JPH05122663A - 映像信号変換装置 - Google Patents

映像信号変換装置

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JPH05122663A
JPH05122663A JP3283122A JP28312291A JPH05122663A JP H05122663 A JPH05122663 A JP H05122663A JP 3283122 A JP3283122 A JP 3283122A JP 28312291 A JP28312291 A JP 28312291A JP H05122663 A JPH05122663 A JP H05122663A
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JP
Japan
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video signal
video
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reading
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Application number
JP3283122A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kuchiki
伸夫 朽木
Motoaki Asao
元明 浅尾
Hajime Mizukami
一 水上
Yukio Fujise
幸夫 藤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力される映像信号のフォーマットと出力され
る映像信号のフォーマットの関係が一定していなくとも
前記水平方向のフィールド歪みを発生させることなく、
高品位な映像出力が可能な映像変換装置を提供する。 【構成】入力同期信号に同期した書き込み基準クロック
をプログラマブルPLL3で作成し、この書き込みクロ
ックに基づいて入力映像信号を映像メモリ21〜23の
いずれかに書き込む。読み出しは、シンクジェネレータ
5で作成された読みだし基準クロックに基づいて読み出
され、これにより、映像信号のフィールド周波数変換が
行われる。この書き込み、読みだしの際に、入力映像信
号のフィールド周波数と出力映像信号のフィールド周波
数を比較器12で比較し、この結果に基づいてスイッチ
8、10を切り換えることにより、同じ映像メモリをア
クセスすることがないように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力された映像信号を方
式の異なる別の映像信号に変換する映像信号変換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号変換装置として、特開平
1−295587号公報(H04N9/00)に示され
るものがある。この従来例のブロック図を図2に示す。
同図において、1は入力された映像信号をA/D変換す
るA/D変換器、2は書き込みと読みだしを非同期に行
うことができるフレームメモリ、3は入力された映像信
号の水平同期信号に同期した任意の周波数の基準クロッ
クを生成するプログラマブルPLL、4は前記プログラ
マブルPLL3で生成された基準クロックを入力し、A
/D変換された入力映像信号をフレームメモリ2に書き
込むための書き込み制御手段、5はを生成するシンクジ
ェネレータ、6は前記シンクジェネレータ5で生成され
た読みだし基準クロックを入力し、フレームメモリ2か
ら映像信号を読み出すための読みだし制御手段、7はフ
レームメモリ2から読み出された映像信号をD/A変換
するD/A変換器である。
【0003】次に、この従来例の動作を簡単に説明す
る。入力された映像信号は、A/D変換器1でA/D変
換された後、プログラマブルPLL3により生成され
た、入力された映像信号の水平同期信号に同期したクロ
ックを基準として、書き込み制御手段4で生成された書
き込み制御信号に従ってフレームメモリ2に書き込まれ
る。
【0004】フレームメモリ2からの読みだしは、シン
クジェネレータ5によって生成された、変換すべき映像
信号方式に準拠した基準クロックを基準として、読みだ
し制御手段6で生成された読みだし制御信号に従ってフ
レームメモリ2から読み出される。
【0005】さらに、読み出された映像信号はD/A変
換器6でD/A変換され、図示せぬ変換された映像信号
フォーマットに対応する表示装置に出力される。
【0006】以上の動作により、入力されたある映像信
号を、走査方式のことなる別の映像信号に変換し、表示
することができる。
【0007】しかしながら入力される映像信号と表示装
置に出力される映像信号はフォーマットの異なるもので
ありフィールド周波数が異なるため、当然フレームメモ
リ2に対する書き込み速度と読みだし速度が異なる。例
えば入力がハイビジョン方式、出力がNTSC方式のダ
ウンコンバートを行う場合などではハイビジョン方式の
フィールド周波数が60Hz、NTSC方式のフィール
ド周波数が59.94Hzで書き込み速度が読みだし速
度より速いため、書き込みタイミングが読みだしタイミ
ングを抜いてしまうことにより水平方向のフィールド歪
みが発生する。
【0008】つまりこの例では60Hzと59.94H
zの間に約0.1%の差がある事から、ハイビジョンが
1000フィールドの画面を送り出す間にNTSC出力
は999フィールドしか送り出さないという結果にな
り、そこにちょうど1枚分のズレが生じて、これが画面
上では水平方向の継ぎ目となって現れる。この現象が発
生した画面例を図3に示す。図3において、(a)は入
力映像信号を表示した正常な画面、(b)は画面の途中
でフィールド歪み8が発生している画面である。特にこ
の現象は、水平方向にパンしている動画の場合によく目
立つ。
【0009】前記従来例、特開平1−295587では
フレームメモリ容量が1フレーム分となっており前記の
水平方向フィールド歪み現象は必ず発生することにな
る。
【0010】またこの現象を防止する手段として「フィ
ールド周波数変換(60/59.94Hz)方式の検
討」(浜住他:テレビ学会技術報告、Vol13.No
56、1989年11月)に開示されているようなフレ
ームスキップを行うフィールド周波数変換方式がある。
【0011】この従来例は、60Hzのハイビジョン信
号を、59.94HzのNTSC信号にフィールド周波
数変換するものであって、前記した水平方向フィールド
歪み現象を、番組の場面の切換点や編集点など(カット
チェンジ)の時と、静止画の時に、あるいはフレームメ
モリの残余がなくなった場合に、映像信号を1フレーム
分捨てる(フレームスキップ)ことにより回避しようと
するものである。
【0012】しかしながらこの方式は入力される映像信
号のフォーマットと出力される映像信号のフォーマット
の関係が決まっている場合、この例であればハイビジョ
ン方式からNTSC方式への変換、つまり書き込み速度
が読みだし速度より速い場合に限定されるような場合で
は実施可能であるが、書き込み速度と読みだし速度の関
係が一定でない映像変換装置、例えばフィールド周波数
50HzのPAL方式映像信号をNTSC方式映像信号
にアップコンバートしたり、あるいはハイビジョン方式
映像信号をNTSC方式映像信号にダウンコンバートし
たりする映像変換装置であれば、書き込まれた映像を繰
り返して読み出す場合と、逆に書き込むべき映像を捨て
る場合が発生し、このような構成は実施できない。
【0013】更にこの従来例ではフレームメモリの残余
を検出し強制的に書き込むべき映像をスキップする手段
が必要となるが、パーソナルコンピュータやワークステ
ーションなどの様々なフォーマットの映像信号を対象と
する映像信号変換装置では入力される映像信号のフィー
ルド周波数と出力する映像信号のフィールド周波数の関
係が限定できない事からフレームスキップの割合を定め
ることができず、前記手段を実現することが困難であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べたよ
うな点に鑑みてなされたものであり、入力される映像信
号のフォーマットと出力される映像信号のフォーマット
の関係が一定していなくとも前記水平方向のフィールド
歪みを発生させることなく、高品位な映像出力が可能な
映像変換装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、入
力された映像信号の水平同期信号に同期して任意の周波
数で発振し基準クロックを生成することのできるプログ
ラマブルPLLと、前記基準クロックで映像信号をA/
D変換するA/D変換器と、A/D変換された映像信号
を記憶することのできる少なくとも3フレーム以上の映
像メモリと、前記映像メモリから読みだされた映像信号
をD/A変換するD/A変換器と、入力映像信号のフィ
ールド周波数を検出するカウンタと、入力映像信号のフ
ィールド周波数と出力映像信号のフィールド周波数とを
比較する比較器と、前記映像メモリの書き込み、読みだ
しを非同期に制御でき、前記比較器の比較結果に対応し
て前記複数個の映像メモリの書き込みと読みだしを制御
するメモリ制御手段とから構成される。
【0016】
【作用】前記手段によって映像メモリへの書き込み速度
と読みだし速度の関係を判別し、その判別結果に対応し
て複数個の映像メモリの書き込みと読みだしを制御する
ことによって、水平方向のフィールド歪みなどの現象が
発生しない高品位な映像変換装置を実現することができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。同図において従来と同じ構成には同じ番号を付し
て、その説明を省略する。尚説明のため、この実施例
は、種々の形式の映像信号を入力しNTSC信号に変換
するものとする。
【0018】図1において、21、22、23は出力す
べき映像信号フォーマットの大きさで、すなわち本実施
例においてはNTSC信号の1フレーム分の信号が貯え
られ、かつ書き込みと読みだしを非同期に行うことので
きる3個のフレームメモリ、8は入力映像信号をどのフ
レームメモリに導くかを選択するスイッチ、9は走査線
補間を行うための2次元フィルタであり、従来例におい
ては入力される映像信号が変換し出力される映像信号よ
りも走査線数の多いものに限って記述されており走査線
数の補間が不要なために、図1のブロック図には省略さ
れているものである。10はどのフレームメモリから読
みだして表示装置に出力するかを選択するスイッチ、1
1は入力映像信号から分離した入力垂直同期信号に基づ
いて入力映像信号のフィールド周波数を検出するフィー
ルド周波数カウンタ、12はフィールド周波数カウンタ
11で検出された入力映像信号のフィールド周波数と出
力映像信号、すなわちこの例ではNTSC映像信号のフ
ィールド周波数とを比較する比較器、13は比較器12
の比較結果、入力垂直同期信号、シンクジェネレータ5
で生成される出力垂直映像信号に基づいてスイッチ8、
10を制御する制御信号を出力するスイッチ制御回路で
ある。
【0019】図4にスイッチ制御回路12のブロック図
を示す。図4において、24は入力映像信号(すなわち
フレームメモリに書き込む映像信号)の垂直同期信号
(以下WVDと略す)が入力される端子、25は出力映
像信号(すなわち、フレームメモリから読みだす映像信
号)の垂直同期信号(以下RVDと略す)が入力される
端子、14、15、18、19は比較器12の比較結果
に応じて切り換えられるスイッチ、16はTフリップフ
ロップ、17はDフリップフロップである。
【0020】以下、図1、図4、更に図5、図6を参照
しながら、本実施例の動作について説明するが、初期状
態において、図1のスイッチ8、10は図示の状態にあ
るとする。
【0021】今、入力映像信号のフィールド周波数が出
力映像信号のフィールド周波数よりも大きいとする。こ
の場合スイッチ14、15、18、19は図示の切り替
状態になる。
【0022】図5にこのときのタイミングチャートを示
す。
【0023】WVD(図5のイ)の立ち下がりでTフリ
ップフロップ16は反転し、スイッチ8に切り替出力を
出す(図5のロ)。スイッチ8はこの切り替出力が反転
する度に、接点をa→b→c→a→と切り替ていく。D
フリップフロップ17は、RVD(図5のハ)をクロッ
クとし、Tフリップフロップ16の出力をラッチする。
従って、スイッチ10の切り替出力は図5のニとなる。
スイッチ10もスイッチ8と同様に、この切り替出力が
反転する度に接点をa→b→c→a→と切り替ていく。
【0024】結局本発明によれば、入力される映像信号
のフィールド周波数が出力する映像信号のフィールド周
波数より低い場合は、タイミングチャート図5に示す通
り書き込むべき映像信号は1フレームづつ順番にフレー
ムメモリに書き込まれ、映像信号の読みだしは書き込ん
でいるフレームメモリ番号の1つ前の番号のフレームメ
モリから読み出されることになる。
【0025】逆に入力される映像信号のフィールド周波
数が出力する映像信号のフィールド周波数より高い場合
は、タイミングチャート図6に示す通り読み出す映像信
号は1フレームづつ順番にフレームメモリから読み出さ
れ、入力される映像信号は読みだしているフレームメモ
リ番号の1つ前の番号のフレームメモリに書き込まれ
る。
【0026】すなわち、本発明によれば、フレームメモ
リに入力される映像信号とフレームメモリから出力され
る映像信号のフォーマットの関係によらず同じフレーム
メモリを書き込み、読みだし同時にアクセスすることが
なくなる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力され
る映像信号のフォーマットと表示装置に出力される映像
信号のフォーマットの関係に係わらず、水平方向のフィ
ールド歪みを発生させることなく映像信号の方式変換が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の技術を示すブロック図である。
【図3】フィールド歪み現象を示す図である。
【図4】本発明のスイッチ制御回路を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図6】本発明の他の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1…AD変換器 3…プログラマブルPLL 4…書き込み制御手段 6…読みだし制御手段 7…DA変換器 11…フィールド周波数カウンタ 12…比較器 21、22、23…映像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤瀬 幸夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号の水平同期信号に同
    期して任意の周波数で発振し基準クロックを生成するこ
    とのできるプログラマブルPLLと、前記基準クロック
    で映像信号をA/D変換するA/D変換器と、A/D変
    換された映像信号を記憶することのできる少なくとも3
    フレーム以上の映像メモリと、前記映像メモリから読み
    だされた映像信号をD/A変換するD/A変換器と、入
    力映像信号のフィールド周波数を検出するカウンタと、
    入力映像信号のフィールド周波数と出力映像信号のフィ
    ールド周波数とを比較する比較器と、前記映像メモリの
    書き込み、読みだしを非同期に制御でき、前記比較器の
    比較結果に対応して前記複数個の映像メモリの書き込み
    と読みだしを制御するメモリ制御手段を設けたことを特
    徴とする映像信号変換装置。
JP3283122A 1991-10-29 1991-10-29 映像信号変換装置 Pending JPH05122663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3283122A JPH05122663A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 映像信号変換装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3283122A JPH05122663A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 映像信号変換装置

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JPH05122663A true JPH05122663A (ja) 1993-05-18

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ID=17661514

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JP3283122A Pending JPH05122663A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 映像信号変換装置

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