JPH05122085A - 符号化回路 - Google Patents

符号化回路

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JPH05122085A
JPH05122085A JP28165791A JP28165791A JPH05122085A JP H05122085 A JPH05122085 A JP H05122085A JP 28165791 A JP28165791 A JP 28165791A JP 28165791 A JP28165791 A JP 28165791A JP H05122085 A JPH05122085 A JP H05122085A
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data
circuit
variable
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JP28165791A
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Inventor
Mitsuo Yamazaki
充夫 山崎
Kazuo Konishi
和夫 小西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】初期状態に拘らず入力クロックを発生させて、
可変長−固定長変換処理が停止することを防止する。 【構成】初期状態が設定されると、制御信号STは所定
期間“L”となり、アンド回路25の出力は“L”となっ
て、ダウンカウンタ6はセレクタ22からの“1”をロー
ドする。これにより、ダウンカウンタ6のリップルキャ
リーは“L”となり、入力クロックが“L”となってダ
ウンカウンタ6のロードは解除される。そうすると、次
に、リップキャリーが“H”となってダウンカウンタ6
がFF14の出力をロードする前に、ダウンカウンタ6の
カウント値が0以外の値となる。すなわち、FF14出力
が0であっても、ダウンカウンタ6はロード状態と非ロ
ード状態とを繰返すことになり、確実に入力クロックを
発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化回路に関し、特
に、高速符号化処理を可能にして電子スチルカメラ等に
好適の符号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器におけるディジタル技術
の進歩は著しい。ディジタル画像処理技術の分野におい
ては、画像圧縮技術の進歩に目覚ましいものがある。こ
の画像圧縮技術は、ディジタル伝送及び記録等の効率を
向上させるために、より小さいビットレイトで画像を符
号化する技術である。この技術としては、予測符号化技
術及び直交符号化技術(「TV画像の多次元信号処理」
吹抜敬彦著、日刊工業新聞社刊に詳述)等がある。更
に、これらの符号化によって圧縮された符号に対して、
可変長符号化を施すことによって、更に一層の画像圧縮
が可能である。可変長符号化は符号の発生頻度に応じ
て、符号化のビット幅を変化させるものであり、固定長
符号に比してビットレイトを小さくすることができる。
【0003】次に、可変長符号の一例としてハフマン符
号の生成方法を図3を参照して説明する。図3(a)は
ハフマン符号の生成過程を示し、図3(b)はハフマン
符号の木を示している。
【0004】いま、t個の固定長符号S1 ,S2 ,…,
St をハフマン符号に変換するものとする。図3はt=
6の場合の例を示している。先ず、これらの符号S1 乃
至S6 をその発生頻度(生起確率)が大きい順に並べ
る。符号S1 乃至S6 の生起確率は、図3(a)に示す
ように、夫々0.35,0.20,0.15,0.15,0.10,0.05であ
り、符号S1 乃至S6 の順に並べられている。次に、生
起確率が最も小さい方から2つの符号を1組として、そ
の合成確率(2つの生起確率の和)を求める。図3で
は、符号S6 ,S5 の生起確率が小さく、その合成確率
は0.15である。
【0005】次に、この1組と他の符号について、生起
確率(又は合成確率)が大きい順に並べ変える。次い
で、生起確率(又は合成確率)が最も小さい方から2つ
の符号(又は組)を新たな1組として、その合成確率を
求める。以後、これらの処理を繰返し、図3(a)に示
すように、合成確率が1となるまで並び変えを行う。
【0006】次に、図3(a)に基づいて、図3(b)
に示す符号の木を作成する。そして、この符号の木の枝
分かれに従って“0”と“1”を割当てる。図3(b)
では、上側の枝を“0”、下側の枝を“1”にしてい
る。この枝分かれに沿ってハフマン符号を得る。例え
ば、固定長符号S4 は、図3(b)の太線で示すよう
に、“0”の枝を通り、“1”の枝を通り、最後に
“0”の枝を通ることによって、“010”というハフ
マン符号に変換される。このようにして求めた符号S1
乃至S6 のハフマン符号を下記表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】この表1に示すように、生起確率が高い場
合には短いビット長のハフマン符号に変換され、生起確
率が低い場合には長いビット長のハフマン符号に変換さ
れる。これにより、全体ではビットレイトを低減するこ
とができる。
【0009】ところで、最近、画像データの圧縮方法の
標準化が検討されている。この標準化案の一例では、図
4に示すように、画像データをハフマン符号化した後
に、その下位ビットに付加データを付加するようになっ
ている。付加データとしては有効ビットのみを付加す
る。例えば、十進表現の“1”と“15”とでは2進表
現におけるビット数が異なる(1ビット,4ビット)よ
うに、有効ビットのみによって構成された付加データも
ハフマン符号と同様に可変長符号である。なお、付加デ
ータは下位ビット側が有効ビットとなることから、付加
データについてはLSB(最下位ビット)から順に配列
するLSBファーストでハフマン符号に付加している。
【0010】このような可変長の符号化データを記録す
る場合には、記録素子の入力フォーマットに基づいて可
変長の符号化データを固定長に変換して記録する必要が
ある。例えば、記録素子としてICカードを採用した場
合には、入出力は1バイト単位で行われており、符号化
データを8ビットの固定長に変換しなければならない。
【0011】図5はこのような可変長のハフマン符号デ
ータを8ビットの固定長データに変換する可変長−固定
長変換回路における変換処理を説明するための説明図で
ある。
【0012】画像データは入力クロックのタイミングで
ハフマン符号化回路に与える。ハフマン符号化回路は入
力されたデータをハフマン符号に変換し、付加データを
付加して可変長−固定長変換回路に出力する。いま、例
えば、ハフマン符号化回路から連続して出力される2つ
の可変長データA,Bが、図5(a),(b)の斜線部
に示すように、夫々21ビット、12ビットで構成され
ているものとする。可変長−固定長変換回路が、入力し
た可変長データを例えば所定の1クロック毎に8ビット
長の固定長データに変換して出力するものとすると、可
変長データAは2クロックで21ビット中の16ビット
が固定長に変換されて出力される。8ビットに満たない
ことから固定長に変換されずに残った可変長データAの
残りの5ビット(以下、余りビットという)は、図5に
示すように、次の可変長データBの先頭に付加される。
こうして、可変長−固定長変換回路は次に図5(b)に
示す17ビット長の可変長データを固定長に変換する。
この場合には、2クロックで17ビット中の16ビット
が固定長に変換されて出力され、残りの1ビットは次の
データの先頭に付加される。こうして、可変長−固定長
変換回路は順次8ビット長の固定長データを出力する。
【0013】このように、可変長データを1バイト単位
の固定長データに変換するために必要とする時間は可変
長データのデータ長に基づくものとなる。なお、可変長
−固定長変換回路が1クロック毎に8ビット長の固定長
データに変換する場合でも、実際には余りビットを次の
データに付加する処理等が必要な場合がある。例えば付
加する処理が2クロック必要な場合、25ビット長のデ
ータを固定長に変換するためには5クロックの時間が必
要である。従って、この場合には、可変長−固定長変換
回路の処理時間を考慮して、入力クロックを5クロック
毎に発生して画像データを取込む。
【0014】しかし、ビット長が短い入力データでは、
可変長−固定長変換処理に5クロックを必要としない。
このため、この場合には、変換処理に空き時間が生じて
しまう。そこで、従来、入力データ長に応じて入力クロ
ックの発生を制御するものがある。
【0015】図6はこのような入力クロックを発生する
従来の符号化回路を示すブロック図である。この回路は
本件出願人が先に出願した特願平2−337615号明
細書で開示したものである。また、図7はその動作を説
明するためのタイミングチャートである。図7(a)乃
至(j)は夫々クロックCK及び図6のb乃至j点の信
号を示している。図6の回路は可変長−固定長変換に要
する処理時間と次のデータが入力されるまでの時間とを
一致させて、変換処理の空き時間をなくして高速な符号
化を可能にしている。
【0016】入力端子1を介して入力した画像データを
入力制御回路2に与える。入力制御回路2は入力クロッ
ク発生回路12からの入力クロック(図7(c))のタイ
ミングで画像データをハフマン符号化回路3及びビット
長発生回路11に出力する。ハフマン符号化回路3は、入
力された画像データをハフマン符号化して付加ビットを
付加して出力する。この可変長符号を可変長−固定長変
換回路4に与えて、例えば、8ビット長の固定長符号に
変換する。この場合の可変長−固定長変換時間は、入力
されたハフマン符号の符号長と前回の可変長−固定長変
換における余りビット長に基づいて設定する。
【0017】一方、入力制御回路2からの画像データを
ビット長発生回路11にも与える。ビット長発生回路11
は、入力されたデータをハフマン符号に変換して付加ビ
ットを付加した場合のビット長を示すデータを出力す
る。図7(j)に示すように、ハフマン符号化回路3か
らの一連のデータのビット長は“13,9,20,1
1,…”であるものとする。このビット長jを入力クロ
ック発生回路12に与える。
【0018】ビット長jは、図7(c)に示す入力クロ
ックcのタイミングで、フリップフロップ(以下、FF
という)13から加算器16に与えられる。FF15は、入力
クロックのタイミングで、1クロック前の加算器16出力
の下位3ビットを加算器16に与える。FF15出力の下位
3ビットは、ビット長を8で割った余り、すなわち、8
ビットデータに固定長変換する場合の余りビット長を示
している。加算器16は、FF15からの前回の変換処理に
おける余りビット長とFF13からの入力データに対応し
たビット長とを加算して出力する。従って、加算器16か
らの加算結果(図7(f))fは、今回可変長−固定長
変換処理を行うデータのデータ長を示している。
【0019】加算器16出力の4ビット目以上の上位ビッ
トは、可変長データが何個の固定長データに変換される
かを示している。つまり、加算器16出力の上位3ビット
によって、可変長−固定長変換に必要な処理時間を知る
ことができる。すなわち、可変長−固定長変換に要する
処理時間は、上位3ビットの値+2である。
【0020】加算器16からの上位3ビットはFF14を介
してダウンカウンタ6に与える(図7(g))。ダウン
カウンタ6は可変長−固定長変換の処理時間をカウント
しており、入力クロック(図7(c))に同期したイン
バータ8の出力i(図7(i))によって、データ入力
端に上位3ビットの値gをロードする。ダウンカウンタ
6は、クロックCKをダウンカウントする。カウント出
力は図7(h)に示すものとなる。ダウンカウンタ6は
カウントアップすると、図7(b)に示すリップルキャ
リーbを出力する。FF7は、このリップルキャリーb
をクロックCKのタイミングで入力クロックcとして入
力制御回路2に与える。この入力クロックcに同期して
入力制御回路2は画像データを取込んでハフマン符号化
回路3に与えている。
【0021】これにより、次のデータが入力されるまで
の時間間隔は可変長−固定長変換の処理時間と等しくな
り、可変長−固定長変換回路4において処理を行わない
空き時間が発生することがなく、高速な符号化が可能で
ある。
【0022】ところで、電源導入時等の回路の初期状態
においては、ダウンカウンタ6からのリップルキャリー
b及びFF7からの入力クロックcが“H”となること
がある。この場合、インバータ8の出力iが“L”であ
るので、ダウンカウンタ6はデータ端に入力されるFF
14出力gをロードする。ところが、初期状態時には、F
F14出力gが“0”であることがある。そうすると、こ
の“0”入力によって、ダウンカウンタ6のリップルキ
ャリーbが発生し、FF7出力は“H”となって、ダウ
ンカウンタ6はロード状態を維持する。すなわち、入力
クロックは“H”を維持し、画像データは取込まれな
い。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の符号化回路においては、回路の初期状態時には、
入力クロックが“H”を維持し、可変長−固定長変換が
行われないことがあるという問題点があった。
【0024】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、回路の初期状態に拘らず、入力クロック発
生回路を確実に動作させることができる符号化回路を提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る符号化回路
は、入力データを可変長符号化して可変長データを出力
する可変長符号化回路と、前記可変長データを所定のビ
ット長の固定長データに変換して出力する可変長−固定
長変換回路とを具備した符号化回路において、入力クロ
ックに基づいて前記入力データの前記可変長符号化回路
への入力を制御する入力制御回路と、前記入力制御回路
の出力が与えられて入力データが前記可変長符号化回路
により符号化された場合のビット長を求めるビット長発
生回路と、このビット長発生回路が求めたビット長に基
づいて前記可変長−固定長変換回路による処理時間を求
める処理時間算出手段と、この処理時間算出手段が求め
た処理時間をプリセット値としてカウントを行うことに
より前記入力クロックを発生すると共に、出力した入力
クロックに基づいて前記プリセット値を取込むダウンカ
ウンタと、初期状態が設定されると前記処理時間算出手
段からの処理時間に代えて0以外の値を前記ダウンカウ
ンタにプリセット値として取込ませる初期状態制御手段
とを具備したものである。
【0026】
【作用】本発明においては、入力制御回路によって、入
力データの可変長符号化回路への入力を制御している。
ビット長変換回路は、可変長符号化回路により入力デー
タが何ビット長に変換されるかを求め、このビット長に
基づいて処理時間算出手段が可変長−固定長変換回路の
処理時間を求める。ダウンカウンタはこの処理時間をプ
リセットとして取込んで、処理終了時点で入力クロック
を出力する。初期状態では、ダウンカウンタに0以外の
値がプリセットされ、これにより、入力クロックのロー
レベル,ハイレベルが変化して、ダウンカウンタは入力
の取込みを停止する。そうすると、ダウンカウンタのカ
ウント値が0以外の値となり、処理時間として0が入力
されても、入力クロックのローレベル,ハイレベルが固
定されてしまうことはない。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る符号化回路の一実施例
を示すブロック図である。図1において図6と同様の構
成要素には同一符号を付してある。
【0028】入力端子1には画像データ等の入力データ
を入力する。この入力データを入力制御回路2に与え
る。入力制御回路2は入力クロックのタイミングで入力
データを取込んでハフマン符号化回路3に与えると共
に、ビット長発生回路11にも与える。ハフマン符号化回
路3は入力されたデータをハフマン符号に変換すると共
に、変換したハフマン符号に付加データを付加して可変
長−固定長変換回路4に出力する。可変長−固定長変換
回路4は入力された可変長データを8ビットのパラレル
固定長データに変換して出力するようになっている。
【0029】入力クロックは入力クロック発生回路21に
よって発生させるようになっている。入力クロック発生
回路21はダウンカウンタ6、FF7,13,14,15、イン
バータ8及び加算器16の外に、セレクタ22、FF23、イ
ンバータ24及びアンド回路25を有している。FF13には
ビット長発生回路11の出力を入力する。ビット長発生回
路11は、ROM等によって構成しており、入力データに
よって示されるアドレスに、この入力データをハフマン
符号に変換して付加ビットを付加した場合のビット長を
示すデータを格納している。ビット長発生回路11は入力
データが入力されると、この入力データに対するハフマ
ン符号化回路3の出力のビット長のデータを出力するよ
うになっている。
【0030】FF13は入力クロックのタイミングでビッ
ト長発生回路11の出力を加算器16に出力する。加算器16
はFF13,15の出力を加算し、加算結果の上位3ビット
をFF14に与え、下位3ビットをFF15に与える。FF
15は入力クロックのタイミングで加算器16出力の下位3
ビットを加算器16に出力する。FF14は加算器16出力の
上位3ビットを入力クロックのタイミングで出力するよ
うになっている。
【0031】いま、可変長−固定長変換回路4が可変長
データを2のn乗ビット長の固定長データに変換するも
のとすると、加算器16出力の下位nビットによって余り
ビット数が示される。例えば、可変長−固定長変換回路
4が8ビットの固定長データを出力する場合には、加算
器16出力の下位3ビットによって余りビット数が示され
ることになる。前述したように、加算器16は、FF13か
らハフマン符号化回路3の出力ビット数を入力し、FF
15から余りビット数を入力している。すなわち、加算器
16出力は、次に可変長データが入力されるまでに可変長
−固定長変換回路4が可変長−固定長変換処理によって
変換しようとする可変長データのデータ長を示してい
る。
【0032】一方、加算器16出力の上位3ビットは、可
変長データが何個の固定長データに変換されるか、すな
わち、何クロックで可変長−固定長変換処理が終了する
かを示している。本実施例では可変長−固定長変換に必
要な時間は(上位3ビットによって示される値)+2ク
ロック期間である。この上位3ビットをダウンカウンタ
6のプリセット値とすることで、入力データの入力の時
間間隔を決定している。
【0033】本実施例においては、FF14の出力をセレ
クタ22の一方入力端を介してダウンカウンタ6の入力端
子Dに与えるようになっている。セレクタ22の他方入力
端には“1”を与えており、セレクタ22は制御信号ST
の“H”でFF14の出力を選択し、制御信号STの
“L”で“1”を選択するようになっている。
【0034】ダウンカウンタ6、FF7及びインバータ
8の構成は従来と同一である。本実施例においては、F
F7の出力はFF23を介してインバータ8に与える。更
に、インバータ8の出力はアンド回路25の一方入力端を
介してダウンカウンタ6に与えるようになっている。ア
ンド回路25の他方入力端には制御信号STを与える。イ
ンバータ8は入力された信号を反転させて出力する。こ
こで、インバータ24及びFF23は、FF7の出力を半ク
ロック遅延させて、インバータ8及びアンド回路25を介
してダウンカウンタ6のロード入力iとして与えてい
る。これにより、クロックCKとロード入力iとを同相
とならないようにして、ダウンカウンタ6のロードミス
を防止している。
【0035】ダウンカウンタ6はアンド回路25から
“L”の信号を入力すると、入力端子Dのデータをロー
ドする。ダウンカウンタ6はクロックCKをダウンカウ
ントし、カウント値が最小になると、リップルキャリー
をFF7の入力端子Dに出力する。FF7はリップルキ
ャリー入力後のクロックCKのタイミングで入力クロッ
クを発生して入力制御回路2、ハフマン符号化回路3、
ビット長発生回路11及びFF13,14,15,23に出力する
ようになっている。
【0036】次に、このように構成された符号化回路の
動作について図2のタイミングチャートを参照して説明
する。図2(a)はクロックCKを示し、図2(b)は
制御信号STを示し、図2(c)乃至(g)は夫々図1
中のb,c,g,h,i点の信号であるダウンカウンタ
6からのリップルキャリーb、入力クロックc、セレク
タ22の出力g、ダウンカウンタ6のカウント出力h及び
アンド回路25の出力iを示している。
【0037】入力制御回路2を介して入力した入力デー
タを、ハフマン符号化回路3に与えてハフマン符号化
し、更に付加データを付加して可変長−固定長変換回路
4に与える。可変長−固定長変換回路4は入力された可
変長データを1クロック毎に8ビットの固定長データに
変換して出力する。可変長−固定長変換回路4は余りビ
ットを次に入力される可変長データの先頭に付加して順
次可変長−固定長変換を行う。
【0038】一方、入力制御回路2からの入力データは
ビット長発生回路11にも入力する。ビット長発生回路11
は、この入力データがハフマン符号化されて付加データ
が付加された場合のビット長を示すデータをFF13に出
力する。FF15は前回の可変長−固定長変換における余
りビット数を出力しており、加算器16は、FF13,15の
出力を加算し、上位3ビットをFF14に与え、下位3ビ
ットをFF15に与える。
【0039】定常状態においては、制御信号STは
“H”であり、FF14の出力はセレクタ22を介してダウ
ンカウンタ6のデータ入力端子Dに与えられる。ダウン
カウンタ6は入力クロックcがFF23、インバータ8及
びアンド回路25を介してロード端に入力されて、FF14
の出力をプリセット値としてロードする。前述したよう
に、FF14の出力は可変長−固定長変換の変換処理に要
するクロック数を示しており、ダウンカウンタ6はプリ
セット値からクロックCKをダウンカウントすることに
よって、可変長−固定長変換回路4の変換終了時点を知
る。ダウンカウンタ6はカウント値が最小値になると、
リップルキャリーbをFF7に出力し、FF7はクロッ
クCKのタイミングで入力クロックcを発生する。この
入力クロックに基づいて、入力制御回路2が入力データ
を取込むことにより、空き時間が発生することなく可変
長−固定長変換が可能である。
【0040】いま、電源投入時等の初期状態が設定され
るものとする。この場合には、例えば、図2(c),
(d),(e)に示すように、ダウンカウンタ6からの
リップルキャリーbが“H”で、入力クロックcが
“H”で、且つFF14の出力が“0”となってダウン
カウンタ6のデータ入力端子Dに“0”が入力されるこ
とがある。この場合には、図2に示すように、アンド回
路25の出力iは“L”となり、ダウンカウンタ6は
“0”をロードし続け、入力クロックcは“H”を維持
してしまう。
【0041】ここで、本実施例においては、図2(b)
に示すように、制御信号STを所定期間“L”にするよ
うになっている。そうすると、アンド回路25の出力iは
“L”になると共に、セレクタ22は“1”を選択してダ
ウンカウンタ6のデータ入力端子Dに出力する(図2
(e))。ダウンカウンタ6は次のクロックCKのタイ
ミングで“1”をロードする(図2(e),(f))。
これにより、リップルキャリーbは“L”となり(図2
(b))、更に、入力クロックcも“L”となる(図2
(c))。なお、リップルキャリーbの“L”によっ
て、制御信号STが“H”に変化したとしても、入力ク
ロックcはFF23を介してインバータ8に与えられ、イ
ンバータ8は半クロック遅延された入力クロックcを反
転させてアンド回路25に与えて、ダウンカウンタ6のロ
ードを停止させる。ダウンカウンタ6は、図2(f)に
示すように、クロックCKでダウンカウントし、カウン
ト値が“0”になると、図2(c)に示すように、
“H”のリップルキャリーbを出力する。これにより、
FF7は“H”の入力クロックcを出力する(図2
(d))。
【0042】一方、ダウンカウンタ6はダウンカウント
を続け、図2(f)に示すように、カウント値は“7”
となる。この時点で、入力クロックcの“H”によっ
て、アンド回路25の出力iが“L”となり(図2
(g))、ダウンカウンタ6はロード状態となって、デ
ータ入力端子Dのデータを取込む。一方、ダウンカウン
タ6のカウント値が“7”となることから、リップルキ
ャリーb及び入力クロックcは“L”となり(図2
(c),(d))、アンド回路25の出力iが“H”とな
ってダウンカウンタ6のロードが停止される。すなわ
ち、FF14の出力が“0”で、ダウンカウンタ6のデー
タ入力端子Dに“0”が入力されても、ダウンカウンタ
6はロード状態を維持することはない。これにより、入
力クロックが“H”を維持することはなく、入力制御回
路2は可変長−固定長変換の終了毎に入力データを取込
む。
【0043】このように、本実施例においては、初期状
態が設定されると、制御信号STによって、セレクタ22
に“1”を選択させると共に、ダウンカウンタ6を強制
的にロード状態としており、ダウンカウンタ6のリップ
ルキャリーを“L”にして、入力クロックが“H”のま
まになってしまうことを防止している。これにより、回
路の初期状態に拘らず、データ長に応じた入力クロック
を発生して高速な可変長−固定長変換が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路の初期状態に拘らず、入力クロック発生回路を確実に
動作させることができ、可変長−固定長変換が停止して
しまうことを防止することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号化回路の一実施例を示すブロ
ック図。
【図2】実施例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【図3】ハフマン符号を説明するための説明図。
【図4】画像データを示す説明図。
【図5】可変長−固定長変換処理を説明するための説明
図。
【図6】従来の符号化回路を示すブロック図。
【図7】従来例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
2…入力制御回路 3…ハフマン符号化回路 4…可変長−固定長変換回路 6…ダウンカウンタ 7,13,14,15,23…フリップフロップ 11…ビット長発生回路 21…入力クロック発生回路 22…セレクタ 25…アンド回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを可変長符号化して可変長デ
    ータを出力する可変長符号化回路と、前記可変長データ
    を所定のビット長の固定長データに変換して出力する可
    変長−固定長変換回路とを具備した符号化回路におい
    て、 入力クロックに基づいて前記入力データの前記可変長符
    号化回路への入力を制御する入力制御回路と、 前記入力制御回路の出力が与えられて入力データが前記
    可変長符号化回路により符号化された場合のビット長を
    求めるビット長発生回路と、 このビット長発生回路が求めたビット長に基づいて前記
    可変長−固定長変換回路による処理時間を求める処理時
    間算出手段と、 この処理時間算出手段が求めた処理時間をプリセット値
    としてカウントを行うことにより前記入力クロックを発
    生すると共に、出力した入力クロックに基づいて前記プ
    リセット値を取込むダウンカウンタと、 初期状態が設定されると前記処理時間算出手段からの処
    理時間に代えて0以外の値を前記ダウンカウンタにプリ
    セット値として取込ませる初期状態制御手段とを具備し
    たことを特徴とする符号化回路。
JP28165791A 1991-10-28 1991-10-28 符号化回路 Pending JPH05122085A (ja)

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