JPH05120762A - テープ駆動装置において最適テープ張力を選択する方法 - Google Patents

テープ駆動装置において最適テープ張力を選択する方法

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JPH05120762A
JPH05120762A JP4106711A JP10671192A JPH05120762A JP H05120762 A JPH05120762 A JP H05120762A JP 4106711 A JP4106711 A JP 4106711A JP 10671192 A JP10671192 A JP 10671192A JP H05120762 A JPH05120762 A JP H05120762A
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tape tension
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/10Indicating arrangements; Warning arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ駆動装置におけるモーター駆動テープ
の動作張力を最適に選択することを目的としている。 【構成】 テープはテープ駆動装置に負荷され、試験信
号はテープに試験情報を記録するよう印加され、一方、
テープ張力は試験の所定の態様で同時に変化する。記録
された試験情報は試験リードバック信号を与えるために
直ちに読み取られる。試験リードバック信号は試験リー
ドバック信号と、変化するテープ張力の間の関数関係を
決定するよう処理される。動作テープ張力値はこの関数
関係に基づいて選択される。選択された動作テープ張力
はテープ駆動装置のモーター手段に対する指令信号の形
でテープ駆動装置で具現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は大量データメモリデバイス(mass
data storage device)に関連し、さらに特定すると、
磁気テープ駆動装置におけるテープ張力の最適化系に関
連している。
【0002】
【背景技術】磁気テープ駆動装置は一般に有意なデータ
蓄積容量を与えるために使用され、かつシーケンシャル
なデータアクセスが受け入れられる場合にはいつでもデ
ィスク駆動装置の安価な代替として役立っている。デー
タは2つのハブの間に巻かれかつ適当な寸法のカートリ
ッジ内に収容された長尺テープストリップ上に堆積され
た強磁性材料の層の内側に記録される。テープにデータ
を転送したりそれからデータを受け取るために、テープ
を読み取り/書き込みヘッドに密接な接触をさせるよう
テープ駆動装置にカートリッジが挿入される。テープが
一対のモーター(その各々は所望のテープ速度を維持す
るよう作用するハブの1つに連結されている)を用いて
書き込み/読み取りヘッドを通過するから、所定の形式
に従ってデータはシーケンシャルに記録されるかあるい
はアクセスされる。その上、後部モーター(trailing m
otor)の運動は良好なデータ信号品質を得るためにテー
プとヘッドの間で密接な接触をするのに必要なテープ張
力を与えるよう前部モーター(advance motor)の運動に
対して決定される。
【0003】高い信頼性のあるデータ転送を維持する必
要性は良好な信号対雑音比を要求し、それ故、テープ駆
動装置の動作を通してテープと読み取り/書き込みヘッ
ドとの間の直接の物理的接触を介して有効なリードバッ
ク信号(readback signal)の大きな振幅を要求する。こ
の接触は読み取り/書き込みヘッドの形状(contour)に
従うようテープに張力を与えることにより得られる。こ
のように張力を与えることは前部モーターと後部モータ
ーの相対速度の適当な同時制御を通して有効となる。弱
いテープ張力は、信頼性のない接触と、低振幅リードバ
ック信号の形で現れる読み取り/書き込みヘッドからの
間欠的なテープ分離、および劣悪なデータ転送信頼性と
なり得る。しかし、テープに著しく大きい張力を与える
ことは、テープベース材料の塑性変形により媒体損失と
なり得る。さらに一般的には、時間的なテープ張力の僅
かな超過は急速な読み取り/書き込みヘッドの摩耗とな
り、テープ駆動装置の有効寿命を短縮する。
【0004】過去において、テープ張力は張力センサー
を使用するフィードバックループ、真空コラム、および
/または機械的張力付与器(mechanical tensioner)の
ような手段により制御されてきた。テープ張力を一定に
保持するためにこれらの方法が試みられてきた。しか
し、これらのアプローチは、テープ寸法とテープ特性、
テープ駆動機構の機械的変化、そして読み取り/書き込
みヘッドの形状のような物理的特性の変化を考慮してい
ない。直接のテープ対ヘッド接触がヘッド材料の摩擦摩
耗を生成するから、ヘッドの幾何学的寸法のかなりの変
化が時間的に生起する。その結果、初めに最適であった
テープ張力値は、高いデータエラー率のためにデータ信
号品質とテープ駆動装置の信頼性の必然的な喪失により
変形ヘッド形状に対するテープの適当な一致をもはや与
えない。
【0005】テープに変化がある場合にはいつでも生起
するテープ駆動装置の張力決定で経験された追加の困難
性は動作条件の範囲を超えて同じ駆動装置を使用するこ
とであった。テープの弾性特性は、温度と周囲湿度なら
びに拡張された使用のような環境効果に依存して時間的
に変化するものと予期できる。さらに、テープの厚さ、
弾性特性と磁気特性のようなテープ特性は生産ロットに
わたって変化し、かつ1つのテープ製品から他のテープ
製品にわたって変化する。テープ張力制御の従前の方法
により、例えば、温度、湿度、モーター定数の変動、お
よびテープ特性のような周囲条件の範囲を越えるテープ
駆動動作はより信頼性のないデータ転送となり、潜在的
な駆動の適用範囲を制限する。
【0006】テープ駆動装置の物理的特性ならびに環境
条件の変化に適応するようテープ張力を調整する方法を
有することが望ましい。
【0007】
【発明の開示】本発明はテープ駆動系においてテープ張
力を適応的に調整する方法である。テープ張力はテープ
とテープ駆動要素の物理的特性ならびに動作条件の変化
を考慮して最適化されている。毎回、テープカートリッ
ジはテープ駆動装置に負荷され、系は張力最適化手順を
受ける。テープ表面の指定スクラッチ領域は、テープが
順方向に進められ、次に逆方向に進められるにつれて消
去される。固定された既知の特性の試験信号はテープ上
の試験情報を記録するよう与えられている。一方では試
験信号は記録されているが、テープ張力は傾斜(ramp)
上に重畳された正弦波的擾乱により線形的な態様で徐々
に増大される。固定特性を持つ試験信号の記録は異なる
テープ張力値で得られたリードバック信号振幅を比較す
る便宜的な手段を備えている。読み取りヘッドの出力は
既知の周波数で実時間でサンプルされ、かつそのサンプ
ルはテープ張力対読み取りヘッド出力のテーブルとして
マイクロプロセッサメモリに蓄積される。試験信号サン
プルはさらにディジタルフィルタを通して処理される。
フィルタリングステップの結果はマイクロプロセッサメ
モリのテーブルに戻されて蓄積される。テーブルを通す
探索は最大リードバック信号振幅を配置するよう実行さ
れる。次に、最適テープ張力は最大リードバック信号振
幅に基づいて導かれる。このテープ張力値はテープ駆動
装置のモーターに対する適当な指令信号の形で具現され
る。同様なテープ張力調整手順は逆方向に移動するテー
プにより実行され、かつ最適テープ張力の対応値が引き
続く使用に対して得られる。
【0008】本発明のさらに詳細な理解は、実例により
与えられ、添付図面と共に解釈される好ましい実施例の
以下の説明から得ることができる。
【0009】
【実施例】さて図面を、特に図1を参照すると、そこに
はテープ駆動装置10の一部分が示され、それは特に読み
取り変換器30、順方向書き込み変換器(forward write
transducer)40、および逆方向書き込み変換器(backwa
rd write transducer)42を備える読み取り/書き込みヘ
ッド20を含み、書き込み変換器は読み取り変換器30のい
ずれかの側にほぼ対称的に配置されている。同時読み取
り動作と同時書き込み動作を可能にするために、順方向
書き込み変換器40は、テープ50が順方向に進む場合に、
テープ50の表面に磁気的に符号化されたデータが直ちに
利用可能となるよう読み取りヘッド30の前に配置されて
いる。読み取り変換器30の後の逆方向書き込み変換器42
の配置は、テープ50が反対方向に移動される場合に同時
読み書き動作に適応するよう同様に意図されている。
【0010】図1で分かるように、読み取り変換器と書
き込み変換器は凸面に沿って読み取り/書き込みヘッド
20に空間的に配置され、この凸面は第1(すなわち前
部)モーター60のローラーと第2(すなわち後部)モー
ター70のローラーとの間の直線からオフセットされ、そ
れによりテープ50は読み取り/書き込みヘッド20の形状
に従って強制されることにより張力を受けている。もし
テープ張力が多くの動作サイクルにわたって一定に保持
されるなら、読み取り/書き込みヘッド20の漸次の摩耗
は結果的にテープ接触に対する不適当なヘッドとなり、
リードバック信号振幅に悪影響を与えよう。本発明の目
的はテープ張力を読み取り/書き込みヘッドの物理的特
性の変化に適応することである。
【0011】前部モーター60と後部モーター70からなる
モーターペアーを用いてテープ50が読み取り/書き込み
ヘッド20を通過するよう予め規定された形式に従ってデ
ータがテープ50上に書き込まれる。駆動サーボ系120 の
第1出力端子は流動指令(current command)Ia を供給
するためにライン72を介して前部モーター60の入力端子
に連結されている。駆動サーボ系120 の第2出力端子は
流動指令It を供給するためにライン74を介して後部モ
ーター70の入力端子に連結されている。
【0012】図1のブロック162 はその出力端子がライ
ン164 を介して読み取り/書き込みヘッド20の入力端子
に連結されている試験信号発生器である。読み取り/書
き込みヘッド20の出力端子はライン174 を介して(A/
Dと示された)アナログ対ディジタル変換器180 の入力
端子に連結されている。A/D変換器180 はサンプル・
ホールドし、かつ読み取り変換器30からのアナログ試験
リードバック信号Rtをディジタル化するために使用さ
れている。ライン186 上のA/D変換器180 の出力端子
からの試験振幅サンプルTAi はメモリ200 内に配置さ
れたテーブル202 にリードバック振幅値Ai として蓄積
される。ブロックに含まれた(FIRと示された)有限
インパルス応答フィルタ310 は、以下に詳細に説明され
るように、さらにテーブル202 に蓄積されたリードバッ
ク振幅値Ai を処理し、かつメモリにそれらを書き戻す
ためにライン188 を介してメモリ200 と相互作用する。
【0013】ブロック314 はその第1出力端子がライン
500 を介してメモリ200 の第2入力端子に連結され、第
2出力端子はライン510 を介して試験信号発生器162 の
入力端子に連結され、第3出力端子はライン530 を介し
てFIRの入力端子に連結されている。その上、制御デ
バイス314 はライン390 を介して駆動サーボ系120 と相
互作用する。制御デバイス314 は図1に破線で囲まれた
マイクロプロセッサ210 の内側のすべてのブロックの動
作のシーケンスを制御かつ調整している。たとえブロッ
ク314 が制御デバイスを指定していても、制御機能は適
当なハードウエアとソフトウエアを介してマイクロプロ
セッサ指令により実行されていることが理解されよう。
種々のブロックの目的は以下に詳細に記述されている。
【0014】流動指令Ia とIt は、規則正しい間隔で
アップデートされかつ所望のテープ張力、速度、および
関連テープ駆動装置パラメータに基づく計算結果として
テープ駆動装置10の駆動サーボ系120 により発生され
る。例えば、テープ接触に対する良好なヘッドに十分な
テープ張力と、順方向に移動するテープ50による適当な
リードバック信号振幅を与えるために、流動指令Ia は
前部モーター60に適当な回転速度を伝えることにより所
望のテープ速度を獲得かつ維持するよう生成される。同
時に、後部モーター70に供給された流動指令It は所望
のテープ速度を支持し、ならびに2つのモーターの間に
配置されたテープ50のセグメントに必要なテープ張力を
誘起し、かつ読み取り/書き込みヘッド20に接触するよ
うなものである。ライン164 に現れる試験信号Wt は以
下に詳細に記述されるテープ最適化手順の間に読み取り
/書き込みヘッド20の書き込み変換器に供給される。
【0015】図2と図3を参照すると、本発明によるテ
ープ張力の調整は、図3のステップ340 に描写されたよ
うに新しいテープカートリッジがテープ駆動装置10に負
荷される度毎に実行される。テープ50は図2に示された
スクラッチ領域56として指示されたセグメントの最初の
部分に位置され、それはテープが順方向に移動されるに
つれてテープ50の表面の順方向トラック52(図2)に沿
って順方向書き込み変換器40により記録された予め選択
された書き込み信号によりデータ消去ステップ350 を通
してまず消去される。一度スクラッチ領域の終端部が順
方向トラック52に沿って到達されるなら、ステップ360
が開始され、それにより読み取り/書き込みヘッド30
(図1)は逆方向トラック54に整列され、かつ逆方向書
き込み変換器42(図1)はテープ50が逆方向に移動する
につれてトラックを消去するよう使用される。
【0016】以下のステップにおいて、書き込み/読み
取りヘッド20は順方向トラック52にわたって再位置決め
され、かつ時間tと試験信号の振幅Wt をそれぞれ示す
水平軸410 と垂直軸420 を持つ曲線400 によって図4に
それぞれ示された試験信号Wt はテープ50のスクラッチ
領域56に記録される。試験信号Wt は試験信号発生器16
2 (図1)によりライン164 上で順方向書き込み変換器
40に印加された固定周波数と固定振幅のような既知のパ
ラメータの流動信号である。順方向書き込み変換器40の
利得はテープ張力最適化手順を通して一定に保持されて
いる。
【0017】図1を再び参照すると、一方では試験信号
Wt は記録されるが、マイクロプロセッサ210 内の制御
デバイス314 は前部モーター60と後部モーター70の制御
を実行する駆動サーボ系120 にライン390 を介してテー
プ張力要求(tape tensionrequest)TRを伝達し、それ
によりテープ50は張力をゆっくり増大する。これは図5
に描写され、ここで本発明に従って、テープ張力信号T
t はライン192 により規定され、一方、水平軸と垂直軸
は時間とテープ張力をそれぞれ示している。
【0018】図1を再び参照すると、制御デバイス314
はライン390 を介して駆動サーボ系120 に対するテープ
張力要求TRの形でテープ張力Ti (i=0,1,
2,....)の所望の値を供給する。駆動サーボ系120
は、ライン72を介して前部モーター60に、そしてライン
74を介して後部モーター70に供給された流動指令Ia と
It をアップデートするよう所定の計算の周期的に繰り
返されたシーケンスへの入力として多数のテープ駆動装
置パラメータと共に所望のテープ張力値Ti を使用す
る。一度所望のテープ張力値Ti が適当な流動指令Ia
とIt を通して実現されると、試験リードバック信号R
t はライン174 上の読み取り変換器30の出力端子に現れ
る。するとリードバック信号Rt はライン186 に試験振
幅サンプルTAi を生成するようA/D変換器180 によ
りサンプルされる。試験振幅サンプルTAiは次にメモ
リ200 内のテーブル202 のリードバック振幅値Ai とし
て蓄積される。これは各テープ張力値Ti と、試験リー
ドバック信号Rt の対応リードバック振幅値Ai を1対
1の関係に入れる。
【0019】テープ張力信号Tt は図5のライン170 に
より描写されているように、例えば正弦波法則に従っ
て、テープと読み取り/書き込みヘッドの分離条件をエ
ミュレートするように曲線182 により与えられた周期的
試験擾乱により変調された傾斜Rから構成されることが
好ましい。テープと読み取り/書き込みヘッドの分離が
生起する場合に、テープ50は、一方ではデータ転送動作
の間に前進するが、読み取り/書き込みヘッド20(図
1)と間欠的に接触を失う。そのようなテープと読み取
り/書き込みヘッドの分離条件はテープ駆動装置動作に
有害であり、低い信号対雑音比とデータエラー率の増大
となる試験リードバック信号Rt の振幅の瞬時的低減と
なる。その周波数内容が実際の動作でテープ駆動装置10
により経験された擾乱の1つ以上の周波数に一致するよ
う選ばれることが好ましい試験妨害Dt が注入されて、
テープ駆動装置動作のテープと読み取り/書き込みヘッ
ドの分離に悪い効果を再びもたらす。
【0020】図2と図3を参照すると、一方では順方向
トラック52のスクラッチ領域56の試験信号Wt の記録が
継続しているが、図3のフローチャートで描写されたス
テップ370 から373 が実行される。ステップ370 におい
て、試験リードバック信号Rt は試験振幅サンプルTA
i を発生するためにA/D変換器180 (図1)によりサ
ンプルされかつディジタル化される。ステップ371 にお
いて、各試験振幅サンプルTAi に対応するリードバッ
ク振幅値Ai (i=0,1,2,....)は所定のサンプ
リング周波数fs で収集される。各リードバック振幅値
Ai と所望の対応テープ張力値Ti は一対の値を形成
し、それはテーブル202 に蓄積される。ステップ372に
おいて、テープ張力は以下に詳細に説明されるように変
化する。ステップ373 において、ステップ370 から372
は試験振幅サンプルTAi の所望の数が収集されるまで
繰り返される。
【0021】リードバック信号振幅値Ai とテーブル20
2 のエントリーを表す対応テープ張力値Ti の各ペアー
は図6に示されたようにプロットできる。図6におい
て、垂直軸214 はリードバック信号振幅Aを示し、水平
軸216 はテープ張力Tを表している。テープ張力Ti と
実際に観測されたリードバック振幅値Ai との関連はテ
ープ駆動装置10の前部モーター60と後部モーター70の物
理的特性とは無関係に実行すべきテープ張力Tの調整を
有利に許容する。これはテープ駆動装置10が周囲温度、
湿度、読み取り/書き込みヘッド摩耗のような特性の物
理的変化に余り敏感でないようになることを許容する。
【0022】理想的には、テープ張力Tに対するリード
バック信号振幅Aの依存性は図7に示されたグラフ220
の形で表現できる。まず、より大きなテープ張力Tはリ
ードバック信号振幅Aの増大となる。テープ張力Tが上
昇し続けるにつれて、リードバック信号振幅Aの成長率
は結局零に低下し、従ってラインセグメントにより与え
られた台状領域(plateau region)230 に到達する。台
状領域230 において、一層のテープ張力の増大に応じて
どんなリードバック信号振幅変化も起こらない。さらに
テープ張力Tが上昇し続けるにつれて、リードバック振
幅崩壊領域(readback amplitude breakdown region)23
2 に到達しよう。リードバック振幅崩壊領域232 におい
て、リードバック信号振幅Aはテープ張力Tの増大に応
じて減少する。リードバック信号振幅Aのこの減少はテ
ープ材料の過剰な変形によるか、あるいはテープの歪み
による劣悪なヘッド対テープ接触によるかであろう。
【0023】テープ摩耗を低減するために、ライン250
とグラフ220 との交差により規定された最大リードバッ
ク振幅Amax に等しいか、あるいはそれに近似するリー
ドバック信号振幅Aに十分なテープ張力を維持するが、
それにもかかわらずテープ駆動装置10の有効寿命を延長
するようテープ50と読み取り/書き込みヘッド20(図
1)の間の最低可能摩擦を保証することが望ましい。本
発明の好ましい実施例によると、順方向に移動するテー
プ50による2つの競合目標を最も良く満足する最適テー
プ張力Tofは、グラフ220 の屈曲部(knee)240 の領域
内に落ちるグラフ220 とライン260 との交差により与え
られる。最適テープ張力Tofは毎回テープ50(図1)が
時間的なヘッド形状変化を考慮しかつテープの過剰張力
付与(overtensioning)を排除して負荷されるよう選択
される。これはテープと読み取り/書き込みヘッドの摩
耗の低減と、テープ50の有効寿命を著しく延長する低い
誤り率となり有利である。さらに、適当なテープ張力は
読み取り/書き込みヘッド20(図1)からのテープ50の
間欠的分離を妨げる。テープと読み取り/書き込みヘッ
ドの分離は不十分なテープ張力Tにより生起し、かつそ
れがリードバック信号振幅Aの受け入れられない揺動と
なることから望ましくない。
【0024】図6は本発明の修正された実施例を描写
し、そこではテープ張力Tt はテープと読み取り/書き
込みヘッドの分離を誘起しようと意図された試験擾乱D
t を含んでいる。合成リードバック信号振幅Aは間隔28
0により規定された低いテープ張力領域のラインセグメ
ント270 により与えられた揺動Fを示す。テープ張力T
t に重畳された試験擾乱Dt の周期性とは違って、リー
ドバック信号振幅Aの揺動Fはテープ50と読み取り/書
き込みヘッド(図1)の間の十分密接した接触を確立す
るようテープ張力Tが上昇するにつれて減少する。
【0025】図1を再び参照すると、メモリ200 内のテ
ーブル202に一対の値として蓄積されているリードバッ
ク振幅値Ai 対テープ張力値Ti を関連付ける情報は試
験擾乱Dt の周波数以下の周波数にさらに制限すべきで
ある。リードバック振幅値Ai は図3に示されたステッ
プ374 の間の引き続く処理でメモリ200 から抽出され
る。本発明の好ましい実施例によると、各リードバック
振幅値Ai は有限インパルス応答フィルタ(FIR)31
0 を通して処理される。水平軸が周波数を表し、垂直軸
が大きさを示す図8はFIR310 の大きさの周波数応答
の一例を示している。FIR310 の大きさの周波数応答
は、図8に示されたようにライン314とライン316 の交
差により与えられた所望の遮断周波数fcoを持つライン
322 により描かれた理想低域通過フィルタ応答を例えば
最小二乗の意味で近似する。FIR310 は線形位相応答
に必要なその中央サンプルに関して対称的である有限イ
ンパルス応答により一般に特徴付けられている。リード
バック振幅値Ai がオフラインでメモリ200 に蓄積され
るから、リードバック振幅値Ai の帯域制限フィルタリ
ングは非因果態様で(in non-causal manner)実行でき
る。リードバック振幅値Ai の有限加重和(finite wei
ghted sum)は次の式によって現在の各サンプルA
fil (k)を発生するよう使用される。
【数1】 ここですべてのkに対して、bk は一定フィルタ係数、
A(k)は各リードバック信号サンプル、そして(2m
+1)はフィルタ次数である。
【0026】そのような非因果フィルタリングは時間的
にリードバック信号シーケンス284をシフトしないか
ら、ライン300 により描かれた各サンプルA(k)は処
理の後でその対応テープ張力値Tk と同相である。フィ
ルタされたサンプルAfil (k)により与えられたリー
ドバック振幅値Ak fil はテープ張力最適化手順のステ
ップ375 の間にメモリ200 内のテーブル202 の元の場所
に蓄積される。
【0027】一度フィルタされたリードバック信号サン
プルがテーブル202に戻されると、マイクロプロセッサ2
10 は例えば最大リードバック信号振幅Amax のような
リードバック信号振幅の基準値Aref を決定するために
テーブル202 のリードバック振幅値Ai を通る探索を実
施することによりステップ376 を実行する。図6のライ
ン330 とグラフ222 の交差により与えられた基本振幅値
Ab (それは例えば最大リードバック信号振幅Amax の
90%に等しいが)は、次のステップ378 の間に制御デバ
イス314 (図1)により計算される。テーブル202 の逆
方向探索は最大リードバック振幅値Amax が見いだされ
るまで最後のリードバック振幅値Al で始まるステップ
378 で実行される。テーブル202 の探索は、整合したリ
ードバック振幅値Am がテーブル202 に存在し、それは
基本振幅値Ab に等しものが見いだされるまで継続す
る。もしそのような値が存在しないなら、例えば所定の
範囲内の基本振幅値Ab のすぐ下あるいはすぐ上の値で
ある最も近いリードバック振幅値Ai がテーブル202 に
配置される。
【0028】本発明の好ましい実施例のステップ379 に
よると、テーブル202 の対応テープ張力値Tm が基本テ
ープ張力値Tb を形成するよう配置される。ステップ38
0 において、予め選択されたオフセットはテープ駆動装
置10に最適である動作テープ張力値Topを計算するため
に、例えば3オンスの力のような基本テープ張力値Tb
に付加される。基本テープ張力値Tb から動作テープ張
力値Topを得るために使用される予め選択されたオフセ
ットの値は正あるいは負の値のいずれかであろう。動作
テープ張力値を具現するために、Topはステップ381 で
ライン390 を介して駆動サーボ系120 に対して制御デバ
イス314 により通信される。モーター駆動流動指令Ia
とIt の適当な予定表(schedule)は動作テープ張力T
opを実現するために計算される。
【0029】簡単に言うと、動作テープ張力Topを決定
する上述のステップは以下のように要約できる。第1
に、テーブル202 の探索は最大リードバック信号振幅A
max のような基準振幅値を配置するために実行される。
第2に、最大リードバック信号振幅Amax の所定の割合
に等しい基本振幅値Ab が計算される。第3に、テーブ
ル202 は最大リードバック信号振幅Amax が見いだされ
るまで逆方向に探索される。基本振幅Ab に最も近い整
合リードバック振幅値Am が見いだされるまでこの探索
は継続する。第4に、対応テープ張力値Tm は基本テー
プ張力値Tb を形成するようテーブル202 に配置され
る。最後に、予め選択されたオフセットは適当な流動指
令Ia およびIt の形で実現される動作テープ張力値T
opを形成するよう基本テープ張力値Tb に付加される。
【0030】ステップ370 −381 に従い、かつ図3の括
弧Bによって示されたような順方向動作テープ張力Top
のテープ張力較正の決定に使用されたものと完全に類似
する手順は、反転されたテープ50の方向の最適テープ張
力Topと、逆方向トラック54に整列する読み取り/書き
込みヘッド20による最適テープ張力Topとを得るよう実
行される。
【0031】本発明のテープ調整手順は多重読み取りチ
ャネルテープ駆動装置形態の使用に容易に適合できる。
テープ張力較正は順方向および逆方向トラックの各群に
対して繰り返される。テープ対ヘッド接触がトラックか
らトラックにわたって変化するから、テープ張力最適化
の好ましい方法は最悪のテープ対ヘッド接触特性を示す
チャネルに基づいたテープ運動の各方向で動作テープ張
力値を選択することである。
【0032】本発明の修正された実施例によると、リー
ドバック信号シーケンス284 は試験擾乱Dt の周波数範
囲内でテープ張力Tについてのリードバック信号振幅A
の依存性を分離し、それによりリードバック信号振幅A
の受け入れ可能なほど低い揺動に対する最適テープ張力
To の選択を容易にするために、帯域通過ディジタルフ
ィルタによりさらに処理される。図10の曲線352 に描か
れたそのような情報はメモリ200 の別のテーブルに蓄積
され、かつ最適テープ張力To を決定するためにテーブ
ル202 と共に使用される。
【0033】本発明の別の実施例において、好ましい実
施例で詳細に述べられたテープ張力調整手順が実行さ
れ、一方、テープ駆動装置10は、その信号対雑音比のよ
うなリードバック信号の品質指示器(quality indicato
r)が受け入れ可能でなくなると何時でも、制御デバイス
314 により発出された較正指令の受信に従って動作す
る。例えば、もしも周囲条件が変化し、同時にテープデ
ータ転送動作が進行中なら、異なるテープ張力が必要と
されよう。もしデータ誤り率が著しく高くなるなら、デ
ータ転送動作は一時的に停止され、かつテープ張力は所
要のレベルに再調整される。
【0034】本発明によると、テープ張力調整は固有の
データ転送動作のために異なる張力の付与を必要とする
種々のテープカートリッジと共に同じテープ駆動装置の
使用を有利に許容する。というのは、最適テープ張力値
が各テープに個別的に決定されるからである。
【0035】好ましい実施例の前述の説明は本発明の基
礎となる原理の例示として単に提供されている。当業者
に明らかな多くの変化、修正、および変形はそれ自身暗
示され、かつ従属クレームの精神と範囲内に包含される
ものとされよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例によるテープ張力調整系
の略図である。
【図2】図2は多重トラックスクラッチ領域を描くテー
プのセグメントである。
【図3】図3はテープ張力最適化手順のフローチャート
である。
【図4】図4はテープ張力最適化の間にテープに書く込
まれた試験信号の経歴である。
【図5】図5は動作テープ張力決定のテープ張力信号の
経歴である。
【図6】図6は予め決定された周波数の擾乱を含むテー
プ張力信号に応じたリードバック信号振幅対テープ張力
のプロットである。
【図7】図7はテープ張力信号に対応する理想的リード
バック信号振幅対テープ張力のプロットである。
【図8】図8は理想的低域通過フィルタとその最小二乗
近似としての、大きさの周波数応答プロットである。
【図9】図9はリードバック信号振幅対テープ張力の帯
域通過されたグラフである。
【図10】図10は張力に対するリードバック信号振幅
の揺動を示す。
【符号の説明】
10 テープ駆動装置 20 読み取り/書き込みヘッド 30 読み取り変換器 40 順方向書き込み変換器 42 逆方向書き込み変換器 50 テープ 52 順方向トラック 54 逆方向トラック 56 スクラッチ領域 60 前部モーター 70 後部モーター 72 ライン 74 ライン 120 駆動サーボ系 162 ブロックあるいは試験信号発生器 164 ライン 170 ライン 174 ライン 180 アナログ対ディジタル(A/D)変換器 182 曲線 186 ライン 188 ライン 190 平滑化窓 192 ライン 200 メモリ 202 テーブル 210 マイクロプロセッサ 214 垂直軸 216 水平軸 220 グラフ 222 グラフ 230 台状領域 232 リードバック振幅崩壊領域 240 屈曲部 250 ライン 260 ライン 270 ラインセグメント 280 間隔 284 リードバック信号シーケンス 300 ライン 310 ブロックあるいは有限インパルス応答フィルタ 312 ライン 314 ブロックあるいは制御デバイス 315 ライン 316 ライン 322 ライン 330 ライン 340 ステップ(新しいテープカートリッジの負荷) 350 ステップ(順トラックでスクラッチ領域消去の実
行) 352 曲線 360 ステップ(逆トラックでスクラッチ領域消去の実
行) 370 ステップ(順トラック試験信号の記録、テープ張
力の変更) 371 ステップ(試験リードバック信号Rt のサンプ
ル) 372 ステップ(窓によりサンプルの平滑化) 373 ステップ(メモリテーブルにサンプルの蓄積) 374 ステップ(帯域制限FIR フィルタによるサンプル
のフィルタ) 375 ステップ(テーブルのその元のメモリ位置でフィ
ルタされたサンプルの蓄積) 376 ステップ(Amax に対するテーブルの探索) 377 ステップ(Ab の計算) 378 ステップ(テーブルで整合値の発見) 379 ステップ(オフセットをAb に加算) 380 ステップ(対応Topの発見) 381 ステップ(To を実現するためにIa &It 予定
表の具現) 384 ステップ(逆テープ方向のシーケンスAの繰り返
し) 390 ライン 400 曲線 410 水平軸 420 垂直軸 500 ライン 510 ライン 530 ライン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】以下のステップ364 において、読み取り
書き込みヘッド20は順方向トラック52にわたって再位置
決めされ、かつ時間tと試験信号の振幅Wt をそれぞれ
示す水平軸410 と垂直軸420 を持つ曲線400 によって図
4にそれぞれ示された試験信号Wt はテープ50のスクラ
ッチ領域56に記録される。試験信号Wt は試験信号発生
器162 (図1)によりライン164上で順方向書き込み変
換器40に印加された固定周波数と固定振幅のような既知
のパラメータの流動信号である。順方向書き込み変換器
40の利得はテープ張力最適化手順を通して一定に保持さ
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】テープ摩耗を低減するために、ライン250
とグラフ220 と の交差により規定された最大リードバ
ック振幅Amax に等しいか、あるいはそれに近似するリ
ードバック信号振幅Aに十分なテープ張力を維持する
が、それにもかかわらずテープ駆動装置10の有効寿命を
延長するようテープ50と読み取り/書き込みヘッド20
(図1)の間の最低可能摩擦を保証することが望まし
い。本発明の好ましい実施例によると、順方向に移動す
るテープ50による2つの競合目標を最も良く満足する最
適テープ張力T OF は、グラフ220 の屈曲部(knee)240
の領域内に落ちるグラフ220 とライン260 との交差によ
り与えられる。最適テープ張力T OF は毎回テープ50(図
1)が時間的なヘッド形状変化を考慮しかつテープの過
剰張力付与(overtensioning)を排除して負荷されるよ
う選択される。これはテープと読み取り/書き込みヘッ
ドの摩耗の低減と、テープ50の有効寿命を著しく延長す
る低い誤り率となり有利である。さらに、適当なテープ
張力は読み取り/書き込みヘッド20(図1)からのテー
プ50の間欠的分離を妨げる。テープと読み取り/書き込
みヘッドの分離は不十分なテープ張力Tにより生起し、
かつそれがリードバック信号振幅Aの受け入れられない
揺動となることから望ましくない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図1を再び参照すると、メモリ200 内のテ
ーブル202に一対の値として蓄積されているリードバッ
ク振幅値Ai 対テープ張力値Ti を関連付ける情報は試
験擾乱Dt の周波数以下の周波数にさらに制限すべきで
ある。リードバック振幅値Ai は図3に示されたステッ
プ374 の間の引き続く処理でメモリ200 から抽出され
る。本発明の好ましい実施例によると、各リードバック
振幅値Ai は有限インパルス応答フィルタ(FIR)31
0 を通して処理される。水平軸が周波数を表し、垂直軸
が大きさを示す図8はFIR310 の大きさの周波数応答
の一例を示している。FIR310 の周波数応答は、図8
の318に示されたようにライン315 とライン316 の交差
により与えられた所望の遮断周波数fcoを持つライン32
2 により描かれた理想低域通過フィルタ応答を例えば最
小二乗の意味で近似する。FIR310 は線形位相応答に
必要なその中央サンプルに関して対称的である有限イン
パルス応答により一般に特徴付けられている。リードバ
ック振幅値Aiがオフラインでメモリ200 に蓄積される
から、リードバック振幅値Ai の帯域制限フィルタリン
グは非因果態様で(in non-causal manner)実行でき
る。リードバック振幅値Ai の有限加重和(finite wei
ghted sum )は次の式によって現在の各サンプルAfil
(k)を発生するよう使用される。
【数1】 ここですべてのkに対して、bk は一定フィルタ係数、
A(k)は各リードバック信号サンプル、そして(2m
+1)はフィルタ次数である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】そのような非因果フィルタリングは時間的
にリードバック信号シーケンスをシフトしないから、各
サンプルA(k)は処理の後でその対応テープ張力値T
k と同相である。フィルタされたサンプルAfil (k)
により与えられたリードバック振幅値Ak fil テープ張
力最適化手順のステップの間にメモリ200 内のテーブル
202 の元の場所に蓄積される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】一度フィルタされたリードバック信号サン
プルがテーブル202に戻されると、マイクロプロセッサ2
10 は例えば最大リードバック信号振幅Amax のような
リードバック信号振幅の基準値Aref を決定するために
テーブル202 のリードバック振幅値Ai 探索を実施す
ることによりステップ376 を実行する。図6のライン33
0 とグラフ222 の交差により与えられた基本振幅値Ab
(それは例えば最大リードバック信号振幅Amax の90%
に等しいが)は、次のステップ377 の間に制御デバイス
314 (図1)により計算される。テーブル202 の逆方向
探索は最大リードバック振幅値Amax が見いだされるま
で最後のリードバック振幅値Al で始まるステップ378
で実行される。テーブル202 の探索は、整合したリード
バック振幅値Am がテーブル202 に存在し、それは基本
振幅値Ab に等しものが見いだされるまで継続する。も
しそのような値が存在しないなら、例えば所定の範囲内
の基本振幅値Ab のすぐ下あるいはすぐ上の値である最
も近いリードバック振幅値Ai がテーブル202 に配置さ
れる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】本発明の修正された実施例によると、リー
ドバック信号シーケンスは試験擾乱Dt の周波数範囲内
でテープ張力Tについてのリードバック信号振幅Aの依
存性を分離し、それによりリードバック信号振幅Aの受
け入れ可能なほど低い揺動に対する最適テープ張力To
の選択を容易にするために、帯域通過ディジタルフィル
タによりさらに処理される。図9の曲線352に描かれた
そのような情報はメモリ200 の別のテーブルに蓄積さ
れ、かつ最適テープ張力To を決定するためにテーブル
202 と共に使用される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例によるテープ張力調整系
の略図である。
【図2】図2は多重トラックスクラッチ領域を描くテー
プのセグメントである。
【図3】図3はテープ張力最適化手順のフローチャート
である。
【図4】図4はテープ張力最適化の間にテープに書く込
まれた試験信号の経歴である。
【図5】図5は動作テープ張力決定のテープ張力信号の
経歴である。
【図6】図6は予め決定された周波数の擾乱を含むテー
プ張力信号に応じたリードバック信号振幅対テープ張力
のプロットである。
【図7】図7はテープ張力信号に対応する理想的リード
バック信号振幅対テープ張力のプロットである。
【図8】図8は理想的低域通過フィルタとその最小二乗
近似としての、大きさの周波数応答プロットである。
【図9】図9はリードバック信号振幅対テープ張力の帯
域通過されたグラフである。
【符号の説明】 10 テープ駆動装置 20 読み取り/書き込みヘッド 30 読み取り変換器 40 順方向書き込み変換器 42 逆方向書き込み変換器 50 テープ 52 順方向トラック 54 逆方向トラック 56 スクラッチ領域 60 前部モーター 70 後部モーター 72 ライン 74 ライン 120 駆動サーボ系 162 試験信号発生器 164 ライン 170 ライン 174 ライン 180 アナログ対ディジタル(A/D)変換器 182 曲線 186 ライン 188 ライン 192 ライン 200 メモリ 202 テーブル 210 マイクロプロセッサ 214 垂直軸 216 水平軸 220 グラフ 222 グラフ 230 台状領域 232 リードバック振幅崩壊領域 240 屈曲部 250 ライン 260 ライン 270 ラインセグメント 280 間隔 310 有限インパルス応答フィルタ(FIR) 312 ライン 314 制御デバイス 315 ライン 316 ライン318 最小二乗FIR近似曲線 322 理想フィルタ振幅応答 330 ライン 340 ステップ(テープの負荷342 ライン 350 ステップ(順トラックでスクラッチ領域消去の実
) 352 曲線 360 ステップ(逆トラックでスクラッチ領域の消去364 ステップ(順トラックでWt の記録の開始) 370 ステップ(Rt のサンプル) 371 ステップ(テーブルにAi ,Ti の蓄積) 372 ステップ(テープ張力の変更) 373 ステップ(終了まで繰返す) 374 ステップ(FIRによるサンプルAk のフィル
) 375 ステップ(テーブルにサンプルAk の蓄積) 376 ステップ(Amax に対するテーブルの探索) 377 ステップ(Ab の計算) 378 ステップ(テーブルでAm の発見) 379 ステップ(Tb にTm を置く) 380 ステップ(Topの計算) 381 ステップ(Ia ,It を介してTopの具現) 384 ステップ(順方向トラックに対するBの繰返し) 390 ライン 400 曲線 410 水平軸 420 垂直軸 500 ライン 510 ライン 530 ライン
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨージ エイ サリバ アメリカ合衆国 マサチユーセツツ州 01532 ノースボロ ホワード ストリー ト 109

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ駆動装置におけるモーター駆動テ
    ープの動作張力を選択する方法において、 テープ駆動装置にテープを負荷し、 試験信号を与え、 試験信号からテープの指定領域に試験情報を記録し、一
    方、テープ張力は所定の態様で値を同時に変化し、 試験リードバック信号を得るために記録試験情報を直ち
    に読み取り、 試験リードバック信号と変化するテープ張力との間の関
    数関係を決定するために試験リードバック信号を処理
    し、 試験リードバック信号とテープ張力との間の関数関係に
    基づいて最適動作テープ張力の値を計算かつ選択し、か
    つテープ駆動装置の上記のモーターに指令信号の形で選
    択動作テープ張力を具現すること、の各ステップを具え
    る方法。
  2. 【請求項2】 試験信号の記録に先立ってテープの上記
    の指示領域をテープ上のスクラッチ領域として準備する
    ステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 試験信号が固定パラメータの信号であ
    り、かつ試験情報を記録するステップが時間の関数とし
    てテープ張力を変化する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 テープ張力の変化が時間の線形関数とし
    てテープ張力を増大し、かつテープ張力の周期的擾乱が
    時間の線形関数に重畳される請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 周囲条件の変化ならびにテープ駆動装置
    とテープの物理的かつ機能的特性の変化を補償するため
    にテープ張力を調整するテープ駆動装置の第1および第
    2モーター手段に駆動信号を与える方法において、該方
    法がテープ駆動装置にテープを負荷し、 順方向書き込み変換器を用いて予め選択された書き込み
    信号により第1トラック上で指示スクラッチ領域を消去
    することでテープ上に指示スクラッチ領域を準備し、一
    方、テープは順方向に移動し、 スクラッチ領域の終端に到達すると、テープ運動の方向
    を反転し、かつ逆方向書き込み変換器を用いて予め選択
    された書き込み信号により第2トラック上で指示スクラ
    ッチ領域を消去し、 順方向に移動するテープにより第1トラックのスクラッ
    チ領域に試験情報を記録する既知のパラメータの試験信
    号を備え、一方、第1モーター手段と第2モーター手段
    に適当な流動指令を供給することにより所定の態様でテ
    ープ張力を同時に変化し、 読み取り変換器を用いて試験リードバック信号を得るた
    めにこのように記録された試験情報を直ちに読み取り、 試験リードバック信号をサンプルし、 リードバック振幅値対テープ張力値のテーブルを発生す
    るために試験リードバック信号のサンプルを処理し、 基準リードバック信号振幅値を決定し、 このように決定された基準リードバック信号振幅値を参
    照して動作テープ張力を決定し、かつテープ駆動装置の
    テープ張力を制御するこのように決定された動作テープ
    張力値に応じて第1モーター手段と第2モーター手段へ
    の流動指令を制御すること、の各ステップを具える方
    法。
  6. 【請求項6】 基準リードバック信号振幅値を決定する
    ステップが、 最大リードバック信号振幅を決定するためにリードバッ
    ク振幅値対テープ張力値のテーブルを通して探索し、 最大リードバック信号振幅の所定の部分に等しい基本振
    幅値を計算し、かつ基本振幅値に整合するテーブルでリ
    ードバック振幅値を見いだすこと、の各ステップを具え
    る請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 基本振幅値が最大リードバック信号振幅
    の約90パーセントである請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 動作テープ張力値を決定するステップ
    が、 リードバック振幅値対テープ張力値のテーブル内に、基
    本振幅値に整合するリードバック振幅値に対応する基本
    テープ張力値を配置し、かつ動作テープ張力値を決定す
    るために基本テープ張力に所定のオフセットを付加する
    こと、の各ステップを含む請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 試験リードバック信号のサンプルを処理
    するステップが、 メモリ内のテーブルに試験リードバック信号のサンプル
    を蓄積し、 所望の周波数応答によりディジタルフィルタを通して試
    験リードバック信号の蓄積サンプルをフィルタリング
    し、かつ 試験リードバックサンプルのフィルタされたサンプルを
    テーブルに蓄積すること、の各ステップを具える請求項
    5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ディジタルフィルタが有限インパルス
    応答ディジタルフィルタである請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 試験リードバック信号のサンプルを処
    理するステップが、 メモリ内の第1テーブルに試験リードバック信号のサン
    プルを蓄積し、 低域通過周波数応答を有する第1ディジタルフィルタを
    通して試験リードバック信号の蓄積サンプルをフィルタ
    リングし、 第2テーブルの第1ディジタルフィルタによりフィルタ
    された試験リードバック信号のサンプルを蓄積し、 帯域通過周波数応答を有する第2ディジタルフィルタを
    通して第1テーブルに蓄積された試験リードバック信号
    のサンプルをフィルタリングし、 第3テーブルの第2ディジタルフィルタによりフィルタ
    された試験リードバック信号のサンプルを蓄積し、かつ
    動作テープ張力値を決定するために所定の態様で第2テ
    ーブルと第3テーブルからの試験リードバック信号のサ
    ンプルを結合すること、の各ステップをさらに具える請
    求項5に記載の方法。
  12. 【請求項12】 テープ駆動装置においてテープの張力
    を調整する方法が、動作テープ張力の順方向の値を決定
    するために1つの方向で移動するテープのトラック上で
    まず実行され、かつ動作テープ張力の逆方向の値を決定
    するために逆方向に移動するテープの別のトラック上で
    繰り返され、テープが順方向に進む場合に順方向動作テ
    ープ張力が具現され、かつテープが逆方向に進む場合に
    逆方向動作テープ張力が具現される請求項5に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 テープ駆動装置においてテープの張力
    を調整する方法が多重チャネルテープ駆動装置の各トラ
    ックで実行され、テープ駆動装置における動作テープ張
    力が各トラックで得られた動作テープ張力の集合からの
    選択に基づいて具現される請求項5に記載の方法。
  14. 【請求項14】 モーター手段の制御によりテープ駆動
    装置におけるモーター駆動テープの動作張力を選択する
    装置において、該装置が テープを受け入れる手段、 試験信号を与える手段、 テープの所定の領域に試験信号からの試験情報を記録
    し、一方、テープ張力が所定の態様で値を同時に変化す
    る手段、 試験リードバック信号を得るために試験情報を直ちに読
    み取る手段、 試験リードバック信号とテープ張力との間の関数関係を
    決定するために試験リードバック信号を処理する手段、 試験リードバック信号とテープ張力との間の関数関係に
    基づいて動作テープ張力の値を計算かつ選択する手段、
    および指令信号の形で動作テープ張力を具現するテープ
    駆動装置のモーター手段を制御する手段、を具える装
    置。
  15. 【請求項15】 時間の関数としてテープ張力を変化す
    る手段を具え、かつ時間の関数として変化したテープ張
    力に周期的擾乱を重畳する手段を具える請求項14に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 周囲条件の変化ならびにテープ駆動装
    置とテープの物理的かつ機能的特性の変化を補償するた
    めにテープ張力を調整するテープ駆動装置の第1および
    第2モーター手段に駆動信号を与える装置において、該
    装置がテープ駆動装置にテープを受け入れる手段、 順方向書き込み変換器を用いて予め選択された書き込み
    信号により第1トラック上で指示スクラッチ領域を消去
    することで指示スクラッチ領域を準備し、一方、テープ
    が順方向に移動する手段、 逆方向書き込み変換器を用いて予め選択された書き込み
    信号により第2トラック上で指示スクラッチ領域を消去
    する手段、 順方向に移動するテープにより第1トラックのスクラッ
    チ領域に試験情報を記録する既知のパラメータの試験信
    号を与える手段、 読み取り変換器を用いて試験リードバック信号を得るた
    めに、このように記録された試験情報を直ちに読み取る
    手段、 試験リードバック信号をサンプルする手段、 リードバック振幅値対テープ張力値のテーブルを発生す
    るために試験リードバック信号のサンプルを処理する手
    段、 第1モーター手段と第2モーター手段に適当な流動指令
    を供給することにより所定の態様でテープ張力を変化す
    る手段、 基準リードバック信号振幅値を決定する手段、 このように決定された基準リードバック信号振幅値を参
    照して動作テープ張力値を決定する手段、およびテープ
    駆動装置のテープ張力を制御するこのように決定された
    動作テープ張力値に応じて第1モーター手段と第2モー
    ター手段への流動指令を制御する手段、を具える装置。
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