JPH05120578A - 侵入警報装置 - Google Patents
侵入警報装置Info
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- JPH05120578A JPH05120578A JP27805091A JP27805091A JPH05120578A JP H05120578 A JPH05120578 A JP H05120578A JP 27805091 A JP27805091 A JP 27805091A JP 27805091 A JP27805091 A JP 27805091A JP H05120578 A JPH05120578 A JP H05120578A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】侵入警報装置の警報装置が警報状態に切り替え
られたことを記憶しかつ表示する。 【構成】警報状態が一定時間経過して警報装置の作動が
停止した後、自動的に警報状態からアームド状態又はデ
ィスアームド状態に切り替えられたとき、警報状態を記
憶する記憶手段と、ロック検出手段がアンロック状態に
切り替えられかつ記憶手段内に警報状態が記憶されてい
るとき、作動される表示装置23とを侵入警報装置に設
ける。侵入警報装置がアームド状態のときに不正に開閉
部が開放されると、アームド状態から警報状態に切り替
えられ警報装置20が作動される。このとき、記憶手段
は警報装置が作動されたことを記憶する。更にその後、
操作者がロック検出手段15をアンロック状態に切り替
えたときに、記憶手段の出力により表示装置23が作動
され、操作者は警報装置の作動を認識することができ
る。
られたことを記憶しかつ表示する。 【構成】警報状態が一定時間経過して警報装置の作動が
停止した後、自動的に警報状態からアームド状態又はデ
ィスアームド状態に切り替えられたとき、警報状態を記
憶する記憶手段と、ロック検出手段がアンロック状態に
切り替えられかつ記憶手段内に警報状態が記憶されてい
るとき、作動される表示装置23とを侵入警報装置に設
ける。侵入警報装置がアームド状態のときに不正に開閉
部が開放されると、アームド状態から警報状態に切り替
えられ警報装置20が作動される。このとき、記憶手段
は警報装置が作動されたことを記憶する。更にその後、
操作者がロック検出手段15をアンロック状態に切り替
えたときに、記憶手段の出力により表示装置23が作動
され、操作者は警報装置の作動を認識することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は侵入警報装置、特に、
警報装置が作動する警報状態に切り替えられたことを記
憶しかつ表示する侵入警報装置に関するものである。
警報装置が作動する警報状態に切り替えられたことを記
憶しかつ表示する侵入警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平3−61149号公報に
示されるように、アームド状態にある開閉部を不正に解
放したときに警報装置が作動される盗難防止装置が公知
である。この盗難防止装置では、ドアの開閉を検出する
スイッチと、警報装置と、スイッチの出力を受信したと
きに警報装置を作動する警報信号をそれぞれ発生するア
ームド状態又は発生しないディスアームド状態及び警報
装置を作動させる警報状態とに切り替えられる警報制御
回路と、アームド状態のときに警報制御回路の出力によ
り点滅するインジケータとを有する。
示されるように、アームド状態にある開閉部を不正に解
放したときに警報装置が作動される盗難防止装置が公知
である。この盗難防止装置では、ドアの開閉を検出する
スイッチと、警報装置と、スイッチの出力を受信したと
きに警報装置を作動する警報信号をそれぞれ発生するア
ームド状態又は発生しないディスアームド状態及び警報
装置を作動させる警報状態とに切り替えられる警報制御
回路と、アームド状態のときに警報制御回路の出力によ
り点滅するインジケータとを有する。
【0003】一方、例えば、米国特許第3,781,85
4号に開示されているように、自動車用警報制御回路は
公知である。この自動車用警報制御回路は自動車の全て
の開閉部を閉鎖してシリンダ錠を操作することによりド
アをロックしたときに、警報制御回路はディスアームド
状態からア−ムド状態に切り換えられる。アームド状態
において不正にドア、トランク又はフード等の開閉部を
開放すると、自動的に警報が発生して、自動車の盗難を
防止することができる。
4号に開示されているように、自動車用警報制御回路は
公知である。この自動車用警報制御回路は自動車の全て
の開閉部を閉鎖してシリンダ錠を操作することによりド
アをロックしたときに、警報制御回路はディスアームド
状態からア−ムド状態に切り換えられる。アームド状態
において不正にドア、トランク又はフード等の開閉部を
開放すると、自動的に警報が発生して、自動車の盗難を
防止することができる。
【0004】また、例えば特開昭62−98280号公
報に開示されているように、超音波を使用して移動物体
を検出する装置は公知である。超音波による移動物体検
出装置は超音波発信回路と、超音波発信回路から送出さ
れかつ移動物体の表面で反射した音波を受信する受信回
路と、受信回路の出力の変化を検出する検出回路とを備
えている。
報に開示されているように、超音波を使用して移動物体
を検出する装置は公知である。超音波による移動物体検
出装置は超音波発信回路と、超音波発信回路から送出さ
れかつ移動物体の表面で反射した音波を受信する受信回
路と、受信回路の出力の変化を検出する検出回路とを備
えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の盗難
防止装置ではアームド状態から警報状態に切り替えら
れ、一定時間警報装置が作動した後、警報装置が自動的
に停止した場合、運転者は警報装置が作動した事実を明
確に認識できないことがある。この場合に盗難があった
事実も盗難の直後に認識することができない。
防止装置ではアームド状態から警報状態に切り替えら
れ、一定時間警報装置が作動した後、警報装置が自動的
に停止した場合、運転者は警報装置が作動した事実を明
確に認識できないことがある。この場合に盗難があった
事実も盗難の直後に認識することができない。
【0006】そこで、この発明は警報装置が作動する警
報状態に切り替えられたことを記憶しかつ表示する侵入
警報装置を提供することを目的とする。
報状態に切り替えられたことを記憶しかつ表示する侵入
警報装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による侵入警報
装置は開閉部の開閉を検出するセンサ手段と、開閉部の
ロック状態を検出するロック検出手段と、警報装置と、
センサ手段の出力を受信したときに警報装置を作動する
警報信号をそれぞれ発生するアームド状態又は発生しな
いディスアームド状態及び警報装置を作動させる警報状
態とに切り替えられる警報制御回路とを有する。この侵
入警報装置は、警報状態が一定時間経過して警報装置の
作動が停止した後、自動的に警報状態からアームド状態
又はディスアームド状態に切り替えられたとき、前記警
報状態を記憶する記憶手段と、ロック検出手段がアンロ
ック状態に切り替えられかつ記憶手段内に前記警報状態
が記憶されているとき、作動される表示装置とを備えて
いる。
装置は開閉部の開閉を検出するセンサ手段と、開閉部の
ロック状態を検出するロック検出手段と、警報装置と、
センサ手段の出力を受信したときに警報装置を作動する
警報信号をそれぞれ発生するアームド状態又は発生しな
いディスアームド状態及び警報装置を作動させる警報状
態とに切り替えられる警報制御回路とを有する。この侵
入警報装置は、警報状態が一定時間経過して警報装置の
作動が停止した後、自動的に警報状態からアームド状態
又はディスアームド状態に切り替えられたとき、前記警
報状態を記憶する記憶手段と、ロック検出手段がアンロ
ック状態に切り替えられかつ記憶手段内に前記警報状態
が記憶されているとき、作動される表示装置とを備えて
いる。
【0008】
【作用】侵入警報装置がアームド状態のときに不正に開
閉部が開放されると、アームド状態から警報状態に切り
替えられ、警報装置が作動される。その後、一定時間経
過すると、警報装置の作動は自動的に停止される。この
とき、記憶手段は警報装置が作動されたことを記憶す
る。更にその後、操作者がロック検出手段をアンロック
状態に切り替えたときに、記憶手段の出力により表示装
置が作動され、操作者は警報装置が作動されたことを認
識することができる。
閉部が開放されると、アームド状態から警報状態に切り
替えられ、警報装置が作動される。その後、一定時間経
過すると、警報装置の作動は自動的に停止される。この
とき、記憶手段は警報装置が作動されたことを記憶す
る。更にその後、操作者がロック検出手段をアンロック
状態に切り替えたときに、記憶手段の出力により表示装
置が作動され、操作者は警報装置が作動されたことを認
識することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明による侵入警報装置の実施例
を図1〜図3について説明する。この発明による侵入警
報装置10は図1に示すようにワンチップマイクロコン
ピュータ又は複数のICで構成される警報制御回路11
を備えている。警報制御回路11の入力端子11a及び
11bには図示しないドアロック装置の施錠状態及び解
錠状態をそれぞれ表示するロックスイッチ13及びアン
ロックスイッチ12が接続される。ドアシリンダ錠用の
ロックスイッチ13及びアンロックスイッチ12はシリ
ンダ錠のロック状態又はアンロック状態を表示する種々
の形式のスイッチ又はセンサを使用することができる。
を図1〜図3について説明する。この発明による侵入警
報装置10は図1に示すようにワンチップマイクロコン
ピュータ又は複数のICで構成される警報制御回路11
を備えている。警報制御回路11の入力端子11a及び
11bには図示しないドアロック装置の施錠状態及び解
錠状態をそれぞれ表示するロックスイッチ13及びアン
ロックスイッチ12が接続される。ドアシリンダ錠用の
ロックスイッチ13及びアンロックスイッチ12はシリ
ンダ錠のロック状態又はアンロック状態を表示する種々
の形式のスイッチ又はセンサを使用することができる。
【0010】警報制御回路11の入力端子11cはドア
スイッチ14に接続される。ドアスイッチ14は自動車
のドアを開扉したときにオンとなり、ルームランプを点
灯するスイッチである。ドア、フード、トランク等の開
閉部のロック状態を検出するロック検出手段としてのロ
ック状態スイッチ15は警報制御回路11の入力端子1
1dに接続され、図示しないロック装置のロック状態又
はアンロック状態を検出する。また、警報制御回路11
の入力端子11lに接続され、前記開閉部の開閉を検出
するセンサ手段としての侵入センサ16はドアスイッチ
を含み、自動車のフード及びトランクの開放を検出する
フードスイッチ及びトランクスイッチ、シリンダ錠が不
正に操作されたときに作動されるタンパスイッチ、自動
車が外力を受けて振動したときにこの振動を検出する振
動検出スイッチ等種々のスイッチを含む。警報制御回路
11の入力端子11eは自動車のイグニッションスイッ
チ17に接続され、入力端子11fは安定化回路18を
介して電源19に接続される。警報制御回路11の入力
端子11kは警報制御回路11の初期化を行うリセット
回路24を介して安定化回路18の出力側に接続され
る。
スイッチ14に接続される。ドアスイッチ14は自動車
のドアを開扉したときにオンとなり、ルームランプを点
灯するスイッチである。ドア、フード、トランク等の開
閉部のロック状態を検出するロック検出手段としてのロ
ック状態スイッチ15は警報制御回路11の入力端子1
1dに接続され、図示しないロック装置のロック状態又
はアンロック状態を検出する。また、警報制御回路11
の入力端子11lに接続され、前記開閉部の開閉を検出
するセンサ手段としての侵入センサ16はドアスイッチ
を含み、自動車のフード及びトランクの開放を検出する
フードスイッチ及びトランクスイッチ、シリンダ錠が不
正に操作されたときに作動されるタンパスイッチ、自動
車が外力を受けて振動したときにこの振動を検出する振
動検出スイッチ等種々のスイッチを含む。警報制御回路
11の入力端子11eは自動車のイグニッションスイッ
チ17に接続され、入力端子11fは安定化回路18を
介して電源19に接続される。警報制御回路11の入力
端子11kは警報制御回路11の初期化を行うリセット
回路24を介して安定化回路18の出力側に接続され
る。
【0011】警報制御回路11の出力端子11g、11
h、11i、11jにはそれぞれ警報装置としてのホーン
リレー20、スタータインタラプトリレー21、インジ
ケータランプ22及び表示装置としての警告ブザー23
に接続される。警報制御回路11は、侵入センサ16の
出力を受信したときにホーンリレー20を作動する警報
信号をそれぞれ発生するアームド状態又は発生しないデ
ィスアームド状態及びホーンリレー20を作動させる警
報状態とに切り替えられる。インジケータランプ22は
警報制御回路11がアームド状態のときに警報制御回路
11の出力により点滅する。図示しないが、警報制御回
路11は、侵入センサ16が開閉部の閉鎖を検出しかつ
ロック状態スイッチ15が開閉部のロック状態を検出し
たとき、警報制御回路11を一定時間ディスアームド状
態からアームド準備状態に切り替えるタイマ手段と、警
報状態が一定時間経過して警報装置の作動が停止した
後、自動的に警報状態からアームド状態又はディスアー
ムド状態に切り替えられたとき、前記警報状態を記憶す
る記憶手段とを備えている。
h、11i、11jにはそれぞれ警報装置としてのホーン
リレー20、スタータインタラプトリレー21、インジ
ケータランプ22及び表示装置としての警告ブザー23
に接続される。警報制御回路11は、侵入センサ16の
出力を受信したときにホーンリレー20を作動する警報
信号をそれぞれ発生するアームド状態又は発生しないデ
ィスアームド状態及びホーンリレー20を作動させる警
報状態とに切り替えられる。インジケータランプ22は
警報制御回路11がアームド状態のときに警報制御回路
11の出力により点滅する。図示しないが、警報制御回
路11は、侵入センサ16が開閉部の閉鎖を検出しかつ
ロック状態スイッチ15が開閉部のロック状態を検出し
たとき、警報制御回路11を一定時間ディスアームド状
態からアームド準備状態に切り替えるタイマ手段と、警
報状態が一定時間経過して警報装置の作動が停止した
後、自動的に警報状態からアームド状態又はディスアー
ムド状態に切り替えられたとき、前記警報状態を記憶す
る記憶手段とを備えている。
【0012】上記の構成において、図1に示す警報制御
回路11は図2及び図3に示すフローチャートの動作シ
ーケンスに従って作動される。ステップ30のスタート
からステップ31に進み、リセット回路24からの出力
により警報制御回路11が初期化される。次に、ステッ
プ32においてイグニッションスイッチ17がオン状態
にあるか否か判断する。イグニッションスイッチ17が
オフ状態のときはステップ33に進み警報制御回路11
は侵入センサ16から全ドアが閉鎖しているか否か判断
する。全ドアが閉鎖しているときはドアロック装置のキ
ーシリンダによりロックスイッチ13がオン状態にある
か否か判断する(ステップ34)。ロックスイッチ13
がオン状態になると、ステップ35において警報制御回
路11は1秒間待機した後、ステップ36において全ド
アがロック状態にあるか否か判断する。ステップ32に
おいてイグニッションスイッチ17がオンのとき、ステ
ップ33において全ドアが閉鎖されていないとき、ステ
ップ34においてロックスイッチ13がオフのとき及び
ステップ36において全ドアがロック状態でないとき、
ステップ32に戻る。
回路11は図2及び図3に示すフローチャートの動作シ
ーケンスに従って作動される。ステップ30のスタート
からステップ31に進み、リセット回路24からの出力
により警報制御回路11が初期化される。次に、ステッ
プ32においてイグニッションスイッチ17がオン状態
にあるか否か判断する。イグニッションスイッチ17が
オフ状態のときはステップ33に進み警報制御回路11
は侵入センサ16から全ドアが閉鎖しているか否か判断
する。全ドアが閉鎖しているときはドアロック装置のキ
ーシリンダによりロックスイッチ13がオン状態にある
か否か判断する(ステップ34)。ロックスイッチ13
がオン状態になると、ステップ35において警報制御回
路11は1秒間待機した後、ステップ36において全ド
アがロック状態にあるか否か判断する。ステップ32に
おいてイグニッションスイッチ17がオンのとき、ステ
ップ33において全ドアが閉鎖されていないとき、ステ
ップ34においてロックスイッチ13がオフのとき及び
ステップ36において全ドアがロック状態でないとき、
ステップ32に戻る。
【0013】ステップ36において全ドアがロック状態
のとき、ステップ37に進む。ステップ37では30秒
タイマがセットされ、ステップ38ではインジケータラ
ンプ22が点灯する。続いて、ステップ39に進み、警
報制御回路11はアンロックスイッチ12がオン状態に
あるか否か判断する。アンロックスイッチ12がオン状
態のときはステップ32に戻る。アンロックスイッチ1
2がオフ状態のときは順次ステップ40〜43に進み、
ステップ40〜43ではそれぞれ全ドアがロック状態か
否か、全ドアが閉鎖しているか否か、イグニッションス
イッチ17がオフ状態か否か、及び侵入センサ16の入
力信号があるか否か判断する。ステップ40において全
ドアがロック状態でないとき、ステップ41において全
ドアが閉鎖していないとき、ステップ42においてイグ
ニッションスイッチ17がオン状態のとき、又はステッ
プ43において侵入センサ16の出力が発生したとき、
ステップ32に戻る。ステップ40において全ドアがロ
ック状態であり、ステップ41において全ドアが閉鎖し
ており、ステップ42においてイグニッションスイッチ
17がオフ状態で、ステップ43において侵入センサ1
6の入力信号がないときステップ44において、ステッ
プ37において設定されたタイマ手段の30秒タイマが
タイムオーバーか否か判断する。設定された時間が経過
していないとき、ステップ39に戻り、設定された時間
が経過したときはステップ44から45に進み、インジ
ケータランプ22を消灯して、警報制御回路11はアー
ムド準備状態からアームド状態に切り替えられる。
のとき、ステップ37に進む。ステップ37では30秒
タイマがセットされ、ステップ38ではインジケータラ
ンプ22が点灯する。続いて、ステップ39に進み、警
報制御回路11はアンロックスイッチ12がオン状態に
あるか否か判断する。アンロックスイッチ12がオン状
態のときはステップ32に戻る。アンロックスイッチ1
2がオフ状態のときは順次ステップ40〜43に進み、
ステップ40〜43ではそれぞれ全ドアがロック状態か
否か、全ドアが閉鎖しているか否か、イグニッションス
イッチ17がオフ状態か否か、及び侵入センサ16の入
力信号があるか否か判断する。ステップ40において全
ドアがロック状態でないとき、ステップ41において全
ドアが閉鎖していないとき、ステップ42においてイグ
ニッションスイッチ17がオン状態のとき、又はステッ
プ43において侵入センサ16の出力が発生したとき、
ステップ32に戻る。ステップ40において全ドアがロ
ック状態であり、ステップ41において全ドアが閉鎖し
ており、ステップ42においてイグニッションスイッチ
17がオフ状態で、ステップ43において侵入センサ1
6の入力信号がないときステップ44において、ステッ
プ37において設定されたタイマ手段の30秒タイマが
タイムオーバーか否か判断する。設定された時間が経過
していないとき、ステップ39に戻り、設定された時間
が経過したときはステップ44から45に進み、インジ
ケータランプ22を消灯して、警報制御回路11はアー
ムド準備状態からアームド状態に切り替えられる。
【0014】次に、ステップ46に進み、警報制御回路
11はアンロックスイッチ12がオン状態にあるか否か
判断する。オン状態にあると、ステップ46から32に
戻り、オフ状態にあると、ステップ47に進む。ステッ
プ47において全ドアが閉鎖しているか否か判断し、全
ドアが閉鎖されていないと、ステップ47からステップ
49へジャンプする。ステップ47において全ドアが閉
鎖していると、ステップ48において侵入センサ16か
らの入力信号を受信したか否か判断する。ステップ48
において侵入センサ16からの入力信号を受信しない
と、ステップ46に戻り、受信すると、警報制御回路1
1はアームド状態から警報状態に切り替えられ、ステッ
プ49において3分タイマが設定され、警報制御回路1
1はホーンリレー20及びスタータインタラプトリレー
21に出力を送出して、ホーンを作動して警報音を発生
すると同時に、スタータインタラプトリレー21を作動
してスタータの作動を阻止する。このとき、同時にヘッ
ドライトを点灯してもよい。続いて、ステップ51に進
み、アンロックスイッチ12がオンになったか否か判断
する。アンロックスイッチ12がオンになると、ステッ
プ60において警報制御回路11からのホーンリレー2
0及びスタータインタラプトリレー21への出力を停止
して警報を停止する。ここで、警報制御回路11は警報
状態からディスアームド状態に切り替えられ、その後、
ステップ32に戻る。ステップ51においてアンロック
スイッチ12がオフのままの場合はステップ52におい
て警報時間の3分を経過したか否か判断する。3分経過
しないと、ステップ51に戻り、3分経過すると、ステ
ップ53においてステップ60と同様に警報を停止し、
警報制御回路11は警報状態からアームド状態に切り替
えられる。同時に、警報装置が作動した事実は警報制御
回路11内の記憶手段内に記憶される。その後、ステッ
プ54に進む。ステップ54においてアンロックスイッ
チ12がオンしたか否か判断し、アンロックスイッチ1
2がオンするとステップ32に戻り、アンロックスイッ
チ12がオフ状態のままであると、ステップ55におい
て再び侵入センサ16から信号が発生したか否か判断す
る。ステップ55で侵入センサ16からの信号を警報制
御回路11が受信すると、ステップ49に戻り、再び警
報状態に切り替えられる。ステップ55において侵入セ
ンサ16の信号がないときはステップ56において全ド
アが閉鎖しているか否か判断し、全ドアが閉鎖していな
いと、ステップ54に戻り、全ドアが閉鎖していると、
ステップ57に進む。これは自動車内への不正侵入後、
ドアが閉鎖された場合に警報装置の作動を表示しなけれ
ばならないからである。ステップ57ではアンロックス
イッチ12がオンしたか否か判断し、アンロックスイッ
チ12がオフ状態に維持されていると、ステップ57か
らステップ58に進む。ステップ58ではドアスイッチ
14がオンか否かによりドアが再び開放されたか否か判
断する。ステップ58においてドアが開放されないと、
ステップ59に進み、警報制御回路11は侵入センサ1
6からの入力信号があるか否か判断する。ステップ59
において侵入センサ16からの入力信号がないとステッ
プ57に戻る。ステップ58において再びドアが開放さ
れたとき又はステップ59において侵入センサ16から
の入力信号があると、ステップ49に戻り、アームド状
態から警報状態に切り替えられる。ステップ54又はス
テップ57においてアンロックスイッチ12がオンにな
ると、ステップ61において警報制御回路11内の記憶
手段の出力により警告ブザー23が作動された後、ステ
ップ32に戻る。ステップ61において警告ブザー23
が作動するので、操作者は以前に警報制御回路11がア
ームド状態から警報状態に切り替えられて、警報装置が
作動された事実を認識することができる。これにより自
動車内の盗難があったか否かを確認することができる。
警告ブザー23は一定時間作動されても、間欠的に作動
されても継続的に作動されてもよい。また、警告ブザー
23の代わりに発光素子を使用又は併用するものでもよ
い。
11はアンロックスイッチ12がオン状態にあるか否か
判断する。オン状態にあると、ステップ46から32に
戻り、オフ状態にあると、ステップ47に進む。ステッ
プ47において全ドアが閉鎖しているか否か判断し、全
ドアが閉鎖されていないと、ステップ47からステップ
49へジャンプする。ステップ47において全ドアが閉
鎖していると、ステップ48において侵入センサ16か
らの入力信号を受信したか否か判断する。ステップ48
において侵入センサ16からの入力信号を受信しない
と、ステップ46に戻り、受信すると、警報制御回路1
1はアームド状態から警報状態に切り替えられ、ステッ
プ49において3分タイマが設定され、警報制御回路1
1はホーンリレー20及びスタータインタラプトリレー
21に出力を送出して、ホーンを作動して警報音を発生
すると同時に、スタータインタラプトリレー21を作動
してスタータの作動を阻止する。このとき、同時にヘッ
ドライトを点灯してもよい。続いて、ステップ51に進
み、アンロックスイッチ12がオンになったか否か判断
する。アンロックスイッチ12がオンになると、ステッ
プ60において警報制御回路11からのホーンリレー2
0及びスタータインタラプトリレー21への出力を停止
して警報を停止する。ここで、警報制御回路11は警報
状態からディスアームド状態に切り替えられ、その後、
ステップ32に戻る。ステップ51においてアンロック
スイッチ12がオフのままの場合はステップ52におい
て警報時間の3分を経過したか否か判断する。3分経過
しないと、ステップ51に戻り、3分経過すると、ステ
ップ53においてステップ60と同様に警報を停止し、
警報制御回路11は警報状態からアームド状態に切り替
えられる。同時に、警報装置が作動した事実は警報制御
回路11内の記憶手段内に記憶される。その後、ステッ
プ54に進む。ステップ54においてアンロックスイッ
チ12がオンしたか否か判断し、アンロックスイッチ1
2がオンするとステップ32に戻り、アンロックスイッ
チ12がオフ状態のままであると、ステップ55におい
て再び侵入センサ16から信号が発生したか否か判断す
る。ステップ55で侵入センサ16からの信号を警報制
御回路11が受信すると、ステップ49に戻り、再び警
報状態に切り替えられる。ステップ55において侵入セ
ンサ16の信号がないときはステップ56において全ド
アが閉鎖しているか否か判断し、全ドアが閉鎖していな
いと、ステップ54に戻り、全ドアが閉鎖していると、
ステップ57に進む。これは自動車内への不正侵入後、
ドアが閉鎖された場合に警報装置の作動を表示しなけれ
ばならないからである。ステップ57ではアンロックス
イッチ12がオンしたか否か判断し、アンロックスイッ
チ12がオフ状態に維持されていると、ステップ57か
らステップ58に進む。ステップ58ではドアスイッチ
14がオンか否かによりドアが再び開放されたか否か判
断する。ステップ58においてドアが開放されないと、
ステップ59に進み、警報制御回路11は侵入センサ1
6からの入力信号があるか否か判断する。ステップ59
において侵入センサ16からの入力信号がないとステッ
プ57に戻る。ステップ58において再びドアが開放さ
れたとき又はステップ59において侵入センサ16から
の入力信号があると、ステップ49に戻り、アームド状
態から警報状態に切り替えられる。ステップ54又はス
テップ57においてアンロックスイッチ12がオンにな
ると、ステップ61において警報制御回路11内の記憶
手段の出力により警告ブザー23が作動された後、ステ
ップ32に戻る。ステップ61において警告ブザー23
が作動するので、操作者は以前に警報制御回路11がア
ームド状態から警報状態に切り替えられて、警報装置が
作動された事実を認識することができる。これにより自
動車内の盗難があったか否かを確認することができる。
警告ブザー23は一定時間作動されても、間欠的に作動
されても継続的に作動されてもよい。また、警告ブザー
23の代わりに発光素子を使用又は併用するものでもよ
い。
【0015】この発明の実施態様は前記の実施例に限定
されず変更が可能である。自動車以外の建築物等にこの
発明を実施できることは明らかである。
されず変更が可能である。自動車以外の建築物等にこの
発明を実施できることは明らかである。
【0016】
【発明の効果】前記の通りこの発明による侵入警報装置
では警報制御回路が警報状態に切り替えられたことを記
憶しかつ表示するので、不正侵入又は盗難を短時間で認
識することができる。
では警報制御回路が警報状態に切り替えられたことを記
憶しかつ表示するので、不正侵入又は盗難を短時間で認
識することができる。
【図1】この発明による盗難防止装置の回路図
【図2】図1の回路の動作シ−ケンスを示すフロ−チャ
−ト
−ト
【図3】図2に続く図1の回路の動作シ−ケンスを示す
フロ−チャ−ト
フロ−チャ−ト
10..侵入警報装置、11..警報制御回路、1
2..アンロックスイッチ、13..ロックスイッチ、
15..ロック状態スイッチ(ロック検出手段)、1
6..侵入センサ(センサ手段)、20..ホーンリレ
ー、21..スタータインタラプトリレー、22..イ
ンジケータランプ、23..警告ブザー(表示装置)、
24..リセット回路、
2..アンロックスイッチ、13..ロックスイッチ、
15..ロック状態スイッチ(ロック検出手段)、1
6..侵入センサ(センサ手段)、20..ホーンリレ
ー、21..スタータインタラプトリレー、22..イ
ンジケータランプ、23..警告ブザー(表示装置)、
24..リセット回路、
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】開閉部の開閉を検出するセンサ手段と、開
閉部のロック状態を検出するロック検出手段と、警報装
置と、センサ手段の出力を受信したときに警報装置を作
動する警報信号をそれぞれ発生するアームド状態又は発
生しないディスアームド状態及び警報装置を作動させる
警報状態とに切り替えられる警報制御回路とを有する侵
入警報装置において、 警報状態が一定時間経過して警報装置の作動が停止した
後、自動的に警報状態からアームド状態又はディスアー
ムド状態に切り替えられたとき、前記警報状態を記憶す
る記憶手段と、ロック検出手段がアンロック状態に切り
替えられかつ記憶手段内に前記警報状態が記憶されてい
るとき、作動される表示装置とを備えていることを特徴
とする侵入警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27805091A JPH05120578A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 侵入警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27805091A JPH05120578A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 侵入警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120578A true JPH05120578A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17591959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27805091A Pending JPH05120578A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 侵入警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05120578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004514157A (ja) * | 2000-07-25 | 2004-05-13 | ファブリカ イタリアーナ アクムラトリ モトカーリ モンテッキオ − エフ.イ.アー.エンメ.エンメ. エッセ.ピー.アー. | 多機能電子警笛システム |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27805091A patent/JPH05120578A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004514157A (ja) * | 2000-07-25 | 2004-05-13 | ファブリカ イタリアーナ アクムラトリ モトカーリ モンテッキオ − エフ.イ.アー.エンメ.エンメ. エッセ.ピー.アー. | 多機能電子警笛システム |
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