JPH0511836Y2 - - Google Patents

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JPH0511836Y2
JPH0511836Y2 JP1988086136U JP8613688U JPH0511836Y2 JP H0511836 Y2 JPH0511836 Y2 JP H0511836Y2 JP 1988086136 U JP1988086136 U JP 1988086136U JP 8613688 U JP8613688 U JP 8613688U JP H0511836 Y2 JPH0511836 Y2 JP H0511836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は羽毛原料をダウンやスモールフエザ
ー、あるいはキングフエザーなどその大きさ等の
種類別に選別する装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の羽毛選別装置としては、例えば、特開昭
62−137088号公報に示されたものがある。この技
術は、箱体状に構成された本体の内部を仕切つて
4つの室を横方向に配列し、これらの室どうしを
仕切る仕切り板の上端を連通させ、各室の内部
に、原料羽毛を攪拌する風車を取り付けた構成と
されている。この装置においては、投入口から第
1室に投入した原料羽毛を風車によつて攪拌しつ
つ上方に吹き上げ、仕切り板の上部に形成されて
いる開口部からダウンを次室に移送するととも
に、開口部まで到達せずに落下したフエザーを室
の下方において回収する。同様に、次室において
も、風車によつて原料羽毛を吹き上げて、残留し
ているフエザーを下方に落下させつつダウンを次
室に移送する。この作業を順次行なうことによ
り、原料羽毛をダウンとフエザーとに選別できる
ようになつている。
こうした従来の装置では、最終室に設けられた
羽毛の取出口から内部の空気を吸引して内部を負
圧にすることにより、羽毛の移動を滑らかにして
いる。
ところで、従来の装置においては、羽毛選別作
業の効率が悪いという問題があつた。これは、以
下のような事情に基づく。すなわち、選別作業の
効率を上げるためには、各室に設置されている風
車の回転数を高め、各室を通過する、単位時間あ
たりの空気の流量を増加させる必要がある。これ
に伴い、各室の上下の高さを増すことにより、空
気抵抗が低くて重量のあるフエザーを次室に移送
せずに落下させる構成も必要となつてくる。
しかしながら、従来の装置においては、単に風
車の回転数を増加させると、風車の一方(上流
側)が下流側に比較して低圧となり、これに起因
して、空気(すなわち原料羽毛)の逆流を生じお
それがある。そこで、羽毛取出口からの吸引力
を、風車の回転数に応じて大きくし、逆流を防止
する必要がある。しかしながら、羽毛の選別に
は、ある程度の長さおよび幅を有する、容量の大
きい選別経路が必要である。こうした大容量の経
路の内部を大きな力で吸引して内部を負圧とし、
逆流を防止することは、理論的には不可能ではな
いが、現実的には、排気経路が羽毛により目詰り
したり、羽毛を損傷するなどの種々の理由により
困難である。実際、この種の装置においては、吸
引力に限界があるために、風車を高速回転させる
ことができず、原料羽毛の選別に長い時間を要し
ている。
さらに、従来の装置では、風車の回転数を増加
させると、乱流を生じやすく、羽毛が滑らかに下
流へ移動しないために、選別効率を向上させにく
いという問題もある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、羽毛の選別効率を向上させることのできる選
別装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この考案に係る羽毛選別装置は、羽毛原料を投
入する投入ダクトと、投入された羽毛原料をダウ
ンとその他の羽毛とに選別する選別装置本体と、
選別されたダウンを集約するダウン集約室と、前
記ダウン以外の羽毛を集約するフエザー集約室と
からなり、前記選別装置本体を第1選別室と第2
選別室とで構成し、前記第1選別室を中央部に立
設した仕切り壁により上昇室と下降室とに区画
し、前記上昇室と下降室とをその上方で互いに連
通し、前記上昇室の下方に一次処理室を設け、前
記一次処理室に上方部の第1エアー攪拌装置と、
前記第1エアー攪拌装置の下方に設けたメツシユ
コンベアと、前記メツシユコンベアで移送した羽
毛を集約するロータリーバルブとを設け、前記第
2選別室をその下方で前記第1選別室の下降室と
連通するとともに第2選別室の上方をダウン集約
室に連通し、前記第2選別室の下方に二次処理室
を設け、前記二次処理室に上方部の第2エアー攪
拌装置と、前記第2攪拌装置の下方に設けたメツ
シユコンベアと、前記メツシユコンベアで移送さ
れた羽毛を集約するロータリーバルブとを設け、
前記投入ダクトに吹き出しノズルを設け、第1エ
アー攪拌装置及び第2エアー攪拌装置に、夫々、
上方に向けて圧縮空気を吹き出す逆洗ノズルを設
け、前記ロータリーバルブをフエザー集約室に連
通し、前記ダウン集約室及びフエザー集約室を
夫々吸引フアンに連通した構成としたものであ
る。
[実施例] 以下、この考案に係る羽毛選別装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。第1図はこ
の実施例に係る羽毛選別装置の側面図である。符
号1は羽毛選別装置本体である。前記選別装置本
体1は互いに隣接した縦長状の第1選別室2と第
2選別室3とからなつている。
前記第1選別室2はその略中央部に立設された
仕切り壁4で区画され、上昇室2aと下降室2b
とが形成されている。
また、前記上昇室2aと下降室2bとはその上
方で互いに連通されている。
前記第1選別室2の下降室2bと第2選別室3
とはその下方部近傍で通路5で互いに連通されて
いる。
前記上昇室2aの下方には一次処理室6が設け
られており、この一次処理室6には第1エアー攪
拌装置6aが設けられ、この第1エアー攪拌装置
6aには空気を吹き出し投入された原料羽毛を逆
洗するための逆洗ノズル6bが設けられている。
前記逆洗ノズル6bは第2図に示すようにパイ
プ状のもので形成され、かつ、この各パイプの表
面には長手方向に複数の空気孔7が穿設されてお
り、この逆洗ノズル6bが図示しないモーター等
の駆動源により回転され、上方に配設された上昇
室2a内に向けて逆洗ノズル6bの空気孔7から
順次空気を放射状に噴出するようになつている。
また、前記第1エアー攪拌装置6aの下方には
落下してきたフエザーを移送するメツシユコンベ
ア6cが設けられている。
前記メツシユコンベア6cは第3図に示すよう
に略3mm程の網目を有するメツシユで形成したベ
ルトコンベア式のものである。
また、前記メツシユコンベア6cの落下口には
第1ロータリーバルブ6dが取り付けられてお
り、メツシユコンベア6cで移送されてきたフエ
ザーを一次処理室6内下方の第1フエザー集約室
6eに集約するようになつている。
また、前記上昇室2aの下方外部には、この上
昇室2a内に原料羽毛を投入する投入ダクト8が
設けられており、この投入ダクト8の入り口には
羽毛原料を吹き込み投入するための投入フアン9
が連結されている。
また、前記投入ダクト8内には吹き出しノズル
10が設けられている。この吹き出しノズル10
は投入ダクト8内に投入された原料羽毛を攪拌す
るものである。
また、上昇室2aの室内には内壁に沿つて風速
調整板11が取り付けられている。
前記風速調整板11は第4図に示すように内壁
に沿うとともに、第1図で左右方向(矢印イ)に
移動可能に取り付けられている。すなわち、風速
調整板11は、その上下両端に取り付けられたウ
オームギア11a,11aを内壁に移動自在に取
り付け、室外のハンドルと連結されたチエーン1
1bを介してウオームホイール11cを回転させ
ウオームギア11aをスライドさせて移動するよ
うになつており、風速調整板11の上端部をレー
ル11dに懸けたコロ11eで移動自在に吊られ
支持されている。
また、上昇室2aの下方には蒸気式加湿装置1
2が設けられている。この蒸気式加湿装置12は
乾燥により発生する静電気で羽毛が上昇室2aの
内壁に付着するのを防止するためのものである。
また、前記第2選別室3の下方には二次処理室
13が設けられており、この二次処理室13には
第2エアー攪拌装置13aが設けられている。
また、前記第2エアー攪拌装置13aには羽毛
を逆洗するための逆洗ノズル13bが設けられて
いる。
前記逆洗ノズル13bは前記一次処理室6内の
逆洗ノズル6bと同様の構成のパイプからなり、
このパイプの表面には長手方向に複数の空気孔が
穿設されており、逆洗ノズル13bから、上方に
配設された第2選別室3内へ向けて空気を順次放
射状に噴出するようになつている。
また、前記第2エアー攪拌装置13aの下方に
は落下してきたフエザーを移送するメツシユコン
ベア13cが設けられている。
このメツシユコンベア13cは略5mm程の網目
を有するメツシユで形成されたベルトコンベア式
で、このメツシユコンベア13cの落下口には第
2ロータリーバルブ13dが取り付けられてお
り、メツシユコンベア13cで移送されてきたフ
エザーを二次処理室13内下部の第2フエザー集
約室13eに集約するようになつている。
また、前記第2選別室3の上方は、ダウン集約
室である外部のダウンバギングボツクス15に連
通されており、このダウンバギングボツクス15
はメイン吸引ブロア16に連通されている。
また、第2選別室3内にも内壁に沿つて前記風
速調整板11が取り付けられている。
また、前記第1フエザー集約室6eの下方と前
記第2フエザー集約室13eの下方には夫々羽毛
の取り出し口17,17が形成され、この各取り
出し口17はフエザー集約室の一種である外部の
フエザーバギングボツクス18に連通されてい
る。そしてこのフエザーバギングボツクス18は
取り出し用吸引フアン19により空気を吸引され
るようになつている。
前記ダウンバギングボツクス15及びフエザー
バギングボツクス18には吸引されたダウン等を
収容する袋体15a,18aが夫々取り付けられ
ている。
また、前記逆洗ノズル6b、吹き出しノズル1
0及び逆洗ノズル13bは吹き出しフアン20に
連通されている。
次に、上記羽毛選別装置の使用方法について説
明する。先ず投入フアン9、メイン吸引ブロア1
6、取り出し用吸引フアン19及び吹き出しフア
ン20を作動させておいて、投入フアン9を利用
して投入ダクト8内へ選別すべき原料羽毛を投入
する。
投入された原料羽毛は投入ダクト8内において
吹き出しノズル10から吹き出される送風により
攪拌される。この攪拌作用によりダウンやスモー
ルフエザー、キングフエザー等がからみ合い混入
していた原料羽毛は分離されやすい状態となる。
更に、選別装置本体1内の空気はメイン吸引フ
アン16の吸引により投入ダクト8側から順次第
1選別室2の上昇室2a、下降室2b、第2選別
室3を経てダウンバギングボツクス15へと流れ
ているので、投入ダクト8内の原料羽毛は順次上
記の流路に従つて流れるようになつている。
この場合、上昇室2a内に入つた原料羽毛は第
1エアー攪拌装置6aの逆洗ノズル6bの逆洗に
より羽毛原料は各方向に飛散しダウンとフエザー
が分離して飛散する。
この場合、分離された状態のところをメイン吸
引フアン16により吸引されるので比重比率の軽
いダウンが吸引されやすい状態になる。
また、蒸気式加湿装置12から適度の蒸気が流
される。この蒸気により羽毛原料のダウン等が更
に分離されやすい状態となるとともに静電気が発
生しなくなりその結果ダウン等が上昇室2aの内
壁等に付着しない。
更に、風速調整板11を移動させることにより
ダウンの量等に応じて適度の風速に調整する。
上記の状態の中で比重比率の軽いダウンは上昇
室2a内を上昇し下降室2b内に流れ込み、更に
第2選別室3内を上昇する。
一方、比重比率が大きく重いフエザーは上昇室
2aの下方のメツシユコンベア6cの上面に落下
する。メツシユコンベア6c上面に落下したフエ
ザーはこのメツシユコンベア6cにより移送され
第1ロータリーバルブ6dへ送り込まれる。更に
この送り込まれたフエザーは第1ロータリーバル
ブ6dにより第1フエザー集約室6eへ送り込ま
れる。
また、通路5を通じて第2選別室3内に入つた
ダウンは二次処理室13の逆洗ノズル13bによ
り再度逆洗を受け、第2選別室3内で各方向に飛
散される。ここで再度、ダウンと第2選別室3内
に入り込んだその他のスモールフエザー等に分離
され、軽いダウンは上昇しダウンバギングボツク
ス15内に吸引され袋体15a内に収容される。
一方、第2選別室3内においてダウンより重い
スモールフエザー等は二次処理室13のメツシユ
コンベア13c上面に落下し、更に第2ロータリ
ーバルブ13dにより第2フエザー集約室13e
に集約される。
上記のようにして第1フエザー集約室6e及び
第2集約室13e内に集約されたフエザーは取り
出し用吸引フアン19により吸引されて取り出し
口17を経てフエザーバギングボツクス18内の
袋体18a内に収容される。
上記のように原料羽毛はメイン吸引フアン1
6、取り出し用吸引フアン19、吹き出しフアン
20、風速調整板11等による適度の風速等及び
蒸気式加湿装置による適度の湿度などの条件下で
第1選別室2及び第2選別室3と2回にわけてダ
ウンとフエザー等に選別される。
従つて、投入ダクト8内に原料羽毛を投入すれ
ば、その後は装置の作動をストツプさせることな
く投入、選別、取り出しの工程を連続的にかつ自
動的に行い、原料羽毛を選別でき、時間当たりの
生産効率が大幅に向上する。
また、本例の装置では、上昇室2aの内部に投
入された原料羽毛を、逆洗ノズル6bから上方に
向けて吹き出された圧縮空気によつて吹き上げ
て、比重が軽く、空気抵抗の大きいダウンを下降
室2bに移送し、さらに、第2選別室3において
も、逆洗ノズル13bから上方に吹き出された圧
縮空気によつて吹き上げて、ダウンを上方から回
収しているので、前記した従来の装置に比較して
選別効率を向上させることができるという利点が
ある。以下、この点を詳しく説明する。
すなわち、従来の技術では、選別効率を上げる
ために風車の回転数を増加させようとすると、取
出口からの吸引力をも高める必要があり、現実的
には、選別効率の向上が困難であつた。しかし、
本例の装置によれば、逆洗ノズル6bまたは13
bからの吹き出し圧力を高めることにより、各室
を通過する空気流量および流速を増加させること
ができる。これにより、空気の流れに沿つて、比
較的高速で下流に移送されるダウンを下流の室か
ら吸引して収集することができ、選別効率を高め
ることができる。
さらに、本例の装置では、ノズルから圧縮空気
を吹き出す構成としているので、流速を上げた場
合であつても、風車を用いた従来の装置のよう
に、室内に乱流を生じる可能性が低く、室内を空
気が滑らかに下流に流れるので、この点からも原
料羽毛の選別効率を向上させることができる。
また、吹き出しノズル10、逆洗ノズル6b,
13bにより原料羽毛を強制的に分離し、分離し
たところでメイン吸引フアン16で吸引するので
ダウンとフエザー等の確実な分離ができるととも
に、ダウンのみの回収集約率が向上する。
またメイン吸引フアン16の調整に加えて風速
調整板11による風速の調整ができるので原料羽
毛の量、ダウンの含有量比率等に合わせた適切な
条件を作り出すことができるのでダウンの集約率
が向上する。
更に、上昇室2a内の加湿によりダウン等の内
壁への付着を防止できるので、機械をストツプさ
せて付着した羽毛等を除去する必要がなくこの面
からの作業効率の向上も図れる。
また、羽毛の種類による比重比率を利用するも
のであり、従つて上下方向の機構でできるため装
置全体が上下方向になり、横方向への広がりを持
たせなくてすみ装置全体を小型化できスペースの
有効利用も図れる。
なお、上記実施例ではフエザー集約室を第1及
び第2と分けたが一つの集約室にまとめてももよ
く、また処理室から直接、フエザーバギングボツ
クスへ連通するようにすることもできる。
また、メツシユコンベア6c,13c、及びロ
ータリーバルブ6d,13dの構造も実施例のも
のに限られるものではない。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案に係る羽毛選別装
置は選別装置本体を第1及び第2選別室に区分け
するとともに、更に第1選別室内を上昇室と下降
室とに分け、下降室と第2選別室とを下方部で連
通させ、上昇室内に投入フアンにより原料羽毛を
投入し、この原料羽毛を吸引フアンで吸引し上昇
室、下降室、第2選別室と流れるようにし、か
つ、第1及び第2選別室の下方部に逆洗ノズル等
を有する一次、二次処理室を設けるようにしたの
で、再度にわたつて選別できダウン、フエザー等
を確実に選別することができる。
また、吹き出しノズルで攪拌しダウンとフエザ
ー等を分離しやすくするとともに、逆洗ノズルで
原料羽毛を強制的に分離したところで吸引フアン
により吸引し、しかも2回に分けて選別するので
ダウンのみの回収集約率が著しく向上する。
本考案の選別装置は、上昇室の内部に投入され
た原料羽毛を、逆洗ノズルから上方に向けて吹き
出された圧縮空気によつて吹き上げて、比重が軽
く、空気抵抗の大きいダウンを下降室に移送し、
さらに、第2選別室においても、逆洗ノズルから
上方に吹き出された圧縮空気によつて原料羽毛を
吹き上げて、ダウンを回収しているので、従来の
装置に比較して選別効率を大幅に向上させること
ができるという効果がある。
また、投入ダクト内に原料羽毛を投入すれば、
その後は装置の作動をストツプさせることなく投
入、選別、取り出しの工程を連続的にかつ自動的
に原料羽毛を選別でき、時間当たりの生産効率が
大幅に向上する。
また、羽毛の種類による比重比率を利用するも
のであり、従つて上下方向の機構でできるため装
置本体が上下方向になり、横方向への広がりを持
たせなくてすみ装置全体を小型化できスペースの
有効利用も図れるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案に係る羽毛選別
装置の実施例を示すもので、第1図はこの装置の
全体を示す側面図、第2図は逆洗ノズルを示す斜
視図、第3図はメツシユコンベア、ロータリーバ
ルブ部分を示す側面図、第4図は風速調整板の取
付状態を示す側面図である。 1……選別装置本体、2……第1選別室、2a
……上昇室、2b……下降室、3……第2選別
室、4……仕切り壁、6……一次処理室、6a…
…第1エア攪拌装置、6b,13b……逆洗ノズ
ル、6c,13c……メツシユコンベア、6d…
…第1ロータリーバルブ、6e……第1フエザー
集約室(フエザー集約室)、8……投入ダクト、
9……投入フアン、10……吹き出しノズル、1
3……二次処理室、13d……ロータリーバル
ブ、13e……第2フエザー集約室(フエザー集
約室)、13a……第2エア攪拌装置、15……
ダウンバギングボツクス(ダウン集約室)、16
……メイン吸引フアン、18……フエザーバギン
グボツクス(フエザー集約室)、19……取り出
し用吸引フアン、20……吹き出しフアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 選別すべき羽毛原料を投入する投入ダクト8
    と、投入された前記羽毛原料をダウンとその他の
    羽毛とに選別する選別装置本体1と、選別された
    ダウンを集約するダウン集約室15と、前記ダウ
    ン以外の羽毛を集約するフエザー集約室6e,1
    3eとを備え、前記選別装置本体1は第1選別室
    2と第2選別室3とからなり、前記第1選別室2
    は中央部に立設された仕切り壁4により上昇室2
    aと下降室2bとに区画され、前記上昇室2aと
    下降室2bとはその上方で互いに連通され、前記
    上昇室2aの下方には一次処理室6が設けられ、
    前記一次処理室6には上方部の第1エアー攪拌装
    置6aと、前記第1エアー攪拌装置6aの下方に
    設けられたメツシユコンベア6cと、前記メツシ
    ユコンベア6cで移送された羽毛を集約するロー
    タリーバルブ6dとが設けられ、前記第2選別室
    3はその下方で前記第1選別室2の下降室2bと
    連通されるとともに第2選別室3の上方は前記ダ
    ウン集約室15に連通され、前記第2選別室3の
    下方には二次処理室13が設けられ、前記二次処
    理室13には上方部の第2エアー攪拌装置13a
    と、前記第2エアー攪拌装置13aの下方に設け
    られたメツシユコンベア13cと、前記メツシユ
    コンベア13cで移送された羽毛を集約するロー
    タリーバルブ13dとが設けられ、前記投入ダク
    ト8には吹き出しノズル10が設けられ、前記第
    1エアー攪拌装置6a及び第2エアー攪拌装置1
    3aには、夫々、上方に向けて圧縮空気を吹き出
    す逆洗ノズル6b,13bが設けられ、前記ロー
    タリーバルブ6d,13dは前記フエザー集約室
    6e,13eに連通され、前記ダウン集約室15
    及びフエザー集約室6e,13eは夫々吸引フア
    ン16,19に連通されていることを特徴とする
    羽毛選別装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137088A (ja) * 1985-12-09 1987-06-19 西和機工株式会社 羽毛分離機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137088A (ja) * 1985-12-09 1987-06-19 西和機工株式会社 羽毛分離機

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