JPH0511514Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0511514Y2
JPH0511514Y2 JP14219788U JP14219788U JPH0511514Y2 JP H0511514 Y2 JPH0511514 Y2 JP H0511514Y2 JP 14219788 U JP14219788 U JP 14219788U JP 14219788 U JP14219788 U JP 14219788U JP H0511514 Y2 JPH0511514 Y2 JP H0511514Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
watch
portable
portable watch
magnifying glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14219788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0263490U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14219788U priority Critical patent/JPH0511514Y2/ja
Publication of JPH0263490U publication Critical patent/JPH0263490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0511514Y2 publication Critical patent/JPH0511514Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はレンズを取り付けた携帯時計に関す
るものである。
【従来の技術】
従来より、レンズを取り付けた携帯時計は種々
考案されている。たとえば (イ) 携帯時計に凸レンズを着脱自在に嵌挿したも
の(実開昭53−108968号公報等) (ロ) 回動可能な接合部によつて拡大鏡をとりつけ
たもの(実願昭62−53973号実開昭63−161386
号)公報等) (ハ) 時計ガラス面が凸レンズである(実開昭56−
51095号公報等) 等に示される技術があつた。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこれらの技術の(イ)では取
り外した凸レンズを紛失することがある。 また着脱機構によつては通常の使用中に凸レン
ズが外れる恐れがある。 あるいは構造が複雑となり故障を招く等の問題
がある。 従来の(ロ)では、紛失の問題は解決されている
が、接合部を有する為、使用中にレンズに外力が
加わつた場合等に接合部を破損あるいは故障させ
る恐れがある。 従来の(ハ)では、上記(イ)、(ロ)に生ずる問題は無い
が、時計の凸レンズは文字板を拡大し、指針を見
やすくする事が主な目的であり、文字板以外に拡
大して見たい対象物がある場合、凸レンズが取り
外せないため不可能である。 また、従来の(イ)、(ロ)、(ハ)共に構造が厚くなり、
重くなり携帯に不利等、種々の問題あつた。 この考案は、上記のような欠点を除いて、拡大
鏡機能を持たせながら、単純な構造で信頼性を高
め、更に軽量、薄型性をもたせた。 更に、コンタクトレンズ等の眼鏡使用者の一時
的使用に便利な、眼鏡機能を持たせることができ
る実用性の高い、レンズ付き携帯時計を得ること
を目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために、本考案のレンズ
付き携帯時計は、レンズ部と時計を一体構造と
し、レンズ部表面及び裏面の、一部または全部
は、それぞれ時計表面及び裏面の、一部または全
部を兼ねる構造とした。 また、レンズ部上に表示部を配する事によりレ
ンズ部の面積を大きく取る事ができる。 更に、眼鏡機能を持たせる為には、レンズ部に
眼鏡レンズを用い、また2個の本体を人の両眼間
隔に配した構造とすることもできる。
【作用】
上記のように構成されたレンズ付き携帯時計は
拡大鏡あるいは眼鏡レンズが剥き出しの状態であ
るので、これを使用するには、本体を対象物また
は目に当てることにより、拡大鏡あるいは眼鏡機
能を得ることができる。
【実施例】
次に図面を参照して本考案を説明する。第1図
は本考案の第1の実施例を示す外観図である。 時計枠1はレンズ部2を保持しており、電子回
路部3はレンズ部2の付近に置かれ、計時動作及
び表示素子4を作動させる。 電子回路部3に照明装置(図示せず)を組み込
めば、表示だけでなく、被対象物をも照明するこ
とができる。 表示素子4はレンズ部2を使用するときに、ス
イツチ5の操作で、表示を消す事により視野の阻
害にならない。 また、レンズ部2は複数のレンズ、保護ガラス
で構成しても良い(図示せず)。 表示素子4は液晶、エレクトロクロミツク素子
等、不作動時に透明に近い状態になる素子であ
り、作動時にレンズ部2上に表示として表れれば
良い。 また表面、内部、裏面のいずれに配しても良い
(図示せず)。 第2図は第1図の部分側断面図であり、レンズ
部2の表面及び裏面が時計7の表面及び裏面を兼
ねていることを表している。 また、時計バンド6が、視野の阻害となるとき
は、時計バンド6と時計枠1の接続を回転あるい
は着脱可能な接続部(図示せず)としても良い。 レンズ部2を眼鏡レンズとすれば、単眼鏡とな
り、レンズ部2を拡大鏡とすれば、携帯拡大鏡と
なる。 第3図は第2の実施例であり、拡大鏡と眼鏡レ
ンズの両方を備えた本考案に係るレンズ付き携帯
時計の外観図である。 この図は、表示部8をレンズ部2外に配してい
る例を表している。 また時計枠1内に、拡大鏡9と眼鏡レンズ10
を備えており、用途に応じて使い分けられるよう
にしたものである。 尚、眼鏡レンズあるいは拡大鏡のみを複数用い
ても良い。 第4図は第3の実施例であり、本体を人の両眼
間隔に配した、本考案に係るレンズ付き携帯時計
の正面図である。 2つの本体11に眼鏡レンズ10を備え、時計
バンド6によつて結合間隔を人の両眼間隔(5〜
9センチ程度)にすることにより、両目での使用
が可能となる。 また、くびれ部12を設ければ、時計バンド6
の鼻への接触が自然になる。 レンズの組み合わせによつては、本体11を重
ねて使うことにより、高倍率拡大鏡あるいは望遠
鏡としての使用も可能である(図示せず)。 第5図は第1の実施例の変形であり、レンズを
交換可能とした、本考案に係るレンズ付き携帯時
計の分解説明図である。 通常、時計枠側部13は止具14で固定されて
いる。 必要により時計枠側部13をはずし、レンズ1
5を交換できるようにしたものである。 表示素子4は保護ガラス16に配されている。
第6図は第5図の部分側断面図である。 尚、本考案はこれらに限定せず、例えば、時計
枠を用いず、レンズ部に直接時計ベルトを接続す
る。アナログ式時計と組み合わせる。 レンズ部に着色する。非球面レンズまたはプラ
スチツクレンズ、フルネルレンズ、平面レンズを
用いる、宝石を用いる。 表面と裏面のレンズ部面積に相異を持たせる。 レンズ部に空気層を入れ、水中での使用を改善
する。等、本考案の趣旨を脱せぬ範囲に於いて幾
多の実施例を持ち得るものとする。
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、以下に述
べる効果がある。 本体とレンズ部が一体であることによりレンズ
部の紛失、接続部の破損や故障の恐れがない。 本体とレンズ部の厚さを等しくできる為、本体
を薄型、軽量にできる。 レンズ部上に表示素子を配することにより、レ
ンズ部の面積を大きく取れる。 レンズ部に拡大鏡を用い拡大鏡にできる。 レンズ部に眼鏡レンズを用い単眼鏡にできる。 レンズ部に複数のレンズを用い、拡大鏡と眼鏡
の両機能を持たせることができる。 2個の本体を両眼間隔に配し、眼鏡として使用
できる。 レンズ枠を外し、レンズを交換できる。 第一の実施例によれば、表示部をレンズ部使用
時に消すことにより、表示部が視野の阻害となら
ない。また、レンズ部のみならず、表示部の面積
も大きく見易いものにできる。 また、照明装置で表示部だけでなく、非対象物
も照明することができる。 時計バンドと本体の接続部が回転あるいは着脱
できるため、時計バンドが視野の阻害にならな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す外観図、
第2図は第1図の部分側断面図、第3図は第2の
実施例である拡大鏡て眼鏡レンズの両方を備えた
本考案に係るレンズ付き携帯時計の外観図。第4
図は第3の実施例である本体を人の両眼間隔に配
した本考案に係るレンズ付き携帯時計の正面図、
第5図は第1の実施例の変形であるレンズを交換
可能とした本考案に係るレンズ付き携帯時計の分
解説明図、第6図は第5図の部分側断面図であ
る。 1……時計枠、2……レンズ部、3……電子回
路部、4……表示素子、5……スイツチ、6……
時計バンド、7……本体、8……表示素子、9…
…拡大鏡、10……眼鏡レンズ、11……本体、
12……くびれ部、13……時計枠側部、14…
…止具、15……レンズ、16……保護ガラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 レンズを取り付けた携帯時計に於いて、レン
    ズ部と時計が一体であり、レンズ部の表面及び
    裏面の、一部または全部はそれぞれ時計本体の
    表面及び裏面の、一部または全部を兼ねる事を
    特徴としたレンズ付き携帯時計。 2 レンズ部上に表示素子を配した請求項1記載
    のレンズ付き携帯時計。 3 レンズ部は眼鏡レンズである請求項1又は2
    記載のレンズ付き携帯時計。 4 レンズ部は拡大鏡である請求項1又は2記載
    のレンズ付き携帯時計。 5 レンズ部は、複数の拡大鏡または眼鏡レンズ
    の、平面上に隣接した組み合わせである請求項
    1又は2記載のレンズ付き携帯時計。 6 2個の本体を人の両眼間隔に配して成る請求
    項1,2,3又は5記載のレンズ付き携帯時
    計。 7 複数のレンズ枠部品と止具により構成された
    レンズ枠を備えた、請求項1から6の、いづれ
    か1項記載のレンズ付き携帯時計。
JP14219788U 1988-10-31 1988-10-31 Expired - Lifetime JPH0511514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14219788U JPH0511514Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14219788U JPH0511514Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0263490U JPH0263490U (ja) 1990-05-11
JPH0511514Y2 true JPH0511514Y2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=31407940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14219788U Expired - Lifetime JPH0511514Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511514Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0263490U (ja) 1990-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7048370B2 (en) Magnetic mount eyeglasses display system
US5455640A (en) Eye glass systems with integral time/temperature components
JPS6057314A (ja) 夜間可視装置
CN102346304A (zh) 图像显示装置
US5883860A (en) Timekeeping and magnifying device
AU1873801A (en) Binocular display device
JPH07209600A (ja) 情報表示装置
JPH0511514Y2 (ja)
JP3188129B2 (ja) 眼鏡体におけるレンズ部への視力矯正用レンズ取付方法
JPH0422920A (ja) 映像表示装置
US9946227B2 (en) Reflective devices, methods and uses therefor
JP2006133376A (ja) 眼鏡型画像表示装置
JP4068952B2 (ja) 携帯時計に併設する眼鏡
US6502936B2 (en) Vision facilitation apparatus and method
GB2126369A (en) Timing device
US5208617A (en) Sunglasses having reversible watch
JPH0734431U (ja) 視力補正用眼鏡レンズ
JPS5925234Y2 (ja) 腕時計取付け構造
JPH05244539A (ja) メガネ型ディスプレイ
JP3041203U (ja) 軟質合成樹脂製の度付補助レンズ
CN2151475Y (zh) 凸平变换保睛眼镜
JPS5857081B2 (ja) 眼鏡用時計装置
JPS63100718U (ja)
JP3055143U (ja) 拡大鏡が装着できる腕時計ケース
JPH01265223A (ja) 時刻表示機能付き眼鏡