JPH05116498A - 円切りカツター - Google Patents

円切りカツター

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Publication number
JPH05116498A
JPH05116498A JP3280986A JP28098691A JPH05116498A JP H05116498 A JPH05116498 A JP H05116498A JP 3280986 A JP3280986 A JP 3280986A JP 28098691 A JP28098691 A JP 28098691A JP H05116498 A JPH05116498 A JP H05116498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
circular
leg
cutting
legs
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280986A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙などの切断対象物について所定の円形状の
切断を簡単な動作により迅速に行うことができる円切り
カッターを得ること。 【構成】 2本の脚体12、14を基端側で開き角調整
可能に結合し、一方の脚体12先端に支点針18を取り
付け、他方の脚体14の先端部にカッター部22を取り
付けた。これにより、一方の脚体の支点針18を切断対
象物上に刺し、これを支点として他方の脚体14のカッ
ター部を切断対象物上に押し当てて円運動させることに
より、両脚体の開き角調整によって設定した半径の円形
状の切断動作を簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は円切りカッター、特に
所定範囲内で任意の半径を設定しその円状に対象物の切
断を行うことのできる円切りカッターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、円形の線沿って紙などの所定の対
象物を切断する場合、まずコンパスや円形定規などを用
いて切断対象物上に円を描き、その線に沿って鋏やカッ
ターなどを移動させ円形の切断作業を行っていた。
【0003】また、この円の大きさを種々変更調整する
場合には、コンパスの開き角を調整し、あるいは異なっ
た円形定規を用いて円を描いた後に上記切断作業を行う
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の円形の切断作業では、紙などの切断対象物上に予め
所望の半径を有する円を描く必要があった。すなわち、
コンパスの開き角を調整することによりあるいは所定の
大きさの円形用定規を用いることなどによってその作業
を行っていた。従って、円形の切断を行う場合、円を描
く作業及びその線上に沿って切断を行う作業という二段
階の作業が必要であり、その作業が煩雑であるという事
情があった。
【0005】また、切断対象物上に書かれた円形状に沿
って鋏やカッターなどを移動させることは非常に困難な
作業であり、迅速にそれを行うことができなかった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
であり、その目的は所望の半径の円形状の切断を一段階
の作業、すなわち円を描く作業と同時に行うことのでき
る円切りカッターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、基端部側で開き角調整可能
に結合された2本の脚体と、該2本の脚体の一方の脚体
の先端に脚体伸長方向外方へ突出するように設けられた
支点針と、前記2本の脚体の他方の脚体先端に脚体伸長
方向外方へ刃先が突出するように設けられたカッター、
とを備えることを特徴とするものである。
【0008】他方、請求項2に係る発明は、前記カッタ
ーは外周囲を刃先とした円形上に構成されその中心部で
前記他方の脚体先端部に回転可能に軸着されたことを特
徴とするものである。
【0009】また、上記2本の脚体は、通常はほぼ同一
長さに設定されるが、その長さ自体は特に限定されるも
のではなく種々の必要性に応じて広い範囲で設定をする
ことが好適である。
【0010】また、脚体自体の長さを可変に構成するこ
とも可能である。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明によれば、一方の脚体の支
点針を切断対象物である紙あるいは布等の上に刺し、こ
れを支点として他方の脚体側を回転させることが可能と
なる。すなわち、支点針を刺した位置を中心点とし、こ
の支点針から他方の脚体のカッターまでの間を半径とす
る円状の運動を行わせることが可能である。
【0012】従って、下方の脚体先端部のカッターの刃
先を紙などの上面に押し当て、その状態で支点針を中心
に円を描くことにより、同時にその紙などの円形状の切
断動作を行うことができる。これにより、上記2本の脚
体の開き角を任意に設定して上記円運動動作を行うこと
により円状の切断を行うことができるので、予め切断対
象物上に円を描く動作を行い、その円の線上に沿った切
断作業を行うという2段階の動作を行う必要がなくな
る。
【0013】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0014】図1はこの発明の実施例の全体構成を示す
正面図である。
【0015】図において、円切りカッター10はその全
体構成が一般のコンパスと類似する形状に構成されてい
る。すなわち、2本の脚体12及び14を基端側で開き
角調整可能に結合している。本実施例では、結合部材1
6にそれぞれ軸着することによってその結合が行われて
いる。
【0016】そして、一方の脚体12の先端部には支点
針18が取り付けられている。この支点針18は脚体1
2の伸長方向外方へ突出するように設けられ、その突出
長さが調整可能に固定されている。すなわち、ねじ部2
0の締付け調整により固定しており、このねじ20を緩
めることによってその突出長さを調整し、締め付けるこ
とによってその固定がなされるものである。
【0017】次に、他方の脚体14の先端部にはカッタ
ー22が取り付けられている。この実施例では、図2に
示したような円形カッター24が取り付けられている。
この円形カッター24はその外周囲に刃を形成し、その
中央部でピン26によって回転可能に軸着されている。
【0018】また、この実施例では、脚体12及び14
は大径部12a及び14aと小径部12b及び14bと
からそれぞれ構成され、小径部12b及び14bを大径
部12a及び14a内に挿入しあるいは引出し動作する
ことによりその長さを調整可能としている。その長さを
調整した後に締付け部28、30によって締付けその長
さを固定することができるものである。
【0019】さらに、各脚体12及び14の先端寄り部
分には関節部32及び34が設けられ屈曲可能とされて
いる。従って、脚体12及び14が所定角開かれた状態
において、切断対象物である紙などの面に対し各脚体1
2、14の先端部分を常に垂直に対向させることができ
るようになっている。
【0020】上記実施例によれば、支点針18を切断対
象物である紙などの上面に刺し、これを支点として他方
の脚体14を円運動させることができる。この時、その
先端部の円形カッター24を紙面上に所定の力で押し付
け、この円形カッター24を回転させつつ円運動するこ
とにより、脚体12及び14の開き角を調整することに
よって設定した半径の円形状の切断を行うことができ
る。
【0021】特に、回転式の円形カッター24を用いた
ことによりその円形カッター24は切断対象物上をスム
ースに円運動することが可能であり、円滑かつ正確な円
形状切断動作を行うことができる。
【0022】次に、図3(A)及び(B)はカッター部
の他の構成例を示す説明図であり、同図(A)は刃先が
所定の傾斜をもった直線状の形状とされたカッター36
を用いた例が示されており、同図(B)は刃先が半円形
状に形成されたカッター38を用いた例がそれぞれ示さ
れている。
【0023】同図(A)の直線状刃先のカッター36
は、やや厚めの紙などの切断対象物の切断に適してお
り、同図(B)の半円形状の刃先をもつカッター38は
より少ない力によって円形状の切断動作を行うことが可
能であるという特徴を有している。
【0024】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、カッター部22は、図1に示した矢印10
0方向に角度調整可能に構成することが可能であり、こ
れによって、より円形を描き安い角度にカッター部を角
度調整することが可能である。
【0025】また、各カッター24、36、38は、そ
れを交換可能とするため着脱可能な構成とすることが好
適である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の円切りカッ
ターによれば、一方の脚体側を支点として他方の脚体を
円運動させることにより同時に所定の半径の円形状の切
断を行うことが可能である。
【0027】従って、1つの動作によって円形状の切断
を行うことができるので、紙や布などの被切断物の円形
状切断をより迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示す正面図である。
【図2】実施例に用いたカッター部の構成を示す説明図
である。
【図3】(A)及び(B)はカッター部の他の構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 円切りカッター 12,14 脚体 18 支点針 22 カッター部 24 円形カッター 32,34 関節部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部側で開き角調整可能に結合された
    2本の脚体と、 該2本の脚体の一方の脚体の先端に脚体伸長方向外方へ
    突出するように設けられた支点針と、 前記2本の脚体の他方の脚体先端に脚体伸長方向外方へ
    刃先が突出するように設けられたカッター、とを備える
    ことを特徴とする円切りカッター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の円切りカッターにおい
    て、 前記カッターは外周囲を刃先とした円形上に構成されそ
    の中心部で前記他方の脚体先端部に回転可能に軸着され
    たことを特徴とする円切りカッター。
JP3280986A 1991-10-28 1991-10-28 円切りカツター Pending JPH05116498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280986A JPH05116498A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 円切りカツター

Applications Claiming Priority (1)

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JP3280986A JPH05116498A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 円切りカツター

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Publication Number Publication Date
JPH05116498A true JPH05116498A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17632667

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JP3280986A Pending JPH05116498A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 円切りカツター

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