JPH05113236A - 加湿機 - Google Patents

加湿機

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JPH05113236A
JPH05113236A JP27369191A JP27369191A JPH05113236A JP H05113236 A JPH05113236 A JP H05113236A JP 27369191 A JP27369191 A JP 27369191A JP 27369191 A JP27369191 A JP 27369191A JP H05113236 A JPH05113236 A JP H05113236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
float
water tank
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP27369191A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Wada
剛志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP27369191A priority Critical patent/JPH05113236A/ja
Publication of JPH05113236A publication Critical patent/JPH05113236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水槽内の水と給水タンク内の水の水路を遮断
し、たとえ水槽内で細菌の増殖があっても給水タンク内
では細菌の増殖のないクリーンな加湿機を提供する。 【構成】 加湿機本体の水槽に一定の水位まで水が給水
されると、タンクキャップの給水口の周囲に立設する環
状リブとフロートとが当接して、給水タンクと水槽との
間を遮断して、水槽から給水タンクへの水の移動がなく
なるため、水槽内で細菌の増殖が発生しても給水タンク
内には細菌の侵入および増殖が生じなくなり、給水タン
クからは細菌の増殖していないきれいな水を供給するこ
とができ、クリーンな加湿ができるという効果が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の加湿調節を行う
加湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冬季ににおける暖房した室内の相
対湿度を上げるために加湿機が利用されている。
【0003】従来この種の加湿機は図3および図4に示
すような構成であった。すなわち本体101は水槽10
9を内装しており、水槽109内の水を霧化する超音波
振動子102と霧化された霧粒子を風で搬送する送風装
置103を本体101の下部に収納している。本体10
1の上部には霧化粒子を外部に放出する霧化筒104と
開口部110をもつ吹出しノズル105を具備してい
る。前記本体101の下方開口部は底板106で覆わ
れ、上方開口部は蓋107で覆われている。本体101
内には給水タンク108の支持台111が設置され給水
タンク108から一定水量が給水される。給水タンク1
08は水を貯めるタンク112と開閉自在のタンクキャ
ップ113よりなり、タンクキャップ113の中央部に
は給水口115と開閉自在の止水弁116が設けられ、
この止水弁116に相対する位置には、前記水槽109
内から突出部114が延設されている。
【0004】また水槽109内には、マグネット117
を内径下部に設けた円筒形のフロート118が、前記水
槽109の底部から延設した中空円筒119の外周部に
水位により浮沈自在に設けられ、前記中空円筒119の
内部にはリードスイッチ120が設けられ、リードスイ
ッチ120はフロート118の内径のマグネット117
の磁力により開閉して振動子2の空炊きを防止するもの
である。
【0005】また、前記中空円筒119の上部にはフロ
ート118の位置決め用プレート121が設けられてい
る。
【0006】上記構成において本体101に給水タンク
108を支持台111に載置すると、タンクキャップ1
13の止水弁116が水槽109の突出部114の先端
に押されて開放し、水槽109に一定水位まで給水す
る。次に水槽109の底面に設けた振動子2を駆動し、
霧化された粒子は送風装置103の働きで、吹出しノズ
ル105より吐出され、室内が加湿される。給水タンク
108の水がなくなると、水槽109内の水位が下降を
始め、フロート118も同様に低下することにより、中
空円筒119内のリードスイッチ120がフロート11
8のマグネット117の働きで開放し、振動子2の電源
が切られて振動子2の空炊きを防止するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加湿
機の構成では、給水タンク108内に水が残っている状
態で加湿機の運転をOFFすると、水槽109内の水と
給水タンク108内の水とはタンクキャップ113の給
水口115を介して連通しているため、水槽中の残水中
に細菌が含まれている場合、あるいは水槽中の残水の温
度が比較的高い場合には、水槽中はもとよりタンク内の
水も細菌が増殖しやすい条件となり、翌日に加湿機を運
転すると細菌を含んだ水を多量に噴霧するという課題を
有していた。
【0008】またマグネットを備えたフロートと中空円
筒に収納されたリードスイッチは、加湿機の空炊き防止
のため必要なものであり、また給水タンクの止水弁を開
放するための突出部も有しているため、水槽内に立設す
る構造物が多く水槽の面積も必然的に大きくなるという
課題を有していた。
【0009】本発明はこのような課題を解決するもの
で、水槽内の水とタンク内の水とを遮断することにより
タンク内の細菌の増殖のない加湿機を提供することを第
1の目的とする。
【0010】第2の目的は、水槽内の構造を簡単にし
て、よりコンパクトで安価な加湿機を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は本体に内蔵される水槽と、こ
の水槽に水を給水する給水タンクと、給水タンクの下部
に設けた開口部に螺合するタンクキャップと、このタン
クキャップの中央に開孔する給水口を開閉可能に密封す
る止水弁と、前記給水口の周囲に立設する環状リブと、
前記止水弁と圧接して前記タンクキャップの給水口を開
放する前記水槽より突出した突起部と、この突起部に貫
通される中空円盤形の比重小なるフロートとを有し、こ
のフロートは前記環状リブと密接する構成としている。
【0012】また第2の目的を達成するための第2の手
段は、フロートの内径側にマグネットを一体に付設し、
前記フロートを貫通する突起部の内部に前記マグネット
の磁力で開閉するリードスイッチを有する構成としてい
る。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成によって、
水槽内の水が一定水位になるとフロートがタンクキャッ
プの給水口の周囲に立設する環状リブと密接して、給水
口を塞ぐことにより、水槽内の水とタンク内の水が遮断
され、水槽内の水が細菌の増殖に適した温度まで上昇し
て細菌の増殖がおこっても、タンク内の水は水槽内の水
と遮断されているためタンク内への細菌の侵入を防ぐこ
とができる。
【0014】また第2の手段の構成により水槽底部より
延設した突起部の中空内部にリードスイッチを収納し、
この突起部の外周に沿って浮かぶフロートの内径側にマ
グネットを設けることにより、フロートに給水タンクの
給水口を遮断する働きと、リードスイッチを開閉する働
きを兼ねさせることができ、さらにマグネットの重量に
より、フロートは水面の揺れに対しても水平状態を保
ち、給水タンクの環状リブへの密接状態を維持すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1およ
び図2を参照しながら説明する。図に示すように本体1
は水槽2を内蔵しており、水槽2の底には水を霧化する
振動子3が固定され、霧化された霧粒子を風で搬送する
送風装置4を本体1の下部に収納している。本体1の上
部には霧化粒子を外部に放出する霧化筒5とノズル6を
具備している。水槽2の上方に給水タンク7の支持台が
設置され、給水タンク7より一定水位で給水されてい
る。給水タンク7の下部には開孔口を有し、この開孔口
の外周にタンクキャップ8が螺合している。タンクキャ
ップ8の中央部には給水口9が開孔し、この給水口9に
は止水弁10が開放可能に設けられ、タンクキャップ8
の給水口9の周囲には環状リブ11が垂設している。タ
ンクキャップ8の止水弁10に対面する位置には、水槽
2から突起部2aが立設し、止水弁10を押し上げるこ
とにより、水槽2内に給水タンク7から給水される。突
起部2aの外周には、中空円盤状の比重小なるフロート
12が上下可動に設けられて、突起部2aの上端にはフ
ロート12の抜け止め13が固定されている。フロート
12の外径はタンクキャップ8の環状リブ11の径より
大きく形成され、フロート12の内径は、抜け止め13
の外径より小さく形成されている。そして給水タンク7
を水槽2にセットした状態では、タンクキャップ8の環
状リブ11の先端と、突起部2aに設けた抜け止め13
の外周縁とは同一高さになるように設定されている。
【0016】上記構成において以下動作を説明すると、
まず給水タンクを本体1内の支持台にセットすると水槽
底部から延設した突起部2aでタンクキャップ8の止水
弁10が押し上げられ、給水タンク7から給水が開始さ
れる。給水が始まり水槽内の水位が上がるとフロート1
2も徐々に上がり、一定水位になると前記フロート12
の上端面が水槽底部から延設された突起部2aの上部に
設けた抜け止め13の外周縁およびタンクキャップ8の
環状リブ11にそれぞれ当接して、給水タンク7と水槽
2とは遮断される。この状態で水槽2内の水が細菌の増
殖に適した温度になっても給水タンク7内の水の温度は
水槽内の水と給水タンク7内の水との間で対流が起こら
ないため、温度上昇することなく、また細菌の侵入を防
いで、給水タンク7内の細菌を増殖させることもなくな
る。
【0017】つぎに本発明の第2の実施例について図1
および図2を参照しながら説明する。なお第1実施例と
同一構成のものは同一番号を用いて詳しい説明は省略す
る。
【0018】図に示すように突起部2aは中空円筒形で
あり、内部に磁力により接点が開閉するリードスイッチ
14を設け、フロート12の内径下部にリング状のマグ
ネット15を一体に付設する。
【0019】上記構成において以下動作を説明すると、
給水タンク7から水が給水され水槽2内の水位が上がる
と、フロート12は水位とともに上がり、リードスイッ
チ14がONの状態になり振動子3が振動をはじめる。
つぎに水槽2内の水位が下がりフロート12が下がると
リードスイッチ14がOFFになり、振動子3の振動が
停止して、振動子3の空炊きは防止できる。
【0020】このように本発明の第2実施例によれば、
第1実施例の構成に加えて、給水タンクの止水弁を押し
上げる水槽の突起部にリードスイッチを収納し、この突
起部の周囲に上下可能に設けたフロートの内径下部にマ
グネットを一体に付設することにより、加湿機の空炊き
防止、給水タンクの止水弁の開放、給水タンクと水槽の
間の遮断を一ヵ所で行うことができ、水槽内の構造物を
少なくできるため、安価に製造できるとともに、省スペ
ース化を図ることができる。
【0021】またフロートの内径下部にマグネットを設
けることによりマグネットの重量でフロート自体の安定
性が向上し、本位が振動して水槽内の水面がゆれてもフ
ロートが不必要にゆれることがなく、フロートと環状リ
ブとの密接を保ち、タンク給水口の遮断状態を維持する
ことができる。
【0022】なお、第2実施例では霧化装置として超音
波振動子を用いたが、超音波振動子に代えてヒータ式加
湿釜を用いてもよく、その作用効果に差位を生じない。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例より明らかなように本発明
によれば水槽に一定の水位まで水が給水されると、少な
くともタンクキャップの給水口の周囲に立設する環状リ
ブとフロートとが当接して、給水タンクと水槽との間を
遮断して、水槽から給水タンクへの水の移動がなくなる
ため、水槽内で細菌の増殖が発生しても、給水タンク内
には細菌の侵入および増殖が生じなくなり、給水タンク
からは細菌の増殖していないきれいな水を供給すること
ができ、クリーンな加湿ができるという効果のある加湿
機が提供できる。
【0024】また加湿機の湯水状態での異常使用を防止
するリードスイッチを突起部に内蔵し、フロートの内径
側にマグネットを付設することにより、水槽内に立設す
る構造物が少なくなり、安価に製造できるとともに省ス
ペース化を図ることができ、さらにマグネットの重量に
よりフロート自体の水面での安定性が増すため、タンク
キャップの環状リブとの密接状態を維持できるという効
果のある加湿機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿機の要部断面図
【図2】同全体断面図
【図3】従来の加湿機の要部断面図
【図4】同全体断面図
【符号の説明】
1 本体 2 水槽 2a 突起部 7 給水タンク 8 タンクキャップ 9 給水口 10 止水弁 11 環状リブ 12 フロート 14 リードスイッチ 15 マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵される水槽と、この水槽に水
    を給水する給水タンクと、給水タンクの下部に設けた開
    口部に螺合するタンクキャップと、このタンクキャップ
    の中央に開孔する給水口を開閉可能に密封する止水弁
    と、前記給水口の周囲に立設する環状リブと、前記止水
    弁と圧接して前記タンクキャップの給水口を開放する前
    記水槽より突出した突起部と、この突起部に貫通される
    中空円盤形の比重小なるフロートとを有し、このフロー
    トは前記環状リブと密接してなる加湿機。
  2. 【請求項2】 フロートの内径側にマグネットを一体に
    付設し、前記フロートを貫通する突起部の内部に前記マ
    グネットの磁力で開閉するリードスイッチを設けた請求
    項1記載の加湿機。
JP27369191A 1991-10-22 1991-10-22 加湿機 Pending JPH05113236A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27369191A JPH05113236A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 加湿機

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ID=17531214

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