JPH05126468A - 回転ドラム脱水機 - Google Patents
回転ドラム脱水機Info
- Publication number
- JPH05126468A JPH05126468A JP31408591A JP31408591A JPH05126468A JP H05126468 A JPH05126468 A JP H05126468A JP 31408591 A JP31408591 A JP 31408591A JP 31408591 A JP31408591 A JP 31408591A JP H05126468 A JPH05126468 A JP H05126468A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- rotary drum
- screen
- drum
- rotating drum
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 湿式分級機から分級した原料は水分を多く含
む。従来は脱水のため振動篩、振動コンベヤが用いられ
ているが、原料の供給量が異なると振動条件が変わり、
有効な振動が得られず、脱水性能が落ちる。 【構成】 円筒形又は円錐形のスクリーン6を備えた回
転ドラム10の内周にねじ羽根11を設ける。回転ドラ
ム10はねじ羽根11がない場合には原料を送れないよ
うに下側母線をほぼ水平又は出口側から高くなるように
配設する。
む。従来は脱水のため振動篩、振動コンベヤが用いられ
ているが、原料の供給量が異なると振動条件が変わり、
有効な振動が得られず、脱水性能が落ちる。 【構成】 円筒形又は円錐形のスクリーン6を備えた回
転ドラム10の内周にねじ羽根11を設ける。回転ドラ
ム10はねじ羽根11がない場合には原料を送れないよ
うに下側母線をほぼ水平又は出口側から高くなるように
配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含水状態の粒状物例えば
土、砂、貝がら、焼却炉の焼却残灰等を連続的に脱水を
行う脱水機に関する。
土、砂、貝がら、焼却炉の焼却残灰等を連続的に脱水を
行う脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式分級機で泥分、細粒を除去された原
料は掻上げ羽根でもって機外へ排出される。この機外へ
排出した原料は振動篩や振動コンベヤ等の振動により脱
水され乍ら搬出されている。尚、脱水に伴なってスラリ
ー成分等も流出する。
料は掻上げ羽根でもって機外へ排出される。この機外へ
排出した原料は振動篩や振動コンベヤ等の振動により脱
水され乍ら搬出されている。尚、脱水に伴なってスラリ
ー成分等も流出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】振動篩、振動コンベヤ
共に加振の際の条件として原料が質量及び制振部材の要
素となり、原料の負荷によって振動が変化して原料の処
理量と脱水効果に問題があった。つまり原料の処理量が
多くなると振幅が小さくなり、脱水が不充分になった
り、脱水機自体が原料の量によって振動を生じない条件
となり処理不能となったりする問題があった。又、これ
らの振動原理による脱水機械は安価でないという難点も
ある。
共に加振の際の条件として原料が質量及び制振部材の要
素となり、原料の負荷によって振動が変化して原料の処
理量と脱水効果に問題があった。つまり原料の処理量が
多くなると振幅が小さくなり、脱水が不充分になった
り、脱水機自体が原料の量によって振動を生じない条件
となり処理不能となったりする問題があった。又、これ
らの振動原理による脱水機械は安価でないという難点も
ある。
【0004】本発明は連続的に脱水を行うものにおい
て、原料の供給量の変化に対応して常に脱水性能が確保
される回転ドラム脱水機を提供することを目的とする。
て、原料の供給量の変化に対応して常に脱水性能が確保
される回転ドラム脱水機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は円
筒形又は円錐形スクリーンを備える回転ドラムの内周に
回転ドラムの回転により原料を入口側より出口側に送る
ようにねじれ勝手を持つねじ羽根を設け、該回転ドラム
の下側母線がほぼ水平又は入口側より出口側に向って上
昇するように配設したことを特徴とする回転ドラム脱水
機である。
筒形又は円錐形スクリーンを備える回転ドラムの内周に
回転ドラムの回転により原料を入口側より出口側に送る
ようにねじれ勝手を持つねじ羽根を設け、該回転ドラム
の下側母線がほぼ水平又は入口側より出口側に向って上
昇するように配設したことを特徴とする回転ドラム脱水
機である。
【0006】本発明の第2の発明は円錐形スクリーンを
備える回転ドラムは大径端部を入口側とし、小径端部を
出口側とし回転ドラム軸心を水平に保持したことを特徴
とする第1の発明に記載の回転ドラム脱水機である。
備える回転ドラムは大径端部を入口側とし、小径端部を
出口側とし回転ドラム軸心を水平に保持したことを特徴
とする第1の発明に記載の回転ドラム脱水機である。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0008】「実施例1」図1は側面図、図2は図1の
A−A断面図である。架台1に取付けた軸受ブラケット
2,3には夫々ローラ4,5が回転自在に支持されてい
る。ローラ4,5は円錐形スクリーン6の両端に一体に
設けた円筒形のジャーナル部7,8と転動するように円
錐形スクリーン6を支持している。円錐形スクリーン6
の小端部のジャーナル部8を支持するローラ5がジャー
ナル部8と接する点が円錐形スクリーン6の回転中心に
張る中心角は、円錐形スクリーン6の大端側のローラ4
がジャーナル部7と接する点が円錐形スクリーン6の回
転中心に張る中心角とほぼ等しい大きさである。軸受ブ
ラケット3は軸受ブラケット2よりも高さが大きく、円
錐形スクリーン6の回転中心を水平になるようにしてい
る。ジャーナル部8の両側にはローラ5の側部と接し得
るつば9が設けてある。円錐形スクリーン6は円錐の周
方向及び母線に沿って設けた枠材(図示されない)に金
網、多孔板例えば打抜鉄板等を溶接等で固定し、該枠材
には更に円錐形スクリーン6が回転すると大端側から小
端側に向って内部に投入された原料を送るように多条の
ねじ羽根11が固定されている(図には一条分のみを示
してある)。大端側のジャーナル部7の端部に固定した
スプロケットホイール12に掛けた無端のチェン13は
架台1に取り付けた無段変速の電動機14のモータ軸端
に固定したスプロケットホイール15に掛けられてい
る。上記において、スクリーン6、ジャーナル部7、つ
ば9付のジャーナル部8、ねじ羽根11、スプロケット
ホイール12、排出部17が一体的となって回転ドラム
10を構成している。
A−A断面図である。架台1に取付けた軸受ブラケット
2,3には夫々ローラ4,5が回転自在に支持されてい
る。ローラ4,5は円錐形スクリーン6の両端に一体に
設けた円筒形のジャーナル部7,8と転動するように円
錐形スクリーン6を支持している。円錐形スクリーン6
の小端部のジャーナル部8を支持するローラ5がジャー
ナル部8と接する点が円錐形スクリーン6の回転中心に
張る中心角は、円錐形スクリーン6の大端側のローラ4
がジャーナル部7と接する点が円錐形スクリーン6の回
転中心に張る中心角とほぼ等しい大きさである。軸受ブ
ラケット3は軸受ブラケット2よりも高さが大きく、円
錐形スクリーン6の回転中心を水平になるようにしてい
る。ジャーナル部8の両側にはローラ5の側部と接し得
るつば9が設けてある。円錐形スクリーン6は円錐の周
方向及び母線に沿って設けた枠材(図示されない)に金
網、多孔板例えば打抜鉄板等を溶接等で固定し、該枠材
には更に円錐形スクリーン6が回転すると大端側から小
端側に向って内部に投入された原料を送るように多条の
ねじ羽根11が固定されている(図には一条分のみを示
してある)。大端側のジャーナル部7の端部に固定した
スプロケットホイール12に掛けた無端のチェン13は
架台1に取り付けた無段変速の電動機14のモータ軸端
に固定したスプロケットホイール15に掛けられてい
る。上記において、スクリーン6、ジャーナル部7、つ
ば9付のジャーナル部8、ねじ羽根11、スプロケット
ホイール12、排出部17が一体的となって回転ドラム
10を構成している。
【0009】円筒形のジャーナル部7には入口シュート
16の出口端が望んでいる。入口シュート16は湿式分
級機の掻上げバケットで掻上げた原料を落し込まれて本
装置へ原料を供給する手段である。ジャーナル部8から
は外方へ向って円筒形の排出部17が延在している。排
出部17は外周が開放されるようにジャーナル部8に固
定した枠17aに端板17bが固定してある。円錐形ス
クリーン6の下方を覆うように排水ホッパー18が配設
されている。排出部17外周を覆うように脱水後の原料
を排出する排出シユート19が設けられている。
16の出口端が望んでいる。入口シュート16は湿式分
級機の掻上げバケットで掻上げた原料を落し込まれて本
装置へ原料を供給する手段である。ジャーナル部8から
は外方へ向って円筒形の排出部17が延在している。排
出部17は外周が開放されるようにジャーナル部8に固
定した枠17aに端板17bが固定してある。円錐形ス
クリーン6の下方を覆うように排水ホッパー18が配設
されている。排出部17外周を覆うように脱水後の原料
を排出する排出シユート19が設けられている。
【0010】次に上記構成の作用をのべる。電動機14
を付勢するとスプロケットホイール15が回転し、スプ
ロケットホイール15からチェン13を介してスプロケ
ットホイール12を回転する。これによって回転ドラム
10はローラ4,5に支えられてローラ4,5上を転動
する。入口のシユート16から送り込まれた原料は回転
する回転ドラム10に入り、回転ドラム10の下半分に
おいて遠心力と重力で水分がスクリーン6を通じてふり
切られ、排水ホッパー18に落下する。又、原料は回転
ドラム10の回転につれて下側から上側へ持上げられる
際にねじ羽根11で排出部17側へ向って推力を受けて
移動し、上側へ回った原料は重力で落下してスクリーン
6の下半分側へ落ちた衝撃で脱水され、スクリーン6を
通じて排水ホッパー18へ脱水した水が落下する。この
原料の回転ドラム10の上側から下側へ落下した際、原
料は回転ドラム10の下側の母線が入口側が低く出口側
が高くなっているので該原料は回転ドラム10の入口側
へやや戻るようにさばかれる。従って、原料はねじ羽根
11により入口より出口側への推進作用と、回転ドラム
10の下側母線の出口側より入口側へ下る母線の傾きに
より後進作用を受ける。
を付勢するとスプロケットホイール15が回転し、スプ
ロケットホイール15からチェン13を介してスプロケ
ットホイール12を回転する。これによって回転ドラム
10はローラ4,5に支えられてローラ4,5上を転動
する。入口のシユート16から送り込まれた原料は回転
する回転ドラム10に入り、回転ドラム10の下半分に
おいて遠心力と重力で水分がスクリーン6を通じてふり
切られ、排水ホッパー18に落下する。又、原料は回転
ドラム10の回転につれて下側から上側へ持上げられる
際にねじ羽根11で排出部17側へ向って推力を受けて
移動し、上側へ回った原料は重力で落下してスクリーン
6の下半分側へ落ちた衝撃で脱水され、スクリーン6を
通じて排水ホッパー18へ脱水した水が落下する。この
原料の回転ドラム10の上側から下側へ落下した際、原
料は回転ドラム10の下側の母線が入口側が低く出口側
が高くなっているので該原料は回転ドラム10の入口側
へやや戻るようにさばかれる。従って、原料はねじ羽根
11により入口より出口側への推進作用と、回転ドラム
10の下側母線の出口側より入口側へ下る母線の傾きに
より後進作用を受ける。
【0011】これをややくわしく説明すると図2に矢印
イの方向へ回転ドラム10が回転すると図2の右下四分
円では原料は遠心力と原料内部の摩擦抵抗でもって原料
自身重力に抗してスクリーン6の内周にへばりついた状
態であり、右上の四分円では原料自身の各粒は摩擦力は
働かず遠心力でスクリーン6へ付勢されているが遠心力
のみで充分原料をスクリーン6へへばりつける程の回転
速度で回転ドラム10は回転していないのでこの右上四
分円部の上部へ行く程原料の重力により原料は落下する
力を受け、スクリーン6から離れる。又原料は矢印イの
周方向力を受けているので原料がスクリーン6から離れ
ると矢印ロのように抛物線を画いて落下し、スクリーン
6の左下半分の金網又は多孔板上に落下し、落下の衝撃
で脱水し、水はスクリーン6を通じて外部へ出る。
イの方向へ回転ドラム10が回転すると図2の右下四分
円では原料は遠心力と原料内部の摩擦抵抗でもって原料
自身重力に抗してスクリーン6の内周にへばりついた状
態であり、右上の四分円では原料自身の各粒は摩擦力は
働かず遠心力でスクリーン6へ付勢されているが遠心力
のみで充分原料をスクリーン6へへばりつける程の回転
速度で回転ドラム10は回転していないのでこの右上四
分円部の上部へ行く程原料の重力により原料は落下する
力を受け、スクリーン6から離れる。又原料は矢印イの
周方向力を受けているので原料がスクリーン6から離れ
ると矢印ロのように抛物線を画いて落下し、スクリーン
6の左下半分の金網又は多孔板上に落下し、落下の衝撃
で脱水し、水はスクリーン6を通じて外部へ出る。
【0012】従って、くり返し回転ドラム10の上側か
ら下側への原料落下がつづき、原料から水が絞り出され
るものである。かくして徐々に入口から出口の排出部1
7へ進む原料の含水率は減少し、排出部17においては
含水率の小さい原料となって排水シユート19へ落下す
る。尚、上記脱水に伴なって原料中の水はスラリー成分
を伴なって排出される。
ら下側への原料落下がつづき、原料から水が絞り出され
るものである。かくして徐々に入口から出口の排出部1
7へ進む原料の含水率は減少し、排出部17においては
含水率の小さい原料となって排水シユート19へ落下す
る。尚、上記脱水に伴なって原料中の水はスラリー成分
を伴なって排出される。
【0013】この実施例では入口側より、出口側へ行く
程回転ドラム10の直径が小さくなって行くため、回転
ドラムの各軸直角断面における周方向の原料分布が一定
している。又、回転ドラム10の回転中心を水平にして
おくことで下側母線を傾けられる。
程回転ドラム10の直径が小さくなって行くため、回転
ドラムの各軸直角断面における周方向の原料分布が一定
している。又、回転ドラム10の回転中心を水平にして
おくことで下側母線を傾けられる。
【0014】「実施例2」図3に第2の実施例を示す。
図3のB−B断面は図2と同じである。
図3のB−B断面は図2と同じである。
【0015】架台1に立設した軸受台20に固定された
軸受21に円筒形スクリーン22の一端に設けた網上産
物排出枠23に固定した軸24が回転自在に且つ軸方向
に移動しないように支持され、円筒形スクリーン22の
他端に設けた該スクリーン22とほぼ同径の円筒形ジャ
ーナル部7の外周に接するスクリーン受ローラ4は架台
1に設けた軸受ブラケット2に回転自在に支持されてい
る。円筒形スクリーン22は軸方向、周方向の枠組みが
された円筒形の枠材(不図示)に金網又は打抜鉄板製を
固定したものである。
軸受21に円筒形スクリーン22の一端に設けた網上産
物排出枠23に固定した軸24が回転自在に且つ軸方向
に移動しないように支持され、円筒形スクリーン22の
他端に設けた該スクリーン22とほぼ同径の円筒形ジャ
ーナル部7の外周に接するスクリーン受ローラ4は架台
1に設けた軸受ブラケット2に回転自在に支持されてい
る。円筒形スクリーン22は軸方向、周方向の枠組みが
された円筒形の枠材(不図示)に金網又は打抜鉄板製を
固定したものである。
【0016】軸24に固定されたスプロケットホイール
25はチェン26を介して電動機27端のスプロケット
ホイール28に連結されている。電動機27は架台1に
固定されている。電動機27はインバータ制御等の制御
により変速可能となっている。
25はチェン26を介して電動機27端のスプロケット
ホイール28に連結されている。電動機27は架台1に
固定されている。電動機27はインバータ制御等の制御
により変速可能となっている。
【0017】この実施例の円筒形ジャーナル7、スクリ
ーン22、網上産物排出枠23、軸24、スプロケット
ホイール25からなる回転ドラム30は軸心が入口側よ
り出口側が高くなるように傾斜しており、該ドラム30
の内周には回転ドラム30の回転により原料が入口より
出口の網上産物排出枠23へ向って移動するようにねじ
羽根29が設けてある。排水を集めるホッパー18、脱
水後の原料を排出するシユート19は夫々前実施例と同
様な位置に設けてある。
ーン22、網上産物排出枠23、軸24、スプロケット
ホイール25からなる回転ドラム30は軸心が入口側よ
り出口側が高くなるように傾斜しており、該ドラム30
の内周には回転ドラム30の回転により原料が入口より
出口の網上産物排出枠23へ向って移動するようにねじ
羽根29が設けてある。排水を集めるホッパー18、脱
水後の原料を排出するシユート19は夫々前実施例と同
様な位置に設けてある。
【0018】電動機27の回転により、スプロケットホ
イール28が回転し、チェン26を介してスプロケット
ホイール25が回転する。スプロケットホイール25を
固定した軸24を一体的に備える回転ドラム30はロー
ラ2と軸受21によって支持されて回転する。入口シユ
ート16から投入された原料は、前実施例とほぼ同様の
作用をして出口側へスクリーン22で脱水してホッパー
18で排水が導かれ、ねじ羽根29で送られて、排水枠
23からシユート19で脱水後の原料が排出されるが、
スクリーン22の下側の原料が持上げられると、原料は
水平方向では原料入口側へ位置を変える。又、落下位置
も幾何学的にみると当初位置よりも水平方向で入口側で
あり、この実施例では後進作用を二重に受ける。従って
原料はくり返しさばかれる。
イール28が回転し、チェン26を介してスプロケット
ホイール25が回転する。スプロケットホイール25を
固定した軸24を一体的に備える回転ドラム30はロー
ラ2と軸受21によって支持されて回転する。入口シユ
ート16から投入された原料は、前実施例とほぼ同様の
作用をして出口側へスクリーン22で脱水してホッパー
18で排水が導かれ、ねじ羽根29で送られて、排水枠
23からシユート19で脱水後の原料が排出されるが、
スクリーン22の下側の原料が持上げられると、原料は
水平方向では原料入口側へ位置を変える。又、落下位置
も幾何学的にみると当初位置よりも水平方向で入口側で
あり、この実施例では後進作用を二重に受ける。従って
原料はくり返しさばかれる。
【0019】各実施例において回転ドラムの下側母線は
入口側より出口側へ向って登り勾配としたが、ねじ羽根
がないとした場合において原料が入口側より出口側へ殆
んど進まない程度に微小な下り勾配又は水平、即ちほぼ
水平にしてもよい。この場合においてねじ羽根のリード
は小さくする必要がある。
入口側より出口側へ向って登り勾配としたが、ねじ羽根
がないとした場合において原料が入口側より出口側へ殆
んど進まない程度に微小な下り勾配又は水平、即ちほぼ
水平にしてもよい。この場合においてねじ羽根のリード
は小さくする必要がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は円筒形又は円錐形スクリーンを
備える回転ドラムの内周に回転ドラムの回転により原料
を入口側より出口側に送るようなねじれ勝手を持つねじ
羽根を設け、該回転ドラムの下側母線がほぼ水平又は入
口側より出口側に向って上昇するように配設したことを
特徴とする回転ドラム脱水機としたから、(1)原料処
理量の如何に関係なく安定した脱水性能を確保できる。
(2)加振手段を要しないので構造簡単であり、製作費
が安く、保守管理に手間がかからない。(3)入口側か
ら出口側へ向って登り勾配とすることが出来るので、排
出後に脱水後の原料即ち製品を高くつむことが出来、製
品のストックを大きく出来る。(4)回転ドラムの下側
母線を出口側を高くした場合には、原料が前後進をくり
返し乍ら、前進するのでくり返し脱水作用を受け脱水効
果が大きいので回転ドラムの長さを短かくできる。
備える回転ドラムの内周に回転ドラムの回転により原料
を入口側より出口側に送るようなねじれ勝手を持つねじ
羽根を設け、該回転ドラムの下側母線がほぼ水平又は入
口側より出口側に向って上昇するように配設したことを
特徴とする回転ドラム脱水機としたから、(1)原料処
理量の如何に関係なく安定した脱水性能を確保できる。
(2)加振手段を要しないので構造簡単であり、製作費
が安く、保守管理に手間がかからない。(3)入口側か
ら出口側へ向って登り勾配とすることが出来るので、排
出後に脱水後の原料即ち製品を高くつむことが出来、製
品のストックを大きく出来る。(4)回転ドラムの下側
母線を出口側を高くした場合には、原料が前後進をくり
返し乍ら、前進するのでくり返し脱水作用を受け脱水効
果が大きいので回転ドラムの長さを短かくできる。
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】図1のA−A断面、図3のB−B断面を表わす
断面図である。
断面図である。
【図3】他の実施例の側面図である。
6 スクリーン 10 回転ドラム 11 ねじ羽根 30 回転ドラム
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒形または円錐形スクリーンを備える
回転ドラムの内周に回転ドラムの回転により原料を入口
側より出口側に送るようにねじれ勝手を持つねじ羽根を
設け、該回転ドラムの下側母線がほぼ水平又は入口側よ
り出口側に向って上昇するように配設したことを特徴と
する回転ドラム脱水機。 - 【請求項2】 円錐形スクリーンを備える回転ドラムは
大径端部を入口側とし、小径端部を出口側とし回転ドラ
ム軸心を水平に保持したことを特徴とする請求項1に記
載の回転ドラム脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31408591A JPH05126468A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転ドラム脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31408591A JPH05126468A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転ドラム脱水機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126468A true JPH05126468A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18049058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31408591A Pending JPH05126468A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転ドラム脱水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05126468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015186666A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-12-10 | 月島機械株式会社 | 被処理物の乾燥方法、横型回転式乾燥機 |
CN107101495A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-08-29 | 贵州务川灿烂鑫铖农业科技发展有限公司 | 羊饲料加工设备 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP31408591A patent/JPH05126468A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015186666A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-12-10 | 月島機械株式会社 | 被処理物の乾燥方法、横型回転式乾燥機 |
US9897376B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-02-20 | Tsukishima Kikai Co., Ltd | Drying method for processing material and horizontal rotary dryer |
CN107101495A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-08-29 | 贵州务川灿烂鑫铖农业科技发展有限公司 | 羊饲料加工设备 |
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