JPH095443A - 核医学診断装置 - Google Patents

核医学診断装置

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JPH095443A
JPH095443A JP15726695A JP15726695A JPH095443A JP H095443 A JPH095443 A JP H095443A JP 15726695 A JP15726695 A JP 15726695A JP 15726695 A JP15726695 A JP 15726695A JP H095443 A JPH095443 A JP H095443A
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JP
Japan
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detector
radiation source
nuclear medicine
gamma ray
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JP15726695A
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Takashi Ichihara
隆 市原
Koji Kawahara
浩治 川原
Nobuatsu Motomura
信篤 本村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B6/03Computed tomography [CT]
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来用いてきた線源を改良し、高解像度のガ
ンマ線吸収係数分布像を得ることが可能な核医学診断装
置を提供すること。 【構成】 本発明は、核医学診断の際に行う被検体のガ
ンマ線吸収補正のため、ガンマ線を発生するガンマ線源
と、ガンマ線を検出する検出器が被検体近傍に設けられ
た核医学診断装置において、このガンマ線源を線線源と
し、被検体の体軸を横断する方向に設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】放射性同位元素(RI:radioiso
tope)で標識された薬剤を生体内に投与し、RIの分布
を体外に設けた検出器により測定し、その分布像を二次
元的にまたは三次元的に描写する機能を持つ核医学診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】RIで標識された薬剤を生体内に投与す
ると、その薬剤の性質によって定まる特定の生体組織に
集中する性質がある。核医学診断装置は、この生体組織
に集中したRIから放射されるガンマ線を、被検体外に
設けた検出器で一定時間測定することによって、生体組
織の形状や機能、病巣の有無、代謝機能等の診断を行っ
ている。
【0003】核医学診断の中には、ECT(emission c
omputed tomograph )と呼ばれる被検体内のRI分布を
断層像として見る方法がある。被検体内にRIで標識さ
れた薬剤を投与後、検出器を被検体の周りに回転させ、
RIから放射され被検体内を透過して体表から放出され
るガンマ線を多方向から検出する。得られた多方向の検
出値からフーリエ変換法、フィルタ補正逆投影法、重畳
積分法等の再構成手法を用いて断層像が求められる。E
CTで求めるのは被検体内のRI分布であるから、検出
器に到達するまでに被検体内で吸収されるガンマ線量を
補正しなければならない。このため、被検体外に設けた
ガンマ線源から被検体に対してガンマ線を照射して吸収
係数分布を求め、前記断層像の吸収補正をするのに用い
ている。従来装置について図7、図8を参照しながら説
明する。図7は面線源を用いた場合の線源と被検体と検
出器の関係を示す図、図8は線線源を用いた場合の被検
体と検出器の関係を示す図である。面線源9または線線
源2と検出器3は、いずれの場合も寝台に載置される被
検体1の近傍に設けられている。従来の装置では、この
ガンマ線源として図7に示すような面線源9、あるいは
図8に示すような体軸に平行な位置に設けた1本の直線
状の線線源2が用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】線源に面線源を用いる
場合は、線源が広がりをもつため、散乱成分等の検出器
の斜め方向へ照射されるガンマ線量が増える。検出器の
斜め方向のガンマ線を除去し、垂直方向のガンマ線を検
出するために、検出器のガンマ線入射口にはコリメータ
が設けられているが、斜め方向のガンマ線を完全に除去
することは困難である。このため、得られる画像の解像
度が低下してしまうという問題があった。また面線源に
は、被検体の診断部位を覆う程度の大きさで、内部にR
I溶液を均一に入れることができる真っ平らな平面であ
ることが要求される。このため、内部に入れるRI溶液
の重さなどでたわまないような強度が必要であり、金属
やガラスが用いられていた。しかし、金属やガラスを用
いて均一な面線源を得るよう構成すると、この面線源が
大型化したり、重量がかさむという問題のほか、この面
線源を真っ平らな平面に形成するのが困難であった。
【0005】被検体の体軸方向に設けた直線状の線線源
を用いる場合は、検出器の斜め方向のガンマ線量は少な
いが、照射できる範囲が小さく、被検体の体軸に垂直な
横断面を得るために必要な視野を確保するのが困難であ
った。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するため、従
来用いてきた線源を改良し、高解像度のガンマ線吸収係
数分布像を得ることが可能な核医学診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明では、核医学診断の際に行う
被検体のガンマ線吸収補正のため、ガンマ線を発生する
ガンマ線源と、ガンマ線を検出する検出器が被検体近傍
に設けられた核医学診断装置において、このガンマ線源
を線線源とし、被検体の体軸を横断する方向に設ける。
【0008】請求項2記載の本発明では、被検体の体軸
を横断する方向に前記ガンマ線の線線源を複数本設け
る。請求項3記載の本発明では、前記複数本設けるガン
マ線の線線源の間隔を前記検出器から得られるガンマ線
検出波の半値幅とする。
【0009】請求項4記載の本発明では、被検体の体軸
を横断する方向に設けた前記ガンマ線の線線源を、体軸
方向に移動させて用いる。請求項5記載の本発明では、
前記線線源の体軸方向への移動間隔を、前記検出器から
得られるガンマ線検出波の半値幅とする。
【0010】請求項6記載の本発明では、前記ガンマ線
の線線源の形状を直線状とする。請求項7記載の本発明
では、前記ガンマ線の線線源の形状を被検体の体表に沿
ったものとする。
【0011】請求項8記載の本発明では、前記ガンマ線
の線源を被検体の体軸を中心に巻かれたチューブの中を
移動可能に設ける。請求項9記載の本発明では、核医学
診断の際に行う被検体のガンマ線吸収補正のため、ガン
マ線を発生するガンマ線源と、ガンマ線を検出する検出
器が被検体近傍にくるよう設けることのできる核医学診
断装置において、このガンマ線源を線線源とし、この線
線源が被検体を覆うように平面上に任意の間隔で並べ
る。請求項10記載の本発明では、前記ガンマ線の線線
源が線源取り付け台に設けられた溝を利用して配置され
る。
【0012】
【作用】上述の如く構成することにより、被検体を視野
内に容易に納めることができ、高解像度のガンマ線吸収
係数分布像を得ることができる。また、線線源により平
板状の線源を構成すれば、散乱成分が少なく、面線源と
同等な広い視野を得ることができ、小形・軽量化するこ
とができるため、脱着を容易に行うことができる。さら
に、線源の強度を変えることもできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1に本発明の第一実施例を示す。
(a)は被検体の上側から見た図であり、(b)は被検
体の体軸を横断する面を示した図である。第一実施例で
は、被検体1の体軸を横断する方向にガンマ線を発生す
る直線状の線線源2を平行に3本設け、この線線源2と
被検体1を挟んだ対向する位置に検出器2を設けてい
る。この3本の線線源2は、それぞれの線線源2から発
生され、検出器3で検出されるガンマ線の検出波の半値
幅分の間隔で平行に配置される。この線線源2および検
出器3は被検体1を中心に回転でき、体軸方向にも移動
できるように設けられている。
【0014】以下、上述した構成を有する本発明の第一
実施例の作用について説明する。被検体を核医学診断装
置の図示しない寝台に固定し、線線源2および検出器3
を診断部位の臓器等の近傍に配置させる。線線源2から
ガンマ線を被検体1に向けて照射し、被検体1を透過し
たガンマ線量を検出器3で検出し、図示しない記憶装置
に保存する。線線源2および検出器3を被検体1を中心
に任意の微小角だけ回転させ、同様の操作を行う。これ
を回転角が180度または360度になるまで繰り返し
行う。この操作によって、ECTに必要な3スライス分
のガンマ線透過像データが同時に得られる。4スライス
目以降のガンマ線透過像データを得るときは、線線源1
および検出器3を3スライス目のガンマ線透過像データ
を検出したときの検出器3の位置から体軸方向に検出波
の半値幅分だけ離れた位置に、1スライス目のガンマ線
透過像データを検出したときの検出器3がくるように移
動させ、同様の操作を行う。所望のスライス分のガンマ
線透過像データを取得後、被検体内のガンマ線吸収係数
分布を求める。次に、被検体に診断部位の臓器等に適し
たRIで標識された薬剤を投与する。薬剤がその性質か
ら定まる被検体1の診断部位の臓器等に集中させる。診
断部位の臓器等に集中したRIから放射されるガンマ線
量を検出器3を被検体1の周りを回転させながら一定時
間測定する。この検出結果から診断部位の断層像を再構
成し、求めた診断部位の吸収係数分布を用いて補正を行
う。この補正後の断層像が、診断部位のRI分布を示す
ECT画像である。
【0015】以上述べたように、本発明の第一実施例に
よれば、被検体の体軸を横断する方向に線線源を設ける
ため、視野内に被検体を容易に納めることができ、精度
の良い被検体の吸収係数分布像が得られる。また、この
線線源は検出波の半値幅分の間隔で3本設けられるた
め、1回の測定で3スライス分のデータを同時に求める
ことができる。また、線線源の体軸方向への移動間隔を
検出波の半値幅分としているため、線源の移動距離を短
くすることができる。
【0016】以下、本発明の第二実施例について図2を
参照しながら説明する。(a)は被検体を上側から見た
図であり、(b)は被検体の体軸を横断する面を示した
断面図である。第二実施例は、第一実施例における線線
源2の形状を直線状から被検体の体表に沿うような形状
にしたものである。この第二実施例の作用は第一実施例
と同様である。第一実施例では、直線状の線線源2を用
いたが、核医学診断装置の中には、データを短時間に取
得するために、図9に示すような検出器3が被検体1を
取り囲むように設置されているものがある。被検体のガ
ンマ線吸収係数分布を求める際、線線源2と検出器3と
の位置関係は固定した状態で回転させるが、第一実施例
のように直線状になっていると、線線源と検出器が干渉
するおそれがある。第二実施例のように、線線源を被検
体の体表に沿うような形状にすれば、この問題を解決す
ることができる。
【0017】以下、本発明の第三実施例について図3、
図4を参照しながら説明する。図3(a)は被検体を上
側から見た図であり、図3(b)は線源部分の斜視図で
ある。図4はブロック図である。第三実施例では、被検
体1の周りに螺旋状に巻いたチューブ4を線源として用
いる。この螺旋状チューブ4の中には、ガンマ線を照射
させるためのRI溶液7が球状の容器に入れられ、チュ
ーブ4の端部には圧縮空気を送り込むためのポンプ6が
接続される。このRI溶液7から照射されるガンマ線量
を検出するための検出器3は、駆動回路8により被検体
を中心に回転可能に設けられる。RI溶液7の入った球
状容器の移動と検出器3は、同期して回転するようにコ
ントローラ5により制御される。
【0018】以下、上述した構成を有する本発明の第三
実施例の作用について説明する。被検体を核医学診断装
置の寝台に固定し、螺旋状チューブ4および検出器3を
診断部位の臓器等の近傍に配置させる。コントローラ5
から信号を受け、ポンプ6は螺旋状チューブ4の一端か
ら圧縮空気を送り込み、RI溶液7の入った球状容器を
螺旋状に回転させる。一方、コントローラ5から信号を
受け、駆動回路8は、RI溶液7の螺旋状の回転と同期
して、検出器3を螺旋状に回転させることにより、被検
体1のガンマ線透過像データを得る。所望のスライス分
のガンマ線透過像データを取得後、被検体内のガンマ線
吸収係数分布を求める。次に、被検体に診断部位の臓器
等に適したRIで標識された薬剤を投与する。薬剤がそ
の性質から定まる被検体1の診断部位の臓器等に集中さ
せ、診断部位の近傍に検出器3を配置させる。診断部位
の臓器等に集中したRIから放射されるガンマ線量を検
出器3を被検体1の周りを回転させながら一定時間測定
する。この検出結果から診断部位の断層像を再構成し、
求めた診断部位の吸収係数分布を用いて補正を行う。こ
の補正後の断層像が、診断部位のRI分布を示すECT
画像である。
【0019】以上述べたように、本発明の第三実施例に
よれば、被検体1の周りに巻いた螺旋状のチューブ4に
RI溶液の入った球状容器を送り、これを線源とするた
め、短時間に被検体1のガンマ線透過像データが得られ
る。また、検出器の斜め方向からガンマ線の影響を受け
にくく、視野内に被検体を容易に納めることができる。
上記第一実施例、第二実施例では線線源を3本設けた
が、これに限定されない。被検体の体軸を横断する方向
に設けられ、体軸方向に検出器から得られる検出波の半
値幅分だけ移動できるように設けられていればよい。ま
た、以上の実施例では半値幅を線線源の間隔の目安とし
ているが、これに限定されるものではない。線線源は体
軸方向に任意に移動するよう構成してもよい。
【0020】上記第三実施例では被検体の周りに巻かれ
た螺旋状チューブに、RI溶液を入れた球状容器を圧縮
空気により、被検体の周りを回転させるよう構成した
が、これに限定されない。圧縮空気の代わりに、水やオ
イル等の液体を用いてもよい。このようにすれば、より
正確に指定した位置にRI溶液を入れた球状容器を移動
させやすくなる。
【0021】以下、本発明の第四実施例について図5、
図6を参照しながら説明する。図5(a)は線源の斜視
図であり、図5(b)、(c)はこの線源のA−Bにお
ける断面図である。図6はこの線源の脱着方法の実施例
を示す図であり、図示しない放射線検出器と対向する位
置に設けられる。第四実施例では、1本の線線源2を複
数回折り曲げ、平板である線源取り付け台9の上に配置
する。この線線源2は、折り曲げることができるテフロ
ンチューブ等を用い、チューブ内にRI溶液を入れるこ
とにより構成する。チューブの内径は、散乱線を少なく
するため、内径1〜2mm程度にすることが好ましい。も
ちろん、これに限定されるものではない。前記線源取り
付け台9は、前記線線源2を配置するのに十分な強度が
あれば良く、アクリル等の素材を利用できる。この線源
取り付け台9の表面には、図5(b)、(c)からわか
るように、線線源を配置するための複数の直線状の溝が
均等な間隔で刻まれている。被検体や診断部位により、
図5(b)に示すようにこの溝の全てに線線源2を配置
させてもよいし、図5(c)に示すように1つおきに配
置させてもよい。例えば、一般に子供は大人に比べて体
が小さく、放射線が透過しやすいため、線源の放射線強
度を弱められるので、子供の場合は1つおきに、大人の
場合は全てというような使い分けができる。このような
線線源2が配置された線源取り付け台9を、対向した2
つの検出器を有する核医学診断装置に適用した実施例を
図6に示す。なお、図6においては、検出器は一方のみ
を記載し他方は省略している。一方の検出器11の前面
に線源取り付け台支持レ−ル10を一対設け、ここに線
源取り付け台9をスライドして挿入し固定する。そし
て、これら対向した2検出器にて被検体の周りを例えば
1回転させ、この間に対向した他方の検出器(図示せ
ず)によってガンマ線透過像データを取得し、被検体内
のガンマ線吸収係数分布を求める。次に、被検体に診断
部位の臓器等に適したRIで標識された薬剤を投与し、
前記ガンマ線吸収係数分布の測定と同様に対向2検出器
にて被検体の周りを例えば1回転させ、投与されたRI
から放射されるガンマ線量を前述の他方の検出器にて測
定する。この検出結果から診断部位の断層像を再構成
し、求めた診断部位の吸収係数分布を用いて補正を行う
ことによりECT画像を得るものである。ここで、検出
器が体表の起伏に沿って移動させるために検出器前面両
端部に被検体との間隔を検出するセンサを備えた核医学
診断装置であれば、このセンサを支える支持部材が検出
器表面から例えば数cmの高さをもって取り付けてある
ため、このセンサ支持部材に線源取り付け台9を支える
凹部を形成しこれを一対の線源取り付け台支持レ−ル1
0として用いてもよい。さらにまた、この線源取り付け
台9は対向2検出器を有する核医学診断装置にのみ適用
できるというものではなく、検出器が1つのものでもよ
い。この場合は、検出器面の対向側にバランスウエイト
があればこれに取り付けてもよいし、バランスウエイト
がなくとも適宜支持部材を設け、これに取り付ければよ
い。
【0022】上述のように構成される第四実施例によれ
ば、面線源と同等な広い視野を確保することができ、し
かも線線源を用いているために散乱線を少なくすること
ができ、精度の良いデータを取得することができる。ま
た、線源はチューブにRI溶液を充填させ、これを線源
取り付け台に配置するだけの簡単な構造であり、小形化
できる。そして、チューブにはテフロンなどの素材が、
線源取り付け台にはアクリルなどの素材が使用でき、線
源全体の重量を軽くすることができる。このため、線源
の脱着が容易になり、特別な道具を必要とせず、手で行
うことができる。また、被検体を移動させなくても脱着
できるため、精度の良い測定を行うことができる。ま
た、線線源の配置する間隔を密にするか、疎にするか
で、容易に線源の強度を変えることができる。以上、E
CTの診断についての実施例を示したが、本発明の装置
を他の核医学診断に使用しても構わない。
【0023】
【発明の効果】本発明により、被検体を視野内に容易に
納めることができ、高解像度のガンマ線吸収係数分布像
を得ることができる。また、線線源により平板状の線源
を構成すれば、散乱成分が少なく、面線源と同等な広い
視野を得ることができ、小形・軽量化することができる
ため、脱着を容易に行うことができる。さらに、線源の
強度を変えることもできる。以上により、精度の良い診
断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被検体体軸を横断する方向に直線状の線線源を
3本設けた場合の実施例。
【図2】線線源の形状を被検体の体軸を横断する方向の
体表にそったものとした場合の実施例。
【図3】被検体の周りに螺旋状に巻いた1本の長いチュ
ーブに線源を設けた場合の実施例。
【図4】被検体の周りに螺旋状に巻いた1本の長いチュ
ーブに線源を設けた場合の実施例におけるブロック図。
【図5】線線源を平面上に配置する場合の実施例。
【図6】線線源を平面上に配置する場合の線源の脱着方
法。
【図7】面線源を用いた従来の装置。
【図8】線線源を用いた従来の装置。
【図9】被検体の周囲に検出器を設けた装置。
【符号の説明】
1 被検体 2 線線源 3 検出器 4 螺旋状チューブ 5 コントローラ 6 ポンプ 7 RI溶液 8 駆動回路 9 線源取り付け台 10 線源支え台支持レール 11 位置検出器 12 面線源

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】核医学診断の際に行う被検体のガンマ線吸
    収補正のため、ガンマ線を発生するガンマ線源と、ガン
    マ線を検出する検出器が被検体近傍にくるよう設けるこ
    とのできる核医学診断装置において、このガンマ線源を
    線線源とし、被検体の体軸を横断する方向に設けること
    を特徴とする核医学診断装置。
  2. 【請求項2】前記ガンマ線の線線源を被検体の体軸の方
    向に複数本設けることを特徴とする請求項1記載の核医
    学診断装置。
  3. 【請求項3】前記複数本設けるガンマ線の線線源の間隔
    を前記検出器から得られるガンマ線検出波の半値幅とす
    ることを特徴とする請求項2記載の核医学診断装置。
  4. 【請求項4】前記ガンマ線の線線源を、被検体に対して
    体軸方向に相対移動させて用いることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の核医学診断装置。
  5. 【請求項5】前記線線源の体軸方向への相対移動間隔
    を、前記検出器から得られるガンマ線検出波の半値幅と
    することを特徴とする請求項4記載の核医学診断装置。
  6. 【請求項6】前記ガンマ線の線線源の形状が直線状であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項4または請求
    項5記載の核医学診断装置。
  7. 【請求項7】前記ガンマ線の線線源の形状が被検体の体
    表に沿ったものであることを特徴とする請求項1または
    請求項4または請求項5記載の核医学診断装置。
  8. 【請求項8】前記ガンマ線の線源を被検体の体軸を中心
    に巻かれたチューブの中を、検出器の被検体を中心とし
    た回転と同期して移動可能に設けることを特徴とする請
    求項1または請求項4または請求項5記載の核医学診断
    装置。
  9. 【請求項9】核医学診断の際に行う被検体のガンマ線吸
    収補正のため、ガンマ線を発生するガンマ線源と、ガン
    マ線を検出する検出器が被検体近傍にくるよう設けるこ
    とのできる核医学診断装置において、このガンマ線源を
    線線源とし、この線線源が被検体を覆うように平面上に
    任意の間隔で並べることを特徴とする核医学診断装置。
  10. 【請求項10】前記ガンマ線の線線源が線源取り付け台
    に設けられた溝を利用して配置されることを特徴とする
    請求項9記載の核医学診断装置。
JP15726695A 1995-06-23 1995-06-23 核医学診断装置 Pending JPH095443A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15726695A JPH095443A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 核医学診断装置
US08/668,230 US5739540A (en) 1995-06-23 1996-06-21 Nuclear medicine diagnostic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15726695A JPH095443A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 核医学診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH095443A true JPH095443A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15645906

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