JPH0511688B2 - - Google Patents

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JPH0511688B2
JPH0511688B2 JP3004386A JP3004386A JPH0511688B2 JP H0511688 B2 JPH0511688 B2 JP H0511688B2 JP 3004386 A JP3004386 A JP 3004386A JP 3004386 A JP3004386 A JP 3004386A JP H0511688 B2 JPH0511688 B2 JP H0511688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission power
level
earth station
signal
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3004386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62188438A (ja
Inventor
Seijiro Oguri
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP3004386A priority Critical patent/JPS62188438A/ja
Publication of JPS62188438A publication Critical patent/JPS62188438A/ja
Publication of JPH0511688B2 publication Critical patent/JPH0511688B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送信電力制御方式に関し、特に降雨減
衰の大きい準ミリ波帯以上の周波数を使用する地
球局において、アツプリンクの降雨減衰を補償す
るために用いられる送信電力制御方式に関する。
〔従来の技術〕
降雨減衰の大きい準ミリ波帯(Ka,Kuバン
ド)以上の周波数を使用する衛星通信方式の地球
局においては、降雨減衰の大きいときには地球局
の送信電力を増加させてアツプリンクの降雨減衰
を補償するための送信電力制御が必要となる。こ
の送信電力制御には種々の方式が提案されている
が、ダウンリンクの降雨減衰量を衛星から送出さ
れるビーコン信号を用いて測定し、この測定値か
らアツプリンクの減衰量を推定してその分だけ送
信電力を増加させる推定制御方式や、自局から送
出したパイロツト信号が衛星で中継された折返し
信号を受信し、この折返し信号と衛星から送出さ
れるビーコン信号との受信レべル又は搬送波対雑
音電力比(C/N)を比較し、両者の関係が常に
晴天時と同一の関係を保つように送信電力を制御
するループ制御方式(特開昭58−84547号参照)
が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の送信電力制御方式は、いずれも
衛星からのビーコン信号を使用するためビーコン
信号の出力が変動する場合には安定な送信電力制
御ができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述の問題点を除去し、ビー
コン信号を使用せずに自局送信の折返し信号のみ
を用いて制御可能な送信電力制御方式を提供する
ことである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の送信電力制御方式は、衛星通信方式の
地球局でアツプリンクの降雨減衰を補償するため
に用いられる送信電力制御方式において、前記地
球局の送信系が制御信号で利得または減衰量が変
化するレべル制御手段を備え、前記地球局の受信
系が自局から常時送出されている送信信号の一つ
を衛星経由で折返し受信する折返し受信手段を備
え、この折返し受信手段の出力からあらかじめ設
定された晴天時の基準受信レべルからのレべル低
下量XdBを求め、前記送信系の送信電力があら
かじめ定められた晴天時の基準送信電力よりも
αXdB(αは定数)増加するように前記レべル制
御手段を制御するように構成されている。
〔作用〕
衛星通信伝搬路の降雨による伝搬損失(dBで
表示した値)の増加量、すなわち降雨減衰量は周
波数の二乗にほぼ比例し、同一伝搬路に対するア
ツプリンクの降雨減衰量ΔLuとダウンリンクの降
雨減衰量ΔLuとの間には、降雨量にかかわらず一
定の比例関係が成立することが知られている。い
まΔLu/ΔLD=α、送信電力制御による送信電力
増加量をΔPとすると、衛星を中継して折返され
た自局送信信号の受信レべルのレべル低下量Xは
(1)式で表される。
X=−(ΔP−ΔLu−ΔLD) ……(1) アツプリンクの降雨減衰量を送信電力制御によ
り補償するためににはΔP=ΔLuとすればよく、
このような制御が行なわれた場合のXは(1)式より
X=ΔLDとなる。従つて、ΔP=αΔLD=αXとな
るようにΔPを制御すればよいことになる。
この条件はビーコン信号の受信レべル低下量か
らアツプリンクの降雨減衰量を推定して送信電力
を制御するときの制御条件と同一である。従つ
て、本発明の送信電力制御方式の制御回路は従来
の推定制御方式と同様な構成で実現することがで
きる。
〔実施例〕
次に、図面の参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図で、
SCPC方式のパイロツト信号を送信する地球局
が、自局のパイロツト信号を折返し受信して送信
電力制御を行う場合を示している。第1図におい
て、パイロツト発信部1で発生されたパイロツト
信号は、合成器2で通信用送信信号101と合成
されたのち、デイジタル信号入力により減衰量を
指定できるデイジタル減衰器3、アツプコンバー
タ4、電力増幅器5を経てアンテナ6から送信さ
れる。このパイロツト信号は衛星で中継され、折
返し信号は通信用送信信号と共にアンテナ6、低
雑音増幅器7、ダウンコンバータ8を経て中間周
波数に変換されたのち、中間周波数増幅器9で共
通増幅されたのち分配器10を経てパイロツト受
信部11に送られ、AGC及びAFC基準信号とし
て用いられる。パイロツト受信部11の検波出力
102は制御回路12に加えられ、ここでデイジ
タル信号に変換され、あらかじめメモリに設定さ
れた基準電圧(晴天時のパイロツト受信部の検波
出力)と比較し、受信レべルのレべル低下量
XdBが求められる。次に、アツプリンクとダウ
ンリンクとの降雨減衰量の比αをXに乗算し、デ
イジタル減衰器4の減衰量の基準よりαXdB低い
値に設定するデイジタル信号103が送出され、
アツプリングの降雨減衰は補償され、衛星の受信
電力はほぼ晴天時と同一に保たれる。
第2図は本発明の他の実施例のブロツク図であ
り、第1図との相違は送信系のレべル制御用にピ
ンダイオード減衰器13を用い、電力増幅器5の
出力の一部を方向性結合器14を介してレべル検
出器15に分岐し、ここで検出された検出電圧
VDを制御回路16で照合電圧VRと比較し、両者
が一致してVD=VRとなるようにピンダイオード
減衰器13を制御するように構成されている。な
お、照合電圧VRは、送信電力を晴天時の基準電
力に制御するための基準電圧Voと、パイロツト
受信部11のレべル低下量から求めた降雨減衰補
償用の補正電圧Vcとの和で与えられ、送信電力
の変動防止と降雨時のアツプリンクの送信電力増
加とを同じ制御ループで行うように構成されてい
る。
上記いずれの実施例においても、地球局受信系
の利得変動は降雨減衰と区別できないため送信電
力を変化させる要因となるので、受信系の安定度
は良好にする必要がある。従つて、変動の大きい
場合には低雑音増幅器の入力側に利得制御用の信
号を方向性結合器を介して挿入し、その出力が一
定となるような制御ループを構成するなどの対策
を行うことが望ましい。
上述の実施例ではSCPC方式のパイロツト信号
を用いて制御を行う場合を説明したが、送信系の
合成器に常時一定レべルで入力されている信号で
あれば、パイロツト信号でなく通信用送信信号を
用いて制御することもでき、SCPC方式でなく
FM方式の搬送波を用いて制御することも可能で
ある。
〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明の送信電力
制御方式によれば、ビーコン信号を使用せずにア
ツプリンクの送信電力制御を行えるため、ビーコ
ン受信機を装備しない簡易な構成の地球局でも送
信電力制御が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は本発明の他の実施例のブロツク図である。 1……パイロツト発信部、2……合成器、3…
…アツプコンバータ、4……デイジタル減衰器、
5……電力増幅器、6……アンテナ、7……低雑
音増幅器、8……ダウンコンバータ、9……中間
周波増幅器、10……分配器、11……パイロツ
ト受信部、12,16……制御回路、13……ピ
ンダイオード減衰器、14……方向性結合器、1
5……レべル検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 衛星通信方式の地球局でアツプリンクの降雨
    減衰を補償するために用いられる送信電力制御方
    式において、前記地球局の送信系が制御信号で利
    得または減衰量が変化するレべル制御手段を備
    え、前記地球局の受信系が自局から常時送出され
    ている送信信号の一つを衛星経由で折返し受信す
    る折返し受信手段を備え、この折返し受信手段の
    出力からあらかじめ設定された晴天時の基準受信
    レべルからのレべル低下量XdBを求め、前記送
    信系の送信電力があらかじめ定められた晴天時の
    基準送信電力よりもαXdB(αは定数)増加する
    ように前記レべル制御手段を制御することを特徴
    とする送信電力制御方式。
JP3004386A 1986-02-13 1986-02-13 送信電力制御方式 Granted JPS62188438A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3004386A JPS62188438A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 送信電力制御方式

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JP3004386A JPS62188438A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 送信電力制御方式

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Publication Number Publication Date
JPS62188438A JPS62188438A (ja) 1987-08-18
JPH0511688B2 true JPH0511688B2 (ja) 1993-02-16

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JP3004386A Granted JPS62188438A (ja) 1986-02-13 1986-02-13 送信電力制御方式

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JP2005323342A (ja) * 2004-04-05 2005-11-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 送受信システム及び受信装置

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JPS62188438A (ja) 1987-08-18

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