JPH0511711U - 操作卓用ガラスの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス上面の高さを調節する調節ネジを操作
卓に配設するようにした操作卓用ガラスの取付構造。 【構成】 ガラス補強板２の上にクッション部材４が置
かれ、その上にガラス１が置かれている。当該ガラス１
の一側面に付勢力を加える板バネ６と、ガラス補強板２
を保持するように、操作卓３の凹部の一側面にスペーサ
ー５と他の側面に調整ネジ７が配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は操作卓に係わり、操作卓用ガラスの取付構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の操作卓等においては、机上面をガラス面とするために、図２に示すよう に操作卓等１３にガラス用受皿１２を溶接などの方法で取り付け、ガラス用受皿 １２の内側にフエルト４を置き、その上にガラス１を置くことによってガラスを 取り付ける構造となっている。ところが、ガラス用受皿の寸法や取り付けのバラ ツキ、ガラスそのもののソリなどのバラツキによってガラス面と机上面に段差が 生じたり、ガラスにガタツキが生じたりする。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこのような点に鑑みなされたもので、ガラス用受皿の寸法や取り付け のバラツキ、ガラスそのもののソリなどのバラツキなどに影響されにくい操作卓 用ガラスの取付構造を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上述の課題を解決するために、ガラス補強板の上にクッション部材を 置き、その上にガラスを置いて、当該ガラスの一側面を一方向に付勢する板バネ とガラス補強板を通してガラス上面の高さを調節する調整ネジとを操作卓に配設 するようにした操作卓用ガラスの取付構造。

【０００５】

【作用】

以上のように構成したので、本考案による操作卓用ガラスの取付構造において は、ガラスの一側面を一方向に板バネで付勢し、ガラス上面の高さを調整ネジで 調整することにより、机上面とガラス面の段差やガラスのガタツキを大幅に改善 することができる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面において本考案による操作卓用ガラスの取付構造の実施例を詳細に 説明する。図１は本考案によるガラスを操作卓に取り付けた一実施例の要部断面 図である。図において、１はガラスで、ガラス補強板２の上にフエルト等のクッ ション材４が置かれ、その上にガラス１が置かれており、当該ガラスの一側面を 一方向に付勢する板バネ６が操作卓３に取り付けられている。ガラス１が置かれ ているガラス補強板２を保持するように、操作卓３の凹部の一側面にスペーサー ５、他の側面に調製ネジ７が配設されている。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案による操作卓用ガラスの取付構造によれば、ガラ スの一側面を一方向に板バネで付勢し、ガラスの面の高さをクッション部材を置 いたガラス補強板を通して調整ネジで調整することにより、机上面とガラス面の 段差やガラスのガタツキが大幅に改善できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるガラスを操作卓に取り付けた一実
施例の要部断面図である。

【図２】従来から使用されているガラスを操作卓に取り
付けた一実施例の要部断面図である。

【符号の説明】

１ ガラス ２ ガラス補強板 ３ 操作卓 ４ クッション部材 ５ スペーサー ６ 板バネ ７ 調整ネジ １２ ガラス受皿 １３ 操作卓

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 ガラス補強板の上にクッション部材を置
   き、その上にガラスを置いて、当該ガラスの一側面を一
   方向に付勢する板バネとガラス補強板を通してガラス上
   面の高さを調節する調整ネジとを操作卓に配設したこと
   を特徴とする操作卓用ガラスの取付構造。