JPH05116098A - 軟質性長尺状ワークの加工方法 - Google Patents
軟質性長尺状ワークの加工方法Info
- Publication number
- JPH05116098A JPH05116098A JP27905691A JP27905691A JPH05116098A JP H05116098 A JPH05116098 A JP H05116098A JP 27905691 A JP27905691 A JP 27905691A JP 27905691 A JP27905691 A JP 27905691A JP H05116098 A JPH05116098 A JP H05116098A
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- Japan
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- work
- mark
- tank
- marks
- extruded
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- Control Of Cutting Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押し出し加工後に経時的に変化するワークの
縮み量をリアルタイムで検出し製品の寸法精度を高め
る。 【構成】 押出機10によって押し出されたワークW
は、加硫槽11において加硫された後、引取器12を通
過して、冷却槽13によって冷却される。冷却槽13を
出たワークWは上側の駆動ローラ15とギヤ状の下側の
フリーローラ16との間に挾持されて、フリーローラ9
の下側のタンク17内に収容された蛍光塗料18がワー
クWに等ピッチでマーク19を付ける。そして、このマ
ーク19をパルスカウンタ20によって回転する一対の
ローラ21間でワークWを挾持しつつ、マークセンサ2
2で検出する。
縮み量をリアルタイムで検出し製品の寸法精度を高め
る。 【構成】 押出機10によって押し出されたワークW
は、加硫槽11において加硫された後、引取器12を通
過して、冷却槽13によって冷却される。冷却槽13を
出たワークWは上側の駆動ローラ15とギヤ状の下側の
フリーローラ16との間に挾持されて、フリーローラ9
の下側のタンク17内に収容された蛍光塗料18がワー
クWに等ピッチでマーク19を付ける。そして、このマ
ーク19をパルスカウンタ20によって回転する一対の
ローラ21間でワークWを挾持しつつ、マークセンサ2
2で検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車のウ
ェザーストリップ等の軟質性長尺状ワークの加工方法に
関するものである。
ェザーストリップ等の軟質性長尺状ワークの加工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】軟質性長尺状ワークの加工方法としては
例えば特開平3−43199号公報に示されているもの
である。
例えば特開平3−43199号公報に示されているもの
である。
【0003】これは、図7に示すように押し出し加工さ
れるワーク1の異なる面にマーキング装置2によってマ
ークを付し、これをマーキングセンサ3によって検出し
てテープ貼り機4によって両面テープを貼付し、また、
他の面のマークをマーキングセンサ5によって検出して
テープ貼り機6によって両面テープを貼付し、マーキン
グセンサ7によってマークを検出した後に孔明け機8に
よって穿孔し、切断機9によってワーク1を切断するも
のである。
れるワーク1の異なる面にマーキング装置2によってマ
ークを付し、これをマーキングセンサ3によって検出し
てテープ貼り機4によって両面テープを貼付し、また、
他の面のマークをマーキングセンサ5によって検出して
テープ貼り機6によって両面テープを貼付し、マーキン
グセンサ7によってマークを検出した後に孔明け機8に
よって穿孔し、切断機9によってワーク1を切断するも
のである。
【0004】この加工方法において、ワーク1の長さは
エンコーダによって計測し、そしてエンコーダのカウン
トが所定値になると、上記テープ貼り,穿孔,切断がな
されるようになっている。
エンコーダによって計測し、そしてエンコーダのカウン
トが所定値になると、上記テープ貼り,穿孔,切断がな
されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ワーク
1、例えばウェザーストリップ等の長尺の押し出し加工
によって形成される軟質性のワーク1は、その性質上押
し出し成形した後、縮むため、エンコーダの設定値は、
この縮み量を見込んで決定してある。
1、例えばウェザーストリップ等の長尺の押し出し加工
によって形成される軟質性のワーク1は、その性質上押
し出し成形した後、縮むため、エンコーダの設定値は、
この縮み量を見込んで決定してある。
【0006】しかし、ワーク1の断面形状によっては上
記ワーク1の縮み量にバラツキが生じてしまい、例え
ば、縮み量が小さい場合には、後工程において切断しな
ければならないという問題がある。
記ワーク1の縮み量にバラツキが生じてしまい、例え
ば、縮み量が小さい場合には、後工程において切断しな
ければならないという問題がある。
【0007】とりわけ、エンコーダによってワーク長を
計測する形式であるため、ローラ部分のスリップやワー
ク断面積の大小によるスリップ率の変化、あるいはワー
ク1が軟質性のゴムである等の点で縮み量がバラツキを
生じ易い。
計測する形式であるため、ローラ部分のスリップやワー
ク断面積の大小によるスリップ率の変化、あるいはワー
ク1が軟質性のゴムである等の点で縮み量がバラツキを
生じ易い。
【0008】そこで、この発明は、地縮み量にバラツキ
があっても所望の長さの製品を得ることができる軟質性
長尺状ワークの加工方法を提供するものである。
があっても所望の長さの製品を得ることができる軟質性
長尺状ワークの加工方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】軟質性で長尺のワークを
押し出し成形して加硫後に冷却し、その後ワーク面にワ
ークの進行方向に等ピッチで複数のマークを付し、この
マークを検出して後加工する。
押し出し成形して加硫後に冷却し、その後ワーク面にワ
ークの進行方向に等ピッチで複数のマークを付し、この
マークを検出して後加工する。
【0010】
【作用】ワークの縮み具合は、隣接するマーク間の距離
あるいは一定区間内に存在するマークの数によってリア
ルタイムで把握でき、その後の材料取り、後加工の正確
さを高める。
あるいは一定区間内に存在するマークの数によってリア
ルタイムで把握でき、その後の材料取り、後加工の正確
さを高める。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に説明
する。
する。
【0012】先ず、図1に示すように押出機10によっ
て押し出された所定断面形状のワークWは加硫槽11に
おいて加硫され、取引機12を通過して冷却槽13によ
って冷却される。
て押し出された所定断面形状のワークWは加硫槽11に
おいて加硫され、取引機12を通過して冷却槽13によ
って冷却される。
【0013】ワークWは押し出された後に時間と共に縮
む傾向にあるが、押出機10から冷却槽13までの間に
おいてどの程度の縮みがあるかは、略把握されている。
む傾向にあるが、押出機10から冷却槽13までの間に
おいてどの程度の縮みがあるかは、略把握されている。
【0014】そして、ワークWは冷却槽13の後に転写
ローラ14によって引き込まれる。
ローラ14によって引き込まれる。
【0015】転写ローラ14では、図2に示すように駆
動ローラ15と下側のギヤ状のフリーローラ16との間
に挾持されたワークWが後工程で引き出されるのである
が、フリーローラ16の下方に配置されたタンク17内
に水溶性の蛍光塗料18が収容されていて、この蛍光塗
料18がフリーローラ16の山部16aに付着し、ワー
クWの下面に、ワークWの進行方向に等ピッチで複数の
線状のマーク19が付される。
動ローラ15と下側のギヤ状のフリーローラ16との間
に挾持されたワークWが後工程で引き出されるのである
が、フリーローラ16の下方に配置されたタンク17内
に水溶性の蛍光塗料18が収容されていて、この蛍光塗
料18がフリーローラ16の山部16aに付着し、ワー
クWの下面に、ワークWの進行方向に等ピッチで複数の
線状のマーク19が付される。
【0016】このようにして、図3に示すようにマーク
19が付されたワークWは図4に示すようにパルスカウ
ンタ20によって回る一対のローラ21に挾持されて後
方へ送られながら、ワークW上に指向されたマークセン
サ22によってそのマーク19を検出される。
19が付されたワークWは図4に示すようにパルスカウ
ンタ20によって回る一対のローラ21に挾持されて後
方へ送られながら、ワークW上に指向されたマークセン
サ22によってそのマーク19を検出される。
【0017】これによって検出されたマーク19は図5
に示すように基準長さLにどれだけの本数があるかで適
正値と比較され、例えば、図5中(A)においては図5
中(B)よりもマーク19の数が少なく、したがって縮
み量が少ないことを表している。
に示すように基準長さLにどれだけの本数があるかで適
正値と比較され、例えば、図5中(A)においては図5
中(B)よりもマーク19の数が少なく、したがって縮
み量が少ないことを表している。
【0018】このように、押し出し初期からパルスカウ
ンタ20の位置に至るまでのワークWの通常の縮み量に
対してどの程度の誤差があるかを判断できるため、後加
工において切断すべきワークWの長さ、あるいは各種の
寸法等が決定できるのである。
ンタ20の位置に至るまでのワークWの通常の縮み量に
対してどの程度の誤差があるかを判断できるため、後加
工において切断すべきワークWの長さ、あるいは各種の
寸法等が決定できるのである。
【0019】したがって、パルスカウンタ20によって
得られた測定結果によってリアルタイムに縮み量の誤差
を測定することができるため、縮み量が大きいときに
は、ワークWのマーク19を多めに取って修正し、ワー
クWを切断する等によりワークWの縮み量のバラツキに
対して自由に対応することができる。
得られた測定結果によってリアルタイムに縮み量の誤差
を測定することができるため、縮み量が大きいときに
は、ワークWのマーク19を多めに取って修正し、ワー
クWを切断する等によりワークWの縮み量のバラツキに
対して自由に対応することができる。
【0020】尚、この発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、例えば、ワークWに付されるマーク19は
図6に示すように部分的に太さを大きくしたり、破線状
にしたものを用いるようにしても良い。
のではなく、例えば、ワークWに付されるマーク19は
図6に示すように部分的に太さを大きくしたり、破線状
にしたものを用いるようにしても良い。
【0021】そして、転写ローラ14に用いられる溶剤
は読み取りができ、容易に消えなければどのようなもの
でも良く、また、マークセンサ22は、赤外線タイプ等
種々のタイプを用いることができる。
は読み取りができ、容易に消えなければどのようなもの
でも良く、また、マークセンサ22は、赤外線タイプ等
種々のタイプを用いることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、ワークの縮み量をリアルタイムで確認することがで
きるため、この結果に基づいて後加工においてワークを
切断したり、孔加工する場合に、縮んだ後のワーク寸法
を正確に把握することができるという効果がある。
ば、ワークの縮み量をリアルタイムで確認することがで
きるため、この結果に基づいて後加工においてワークを
切断したり、孔加工する場合に、縮んだ後のワーク寸法
を正確に把握することができるという効果がある。
【図1】この発明の実施例の工程図。
【図2】同転写部の斜視図。
【図3】同マークを付したワークの斜視図。
【図4】同検出部分の斜視図。
【図5】同ワークのマーク部分の比較説明図。
【図6】他の実施例のワークの斜視図。
【図7】従来技術の工程図。
19…マーク、W…ワーク。
Claims (1)
- 【請求項1】 軟質性で長尺のワークを押し出し成形し
て加硫後に冷却し、その後ワーク面にワークの進行方向
に等ピッチで複数のマークを付し、このマークを検出し
て後加工することを特徴とする軟質性長尺状ワークの加
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279056A JPH08395B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 軟質性長尺状ワークの加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279056A JPH08395B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 軟質性長尺状ワークの加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05116098A true JPH05116098A (ja) | 1993-05-14 |
JPH08395B2 JPH08395B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17605789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279056A Expired - Lifetime JPH08395B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 軟質性長尺状ワークの加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08395B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082820A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | General Electric Co <Ge> | シュラウド・ブロックを機械加工するための方法および装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121886A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-25 | ||
JPH0343199A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 軟質長尺状ワークの加工方法 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279056A patent/JPH08395B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121886A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-25 | ||
JPH0343199A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 軟質長尺状ワークの加工方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082820A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | General Electric Co <Ge> | シュラウド・ブロックを機械加工するための方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08395B2 (ja) | 1996-01-10 |
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