JPH05126685A - 車両の故障診断装置 - Google Patents

車両の故障診断装置

Info

Publication number
JPH05126685A
JPH05126685A JP3286516A JP28651691A JPH05126685A JP H05126685 A JPH05126685 A JP H05126685A JP 3286516 A JP3286516 A JP 3286516A JP 28651691 A JP28651691 A JP 28651691A JP H05126685 A JPH05126685 A JP H05126685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnostic
memory card
electronic control
program
failure diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3286516A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kitamura
正人 北村
Hiroshi Yukinari
弘 行成
Hidetoshi Inagaki
秀俊 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3286516A priority Critical patent/JPH05126685A/ja
Publication of JPH05126685A publication Critical patent/JPH05126685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障診断装置の記憶部容量が小さくても故障
診断を最適に行えるようにする。 【構成】 メモリカード9に診断プログラム毎にインデ
ックスを付加して複数の診断プログラムを記憶させると
共に、それらのインデックスを管理するインデックス情
報ファイルを記憶させる。そして、診断装置8の記憶部
82にメモリカード9のデータを読込ませてインデックス
情報ファイルによりシステムコールを行い故障診断を実
行する。また、記憶部82の記憶内容の少なくとも一部を
消去できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスステーション
等に設置され、車両に搭載された電子制御装置の故障診
断をおこなう車両の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単一の故障診断装置で複数の車種
(或いは電子制御装置)を診断するときには、特開昭64
−52553号公報に示すように、診断プログラムを記
憶しているメモリカード(外部ROM)を車種(或いは
電子制御装置)毎に用意し、これら複数のメモリカード
を車種(或いは電子制御装置)が変わる毎に交換して診
断を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
メモリカードを車種毎に交換して診断を行うので、作業
が煩雑であると共にメモリカードの管理が大変であると
いう不具合がある。そこで、車両搭載の故障診断装置に
前記メモリカード内の診断プログラムをすべて記憶して
おけば、メモリカードの交換は不要で一度使用したメモ
リカードは再度使用する必要がなくなるので作業性が向
上する。
【0004】しかしながら、故障診断装置の記憶部の記
憶容量には限度があるので、すべての診断プログラムを
記憶部に記憶させるのは難しいという不具合がある。本
発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、記憶
部の記憶容量に限度があっても故障診断を最適に行える
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は図1
に示すように、車両に搭載された電子制御装置Aと双方
向通信を行い電子制御装置の故障を診断するものにおい
て、診断プログラム毎に識別符号を付加して記憶されて
いる複数の診断プログラムBとこれら識別符号により診
断プログラムを管理する情報ファイルCとを備える脱着
可能な外部記憶手段Dと、該外部記憶手段Dの記憶内容
を読込んで記憶する内部記憶手段Eと、該内部記憶手段
Eに前記外部記憶手段の記憶内容を読込ませる読込手段
Fと、前記内部記憶手段Eに読込まれている記憶内容を
検索する検索手段Gと、前記内部記憶手段Eの記憶内容
の少なくとも一部を消去する消去手段Hと、前記内部記
憶手段のプログラム情報に基づいて電子制御装置Aにシ
ステム識別用IDコードを確認するコールを送信するシ
ステムコール手段Iと、前記内部記憶手段Eから診断プ
ログラムを選択する選択手段Jと、選択された診断プロ
グラムに基づいて電子制御装置Aの故障診断を実行する
実行手段Kと、を備えるようにした。
【0006】
【作用】そして、故障診断装置の内部記憶手段は外部記
憶手段から情報ファイルと診断プログラムとを読込み、
情報ファイルに基づいて電子制御装置にシステムコール
を送信した後、故障診断を実行させるようにした。ま
た、内部記憶手段の記憶内容を消去することにより、内
部記憶手段にさらに記憶できるようにした。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図2〜図6は本発明の第1実施例を示す。図1
において、自動車1には各種車両機器を夫々制御する複
数の電子制御装置2〜5が搭載され、電子制御装置2〜
5は診断用コネクタ6に夫々接続されている。前記診断
用コネクタ6には診断用ケーブル7の一端部が接続でき
るようになっており、診断用ケーブル7の他端部には故
障診断装置8が接続されている。
【0008】故障診断装置8には外部記憶手段としての
メモリカード9が脱着自由に取付けられ、メモリカード
9には故障診断に必要なプログラム,データ等が記憶さ
れている。また、故障診断装置8には故障診断項目等を
入力するタッチスクリーン10が設けられ、このタッチス
クリーン10は診断結果を表示する表示部も兼ねている。
また、故障診断装置8には診断結果等をプリントアウト
するプリンタ11が備えられている。
【0009】前記電子制御装置2〜5には固有のIDコ
ード(システム識別用)が夫々記憶されており、故障診
断装置8から各電子制御装置2〜5に前記IDコードを
確認するためのコール(以下、システムコールと称す)
がなされたときに、該当する電子制御装置2〜5はエコ
ーバックを故障診断装置8に対して送信し、該当する電
子制御装置2〜5と故障診断装置8との両者間のみで双
方向通信が行えるようになっている。故障診断装置8は
前記メモリカード9から故障診断に必要なプログラム,
データ等を記憶部に読込んだ後、メモリカード9を取外
して故障診断を行う。また、故障診断対象が変わったと
き或いは電子制御装置が新たに追加になったときに前記
メモリカード9の内容を新たに故障診断装置8の記憶部
に読込ませることで対応させる。
【0010】前記故障診断装置8には図3に示すように
故障診断を行う制御部80からの指令でデータバス81を介
して診断プログラム、データ等を一時記憶する記憶部82
が設けられている。また、故障診断装置8には、診断ケ
ーブル7,診断コネクタ6を介して各電子制御装置2〜
5と双方向通信を行うI/Oインターフェース83とI/
Oインターフェース83をコントロールするプログラムと
メモリカード9とメモリカードリーダ84を介してアクセ
スするプログラム等が格納されるROM85とが設けられ
ている。
【0011】前記メモリカード9の91には、図3に示す
ように、複数の診断プログラムが診断プログラム毎にフ
ァイルナンバーが付されて記憶されると共に全電子制御
装置に共通な共通処理プログラムが記憶されている。一
方、故障診断装置8の記憶部82には、前記メモリカード
9の記憶部82には、前記メモリカード9の記憶部82の各
診断プログラムと共通処理プログラムとが記憶できるよ
うになっている。
【0012】尚、本実施例は例えば電子制御装置の数が
多く故障診断装置8の記憶部82に診断プログラムの全部
を記憶できないときの故障診断装置の実行動作を説明す
る。すなわち、メモリカード9の記憶容量は記憶部82の
記憶容量より大きいので、全て内容を記憶部82に同時に
記憶できない。そこで、システム診断プログラム毎に識
別符号としてのインデックスを作成し、そのインデック
スをまとめてインデックス情報ファイルとしその情報フ
ァイルを診断プログラムファイル,共通処理プログラム
ファイルと共に図3に示すようにメモリカード9の記憶
部91に記憶する。そして、故障診断装置8の記憶部82へ
の読込時には、該記憶部82の記憶容量を超えない範囲内
で、インデックス情報ファイル,共通処理プログラムフ
ァイル及び予め使用頻度が高いとプログラムに入力して
記憶されている主要システム診断プログラムを読込む。
【0013】ここでは、制御部80が読込手段と検索手段
と消去手段と選択手段と実行手段とシステムコール手段
とを構成する。次に、メモリカード9からの診断プログ
ラムの読込動作を図4のフローチャートに従って説明す
る。S11で、タッチスクリーン10の画面により読込モー
ドを入力する。
【0014】S12では、読込キーが押されたか否かを判
定し、YESのときにはS13に進みNOのときには読込
キーの入力待ち状態となりS12に再度戻る。この読込キ
ーの入力待ち状態のときにメモリカード9が故障診断装
置8に装着される。S13では、メモリカード9が故障診
断装置8に正しく装着されたか否かを判定し、YESの
ときにはS14に進みNOのときにはS11に戻る。
【0015】S14では、メモリカード9に記憶されてい
る記憶内容を記憶部82に記憶させる。次に、故障診断実
行時の動作を図5及び図6に基づいて説明する。図7の
S21では、電源がオンされると、タッチスクリーン10に
診断開始キーが押されたか否かを判定し、YESのとき
にはS23に進みNOのときにはS22に再度戻る。
【0016】S23では、記憶部82に記憶されているイン
デックス情報ファイルに登録されている電子制御装置に
システムコールを送信する。S24では、エコーバックが
あった電子制御装置のシステム名をタッチスクリーン10
上に表示し、作業者に診断可能であることを知らせる。
S25では、診断すべきシステムは選択されたか否かを判
定し、YESのときにはS26に進みNOのときにはS25
に再度戻る。
【0017】S26では、選択されたシステムに該当する
診断プログラムが故障診断装置8内の記憶部82にあるか
否かを判定し、YESのときにはS27に進みNOのとき
には図8のS29に進む。S27では、診断すべきシステム
の診断を実行するための診断プログラムファイルを選択
し、該当する電子制御装置と通信リンクを確立させる。
【0018】S28では、診断プログラムの実行をタッチ
スクリーン10の画面による入力に従って行う。一方、診
断プログラムが記憶部82にないと判定されたときには、
図6のS29において、選択されたシステムの診断プログ
ラムのメモリカード名を読出し、このカード名をタッチ
スクリーン10上にて表示し、作業者に診断プログラムの
読込みが必要なことを知らせる。
【0019】S30では、読込キーが押されたか否かを判
定し、YESのときにはS31に進みNOのときには読込
キーの入力待ち状態となりS30に再度戻る。この入力待
ち状態のときにメモリカード9が故障診断装置8に装着
される。S31では、メモリカード9は正しく装着された
か否かを判定し、YESのときにはS32に進みNOのと
きにはS38に進む。
【0020】S32では、装着されたメモリカード9に、
選択されたシステムの診断プログラムがあるか否かを判
定し、YESのときにはS33に進みNOのときにはS38
に進む。S33では、故障診断装置8の記憶部82の空き記
憶容量が選択されたシステムの診断プログラム容量より
大きいか否かを判定し、YESのときにはS34に進みN
OのときにはS35に進む。
【0021】S34では、選択されたシステムの診断プロ
グラムをメモリカード9から記憶部82に読込んだ後、前
記図5のS27に進む。一方、記憶部82の空き記憶容量が
選択されたシステムの診断プログラム容量より小さいと
判定されたときには、S35において、記憶部82から診断
プログラムのいずれかを削除する必要があること削除シ
ステム画面としてタッチスクリーン10に表示する。
【0022】S36では、削除すべきシステムが選択され
たか否かを判定し、YESのときにはS37に進みNOの
ときにはS36に再度戻る。削除すべきシステムの選択は
タッチスクリーン10上にて作業者が選択する。S37で
は、選択されたシステムの診断プログラムを記憶部82か
ら削除した後、S33に戻る。そして、記憶部82の空き記
憶容量が選択されたシステムの容量より大きくなったと
きにS33からS34に進み、選択されたシステムの診断プ
ログラムを記憶部82に読込むのである。
【0023】また、S31にてメモリカード9が正しく装
着されていないと判定されたときと、S32にてメモリカ
ード9に選択された診断プログラムがないと判定された
ときに、S38において、読込みが不可能であることを例
えば「ロードできません」というメッセージにてタッチ
スクリーン上で表示する。次に、記憶部82から削除する
システムを選択する他の実施例を図7のフローチャート
に従って説明する。 尚、図6のステップと同様なステ
ップには図6のステップ数と同一符号を付して説明を省
略する。
【0024】すなわち、S33において記憶部82の空き記
憶容量が選択されたシステムの診断プログラム容量より
小さいと判定されたときに、S41において、記憶部82の
インデックス情報ファイルから記憶部82に存在する診断
プログラムの使用頻度データを読出しそれら使用頻度を
比較する。尚、使用頻度データについては予め使用頻度
を予想し、インデックス情報ファイルとして入力してお
く方法や、実際に使用された回数をカウントしてインデ
ックス情報ファイルに書込んでいく方法等がある。
【0025】S42では、比較された使用頻度のうち最小
使用頻度の診断プログラムを選出する。S43では、選出
された最小使用頻度の診断プログラムが複数あるか否か
を判定し、YESのときにはS44に進みNOのときには
S45に進む。S44では、最小使用頻度の診断プログラム
から容量が最大の診断プログラムを一つ選出する。
【0026】S45では、選出された最大容量の診断プロ
グラム若しくは最小使用頻度の診断プログラムを記憶部
82から削除する。次に、インデックス情報ファイルに新
しい情報を追加していく手順を図8のフローチャートに
従って説明する。本例は、電子制御装置の新しい診断プ
ログラムが追加になった場合のインデックス情報ファイ
ルの登録手順を示す。また、図9に示すように追加すべ
きメモリカード9Aの記憶部9Bには追加インデックス
情報ファイルと追加する診断プログラムとが記憶されて
おり、このときにはそれらのみしか記憶する必要がない
ので、記憶部9Bの容量を小さくできる。
【0027】S51では、タッチスクリーンにより登録モ
ードの入力があると登録実行キーの入力待ち状態にな
る。S52では、登録実行キーは押されたか否かを判定
し、YESのときにはS53に進みNOのときにはS52に
再度戻る。S53では、追加登録されるメモリカードが故
障診断装置に正しく装着されたか否かを判定し、YES
のときにはS54に進みNOのときにはS57に進む。
【0028】S54では、故障診断装置の記憶部のインデ
ックス情報ファイルとメモリカードの記憶部のインデッ
クス情報ファイルとを比較する。S55では、S54におけ
る比較結果により新たな情報があるか否かを判定し、Y
ESのときにはS56に進みNOのときにはルーチンを終
了させる。S56では、メモリカードの記憶部の情報を故
障診断装置の記録部に追加して記憶させる。
【0029】そして、その後追加情報を含んだインデッ
クス情報ファイルに基づいて、システムコール等を行
う。また、S57では、登録が可能であることを、例えば
『登録できません』というメッセージでタッチスクリー
ンに表示する。次に、既存の電子制御装置の診断プログ
ラムに変更が生じた場合の登録手順を図10のフローチャ
ートに従って説明する。尚、図8のステップと同様なス
テップには図8のステップ数と同一ステップ数を付して
説明を省略するすなわち、S55においてメモリカードに
新しい情報がないと判定されたときと、新しい情報があ
ったときにS56において新しい情報が故障診断装置の記
憶部に記憶されたときに、S61において既存の電子制御
装置の診断プログラムに対する新バージョンがあるか否
かを判定し、YESのときにはS62に進みNOのときに
はルーチンを終了させる。
【0030】S62では、旧バージョンのインデックス情
報ファイルに新バージョンの診断プログラムを上書きす
る。次に、図10のインデックス情報ファイルを用いた診
断順序を図11及び図13のフローチャートに従って説明す
る。尚、図11において図5のステップと同様なステップ
には図5と同一ステップ数を付して説明を省略する。
【0031】S26において選択されたシステムに該当す
る診断プログラムが故障診断装置にあると判定されたと
きにはS71に進み、該当する診断プログラムがないと判
定されたときにはS72に進む。S71では、選択されたシ
ステムの記憶部に存在する診断プログラムのバージョン
がインデックス情報ファイルに登録されているバージョ
ン以上か否かをそれら双方のバージョン番号を比較する
ことにより判定し、YESのときにはS27に進みNOの
ときにはS72に進む。
【0032】S72では、選択されたシステムの診断プロ
グラムが記憶されているメモリカード名を、タッチスク
リーン上にて表示し、作業者に診断プログラムの読込み
が必要なことを知らせる。S73では、読込キーが押され
たか否かを判定し、YESのときにはS74に進みNOの
ときにはS83に進む。
【0033】S75では、装着されたメモリカードに、選
択されたシステムの診断プログラムがあるか否かを判定
し、YESのときにはS76に進みNOのときにはS83に
進む。S76では、選択されたシステムの診断プログラム
に対する旧バージョンが故障診断装置の記憶部にあるか
否かを判定し、YESのときにはS72に進みNOのとき
にはS78に進む。
【0034】S78では、故障診断装置の記憶部の空き記
憶容量が選択されたシステムの診断プログラム容量より
大きいか否かを判定し、YESのときにはS79に進みN
OのときにはS80に進む。S79では、選択されたシステ
ムの診断プログラムをメモリカードから記憶部に読込ん
だ後、図11のS27に進む。
【0035】S80では、記憶部から診断プログラムのい
ずれかを削除する必要があることを削除システム選択画
面としてタッチスクリーンに表示する。S81では、削除
すべきシステムが選択されたか否かを判定し、YESの
ときにはS82に進みNOのときにはS81に再度戻る。S
82では、選択されたシステムの診断プログラムを記憶部
から削除した後、前記S78に戻る。そして、記憶部の空
き記憶容量が選択されたシステムの診断プログラム容量
より大きくなったときにS79に進む。
【0036】また、S83では、メモリカードからの診断
プログラムの読込みが不可能であることをタッチスクリ
ーンにて表示する。このようにすると、旧バージョンの
診断プログラムが削除された後、記憶部に新バージョン
が読込まれるので、同一システムの診断プログラムが記
憶部に同時に2つ存在することはない。
【0037】以上説明したように、メモリカードに、イ
ンデックスを付加した複数の診断プログラムとそれらの
インデックスを管理するインデックス情報ファイルとを
備え、故障診断装置は装置の記憶部に記憶されているイ
ンデックス情報ファイルに基づいて電子制御装置にシス
テムコールを行うようにしたので、作業者は記憶部にメ
モリカードから記憶内容を読込ませることにより全ての
診断機能を備えた電子制御装置と双方向通信して故障診
断を行うことができる。また、故障診断装置に該当する
診断プログラムがないときには、インデックス情報ファ
イルによりタッチスクリーン上に読込ませるメモリカー
ド名を表示し読込作業を指示するようにしたので、故障
診断装置の記憶部の記憶容量に制限されることなくメモ
リカードの容量を大きくでき管理が簡単になる。また、
インデックス情報ファイルは、情報の追加ができるの
で、新たな電子制御装置の追加、既存の診断プログラム
の改良に対しても再小容量のメモリカードの追加で簡単
に対応できる。
【0038】これらの結果、故障診断装置の記憶部の容
量が小さくてもそれよりはるかに大きな容量の診断プロ
グラムを実行できるので、車種或いは電子制御装置が多
くても故障診断を行うことができる。また、故障診断装
置に使用頻度の高い診断プログラムが記憶されているの
で、メモリカードの交換が少なくでき作業性を大幅に向
上できる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、外部記
憶手段に識別符号が付加された診断プログラムと診断プ
ログラムを管理する情報ファイルとを備え、それらを内
部記憶手段に読込ませて情報ファイルに基づいて電子制
御装置とシステムコールを行った後、故障診断を行い、
また内部記憶手段の記憶内容を消去できるようにしたの
で、内部記憶手段の容量が小さくても、多種の電子制御
装置の故障診断を作業性良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクレーム対応図
【図2】 本発明の第1実施例を示す構成図
【図3】 同上の要部拡大図
【図4】 同上のフローチャート
【図5】 同上の他のフローチャート
【図6】 図5のフローチャートの一部を示すフローチ
ャート
【図7】 図6の変形例を示すフローチャート
【図8】 新情報を追加するフローチャート
【図9】 同上のメモリカードの構成図
【図10】 診断プログラムを変更するフローチャート
【図11】 図10による診断を行うフローチャート
【図12】 図11のフローチャートの一部を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
2〜5 電子制御装置 6 診断コネクタ 7 診断ケーブル 8 故障診断装置 80 制御部 82 記憶部 9 メモリカード 91 記憶部 10 タッチスクリーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載された電子制御装置と双方向通
    信を行い電子制御装置の故障を診断するようにした車両
    の故障診断装置において、 診断プログラム毎に識別符号を付加して記憶されている
    複数の診断プログラムと前記識別符号により診断プログ
    ラムを管理する情報ファイルとを備える脱着可能な外部
    記憶手段と、該外部記憶手段の記憶内容を読込んで記憶
    する内部記憶手段と、該内部記憶手段に前記外部記憶手
    段の記憶内容を読込ませる読込手段と、前記内部記憶手
    段に読込まれている記憶内容を検索する検索手段と、前
    記内部記憶手段の記憶内容の少なくとも一部を消去する
    消去手段と、前記内部記憶手段のプログラム情報に基づ
    いて電子制御装置にシステム識別用IDコードを確認す
    るコールを送信するシステムコール手段と、前記内部記
    憶手段から診断プログラムを選択する選択手段と、選択
    された診断プログラムに基づいて電子制御装置の故障診
    断を実行する実行手段と、を備えたことを特徴とする車
    両の故障診断装置。
JP3286516A 1991-10-31 1991-10-31 車両の故障診断装置 Pending JPH05126685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3286516A JPH05126685A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 車両の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3286516A JPH05126685A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 車両の故障診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05126685A true JPH05126685A (ja) 1993-05-21

Family

ID=17705425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3286516A Pending JPH05126685A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 車両の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05126685A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090503A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Honda Motor Co., Ltd. 車両品質分析システムおよびデータの管理方法
JP2009133821A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Guangyang Ind Co Ltd 車両用のハンドヘルド型診断装置
CN113742121A (zh) * 2021-08-12 2021-12-03 上海宏英智能科技股份有限公司 一种机械设备故障诊断方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0273131A (ja) * 1988-09-07 1990-03-13 Fuji Heavy Ind Ltd 車輌診断システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0273131A (ja) * 1988-09-07 1990-03-13 Fuji Heavy Ind Ltd 車輌診断システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090503A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Honda Motor Co., Ltd. 車両品質分析システムおよびデータの管理方法
US8050812B2 (en) 2005-02-24 2011-11-01 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle quality analyzing system and data management method
JP2009133821A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Guangyang Ind Co Ltd 車両用のハンドヘルド型診断装置
CN113742121A (zh) * 2021-08-12 2021-12-03 上海宏英智能科技股份有限公司 一种机械设备故障诊断方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4823343A (en) Diagnostic system for remote computers
JP3716729B2 (ja) ユーザサポート
US6173422B1 (en) Error monitoring system for video/audio devices
US6578053B1 (en) Document management system and document management method applied thereto
EP0881566A2 (en) Printing system and charging method thereof
US6633893B2 (en) File management system and method, and storage medium
JP2007079896A (ja) 監視装置及び監視方法
US20070022171A1 (en) Data communication apparatus and transmission reservation managing method
JPH05126685A (ja) 車両の故障診断装置
US20070035769A1 (en) Image forming apparatus
KR920006774B1 (ko) 정보파일장치
US6862603B1 (en) File management system, file management method, and storage medium
US6816279B1 (en) Network, system, and digital apparatuses interconnected by a network
JP4586528B2 (ja) ユーザサポート
CN1532719B (zh) 指示书及其执行装置、管理装置、管理系统和执行方法
KR102302843B1 (ko) 제어 시스템, 제어 장치 및 프로그램
US7079268B1 (en) Printing system and method of controlling same
JP2000261584A (ja) 文書管理システム
JPH1179582A (ja) 昇降機の遠隔異常診断装置
CA1292575C (en) Methods of retrieving records stored within a computer system
JP3425873B2 (ja) ホストコンピュータと接続された端末装置でのデータ入力方式
JP7423849B1 (ja) 現場作業支援システム及び現場作業支援方法
JPH0927063A (ja) 金融端末装置のファイル照会方式
US5978321A (en) Retrieval method with repeated retrieval of inputted characters and medium storing implementing software
JP2842257B2 (ja) 印刷装置