JPH0511979Y2 - - Google Patents

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JPH0511979Y2
JPH0511979Y2 JP1986100816U JP10081686U JPH0511979Y2 JP H0511979 Y2 JPH0511979 Y2 JP H0511979Y2 JP 1986100816 U JP1986100816 U JP 1986100816U JP 10081686 U JP10081686 U JP 10081686U JP H0511979 Y2 JPH0511979 Y2 JP H0511979Y2
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JP
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core
plug
mandrel
cylinder
pushing
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JP1986100816U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 発電所の蒸気発生器等において、例えば伝熱管
に損傷を生じた場合に、該伝熱管を閉鎖し該伝熱
管の漏洩を防ぐために施工されたメカニカルプラ
グを除去するためのメカニカルプラグ除去装置に
関する。
〔従来の技術〕 例えば原子力発電に用いられる蒸気発生器の信
頼性と稼動率の向上(熱交換効率の向上)のた
め、伝熱管端部に施工されたメカニカルプラグを
除去する工法が必要となる。
従来この種のメカニカルプラグ除去工具として
手動式メカニカルプラグ除去工具が使用されてお
り、その一例を第7図に示す。同図において、1
5は蒸気発生器内の水室、16は管板、8は伝熱
管、6がメカニカルプラグ、7が中子であり、一
種のくさびの働きをしてメカニカルプラグ6を伝
熱管8に固定させている。次にメカニカルプラグ
6の除去作業は以下の様にして行われる。まず、
工具本体を作業員が蒸気発生器水室内15に持ち
込み、施工されたメカニカルプラグ6のねじ部に
工具のマンドレル3を案内し、マンドレルねじ込
みハンドル17を手で回してマンドレル3の先端
のねじ部をメカニカルプラグ6のねじ部にねじ込
む。次に中子押し上げシリンダ18に加圧してピ
ストン19を上昇させ、中子7を中子押し棒4で
押し上げてメカニカルプラグ6の引抜きが可能な
状態にする。続いて作業員が中子移動量確認ゲー
ジ20にて中子押し上げ完了を確認した後、メカ
ニカルプラグ本体引抜きピストン21を上昇させ
てメカニカルプラグ6を引抜く。この様にして伝
熱管8から取り除かれたメカニカルプラグ6は作
業員により工具本体と共に水室外へ持ち出された
後、マンドレル3から取り外されて廃却される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述のような手動式メカニカルプラグ除去工具
によるメカニカルプラグ6の除去作業において
は、中子押し上げシリンダ18の加圧、続いてメ
カニカルプラグ引抜きシリンダ22の加圧と、そ
のシリンダ操作が2段となる。
従つて次のような問題がある: (1) 2段シリンダ式であるため、操作が複雑であ
り、メンテナンス性が良くない。
(2) 手動操作であるため、作業員の被曝量が多
く、複雑な操作と相待つて誤操作の可能性があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
操作を1段シリンダ化して、そのピストンの上
昇、下降の1行程のみで、メカニカルプラグの中
子押し上げからメカニカルプラグの引抜きまで行
えるものとし、更に遠隔自動化して作業員の被曝
量を低減する。
〔作用〕
マンドレルが上昇回転し、マンドレル上端の雄
ねじ部がメカニカルプラグ下部の雌ねじ部に螺合
する。中子押し棒が中子を押上げる。次にマンド
レルが下降しメカニカルプラグを引抜く。
〔実施例〕
第1図乃至第6図において、1は中子押し上
げ/プラグ引抜きシリンダ、2はピストン、3は
マンドレル、4は中子押し棒、5はマンドレル回
転エアモータ、6はメカニカルプラグ、7は中
子、8は伝熱管、9はピン、10は引金物、11
は圧縮コイルばね、12はジヨイント金物、13
は歯車、14は回転軸、15は蒸気発生器水室、
16は管板、23はプラグ引抜き完了センサ、2
4はプラグねじ込み開始センサ、25はプラグね
じ込み完了センサ、26は中子押し上げ完了セン
サ、27は元圧圧力センサ、28は圧力ポンプ、
29は2方電磁弁、30は4方電磁弁、31は圧
力レギユレータ、32は圧力計である。
このような装置において、マンドレル3はそれ
に取付けられたピン9によつて引金物10に付け
られた溝の範囲を上下に移動することができる
が、通常圧縮コイルばね11によつて上端に位置
している。引金物10はピストン2にねじ込ま
れ、ピストン2と共に運動する様になつている。
また、引金物10は中子押し棒4の下端に接続さ
れたジヨイント金物12を受けており、従つてピ
ストン2の上昇、下降に伴いマンドレル3及び中
子押し棒4が上昇、下降する。マンドレル回転エ
アモータ5の回転は、歯車13を介して、ピスト
ン2の中央部を上下に貫通し且つ伸縮可能な回転
軸14に伝わり、更にジヨイント金物12、中子
押し棒4、そしてマンドレル3に伝達される。
次に本装置の作用について説明する: 中子押し上げ/プラグ引抜きシリンダ1に加
圧、ピストン2を上昇させてマンドレル3中子
押し棒4を上昇させる。
マンドレル3を回転させてメカニカルプラグ
6にねじ込む。
ねじ込み完了後、中子押し棒4を上昇させて
中子7を押し上げる。
押し上げ完了後、中子押し上げ/プラグ引抜
きシリンダ1に加圧、ピストン2を下降させて
マンドレル3を下降させ、メカニカルプラグ6
を伝熱管8から引抜く(第2図a〜e参照)。
この様に4ステツプでメカニカルプラグ6の引
抜きが可能となり自動化するに当たり、この4ス
テツプの制御が必要となるが、更に前記におけ
る給圧(低)と、前記における給圧(高)の
切り換え制御も必要となる。
次に制御回路について第3図〜第6図及び第2
図のステツプ図を参照しながら説明する。
第3図はメカニカルプラグ除去工具における中
子押し上げ/プラグ引抜きシリンダ1及びマンド
レル回転エアモータ5に関する配管系統図を示
す。図中に示す如く中子押し上げ/プラグ引抜き
シリンダ1への給圧の開始、停止は2方電磁弁2
9SV−1、給圧の高低は2方電磁弁29SV−
2、ピストンの上昇、下降は4方電磁弁30SV
−3・a,bマンドレル回転エアモータ5の回転
は4方電磁弁30SV−4で制御している。
第4図は、これ等電磁弁を制御する為に制御回
路に入力する入力信号とセンサー、出力信号と電
磁弁の関係を示す。センサーに付した記号S−1
は第3図に示す元圧圧力センサー27S−1と一
致、S−2〜S−5は第2図に示す記号S−2〜
S−5と一致し、図中に示す位置に配置される。
ここで第2図に示す各ステツプと第4図に示す各
入力信号の関係について述べる。第2図aのスタ
ンバイ状態から第2図b(ステツプ1)の状態へ
移行するとS−2プラグねじ込み開始センサー2
4から入力信号が発せられ、第2図c(ステツプ
2)の状態に移行するとS−3プラグねじ込み完
了センサー25から入力信号が発せられる。以下
同様に第2図d(ステツプ3)の状態ではS−4
中子押し上げ完了センサー26、第2図e(ステ
ツプ4)の状態ではS−5プラグ引抜き完了セン
サー23から入力信号が発せられる。
次に第4図出力信号側の各電磁弁の動きと第2
図各ステツプとの関係を第5図のタイムチヤート
にて説明する。
○

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と一体的に形成され上下方向にのびた中子
    押し上げ・プラグ引抜きシリンダ、同シリンダ内
    に摺動自在に設けられた中空ピストン、同ピスト
    ン及び前記中子押し上げ・プラグ引抜きシリンダ
    に同軸状に貫設されテレスコーピツク状に伸縮す
    る回転軸、同回転軸の下端に回転駆動力を付与す
    るエアモータ、前記中子押し上げ・プラグ引抜き
    シリンダの上方に前記回転軸と同軸状にのび同回
    転軸に連結された中子押し棒、同中子押し棒の上
    端部に同軸状に嵌装されたマンドレル、前記中子
    押し棒の下部に嵌装され、前記マンドレルを上方
    へ偏倚する圧縮コイルばね、及び前記中子押し上
    げ・プラグ引抜きシリンダと前記エアモータとに
    流体的に連絡し、前記マンドレルの押し上げ、回
    転、引下げと前記中子押し棒の押し上げとを制御
    するシーケンス制御空圧回路を有してなることを
    特徴とするメカニカルプラグ除去装置。
JP1986100816U 1986-07-02 1986-07-02 Expired - Lifetime JPH0511979Y2 (ja)

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JP1986100816U JPH0511979Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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JP1986100816U JPH0511979Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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JPS637472U JPS637472U (ja) 1988-01-19
JPH0511979Y2 true JPH0511979Y2 (ja) 1993-03-25

Family

ID=30970984

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JP1986100816U Expired - Lifetime JPH0511979Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146682A (en) * 1980-03-12 1981-11-14 Westinghouse Electric Corp Treating device for plug

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56146682A (en) * 1980-03-12 1981-11-14 Westinghouse Electric Corp Treating device for plug

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Publication number Publication date
JPS637472U (ja) 1988-01-19

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