JPH05116975A - 板ガラスの熱強化方法とその装置 - Google Patents
板ガラスの熱強化方法とその装置Info
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- JPH05116975A JPH05116975A JP3190642A JP19064291A JPH05116975A JP H05116975 A JPH05116975 A JP H05116975A JP 3190642 A JP3190642 A JP 3190642A JP 19064291 A JP19064291 A JP 19064291A JP H05116975 A JPH05116975 A JP H05116975A
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- Mathematical Physics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板ガラスの新規な熱強化方法の装置の提供。
【構成】 板ガラスを軟化温度近くまで加熱された板ガ
ラスを、調節された冷却速度で冷却することで熱強化す
る。この場合の冷却は、冷却パネル(9)の間で行われ、
その冷却パネルの冷却は、板ガラス(15)から離れてこれ
に対面する冷却パネルの表面に、冷却ガスを噴射するこ
とで行う。
ラスを、調節された冷却速度で冷却することで熱強化す
る。この場合の冷却は、冷却パネル(9)の間で行われ、
その冷却パネルの冷却は、板ガラス(15)から離れてこれ
に対面する冷却パネルの表面に、冷却ガスを噴射するこ
とで行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガラスを軟化温度近
くまで加熱し、次にある調節された冷却速度で冷却する
ことを包含する板ガラスの熱強化方法に関する。本発明
はまた、板ガラスを熱強化するための装置に関するもの
であって、その装置は、板ガラスを軟化温度近くまで加
熱する加熱素子を設けた加熱炉と、板ガラスの上下に冷
却ガスを吹付けるノズルを設けた冷却部と、マニホルド
を介して前記のノズルに接続されたブロアと、板ガラス
を前記の加熱炉及び冷却部中に水平方向に移送するコン
ベアを備えている。
くまで加熱し、次にある調節された冷却速度で冷却する
ことを包含する板ガラスの熱強化方法に関する。本発明
はまた、板ガラスを熱強化するための装置に関するもの
であって、その装置は、板ガラスを軟化温度近くまで加
熱する加熱素子を設けた加熱炉と、板ガラスの上下に冷
却ガスを吹付けるノズルを設けた冷却部と、マニホルド
を介して前記のノズルに接続されたブロアと、板ガラス
を前記の加熱炉及び冷却部中に水平方向に移送するコン
ベアを備えている。
【0002】
【従来の技術】ガラスの熱強化は、冷却が実質的に低速
で生起する点で、焼戻しと相違し、ガラスの表面張力を
実質的に減少させる。熱強化されたガラスの特性は、例
えば、公告された英国出願第2,191,998号に記
載されている。標準化された熱強化ガラスを製造するに
は、冷却速度を正確に調節する必要がある。ここで問題
になるのは、ガラスの厚さが変化するに従って、冷却速
度も実質的に変化することである(冷却条件は一定とし
て)。
で生起する点で、焼戻しと相違し、ガラスの表面張力を
実質的に減少させる。熱強化されたガラスの特性は、例
えば、公告された英国出願第2,191,998号に記
載されている。標準化された熱強化ガラスを製造するに
は、冷却速度を正確に調節する必要がある。ここで問題
になるのは、ガラスの厚さが変化するに従って、冷却速
度も実質的に変化することである(冷却条件は一定とし
て)。
【0003】以前の経験に基づくと、例えば厚さ8 mm
のガラスを加熱後、室温まで冷却すると、日本規格に熱
強化される。この情況は図6に示す一連の熱強化曲線か
ら理解できる。すなわち、厚さ10 mm のガラスを同様
に処理すれば(室温に冷却すれば)、そのガラスは熱強
化され過ぎている。つまり、厚さ10 mm 又は8 mmの
ガラスを熱強化する場合には、室温より高い環境で熱強
化を行なわなければならない。次に示す概算は熱強化に
必要な冷却環境の温度を扱ったものである。もしガラス
が室温の静かな環境内でゆっくり移動するならば、その
ガラスは45W/m2 Kの熱伝達係数で冷える。従っ
て、そのガラスは50kW/m2 の割合で熱を放出す
る。10 mm ガラスの放出熱量が、ガラスの厚さにほぼ
逆比例するものとすれば、 そして、ガラスと環境空気との温度差は、 12 mm ガラスについて同様な計算を行なうと、Tair
は250℃になる。
のガラスを加熱後、室温まで冷却すると、日本規格に熱
強化される。この情況は図6に示す一連の熱強化曲線か
ら理解できる。すなわち、厚さ10 mm のガラスを同様
に処理すれば(室温に冷却すれば)、そのガラスは熱強
化され過ぎている。つまり、厚さ10 mm 又は8 mmの
ガラスを熱強化する場合には、室温より高い環境で熱強
化を行なわなければならない。次に示す概算は熱強化に
必要な冷却環境の温度を扱ったものである。もしガラス
が室温の静かな環境内でゆっくり移動するならば、その
ガラスは45W/m2 Kの熱伝達係数で冷える。従っ
て、そのガラスは50kW/m2 の割合で熱を放出す
る。10 mm ガラスの放出熱量が、ガラスの厚さにほぼ
逆比例するものとすれば、 そして、ガラスと環境空気との温度差は、 12 mm ガラスについて同様な計算を行なうと、Tair
は250℃になる。
【0004】図7及び図8は、厚さ10 mm 及び12 m
m のガラスの熱強化曲線の一例を示すものである。この
曲線が示すところによれば、12 mm ガラスは250℃
の温度環境に約250秒間保持しなければならない。一
方、最大負荷は約400kWの割合で熱を放出する。つ
まり、閉鎖環境下で熱強化を行なうならば、環境を一定
温度に保持するために、約400kWの割合で環境から
熱を除去しなければならない。このことは、20℃の空
気を2m 3/秒の速度で環境に供給しなければならない
ことを意味する。何故なら、400kWの熱量で20℃
から250℃に昇温できる空気の量は、2m 3/秒であ
るからである。従って、10 mm ガラスの場合は、最大
負荷約450kWで熱を放出するから、約3.7m 3/
秒の空気流の温度を20℃から150℃に上昇させるこ
とに対応する。
m のガラスの熱強化曲線の一例を示すものである。この
曲線が示すところによれば、12 mm ガラスは250℃
の温度環境に約250秒間保持しなければならない。一
方、最大負荷は約400kWの割合で熱を放出する。つ
まり、閉鎖環境下で熱強化を行なうならば、環境を一定
温度に保持するために、約400kWの割合で環境から
熱を除去しなければならない。このことは、20℃の空
気を2m 3/秒の速度で環境に供給しなければならない
ことを意味する。何故なら、400kWの熱量で20℃
から250℃に昇温できる空気の量は、2m 3/秒であ
るからである。従って、10 mm ガラスの場合は、最大
負荷約450kWで熱を放出するから、約3.7m 3/
秒の空気流の温度を20℃から150℃に上昇させるこ
とに対応する。
【0005】上記したように、例えば、12 mm ガラス
の熱強化は、事実上空気が動かない環境下では、約25
0℃で行わなければならない。もし、熱強化を炉内で実
施する場合、採用可能な唯一の手段は、炉内空気の温度
を平衡に維持するために、十分量の室温空気を炉に供給
することである。しかし、こうすると、空気が激しく動
く結果、熱伝達係数αが大幅に増大し、ほぼ2倍にな
る。従って、冷却速度が早過ぎて実際に要求される空気
温度は500℃のオ−ダ−になる。事実上、ここで問題
になるのは、熱伝達係数αをガラス全体でほぼ同じ値に
維持し、かつガラスに接触すべく導入される空気を、ど
の部分でも同じ温度になるよう、供給空気を調節するこ
とである。他の問題は、大型のセラミックロ−ルが大き
な熱伝達係数を有していることであって、これはガラス
の底面と上面を如何にして同じ冷却速度にするかという
問題でもある。第3の問題はガラスの破損に関するもの
で、平均すると、毎回50枚目のガラスが破損する。こ
の事実は、破砕片をロ−ラ間から除去できるように、炉
にスクラップ用のコンベアを設けなければならないこと
を意味すると共に、炉を迅速に操作しなければならない
ことを意味する。第4の問題は、炉を操作する上での融
通性であって、例えば、熱強化ガラスの製造に炉を使用
した日には、炉の温度を700℃に昇温するのに長時間
を要するため、その炉を他のガラスの製造に使用するこ
とができない。さらに、2連室式炉の一方の炉室を熱強
化に使用すると、ガラスの加熱は他方の炉室で行わなけ
ればならないので、第1の炉室の低温を利用することが
できない。そのために、大型ガラスの加熱が困難にな
る。
の熱強化は、事実上空気が動かない環境下では、約25
0℃で行わなければならない。もし、熱強化を炉内で実
施する場合、採用可能な唯一の手段は、炉内空気の温度
を平衡に維持するために、十分量の室温空気を炉に供給
することである。しかし、こうすると、空気が激しく動
く結果、熱伝達係数αが大幅に増大し、ほぼ2倍にな
る。従って、冷却速度が早過ぎて実際に要求される空気
温度は500℃のオ−ダ−になる。事実上、ここで問題
になるのは、熱伝達係数αをガラス全体でほぼ同じ値に
維持し、かつガラスに接触すべく導入される空気を、ど
の部分でも同じ温度になるよう、供給空気を調節するこ
とである。他の問題は、大型のセラミックロ−ルが大き
な熱伝達係数を有していることであって、これはガラス
の底面と上面を如何にして同じ冷却速度にするかという
問題でもある。第3の問題はガラスの破損に関するもの
で、平均すると、毎回50枚目のガラスが破損する。こ
の事実は、破砕片をロ−ラ間から除去できるように、炉
にスクラップ用のコンベアを設けなければならないこと
を意味すると共に、炉を迅速に操作しなければならない
ことを意味する。第4の問題は、炉を操作する上での融
通性であって、例えば、熱強化ガラスの製造に炉を使用
した日には、炉の温度を700℃に昇温するのに長時間
を要するため、その炉を他のガラスの製造に使用するこ
とができない。さらに、2連室式炉の一方の炉室を熱強
化に使用すると、ガラスの加熱は他方の炉室で行わなけ
ればならないので、第1の炉室の低温を利用することが
できない。そのために、大型ガラスの加熱が困難にな
る。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的の1つは、上記した各問題
を伴わずに板ガラスを熱強化できる方法と装置を提供す
ることにある。特に本発明は、厚いガラス(≧10 mm
)でも、その冷却を板ガラスの表面全体にわたって十
分に緩慢に、かつ均一な速度で遂行できる方法と装置を
提供することを目的とする。
を伴わずに板ガラスを熱強化できる方法と装置を提供す
ることにある。特に本発明は、厚いガラス(≧10 mm
)でも、その冷却を板ガラスの表面全体にわたって十
分に緩慢に、かつ均一な速度で遂行できる方法と装置を
提供することを目的とする。
【0007】本発明の別の目的は、熱強化と共に、焼戻
しされたガラスを製造する方法と装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は、厚さが変化しても熱強化ガ
ラス及び焼戻しガラスの両方を、小規模でも製造できる
融通性を備えた方法と装置を提供することにある。
しされたガラスを製造する方法と装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は、厚さが変化しても熱強化ガ
ラス及び焼戻しガラスの両方を、小規模でも製造できる
融通性を備えた方法と装置を提供することにある。
【0008】上記の目的は、特許請求の範囲に記載した
本発明によって達成される。以下に図面を参照して本発
明のさらに詳しく説明する。
本発明によって達成される。以下に図面を参照して本発
明のさらに詳しく説明する。
【0009】図1に示す装置は、第1炉部1と、第2炉
部2と、熱強化部3と、冷却部4を備えている。炉部
1,2に設けられているコンベアは、水平な複数のロ−
ル5からなり、熱強化部4及び冷却部4に設けられてい
るコンベアは、水平な複数のロ−ル6からなる。ロ−ル
5及び6は板ガラスを、一つのセクションから他のセク
ションに移送するためのもので、各ロ−ルを往復回転さ
せることにより、板ガラスは各セクションで前後に振動
せしめられる。炉部1及び2に設けられている加熱素子
19は、例えば抵抗素子であるが、これにはガスバ−ナ
−のような他の熱源を採用することも可能である。
部2と、熱強化部3と、冷却部4を備えている。炉部
1,2に設けられているコンベアは、水平な複数のロ−
ル5からなり、熱強化部4及び冷却部4に設けられてい
るコンベアは、水平な複数のロ−ル6からなる。ロ−ル
5及び6は板ガラスを、一つのセクションから他のセク
ションに移送するためのもので、各ロ−ルを往復回転さ
せることにより、板ガラスは各セクションで前後に振動
せしめられる。炉部1及び2に設けられている加熱素子
19は、例えば抵抗素子であるが、これにはガスバ−ナ
−のような他の熱源を採用することも可能である。
【0010】熱強化部3及び冷却部4には、ロ−ル6か
らなるコンベアの上部表面7の両側に、冷却空気ノズル
8が設けられている。
らなるコンベアの上部表面7の両側に、冷却空気ノズル
8が設けられている。
【0011】図2に詳細が示されるように、ノズル8は
ノズルハウジング18にまとめられており、これに冷却
空気が送風機11により供給される。もちろん、ジェッ
トオリフィスの実際の大きさ及び所望する噴射圧力に応
じて、送風機に代えて圧縮機を使用したり、あるいは送
風機と圧縮機との組合せを採用することもできる。装置
の組立てに関して言えば、ノズル8は焼戻し装置の急冷
部に普通使用されるものと同じノズルとすることができ
る。これらのノズルは一般によく知られたもので、様々
な装置で使用されているので、その構造の詳細について
は説明を省略する。
ノズルハウジング18にまとめられており、これに冷却
空気が送風機11により供給される。もちろん、ジェッ
トオリフィスの実際の大きさ及び所望する噴射圧力に応
じて、送風機に代えて圧縮機を使用したり、あるいは送
風機と圧縮機との組合せを採用することもできる。装置
の組立てに関して言えば、ノズル8は焼戻し装置の急冷
部に普通使用されるものと同じノズルとすることができ
る。これらのノズルは一般によく知られたもので、様々
な装置で使用されているので、その構造の詳細について
は説明を省略する。
【0012】本発明の特徴は、熱強化される板ガラス1
5と噴射ノズル8との間に、冷却パネル9を設けた点に
ある。この冷却パネル9は熱伝導性に優れた材料、好ま
しくは金属で製造され、ノズルハウジング18に取付け
られる。上下の冷却パネル9はその間に熱強化室10を
区画し、熱強化室の温度は、冷却空気の吹出しにより、
上下の冷却パネルを冷却することで調節される。送風機
の出力は、サ−モスタット13及び調整器14に接続さ
れた温度センサ−13′により調節される。このセンサ
−13′は冷却パネルの温度及び/又は板ガラスの温度
の測定にも利用することができる。送風機11の出力を
調節することに加えて、板ガラス15とパネル9との間
隔を調節することによっても、熱強化室10の温度を調
節することができる。その場合、ノズルハウジング18
全体を、そのパネルと共に垂直方向に移動させるのが最
良の方法である。もちろん、ノズル8からのパネル9の
距離を調節することも可能である。
5と噴射ノズル8との間に、冷却パネル9を設けた点に
ある。この冷却パネル9は熱伝導性に優れた材料、好ま
しくは金属で製造され、ノズルハウジング18に取付け
られる。上下の冷却パネル9はその間に熱強化室10を
区画し、熱強化室の温度は、冷却空気の吹出しにより、
上下の冷却パネルを冷却することで調節される。送風機
の出力は、サ−モスタット13及び調整器14に接続さ
れた温度センサ−13′により調節される。このセンサ
−13′は冷却パネルの温度及び/又は板ガラスの温度
の測定にも利用することができる。送風機11の出力を
調節することに加えて、板ガラス15とパネル9との間
隔を調節することによっても、熱強化室10の温度を調
節することができる。その場合、ノズルハウジング18
全体を、そのパネルと共に垂直方向に移動させるのが最
良の方法である。もちろん、ノズル8からのパネル9の
距離を調節することも可能である。
【0013】熱強化室10は側部及び端部が熱的に遮断
された密閉空間である。従って、板ガラス15の全表面
から、熱は調節された状態でパネル9に伝達される。熱
の伝達は輻射及び対流で行われる。熱強化室10の端部
及び側部の断熱壁は、固定式であっても、可動式であっ
ても差し支えない。図2には、一方の端部壁に垂直に可
動式のゲ−ト16を設けた例が示されている。そして、
他方の端部には、板ガラスが熱強化室に導入された後に
閉鎖されるエア−スクリ−ン17を設けている。尚、処
理すべき板ガラスの寸法が小さい時は、熱強化室の両端
を解放したままでもよい。
された密閉空間である。従って、板ガラス15の全表面
から、熱は調節された状態でパネル9に伝達される。熱
の伝達は輻射及び対流で行われる。熱強化室10の端部
及び側部の断熱壁は、固定式であっても、可動式であっ
ても差し支えない。図2には、一方の端部壁に垂直に可
動式のゲ−ト16を設けた例が示されている。そして、
他方の端部には、板ガラスが熱強化室に導入された後に
閉鎖されるエア−スクリ−ン17を設けている。尚、処
理すべき板ガラスの寸法が小さい時は、熱強化室の両端
を解放したままでもよい。
【0014】冷却パネル9は、好ましくは固体の連続し
たプレ−トであって、その材質は例えばAISI 30
4 2BAである。冷却パネル9の一方の表面又は両方
の表面には、熱の伝達を良好ならしめるために、熱交換
リブ9.2を設けることもできる(図3参照)。このリ
ブの設置は、熱強化室10から熱を450kWの割合
(これは室内アイスホッケ−リンクの冷凍設備の冷却容
量にほぼ匹敵する)で除去しなければならない場合に、
必要とされるものである。
たプレ−トであって、その材質は例えばAISI 30
4 2BAである。冷却パネル9の一方の表面又は両方
の表面には、熱の伝達を良好ならしめるために、熱交換
リブ9.2を設けることもできる(図3参照)。このリ
ブの設置は、熱強化室10から熱を450kWの割合
(これは室内アイスホッケ−リンクの冷凍設備の冷却容
量にほぼ匹敵する)で除去しなければならない場合に、
必要とされるものである。
【0015】板ガラス15と、これを取り巻く空気との
間に温度差があるために、熱強化室10には望ましくな
い空気の流れが発生する関係で、板ガラスが不均一に冷
却される不都合がある。本来、冷却能力は板ガラスの周
縁部で大きい。この不規則な冷却効果を補償するため
に、冷却パネルの単位面積当たりの熱交換リブ9.2の
表面積を、冷却パネルの端部及び/又は側部よりも、中
央部に於いて大きくすることが好ましい。事実、熱交換
リブ9.2の設置密度及び/又は高さを変化させること
により、冷却され方の不規則性を解消させることが可能
である。また、冷却の均一性を確保するために、例えば
複数のロ−ル6の間に局部的に加熱素子を設けることも
できる。そして、寸法の小さい個々のガラスを熱強化す
る場合には、必要に応じて前記の加熱素子を、熱強化室
の予熱に使用することができる。
間に温度差があるために、熱強化室10には望ましくな
い空気の流れが発生する関係で、板ガラスが不均一に冷
却される不都合がある。本来、冷却能力は板ガラスの周
縁部で大きい。この不規則な冷却効果を補償するため
に、冷却パネルの単位面積当たりの熱交換リブ9.2の
表面積を、冷却パネルの端部及び/又は側部よりも、中
央部に於いて大きくすることが好ましい。事実、熱交換
リブ9.2の設置密度及び/又は高さを変化させること
により、冷却され方の不規則性を解消させることが可能
である。また、冷却の均一性を確保するために、例えば
複数のロ−ル6の間に局部的に加熱素子を設けることも
できる。そして、寸法の小さい個々のガラスを熱強化す
る場合には、必要に応じて前記の加熱素子を、熱強化室
の予熱に使用することができる。
【0016】パネル9と共にノズルハウジングを、その
一方の側部をピボットとして傾けることにより、あるい
は図4に示す如く、一方の端部をピボットとして傾けて
コンベア6との距離を拡大させることにより、ガラスの
破砕片は容易に熱強化室から除去される。
一方の側部をピボットとして傾けることにより、あるい
は図4に示す如く、一方の端部をピボットとして傾けて
コンベア6との距離を拡大させることにより、ガラスの
破砕片は容易に熱強化室から除去される。
【0017】冷却パネル9は、熱強化部3の全領域に連
続している必要はなく、冷却パネルを図5に示す如く、
小型のパネルユニット9.1で構成することもできる。
従って、例えば、パネルの中央部及び周縁部に、材質及
び厚さの異なるパネルユニット9.1を選択して使用す
ることができる。
続している必要はなく、冷却パネルを図5に示す如く、
小型のパネルユニット9.1で構成することもできる。
従って、例えば、パネルの中央部及び周縁部に、材質及
び厚さの異なるパネルユニット9.1を選択して使用す
ることができる。
【0018】本発明の熱強化装置に付随する他の特徴
は、厚さの異なるガラスの焼戻し装置としても利用でき
ることである。ガラスの熱強化方法は、熱強化部3でガ
ラスを熱強化し、次いでそのガラスを冷却部4にて、冷
却空気の噴射によりで急冷することを包含する(図7及
び図8参照)。もし、熱強化する代わりに、ガラスを焼
戻しする場合、有効な急冷操作が実施できるように、ガ
ラスは熱強化部3を通り越して直接冷却部4に送られ
る。この操作は厚さ3 mm 以上の全てのタイプのガラス
に実施可能である。しかし、冷却パネル9を取り外し自
在に設置すれば、冷却パネルを取り外すことにより、熱
強化部3にて焼戻しに必要な急冷操作を実施することも
できる。こうすることにより、薄いガラスでも焼戻し前
に余計な冷却を受けることがない
は、厚さの異なるガラスの焼戻し装置としても利用でき
ることである。ガラスの熱強化方法は、熱強化部3でガ
ラスを熱強化し、次いでそのガラスを冷却部4にて、冷
却空気の噴射によりで急冷することを包含する(図7及
び図8参照)。もし、熱強化する代わりに、ガラスを焼
戻しする場合、有効な急冷操作が実施できるように、ガ
ラスは熱強化部3を通り越して直接冷却部4に送られ
る。この操作は厚さ3 mm 以上の全てのタイプのガラス
に実施可能である。しかし、冷却パネル9を取り外し自
在に設置すれば、冷却パネルを取り外すことにより、熱
強化部3にて焼戻しに必要な急冷操作を実施することも
できる。こうすることにより、薄いガラスでも焼戻し前
に余計な冷却を受けることがない
【0019】本発明は上記した実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、幾つか
の変更を付加することができる。
ではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、幾つか
の変更を付加することができる。
【図1】本発明の装置の概略側面図である。
【図2】本発明の装置の熱強化部を示す概略側面図であ
る。
る。
【図3】本発明の熱強化部を示す概略断面図である。
【図4】本発明の熱強化部が解放された場合の概略側面
図である。
図である。
【図5】本発明の熱強化部の別の実施例を示す概略側面
図である。
図である。
【図6】様々な厚さを有するガラスの熱強化曲線であ
る。
る。
【図7】熱強化の様々な段階に於ける10 mm ガラスの
温度を、時間の関数として示したグラフであって、これ
には各処理部での温度及びガラスと周囲空気との熱伝達
係数が併記されている。
温度を、時間の関数として示したグラフであって、これ
には各処理部での温度及びガラスと周囲空気との熱伝達
係数が併記されている。
【図8】本発明の装置を使用して12 mm ガラスを熱強
化した場合の、図7と同様なグラフである。 1;第1炉部 2:第2炉部 3:熱強化部
4:冷却部 5,6:ロ−ル 7:上部表面
8:冷却ノズル 9:冷却パネル 10:熱強化室 11:送風機 13:サ−モスタット 15:板ガラス
18:ノズルハウジング
化した場合の、図7と同様なグラフである。 1;第1炉部 2:第2炉部 3:熱強化部
4:冷却部 5,6:ロ−ル 7:上部表面
8:冷却ノズル 9:冷却パネル 10:熱強化室 11:送風機 13:サ−モスタット 15:板ガラス
18:ノズルハウジング
Claims (19)
- 【請求項1】 板ガラスを軟化温度近くまで加熱し、次
いで調節された冷却速度でこれを冷却する板ガラスの熱
強化方法に於いて、加熱された板ガラスを冷却パネル
(9) で区画される空間(10)に移行させ、板ガラスから離
れて板ガラスに対面する冷却パネルの表面に、冷却ガス
を噴射することで前記の冷却パネル(9)を冷却し、前記
の空間(10)で冷却速度を調節することを特徴とする板ガ
ラスの熱強化方法。 - 【請求項2】 冷却パネル(9) 間の温度又はガラスの温
度を測定し、前記の空間(10)内を所望の温度に維持する
ための温度調節手段にて、冷却ガスの噴射量を調節する
ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 冷却パネル(9) 間に配置される板ガラス
(15)の上面及び底面の温度を測定し、温度調節手段にて
冷却ガスの噴射量を板ガラスを挟んで上下で個別に調節
することを特徴とする請求項1又は2の方法。 - 【請求項4】 板ガラス(15)から冷却パネル(9) までの
距離を調節する請求項1〜3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 板ガラスの冷却期間中、板ガラスを冷却
パネルの間で水平方向に往復動させることを特徴とする
請求項1〜4のいずれかの方法。 - 【請求項6】 板ガラスを軟化温度近くまで加熱するた
めの加熱素子を備えた炉(1,2) と、 板ガラスの上及び下に冷却ガスを噴射するノズル(8) を
備えた冷却部(3) と、 マニホルド(20)により前記のノズル(8) に接続された送
風機(11)と、 板ガラスを炉(1,2) で及び冷却部(3) の内部で水平方向
に移送するためのコンベア(5,6)を備えた板ガラスの熱
強化装置に於いて、 冷却ノズル(8) とコンベア(6) との間に、冷却パネルを
設置し、冷却ガスの噴射によって冷却される冷却パネル
と板ガラスとの間で熱の授受が行われる冷却空間(10)を
設けたことを特徴とする板ガラスの熱強化装置。 - 【請求項7】 板ガラスの上面及び底面に対する冷却ガ
スの噴射量及び/又はコンベア(6) から冷却パネル(9)
までの距離を調節するために、前記冷却空間内のコンベ
ア(6) の上面(7) の上下に、温度測定手段を設けたこと
を特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項8】 板ガラス(15)から冷却パネル(9) までの
距離が調節可能な請求項6又は7の装置。 - 【請求項9】 前記の冷却パネル(9) がノズルハウジン
グ(18)に装着され、そのノズルハウジング(18)が板ガラ
スから任意の距離に保持される請求項7又は8の装置。 - 【請求項10】 ガラスの破砕片を除去するのに十分な間
隔がコンベア(6) との間で確保できるよう、冷却パネル
(9) とノズルハウジング(18)の少なくとも一方の側部又
は端部が解放可能であることを特徴とする請求項9の装
置。 - 【請求項11】 冷却パネル(9) が完全な固体プレ−トで
あることを特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項12】 冷却パネルの一方又は両方に、熱交換リ
ブ(9.2) が設けられていることを特徴とする請求項6又
は11の装置。 - 【請求項13】 熱交換リブ(9.2) の設置密度及び/又は
高さが、パネルでのその設置位置で相違することを特徴
とする請求項12の装置。 - 【請求項14】 冷却パネルの面積当りの熱交換リブ(9.
2) の表面積が、冷却パネルの端部及び/又は側部よ
り、中央部で大きいことを特徴とする請求項13の装置。 - 【請求項15】 冷却ノズルの配置及び寸法が急冷部に合
致する配置及び寸法にあり、冷却パネル(9) を取り外す
ことで熱強化部(3) が急冷部(4) に変更されることを特
徴とする請求項6の装置。 - 【請求項16】 隣接する二つの冷却部の一方(3) に冷却
パネル(9) を設け、他方の冷却部(4) を急冷部として機
能させることを特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項17】 焼戻しを施すべき板ガラスが熱強化部
(3) を素通りして次の急冷部(4) に供給されるよう構成
することにより、装置を板ガラスの熱強化と焼戻しの両
方に使用する請求項16の装置の使用方法。 - 【請求項18】 熱強化部(3) で熱強化された板ガラス
を、急冷のため次の冷却部(4) に供給して、熱強化部
(3) での板ガラス温度を420〜470℃の範囲に低下
させることを特徴とする請求項16の装置の使用方法。 - 【請求項19】 前記の冷却パネルが連結可能な個別な素
子で構成されることを特徴とする請求項6の装置。
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