JPH0511765U - 気密隔壁を介する動力発生・伝達装置 - Google Patents
気密隔壁を介する動力発生・伝達装置Info
- Publication number
- JPH0511765U JPH0511765U JP5883091U JP5883091U JPH0511765U JP H0511765 U JPH0511765 U JP H0511765U JP 5883091 U JP5883091 U JP 5883091U JP 5883091 U JP5883091 U JP 5883091U JP H0511765 U JPH0511765 U JP H0511765U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- rotor
- power generation
- transmission device
- peripheral side
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- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた気密性を持ち、筒単な構造の動力発生
・伝達装置を実現する。 【構成】 回転負荷(1)に対して気密隔壁(3)を介
して連結した動力発生・伝達装置において、固定子(1
1)は気密隔壁(3)から有底円筒状に突出した非磁性
材から成る気密固定子フレーム(12)内に、外周側に
固定子巻線(13)を配設した固定子鉄心(14)を納
め、回転子(16)は前記固定子フレーム(12)の外
周に間隙(17)を介して内周側にかご形巻線(18)
を配設した回転子鉄心(19)を負荷(1)に連結した
固転子フレーム(20)に取付けて、誘導電動機を形成
する。
・伝達装置を実現する。 【構成】 回転負荷(1)に対して気密隔壁(3)を介
して連結した動力発生・伝達装置において、固定子(1
1)は気密隔壁(3)から有底円筒状に突出した非磁性
材から成る気密固定子フレーム(12)内に、外周側に
固定子巻線(13)を配設した固定子鉄心(14)を納
め、回転子(16)は前記固定子フレーム(12)の外
周に間隙(17)を介して内周側にかご形巻線(18)
を配設した回転子鉄心(19)を負荷(1)に連結した
固転子フレーム(20)に取付けて、誘導電動機を形成
する。
Description
【0001】
本考案は気密隔壁を介する動力発生・伝達装置に関する。
【0002】
爆発性気体、腐食性気体等、原動機を使用できない雰囲気中で作動する回転負 荷の動力は、図3のように回転負荷(1)と原動機である電動機(2)とを気密 隔壁(3)と軸シール(4)で仕切って動力を伝達するか、又は図4のように気 密隔壁(3)と、その気密隔壁から有底円筒状に突出した非磁性材から成る突出 隔壁(3a)の内外に永久磁石を設けた磁気カップリング(5)で動力を伝達し ている。尚、図3、図4において、(6)は軸受台、(7)は軸受、(8)は軸 、(9)はカップリングである。
【0003】
図3のように電動機(2)の回転力を、軸シール(4)を用いた貫通軸(8) で伝達する場合は、シール部からの気体の漏洩と、軸(8)長が長くなるため中 間軸受(7)を要する点とに問題がある。
【0004】 また、図4のように電動機(2)の回転力を磁気カップリング(5)で伝達す る場合は、気密度においては図3の場合より優れてはいるが、部品点数が多くな り、動力伝達系が複雑になる。また磁気カップリング(5)の両回転体に設けた 永久磁石の磁気吸引力のため、磁気カップリング(5)の分解・組立の作業性が 悪いという問題がある。
【0005】 本考案の目的は、優れた気密性を持ち、簡単な構造の動力発生・伝達装置を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記目的を達成するために、回転負荷に対して気密隔壁を介して連結 した動力発生・伝達装置において、固定子は気密隔壁から有底円筒状に突出した 非磁性材から成る気密固定子フレーム内に、外周側に固定子巻線を配設した固定 子鉄心を納め、回転子は前記固定子フレームの外周に間隙を介して内周側にかご 形巻線を配設した回転子鉄心を負荷に連結した回転子フレームに取付けて、誘導 電動機を形成する。
【0007】
本考案は上記のように構成されるので、固定子巻線を励磁することにより回転 磁界が発生し、磁束が回転子巻線と鎖交して回転子巻線に二次電流が流れ、軸部 にトルクが発生して回転することにより負荷に動力を伝達する。
【0008】
(実施例1) 以下、本考案の第1の実施例について、図1を参照して説明する。固定子(1 1)は気密隔壁(3)から有底円筒状に突出した非磁性材から成る気密固定子フ レーム(12)内に、外周側に固定子巻線(13)を配設した固定子鉄心(14 )を納めて成り、熱交換器(15)で冷却される。回転子(16)は固定子フレ ーム(12)の外周に間隙(17)を介して内周側に回転子巻線であるかご形巻 線(18)を配設した回転子鉄心(19)をカップリング(9)にて負荷(1) に連結した回転子フレーム(20)に取付けて成る。上記固定子(11)と回転 子(16)との組合せにより動力を発生する誘導電動機を形成する。
【0009】 上記構成によれば固定子巻線(13)を励磁することにより、回転磁界が発生 し、磁束が回転子巻線であるかご形巻線(18)と鎖交して回転子巻線に二次電 流が流れ軸(8)部にトルクが発生して回転することにより負荷(1)に動力を 伝達する。
【0010】 従って、本実施例1によれば、優れた気密性を持ち、動力発生と伝達を一つの 装置で行うため、部品点数が少なく、簡単な構造で分解・組立の容易な動力発生 ・伝達装置を提供することができる。
【0011】 (実施例2) 図2に示す第2の実施例は、回転子(16)が重い場合に、軸(8)に対して 軸受(7)を設けたもので、他は実施例1と同様である。
【0012】 このようにしても実施例1と同様な作用効果が得られる。
【0013】 尚、本考案は回転子フレームの外周にファンボスを設け、インペラを取付けた 一体形の電動送風機にすることもできる。
【0014】
以上説明したように本考案によれば、優れた気密性を持ち、動力発生と伝達を 一つの装置で行うため、部品点数が少なく、簡単な構造で分解・組立の容易な動 力発生・伝達装置を提供することができる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す要部縦断立面図。
【図2】本考案の第2の実施例を示す要部縦断立面図。
【図3】従来の第1例を示す要部縦断立面図。
【図4】従来の第2例を示す要部縦断立面図。
1…負荷 3…気密隔壁 11…固定子 12…固定子フレーム 13…固定子巻線 14…固定子鉄心 16…回転子 17…間隙 18…かご形巻線 19…回転子鉄心 20…回転子フレーム
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回転負荷に対して気密隔壁を介して連結
した動力発生・伝達装置において、固定子は気密隔壁か
ら有底円筒状に突出した非磁性材から成る気密固定子フ
レーム内に、外周側に固定子巻線を配設した固定子鉄心
を納め、回転子は前記固定子フレームの外周に間隙を介
して内周側にかご形巻線を配設した回転子鉄心を負荷に
連結した回転子フレームに取付けて、誘導電動機を形成
したことを特徴とする気密隔壁を介する動力発生・伝達
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5883091U JPH0511765U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 気密隔壁を介する動力発生・伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5883091U JPH0511765U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 気密隔壁を介する動力発生・伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511765U true JPH0511765U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13095570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5883091U Pending JPH0511765U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 気密隔壁を介する動力発生・伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511765U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012023372A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh | 基盤処理装置 |
US8851274B2 (en) | 2010-07-12 | 2014-10-07 | Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh | Substrate treatment system |
JP2020023835A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | Toto株式会社 | 便器装置 |
JP2021000029A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 株式会社アルス | 回転伝達装置及びそれを用いた食品処理装置 |
WO2021234994A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | 株式会社日立産機システム | 外転型回転電機 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP5883091U patent/JPH0511765U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012023372A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh | 基盤処理装置 |
US8851274B2 (en) | 2010-07-12 | 2014-10-07 | Von Ardenne Anlagentechnik Gmbh | Substrate treatment system |
JP2020023835A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | Toto株式会社 | 便器装置 |
JP2021000029A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 株式会社アルス | 回転伝達装置及びそれを用いた食品処理装置 |
WO2021234994A1 (ja) * | 2020-05-22 | 2021-11-25 | 株式会社日立産機システム | 外転型回転電機 |
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