JPH0511511Y2 - - Google Patents

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JPH0511511Y2
JPH0511511Y2 JP8192187U JP8192187U JPH0511511Y2 JP H0511511 Y2 JPH0511511 Y2 JP H0511511Y2 JP 8192187 U JP8192187 U JP 8192187U JP 8192187 U JP8192187 U JP 8192187U JP H0511511 Y2 JPH0511511 Y2 JP H0511511Y2
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bed
top plate
imaging
patient
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、核医学イメージングにおける患者
保持のためのベツドに関する。
〔従来の技術〕
核医学診断法は、半減期の短いRI(放射性同位
元素)を利用して生体の生理学的機能や生化学的
物質代謝の機能を測定する診断法である。
即ち、RIで標識された化合物を患者に投与す
ると化合物はその科学的性質に従つて特定の臓器
に取り込まれr線を放出するのでこのr線を体外
で検出器によつて患者体内のRI分布状態を検出
したり、断層面の内の各方向における核種の濃度
を求めX線CTと同様に計算機によつて画像処理
して断層面内のRI分布像を得ることにより、生
理学的機能等を診断するものである。
このような診断法においては患者を寝かせた状
態で保持するための特定のベツドが使用されるが
このようなベツドには二種類ある。即ち、第8図
に示すように検出器(図示せず)によつて全身に
わたつて検出するための全身ベツドと、第9図に
示すように上半身だけを検出するためのECTベ
ツドである。前記全身ベツドも前記ECTベツド
も検出器は患者の上側から検出するだけでなくベ
ツドの下側に検出器を回り込ませて移動させ検出
するような構造になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記するように、従来核医学診断法においては
全身ベツドとECTベツドとの二種類のベツドを
用意する必要があつたが、全身ベツドもECTベ
ツドも同じベツドでありながら次のように相反す
る形状である。
天板の形状は、全身ベツドでは全体的に広い
がECTベツドでは患者の頭の部分が細くなつて
いる。足部の形状は、全身ベツドでは天板のほ
ぼ四隅に足があるか片持ちとなつているがECT
ベツドでは中心部と端に足がある。
従来はこのような二種類のベツドを共用するこ
とは困難であつた。この考案はかかる問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところ
は全身イメージングでもECTイメージングでも
同じベツドで共用することの出来るベツドを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 即ち、この考案は上記する問題点を解決するた
めに、核医学イメージングにおける患者保持のた
めのベツドが、天板と、この天板を支承し一方が
前記天板の一端に固定され且つ相対的に移動可能
な一対の脚部とより成り、前記脚部の相対移動に
より、前記天板を両持支持と片持支持できるよう
にしたことを特徴とする。
〔作用〕
一方の脚部を、患者の頭部の方向へ天板側面を
摺動させて移動させ、他方の脚部を患者の足先の
方向へ移動させれば、全身イメージング用ベツド
となる。また、前記一方の脚部を患者の足先の方
向へ天板側面を摺動させて移動させるか、又は前
記他方の脚部を患者の頭部の方向へ移動させると
ECTイメージング用ベツドとなる。従つてこの
考案にかかる一つのベツドで全身イメージングと
ECTイメージングとの兼用が可能となる。
〔実施例〕
以下この考案の具体的実施例について図面を参
照して説明する。
第1図はこの考案にかかるベツドの概略図であ
つて全身イメージングの場合の状態を示す。そし
て1は側面図、2は正面図、3は平面図である。
1は患者Pを載せる天板、2は患者Pの腕を載せ
る一方の脚部の腕置部(以下、腕置部とする)、
3は相対移動する脚部のうちの一方の脚部(以
下、脚部とする)であり3Aと3Bと3Cの3本
の脚を持つ。4は前記相対移動する脚部のうちの
他方の脚部(以下、端脚部とする)でありQ矢視
方向から見た場合コの字形となつている。また、
第3図はこの考案にかかるベツドの全身イメージ
ングの場合の斜視図を示すが、このように検出器
(図示せず)は天板1の下に移動させてスキヤン
することが出来る。尚、この全身イメージングの
場合、腕置部2は全身イメージの視野内に入るの
でこの腕置部2と天板1とは同じ素材を使用し吸
収係数を等しくする。尚、この考案の実施例図で
は脚部3と腕置部2とは別個としてあるが一体物
として製作しても良い。
また第6図に示すように天板1と腕置部2との
摺動面5は斜め方向に直線的に接触させるような
形状としてある。これは第7図のように段を設け
た摺動面とすればr線が散乱しやすくなるためそ
れを避けるためである。
次に、第2図はECTイメージングとして使用
する場合のこの考案にかかるベツドの平面図であ
る。このように全身イメージングからECTイメ
ージングとして使用する場合は、脚部3を腕置部
2と共に患者Pの足先の方向へ天板1の側面を摺
動させて移動させ、突き出た天板1に患者Pの頭
部と胸部が載るような状態とする。また、第4図
はこのECTイメージングとして使用する場合の
斜視図である。こうすれば検出器(図示せず)は
天板の下側に回り込むように移動させスキヤンす
ることが可能になる。このように脚部3を腕置部
2と共に患者Pの足先の方向へ移動させる方法は
患者の症状が重い場合に一々起き上がる必要がな
いので便利である。しかし患者の症状が軽い場合
は起き上がり、寝る方向を180度変えるようにし
ても良い。このような場合、第5図の斜視図に示
すように脚部3を固定し端脚部4が天板1の側面
を移動出来るようにしても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案は、核医学イメー
ジングにおける患者保持のためのベツドを、全身
イメージングとECTイメージングとの兼用が可
能とすることを特徴としたので全身及びECTの
両イメージを撮る時患者をベツドからベツドへと
移す必要が無くなる。またスペース的にコンパク
トな構造とすることが出来るし、製造コストも低
く押さえることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるベツドの概略図であ
つて全身イメージングの場合の状態を示す図であ
り1は側面図、2は正面図、3は平面図である。
第2図はECTイメージングとする場合の平面図
である。第3図はこの考案にかかるベツドの全身
イメージングの場合の斜視図であり、第4図は
ECTイメージングとする場合の斜視図である。
また第5図もECTイメージングとする場合の斜
視図である。第6図及び第7図は天板と腕置部と
の摺動面の接触構造図例である。第8図は従来の
全身イメージング用ベツドの側面図1と正面図2
であり、第9図は従来のECTイメージング用ベ
ツドの側面図1と背面図2である。 1……天板、2……腕置部、3……脚部、4…
…端脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板と、この天板を支承し一方が前記天板の一
    端に固定され且つ相対的に移動可能な一対の脚部
    とより成り、前記脚部の相対移動により、前記天
    板を両持支持と片持支持できるようにしたことを
    特徴とする全身・ECT兼用ベツド。
JP8192187U 1987-05-28 1987-05-28 Expired - Lifetime JPH0511511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192187U JPH0511511Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192187U JPH0511511Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188588U JPS63188588U (ja) 1988-12-02
JPH0511511Y2 true JPH0511511Y2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=30934101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8192187U Expired - Lifetime JPH0511511Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP (1) JPH0511511Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188588U (ja) 1988-12-02

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