JPH0512208Y2 - - Google Patents

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JPH0512208Y2
JPH0512208Y2 JP9146988U JP9146988U JPH0512208Y2 JP H0512208 Y2 JPH0512208 Y2 JP H0512208Y2 JP 9146988 U JP9146988 U JP 9146988U JP 9146988 U JP9146988 U JP 9146988U JP H0512208 Y2 JPH0512208 Y2 JP H0512208Y2
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bottom wall
drum
rotating drum
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shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電気コード、特に、いわゆる、OA
機器間を接続するために使用される電気コードな
ための収納装置に関するものである。
従来の技術 現在、種々の事務処理用の電気機器、いわゆ
る、OA機器が、各方面において広く使用されて
いるが、このために、必然的に、各種のOA機器
を相互に接続するための長尺の電気コードが、多
数使用されている。しかしながら、この種の長尺
の電気コードは 一般的に、高い硬さを有しており、従つて、
これを小曲率で曲げることが困難であること 放置状態においては、大きな空間を占有する
こと 高い硬さを有しているので、これを整然と小
容量の空間内に格納することが困難であること 従来のコードリールにおいて一般的に使用さ
れている回転しゆう動節点を設けると、瞬間停
電が発生するので、このようなしゆう動節点を
使用することができないこと(従来、コードリ
ールにおいては、添付図面の第6図に、その1
例を略図により示すように、格納装置の固定さ
れた側壁板に取り付けられ、それぞれ、端子を
介して取出しコードに接続されている同心の2
個のリングに、巻取りコードに接続された各し
ゆう動接続子を、それぞれ、相対回転自在に接
触させ、これらのリング及びしゆう動接続子を
介して、取出しコードと、巻取りコードとの間
における電気的接続を図つている) などの多くの問題点を有している。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は、このような問題点を有する
OA機器接続用の電気コードを 所要空間を節約して収納することができるこ
と 簡単な操作により、収納することが可能であ
ること 必要な長さだけを自由に収納することができ
ること しゆう動接続子の使用を不要とし、そのため
に生ずることのある瞬間停電の発生することの
無いこと などを満足させて収納することが可能であるOA
電気機器用電気コードの収納装置を得ることを、
その課題とするものである。
課題を解決するための手段 本考案においては、この課題を解決するため
に、間隔を置いて平行に配置された1対の側壁及
びこれらと相互に連結している周壁を有している
中空の外箱)と、この内部に、外箱の一つの側壁
に回転軸を介して回転自在に取り付けられた回転
ドラムとから構成されており、回転ドラムは、一
つの面の中心部に回転軸を直立して固着されてい
る円板状部と、それに対して直角にその外周縁
に、幅方向の中央分割面に沿つて固着された円筒
板状の底壁と、この底壁の各周辺から、それに対
して直立するように半径方向に突出して内周辺に
沿つて固着された円環状の1対の周壁とから形成
されており、これらの底壁及び1対の周壁の間に
は円環状のコード収納部が形成されており、ま
た、回転ドラムの円板状部の回転軸を設けられて
いない面と、その底壁の内周面とにより形成され
る円筒状の空間内には、底壁の内径にほぼ等しい
外径を有する凸状円弧状板と、それよりも小さな
内径を有する凹状円弧状板とを組み合わされて構
成された、平面輪郭がかぎ形の中空箱状の係止ド
ラムが回転自在に配置されており、更に、円筒状
の空間内には、凹状円弧状板の内径によりは、小
さな外径を有する中空円筒状の係止具が、凹状円
弧状板の内径面から間隔を置かれて配置されてお
り、この係止具は、係止ドラムと一緒に回転可能
ではあるが、それに対して、軸方向には出入自在
であるように係止ドラムに、適宜の手段により取
り付けられており、また、回転ドラムの底壁に
は、係止具の直径よりも、やや長い長さの円弧部
分を、ある幅に切り取られてコード出し入れ用開
口が形成されており、更に、外箱の周壁にも、コ
ード出し入れ用開口が形成されている電気コード
用収納装置を特徴とするものである。
実施例 以下、本考案を、その実施例を示す添付図面の
第1〜5図に基づいて詳細に説明する。
まず、第1図に、本考案の1実施例による装置
が縦断面図による略図により示してあるが、この
装置は、図に示すように、間隔を置いて平行に配
置された、一般的に円板状の1対の側壁11,12
と、それらの周辺を相互に連結する円筒状の周壁
3から成り立つている中空の円筒状の外箱1と、
この内部に、外箱1の一つの側壁11に、回転軸
3を介して回転自在に取り付けられた回転ドラム
2とから構成されているが、外箱1の一つの側壁
1には、この回転軸3を回転自在に支持するた
めの軸受部材4が、外箱1の内部に向かつて直立
して固着されている。また、回転ドラム2は、一
つの面の上に、その中心部において回転軸3を直
立して固着されている円板状部20と、それに対
して直角にその外周縁に、幅方向の中央分割面に
沿つて固着されている円筒板状の底壁21と、こ
の底壁21の対向する各周辺から、それに対して
直立するように半径方向に突出して内周辺に沿つ
て固着された円環状の1対の周壁22とから形成
されており、これらの底壁21及び1対の周壁22
の間には、中空円環状のコード収納部23が形成
されており、また、回転ドラム2の円板状部20
の回転軸3を設けられていない面と、その底壁2
の内周囲とにより形成される円筒状の空間内に
は、底壁21の内径にほぼ等しい外径を有する凸
状円弧状板51と、それよりも小さな内径を有す
る凹状円弧状板52とを組み合わされたて構成さ
れた、平面輪郭が、いわゆる、ともえ形の中空箱
状の係止ドラム5が、その凸状円弧状51の開放
周辺部を、外箱1の他の側壁12に開口された円
形開口部121の内周辺により接触されることなど
により、回転自在に軸受けされている。更に、こ
の円筒状の空間内には、凹状円弧状板52の内径
によりは、小さな外径を有する中空円筒状の係止
具6が、凹状円弧状板面52の内径面から間隔を
置かれて配置されているが、この係止具6は、係
止ドラム5と一緒に回転可能ではあるが、それに
対して、軸方向には出入自在であるように、係止
ドラム5に適宜の手段により取り付けられてお
り、また、回転ドラム2の底壁21には、円板状
部20に沿つて、係止具6の直径よりも、やや長
い寸法を、ある幅だけ円弧状に切り取ることによ
り、コード出し入れ用開口7を形成しており、更
に、外箱1の円筒状側壁13にも、コード出し入
れ用開口8が形成されている。
更に、本実施例においては、回転ドラム2の回
転軸3を回転自在に支持している円筒状の軸受部
材4の外面と、回転ドラム2の底壁21との間に、
ぜんまいばね10が、軸受部材4を包囲して配置
されており、その各端部が、それぞれ、軸受部材
4及び底壁21に固着されており、また、回転ド
ラム2と、外箱1との間には、回転ドラム2の回
転を制御するための、例えば、ねじ部材から成る
ストツパ11が設けられている。
本考案の1実施例は、このような構成を有して
いるが、この実施例による装置は、例えば、第3
図に示すように、2個のOA機器OA1及びOA2
相互に連結している電気コード20を、この装置
の回転ドラム2のコード収納部23内に収納する
ものであるが、この収納のためには、まず、装置
30を第1及び2図に示すように、外箱1の円筒
状側壁13にあけられたコード出し入れ用開口8
と、回転ドラム2の底壁21にあけられたコード
出し入れ用開口7とが、垂直方向に合致するよう
に回転ドラム2を回転させ、また、係止ドラム5
も、その凹状円弧状板51が、回転ドラム2のコ
ード出し入れ開口7の方に向くように、回転ドラ
ム2に対して回転させておき、同時に、係止具6
は、その底面61が、回転ドラム2の円板状部20
の、回転軸3が設けられていない面から離れるよ
うにしておく。装置30をこのような準備状態と
した後、収納すべき電気コード20を、第3図に
示すように、その長さのほぼ中央部において二つ
折りとし、この二つ折り部200を下として、装
置30の中に、その外箱1にあけられたコード出
し入れ用開口8を通してその内部に垂下させ、こ
れを引き続いて、回転ドラム2の底壁21にあけ
られたコード出し入れ用開口7をも通過させ、そ
の先端部分が、係止ドラム5の凹状円弧面状板5
に接触した状態になつた時に、係止具6を、コ
ード20の二つ折り部200の付近に形成される、
ほぼ半円状の輪郭を有する空間部に、その底面6
が、回転ドラム2の円板状部20に接触するまで
押し込む。これにより、コード20の二つ折り部
200が、係止ドラム5と、係止具6との各周面
の間に拘束されるので、次いで、係止ドラム5
を、回転ドラム2に対して、第4図で見て反時計
方向に、矢印Xの方向に回転させ、第5図に示す
ように、第2図に示す位置から、ほぼ180°を旋回
した位置に持つて来るようにする。この状態にお
いては、電気コード20は、ともえ形の中空箱状
の係止ドラム5の凹状円弧状板52と、係止具6
の外周面との間に形成されるクサビ状のすきま内
に来、回転ドラム2に強固に保持された状態とな
るので、この状態において、回転ドラム2を外箱
1に対して、引き続き矢印Xの方向へ回転させる
と、電気コード20は、回転ドラム2の底壁21
の外周に巻かれ、コード収納部23の内部に収納
されることとなる。この場合、回転ドラム2と、
外箱1との間には、ぜんまいばね10が設置して
あるので、回転ドラム2の回転に伴つて、このぜ
んまいばね10も、巻き締め、あるいは、巻き戻
されるようになる。従つて、これを適当に選択す
ることにより、コード20の収納の際に必要とさ
れる回転ドラム2に加えられるべき回転トルクを
軽減させることができるようになる。
逆に、このように、本考案装置30の中に収納
されている電気コード20を、装置30から引き
出す時には、このコード20を外箱1の外部へ引
つ張るようにすれば良いが、その過程の最後の部
分においては、係止ドラム5が、第5図の状態か
ら第2図に示す状態となるので、この状態におい
て、係止具6を、回転ドラム2の円板状部20
ら離すようにすることにより、電気コード20の
全体を本考案装置30から取り出すことができ
る。この場合、回転ドラム2の回転に伴つて、ぜ
んまいばね10も回転されるので、巻き締め、あ
るいは、巻き戻されることとなる。この時におけ
るぜんまいばね20の作用を制御するために、ス
トツパ11を適宜に操作するものとする。
なお、本実施例においては、ぜんまいばね10
が設置してあるものとしてあるが、このぜんまい
ばね10は、省略されることもできる。
考案の効果 本考案は、上記のような構成及び作用を有して
いるので、次ぎのような効果を発揮することので
きることは、明らかなところである。すなわち 電気コードの収納の際に、電気コードは二つ
折とされ、この部分において回転ドラムの底壁
内に拘束され、その収納は、回転ドラムの底壁
と円環状の周壁のとの間に形成された中空円筒
状のコード収納部において行われるので、電気
コードの収容空間が整理・整頓され、全体の寸
法を小さくすることができること 電気コードの収納作業が簡単であること ぜんまいばねを適宜に使用することにより、
コードの収納作業を、比較的小さな外力により
行うことができること 回転ドラムのコード収納部の内部に、所望の
長さの電気コードを収納することができること 回転しゆう動をする接点機構が不要であるの
で、コードの移動の際に生ずることがある瞬間
停電などの不慮の事故の発生が無いこと などでる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を示す縦断面図、
第2図は、その一部の側面図、第3図は、2個の
OA機器と、それらを相互に接続する電気コード
との関係を示す略図、第4図は、第2図に示され
る係止ドラムを、回転ドラムに対して相対回転さ
せた状態において示す側面図、第5図は、その相
対回転の最終状態において示す側面図、第6図
は、従来のコードリールにおけるしゆう動接続子
の例を示す斜視図である。 1……外箱、2……回転ドラム、3……回転
軸、4……軸受部材、5……係止ドラム、6……
係止具、7,8……コード出し入れ用開口、10
……ぜんまいばね、11……ストツパ、20……
電気コード、200……二つ折り部、30……本
考案装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 間隔を置いて平行に配置された1対の側壁1
    ,12と、これらの周辺を相互に連結している
    周壁13を有している中空の外箱1と、この内
    部に、外箱1の一つの側壁11に回転軸3を介
    して回転自在に取り付けられた回転ドラム2と
    から構成されており、回転ドラム2は、一つの
    面の中心部に回転軸3を直立して固着されてい
    る円板状部20と、それに対して直角にその外
    周縁に、幅方向の中央分割面に沿つて固着され
    た円筒板状の底壁21と、この底壁21の各周辺
    から、それに対して直立するように半径方向に
    突出して内周辺に沿つて固着された円環状の1
    対の周壁22とから形成されており、これらの
    底壁21及び1対の周壁22との間には円環状の
    コード収納部23が形成されており、また、回
    転ドラム2の円板状部20の回転軸3を設けら
    れていない面と、その底壁21の内周面とによ
    り形成される円筒状の空間内には、底壁21
    内径にほぼ等しい外径を有する凸状円弧状板5
    と、それよりも小さな内径を有する凹状円弧
    状板52とを組み合わされて構成された、平面
    輪郭がともえ形の中空箱状の係止ドラム5が回
    転自在に配置されており、更に、円筒状の空間
    内には、凹状円弧状板51の内径よりは、より
    小さな外径を有する中空円筒状の係止具6が、
    凹状円弧状板52の内径面から間隔を置かれて
    配置されており、この係止具6は、係止ドラム
    5と一緒に回転可能ではあるが、それに対して
    軸方向には出入自在であるように係止ドラム5
    に、適宜な手段により取り付けられており、ま
    た、回転ドラム2の底壁21には、係止具6の
    直径よりも、やや長い長さの円弧部分を、ある
    幅に切り取られれてコード出し入れ用開口7が
    形成されており、更に、外箱1の周壁12にも、
    コード出し入れ用開口8が形成されている電気
    コード用収納装置。 2 外箱1が、回転ドラム2の周壁22の外径に
    対応する内径を有する円筒状の周壁12と、そ
    の各周辺に周辺部において固着された円板状の
    側壁11とから構成された中空円筒状の形状を
    有している請求項1記載の電気コード用収納装
    置。 3 回転ドラム2の回転軸3を回転自在に支持す
    るために、外箱1の一つの側壁11に円筒状の
    軸受部材4が、外箱1の内部に突出するように
    固着されており、この軸受部材4と、回転ドラ
    ム2の底壁21との間に、ぜんまいばね10が
    軸受部材4を包囲して配置されており、その各
    端部が、それぞれ、軸受部材4及び底壁21
    固着されており、また、回転ドラム2と外箱1
    との間に、回転ドラム2の回転を制御するため
    のストツパ11が設けられている請求項2記載
    の電気コード用収納装置。
JP9146988U 1988-07-12 1988-07-12 Expired - Lifetime JPH0512208Y2 (ja)

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JP9146988U JPH0512208Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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JP9146988U JPH0512208Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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JPH0213077U JPH0213077U (ja) 1990-01-26
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JP9146988U Expired - Lifetime JPH0512208Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12

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