接続用電極から離
れて非導通状態にならないように、前記シール材によっ
て補強されるとともに、その導電柱はシール材によるシ
ール効果により、外気の水分等の影響を受けなくなっ
て、２枚の基板相互を接続する導電柱が導通不良を起こ
しにくい液晶表示素子となる。
ように、液晶貯留領域の外側で樹脂製の２枚の基板の基
板接続用電極の間を相互に電気的に接続する導電柱が、
液晶貯留領域を囲むシール材により水密に包囲されてい
るので、基板特有の「ソリ」、「撓み」或は「曲げ」な
どが生じても、前記導電柱が前記基板接続用電極から離
れて非導通状態にならないように、前記シール材によっ
て補強されるとともに、その導電柱はシール材によるシ
ール効果により、外気の水分等の影響を受けなくなっ
て、２枚の基板相互を接続する導電柱が導通不良を起こ
しにくい液晶表示素子となる。
【図１】この発明の実施例に係る液晶表示素子の平面図
である。
である。
【図２】同液晶表示素子の部分縦断側面図である。
【図３】従来の液晶表示素子の平面図である。
１０ 液晶表示素子 １１ シール材 １２ 液晶貯留領域 １３ 導電柱 ２０ 基板（他方の液晶基板） ２１ 基板接続用電極 ３０ 基板（一方の液晶基板） ３１ 基板接続用電極 ４１ 接続端子
Claims (1)
- 【請求項１】 表示用の電極パターンと基板接続用電極
とを有する樹脂製の２枚の基板間に液晶を介在させてシ
ール材によって周囲を封着するとともに、前記２枚の基
板の前記基板接続用電極の間に配した導電柱によって前
記基板接続用電極を相互に電気的接続してなる液晶表示
素子において、前記シール材によって前記導電柱が水密
に包囲された状態となっていることを特徴とする液晶表
示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31393891A JPH05127172A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31393891A JPH05127172A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127172A true JPH05127172A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18047325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31393891A Pending JPH05127172A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05127172A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998016867A1 (fr) * | 1996-10-16 | 1998-04-23 | Seiko Epson Corporation | Appareil a cristaux liquides, sa fabrication et dispositif d'affichage associe |
| JP2007025518A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置 |
| CN1324373C (zh) * | 2003-03-17 | 2007-07-04 | 日本电气株式会社 | 液晶显示器及其制造方法 |
| JP2009003437A (ja) * | 2007-05-18 | 2009-01-08 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置およびその作製方法 |
| JP7287558B1 (ja) * | 2022-10-31 | 2023-06-06 | 住友ベークライト株式会社 | エレクトロクロミックシートの製造方法およびエレクトロクロミック装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP31393891A patent/JPH05127172A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998016867A1 (fr) * | 1996-10-16 | 1998-04-23 | Seiko Epson Corporation | Appareil a cristaux liquides, sa fabrication et dispositif d'affichage associe |
| US5973763A (en) * | 1996-10-16 | 1999-10-26 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device including supporting columns |
| US6151092A (en) * | 1996-10-16 | 2000-11-21 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device, including support columns |
| CN1324373C (zh) * | 2003-03-17 | 2007-07-04 | 日本电气株式会社 | 液晶显示器及其制造方法 |
| US7355669B2 (en) | 2003-03-17 | 2008-04-08 | Nec Corporation | Liquid crystal display with a conductive column having a ground column directly contacting a first electrode surrounded by a seal |
| CN100445848C (zh) * | 2003-03-17 | 2008-12-24 | 日本电气株式会社 | 液晶显示器 |
| JP2007025518A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置 |
| JP2009003437A (ja) * | 2007-05-18 | 2009-01-08 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置およびその作製方法 |
| US8325310B2 (en) | 2007-05-18 | 2012-12-04 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display device and manufacturing method thereof |
| JP2014081661A (ja) * | 2007-05-18 | 2014-05-08 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置の作製方法 |
| JP7287558B1 (ja) * | 2022-10-31 | 2023-06-06 | 住友ベークライト株式会社 | エレクトロクロミックシートの製造方法およびエレクトロクロミック装置の製造方法 |
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