JPH0511690A - 人工衛星儀 - Google Patents

人工衛星儀

Info

Publication number
JPH0511690A
JPH0511690A JP18818491A JP18818491A JPH0511690A JP H0511690 A JPH0511690 A JP H0511690A JP 18818491 A JP18818491 A JP 18818491A JP 18818491 A JP18818491 A JP 18818491A JP H0511690 A JPH0511690 A JP H0511690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth
satellite
globe
artificial
satellites
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18818491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Amano
武 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP18818491A priority Critical patent/JPH0511690A/ja
Publication of JPH0511690A publication Critical patent/JPH0511690A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地球上を周回する各種人工衛星と地球、特に
地上の主要都市の経度との位置関係、複数の人工衛星同
士の相対位置関係を容易に理解することが可能であり、
また、太陽と地球と衛星の並び方によって生ずる食の現
象、静止衛星からの電波の受信可能な範囲や地上のある
地点の経度と人工衛星との経度差等を容易に表現し得る
人工衛星儀を提供する。 【構成】 地球儀体の赤道上にて地球儀体を全周に亘り
外囲する円形の外向フランジの周縁部に人工衛星の模型
を着脱可能に保持することにより、地球に対する各種静
止衛星の位置等が容易にかつ明確に理解でき、更に円板
上に種々の情報を書き入れることで上記理解の補助とな
る。また、地球儀体の地軸を含む平面に沿って地球儀体
を概ね外囲すると共に地軸を中心に回転自在なガイド部
材の外周縁部に地球上空を周回する極軌道衛星の模型を
着脱可能に保持することにより、極軌道衛星の動き等を
容易にかつ明確に理解することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球の上空を周回する
人工衛星を理解するための人工衛星儀に関し、特に地球
の赤道上空約36,000kmを地球と同一速度にて周回
する静止衛星及び南北両極を通り、低空を飛行する極軌
道衛星と地球との関係を理解するのに好適な人工衛星儀
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、専門家のみならず人工衛星に対す
る関心が一般に高まってきている。例えば気象衛星や放
送、通信等に用いられる通信衛星などの静止衛星に関し
て、その位置(軌道)や動作などへの関心が高まってき
ている。これらに関する情報は、従来は新聞や書籍の科
学欄に記載された写真や図により提供されていた。ま
た、コンピュータによりディスプレイに表示された世界
地図上に各人工衛星の軌道をシミュレートするアプリケ
ーションソフトも提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た情報はいずれも平面的な情報であり、平面(地図、画
面)上では、実際の地球と人工衛星との関係を実感とし
て理解するのは困難であった。また、人工衛星の模型を
地球儀上に吸盤などにより棒状支持体を介して保持した
ものもあるが、単に使用者が地球儀上に模型を貼付ける
のみであり、使用者が予め正しく人工衛星の位置などを
理解していなければならず、到底地球と人工衛星との関
係を理解する助けにはならなかった。
【0004】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明の主な目的は、地球上を周回する各種人工衛星と地
球、特に地上の主要都市の経度との位置関係、地球全体
を複数の人工衛星によってカバーしている気象衛星や通
信衛星同士の相対位置関係を容易に理解することが可能
な人工衛星儀を提供することにある。また、本発明の第
2の目的は、太陽と地球と衛星の並び方によって生ずる
食の現象、静止衛星からの電波の受信可能な範囲や地上
のある地点の経度と人工衛星との経度差、春分点、秋分
点を中心とする上記食期間中の食時間の変化等を容易に
表現し得る人工衛星儀を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は本発明によ
れば基台に対して水平、若しくは所定の角度をもって支
持可能な地球儀体に、その赤道上に該地球儀体を全周に
亘り外囲する円形の外向フランジを一体的に設け、前記
フランジの外周縁部の任意の位置に地球上空を周回する
静止衛星の模型を着脱可能に保持したことを特徴とする
人工衛星儀を提供することにより達成される。特に、前
記地球儀体の地軸を含む平面に沿って該地球儀体を概ね
外囲すると共に前記地軸を中心に回転自在に円環状若し
くは円弧状のガイド部材を設け、前記ガイド部材の外周
縁部の任意の位置に地球上空を周回する極軌道衛星の模
型を着脱可能に保持すると良い。
【0006】
【作用】このように、地球儀体の赤道上に地球儀体を全
周に亘り外囲する円形の外向フランジを設け、そのフラ
ンジの周縁部に人工衛星の模型を着脱可能に保持するこ
とにより、地球に対する各種静止衛星の位置等が容易に
かつ明確に理解でき、更に円板上に種々の情報を書き入
れることが可能であることから上記理解の補助となる。
また、地球儀体の地軸を含む平面に沿って該地球儀体を
概ね外囲すると共に地軸を中心に回転自在に円環状若し
くは円弧状のガイド部材を設け、このガイド部材の外周
縁部の任意の位置に地球上空を周回する極軌道衛星の模
型を着脱可能に保持することにより、極軌道衛星の動き
等を容易にかつ明確に理解することができる。
【0007】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明の好適
実施例について詳細に説明する。
【0008】図1〜図6は本発明に基づく第1の実施例
を示す。図1に示すように、地球儀体1は、その地軸と
一致し、両極を通る軸部材2をもって基台3の孔からな
る第1の支持部3aに回転自在に支持されている。この
軸部材2と地球儀体1との間には該両者に対して相対回
動自在に中空軸4が介在している(図4)。また、この
状態で地球儀体1はその地軸が鉛直方向に対して23.
5度傾斜するようになっている。
【0009】図2に併せて示すように、地球儀体1の赤
道1a上には透明な円盤上の外向フランジ6が該地球儀
体1と一体的に設けられている。外向フランジ6の周縁
部には複数の静止衛星の模型7が付設されている。この
静止衛星模型7は、その側面部に外向フランジ6の周縁
部に弾発的に係合する弾発係合部8が設けられている。
また、外向フランジ6の周囲には上記弾発係合部8と係
合する円環状の係合溝9が設けられている(図3)。静
止衛星模型7は、外向フランジ6の周縁部に、弾発係合
部8のスリット8aに外向フランジ6の周縁部を挿入
し、スリット8a内に突設された突片8bを係合溝9に
弾発係合させることにより保持されている。尚、本実施
例では予め代表的な静止衛星の模型が付設されている
が、実際には使用者が任意の模型7を取付けても良い。
ここで、図2に良く示すように、外向フランジ6に経度
A、対応する経度と一致する位置に代表的な都市名B、
日付変更線Cが表示されていることから、地球儀体1と
各静止衛星模型7との関係、即ち地球と各静止衛星との
関係を理解し易くなっている。
【0010】一方、図4に良く示すように、中空軸4の
両極部からは、外向フランジ6以外の部分を外囲する4
本の円弧状部材11a、11b、11c、11dが設け
られている。これら円弧状部材11a、11b、11
c、11dは中空軸4と一体をなし、これらにより概ね
円環状のガイド部材11を構成している。この円弧状部
材11a、11b、11c、11dには極軌道衛星模型
12が上記静止衛星模型7と同様に付設されている。
【0011】基台3の第1の支持部3aに隣接する位置
には第2の支持部3bが設けられ(図5)、この第2の
支持部3bに地球儀体1を軸部材2をもって支持すると
該地球儀体1の地軸が鉛直方向に延在するようになる
(図6)。このようにすれば、各静止衛星模型7及び各
極軌道衛星模型12がどのような配置となっていてもそ
の重みにより地球儀体1やガイド部材11が回転してし
まうことがない。尚、本実施例では第1の支持部3a及
び第2の支持部3bが単なる孔からなり、軸部材2を差
し込むようにしているが、実際には軸部材2及び両支持
部3a、3bに例えばねじを螺設してねじ止めするよう
な構造であっても良い。
【0012】上述したような人工衛星儀にあっては、地
球儀体1を回転(自転)させると外向フランジ6及び各
静止衛星模型7もそれに伴い回転する。また、極軌道衛
星模型12を地球儀体1上のいかなる位置に配置するこ
とも可能である。
【0013】図7及び図8は、本発明に基づく第2の実
施例を示しており、第1の実施例と同様の部分には同一
の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0014】本実施例では地球儀体21の直径と外向フ
ランジ26の直径との比が約1対7となっており、実際
の地球と静止衛星の軌道との直径比に近くすることによ
り、距離関係をより実感的に理解できるようになってい
る。また、第1の実施例に比較して外向フランジ26の
面積が大きくなっていることにより世界の主要都市名、
その都市の緯度、経度等の情報を多く表現できるように
なっている。それ以外の構成は第1の実施例と同様であ
る。
【0015】図9は本発明に基づく第3の実施例を示し
ており、人工衛星の食の状態をも理解できるように構成
された人工衛星儀である。
【0016】本実施例では極軌道衛星模型を保持するた
めのガイド部材を省略し、地球儀体31をその地軸が鉛
直方向に対して23.5度傾くように回動自在に支持し
ている。また、基台33下部の円盤状部材33aは周方
向に12分割され、1年間の月名Dが表示されている。
更に、太陽に相当するランプ32が地球儀体31の中心
を通る水平面上に設けられている。
【0017】円盤状部材33a月名Dをランプ32に対
向させ、ランプ32を点灯すると地球儀体31を照明す
るが、地球儀体31を回転させるのに伴い地球儀体31
の陰になる静止衛星模型7があり、この静止衛星模型7
がその時点に於て食の状態にあることが容易に理解でき
る。そして、基台33を回転させることにより、食の発
生月、食の期間、状態等を直感的に理解することができ
る。
【0018】
【発明の効果】上述の説明により明らかなように、本発
明による人工衛星儀によれば、地球儀体の赤道上に地球
儀体を全周に亘り外囲する円形の外向フランジを設け、
そのフランジの周縁部に人工衛星の模型を着脱可能に保
持することにより、地球に対する各種静止衛星の位置等
が容易にかつ明確に理解でき、更に円板上に種々の情報
を書き入れることが可能であることから上記理解の補助
となる。また、地球儀体の地軸を含む平面に沿って該地
球儀体を概ね外囲すると共に地軸を中心に回転自在に円
環状若しくは円弧状のガイド部材を設け、このガイド部
材の外周縁部の任意の位置に地球上空を周回する極軌道
衛星の模型を着脱可能に保持することにより、極軌道衛
星の動き等を容易にかつ明確に理解することができる。
以上のことから地球の周りを周回する人工衛星の動きを
直感的に理解することができることからその学習効果は
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施例を示す人工衛
星儀の斜視図である。
【図2】図1を北極方向から見た平面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】図1の衛星球儀の側断面図である。
【図5】図1の人工衛星儀の基台の構造を示す斜視図で
ある。
【図6】図1の人工衛星儀の別の状態を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明が適用された第2の実施例を示す人工衛
星儀の斜視図である。
【図8】図7の北極方向について見た平面図である。
【図9】本発明が適用された第3の実施例を示す人工衛
星儀の斜視図である。
【符号の説明】
1 地球儀体 1a 赤道 2 軸部材 3 基台 3a 第1の支持部 3b 第2の支持部 4 中空軸 6 外向フランジ 7 静止衛星模型 8 弾発係合部 8a スリット 8b 突片 9 係合溝 11 ガイド部材 11a、11b、11c、11d 円弧状部材 12 極軌道衛星模型 21 地球儀体 26 外向フランジ 31 地球儀体 32 ランプ 33 基台 33a 円盤状部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に対して水平、若しくは所定の角
    度をもって支持可能な地球儀体に、その赤道上に該地球
    儀体を全周に亘り外囲する円形の外向フランジを一体的
    に設け、 前記フランジの外周縁部の任意の位置に地球上空を周回
    する静止衛星の模型を着脱可能に保持したことを特徴と
    する人工衛星儀。
  2. 【請求項2】 前記地球儀体の地軸を含む平面に沿っ
    て該地球儀体を概ね外囲すると共に前記地軸を中心に回
    転自在に円環状若しくは円弧状のガイド部材を設け、前
    記ガイド部材の外周縁部の任意の位置に地球上空を周回
    する極軌道衛星の模型を着脱可能に保持したことを特徴
    とする請求項1に記載の人工衛星儀。
  3. 【請求項3】 前記フランジ上に、地球の経度に相当
    する目盛、人工衛星の位置及び地球上の主要都市の経度
    と一致する位置に都市名、該都市の緯度経度、日付変更
    線及び地上高度、人工衛星名、人工衛星記号の情報のう
    ちいずれか1つ若しくは2つ以上を表示したことを特徴
    とする請求項1若しくは請求項2に記載の人工衛星儀。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材上に、地球上の緯度に
    相当する目盛を表示したことを特徴とする請求項2若し
    くは請求項3に記載の人工衛星儀。
  5. 【請求項5】 前記基台上に、太陽方向に対する静止
    衛星軌道面の変化する月名または季節名及び食の期間を
    表示したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の人工衛星儀。
JP18818491A 1991-07-02 1991-07-02 人工衛星儀 Pending JPH0511690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18818491A JPH0511690A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 人工衛星儀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18818491A JPH0511690A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 人工衛星儀

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511690A true JPH0511690A (ja) 1993-01-22

Family

ID=16219238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18818491A Pending JPH0511690A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 人工衛星儀

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511690A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5906412A (en) * 1996-04-15 1999-05-25 Webasto Karosseriesysteme Gmbh Sliding construction for a sunroof
KR101516804B1 (ko) * 2013-12-05 2015-05-04 한국항공우주연구원 위성운용 시뮬레이션 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5906412A (en) * 1996-04-15 1999-05-25 Webasto Karosseriesysteme Gmbh Sliding construction for a sunroof
KR101516804B1 (ko) * 2013-12-05 2015-05-04 한국항공우주연구원 위성운용 시뮬레이션 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5197043A (en) Night and day earth clock calendar
US6068486A (en) Multidisplay globe with overlays
US5141442A (en) Apparatus and didactic method for teaching and showing primary orbital phenomena and various movements
US3290799A (en) Apparatus for providing a representation of celestial bodies
FR2615297A1 (fr) Appareil reproduisant la vision apparente des astres
JPH0511690A (ja) 人工衛星儀
US2921386A (en) Universal world time and star map
US3360196A (en) Time and space chart
US2397002A (en) Star identifier and celestial calculator
US3052993A (en) Globe with satellite-orbit demonstrator
JP2000267561A (ja) 天球儀型星座早見器
US3133359A (en) Tellurian
US2358075A (en) Training aid
US4368578A (en) Orbital mission planning indicator
US3088228A (en) Planetarium
JPS5913638Y2 (ja) 赤道座表目盛を有する外球と地平座標目盛を有する内球とを組合せた天球儀
RU2079896C1 (ru) Карта звездного неба на фоне зодиака
US4526549A (en) Celestial globe
US2412130A (en) Astronomical device
JP2001290418A (ja) 地球儀
JP2001117485A (ja) 地球儀
JP2002072866A (ja) 地球儀
US2696053A (en) Astronomical locator
JP2533338Y2 (ja) 天体観測装置
US3195243A (en) Educational device for teaching earthsun facts and for demostrating and duplicating planetary and man-made movements