JPH05122693A - 衛星放送受信機 - Google Patents
衛星放送受信機Info
- Publication number
- JPH05122693A JPH05122693A JP3281276A JP28127691A JPH05122693A JP H05122693 A JPH05122693 A JP H05122693A JP 3281276 A JP3281276 A JP 3281276A JP 28127691 A JP28127691 A JP 28127691A JP H05122693 A JPH05122693 A JP H05122693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- flag
- decoder
- signal
- broadcasting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 チャンネルスキップ・スイッチがONのと
き、衛星放送受信機に入力したチャンネルをマイコン3
3がPCM復調器27またはデスクランブル/デコーダ
28のフラグから判断して次のデスクランブル可能な放
送またはサービス放送チャンネルを探し視聴可能にする
ことを特徴とする。 【効果】 将来、スクランブル放送が増えたとき、ユー
ザによるデスクランブル可能チャンネルまたは、サービ
ス放送選択の手間が省け、使い勝手がよくなる。
き、衛星放送受信機に入力したチャンネルをマイコン3
3がPCM復調器27またはデスクランブル/デコーダ
28のフラグから判断して次のデスクランブル可能な放
送またはサービス放送チャンネルを探し視聴可能にする
ことを特徴とする。 【効果】 将来、スクランブル放送が増えたとき、ユー
ザによるデスクランブル可能チャンネルまたは、サービ
ス放送選択の手間が省け、使い勝手がよくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に衛星放送等の有料放送システムで
は、放送番組信号に秘匿性を持たせるために、信号を撹
乱して伝送するスクランブル方式が採用されている。
は、放送番組信号に秘匿性を持たせるために、信号を撹
乱して伝送するスクランブル方式が採用されている。
【0003】上記有料放送システムにおいては、放送局
側では、スクランブルされた放送番組信号の他に、関連
情報としてデスクランブルに必要な情報や料金収納上の
情報等が送信され、受信機側では、スクランブルを解く
ために、有料のデコーダ(デスクランブル)が必要とな
り、上記関連情報をもとに、各加入者の契約条件(個別
情報)に応じて放送番組信号をデスクランブルする。加
入者は金融機関への視聴料の振り込みなどを通じて放送
局側へ料金を払い込むが、契約を変更したり廃止する場
合は、これらの関連情報が変更されたり伝送されなくな
る。
側では、スクランブルされた放送番組信号の他に、関連
情報としてデスクランブルに必要な情報や料金収納上の
情報等が送信され、受信機側では、スクランブルを解く
ために、有料のデコーダ(デスクランブル)が必要とな
り、上記関連情報をもとに、各加入者の契約条件(個別
情報)に応じて放送番組信号をデスクランブルする。加
入者は金融機関への視聴料の振り込みなどを通じて放送
局側へ料金を払い込むが、契約を変更したり廃止する場
合は、これらの関連情報が変更されたり伝送されなくな
る。
【0004】次に、図1において、有料放送のスクラン
ブル方式について詳細に説明すると、放送事業者の送信
側はPCMエンコーダ1とスクランブルラ2とからな
り、ユーザの受信側はPCMデコーダ1″とデスクラン
ブラ2″とからなっている。
ブル方式について詳細に説明すると、放送事業者の送信
側はPCMエンコーダ1とスクランブルラ2とからな
り、ユーザの受信側はPCMデコーダ1″とデスクラン
ブラ2″とからなっている。
【0005】上記送信側において、番組信号SBは暗号
器11と、更新周期の短いスクランブル鍵回路3とによ
りスクランブルされる。更に、該スクランブル鍵回路3
の信号と関連情報回路4の関連情報信号とが暗号器5に
入力されてデジタル多重され、更新周期の長い別のワー
ク鍵回路6の鍵信号によって、関連情報信号はスクラン
ブルされる。また更に、上記更新周期の長いワーク鍵回
路6の鍵信号と個別情報回路7の個別情報信号とが暗号
器8に入力されてデジタル多重され、加入者固有のマス
タ鍵回路9の鍵信号によって、個別情報信号はスクラン
ブルされる。スクランブルされた番組信号SB′,共通
情報信号SC′及び個別情報信号SP′は多重(2.04
8Mbpsビットストリーム)され、放送電波に乗るこ
とになる。
器11と、更新周期の短いスクランブル鍵回路3とによ
りスクランブルされる。更に、該スクランブル鍵回路3
の信号と関連情報回路4の関連情報信号とが暗号器5に
入力されてデジタル多重され、更新周期の長い別のワー
ク鍵回路6の鍵信号によって、関連情報信号はスクラン
ブルされる。また更に、上記更新周期の長いワーク鍵回
路6の鍵信号と個別情報回路7の個別情報信号とが暗号
器8に入力されてデジタル多重され、加入者固有のマス
タ鍵回路9の鍵信号によって、個別情報信号はスクラン
ブルされる。スクランブルされた番組信号SB′,共通
情報信号SC′及び個別情報信号SP′は多重(2.04
8Mbpsビットストリーム)され、放送電波に乗るこ
とになる。
【0006】一方、受信側においては、上記送信側の逆
の手順により暗号が復号される。マスタ鍵回路9″の加
入者固有の鍵信号を用いて復号器8″でワーク鍵回路
6″の鍵信号と個別情報回路7″の個別情報信号が出力
される。また、上記ワーク鍵回路6″の鍵信号を用いて
復号器5″でスクランブル鍵回路3″の鍵信号と関連情
報回路7″の関連情報信号が出力される。上記関連情報
回路7″の関連情報信号は、先にRAMに書き込まれた
個別情報回路7″の個別情報信号とを比較回路10″で
比較し、一致すると、スクランブル鍵3″,復号器1
1″により番組信号SR′がデスクランブルされて元の
番組信号SBが出力されるものである。
の手順により暗号が復号される。マスタ鍵回路9″の加
入者固有の鍵信号を用いて復号器8″でワーク鍵回路
6″の鍵信号と個別情報回路7″の個別情報信号が出力
される。また、上記ワーク鍵回路6″の鍵信号を用いて
復号器5″でスクランブル鍵回路3″の鍵信号と関連情
報回路7″の関連情報信号が出力される。上記関連情報
回路7″の関連情報信号は、先にRAMに書き込まれた
個別情報回路7″の個別情報信号とを比較回路10″で
比較し、一致すると、スクランブル鍵3″,復号器1
1″により番組信号SR′がデスクランブルされて元の
番組信号SBが出力されるものである。
【0007】ところで、コアテック方式の有料スクラン
ブル放送では、低次多重信号(2.048Mbps)内
で、映像信号のスクランブルの有無の識別用に、制御信
号の12ビットを割り当てられており、音声信号のスク
ランブルの有無の識別用にレンジビットの第8ビットが
割り当てられている。
ブル放送では、低次多重信号(2.048Mbps)内
で、映像信号のスクランブルの有無の識別用に、制御信
号の12ビットを割り当てられており、音声信号のスク
ランブルの有無の識別用にレンジビットの第8ビットが
割り当てられている。
【0008】一般にデコーダICにはスクランブル有無
フラグが出力されており、デスクランブル/デコーダに
はデコーダICの機能の他にデスクランブルされたかど
うかの可否フラグが出力されている。デコーダおよびデ
スクランブル/デコーダは2.048Mbpsビットス
トリームから送信側で行われた処理の逆(M系列デスク
ランブル/デインターリーブ・誤り訂正)を行い、音声
データを復号する機能をもっており、デスクランブル/
デコーダは有料スクランブル復号できる点が単なるデコ
ーダとは異なる。
フラグが出力されており、デスクランブル/デコーダに
はデコーダICの機能の他にデスクランブルされたかど
うかの可否フラグが出力されている。デコーダおよびデ
スクランブル/デコーダは2.048Mbpsビットス
トリームから送信側で行われた処理の逆(M系列デスク
ランブル/デインターリーブ・誤り訂正)を行い、音声
データを復号する機能をもっており、デスクランブル/
デコーダは有料スクランブル復号できる点が単なるデコ
ーダとは異なる。
【0009】CS(通信衛星)を使用した放送では全放
送時間の51%以上有料スクランブル放送でなければな
らず(郵政省指導による)、残りの49%についてはノ
ンスクランブルのサービス放送も考えられる。現在認可
された放送局はPCM音楽放送局で6社あり、それぞれ
3チャンネルのスクランブル放送ができ合計18チャン
ネル(Bモードステレオ時)が存在する。映像放送では
現在6社が認可されており、映像の場合は1トランスポ
ンダ1社なのでスクランブル放送は6チャンネル可能で
ある。従って24チャンネルのスクランブル放送があり
得る。もしスクランブルされた放送を受信すると、音声
/映像は全く理解できず、ユーザにとっては不快であ
る。
送時間の51%以上有料スクランブル放送でなければな
らず(郵政省指導による)、残りの49%についてはノ
ンスクランブルのサービス放送も考えられる。現在認可
された放送局はPCM音楽放送局で6社あり、それぞれ
3チャンネルのスクランブル放送ができ合計18チャン
ネル(Bモードステレオ時)が存在する。映像放送では
現在6社が認可されており、映像の場合は1トランスポ
ンダ1社なのでスクランブル放送は6チャンネル可能で
ある。従って24チャンネルのスクランブル放送があり
得る。もしスクランブルされた放送を受信すると、音声
/映像は全く理解できず、ユーザにとっては不快であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにCS利
用による有料スクランブル放送は今後増えると予想でき
る。しかし一般家庭のユーザにとっては、全チャンネル
すべてを契約することは考えられない。またデスクラン
ブル/デコーダなしにサービス放送だけにターゲットを
絞ったユーザも考えられる。従ってデスクランブルでき
ないチャンネルが増える。ユーザがいざ番組を視聴しよ
うとしたとき、このような状態ではスクランブルのかか
った放送が多数あり、デスクランブルまたはサービス放
送選局に時間がかかり実用的でない。このような状況か
らマイコンによるスキップ機能を設ける必要が生じる。
用による有料スクランブル放送は今後増えると予想でき
る。しかし一般家庭のユーザにとっては、全チャンネル
すべてを契約することは考えられない。またデスクラン
ブル/デコーダなしにサービス放送だけにターゲットを
絞ったユーザも考えられる。従ってデスクランブルでき
ないチャンネルが増える。ユーザがいざ番組を視聴しよ
うとしたとき、このような状態ではスクランブルのかか
った放送が多数あり、デスクランブルまたはサービス放
送選局に時間がかかり実用的でない。このような状況か
らマイコンによるスキップ機能を設ける必要が生じる。
【0011】
【課題を解決するための手段】衛星放送受信機におい
て、スキップチャンネル・スイッチを有し、ユーザが設
定したチャンネルが放送会社と非契約でデスクランブル
不可であれば、次のデスクランブル可能な放送チャンネ
ルまたはノンスクランブル放送チャンネルを探し、設定
する機能を有することを特徴とするものである。また、
上記デスクランブル可能な放送チャンネルを復調するデ
コーダを有しないとき、ノンスクランブル放送チャンネ
ルのみを探し、設定する機能を有することを特徴とする
ものである。
て、スキップチャンネル・スイッチを有し、ユーザが設
定したチャンネルが放送会社と非契約でデスクランブル
不可であれば、次のデスクランブル可能な放送チャンネ
ルまたはノンスクランブル放送チャンネルを探し、設定
する機能を有することを特徴とするものである。また、
上記デスクランブル可能な放送チャンネルを復調するデ
コーダを有しないとき、ノンスクランブル放送チャンネ
ルのみを探し、設定する機能を有することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】本発明の衛星放送受信機によれば、ユーザがチ
ャンネル選局すると、マイコンがデスクランブル/デコ
ーダまたはデコーダのフラグを検出しに行き、デスクラ
ンブルまたはサービス放送以外であれば次のチャンネル
に自動的に進み選局し、所望の放送に選局できればそこ
でチャンネルをストップさせるものである。
ャンネル選局すると、マイコンがデスクランブル/デコ
ーダまたはデコーダのフラグを検出しに行き、デスクラ
ンブルまたはサービス放送以外であれば次のチャンネル
に自動的に進み選局し、所望の放送に選局できればそこ
でチャンネルをストップさせるものである。
【0013】
【実施例】本発明の衛星放送受信機の実施例を、図2に
おいてCS/PCM音声放送受信機を例に説明し、図3
において本受信機のマイコンによるフローチャートを示
す。通信衛星から送信されて来る電波(12.5〜1
2.75GHz)は、アンテナ・コンバータ21によ
り、1GHz帯に周波数変換され、次段の選局器22に
1GHz帯信号が入力される。該選局器22は1GHz
帯入力信号を402.78MHz或いは134.26M
Hzの中間周波数に周波数変換される。該選局器22は
操作スイッチ34により選択された衛星チャンネルの周
波数帯(27MHz)のみ周波数変換され、MSK復調
器23に入力される。
おいてCS/PCM音声放送受信機を例に説明し、図3
において本受信機のマイコンによるフローチャートを示
す。通信衛星から送信されて来る電波(12.5〜1
2.75GHz)は、アンテナ・コンバータ21によ
り、1GHz帯に周波数変換され、次段の選局器22に
1GHz帯信号が入力される。該選局器22は1GHz
帯入力信号を402.78MHz或いは134.26M
Hzの中間周波数に周波数変換される。該選局器22は
操作スイッチ34により選択された衛星チャンネルの周
波数帯(27MHz)のみ周波数変換され、MSK復調
器23に入力される。
【0014】上記MSK(Minimum Shift
Keying)変(復)調とは、位相連続なFSK
(Frequency Shift Keying)で
変調指数0.5のもので位相連続性から衛星のトランス
ポンダ等の非直線増幅器による誤り率の劣化が少ない。
サイドロープが小さいため、チャンネル間干渉が少ない
等の利点があり、衛星放送に適した方式である。
Keying)変(復)調とは、位相連続なFSK
(Frequency Shift Keying)で
変調指数0.5のもので位相連続性から衛星のトランス
ポンダ等の非直線増幅器による誤り率の劣化が少ない。
サイドロープが小さいため、チャンネル間干渉が少ない
等の利点があり、衛星放送に適した方式である。
【0015】MSK変調信号S(t)は、下記の数1で
示すように、
示すように、
【0016】
【数1】 S(t)=AIcos(πt/2T)・cos2πfct +AQsin(πt/2T)・sin2πfct で表される。
【0017】但し、fc:キャリア周波数,1/T:ビ
ットレート,AI,AQ:送信側変調信号とする。
ットレート,AI,AQ:送信側変調信号とする。
【0018】従って、データが「1」のときfc+1/
4T,データ「0」のときfc−1/4Tとなる。
4T,データ「0」のときfc−1/4Tとなる。
【0019】MSK復調器23はC/N比対誤り率特性
の良い同期検波方式を使用することにより、送信側のデ
ジタルデータ(I,Q軸で12.288Mbps)及び
クロック信号(12.288MHz)が再生され、次段
のビタビ復号器24に入力されてビタビ復号される。
の良い同期検波方式を使用することにより、送信側のデ
ジタルデータ(I,Q軸で12.288Mbps)及び
クロック信号(12.288MHz)が再生され、次段
のビタビ復号器24に入力されてビタビ復号される。
【0020】送信側で畳み込み符号化(拘束長4、符号
化率1/2)で生成多項式I軸1+X1+X3、Q軸1+
X1+X2+X3されており、この符号に適した復号法と
してビタビ復号がある。畳み込み符号/ビタビ復号法は
ランダム誤りに対する訂正能力が高い誤り訂正方式とし
て衛星通信に広く利用されている。
化率1/2)で生成多項式I軸1+X1+X3、Q軸1+
X1+X2+X3されており、この符号に適した復号法と
してビタビ復号がある。畳み込み符号/ビタビ復号法は
ランダム誤りに対する訂正能力が高い誤り訂正方式とし
て衛星通信に広く利用されている。
【0021】ビタビ復号器24は受信側で復号した信号
を一定量蓄積し、その次に受信される信号の判定を、そ
の信号と蓄積された信号との組み合わせ(状態遷移)よ
り、最も正しいと思われる状態を推定することにより復
号を行い、12.288Mbpsの再生されたデータ、
クロックが出力され、デマルチプレクサ25に入力され
る。デマルチプレクサ25では操作スイッチ34に所望
のチャンネル1〜6チャンネル中の1つのチャンネルを
選択することによりマイコン33が判断し、2.048
Mbpsの1つに多重分離される。この後、2.048
Mbpsのデータ、クロックがデスクランブル/デコー
ダ(スクランブラ)28或はPCM復調器(デコーダ)
27に入力されるが、ここで本発明のマイコン33によ
る処理が行われる。
を一定量蓄積し、その次に受信される信号の判定を、そ
の信号と蓄積された信号との組み合わせ(状態遷移)よ
り、最も正しいと思われる状態を推定することにより復
号を行い、12.288Mbpsの再生されたデータ、
クロックが出力され、デマルチプレクサ25に入力され
る。デマルチプレクサ25では操作スイッチ34に所望
のチャンネル1〜6チャンネル中の1つのチャンネルを
選択することによりマイコン33が判断し、2.048
Mbpsの1つに多重分離される。この後、2.048
Mbpsのデータ、クロックがデスクランブル/デコー
ダ(スクランブラ)28或はPCM復調器(デコーダ)
27に入力されるが、ここで本発明のマイコン33によ
る処理が行われる。
【0022】即ち、マイコン33は、先ずチャンネルス
キャン・スイッチを検査し、OFFであれば通常動作で
チャンネル設定し単に次のチャンネルに進む(1)。
キャン・スイッチを検査し、OFFであれば通常動作で
チャンネル設定し単に次のチャンネルに進む(1)。
【0023】マイコン33がチャンネルスキャン・スイ
ッチを検査し、ONであればデスクランブル/デコーダ
28の信号の有無を検査し(2)、無ければPCM復調
器27のスクランブルフラグを検査し(3)、フラグが
無ければこのままチャンネル設定する。上記フラグが有
れば上記したように選局器22のチャンネルをUPまた
はDOWNして次のチャンネルまで進み(4)、フラグ
を検査し(3)、フラグが無くなるチャンネルまで同様
に動作する。
ッチを検査し、ONであればデスクランブル/デコーダ
28の信号の有無を検査し(2)、無ければPCM復調
器27のスクランブルフラグを検査し(3)、フラグが
無ければこのままチャンネル設定する。上記フラグが有
れば上記したように選局器22のチャンネルをUPまた
はDOWNして次のチャンネルまで進み(4)、フラグ
を検査し(3)、フラグが無くなるチャンネルまで同様
に動作する。
【0024】一方、デスクランブル/デコーダ28の検
査であれば、今度はデスクランブル/デコーダ28にセ
レクタ29の制御で切換えてデスクランブル可否の検査
を行い、フラグ検査をする(5)。フラグが無ければデ
スクランブル可であると判断し、このままチャンネル設
定する。フラグがあれば選局器22のチャンネルをUP
またはDOWNして次のチャンネルまで進み(5)、チ
ャンネル設定をし直し、フラグがなくなるまで動作す
る。上記PCM復調器27、スクランブル/デコーダ2
8からは音声データが再生されるが、この信号はデジタ
ルフィルタ30で標本化により生じた余分な周波数スペ
クトラムを取除き、次段のD/Aコンバータ31,32
によりデジタル/アナログ変換され、それぞれ音声デー
タとして左(L)音声信号,右(R)音声信号を出力す
る。表示装置35の表示では、衛星チャンネル等の選局
情報、またはスクランブル放送かどうかの放送情報が表
示される。
査であれば、今度はデスクランブル/デコーダ28にセ
レクタ29の制御で切換えてデスクランブル可否の検査
を行い、フラグ検査をする(5)。フラグが無ければデ
スクランブル可であると判断し、このままチャンネル設
定する。フラグがあれば選局器22のチャンネルをUP
またはDOWNして次のチャンネルまで進み(5)、チ
ャンネル設定をし直し、フラグがなくなるまで動作す
る。上記PCM復調器27、スクランブル/デコーダ2
8からは音声データが再生されるが、この信号はデジタ
ルフィルタ30で標本化により生じた余分な周波数スペ
クトラムを取除き、次段のD/Aコンバータ31,32
によりデジタル/アナログ変換され、それぞれ音声デー
タとして左(L)音声信号,右(R)音声信号を出力す
る。表示装置35の表示では、衛星チャンネル等の選局
情報、またはスクランブル放送かどうかの放送情報が表
示される。
【0025】
【発明の効果】本発明の衛星放送受信機は、今後スクラ
ンブル放送が増えたとき、ユーザによるデスクランブル
可能チャンネルまたはサービス放送選択の手間が省け、
非常に使い勝手が良くなるものである。
ンブル放送が増えたとき、ユーザによるデスクランブル
可能チャンネルまたはサービス放送選択の手間が省け、
非常に使い勝手が良くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】有料放送におけるスクランブル方式のブロック
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明の一実施例のCS/PCM音声放送受信
機のブロック回路図である。
機のブロック回路図である。
【図3】本発明の衛星放送受信機のマイコンによるフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 送信側のPCMエンコーダ 1″ 受信側のPCMデコーダ 2 送信側のスクランブラ 2″ 受信側のデスクランブラ 21 アンテナ・コンバータ 30 デジタルフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/20 8943−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 スキップチャンネル・スイッチを有し、
ユーザが設定したチャンネルが放送会社と非契約でデス
クランブル不可であれば、次のデスクランブル可能な放
送チャンネルまたはノンスクランブル放送チャンネルを
探し、設定する機能を有することを特徴とする衛星放送
受信機。 - 【請求項2】 上記デスクランブル可能な放送チャンネ
ルを復調するデコーダを有しないとき、ノンスクランブ
ル放送チャンネルのみを探し、設定する機能を有するこ
とを特徴とする、請求項1に記載の衛星放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3281276A JPH05122693A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 衛星放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3281276A JPH05122693A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 衛星放送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122693A true JPH05122693A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17636819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3281276A Pending JPH05122693A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 衛星放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122693A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10164052A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-06-19 | Thomson Multimedia Sa | 条件付きアクセスシステム及び条件付きアクセスを許可するスマートカード |
US6662366B1 (en) | 1997-03-28 | 2003-12-09 | Sanyo Eletric Co., Ltd. | Television receiver |
JP2010136438A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-06-17 | Sony Corp | 情報処理システム、有料放送番組受信装置および方法、並びに有料放送番組送信装置および方法 |
JP2010158043A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-07-15 | Sony Corp | スクランブル放送システム、スクランブル装置、スクランブル方法、デスクランブル装置、およびデスクランブル方法 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3281276A patent/JPH05122693A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10164052A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-06-19 | Thomson Multimedia Sa | 条件付きアクセスシステム及び条件付きアクセスを許可するスマートカード |
JP2008259234A (ja) * | 1996-06-28 | 2008-10-23 | Uqe Llc | 条件付きアクセスシステム及び条件付きアクセスを許可するスマートカード |
US6662366B1 (en) | 1997-03-28 | 2003-12-09 | Sanyo Eletric Co., Ltd. | Television receiver |
JP2010136438A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-06-17 | Sony Corp | 情報処理システム、有料放送番組受信装置および方法、並びに有料放送番組送信装置および方法 |
JP2010158043A (ja) * | 2010-02-15 | 2010-07-15 | Sony Corp | スクランブル放送システム、スクランブル装置、スクランブル方法、デスクランブル装置、およびデスクランブル方法 |
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