JPH0512100U - ウオータジエツト切断装置 - Google Patents

ウオータジエツト切断装置

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JPH0512100U
JPH0512100U JP6792291U JP6792291U JPH0512100U JP H0512100 U JPH0512100 U JP H0512100U JP 6792291 U JP6792291 U JP 6792291U JP 6792291 U JP6792291 U JP 6792291U JP H0512100 U JPH0512100 U JP H0512100U
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water jet
nozzle
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cutting device
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Sugino Machine Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、容易かつ確実に多種類の形状
に対応した切断加工を可能にすること。 【構成】 超高圧に加圧された水を噴出するノズル14
と、このノズル14が取り付けられたヘッド10とを設
ける。任意に湾曲可能な可撓性の自在ガイド部材64
を、被加工物60の切断ライン62と所定の間隔を隔て
て被加工物60又は他の固定部材に取り付ける。自在ガ
イド部材64沿って走行する倣い部材18を、上記ヘッ
ド10に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】 この考案は、超高圧をかけられた水をノズルからジェット噴流として噴出させ 、種々の被加工物を切断するウォータジェット切断装置に関する。
【従来の技術】
【0003】 ウォータジェット切断装置は、水を超高圧(3000■4000気圧)に加圧し、その ジェット噴流のエネルギーで種々の被加工物を切断するものであり、ノズル径と ほぼ等しい切断幅で被加工物の切断が可能である。この水のみで切断するものの 場合は、紙や布樹脂等の比較的軟質な材料の切断に適している。さらに、ジェッ ト噴流の水の中に研磨材を添加し、この研磨材の研削性を利用して、金属やコン クリート等の硬質材料を切断可能にしたウォータジェット切断装置もある。この ウォータジェット切断装置は、超高圧に加圧されたパイプがノズルに接続されて おり、ジェット噴流のON,OFFによる反力が大きく、ジェット噴流の破壊力 も大きく危険性があるので、ノズルが取り付けられたヘッドの部分の駆動は、従 来一般に、ロボット等のプログラミングされた駆動装置により移動させられてい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術のプログラミング駆動によりウォータジェット切断装置を操作 する場合、大量生産される製品の切断加工であれば効率的に加工できるが、多品 種小量生産される製品に対しては、その製品毎に駆動プログラムを変更しなけれ ばならず、そのプログラミングも面倒なものであった。さらに、プログラム駆動 するには、制御用コンピュータや動装置等の設備が必要になり、コスト的にも大 がかりなものになるという問題もある。一方、ウォータジェット切断装置を完全 に手動により操作することも考えられるが、上述のように、超高圧水による反力 等により、所望の切断ラインに沿ってきれいに切断するということは不可能であ った。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、簡単な構成で 容易かつ確実に、多種類の形状に対応した切断加工が可能なウォータジェット切 断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、超高圧に加圧された水を噴出するノズルとこのノズルが取り付け られたヘッドとを有し、任意に湾曲可能な可撓性の長尺材である自在ガイド部材 を、被加工物の切断ラインと所定の間隔をおいて被加工物又は他の固定部材に取 り付け、この自在ガイド部材沿って移動する倣い部材を上記ヘッドに取り付けて 成るウォータジェット切断装置である。
【0007】
【作用】
この考案のウォータジェット切断装置は、所望の切断ラインに沿って、被加工 物に自在ガイド部材を取り付け、この自在ガイド部材に、倣い部材を沿わせて切 断加工するので、手動によって操作しても簡単に所望の切断ラインに沿って被加 工物の切断が可能である。
【0008】
【実施例】
以下この考案の一実施例について図面に基づいて説明する。この実施例のウォ ータジェット切断装置は、図1、図2に示すように、超高圧(3000■4000気圧) に加圧された水が導入されるヘッド10が操作部12に取り付けられ、ヘッド1 0の先端部に内径が0.2mm程度のノズル14が取り付けられている。このヘ ッド10には、取り付け部材15が着脱自在に設けられ、この取り付け部材15 からノズル14の半径方向に延びた調整腕17に、その半径方向に取り付け位置 が調整可能に倣い部材18が、ボルト20で取り付けられている。この倣い部材 18の先端部には、ローラ16が設けられている。そして、ノズル14とローラ 16との間隔は一定となるように、倣い部材18が取り付け腕17に固定されて いる。ノズル14と上下方向に一定の間隔をおいて、ノズル14から噴射された 水を受けるキャッチャ22が設けられ、水を排出するドレイン24とキャッチャ 22が接続されている。上記ヘッド10及びキャッチャ22等から成る操作部1 2が、フレーム26に保持され、ノズル14とキャッチャ22との間隔が一定に 固定されている。
【0009】 ヘッド10には、超高圧水をON,OFFするためのバルブ装置28が取り付 けられ、このバルブ装置28に、超高圧水を導入する超高圧チューブ30が接続 されている。また、このバルブ装置28は油圧駆動され、その油圧導入用のパイ プ孔32が、バルブ装置28の頂部に設けられている。そして、上記フレーム2 6に一対のハンドル34が取り付けられ、このハンドル34に、バルブ装置28 をON,OFFする操作ボタン36が取り付けられている。
【0010】 操作部12は、図4に示すように、懸垂装置38からスプリンバランサ40に よって吊り下げられており、懸垂装置38の旋回アーム42によって所定範囲内 を移動可能に設けられている。この旋回アーム42は、固定アーム44に枢支さ れ、水平方向に旋回可能に設けられており、固定アーム44は支柱45に取り付 けられている。
【0011】 超高圧チューブ30は、各超高圧チューブ30どうしを、スパイラルチューブ 46、カップリング48、コイルチューブ50、及びスイベルジョイント52, 54によって接続され、操作部12が、所定範囲内で上下左右に自由に移動でき るように取り付けられている。
【0012】 この実施例のウォータジェット切断装置を使用する際には、図1、図3に示す ように、被加工物60の所望の切断ライン62と一定の間隔を隔てて、自在ガイ ド部材64を、被加工物60又は他の固定部材に取り付ける。そして、上記ノズ ル14とローラ16との間隔を、倣い部材18の調整腕17への取り付け位置を 変えて上記一定の間隔と等しく設定する。この自在ガイド部材64は、可撓性が あり、任意の曲率に各部を湾曲させられる部材で、被加工物60の切除部66の 側方に上記切断ライン62に合わせて固定されるものである。固定方法は、磁力 を利用したり、接着テープその他の公知の種々の固定方法が使用可能である。ま た、被加工物としては、FRP等の樹脂成形物や、鉄やアルミ等の金属製品、そ の他種々の製品が適用可能である。
【0013】 この実施例のウォータジェット切断装置の使用方法は、先ず、自在ガイド部材 64を、被加工物60又は他の固定部材の上述の取り付け位置に固定する。この 後、作業者が操作部12のハンドル34を持って操作ボタン36をONし、ノズ ル14からジェット噴流を噴出させる。そして、倣い部材18のローラ16を、 自在ガイド部材64に沿わせて、手動で徐々に移動させることにより、被加工物 60に自在ガイド64と平行な切断溝68を、所定の切断ライン62に一致させ て容易に形成することができる。
【0014】 この実施例のウォータジェット切断装置によれば、被加工物60の不要なバリ 等を手動操作で容易に切除することができる。特に、被加工物が小量毎に形状が 異なっていても、自在ガイド部材64をその都度所望の切断ラインに合わせて折 り曲げるだけでよく、被加工物毎の変更作業を簡単に行なうことができる。また 、自在ガイド部材64に沿わせて切断加工するので、切断面がきれいに所望の形 状に仕上げることができ、しかも、操作方向がガイドされているので、迅速に移 動操作することができる。
【0015】 尚、この考案のウォータジェット切断装置は、上記実施例に限らず、自在ガイ ド部材の材質は、所望の形状に被加工部材に取り付けられるものであればよく、 その形状も、中央部にガイド溝が形成され、倣い部材の先端部がこのガイド溝に はまり込んでガイドされるものでもよい。また、ウォータジェットの噴流は、研 磨材が混合されたものでもよく、切断する材質に合わせて、噴流は適宜調整する ことができるものである。
【0016】 さらに、この考案のウォータジェット切断装置は、手動以外に、上述の自在ガ イド部材にガイドされて移動するものであれば、移動方法はモータ等の駆動手段 を利用したものでもよい。例えば、上記自在ガイド部材に沿って、走行する駆動 装置を操作部に取り付けたものでもよく、懸垂装置に補助的な移動手段を設けた ものでもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案のウォータジェット切断装置は、超高圧に加圧された水を噴出するノ ズルが取り付けられたヘッドに、倣い部材を取り付け、任意に湾曲可能な可撓性 の自在ガイド部材を被加工物の切断ラインと所定の間隔を隔てて、被加工物又は 他の固定部材に取り付けて、この自在ガイド部材に沿って上記ヘッドを移動させ るようにしたので、被加工物の形状が種々の形状であっても、簡単に自在ガイド 部材の形状を変えるだけで対応することができ、小量多品種の被加工物に対して も正確かつ容易にウォータジェットによる切断加工を行なうことができる。しか も、装置全体の構造が簡単であり、安価である上、手動操作を行なう場合も、迅 速かつ正確に切断加工を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のウォータジェット切断装
置の操作部の部分拡大正面図である。
【図2】この実施例のウォータジェット切断装置の操作
部の正面図である。
【図3】この実施例のウォータジェット切断装置の切断
状態を示す概略図である。
【図4】この実施例のウォータジェット切断装置の懸垂
装置の正面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド 14 ノズル 18 倣い部材 60 被加工物 62 切断ライン 64 自在ガイド部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超高圧に加圧された水を噴出するノズル
    と、このノズルが取り付けられたヘッドとを有したウォ
    ータジェット切断装置において、被加工物の切断ライン
    と所定の間隔を隔てて被加工物又は他の固定部材に取り
    付けられ任意に湾曲可能な可撓性材料から成る長尺材の
    自在ガイド部材を設け、この自在ガイド部材沿って移動
    する倣い部材を上記ヘッドに取り付けて成ることを特徴
    とするウォータジェット切断装置。
JP1991067922U 1991-07-31 1991-07-31 ウォータジェット切断装置 Expired - Lifetime JP2601530Y2 (ja)

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