JPH05125952A - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
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- JPH05125952A JPH05125952A JP3313653A JP31365391A JPH05125952A JP H05125952 A JPH05125952 A JP H05125952A JP 3313653 A JP3313653 A JP 3313653A JP 31365391 A JP31365391 A JP 31365391A JP H05125952 A JPH05125952 A JP H05125952A
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- JP
- Japan
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- spring
- bearing
- outer ring
- ball
- bearings
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Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 6
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/06—Ball or roller bearings
- F16C25/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C25/083—Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/16—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
- F16C19/163—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
- F16C19/546—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing
- F16C19/547—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings
- F16C19/548—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings in O-arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
Abstract
(57)【要約】
【構成】 支持部材７に挿入されるボールベアリング
８、９により回転軸４が支持される。その支持部材７と
ボールベアリングの外輪８ａ、９ａとの内外周間に油膜
が形成される。その支持部材７に軸方向に移動可能かつ
軸中心に実質的に回転不能に連結されるバネ受け１５、
１６が、バネ１９によりボールベアリングの外輪８ａ、
９ａの軸方向一方側に押し付けられる。そのバネ受け１
５、１６と外輪８ａ、９ａとの軸中心の相対回転が実質
的に阻止される。 【効果】 高速回転軸をボールベアリングにより支持す
ることで機械効率を向上し、かつボールベアリングに作
用する負荷を低減することで寿命を延長することができ
る。
８、９により回転軸４が支持される。その支持部材７と
ボールベアリングの外輪８ａ、９ａとの内外周間に油膜
が形成される。その支持部材７に軸方向に移動可能かつ
軸中心に実質的に回転不能に連結されるバネ受け１５、
１６が、バネ１９によりボールベアリングの外輪８ａ、
９ａの軸方向一方側に押し付けられる。そのバネ受け１
５、１６と外輪８ａ、９ａとの軸中心の相対回転が実質
的に阻止される。 【効果】 高速回転軸をボールベアリングにより支持す
ることで機械効率を向上し、かつボールベアリングに作
用する負荷を低減することで寿命を延長することができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高速回転軸をボールベ
アリングを介して支持する軸受装置に関する。
アリングを介して支持する軸受装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、内燃機関の排気ターボ過給機の
タービンシャフトはすべり軸受により支持されている。
これは、タービンシャフトは数万回転の高速度で回転す
るので、ボールベアリングを用いたのでは短時間で焼き
付き等の損傷を生じるためである。
タービンシャフトはすべり軸受により支持されている。
これは、タービンシャフトは数万回転の高速度で回転す
るので、ボールベアリングを用いたのでは短時間で焼き
付き等の損傷を生じるためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、すべり軸受に
あっては動力伝達時における機械効率が最高でも９０％
程度であり、９０％以上の機械効率を見込めるボールベ
アリングよりも機械損失が大きいという問題がある。
あっては動力伝達時における機械効率が最高でも９０％
程度であり、９０％以上の機械効率を見込めるボールベ
アリングよりも機械損失が大きいという問題がある。
【０００４】特に排気ターボ過給機にあっては効率の向
上が要望されているが、ブロワー効率やタービン効率の
大きな向上は困難なもので限界があることから、タービ
ンシャフトの軸受部における機械損失の低減が要望され
ている。また、排気ターボ過給機にあっては機械損失が
大きいと、排気ガス圧力の変動に対する応答性が悪くな
り、内燃機械の性能向上、燃費低減、排気温度低下を妨
げる原因にもなっている。
上が要望されているが、ブロワー効率やタービン効率の
大きな向上は困難なもので限界があることから、タービ
ンシャフトの軸受部における機械損失の低減が要望され
ている。また、排気ターボ過給機にあっては機械損失が
大きいと、排気ガス圧力の変動に対する応答性が悪くな
り、内燃機械の性能向上、燃費低減、排気温度低下を妨
げる原因にもなっている。
【０００５】本発明は上記従来技術の問題を解決するこ
とのできる軸受装置を提供することを目的とする。
とのできる軸受装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、支持部材と、この支持部材に挿入されるボールベ
アリングとを備え、そのボールベアリングにより回転軸
が支持される軸受装置において、その支持部材とボール
ベアリングの外輪との内外周間に油膜を形成する手段
と、その支持部材に軸方向に移動可能かつ軸中心に実質
的に回転不能に連結されるバネ受けと、このバネ受けを
ボールベアリングの外輪の軸方向一方側に押し付けるバ
ネと、そのバネ受けと外輪との軸中心の相対回転を実質
的に阻止する手段とが設けられている点にある。
ろは、支持部材と、この支持部材に挿入されるボールベ
アリングとを備え、そのボールベアリングにより回転軸
が支持される軸受装置において、その支持部材とボール
ベアリングの外輪との内外周間に油膜を形成する手段
と、その支持部材に軸方向に移動可能かつ軸中心に実質
的に回転不能に連結されるバネ受けと、このバネ受けを
ボールベアリングの外輪の軸方向一方側に押し付けるバ
ネと、そのバネ受けと外輪との軸中心の相対回転を実質
的に阻止する手段とが設けられている点にある。
【０００７】その回転軸が内燃機関の排気ターボ過給機
のタービンシャフトとされ、ボールベアリングとバネ受
けとが一対ずつ設けられ、両バネ受けの間にバネが配置
され、各バネ受けにボールベアリングへの潤滑油の給油
孔が設けられているのが好ましい。
のタービンシャフトとされ、ボールベアリングとバネ受
けとが一対ずつ設けられ、両バネ受けの間にバネが配置
され、各バネ受けにボールベアリングへの潤滑油の給油
孔が設けられているのが好ましい。
【０００８】
【作用】本発明の構成によれば、ボールベアリングの外
輪と支持部材との内外周間に油膜が設けられることによ
り、その油膜がダンパーとして機能し、ボールベアリン
グに作用する負荷が低減される。
輪と支持部材との内外周間に油膜が設けられることによ
り、その油膜がダンパーとして機能し、ボールベアリン
グに作用する負荷が低減される。
【０００９】そのボールベアリングには軸方向から最適
な予圧を与える必要がある。そのため、支持部材にバネ
受けが軸方向に移動可能に連結され、このバネ受けはバ
ネによりボールベアリングの外輪の軸方向一方側に押し
付けられ、そのバネの弾性力によりボールベアリングに
最適な予圧を与えることができる。
な予圧を与える必要がある。そのため、支持部材にバネ
受けが軸方向に移動可能に連結され、このバネ受けはバ
ネによりボールベアリングの外輪の軸方向一方側に押し
付けられ、そのバネの弾性力によりボールベアリングに
最適な予圧を与えることができる。
【００１０】ボールベアリングとバネ受け部材とが一対
ずつ設けられ、両バネ受け部材の間に予圧を付与するた
めのバネが配置され、各バネ受け部材にボールベアリン
グの潤滑油の給油口が設けられることで、排気ターボ過
給機のタービンシャフトの軸受装置としてコンパクトな
構造になる。
ずつ設けられ、両バネ受け部材の間に予圧を付与するた
めのバネが配置され、各バネ受け部材にボールベアリン
グの潤滑油の給油口が設けられることで、排気ターボ過
給機のタービンシャフトの軸受装置としてコンパクトな
構造になる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【００１２】図２は内燃機関の排気ターボ過給機を示
し、タービンブレード２にタービンシャフト４が一体化
され、このタービンシャフト４にコンプレッサーブレー
ド３が連結され、そのシャフト４は軸受装置５を介して
ハウジング６に支持されている。
し、タービンブレード２にタービンシャフト４が一体化
され、このタービンシャフト４にコンプレッサーブレー
ド３が連結され、そのシャフト４は軸受装置５を介して
ハウジング６に支持されている。
【００１３】その軸受装置５は図１に示すように、ハウ
ジング６に圧入されると共にボルト２４により固定され
る筒状の支持部材７と、この支持部材７に挿入される一
対のボールベアリング８、９を備えている。各ボールベ
アリング８、９の外輪８ａ、９ａと支持部材７との内外
周間には油膜を形成する手段が設けられている。すなわ
ち、ハウジング６にオイル溜まり１０と、このオイル溜
まり１０と図外潤滑油タンクとをポンプを介し接続する
ための入口１１が形成され、支持部材７にオイル溜まり
１０に連通する溝１２と、この溝１２の両端の周溝１３
ａ、１３ｂと、この周溝１３ａ、１３ｂを支持部材７と
外輪８ａ、９ａとの内外周間に連通させる小径孔１４
ａ、１４ｂとが形成されている。
ジング６に圧入されると共にボルト２４により固定され
る筒状の支持部材７と、この支持部材７に挿入される一
対のボールベアリング８、９を備えている。各ボールベ
アリング８、９の外輪８ａ、９ａと支持部材７との内外
周間には油膜を形成する手段が設けられている。すなわ
ち、ハウジング６にオイル溜まり１０と、このオイル溜
まり１０と図外潤滑油タンクとをポンプを介し接続する
ための入口１１が形成され、支持部材７にオイル溜まり
１０に連通する溝１２と、この溝１２の両端の周溝１３
ａ、１３ｂと、この周溝１３ａ、１３ｂを支持部材７と
外輪８ａ、９ａとの内外周間に連通させる小径孔１４
ａ、１４ｂとが形成されている。
【００１４】また、支持部材７の内部に、各ボールベア
リング８、９の間に位置するように一対のリング状のバ
ネ受け１５、１６が、シャフト４の軸方向に沿って移動
可能かつ軸中心に回転可能に挿入されている。各バネ受
け１５、１６の外周部にはピン孔１５ａ、１６ａが開口
され、このピン孔１５ａ、１６ａに挿入されるピン１
７、１８が支持部材７にねじ込まれている。そのピン１
７、１８の外周とピン孔１５ａ、１６ａの内周との間に
僅かな隙間が設けられることで、バネ受け１５、１６の
支持部材７に対する軸方向移動と軸中心の回転は僅かな
ものとされている。
リング８、９の間に位置するように一対のリング状のバ
ネ受け１５、１６が、シャフト４の軸方向に沿って移動
可能かつ軸中心に回転可能に挿入されている。各バネ受
け１５、１６の外周部にはピン孔１５ａ、１６ａが開口
され、このピン孔１５ａ、１６ａに挿入されるピン１
７、１８が支持部材７にねじ込まれている。そのピン１
７、１８の外周とピン孔１５ａ、１６ａの内周との間に
僅かな隙間が設けられることで、バネ受け１５、１６の
支持部材７に対する軸方向移動と軸中心の回転は僅かな
ものとされている。
【００１５】一方のバネ受け１５を、一方のボールベア
リング８の外輪８ａの軸方向内方側に押し付けると共
に、他方のバネ受け１６を、他方のボールベアリング９
の外輪９ａの軸方向内方側に押し付けるコイルバネ１９
が、両バネ受け１５、１６の間においてシャフト４の外
周に嵌合されている。そのバネ１９と一方のバネ受け１
５との間にはリング状のシム２０が介在されている。ま
た、一方のボールベアリング８の内輪８ｂの軸方向外方
への移動を阻止するため、シャフト４に筒部材２５が嵌
合され、その筒部材２５を介して内輪８ｂはコンプレッ
サーブレード３に支持されている。また、他方のボール
ベアリング９の内輪９ｂの軸方向外方への移動を阻止す
るため、シャフト４にリング２６が嵌合され、そのリン
グ２６を介して内輪９ｂはタービンブレード２に支持さ
れている。これにより、バネ１９の弾性力により各バネ
受け１５、１６が軸方向外方に移動して外輪８ａ、９ａ
に押し付けられ、各ボールベアリング８、９に予圧が与
えられる。なお、前記各バネ受け１５、１６の軸方向へ
の僅かな移動量は、この予圧を与えるのに充分な移動量
とされている。
リング８の外輪８ａの軸方向内方側に押し付けると共
に、他方のバネ受け１６を、他方のボールベアリング９
の外輪９ａの軸方向内方側に押し付けるコイルバネ１９
が、両バネ受け１５、１６の間においてシャフト４の外
周に嵌合されている。そのバネ１９と一方のバネ受け１
５との間にはリング状のシム２０が介在されている。ま
た、一方のボールベアリング８の内輪８ｂの軸方向外方
への移動を阻止するため、シャフト４に筒部材２５が嵌
合され、その筒部材２５を介して内輪８ｂはコンプレッ
サーブレード３に支持されている。また、他方のボール
ベアリング９の内輪９ｂの軸方向外方への移動を阻止す
るため、シャフト４にリング２６が嵌合され、そのリン
グ２６を介して内輪９ｂはタービンブレード２に支持さ
れている。これにより、バネ１９の弾性力により各バネ
受け１５、１６が軸方向外方に移動して外輪８ａ、９ａ
に押し付けられ、各ボールベアリング８、９に予圧が与
えられる。なお、前記各バネ受け１５、１６の軸方向へ
の僅かな移動量は、この予圧を与えるのに充分な移動量
とされている。
【００１６】一方のバネ受け１５と一方のボールベアリ
ング８の外輪８ａとの軸中心の相対回転と、他方のバネ
受け１６と他方のボールベアリング９の外輪９ａとの軸
中心の相対回転とが阻止されている。すなわち、図３に
も示すように各外輪８ａ、９ａの内端面に一対の凸部３
５が設けられ、各バネ受け１５、１６の外端面に一対の
凹部３７が設けられ、その凸部３５が凹部３７に嵌まり
込むことでバネ受け１５、１６と外輪８ａ、９ａとの軸
中心の回転が阻止される。そして、前述のように各バネ
受け１５、１６の支持部材７に対する軸中心の回転は僅
かなものであることから、外輪８ａ、９ａの支持部材７
に対する軸中心の回転が実質的に阻止される。すなわ
ち、その回転は完全に阻止されている必要はなく、外輪
８ａ、９ａと支持部材７との内外周間の油膜が保持でき
れば、多少の回転は許容される。
ング８の外輪８ａとの軸中心の相対回転と、他方のバネ
受け１６と他方のボールベアリング９の外輪９ａとの軸
中心の相対回転とが阻止されている。すなわち、図３に
も示すように各外輪８ａ、９ａの内端面に一対の凸部３
５が設けられ、各バネ受け１５、１６の外端面に一対の
凹部３７が設けられ、その凸部３５が凹部３７に嵌まり
込むことでバネ受け１５、１６と外輪８ａ、９ａとの軸
中心の回転が阻止される。そして、前述のように各バネ
受け１５、１６の支持部材７に対する軸中心の回転は僅
かなものであることから、外輪８ａ、９ａの支持部材７
に対する軸中心の回転が実質的に阻止される。すなわ
ち、その回転は完全に阻止されている必要はなく、外輪
８ａ、９ａと支持部材７との内外周間の油膜が保持でき
れば、多少の回転は許容される。
【００１７】また、各バネ受け１５、１６には給油孔３
２、３３が設けられ、この給油孔３２、３３の一端は前
記オイル溜まり１２に、支持部材７に形成された連通孔
３０、３１と溝１２を介し連通し、他端はボールベアリ
ング８、９に向かって開口する。これによりボールベア
リング８、９に潤滑油が給油可能とされている。
２、３３が設けられ、この給油孔３２、３３の一端は前
記オイル溜まり１２に、支持部材７に形成された連通孔
３０、３１と溝１２を介し連通し、他端はボールベアリ
ング８、９に向かって開口する。これによりボールベア
リング８、９に潤滑油が給油可能とされている。
【００１８】上記構成によれば、高速で回転するシャフ
ト４をボールベアリング８、９により支持することで機
械効率は向上する。また、ボールベアリング８、９の外
輪８ａ、９ａと支持部材７との内外周間に油膜が形成さ
れ、この油膜がダンパーとして機能することにより、ボ
ールベアリング８、９に作用する負荷が低減され、ベア
リング寿命を延長することができる。そのベアリングの
外輪８ａ、９ａと支持部材７との内外周間に形成される
油膜は、外輪８ａ、９ａの回転がバネ受け１５、１６を
介し実質的に阻止されることにより保持される。そのバ
ネ受け１５、１６を介しバネ１９により各ボールベアリ
ング８、９に最適な予圧を与えることができる。また、
両バネ受けの間にバネ１９が介在されることによりコン
パクトな構造とされている。また、バネ受け１５、１６
に給油口３２、３３が形成されることで、ボールベアリ
ング８、９への潤滑油の給油構造の簡単化が図られ、こ
れによっても構造がコンパクトなものとなる。
ト４をボールベアリング８、９により支持することで機
械効率は向上する。また、ボールベアリング８、９の外
輪８ａ、９ａと支持部材７との内外周間に油膜が形成さ
れ、この油膜がダンパーとして機能することにより、ボ
ールベアリング８、９に作用する負荷が低減され、ベア
リング寿命を延長することができる。そのベアリングの
外輪８ａ、９ａと支持部材７との内外周間に形成される
油膜は、外輪８ａ、９ａの回転がバネ受け１５、１６を
介し実質的に阻止されることにより保持される。そのバ
ネ受け１５、１６を介しバネ１９により各ボールベアリ
ング８、９に最適な予圧を与えることができる。また、
両バネ受けの間にバネ１９が介在されることによりコン
パクトな構造とされている。また、バネ受け１５、１６
に給油口３２、３３が形成されることで、ボールベアリ
ング８、９への潤滑油の給油構造の簡単化が図られ、こ
れによっても構造がコンパクトなものとなる。
【００１９】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、排気ターボ過給機のタービンシャフ
ト以外の高速回転軸の支持に本発明による軸受装置を用
いてもよい。
ではない。例えば、排気ターボ過給機のタービンシャフ
ト以外の高速回転軸の支持に本発明による軸受装置を用
いてもよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明による軸受装置によれば、高速回
転軸をボールベアリングにより支持することで機械効率
を向上し、かつボールベアリングに作用する負荷を低減
することで寿命を延長することができる。また、本発明
による軸受装置を内燃機関の排気ターボ過給機のタービ
ンシャフトの支持に用いることで、内燃機関の性能改
善、燃費の低減および排気温度低下による弁間亀裂の防
止等に寄与する。
転軸をボールベアリングにより支持することで機械効率
を向上し、かつボールベアリングに作用する負荷を低減
することで寿命を延長することができる。また、本発明
による軸受装置を内燃機関の排気ターボ過給機のタービ
ンシャフトの支持に用いることで、内燃機関の性能改
善、燃費の低減および排気温度低下による弁間亀裂の防
止等に寄与する。
【図１】本発明の実施例に係る軸受装置の断面図
【図２】本発明の実施例に係る排気ターボ過給機の断面
図
図
【図３】本発明の実施例に係る外輪とバネ受けの斜視図
１ 排気ターボ過給機 ４ タービンシャフト ７ 支持部材 ８、９ ボールベアリング １５、１６ バネ受け １９ バネ
Claims (2)
- 【請求項１】 支持部材と、この支持部材に挿入される
ボールベアリングとを備え、そのボールベアリングによ
り回転軸が支持される軸受装置において、その支持部材
とボールベアリングの外輪との内外周間に油膜を形成す
る手段と、その支持部材に軸方向に移動可能かつ軸中心
に実質的に回転不能に連結されるバネ受けと、このバネ
受けをボールベアリングの外輪の軸方向一方側に押し付
けるバネと、そのバネ受けと外輪との軸中心の相対回転
を実質的に阻止する手段とが設けられていることを特徴
とする軸受装置。 - 【請求項２】 回転軸が内燃機関の排気ターボ過給機の
タービンシャフトとされ、ボールベアリングとバネ受け
とが一対ずつ設けられ、両バネ受けの間にバネが配置さ
れ、各バネ受けにボールベアリングへの潤滑油の給油孔
が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の軸
受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313653A JPH05125952A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313653A JPH05125952A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05125952A true JPH05125952A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18043901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3313653A Pending JPH05125952A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05125952A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5120494B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-01-16 | トヨタ自動車株式会社 | ターボチャージャの軸受装置 |
| CN106460942A (zh) * | 2014-06-25 | 2017-02-22 | 大陆汽车有限公司 | 用于尤其是涡轮增压器装置的轴的轴承装置 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP3313653A patent/JPH05125952A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5120494B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-01-16 | トヨタ自動車株式会社 | ターボチャージャの軸受装置 |
| US8602655B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-12-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Bearing unit for turbocharger |
| CN106460942A (zh) * | 2014-06-25 | 2017-02-22 | 大陆汽车有限公司 | 用于尤其是涡轮增压器装置的轴的轴承装置 |
| CN106460942B (zh) * | 2014-06-25 | 2019-06-18 | 大陆汽车有限公司 | 用于尤其是涡轮增压器装置的轴的轴承装置 |
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