JPH05116583A - ベンチシート対応型助手席用エアバツグ装置 - Google Patents
ベンチシート対応型助手席用エアバツグ装置Info
- Publication number
- JPH05116583A JPH05116583A JP3277443A JP27744391A JPH05116583A JP H05116583 A JPH05116583 A JP H05116583A JP 3277443 A JP3277443 A JP 3277443A JP 27744391 A JP27744391 A JP 27744391A JP H05116583 A JPH05116583 A JP H05116583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- airbag
- bench
- air bag
- passenger seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R2021/23161—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration specially adapted for protecting at least two passengers, e.g. preventing them from hitting each other
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグ袋体をベンチシートの助手席前方
と中央席前方とへ同時に展開する。 【構成】 エアバッグ袋体２６の展開形状は、ベンチシ
ート１４の助手席１４Ｂの前方及び中央席１４Ｃの前方
へ展開する形状とされている。エアバッグケース２２内
にはガイド３５が配設されており、このガイド３５はエ
アバッグケース２２内の中央席１４Ｃ側略半分に配置さ
れている。また、ガイド３５には複数のウイング３５Ａ
が並べられており、これらのウイング３５Ａはインフレ
ータ３４からする噴出するガスの一部をベンチシート１
４の助手席１４Ｂ方向へ案内するようになっている。
と中央席前方とへ同時に展開する。 【構成】 エアバッグ袋体２６の展開形状は、ベンチシ
ート１４の助手席１４Ｂの前方及び中央席１４Ｃの前方
へ展開する形状とされている。エアバッグケース２２内
にはガイド３５が配設されており、このガイド３５はエ
アバッグケース２２内の中央席１４Ｃ側略半分に配置さ
れている。また、ガイド３５には複数のウイング３５Ａ
が並べられており、これらのウイング３５Ａはインフレ
ータ３４からする噴出するガスの一部をベンチシート１
４の助手席１４Ｂ方向へ案内するようになっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はベンチシートを備えた車
両に装備されるベンチシート対応型助手席用エアバッグ
装置に関する。
両に装備されるベンチシート対応型助手席用エアバッグ
装置に関する。
【０００２】
【従来技術】近年、車両緊急時に乗員を保護する装置と
してエアバッグ装置が提案されている。このエアバッグ
装置は車両急減速時にエアバッグ袋体にガスが充満する
ことによりエアバッグ袋体が膨張して乗員の前方、又は
側方に進出して乗員を保護するものである。
してエアバッグ装置が提案されている。このエアバッグ
装置は車両急減速時にエアバッグ袋体にガスが充満する
ことによりエアバッグ袋体が膨張して乗員の前方、又は
側方に進出して乗員を保護するものである。
【０００３】ところで、このエアバッグ装置、特に、運
転席と助手席とこれらの間の中央席とが一体とされたベ
ンチシートを備えた車両の助手席前方に装備されるベン
チシート対応型助手席用エアバッグ装置では、エアバッ
グ袋体が助手席前方及び中央席前方に展開するものが知
られており、その一例が特開昭５６−６７６４９号公報
に示されている。
転席と助手席とこれらの間の中央席とが一体とされたベ
ンチシートを備えた車両の助手席前方に装備されるベン
チシート対応型助手席用エアバッグ装置では、エアバッ
グ袋体が助手席前方及び中央席前方に展開するものが知
られており、その一例が特開昭５６−６７６４９号公報
に示されている。
【０００４】図５に示される如く、このベンチシート対
応型助手席用エアバッグ装置７０は、ベンチシート７１
の運転席７１Ａと反対側に位置する助手席７１Ｂの前方
のインストルメントパネル内に装備されている。また、
このベンチシート対応型助手席用エアバッグ装置７０の
エアバッグ袋体７２は、３つの区画室７２Ａ、７２Ｂ、
７２Ｃより構成されており、エアバッグケース７３に設
けられたインフレータ７５から発生したガスは、区画室
７２Ａへまず入りこれを膨らませるようになっている。
続いてガスは、図５の矢印Ｓ１、Ｓ２で示される様に区
画室７２Ａと区画室７２Ｂとの間の壁に穿設された孔７
４、７６を通じて区画室７２Ｂを膨らまし、その後、図
５の矢印Ｓ３、Ｓ４で示される様に、区画室７２Ａと区
画室７２Ｃとの間の壁に穿設された孔７８と、区画室７
２Ｂと区画室７２Ｃとの間の壁に穿設された孔８０とを
通じて区画室７２Ｃを膨らますようになっている。
応型助手席用エアバッグ装置７０は、ベンチシート７１
の運転席７１Ａと反対側に位置する助手席７１Ｂの前方
のインストルメントパネル内に装備されている。また、
このベンチシート対応型助手席用エアバッグ装置７０の
エアバッグ袋体７２は、３つの区画室７２Ａ、７２Ｂ、
７２Ｃより構成されており、エアバッグケース７３に設
けられたインフレータ７５から発生したガスは、区画室
７２Ａへまず入りこれを膨らませるようになっている。
続いてガスは、図５の矢印Ｓ１、Ｓ２で示される様に区
画室７２Ａと区画室７２Ｂとの間の壁に穿設された孔７
４、７６を通じて区画室７２Ｂを膨らまし、その後、図
５の矢印Ｓ３、Ｓ４で示される様に、区画室７２Ａと区
画室７２Ｃとの間の壁に穿設された孔７８と、区画室７
２Ｂと区画室７２Ｃとの間の壁に穿設された孔８０とを
通じて区画室７２Ｃを膨らますようになっている。
【０００５】従って、このベンチシート対応型助手席用
エアバッグ装置７０では、エアバッグ袋体７２の区画室
７２Ｂがベンチシート７１の助手席７１Ｂ前方へ展開す
る共に、区画室７２Ｃがベンチシート７１の中央席７１
Ｃ前方へ展開するため、助手席７１Ｂ及び中央席７１Ｃ
に着座した乗員の双方を保護できる。
エアバッグ装置７０では、エアバッグ袋体７２の区画室
７２Ｂがベンチシート７１の助手席７１Ｂ前方へ展開す
る共に、区画室７２Ｃがベンチシート７１の中央席７１
Ｃ前方へ展開するため、助手席７１Ｂ及び中央席７１Ｃ
に着座した乗員の双方を保護できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このベ
ンチシート対応型助手席用エアバッグ装置７０において
は、エアバッグ袋体７２の区画室７２Ｂがベンチシート
７１の助手席７１Ｂ前方へ展開した後、区画室７２Ｃが
ベンチシート７１の中央席７１Ｃ前方へ展開するため、
区画室７２Ｃの展開完了を考慮すると、エアバッグ袋体
７２全体の展開完了時間を短く設定する必要がある。こ
のため、インフレータの起動制御等が難しくなるという
不具合がある。
ンチシート対応型助手席用エアバッグ装置７０において
は、エアバッグ袋体７２の区画室７２Ｂがベンチシート
７１の助手席７１Ｂ前方へ展開した後、区画室７２Ｃが
ベンチシート７１の中央席７１Ｃ前方へ展開するため、
区画室７２Ｃの展開完了を考慮すると、エアバッグ袋体
７２全体の展開完了時間を短く設定する必要がある。こ
のため、インフレータの起動制御等が難しくなるという
不具合がある。
【０００７】本発明は上記事実を考慮し、エアバッグ袋
体をベンチシートの助手席前方と中央席前方とへ同時に
展開することができるベンチシート対応型助手席用エア
バッグ装置を得ることが目的である。
体をベンチシートの助手席前方と中央席前方とへ同時に
展開することができるベンチシート対応型助手席用エア
バッグ装置を得ることが目的である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
ベンチシート対応型助手席用エアバッグ装置は、運転席
と助手席とこれらの間の中央席とが一体とされたベンチ
シートを備えた車両の助手席前方に装備されるベンチシ
ート対応型助手席用エアバッグ装置であって、前記助手
席前方及び前記中央席前方へ展開する形状とされたエア
バッグ袋体と、インフレータが内設され開口部に前記エ
アバッグ袋体が取付られたエアバッグケースと、このエ
アバッグケース内に設けられインフレータから噴出する
ガスの一部を中央席方向へ案内するガイド部材と、を備
えたことを特徴としている。
ベンチシート対応型助手席用エアバッグ装置は、運転席
と助手席とこれらの間の中央席とが一体とされたベンチ
シートを備えた車両の助手席前方に装備されるベンチシ
ート対応型助手席用エアバッグ装置であって、前記助手
席前方及び前記中央席前方へ展開する形状とされたエア
バッグ袋体と、インフレータが内設され開口部に前記エ
アバッグ袋体が取付られたエアバッグケースと、このエ
アバッグケース内に設けられインフレータから噴出する
ガスの一部を中央席方向へ案内するガイド部材と、を備
えたことを特徴としている。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１記載のベンチシート対応型助
手席用エアバッグ装置では、エアバッグケースに内設さ
れたインフレータが起動し、インフレータからガスが噴
出すると、ガスの一部はエアバッグ袋体をベンチシート
の助手席方向へ向かって展開すると同時に、インフレー
タから噴出したガスの他の一部は、エアバッグケースに
設けられたガイド部材によって、ベンチシートの中央席
方向へ案内され、エアバッグ袋体をベンチシートの中央
席方向へ向かって展開する。従って、エアバッグ袋体を
ベンチシートの助手席前方と中央席前方とへ同時に展開
することができる。このため、エアバッグ袋体をベンチ
シートの助手席方向へ展開した後中央席方向へ展開する
従来構造と比べ、エアバッグ袋体全体の展開完了時間が
短くなり、インフレータの起動制御等が容易になる。
手席用エアバッグ装置では、エアバッグケースに内設さ
れたインフレータが起動し、インフレータからガスが噴
出すると、ガスの一部はエアバッグ袋体をベンチシート
の助手席方向へ向かって展開すると同時に、インフレー
タから噴出したガスの他の一部は、エアバッグケースに
設けられたガイド部材によって、ベンチシートの中央席
方向へ案内され、エアバッグ袋体をベンチシートの中央
席方向へ向かって展開する。従って、エアバッグ袋体を
ベンチシートの助手席前方と中央席前方とへ同時に展開
することができる。このため、エアバッグ袋体をベンチ
シートの助手席方向へ展開した後中央席方向へ展開する
従来構造と比べ、エアバッグ袋体全体の展開完了時間が
短くなり、インフレータの起動制御等が容易になる。
【００１０】
【実施例】本発明のベンチシート対応型助手席用エアバ
ッグ装置の一実施例について図１〜図４に従って説明す
る。なお、図中矢印ＦＲは車体前方方向を、矢印ＵＰは
車体上方方向を、矢印ＩＮは車幅内方向を示す。
ッグ装置の一実施例について図１〜図４に従って説明す
る。なお、図中矢印ＦＲは車体前方方向を、矢印ＵＰは
車体上方方向を、矢印ＩＮは車幅内方向を示す。
【００１１】図４に示される如く、車体１０の車室内１
２には、運転席１４Ａと助手席１４Ｂと、これらの間の
中央席１４Ｃとが一体とされたベンチシート１４が設け
られており、助手席１４Ｂの車体前方にはインストルメ
ントパネル１６が配置されている。このインストルメン
トパネル１６の裏側には、ベンチシート対応型助手席用
エアバッグ装置１８が装備されている。
２には、運転席１４Ａと助手席１４Ｂと、これらの間の
中央席１４Ｃとが一体とされたベンチシート１４が設け
られており、助手席１４Ｂの車体前方にはインストルメ
ントパネル１６が配置されている。このインストルメン
トパネル１６の裏側には、ベンチシート対応型助手席用
エアバッグ装置１８が装備されている。
【００１２】このエアバッグ装置１８は車幅方向に長手
状とされており、インストルメントパネル１６のエアバ
ッグ装置１８と対向する部分は車幅方向に長手状とされ
た矩形状のエアバッグカバー部２０とされている。
状とされており、インストルメントパネル１６のエアバ
ッグ装置１８と対向する部分は車幅方向に長手状とされ
た矩形状のエアバッグカバー部２０とされている。
【００１３】図３に示される如く、エアバッグ装置１８
のエアバッグケース２２の車幅方向から見た断面形状は
略Ｕ字状とされており、エアバッグケース２２には車体
後方斜め上方に向けて開口部２４が形成されている。こ
の開口部２４の内周面には、エアバッグ袋体２６の開口
縁部近傍２７が当接されており、この開口縁部近傍２７
はリテーナ３２とエアバッグケース２２とに挟持されて
いる。また、リテーナ３２はエアバッグケース２２の開
口部２４近傍にボルト２８とナット３０とで固定されて
いる。
のエアバッグケース２２の車幅方向から見た断面形状は
略Ｕ字状とされており、エアバッグケース２２には車体
後方斜め上方に向けて開口部２４が形成されている。こ
の開口部２４の内周面には、エアバッグ袋体２６の開口
縁部近傍２７が当接されており、この開口縁部近傍２７
はリテーナ３２とエアバッグケース２２とに挟持されて
いる。また、リテーナ３２はエアバッグケース２２の開
口部２４近傍にボルト２８とナット３０とで固定されて
いる。
【００１４】図１に示される如く、エアバッグ袋体２６
は、エアバッグ袋体２６の側面部を構成する２枚の側部
布４０、４１と、これらの２枚の側部布４０、４１の間
に設けられ、図３に示される如く、エアバッグ袋体２６
の上部２６Ａ、下部２６Ｂ及び乗員側部２６Ｃを構成す
る中間布４３とで構成されている。また、エアバッグ袋
体２６の展開形状は、図１に示される如く、ベンチシー
ト１４の助手席１４Ｂの前方及び中央席１４Ｃの前方へ
展開する形状とされている。
は、エアバッグ袋体２６の側面部を構成する２枚の側部
布４０、４１と、これらの２枚の側部布４０、４１の間
に設けられ、図３に示される如く、エアバッグ袋体２６
の上部２６Ａ、下部２６Ｂ及び乗員側部２６Ｃを構成す
る中間布４３とで構成されている。また、エアバッグ袋
体２６の展開形状は、図１に示される如く、ベンチシー
ト１４の助手席１４Ｂの前方及び中央席１４Ｃの前方へ
展開する形状とされている。
【００１５】図２に示される如く、エアバッグケース２
２内の底部２２Ａ近傍には、円筒状のインフレータ３４
が車幅方向に沿って固定されている。このインフレータ
３４にはガス発生物質が充填され、ガス発生物質には着
火手段が設けられている。また、エアバッグケース２２
内のインフレータ３４と開口部２４との間にはガイド３
５の枠部の上面及び下面が接着されている。
２内の底部２２Ａ近傍には、円筒状のインフレータ３４
が車幅方向に沿って固定されている。このインフレータ
３４にはガス発生物質が充填され、ガス発生物質には着
火手段が設けられている。また、エアバッグケース２２
内のインフレータ３４と開口部２４との間にはガイド３
５の枠部の上面及び下面が接着されている。
【００１６】図１に示される如く、このガイド３５はエ
アバッグケース２２内の中央席１４Ｃ側略半分に配置さ
れており、ガイド３５が設けられたエアバッグケース２
２の中央席１４Ｃ側の側壁の開口部近傍２２Ｂは、中央
席１４Ｃ側へ若干傾斜している。また、ガイド３５に
は、車体上下方向に沿った複数のウイング３５Ａが所定
間隔で車幅方向に並べられている。従って、ガイド３５
はウイング３５Ａによって、インフレータ３４から噴出
するガスの一部をベンチシート１４の助手席１４Ｂ方向
へ案内するようになっており、エアバッグケース２２の
中央席１４Ｃ側の側壁の開口部近傍２２Ｂは、このガス
の流れを阻害しないように運転席１４Ａ方向に傾斜して
いる。
アバッグケース２２内の中央席１４Ｃ側略半分に配置さ
れており、ガイド３５が設けられたエアバッグケース２
２の中央席１４Ｃ側の側壁の開口部近傍２２Ｂは、中央
席１４Ｃ側へ若干傾斜している。また、ガイド３５に
は、車体上下方向に沿った複数のウイング３５Ａが所定
間隔で車幅方向に並べられている。従って、ガイド３５
はウイング３５Ａによって、インフレータ３４から噴出
するガスの一部をベンチシート１４の助手席１４Ｂ方向
へ案内するようになっており、エアバッグケース２２の
中央席１４Ｃ側の側壁の開口部近傍２２Ｂは、このガス
の流れを阻害しないように運転席１４Ａ方向に傾斜して
いる。
【００１７】次に本実施例の作用について説明する。車
体１０が所定値以上の急減速を行った場合には図示しな
い加速度センサの作動により、インフレータ３４内のガ
ス発生物質が着火手段を介して着火されて燃焼を開始
し、燃焼して発生したガスによって、エアバッグケース
２２の開口部２４近傍に折り畳まれた状態で収納された
エアバッグ袋体２６が膨出し、インストルメントパネル
１６のエアバッグカバー部２０を破って、車室内１２に
向かって展開を開始する。
体１０が所定値以上の急減速を行った場合には図示しな
い加速度センサの作動により、インフレータ３４内のガ
ス発生物質が着火手段を介して着火されて燃焼を開始
し、燃焼して発生したガスによって、エアバッグケース
２２の開口部２４近傍に折り畳まれた状態で収納された
エアバッグ袋体２６が膨出し、インストルメントパネル
１６のエアバッグカバー部２０を破って、車室内１２に
向かって展開を開始する。
【００１８】この場合、インフレータ３４から噴出した
ガスの一部（図１の矢印Ｆ１）は、エアバッグ袋体２６
をベンチシート１４の助手席１４Ｂ方向へ向かって展開
する。これと同時に、インフレータ３４から噴出したガ
スの他の一部（図１の矢印Ｆ２）は、エアバッグケース
２２内に設けられたガイド３５のウイング３５Ａによっ
て、ベンチシート１４の中央席１４Ｃ方向へ案内され、
エアバッグ袋体２６をベンチシート１４の中央席１４Ｃ
方向へ向かって展開する。
ガスの一部（図１の矢印Ｆ１）は、エアバッグ袋体２６
をベンチシート１４の助手席１４Ｂ方向へ向かって展開
する。これと同時に、インフレータ３４から噴出したガ
スの他の一部（図１の矢印Ｆ２）は、エアバッグケース
２２内に設けられたガイド３５のウイング３５Ａによっ
て、ベンチシート１４の中央席１４Ｃ方向へ案内され、
エアバッグ袋体２６をベンチシート１４の中央席１４Ｃ
方向へ向かって展開する。
【００１９】従って、エアバッグ袋体２６をベンチシー
ト１４の助手席１４Ｂ前部と中央席１４Ｃ前部とへ同時
に展開することができる。このため、エアバッグ袋体を
助手席方向へ展開した後、中央席方向へ展開する従来構
造と比べエアバッグ袋体全体の展開完了時間が短くな
り、インフレータの起動制御等が容易になる。
ト１４の助手席１４Ｂ前部と中央席１４Ｃ前部とへ同時
に展開することができる。このため、エアバッグ袋体を
助手席方向へ展開した後、中央席方向へ展開する従来構
造と比べエアバッグ袋体全体の展開完了時間が短くな
り、インフレータの起動制御等が容易になる。
【００２０】なお、本実施例では、エアバッグケース２
２内にガイド３５を接着したが、これに代えて、ガイド
３５のウイング３５Ａをエアバッグケース２２と一体成
型しても良い。
２内にガイド３５を接着したが、これに代えて、ガイド
３５のウイング３５Ａをエアバッグケース２２と一体成
型しても良い。
【００２１】
【発明の効果】本発明はエアバッグ袋体の形状をベンチ
シートの助手席前方及び中央席前方へ展開する形状とす
ると共に、エアバッグケース内にインフレータから噴出
するガスの一部を中央席方向へ案内するガイド部材を設
けた構成としたので、エアバッグ袋体をベンチシートの
助手席前方と中央席前方とへ同時に展開することができ
るという優れた効果を有する。
シートの助手席前方及び中央席前方へ展開する形状とす
ると共に、エアバッグケース内にインフレータから噴出
するガスの一部を中央席方向へ案内するガイド部材を設
けた構成としたので、エアバッグ袋体をベンチシートの
助手席前方と中央席前方とへ同時に展開することができ
るという優れた効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のベンチシート対応型助手席
用エアバッグ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す平面
図である。
用エアバッグ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す平面
図である。
【図２】本発明の一実施例のベンチシート対応型助手席
用エアバッグ装置のエアバッグケースを示す斜視図であ
る。
用エアバッグ装置のエアバッグケースを示す斜視図であ
る。
【図３】図１の３−３線断面図である。
【図４】本発明の一実施例のベンチシート対応型助手席
用エアバッグ装置が装着された車体の車室前部を示す車
体斜め後方から見た斜視図である。
用エアバッグ装置が装着された車体の車室前部を示す車
体斜め後方から見た斜視図である。
【図５】従来例のベンチシート対応型助手席用エアバッ
グ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す車体斜め後方か
ら見た斜視図である。
グ装置のエアバッグ袋体展開状態を示す車体斜め後方か
ら見た斜視図である。
１４ ベンチシート １４Ａ 運転席 １４Ｂ 助手席 １４Ｃ 中央席 １８ エアバッグ装置 ２２ エアバッグケース ２４ 開口部 ２６ エアバッグ袋体 ３４ インフレータ ３５ ガイド ３５Ａ ウイング
Claims (1)
- 【請求項１】 運転席と助手席とこれらの間の中央席と
が一体とされたベンチシートを備えた車両の助手席前方
に装備されるベンチシート対応型助手席用エアバッグ装
置であって、前記助手席前方及び前記中央席前方へ展開
する形状とされたエアバッグ袋体と、インフレータが内
設され開口部に前記エアバッグ袋体が取付られたエアバ
ッグケースと、このエアバッグケース内に設けられイン
フレータから噴出するガスの一部を中央席方向へ案内す
るガイド部材と、を備えたことを特徴とするベンチシー
ト対応型助手席用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277443A JPH05116583A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ベンチシート対応型助手席用エアバツグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277443A JPH05116583A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ベンチシート対応型助手席用エアバツグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116583A true JPH05116583A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17583646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277443A Pending JPH05116583A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ベンチシート対応型助手席用エアバツグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05116583A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0867229A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-12 | Trw Vehicle Safety Syst Inc | エアバッグへの膨張性流体のフロー制御装置 |
| US5848803A (en) * | 1996-02-06 | 1998-12-15 | Nihon Plast Co., Ltd. | Air bag module having mid-retainer with guide fins |
| KR20140131156A (ko) * | 2013-05-03 | 2014-11-12 | 현대모비스 주식회사 | 차량의 에어백 쿠션 및 그 폴딩방법 |
| JP2015157603A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 豊田合成株式会社 | 前席用エアバッグ装置及び前席乗員保護装置 |
| JP2016040155A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 豊田合成株式会社 | 助手席用エアバッグ装置 |
| US11173867B2 (en) | 2019-02-05 | 2021-11-16 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Airbag for a passenger seat |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277443A patent/JPH05116583A/ja active Pending
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