JPH0512482A - 点字読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】センサー２でセンスされたパターンデータは、
パターン認識処理部５で処理され、データ変換部６で
は、パターン認識処理部５で処理されたパターンデータ
を文字コードデータに変換し、音声合成処理部８では、
データ変換部６で変換された文字コードデータを音声信
号とし、スピーカー１０より音声として出力させる。 【効果】点字の読み取りを人を介さずに行うことがで
き、読み取った点字を音声として出力することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、点字読み取り装置に関
し、特に自動点字読み取り装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、点字読み取り装置は無かった。従
来の点字読み取りは、人が目で見るか、指で触れるかし
て読み取っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述のように従来は、
点字読み取りに人が介在する必要があるという欠点があ
った。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の点字読み取り装
置は、点字の凹凸のパターンをセンスするセンサー部
と、センサー部でセンスされたパターンデータを点字と
して識別するパターン認識処理部と、認識されたパター
ンデータを文字コードデータに変換するデータ変換処理
部と、変換された文字コードデータを音声に変換する音
声合成処理部を有している。

【０００５】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。

【０００６】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。

【０００７】本実施例は、点字用紙１と、点字用紙１の
点字の凹凸のパターンをセンスするセンサー２と、点字
用紙１を移動させる紙送り機構部３と、センター２を左
右に移動させるセンサー移動機構部４と、センサー２で
センスされたパターンデータを識別するパターン認識処
理部５と、パターン認識処理部５で認識されたパターン
データを文字コードに変換するデータ変換処理部６と、
装置の動作等を指示する操作パネル７と、データ変換処
理部６で変換された文字コードデータを音声に変換する
音声合成処理部８と、音声合成処理部８で合成された音
声信号を増幅するアンプ部９と、アンプ部９で増幅され
た音声信号を出力するスピーカー１０とで構成されてい
る。

【０００８】点字用紙１が挿入されると、紙送り機構部
３は点字用紙を第一印字行まで挿入する。操作パネル７
より点字データの読み取り指示を受けるとパターン認識
部５は、点字データを読み取るため、センサー移動機構
部４と紙送り機構部３に読み取り開始位置にセンサー２
を移動させる指示を出す。センサー２の移動が終了後、
パターン認識処理部５はセンサー２を左右方向に移動さ
せるために、センサー移動機構部４にセンスタイミング
と同期をとったセンサー２の移動を指示し、点字用紙１
の点字パターンをセンスする。

【０００９】センスされたパターンデータは、パターン
認識処理部５で処理され、データ変換部６に渡される。
データ変換部６では、パターン認識処理部５で処理され
たパターンデータを文字コードデータに変換し、音声合
成処理部８へ変換した文字コードデータを渡す。音声合
成処理部８では、データ変換部６で変換された文字コー
ドデータを音声パターンに変換し、さらに合成をし、音
声信号としてアンプ部９で増幅し、スピーカー１０より
音声として出力する。

【００１０】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、点字の読
み取りを人を介さずに行うことができ、さらに読み取っ
た点字を音声として出力することができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のブロック図である。

【符号の説明】

１ 点字用紙 ２ センサー ３ 紙送り機構部 ４ センサー移動機構部 ５ パターン認識処理部 ６ データ変換処理部 ７ 操作パネル ８ 音声合成処理部 ９ アンプ部 １０ スピーカー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 点字の凹凸のパターンをセンスするセン
   サー部と、このセンサー部でセンスされたパターンデー
   タを点字として識別するパターン認識処理部と、このパ
   ターン認識処理部で認識されたパターンデータを文字コ
   ードデータに変換するデータ変換処理部と、このデータ
   変換処理部で変換された文字コードデータを音声に変換
   する音声合成処理部とを有することを特徴とする点字読
   み取り装置。