JPH05118539A - 強制通風式燃焼器 - Google Patents

強制通風式燃焼器

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Publication number
JPH05118539A
JPH05118539A JP28635591A JP28635591A JPH05118539A JP H05118539 A JPH05118539 A JP H05118539A JP 28635591 A JP28635591 A JP 28635591A JP 28635591 A JP28635591 A JP 28635591A JP H05118539 A JPH05118539 A JP H05118539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fan
burner
capacity
pressure sensing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28635591A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fujio
昭 藤生
Koitsu Akita
幸乙 秋田
Hitoshi Umetsu
仁 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP28635591A priority Critical patent/JPH05118539A/ja
Publication of JPH05118539A publication Critical patent/JPH05118539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 圧力応動器による安全制御を的確とする強制
通風式燃焼器を提供する。 〔構成〕 ファン1を介してバーナ2に対する給排気を
強制的に行うものにおいて、バーナ2の給気側にファン
1を設け、このファン1の吸い込み口1a側の負圧を検
出する第1の検圧部となる検圧管7とファン1の吐出口
1b側の静圧を検出する第2の検圧部となる検圧管8と
を有し、両検圧部で検出された圧力の合成圧力により作
動する圧力応動器11を設け、検圧管7で負圧を検圧管
8で静圧を検出し、この合成圧の変化で圧力スイッチの
オン・オフを操作し燃焼の制御を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファンを介してバーナ
に対する給排気を強制的に行うようにした強制通風式燃
焼器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、強制通風式燃焼器の安全装置とし
て特公昭55−29329号公報に示されるように、給
気側と排気側の圧力差を検出する圧力応動器を用いるも
のが知られている。しかしながら、この圧力応動器は器
具にあると施工が面倒であり、施工上器具内部におくこ
とが望ましい。ところが器具内では通風路が短いために
充分な差圧を得ることが困難であった。また、能力大と
能力小との時の差圧の差が有りすぎて燃焼の制御を行う
のが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、差圧方式ではか
なり大きな圧力差を得るものとなる。このため、例えば
圧力応動器の動作点を大能力時に合わせると、小能力時
に圧力応動器が作動しにくくなる。逆に、小能力時に合
わせると圧力応動器の大能力時の作動に時間がかかるも
のとなる。また、圧力応動器の検圧部がバーナの排気側
にあるため、圧力応動器が熱的影響を受け、損傷する心
配があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、ファン及び通風
経路の異常時に圧力応動器を用いてバーナの燃焼安全制
御を行うものにおいて、圧力応動器が熱的悪影響を受け
たり、圧力応動器の施工が複雑になるのを防止しつつ、
圧力応動器による安全制御が的確に行われる強制通風式
燃焼器を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファンを介し
てバーナに対する給排気を強制的に行うものにおいて、
バーナの給気側にファンを設け、このファンの吸い込み
口側の負圧を検出する第1の検圧部とファンの吐出口側
の静圧を検出する第2の検圧部とを有し、両検圧部の合
成圧力により作動する圧力応動器を設け、この圧力応動
器でバーナの燃焼安全制御を行うようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】上記のような構成のため、ファンより供給され
る空気はバーナケース内での燃焼に費やされ、熱交換さ
れた後の排気が排気集合筒に集められて排気される。こ
の場合、ファンの吸い込み口に配設の検圧管は負圧を受
けファンの出口に配設の検圧管は静圧を検出するもので
あり、圧力スイッチ側にはこの合成圧力が達するものと
なる。この吸い込み口側の検圧管では能力の大きい時は
負圧の絶対値は大きくなり、能力の小さい時負圧の絶対
値は小さくなる。従って、この合成圧力は吸い込み口側
の検圧管だけで得られる圧力よりも能力大時及び能力小
時の差は小さくなり、オン,オフの動作点の設定が容易
となる。また、このような合成圧力を見ることにより吐
出側に目詰まりが生じたときには急激に、合成圧力が上
昇するものとなるため、早期にファンを停止することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0008】図1乃至図3は強制通風式燃焼器の概略図
を示し、1は機器の下方に配設した燃焼能力に応じて回
転数制御されるファンで、該ファン1の吐出口1b側と
なる上方にバーナ2を備えたバーナケース3を配置し、
該バーナケース3の上部には熱交換器4と排気集合筒5
及び排気ダクト等が接続される排気接続筒6を順次配置
する。7は前記ファン1の吸い込み口1a側の下流に向
けて開口7aを臨ませ負圧を受けるようにした第1の検
圧部となる検圧管で、8はファン1の吐出口1b側に静
圧を受けるように取付けた第2の検圧部となる検圧管で
あり、該検圧管7と検圧管8の基部を結合した合成圧用
検圧管9の先端に圧力スイッチ10を設けると共に、こ
れら検圧部7と検圧部8と合成管部9及び圧力スイッチ
10にて圧力応動器11が構成される。12はファン1
の側部に設けたファンモータである。13は前記ファン
モータ12と圧力スイッチ10とバーナ2に取付ける電
磁弁14を制御する制御装置である。
【0009】次にこの作用を説明すると、先ずこの燃焼
器の燃焼動作は、ファン1より供給された空気aがバー
ナーケース3内で燃焼に費やされ、熱交換された後の排
気は排気集合筒5で集められ排気接続筒6へと導かれ
る。
【0010】ここにおいて、ファン1の吸い込み口1a
には下流に向けて検圧管7の開口7aが臨んでなるた
め、ファン1の駆動により負圧を生じさせ、能力の大き
い時、即ちファン1の回転数が高い時には負圧の絶対値
は大きくなり、能力の小さい時には負圧の絶対値は小さ
くなる。また、ファン1の吐出口1bの検圧管8は静圧
を検出するため、検圧管7と検圧管8とを検圧管9にて
接続しているため、ここで得られる合成圧力は、検圧管
7だけで得られる圧力よりも能力大時及び能力小時の圧
力の差は小さくなる。
【0011】いま図4の特性図に基づいて詳述すると、
第1の検圧部となる検圧管7の圧力は能力、即ち燃焼量
に応じて変化する。燃焼量の小さい時はファン1の回転
数も小さく、燃焼量の大きい時は回転数も上がり多量の
空気をガス側へ送り込み、吸込量を増せば増すほど負圧
が大きくなる。
【0012】一方、ファン1の吐出側となる静圧を検知
する第2の検圧部の検圧管8の圧力は小能力時と大能力
時とで殆ど変わらない。従って、この合成圧を取ってや
ると図示の様になる。ファンの吐出側の静圧を見ている
ため、燃焼量の変化ほどは変わらない。図示の様に能力
大時及び能力小時において生じる合成圧の差が小さいこ
とがわかる。このことは、圧力応動器11のオン・オフ
の動作点の設定が容易となるものである(小能力時に合
わせても、大能力時の動作に時間がかかることもな
い)。合成圧の動作点、即ちオン点から下では燃焼可能
となる(但し、実際には圧力スイッチが入っていて、フ
ァン,バーナを制御する)。
【0013】ここにおいて、排気筒の先端が何等かの理
由で閉塞されると、検圧管8に生ずる静圧が上昇し図5
に示すように合成圧も著しく上昇してくる。70%ぐら
い詰まった時にオフ点をよぎり燃焼を止めることがわか
る。即ち、検圧管8で生ずる圧力は、閉塞率が増加する
と急増し、また、検圧管7で生ずる負圧の絶対値も小さ
くなる。そして、検圧管7と検圧管8を接続により得ら
れる合成圧も増加して圧力スイッチのオフ点をよぎり燃
焼制御を行う。この場合、小能力時と大能力時との合成
圧力の差が小さいので、動作点を小能力時に合わせてい
ても、大能力時に燃焼停止が遅れる心配はない。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明の強制通風式燃焼
器はファンの吸い込み口側と吐出口側に検圧管を付けた
ことにより、能力大時及び能力小時において生じる圧力
(合成圧力)の差が小さくなり、排気筒の先端を閉塞し
た時に検圧管の閉塞率に対する圧力の急増による効果
で、能力大時,能力小時においても燃焼の制御が容易に
なった。即ち、動作点の設定が容易で、迅速に作動させ
ることができる。また、ファンの吸い込み側と吐き出し
側に検圧口を設けたことにより、検圧管の長さも短くな
り、なお且つ、構造上のスペースもゆとりができ、且つ
圧力応動器が熱的影響を受けず、損傷をも招くこともな
い。この様に簡素且つ高性能の強制通風式燃焼器とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略図である。
【図2】同ファン部の拡大正面図である。
【図3】同ファン部の縦断側面図である。
【図4】ファン側検圧管と吐出側検圧管の圧力並びにそ
の合成圧を示す特性図でる。
【図5】同排気閉塞状態の特性図である。
【符号の説明】
1 ファン 1a ファンの吸い込み口 1b ファンの吐出口 2 バーナ 7 第1の検圧部となる検圧管 8 第2の検圧部となる検圧管 9 合成圧用検圧管 10 圧力スイッチ 11 圧力応動器 13 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを介してバーナに対する給排気を
    強制的に行うものにおいて、バーナの給気側にファンを
    設け、このファンの吸い込み口側の負荷を検出する第1
    の検圧部とファンの吐出口側の静圧を検出する第2の検
    圧部とを有し、両検圧部の合成圧力により作動する圧力
    応動器を設け、この圧力応動器でバーナの燃焼安全制御
    を行うことを特徴とする強制通風式燃焼器。
JP28635591A 1991-10-31 1991-10-31 強制通風式燃焼器 Pending JPH05118539A (ja)

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JP28635591A JPH05118539A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 強制通風式燃焼器

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JPH05118539A true JPH05118539A (ja) 1993-05-14

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JP28635591A Pending JPH05118539A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 強制通風式燃焼器

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JP (1) JPH05118539A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571817B1 (en) * 2000-02-28 2003-06-03 Honeywell International Inc. Pressure proving gas valve
JP2018151126A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 東京瓦斯株式会社 混合気供給装置および燃焼装置
US10094591B2 (en) 2011-08-15 2018-10-09 Carrier Corporation Furnace control system and method

Cited By (3)

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US10094591B2 (en) 2011-08-15 2018-10-09 Carrier Corporation Furnace control system and method
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