JPH05119023A - 渦流探傷検査用プローブ - Google Patents

渦流探傷検査用プローブ

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JPH05119023A
JPH05119023A JP3248105A JP24810591A JPH05119023A JP H05119023 A JPH05119023 A JP H05119023A JP 3248105 A JP3248105 A JP 3248105A JP 24810591 A JP24810591 A JP 24810591A JP H05119023 A JPH05119023 A JP H05119023A
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JP
Japan
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probe
coil
outer diameter
eddy current
metal tube
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Withdrawn
Application number
JP3248105A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Ukai
哲志 鵜飼
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 渦流探傷検査用プローブに係り、プローブの
接触性を改良して検査精度を高め、金属管内部における
プローブ通過性を向上させる。 【構成】 加圧流体の供給によって外径の大きさが変動
する外径設定用袋体と、外径設定用袋体の回りに周方向
に複数分割状態に配され半径方向に移動可能に収納され
るコイル用鉄心と、傾斜状態に巻回され磁界の発生また
は磁気情報の検出を行なう楕円状コイルとを具備する。
コイル用鉄心を半径外方向に駆動して傾斜状態の楕円状
コイルを立てながらプローブを金属管内面に密接させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、渦流探傷検査用プロー
ブに係り、特に、金属管内部における半径方向の寸法追
従性を付与するとともに、検査精度を高めるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】渦流探傷試験(渦流探傷検査)は、熱交
換器や蒸気発生器等の伝熱管、プラント配管等の小口径
管を非破壊検査する方法として有用であると考えられて
いる。
【0003】図3は、渦流探傷検査用プローブの従来例
を示すものである。図3において、符号Xは被検査金属
管( 金属管 )、Pは渦流探傷検査用プローブ(プロー
ブ)、1はプローブケーシング、2はコイル用鉄心、3
はコイル、4は電気ケーブルである。
【0004】前記プローブPは、加圧流体の圧力や粘性
あるいはワイヤによる牽引等によって、金属管Xの内部
の検査対象位置まで送り込まれる。そして、電気ケーブ
ル4からのコイル3への通電によって磁界を発生させ、
この磁界が金属管Xの管壁に及ぼすことによって生じる
磁界の変化、検出電圧等の磁気情報を別のコイル3で検
出して、この検出データを電気ケーブル4を経由して引
き出すことにより、金属管Xの管壁に傷、腐食による減
肉等の異常の有無を確認するものである。
【0005】この場合において、リモート・フィールド
渦流探傷試験( RF・ECT )を適用すると、金属管X
の管壁の透磁率の不均一性に起因する影響をほとんど受
けることがなく、金属管Xが厚肉状態である場合にあっ
ても、内外面の欠陥の検出が可能であるとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる渦流探
傷検査では、プローブPを金属管Xの中に挿入する都合
上、プローブPの挿入時に、管穴の内径精度及び金属管
Xの内面付着物等の影響によって、途中で引っ掛かる事
故等を生じないように、プローブPの外径寸法D2 を、
金属管Xの管穴の内径寸法D1 に対して十分小さく設定
する必要がある。金属管XとプローブPとの隙間が多く
なると、渦流探傷検査におけるS/N比の低下を招く原
因や、プローブPの走査時の「がた」による騒音信号の
発生原因となり易く、検査精度を低下させるものとなっ
ていた。
【0007】本発明は、これらの課題に鑑みてなされた
ものであり、 プローブと金属管内面との接触性を改良して検査精度
を高めること、 金属管内部のプローブ通過性を向上させること、 金属管の口径変化あるいは曲管部への追従性を得るこ
と、 等を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
手段として、金属管内に送り込まれコイルへの通電によ
って磁界を発生させ、金属管の管壁に及ぼす磁気情報を
検出して管壁の探傷を行なう渦流探傷検査用プローブに
おいて、プローブケーシングの中心に配され加圧流体の
供給によって外径の大きさが変動する外径設定用袋体
と、該外径設定用袋体の回りに周方向に複数分割状態に
配されプローブケーシング側壁内に半径方向に移動可能
に収納されるコイル用鉄心と、該コイル用鉄心にプロー
ブケーシングの長手方向に対して傾斜状態に巻回され磁
界の発生または磁気情報の検出を行なう楕円状コイルと
を具備する構成を採用している。
【0009】
【作用】金属管内部へのプローブの挿入時または引き抜
き時には、外径設定用袋体の内部流体を抜くことによ
り、コイル用鉄心を中心方向に寄せて、プローブケーシ
ングの外径を小さくする。検査対象位置にあっては、外
径設定用袋体の内部に加圧流体を供給し、外径設定用袋
体を膨張させることによって、コイル用鉄心を半径外方
向に駆動し、かつ、これにより傾斜状態の楕円状コイル
を半径方向に沿うように戻して、プローブケーシングの
外表面を金属管の内面に密接させ、この状態で渦流探傷
検査を実施する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る渦流探傷検査用プローブ
の一実施例について、図1及び図2を参照して説明す
る。該一実施例における渦流探傷検査用プローブにあっ
ても、図3例の技術に一部準ずるので、共通部分に同一
符号を付し、一部の説明を簡略化する。図1及び図2に
おいて、11は外径設定用袋体、12はコイル用鉄心、
13は楕円状コイル、14は軸方向位置設定用袋体、1
5は加圧流体供給管、16は加圧流体供給管である。
【0011】そして、前記外径設定用袋体11は、プロ
ーブPの長手方向の寸法を大きくかつゴム等の伸縮可能
な材料によって袋状に形成され、加圧流体供給管15を
介しての加圧流体の供給時に、膨張によってコイル用鉄
心12の穴12aを拡大するように機能するものであ
る。
【0012】前記コイル用鉄心12は、図2に示すよう
に、周方向に複数分割状態(図2では8分割状態)に配
されており、プローブケーシング1の側壁1aの内部
に、プローブケーシング1における半径方向及び軸方向
に相互移動可能に収納される。なお、プローブケーシン
グ1の側壁1aは、その半径外方への膨張を許容するふ
っそゴム、4ふっ化エチレンシート等の材料によって形
成される。
【0013】前記楕円状コイル13は、コイル用鉄心1
2におけるコイル巻回溝12bに、予め楕円状に巻回し
ておくことによって、コイル用鉄心12の半径方向の移
動を許容するものである。したがって、コイル巻回溝1
2bと楕円状コイル13とは、若干の滑りを許容するよ
うに設定される。
【0014】前記軸方向位置設定用袋体14は、概略環
状にかつゴム等の伸縮可能な材料によって袋状に形成さ
れ、加圧流体供給管16を介しての加圧流体の供給時
に、膨張によって二つのコイル用鉄心12を軸方向に近
接させる移動を行ない、軸方向に対する傾斜状態を少な
くするように機能するものである。
【0015】プローブPを金属管Xの内部に挿入する場
合には、前述したように、加圧流体の圧力や粘性あるい
はワイヤによる牽引等によって、プローブPを金属管X
の内部の検査対象位置まで送り込むのであるが、この際
に、外径設定用袋体11及び軸方向位置設定用袋体14
の内部流体を抜き取り、プローブPの外径寸法Dn を小
さくした状態としておいて実施する。このようなプロー
ブPの挿入を行なうと、その外径寸法Dn が最小限に抑
制されるために、金属管Xの内部や曲管部の通過が容易
となる。
【0016】また、検査対象位置における渦流探傷検査
時にあっては、加圧流体供給管15・16を経由して、
加圧流体を外径設定用袋体11と軸方向位置設定用袋体
14とにそれぞれ同時あるいは選択的に供給し、外径設
定用袋体11を膨張させることによって穴12aを広
げ、各コイル用鉄心12を半径外方向に駆動して、その
外表面をプローブケーシング1の側壁1aに圧接させ、
さらに側壁1aが金属管Xの内面に接触するまで側壁を
膨張させる。かつ、この場合にあって、軸方向位置設定
用袋体14を膨張させることによって、二つのコイル用
鉄心12を中央に寄せることにより、傾斜状態の楕円状
コイル13を半径方向に沿って立てるように戻して、半
径外方に広がる作用を補助する。
【0017】このように、プローブケーシング1の側壁
1aを金属管Xの内面に密接させた状態で渦流探傷検査
を実施する。この場合の渦流探傷検査は、プローブPと
金属管Xとの「がた付き」がなく円滑に、かつ、コイル
用鉄心2の外表面と金属管Xの内面との距離が小さく変
化しないので高い精度で実施することができる。
【0018】一方、金属管Xの内部からプローブPを引
き抜く場合は、挿入時の逆手順となる。加圧流体供給管
15・16によって加圧流体を排出し、かつ、必要に応
じて減圧雰囲気として、コイル用鉄心12等を当初の状
態に復元させる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る渦流探傷検査用プローブに
よれば、加圧流体の供給によって外径の大きさが変動す
る外径設定用袋体と、外径設定用袋体の回りに周方向に
複数分割状態に配され半径方向に移動可能に収納される
コイル用鉄心と、傾斜状態に巻回され磁界の発生または
磁気情報の検出を行なう楕円状コイルとを具備するもの
であるから、以下のような効果を奏する。 (1) 渦流探傷検査の実施時において、コイル用鉄心
が金属管内面に密接するため、軸方向の移動が円滑なも
のとなり、かつ、検査精度を高めることができる。 (2) コイル用鉄心を半径内方に縮めることによって
プローブの外径が小さくなり、プローブの着脱時の金属
管内部の通過性を向上させることができる。 (3) プローブの外径が調整されるため、金属管の口
径変化あるいは曲管部への追従性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る渦流探傷検査用プローブの一実施
例を示す正断面図である。
【図2】図1のB−B線矢視図である。
【図3】渦流探傷検査用プローブの従来例を示す正断面
図である。
【符号の説明】
X 被検査金属管(金属管) P 渦流探傷検査用プローブ(プローブ) 1 プローブケーシング 1a 側壁 4 電気ケーブル 11 外径設定用袋体 12 コイル用鉄心 12a 穴 12b コイル巻回溝 13 楕円状コイル 14 軸方向位置設定用袋体 15 加圧流体供給管 16 加圧流体供給管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管内に送り込まれコイルへの通電に
    よって磁界を発生させ、金属管の管壁に及ぼす磁気情報
    を検出して管壁の探傷を行なう渦流探傷検査用プローブ
    であって、プローブケーシングの中心に配され加圧流体
    の供給によって外径の大きさが変動する外径設定用袋体
    と、該外径設定用袋体の回りに周方向に複数分割状態に
    配されプローブケーシング側壁内に半径方向に移動可能
    に収納されるコイル用鉄心と、該コイル用鉄心にプロー
    ブケーシングの長手方向に対して傾斜状態に巻回され磁
    界の発生または磁気情報の検出を行なう楕円状コイルと
    を具備することを特徴とする渦流探傷検査用プローブ。
JP3248105A 1991-09-26 1991-09-26 渦流探傷検査用プローブ Withdrawn JPH05119023A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016524164A (ja) * 2013-07-10 2016-08-12 スネクマ 導電性部品の表面を検査する装置
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KR102535101B1 (ko) * 2022-12-09 2023-05-26 황세훈 파이프 내경 검사용 와전류탐상 검사장치

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Effective date: 19981203