JPH05113863A - メニユー項目の優先表示方法 - Google Patents
メニユー項目の優先表示方法Info
- Publication number
- JPH05113863A JPH05113863A JP3304169A JP30416991A JPH05113863A JP H05113863 A JPH05113863 A JP H05113863A JP 3304169 A JP3304169 A JP 3304169A JP 30416991 A JP30416991 A JP 30416991A JP H05113863 A JPH05113863 A JP H05113863A
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- Japan
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- priority
- display
- basic
- menu
- menu items
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数のメニュー項目についてこれ
らのメニュー項目を表示画面に表示する際のメニュー項
目の優先表示方法に関し、端末に表示するメニューにお
けるメニュー項目の表示優先度を、端末使用者のメニュ
ー使用特性に合致するように、自動的に決定できるよう
にすることを目的とする。 【構成】 複数のメニュー項目についてこれらのメニュ
ー項目を表示画面に表示するに際して、最近の一定期間
にしばしばアクセスするメニュー項目の表示優先度は高
いというルールを用いたファジー推論法によって、該メ
ニュー項目の表示優先度を決定してから、この表示優先
度に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画
面に表示するように構成する。
らのメニュー項目を表示画面に表示する際のメニュー項
目の優先表示方法に関し、端末に表示するメニューにお
けるメニュー項目の表示優先度を、端末使用者のメニュ
ー使用特性に合致するように、自動的に決定できるよう
にすることを目的とする。 【構成】 複数のメニュー項目についてこれらのメニュ
ー項目を表示画面に表示するに際して、最近の一定期間
にしばしばアクセスするメニュー項目の表示優先度は高
いというルールを用いたファジー推論法によって、該メ
ニュー項目の表示優先度を決定してから、この表示優先
度に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画
面に表示するように構成する。
Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例(図1〜図12) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のメニュー項目に
ついてこれらのメニュー項目を表示画面に表示する際の
メニュー項目の優先表示方法に関する。
ついてこれらのメニュー項目を表示画面に表示する際の
メニュー項目の優先表示方法に関する。
【0003】近年、産業や家庭などの広範囲の分野にお
いて、計算機や電子交換機などの電子機器が用いられて
いるが、これらの電子機器においては、電話機、パソコ
ンおよびワークステーションなどの各種の端末がマンマ
シンインタフェースとして広く用いられている。
いて、計算機や電子交換機などの電子機器が用いられて
いるが、これらの電子機器においては、電話機、パソコ
ンおよびワークステーションなどの各種の端末がマンマ
シンインタフェースとして広く用いられている。
【0004】そして、端末の使用者は、端末上に表示さ
れたメニュー表示項目にしたがって電子機器と情報のや
りとりを行なっている。これらメニュー項目は人間と機
械のインタフェースであることから、個々の端末使用者
の特性・状況に応じて、各メニュー項目を分かりやすく
表示したり、端末使用者の端末操作を簡便にしたりする
必要がある。そのためには、各メニュー項目の表示優先
度を決定する必要がある。
れたメニュー表示項目にしたがって電子機器と情報のや
りとりを行なっている。これらメニュー項目は人間と機
械のインタフェースであることから、個々の端末使用者
の特性・状況に応じて、各メニュー項目を分かりやすく
表示したり、端末使用者の端末操作を簡便にしたりする
必要がある。そのためには、各メニュー項目の表示優先
度を決定する必要がある。
【0005】
【従来の技術】従来におけるメニュー項目の表示優先度
は固定されているか若しくはメニュー項目の使用回数の
みで決定されている。そのため、各メニュー項目を端末
画面上に予め決められた順序で予め決められた位置に表
示したり、メニュー項目の使用履歴を正確に反映しない
優先度でメニュー項目を表示したりしている。
は固定されているか若しくはメニュー項目の使用回数の
みで決定されている。そのため、各メニュー項目を端末
画面上に予め決められた順序で予め決められた位置に表
示したり、メニュー項目の使用履歴を正確に反映しない
優先度でメニュー項目を表示したりしている。
【0006】例えば従来のメニュー項目の表示,選択例
を示すと、図13のようになる。すなわち、まず図13
(a)に示すように、複数の項目を表示する画面(第1
画面)があるとして、数字iをキー入力により指定する
と、図13(b)に示すように、ある項目Miの小分類
項目(下位メニュー項目)を表示する第2画面となる。
更に、数字jをキー入力により指定すると、図13
(c)に示すように、ある項目Mijの細分類項目(更
に下位メニュー項目)を表示する第3画面となる。そし
て、更に数字kをキー入力により指定することにより、
所望する項目Mijkを画面上に表示することができる
ようになっている。
を示すと、図13のようになる。すなわち、まず図13
(a)に示すように、複数の項目を表示する画面(第1
画面)があるとして、数字iをキー入力により指定する
と、図13(b)に示すように、ある項目Miの小分類
項目(下位メニュー項目)を表示する第2画面となる。
更に、数字jをキー入力により指定すると、図13
(c)に示すように、ある項目Mijの細分類項目(更
に下位メニュー項目)を表示する第3画面となる。そし
て、更に数字kをキー入力により指定することにより、
所望する項目Mijkを画面上に表示することができる
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ある特定
の端末使用者がよくアクセスするメニュー項目が、画面
上の見にくい位置に表示されたり、画面1ページに収ま
らないときには、ページめくり操作を伴う別画面上に表
示されたりすることがしばしば生じるすなわち、ある特
定の端末使用者にとってメニューの表示位置が不適当で
あったり、そのため表示内容の理解に時間がかかり電子
機器に対する応答が遅くなったり、又画面のページめく
り操作を数多くしなければならなかったりするという課
題がある。
の端末使用者がよくアクセスするメニュー項目が、画面
上の見にくい位置に表示されたり、画面1ページに収ま
らないときには、ページめくり操作を伴う別画面上に表
示されたりすることがしばしば生じるすなわち、ある特
定の端末使用者にとってメニューの表示位置が不適当で
あったり、そのため表示内容の理解に時間がかかり電子
機器に対する応答が遅くなったり、又画面のページめく
り操作を数多くしなければならなかったりするという課
題がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、端末に表示するメニューにおけるメニュー項
目の表示優先度を、端末使用者のメニュー使用特性に合
致するように、自動的に決定できるようにした、メニュ
ー項目の優先表示方法を提供することを目的とする。
たもので、端末に表示するメニューにおけるメニュー項
目の表示優先度を、端末使用者のメニュー使用特性に合
致するように、自動的に決定できるようにした、メニュ
ー項目の優先表示方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の第1の発明のメニュー項目の優先表示方法は、複数の
メニュー項目についてこれらのメニュー項目を表示画面
に表示するに際して、次のステップをとる。 (1)最近の一定期間にしばしばアクセスするメニュー
項目の表示優先度は高いというルールを用いたファジー
推論法によって、該メニュー項目の表示優先度を決定す
るステップ。 (2)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
の第1の発明のメニュー項目の優先表示方法は、複数の
メニュー項目についてこれらのメニュー項目を表示画面
に表示するに際して、次のステップをとる。 (1)最近の一定期間にしばしばアクセスするメニュー
項目の表示優先度は高いというルールを用いたファジー
推論法によって、該メニュー項目の表示優先度を決定す
るステップ。 (2)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
【0010】また、請求項2記載の第2の発明のメニュ
ー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目について
これらのメニュー項目を表示画面に表示するに際して、
次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数と最
新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールール
に基づいて、基礎優先度を決定するステップ。 (2)更にこの基礎優先度について、直前に求められた
基礎優先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規
定するファジールールに基づいて、該メニュー項目の表
示優先度を決定するステップ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
ー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目について
これらのメニュー項目を表示画面に表示するに際して、
次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数と最
新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールール
に基づいて、基礎優先度を決定するステップ。 (2)更にこの基礎優先度について、直前に求められた
基礎優先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規
定するファジールールに基づいて、該メニュー項目の表
示優先度を決定するステップ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
【0011】さらに、請求項3記載の第3の発明のメニ
ュー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目につい
てこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数が大
きく、最新使用日時間隔が小さいと、基礎優先度は大き
いというファジールールに基づいて、該基礎優先度を決
定するステップ。 (2)更に、この基礎優先度について、直前に求められ
た基礎優先度が大きく、今求められた基礎優先度が大き
いと、該メニュー項目の表示優先度は大きいというファ
ジールールに基づいて、該メニュー項目の表示優先度を
決定するステップ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
ュー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目につい
てこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数が大
きく、最新使用日時間隔が小さいと、基礎優先度は大き
いというファジールールに基づいて、該基礎優先度を決
定するステップ。 (2)更に、この基礎優先度について、直前に求められ
た基礎優先度が大きく、今求められた基礎優先度が大き
いと、該メニュー項目の表示優先度は大きいというファ
ジールールに基づいて、該メニュー項目の表示優先度を
決定するステップ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
【0012】またさらに、請求項4記載の第4の発明の
メニュー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目に
ついてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際
して、次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数と最
新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールール
として、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、最新
使用日時間隔が小ならば、メニュー表示項目の基礎優先
度は大である」、「メニュー項目の累積使用回数が大き
く、最新使用日時間隔が大ならば、メニュー表示項目の
基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累積使用回
数が小さく、最新使用日時間隔が小ならば、メニュー表
示項目の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累
積使用回数が小さく、最新使用日時間隔が大ならば、メ
ニュー表示項目の基礎優先度は小である」というファジ
ールールに基づいて、上記の累積使用回数,最新使用日
時間隔および基礎優先度についてのメンバーシップ関数
を求め、該メンバーシップ関数を用いて、上記の累積使
用回数と最新使用日時間隔とから、重心法を用いたファ
ジー推論によって、対応する基礎優先度を決定するステ
ップ。 (2)更に、この基礎優先度について、直前に求められ
た基礎優先度と今求められた基礎優先度との間の関係を
規定するファジールールとして、「直前に求められた優
先度が大きく且つ今求められた基礎優先度が大ならば、
表示優先度は非常に大きい」、「直前に求められた優先
度が大きく且つ今求められた優先度が小ならば、表示優
先度は中である」、「直前に求められた優先度が小さく
且つ今求められた優先度が大ならば、表示優先度は大で
ある」、「直前に求められた優先度が小さく且つ今求め
られた優先度が小ならば、表示優先度は小である」とい
うファジールールに基づいて、上記の直前に求められた
基礎優先度,今求められた基礎優先度および表示優先度
についてのメンバーシップ関数を求め、該メンバーシッ
プ関数を用いて、上記の直前に求められた基礎優先度と
今求められた基礎優先度とから、重心法を用いたファジ
ー推論によって、対応する表示優先度を決定するステッ
プ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
メニュー項目の優先表示方法は、複数のメニュー項目に
ついてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際
して、次のステップをとる。 (1)まず、最近の一定期間における累積使用回数と最
新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールール
として、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、最新
使用日時間隔が小ならば、メニュー表示項目の基礎優先
度は大である」、「メニュー項目の累積使用回数が大き
く、最新使用日時間隔が大ならば、メニュー表示項目の
基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累積使用回
数が小さく、最新使用日時間隔が小ならば、メニュー表
示項目の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累
積使用回数が小さく、最新使用日時間隔が大ならば、メ
ニュー表示項目の基礎優先度は小である」というファジ
ールールに基づいて、上記の累積使用回数,最新使用日
時間隔および基礎優先度についてのメンバーシップ関数
を求め、該メンバーシップ関数を用いて、上記の累積使
用回数と最新使用日時間隔とから、重心法を用いたファ
ジー推論によって、対応する基礎優先度を決定するステ
ップ。 (2)更に、この基礎優先度について、直前に求められ
た基礎優先度と今求められた基礎優先度との間の関係を
規定するファジールールとして、「直前に求められた優
先度が大きく且つ今求められた基礎優先度が大ならば、
表示優先度は非常に大きい」、「直前に求められた優先
度が大きく且つ今求められた優先度が小ならば、表示優
先度は中である」、「直前に求められた優先度が小さく
且つ今求められた優先度が大ならば、表示優先度は大で
ある」、「直前に求められた優先度が小さく且つ今求め
られた優先度が小ならば、表示優先度は小である」とい
うファジールールに基づいて、上記の直前に求められた
基礎優先度,今求められた基礎優先度および表示優先度
についてのメンバーシップ関数を求め、該メンバーシッ
プ関数を用いて、上記の直前に求められた基礎優先度と
今求められた基礎優先度とから、重心法を用いたファジ
ー推論によって、対応する表示優先度を決定するステッ
プ。 (3)この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示するステップ。
【0013】なお、上記の直前に求められた基礎優先度
がない場合は、この基礎優先度として所定値を設定し、
この値を上記直前に求められた基礎優先度とすることが
行なわれる(請求項5)。
がない場合は、この基礎優先度として所定値を設定し、
この値を上記直前に求められた基礎優先度とすることが
行なわれる(請求項5)。
【0014】
【作用】上述の請求項1記載の第1の発明のメニュー項
目の優先表示方法では、複数のメニュー項目についてこ
れらのメニュー項目を表示画面に表示するに際して、ま
ず、最近の一定期間にしばしばアクセスするメニュー項
目の表示優先度は高いというルールを用いたファジー推
論法によって、該メニュー項目の表示優先度を決定し、
ついで、この表示優先度に従って、優先度の高い順にメ
ニュー項目を該表示画面に表示する。
目の優先表示方法では、複数のメニュー項目についてこ
れらのメニュー項目を表示画面に表示するに際して、ま
ず、最近の一定期間にしばしばアクセスするメニュー項
目の表示優先度は高いというルールを用いたファジー推
論法によって、該メニュー項目の表示優先度を決定し、
ついで、この表示優先度に従って、優先度の高い順にメ
ニュー項目を該表示画面に表示する。
【0015】また、請求項2記載の第2の発明のメニュ
ー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目につい
てこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、まず、最近の一定期間における累積使用回数と最新
使用日時間隔との間の関係を規定するファジールールに
基づいて、基礎優先度を決定し、更にこの基礎優先度に
ついて、直前に求められた基礎優先度と今求められた基
礎優先度との間の関係を規定するファジールールに基づ
いて、該メニュー項目の表示優先度を決定し、この表示
優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表
示画面に表示する。
ー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目につい
てこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、まず、最近の一定期間における累積使用回数と最新
使用日時間隔との間の関係を規定するファジールールに
基づいて、基礎優先度を決定し、更にこの基礎優先度に
ついて、直前に求められた基礎優先度と今求められた基
礎優先度との間の関係を規定するファジールールに基づ
いて、該メニュー項目の表示優先度を決定し、この表示
優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表
示画面に表示する。
【0016】さらに、請求項3記載の第3の発明のメニ
ュー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目につ
いてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、まず、最近の一定期間における累積使用回数が大き
く、最新使用日時間隔が小さいと、基礎優先度は大きい
というファジールールに基づいて、該基礎優先度を決定
し、更に、この基礎優先度について、直前に求められた
基礎優先度が大きく、今求められた基礎優先度が大きい
と、該メニュー項目の表示優先度は大きいというファジ
ールールに基づいて、該メニュー項目の表示優先度を決
定し、この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示する。
ュー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目につ
いてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに際し
て、まず、最近の一定期間における累積使用回数が大き
く、最新使用日時間隔が小さいと、基礎優先度は大きい
というファジールールに基づいて、該基礎優先度を決定
し、更に、この基礎優先度について、直前に求められた
基礎優先度が大きく、今求められた基礎優先度が大きい
と、該メニュー項目の表示優先度は大きいというファジ
ールールに基づいて、該メニュー項目の表示優先度を決
定し、この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニ
ュー項目を該表示画面に表示する。
【0017】またさらに、請求項4記載の第4の発明の
メニュー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目
についてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに
際して、まず、最近の一定期間における累積使用回数と
最新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールー
ルとして、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー表示項目の基礎優
先度は大である」、「メニュー項目の累積使用回数が大
きく、最新使用日時間隔が大ならば、メニュー表示項目
の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累積使用
回数が小さく、最新使用日時間隔が小ならば、メニュー
表示項目の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の
累積使用回数が小さく、最新使用日時間隔が大ならば、
メニュー表示項目の基礎優先度は小である」というファ
ジールールに基づいて、上記の累積使用回数,最新使用
日時間隔および基礎優先度についてのメンバーシップ関
数を求め、該メンバーシップ関数を用いて、上記の累積
使用回数と最新使用日時間隔とから、重心法を用いたフ
ァジー推論によって、対応する基礎優先度を決定し、更
に、この基礎優先度について、直前に求められた基礎優
先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規定する
ファジールールとして、「直前に求められた優先度が大
きく且つ今求められた基礎優先度が大ならば、表示優先
度は非常に大きい」、「直前に求められた優先度が大き
く且つ今求められた優先度が小ならば、表示優先度は中
である」、「直前に求められた優先度が小さく且つ今求
められた優先度が大ならば、表示優先度は大である」、
「直前に求められた優先度が小さく且つ今求められた優
先度が小ならば、表示優先度は小である」というファジ
ールールに基づいて、上記の直前に求められた基礎優先
度,今求められた基礎優先度および表示優先度について
のメンバーシップ関数を求め、該メンバーシップ関数を
用いて、上記の直前に求められた基礎優先度と今求めら
れた基礎優先度とから、重心法を用いたファジー推論に
よって、対応する表示優先度を決定し、この表示優先度
に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画面
に表示する。
メニュー項目の優先表示方法では、複数のメニュー項目
についてこれらのメニュー項目を表示画面に表示するに
際して、まず、最近の一定期間における累積使用回数と
最新使用日時間隔との間の関係を規定するファジールー
ルとして、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー表示項目の基礎優
先度は大である」、「メニュー項目の累積使用回数が大
きく、最新使用日時間隔が大ならば、メニュー表示項目
の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累積使用
回数が小さく、最新使用日時間隔が小ならば、メニュー
表示項目の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の
累積使用回数が小さく、最新使用日時間隔が大ならば、
メニュー表示項目の基礎優先度は小である」というファ
ジールールに基づいて、上記の累積使用回数,最新使用
日時間隔および基礎優先度についてのメンバーシップ関
数を求め、該メンバーシップ関数を用いて、上記の累積
使用回数と最新使用日時間隔とから、重心法を用いたフ
ァジー推論によって、対応する基礎優先度を決定し、更
に、この基礎優先度について、直前に求められた基礎優
先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規定する
ファジールールとして、「直前に求められた優先度が大
きく且つ今求められた基礎優先度が大ならば、表示優先
度は非常に大きい」、「直前に求められた優先度が大き
く且つ今求められた優先度が小ならば、表示優先度は中
である」、「直前に求められた優先度が小さく且つ今求
められた優先度が大ならば、表示優先度は大である」、
「直前に求められた優先度が小さく且つ今求められた優
先度が小ならば、表示優先度は小である」というファジ
ールールに基づいて、上記の直前に求められた基礎優先
度,今求められた基礎優先度および表示優先度について
のメンバーシップ関数を求め、該メンバーシップ関数を
用いて、上記の直前に求められた基礎優先度と今求めら
れた基礎優先度とから、重心法を用いたファジー推論に
よって、対応する表示優先度を決定し、この表示優先度
に従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画面
に表示する。
【0018】なお、上記の直前に求められた基礎優先度
がない場合は、この基礎優先度として所定値を設定し、
この値を上記直前に求められた基礎優先度とする(請求
項5)。
がない場合は、この基礎優先度として所定値を設定し、
この値を上記直前に求められた基礎優先度とする(請求
項5)。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。さて、本実施例では、図3に示すように、ホスト
計算機2に接続された端末装置1における表示部3に表
示される複数のメニュー項目について、これらのメニュ
ー項目を表示部3の表示画面に優先表示する場合を例に
して説明する。
する。さて、本実施例では、図3に示すように、ホスト
計算機2に接続された端末装置1における表示部3に表
示される複数のメニュー項目について、これらのメニュ
ー項目を表示部3の表示画面に優先表示する場合を例に
して説明する。
【0020】このため、端末装置1は、表示部3のほ
か、キーボードやマウスなどの入力デバイスを使用して
端末使用者が入力操作を行なう入力操作部4をそなえる
とともに、入力操作部4からの入力情報を処理したり表
示部3の表示画面に優先表示したりするための制御部5
をそなえている。
か、キーボードやマウスなどの入力デバイスを使用して
端末使用者が入力操作を行なう入力操作部4をそなえる
とともに、入力操作部4からの入力情報を処理したり表
示部3の表示画面に優先表示したりするための制御部5
をそなえている。
【0021】さらに、制御部5は、図2に示すように、
処理装置(プロセッサ)51,ROM52,RAM5
3,表示制御部54,キーインタフェース部55,回線
インタフェース56,ファジー表示優先度決定部57等
をそなえて構成されている。なお、これらの処理装置5
1,ROM52,RAM53,表示制御部54,キーイ
ンタフェース部55,回線インタフェース56,ファジ
ー表示優先度決定部57は相互にバスライン58を介し
て接続されている。
処理装置(プロセッサ)51,ROM52,RAM5
3,表示制御部54,キーインタフェース部55,回線
インタフェース56,ファジー表示優先度決定部57等
をそなえて構成されている。なお、これらの処理装置5
1,ROM52,RAM53,表示制御部54,キーイ
ンタフェース部55,回線インタフェース56,ファジ
ー表示優先度決定部57は相互にバスライン58を介し
て接続されている。
【0022】ここで、処理装置51は、中央演算装置で
例えばマイクロプロセッサが使用される。ROM52は
プログラム格納用のメモリで、RAM53はワーク用の
メモリである。表示制御部54は表示部3とのインタフ
ェース部で表示メモリ54−2をそなえている。キーイ
ンタフェース部55は入力操作部4とのインタフェース
で、回線インタフェース56はホスト計算機2につなが
る回線用のインタフェースである。
例えばマイクロプロセッサが使用される。ROM52は
プログラム格納用のメモリで、RAM53はワーク用の
メモリである。表示制御部54は表示部3とのインタフ
ェース部で表示メモリ54−2をそなえている。キーイ
ンタフェース部55は入力操作部4とのインタフェース
で、回線インタフェース56はホスト計算機2につなが
る回線用のインタフェースである。
【0023】ファジー表示優先度決定部57は、本発明
の要旨にかかる部分で、表示部3に表示される複数のメ
ニュー項目について、これらのメニュー項目を表示部3
の表示画面に優先表示する際の表示優先度をファジー理
論に基づき決定するものであり、このため、このファジ
ー表示優先度決定部57は、図1に示すように、最新使
用日時間隔蓄積部571,累積使用回数蓄積部572,
メンバーシップ関数蓄積部573,第1ファジー推論処
理部574,最近優先度蓄積部575,従来優先度蓄積
部576,第2ファジー推論処理部577,表示優先度
蓄積部578をそなえて構成されている。
の要旨にかかる部分で、表示部3に表示される複数のメ
ニュー項目について、これらのメニュー項目を表示部3
の表示画面に優先表示する際の表示優先度をファジー理
論に基づき決定するものであり、このため、このファジ
ー表示優先度決定部57は、図1に示すように、最新使
用日時間隔蓄積部571,累積使用回数蓄積部572,
メンバーシップ関数蓄積部573,第1ファジー推論処
理部574,最近優先度蓄積部575,従来優先度蓄積
部576,第2ファジー推論処理部577,表示優先度
蓄積部578をそなえて構成されている。
【0024】ここで、最新使用日時間隔蓄積部571は
最新使用日時間隔を蓄積するもので、累積使用回数蓄積
部572は現在の使用周期における累積使用回数を蓄積
するものである。メンバーシップ関数蓄積部573は、
後述する累積使用回数,最新使用日時間隔および基礎優
先度についてのメンバーシップ関数(図4参照)並びに
直前に求められた基礎優先度(従来優先度),今求めら
れた基礎優先度(最近優先度)および表示優先度につい
てのメンバーシップ関数(図5参照)を記憶するもので
ある。
最新使用日時間隔を蓄積するもので、累積使用回数蓄積
部572は現在の使用周期における累積使用回数を蓄積
するものである。メンバーシップ関数蓄積部573は、
後述する累積使用回数,最新使用日時間隔および基礎優
先度についてのメンバーシップ関数(図4参照)並びに
直前に求められた基礎優先度(従来優先度),今求めら
れた基礎優先度(最近優先度)および表示優先度につい
てのメンバーシップ関数(図5参照)を記憶するもので
ある。
【0025】なお、これらのメンバーシップ関数は、メ
ンバーシップ関数表示・編集部573−2にて変更が可
能である。すなわち、メンバーシップ関数表示・編集部
573−2は、メンバーシップ関数を必要に応じて端末
使用者の特性に合致するように、変更・修正する機能を
有することになる。
ンバーシップ関数表示・編集部573−2にて変更が可
能である。すなわち、メンバーシップ関数表示・編集部
573−2は、メンバーシップ関数を必要に応じて端末
使用者の特性に合致するように、変更・修正する機能を
有することになる。
【0026】第1ファジー推論処理部574は、最新使
用日時間隔,累積使用回数およびメンバーシップ関数蓄
積部573に蓄積している図4に例示したメンバーシッ
プ関数を読み取り、後述する手法により基礎優先度を出
力するものである。最近優先度蓄積部575は、第1フ
ァジー推論処理部574で求められた最新の基礎優先度
を最近優先度として蓄積するもので、従来優先度蓄積部
576は、直前に求められた基礎優先度(前回の使用周
期における基礎優先度)を従来優先度として蓄積するも
のである。
用日時間隔,累積使用回数およびメンバーシップ関数蓄
積部573に蓄積している図4に例示したメンバーシッ
プ関数を読み取り、後述する手法により基礎優先度を出
力するものである。最近優先度蓄積部575は、第1フ
ァジー推論処理部574で求められた最新の基礎優先度
を最近優先度として蓄積するもので、従来優先度蓄積部
576は、直前に求められた基礎優先度(前回の使用周
期における基礎優先度)を従来優先度として蓄積するも
のである。
【0027】第2ファジー推論処理部577は、第1フ
ァジー推論処理部574で求め最近優先度蓄積部575
で蓄積された最近優先度,メンバーシップ関数蓄積部5
73に蓄積している図5に例示したメンバーシップ関数
および従来優先度蓄積部576の従来優先度を読み取
り、後述の手法により、表示優先度を出力するものであ
る。表示優先度蓄積部578は、第2ファジー推論処理
部577で求められた表示優先度を蓄積するものであ
る。
ァジー推論処理部574で求め最近優先度蓄積部575
で蓄積された最近優先度,メンバーシップ関数蓄積部5
73に蓄積している図5に例示したメンバーシップ関数
および従来優先度蓄積部576の従来優先度を読み取
り、後述の手法により、表示優先度を出力するものであ
る。表示優先度蓄積部578は、第2ファジー推論処理
部577で求められた表示優先度を蓄積するものであ
る。
【0028】なお、図1において、11は本体処理部
で、この本体処理部11は、端末使用者が指定したメニ
ュー項目に対応する処理の実行ならびに本体処理部11
が出力するメニュー項目の処理を行なうもので、この本
体処理部11としては、処理装置51あるいはホスト計
算機2がその役割を果たす。
で、この本体処理部11は、端末使用者が指定したメニ
ュー項目に対応する処理の実行ならびに本体処理部11
が出力するメニュー項目の処理を行なうもので、この本
体処理部11としては、処理装置51あるいはホスト計
算機2がその役割を果たす。
【0029】12は入出力制御部で、この入出力制御部
12は、ファジー表示優先度決定部57で得られた表示
優先度にしたがって、各メニュー項目の表示部3上での
最適な表示位置を決定したり、端末使用者の入力をファ
ジー表示優先度決定部57および本体処理部11での処
理に適するように変換するもので、この入出力制御部1
2としては、表示制御部54,キーインタフェース部5
5,回線インタフェース56がその機能を果たす。
12は、ファジー表示優先度決定部57で得られた表示
優先度にしたがって、各メニュー項目の表示部3上での
最適な表示位置を決定したり、端末使用者の入力をファ
ジー表示優先度決定部57および本体処理部11での処
理に適するように変換するもので、この入出力制御部1
2としては、表示制御部54,キーインタフェース部5
5,回線インタフェース56がその機能を果たす。
【0030】なお、第1ファジー推論処理部574と第
2ファジー推論処理部577は、同一のファジー処理モ
ジュールとして実現することも可能である。つぎに、本
メニュー項目の優先表示方法について詳述するが、最初
に、本発明におけるメニュー項目の表示優先度を決定す
る基本ルールは、「最近の一定期間にしばしばアクセス
するメニュー項目の表示優先度は高い」というルールで
あることを記述しておく。
2ファジー推論処理部577は、同一のファジー処理モ
ジュールとして実現することも可能である。つぎに、本
メニュー項目の優先表示方法について詳述するが、最初
に、本発明におけるメニュー項目の表示優先度を決定す
る基本ルールは、「最近の一定期間にしばしばアクセス
するメニュー項目の表示優先度は高い」というルールで
あることを記述しておく。
【0031】さて、本発明にかかるメニュー項目の優先
表示方法においては、まず、最近の一定期間における累
積使用回数と最新使用日時間隔との間の関係を規定する
ファジールールに基づいて、基礎優先度を決定し、更に
この基礎優先度について、従来優先度と最近優先度との
間の関係を規定するファジールールに基づいて、メニュ
ー項目の表示優先度を決定してから、この表示優先度に
従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画面に
表示するのであるが、まず、表示優先度を決定するため
の基礎優先度を決定するアルゴリズムについて述べる。
表示方法においては、まず、最近の一定期間における累
積使用回数と最新使用日時間隔との間の関係を規定する
ファジールールに基づいて、基礎優先度を決定し、更に
この基礎優先度について、従来優先度と最近優先度との
間の関係を規定するファジールールに基づいて、メニュ
ー項目の表示優先度を決定してから、この表示優先度に
従って、優先度の高い順にメニュー項目を該表示画面に
表示するのであるが、まず、表示優先度を決定するため
の基礎優先度を決定するアルゴリズムについて述べる。
【0032】メニュー項目の基礎優先度の決定要因を累
積使用回数と最新使用日時間隔の要因に分解する。ここ
で、累積使用回数について言えるのは、メニュー中のあ
るメニュー項目aの累積使用回数が大きいほど、このメ
ニュー項目aについての基礎優先度は高いということで
あり、最新使用日時間隔について言えるのは、メュー中
のあるメニュー項目aの最新使用日時間隔が小さいほ
ど、そのメニュー項目を最近使用したのだから、このメ
ニュー項目aの基礎優先度は高いということである。
積使用回数と最新使用日時間隔の要因に分解する。ここ
で、累積使用回数について言えるのは、メニュー中のあ
るメニュー項目aの累積使用回数が大きいほど、このメ
ニュー項目aについての基礎優先度は高いということで
あり、最新使用日時間隔について言えるのは、メュー中
のあるメニュー項目aの最新使用日時間隔が小さいほ
ど、そのメニュー項目を最近使用したのだから、このメ
ニュー項目aの基礎優先度は高いということである。
【0033】つぎに、累積使用回数と最近使用日時間隔
とを用いて基礎優先度を決定するためのファジールール
を示す。 (1−1)メニュー項目aの累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は大きい。 (1−2)メニュー項目aの累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が大ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は中である。 (1−2)メニュー項目aの累積使用回数が小さく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は中である。 (1−4)メニュー項目aの累積使用回数が小さく、最
新使用日時間隔が大ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は小さい。
とを用いて基礎優先度を決定するためのファジールール
を示す。 (1−1)メニュー項目aの累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は大きい。 (1−2)メニュー項目aの累積使用回数が大きく、最
新使用日時間隔が大ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は中である。 (1−2)メニュー項目aの累積使用回数が小さく、最
新使用日時間隔が小ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は中である。 (1−4)メニュー項目aの累積使用回数が小さく、最
新使用日時間隔が大ならば、メニュー項目aの基礎優先
度は小さい。
【0034】図4(a)〜(d)は、上記の(1−1)
〜(1−4)に示したファジールールを、メンバーシッ
プ関数として表現した例およびメンバーシップ関数を用
いたたファジー推論例を示したものである。以下、この
図4に従って、基礎優先度を決定するためのファジー推
論の基本処理について説明する。本説明例では、min
−max−重心法を用いたファジー推論法による基礎優
先度の決定法を示すが、このmin−max−重心法以
外、代数積−加算−重心法などのファジー推論法を用い
てもよい。
〜(1−4)に示したファジールールを、メンバーシッ
プ関数として表現した例およびメンバーシップ関数を用
いたたファジー推論例を示したものである。以下、この
図4に従って、基礎優先度を決定するためのファジー推
論の基本処理について説明する。本説明例では、min
−max−重心法を用いたファジー推論法による基礎優
先度の決定法を示すが、このmin−max−重心法以
外、代数積−加算−重心法などのファジー推論法を用い
てもよい。
【0035】例として、あるメニュー項目aの累積使用
回数が30回で最新使用日時間隔が2日の場合について
考える。まず、図4(a)〜(d)のそれぞれにおい
て、累積使用回数30回と最新使用日時間隔2日に対す
るメンバーシップグレードを求める。そして、図4
(a)〜(d)のそれぞれについて、累積使用回数と最
新使用日時間隔に対するメンバーシップグレードの小さ
い方の値で基礎優先度のメンバーシップグレード値の値
を頭切りする。このようにして図4(a)〜(d)のそ
れぞれに対する基礎優先度のメンバーシップグレードが
求まる。
回数が30回で最新使用日時間隔が2日の場合について
考える。まず、図4(a)〜(d)のそれぞれにおい
て、累積使用回数30回と最新使用日時間隔2日に対す
るメンバーシップグレードを求める。そして、図4
(a)〜(d)のそれぞれについて、累積使用回数と最
新使用日時間隔に対するメンバーシップグレードの小さ
い方の値で基礎優先度のメンバーシップグレード値の値
を頭切りする。このようにして図4(a)〜(d)のそ
れぞれに対する基礎優先度のメンバーシップグレードが
求まる。
【0036】つぎに、図4(e)に示すように、図4
(a)〜(d)の基礎優先度のメンバーシップ関数を重
ね合わせ、メンバーシップ関数の最大値を求めることに
より、図4(e)で示す基礎優先度のメンバーシップ関
数が得られる。その後は、図4(e)で示すものの重心
を求めることにより、メニュー項目aに関する基礎優先
度が得られるのである。
(a)〜(d)の基礎優先度のメンバーシップ関数を重
ね合わせ、メンバーシップ関数の最大値を求めることに
より、図4(e)で示す基礎優先度のメンバーシップ関
数が得られる。その後は、図4(e)で示すものの重心
を求めることにより、メニュー項目aに関する基礎優先
度が得られるのである。
【0037】次に、最終的な目的である表示優先度を、
以下の手順で求める。上述した方法で求めた今回の使用
周期(たとえば、月曜日から日曜日までの一週間を使用
周期と仮定する)の直前の使用周期に得られた基礎優先
度を記憶しておく。この基礎優先度を従来優先度とす
る。
以下の手順で求める。上述した方法で求めた今回の使用
周期(たとえば、月曜日から日曜日までの一週間を使用
周期と仮定する)の直前の使用周期に得られた基礎優先
度を記憶しておく。この基礎優先度を従来優先度とす
る。
【0038】直前の使用周期の終了時に累積使用回数は
0にリセットする。今回の使用周期の開始日から現在ま
での累積使用回数と最新使用日時間隔を用いて、基礎優
先度を上述した方法で求める。この基礎優先度を最近優
先度とする。
0にリセットする。今回の使用周期の開始日から現在ま
での累積使用回数と最新使用日時間隔を用いて、基礎優
先度を上述した方法で求める。この基礎優先度を最近優
先度とする。
【0039】ここで、従来優先度,最近優先度ならびに
表示優先度の間には、次のような表示優先度決定のため
のファジールールが成立する。 (2−1)従来優先度が大きくかつ最近優先度が大なら
ば、表示優先度は非常に大きい。 (2−2)従来優先度が大きくかつ最近優先度が小なら
ば、表示優先度は中である。 (2−3)従来優先度が小さくかつ最近優先度が大なら
ば、表示優先度は大きい。 (2−4)従来優先度が小さくかつ最近優先度が小なら
ば、表示優先度は小さい。
表示優先度の間には、次のような表示優先度決定のため
のファジールールが成立する。 (2−1)従来優先度が大きくかつ最近優先度が大なら
ば、表示優先度は非常に大きい。 (2−2)従来優先度が大きくかつ最近優先度が小なら
ば、表示優先度は中である。 (2−3)従来優先度が小さくかつ最近優先度が大なら
ば、表示優先度は大きい。 (2−4)従来優先度が小さくかつ最近優先度が小なら
ば、表示優先度は小さい。
【0040】図5(a)〜(d)は、上記の(2−1)
〜(2−4)に示したファジールールを、メンバーシッ
プ関数として表現した例およびメンバーシップ関数を用
いたたファジー推論例を示したものであるが、この図5
(a)〜(d)に例を示すメンバーシップ関数およびフ
ァジー推論により、最終的な表示優先度を求めることが
できる。なお、ファジー推論の方法は前述の基礎優先度
を求める手法と同様である。そして、メニュー項目a以
外のメニュー項目表示優先度も同様にして求めることが
できる。
〜(2−4)に示したファジールールを、メンバーシッ
プ関数として表現した例およびメンバーシップ関数を用
いたたファジー推論例を示したものであるが、この図5
(a)〜(d)に例を示すメンバーシップ関数およびフ
ァジー推論により、最終的な表示優先度を求めることが
できる。なお、ファジー推論の方法は前述の基礎優先度
を求める手法と同様である。そして、メニュー項目a以
外のメニュー項目表示優先度も同様にして求めることが
できる。
【0041】このように本発明では、メニュー項目の基
礎優先度を、メニュー項目の最近の必要度に対応する最
新使用日時間隔および過去の一定使用期間におけるメニ
ュー項目の必要度に対応する累積使用回数を用いてファ
ジー推論を行ない求める方法であるため、メニュー使用
者にとってのメニュー項目の必要度をよく反映した基礎
優先度を得ることが可能になる。
礎優先度を、メニュー項目の最近の必要度に対応する最
新使用日時間隔および過去の一定使用期間におけるメニ
ュー項目の必要度に対応する累積使用回数を用いてファ
ジー推論を行ない求める方法であるため、メニュー使用
者にとってのメニュー項目の必要度をよく反映した基礎
優先度を得ることが可能になる。
【0042】また、メニュー項目の表示優先度を、上記
特性をもつ基礎優先度を基とにした前回の使用周期にお
ける従来優先度および現在の使用周期における最近優先
度を用いてファジー推論を行なう方法であるので、前回
の使用周期より更に以前にはよく使用したが、その後あ
まり使用していないメニュー項目の表示優先度は小さく
なり〔ファジールール(2−4)参照〕、メニュー使用
者の使用特性によく合致した表示優先度を与えることが
可能になる。
特性をもつ基礎優先度を基とにした前回の使用周期にお
ける従来優先度および現在の使用周期における最近優先
度を用いてファジー推論を行なう方法であるので、前回
の使用周期より更に以前にはよく使用したが、その後あ
まり使用していないメニュー項目の表示優先度は小さく
なり〔ファジールール(2−4)参照〕、メニュー使用
者の使用特性によく合致した表示優先度を与えることが
可能になる。
【0043】なお、新たなメニュー項目をメニューに追
加したときには、追加したメニュー項目の従来優先度と
して予め決めている標準値を設定する。したがって、こ
の標準値として与えられる従来優先度と最近優先度とを
用いて、表示優先度を決定をするため、追加したメニュ
ー項目の表示優先度が、累積使用回数の少なさのため小
さくなりすぎるということがない〔ファジールール(2
−3)参照〕。
加したときには、追加したメニュー項目の従来優先度と
して予め決めている標準値を設定する。したがって、こ
の標準値として与えられる従来優先度と最近優先度とを
用いて、表示優先度を決定をするため、追加したメニュ
ー項目の表示優先度が、累積使用回数の少なさのため小
さくなりすぎるということがない〔ファジールール(2
−3)参照〕。
【0044】したがって、本発明では、次のような効果
ないし利点が得られる。 (1)ファジー推論アルゴリズムを実現する複雑なプロ
グラムを更新することなく、ファジールールを表現する
メンバーシップ関数の種類と形状をメニューを、適用す
る状況に応じて試行錯誤的に決定することにより、簡単
に端末使用者のメニュー項目使用状況にあったメニュー
項目の表示優先度を決定できる。 (2)なお、メンバーシップ関数蓄積部573および第
1ファジー推論処理部574ならびに第2ファジー推論
処理部577を使用しないで、累積使用回数および最新
使用日間隔のそれぞれの値に対して、ユーザの使用状況
に合った基礎表示優先度を予め求めておき、その基礎優
先度をテーブルとして記憶し、そのテーブルを参照して
基礎優先度を決定する方法も考えられるが、この場合、
記憶すべき基礎表示優先度は、累積使用回数および最新
使用日間隔のそれぞれのサンプリング点の数の掛け算と
なり、基礎優先度を記憶するための大量のメモリが必要
であるのに対し、本発明では、メンバーシップ関数の形
状を記憶しておくだけでよいので、少ないメモリ量で基
礎優先度を決定できる。 (3)さらに、メモリ量に関する効果の上記(2)項
は、従来優先度および最近優先度をもとに表示優先度を
決定する部分にも同様にあてはまる。 (4)また、各メニュー項目に関して、累積使用回数と
最新更新日間隔を更新するだけでよく、各メニュー項目
毎に一定期間にわたる全てのアクセス日時を記録・保存
する必要がないので、少ないメモリ量で表示優先度を決
定できる。
ないし利点が得られる。 (1)ファジー推論アルゴリズムを実現する複雑なプロ
グラムを更新することなく、ファジールールを表現する
メンバーシップ関数の種類と形状をメニューを、適用す
る状況に応じて試行錯誤的に決定することにより、簡単
に端末使用者のメニュー項目使用状況にあったメニュー
項目の表示優先度を決定できる。 (2)なお、メンバーシップ関数蓄積部573および第
1ファジー推論処理部574ならびに第2ファジー推論
処理部577を使用しないで、累積使用回数および最新
使用日間隔のそれぞれの値に対して、ユーザの使用状況
に合った基礎表示優先度を予め求めておき、その基礎優
先度をテーブルとして記憶し、そのテーブルを参照して
基礎優先度を決定する方法も考えられるが、この場合、
記憶すべき基礎表示優先度は、累積使用回数および最新
使用日間隔のそれぞれのサンプリング点の数の掛け算と
なり、基礎優先度を記憶するための大量のメモリが必要
であるのに対し、本発明では、メンバーシップ関数の形
状を記憶しておくだけでよいので、少ないメモリ量で基
礎優先度を決定できる。 (3)さらに、メモリ量に関する効果の上記(2)項
は、従来優先度および最近優先度をもとに表示優先度を
決定する部分にも同様にあてはまる。 (4)また、各メニュー項目に関して、累積使用回数と
最新更新日間隔を更新するだけでよく、各メニュー項目
毎に一定期間にわたる全てのアクセス日時を記録・保存
する必要がないので、少ないメモリ量で表示優先度を決
定できる。
【0045】なお、メニュー表示,選択処理の手順を説
明すると、図6のようになる。まず、パワーオン,パス
ワードの入力等により、回線を接続したあと、優先度判
定処理を施す。即ち、図7に示すような選択履歴記憶情
報を読み出してから、累積使用回数と最新使用日時間隔
とから基礎優先度(最新優先度)を求め〔図8(a)参
照〕、更に従来優先度と最近優先度とから表示優先度を
求める〔図8(b)参照〕という表示優先度判定処理を
施し、かかる表示優先度判定処理を全メニュー項目につ
いて施すのである。
明すると、図6のようになる。まず、パワーオン,パス
ワードの入力等により、回線を接続したあと、優先度判
定処理を施す。即ち、図7に示すような選択履歴記憶情
報を読み出してから、累積使用回数と最新使用日時間隔
とから基礎優先度(最新優先度)を求め〔図8(a)参
照〕、更に従来優先度と最近優先度とから表示優先度を
求める〔図8(b)参照〕という表示優先度判定処理を
施し、かかる表示優先度判定処理を全メニュー項目につ
いて施すのである。
【0046】つぎに、メニューの優先表示と選択操作を
行なう。即ち、全メニュー項目の表示優先度を読み出
し、表示部3に優先度の大きい順に表示し、操作者に選
択要求を出す。このとき「その他」というメニュー項目
については、優先表示は行なわないようにしてもよい。
行なう。即ち、全メニュー項目の表示優先度を読み出
し、表示部3に優先度の大きい順に表示し、操作者に選
択要求を出す。このとき「その他」というメニュー項目
については、優先表示は行なわないようにしてもよい。
【0047】その後、操作者が入力操作部4を通じて所
望のメニュー項目を選択してくると、この選択結果を記
憶して、選択履歴記憶(図7参照)を更新する。そし
て、最終段項目の選択(このとき「その他」というメニ
ュー項目についての選択は行なわないようにしてもよ
い)が完了すると、周期更新処理を施す。即ち、従来優
先度の更新時期であるなら、従来優先度の更新処理(図
9参照)を全メニュー項目について施すのである。
望のメニュー項目を選択してくると、この選択結果を記
憶して、選択履歴記憶(図7参照)を更新する。そし
て、最終段項目の選択(このとき「その他」というメニ
ュー項目についての選択は行なわないようにしてもよ
い)が完了すると、周期更新処理を施す。即ち、従来優
先度の更新時期であるなら、従来優先度の更新処理(図
9参照)を全メニュー項目について施すのである。
【0048】その後は、選択メニュー対応の処理を施
す。即ち、選択結果をホスト計算機2へ通知し、ホスト
処理を経たのち、選択項目についての処理や結果を表示
部3に表示するのである。なお、入力操作部4から終了
操作を行なえば、回線が解放されて、処理が終了するの
である。
す。即ち、選択結果をホスト計算機2へ通知し、ホスト
処理を経たのち、選択項目についての処理や結果を表示
部3に表示するのである。なお、入力操作部4から終了
操作を行なえば、回線が解放されて、処理が終了するの
である。
【0049】ここで、メニュー構造例について少し説明
しておくと、このメニュー構造例は、図11のように、
上中下位のメニューからなる3階層構造になっている
が、この例で、仮に端末利用者のメニュー項目毎の優先
度が、M111>M112>M211>M212>M1
13>・・とすると、最初の画面は図12(a)のよう
になる。
しておくと、このメニュー構造例は、図11のように、
上中下位のメニューからなる3階層構造になっている
が、この例で、仮に端末利用者のメニュー項目毎の優先
度が、M111>M112>M211>M212>M1
13>・・とすると、最初の画面は図12(a)のよう
になる。
【0050】今、この図12(a)において、M111
やM112あるいはM211を選択すると、選択は完了
する。これにより、1回目の画面でメニュー項目を選択
できる。しかし、図12(a)において、M1,M1
1,M2,M21を選択したとすると、次画面状態とな
る。今、M2を選択したとすると、図12(b)に示す
ような画面となり、M21を選択したとすると、図12
(c)に示すような画面となる。
やM112あるいはM211を選択すると、選択は完了
する。これにより、1回目の画面でメニュー項目を選択
できる。しかし、図12(a)において、M1,M1
1,M2,M21を選択したとすると、次画面状態とな
る。今、M2を選択したとすると、図12(b)に示す
ような画面となり、M21を選択したとすると、図12
(c)に示すような画面となる。
【0051】そして、この図12(b)において、M2
11,M212,M213,M221,M222のうち
のどれかを選択すると、選択は完了する。これにより、
2回目の画面でメニュー項目を選択できるが、図12
(b)において、M21,M22を選択したとすると、
次画面状態となる。また、図12(c)においては、ど
の項目を選択しても、選択は完了する。なお、図12
(b),(c)において、「再掲」行は本質的に表示の
必要はない。
11,M212,M213,M221,M222のうち
のどれかを選択すると、選択は完了する。これにより、
2回目の画面でメニュー項目を選択できるが、図12
(b)において、M21,M22を選択したとすると、
次画面状態となる。また、図12(c)においては、ど
の項目を選択しても、選択は完了する。なお、図12
(b),(c)において、「再掲」行は本質的に表示の
必要はない。
【0052】以上でわかるように、メニュー表示がされ
ている(利用頻度の高い)項目は、選択完までの表示回
数が、従来方法に比べて、同数以下で済み、操作手数お
よび時間が減らせる。なお、メニュー表示,選択処理の
流れの一般的操作手順を示しておくと、図10のように
なる。すなわち、メニュー表示のあと、キー入力による
選択指令を行ない、選択未完の場合は、次のメニューを
表示して、これを選択完了まで繰り返す。選択完了の場
合は、メニュー項目に応じた処理結果を表示するのであ
る。
ている(利用頻度の高い)項目は、選択完までの表示回
数が、従来方法に比べて、同数以下で済み、操作手数お
よび時間が減らせる。なお、メニュー表示,選択処理の
流れの一般的操作手順を示しておくと、図10のように
なる。すなわち、メニュー表示のあと、キー入力による
選択指令を行ない、選択未完の場合は、次のメニューを
表示して、これを選択完了まで繰り返す。選択完了の場
合は、メニュー項目に応じた処理結果を表示するのであ
る。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のメニュー
項目の優先表示方法よれば、次のような効果ないし利点
が得られる。 (1)ファジー推論アルゴリズムを実現する複雑なプロ
グラムを更新することなく、ファジールールを表現する
メンバーシップ関数の種類と形状をメニューを、適用す
る状況に応じて試行錯誤的に決定することにより、簡単
に端末使用者のメニュー項目使用状況にあったメニュー
項目の表示優先度を決定できる。 (2)メンバーシップ関数の形状を記憶しておくだけで
よいので、少ないメモリ量で基礎優先度を決定できる。 (3)各メニュー項目に関して、累積使用回数と最新更
新日間隔を更新するだけでよく、各メニュー項目毎に一
定期間にわたる全てのアクセス日時を記録・保存する必
要がないので、少ないメモリ量で表示優先度を決定でき
る。
項目の優先表示方法よれば、次のような効果ないし利点
が得られる。 (1)ファジー推論アルゴリズムを実現する複雑なプロ
グラムを更新することなく、ファジールールを表現する
メンバーシップ関数の種類と形状をメニューを、適用す
る状況に応じて試行錯誤的に決定することにより、簡単
に端末使用者のメニュー項目使用状況にあったメニュー
項目の表示優先度を決定できる。 (2)メンバーシップ関数の形状を記憶しておくだけで
よいので、少ないメモリ量で基礎優先度を決定できる。 (3)各メニュー項目に関して、累積使用回数と最新更
新日間隔を更新するだけでよく、各メニュー項目毎に一
定期間にわたる全てのアクセス日時を記録・保存する必
要がないので、少ないメモリ量で表示優先度を決定でき
る。
【図1】本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の全体概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】基礎優先度の決定方法を説明する図である。
【図5】表示優先度の決定方法を説明する図である。
【図6】メニュー表示,選択処理手順を説明する図であ
る。
る。
【図7】表示優先度判定処理における記憶領域を説明す
る図である。
る図である。
【図8】表示優先度判定処理における基礎優先度および
表示優先度を求める場合の概念を説明する図である。
表示優先度を求める場合の概念を説明する図である。
【図9】従来優先度などの更新処理の概念を説明する図
である。
である。
【図10】メニュー表示,選択処理の流れを説明する図
である。
である。
【図11】メニュー構造例を説明する図である。
【図12】メニュー項目表示方法を説明する図である。
【図13】従来のメニュー表示,選択方法を説明する図
である。
である。
1 端末装置 2 ホスト計算機 3 表示部 4 入力操作部 5 制御部 11 本体処理部 12 入出力制御部 51 処理装置(プロセッサ) 52 ROM 53 RAM 54 表示制御部 54−2 表示メモリ 55 キーインタフェース部 56 回線インタフェース 57 ファジー表示優先度決定部 58 バスライン 571 最新使用日時間隔蓄積部 572 累積使用回数蓄積部 573 メンバーシップ関数蓄積部 573−2 メンバーシップ関数表示・編集部 574 第1ファジー推論処理部 575 最近優先度蓄積部 576 従来優先度蓄積部 577 第2ファジー推論処理部 578 表示優先度蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 泰造 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のメニュー項目についてこれらのメ
ニュー項目を表示画面に表示するに際して、 最近の一定期間にしばしばアクセスするメニュー項目の
表示優先度は高いというルールを用いたファジー推論法
によって、該メニュー項目の表示優先度を決定してか
ら、 この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項
目を該表示画面に表示することを特徴とする、メニュー
項目の優先表示方法。 - 【請求項2】 複数のメニュー項目についてこれらのメ
ニュー項目を表示画面に表示するに際して、 まず、最近の一定期間における累積使用回数と最新使用
日時間隔との間の関係を規定するファジールールに基づ
いて、基礎優先度を決定し、 更にこの基礎優先度について、直前に求められた基礎優
先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規定する
ファジールールに基づいて、該メニュー項目の表示優先
度を決定してから、 この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項
目を該表示画面に表示することを特徴とする、メニュー
項目の優先表示方法。 - 【請求項3】 複数のメニュー項目についてこれらのメ
ニュー項目を表示画面に表示するに際して、 まず、最近の一定期間における累積使用回数が大きく、
最新使用日時間隔が小さいと、基礎優先度は大きいとい
うファジールールに基づいて、該基礎優先度を決定し、 更にこの基礎優先度について、直前に求められた基礎優
先度が大きく、今求められた基礎優先度が大きいと、該
メニュー項目の表示優先度は大きいというファジールー
ルに基づいて、該メニュー項目の表示優先度を決定して
から、 この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項
目を該表示画面に表示することを特徴とする、メニュー
項目の優先表示方法。 - 【請求項4】 複数のメニュー項目についてこれらのメ
ニュー項目を表示画面に表示するに際して、 まず、最近の一定期間における累積使用回数と最新使用
日時間隔との間の関係を規定するファジールールとし
て、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、最新使用
日時間隔が小ならば、メニュー表示項目の基礎優先度は
大である」、「メニュー項目の累積使用回数が大きく、
最新使用日時間隔が大ならば、メニュー表示項目の基礎
優先度は中である」、「メニュー項目の累積使用回数が
小さく、最新使用日時間隔が小ならば、メニュー表示項
目の基礎優先度は中である」、「メニュー項目の累積使
用回数が小さく、最新使用日時間隔が大ならば、メニュ
ー表示項目の基礎優先度は小である」というファジール
ールに基づいて、上記の累積使用回数,最新使用日時間
隔および基礎優先度についてのメンバーシップ関数を求
め、 該メンバーシップ関数を用いて、上記の累積使用回数と
最新使用日時間隔とから、重心法を用いたファジー推論
によって、対応する基礎優先度を決定し、 更にこの基礎優先度について、直前に求められた基礎優
先度と今求められた基礎優先度との間の関係を規定する
ファジールールとして、「直前に求められた優先度が大
きく且つ今求められた基礎優先度が大ならば、表示優先
度は非常に大きい」、「直前に求められた優先度が大き
く且つ今求められた優先度が小ならば、表示優先度は中
である」、「直前に求められた優先度が小さく且つ今求
められた優先度が大ならば、表示優先度は大である」、
「直前に求められた優先度が小さく且つ今求められた優
先度が小ならば、表示優先度は小である」というファジ
ールールに基づいて、上記の直前に求められた基礎優先
度,今求められた基礎優先度および表示優先度について
のメンバーシップ関数を求め、 該メンバーシップ関数を用いて、上記の直前に求められ
た基礎優先度と今求められた基礎優先度とから、重心法
を用いたファジー推論によって、対応する表示優先度を
決定し、 この表示優先度に従って、優先度の高い順にメニュー項
目を該表示画面に表示することを特徴とする、メニュー
項目の優先表示方法。 - 【請求項5】 上記の直前に求められた基礎優先度がな
い場合は、この基礎優先度として所定値を設定し、この
値を上記直前に求められた基礎優先度とすることを特徴
とする、請求項2〜請求項4のいずれかに記載のメニュ
ー項目の優先表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3304169A JPH05113863A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | メニユー項目の優先表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3304169A JPH05113863A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | メニユー項目の優先表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113863A true JPH05113863A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17929877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3304169A Withdrawn JPH05113863A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | メニユー項目の優先表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113863A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0854913A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Toshiba Corp | プログラミング装置 |
JP2001027944A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Fujitsu Ltd | メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体 |
JP2006309486A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ibm Japan Ltd | 情報提供装置、制御方法およびプログラム |
JP2008242583A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nec Corp | 携帯端末装置のメニュー表示方法および携帯端末装置 |
US7865841B2 (en) | 2005-11-29 | 2011-01-04 | Panasonic Corporation | Input/output device, input/output method, and program |
US8407047B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-03-26 | Fujitsu Limited | Guidance information display device, guidance information display method and recording medium |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3304169A patent/JPH05113863A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0854913A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Toshiba Corp | プログラミング装置 |
JP2001027944A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Fujitsu Ltd | メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体 |
JP2006309486A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ibm Japan Ltd | 情報提供装置、制御方法およびプログラム |
US7865841B2 (en) | 2005-11-29 | 2011-01-04 | Panasonic Corporation | Input/output device, input/output method, and program |
JP2008242583A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nec Corp | 携帯端末装置のメニュー表示方法および携帯端末装置 |
US8407047B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-03-26 | Fujitsu Limited | Guidance information display device, guidance information display method and recording medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |