JPH05112708A - 高い熱歪み温度を有するポリカーボネートの安定化 - Google Patents

高い熱歪み温度を有するポリカーボネートの安定化

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JPH05112708A
JPH05112708A JP4098754A JP9875492A JPH05112708A JP H05112708 A JPH05112708 A JP H05112708A JP 4098754 A JP4098754 A JP 4098754A JP 9875492 A JP9875492 A JP 9875492A JP H05112708 A JPH05112708 A JP H05112708A
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Helmut-Martin Meier
ヘルムート−マルテイン・マイヤー
Uwe Westeppe
ウベ・ベステツペ
Rolf Dhein
ロルフ・ダイン
Dieter Freitag
デイーター・フライターク
Dieter Constant
デイーター・コンスタント
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    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/54Silicon-containing compounds
    • C08K5/541Silicon-containing compounds containing oxygen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (i) 少なくとも 10,000 の重量平均分子
量を有し、式(Ia) 【化1】 式中、R1 および R2 は相互に独立に水素、ハロゲ
ン、C1-C8-アルキル、C5-C6-シクロアルキル、C6-
10-アリールまたは C7-C12-アラールキルを表し、
m は 4 ないし 7 の整数を表し、R3 および R4 はそ
れぞれの X に関して独立に選択し、相互に独立に水素
または C1-C6-アルキルを表し、X は炭素を表すが、
条件として、少なくとも1個の X 原子において R3
および R4 がいずれもアルキルを表すに相当する二官
能性カーボネート構造単位を有する芳香族ポリカーボネ
ート樹脂と特殊なシロキサン化合物とを含有する熱可塑
性成形用組成物。 【効果】 本発明の成形用組成物は、光学的性質および
衝撃性能のより高度の保持を含む、老化効果に対する改
良された抵抗性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は熱可塑性ポリカーボネート成形
用組成物に、より特定的には改良された衝撃特性を有す
る組成物に関するものである。
【0002】
【発明の概要】芳香族ポリカーボネートと特殊なシロキ
サン化合物とを含有する熱可塑性成形用組成物が開示さ
れている。式(Ia)
【0003】
【化4】
【0004】式中、R1 および R2 は相互に独立に水
素、ハロゲン、C1-C8-アルキル、C5-C6-シクロアル
キル、C6-C10-アリールまたは C7-C12-アラールキ
ルを表し、m は 4 ないし 7 の整数であり、R3 およ
び R4 はそれぞれの X に関して独立に選択し、相互
に独立に水素または C1-C6-アルキルを表し、X は炭
素を表すが、条件として、少なくとも1個の X 原子に
おいて R3 および R4 がいずれもアルキル基である に相当する二官能性構造単位を有するポリカーボネート
樹脂を基剤とし、0.001ないし1重量%の式(II)
【0005】
【化5】
【0006】式中、R は水素、C1-C20-アルキル、C
6-C10-アリールまたは C1-C10-アルコキシを表し、
B は R または A を表し、r、s および t は独立
に 0 ないし 200 の整数を表す に、または式(III)
【0007】
【化6】
【0008】式中、R は式(II)におけると同様の意
味を有し、u は1ないし 20 の整数を表し、v および
w は 0 ないし 20 の整数を表してu + v + w の
合計は 3 に等しいか、またはこれより大きく、A は
1-C20-アルキル基または C6-C10-アリール基を表
すに相当する少なくとも1種のシロキサンを含有する組
成物は、その改良された熱歪み温度と良好な老化特性と
を特色としている。
【0009】
【発明の背景】通常のポリカーボネート中の単量体シロ
キサンは DOS2,920,450 に記載されている。通常の
ポリカーボネート中のオリゴマーシロキサンは DOS
2,832,342 に開示されている。通常のポリカーボネート
中の環状シロキサンは DOS2,832,339 に開示されて
いる。充填された通常のポリカーボネート中にエポキシ
化ケイ素を含有するビニル重合体は DOS 2,327,014
に開示されている。これらの生成物においては、長時間
の老化の過程中の衝撃強度の改良は観測されていない。
オルガノポリシロキサンの添加により得られる改良され
た機械的性質を有するガラス繊維強化ポリカーボネート
は DE-OS 2 518 287 に開示されている。構造式(I
a)に相当するポリカーボネートはこれらにおいて言及
されていない。DE-OS 2,920,451 はオキセタン化合
物、ジオキサンまたはテトラヒドロフランとの組合わせ
における有機ケイ素化合物の、ポリカーボネートの安定
化および明化用の使用を開示している。構造単位(I
a)に相当するポリカーボネートは、ここでも言及され
ていない。
【0010】とりわけ改良された強靭性を特色とするポ
リカーボネートとオルガノポリシロキサンとの混合物は
米国特許第 2,999,835 号に開示されているが、この文
献には、本件で特許請求した組成物を特徴付ける熱的に
誘起された分解に対する改良された抵抗性を暗示する何
物も見られない。
【0011】最後に、ポリジオルガノシロキサン-ポリ
カーボネートブロック共縮合体とシロキサンとの、およ
びグラフト重合体との、および/またはゴム弾性重合体
との混合物は DE-OS 3 908 038 に開示されてい
る。この種の混合物は石油炭化水素に対する改良された
抵抗性と良好な低温強靭性とを有している。
【0012】
【発明の詳細な記述】本発明記載の芳香族ポリカーボネ
ートは高い熱歪み温度と少なくとも 10,000の、好まし
くは 10,000 ないし 200,000 の、特に 20,000 ないし
80,000 の重量平均分子量(Mw)とを有し、式(Ia)
【0013】
【化7】
【0014】式中、R1 および R2 は相互に独立に水
素、ハロゲン、好ましくは塩素もしくは臭素、C1-C8-
アルキル、C5-C6-シクロアルキル、C6-C10-アリー
ル好ましくはフェニル、または C7-C12-アラールキ
ル、好ましくはフェニル-C1-C4-アルキル、特にベン
ジルを表し、m は 4 ないし 7 の、好ましくは 4 また
は 5 の整数を表し、R3 および R4 はそれぞれの X
に関して独立に選択し、相互に独立に水素または C1-
6-アルキルを表し、X は炭素を表すが、条件とし
て、少なくとも1個の X 原子において R3 および R
4 がいずれもアルキル基であるに相当する二官能性カー
ボネート構造単位を有することを特徴としている。
【0015】式(Ia)のカーボネート構造単位を基本
構造とするポリカーボネートは DE-OS 3,832,396
より公知である。これらは式(Ia)に相当する構造を
ポリカーボネート中に、いずれの場合にも二官能性カー
ボネート構造単位の全 100 モル%を基準にして 100 モ
ル%ないし 2 モル%の、好ましくは 100 モル%ないし
5 モル%の、特に 100 モル%ないし 10 モル%の、最
も好ましくは 100 モル%ないし 20 モル%の量含有す
る単独ポリカーボネートまたは共縮合ポリカーボネート
である。
【0016】式(Ia)において、R3 および R4 は好
ましくはいずれも1個または 2 個の X 原子上の、特
に1個のみの X 原子上のアルキルである。好ましいア
ルキル基はメチルである。ジフェニル置換炭素原子(C
-1)に対して α-位の X 原子は好ましくはジアルキル
置換されておらず、C-1 に対して β-位におけるアル
キル二置換が好ましい。
【0017】式(Ia)に相当する構造単位には、特
に、環状脂肪族残基に 5 個または 6個の環炭素原子を
有するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン基、たと
えば
【0018】
【化8】
【0019】が可能である。
【0020】したがって、これらのポリカーボネートは
他の二官能性カーボネート構造単位、たとえば式(I
b)
【0021】
【化9】
【0022】式中、Z は 6 − 30 個の炭素原子を有す
る芳香族基を表すに相当するカーボネート構造単位を、
全体を 100 モル%にするのに必要な量、換言すれば、
いずれの場合にもポリカーボネート中の二官能性構造単
位の全 100モル%を基準にして 0 モル%(含む)ない
し 98 モル%(含む)の、好ましくは 0 モル%ないし
95 モル%の、特に 0 モル%ないし 90 モル%の、最も
好ましくは 0 モル%ないし 80 モル%の量含有する。
【0023】好ましいポリカーボネートには、上記の式
(Ia)に相当する構造単位が式(Ic)
【0024】
【化10】
【0025】式中、R1 および R2 は式(Ia)に関し
て示した意味を有するが、水素が特に好ましいに相当す
るものが含まれる。
【0026】本発明記載の組成物は 0.001 ないし1重
量%の、好ましくは 0.01 ないし0.5 重量%の、式(I
I)
【0027】
【化11】
【0028】式中、R は水素、C1-C20-アルキル、C
6-C10-アリールまたは C1-C10-アルコキシを表し、
B は R または A を表し、r は 0 または1ないし
200 の整数を表し、s は 0 または1ないし 200 の整
数を表し、t は0 または1ないし 200 の整数を表す
に、および/または式(III)
【0029】
【化12】
【0030】式中、R は式(II)におけると同様の意
味を有し、u は1ないし 20 の整数を表し、v は 0
または1ないし 20 の整数を表し、w は 0 または1な
いし 20の整数を表してu + v + w ≧ 3 であり、
A は C1-C20-アルキル基または任意にヘテロ原子ま
たはエポキシ基を含有することもある C6-C10-アリー
ル基を表すに相当する、任意にオキセタンおよび/また
はエポキシドとの混合物での、少なくとも1種のシロキ
サンを含有する。
【0031】本発明はまた、式(II)および/または
(III)に相当するシロキサンの、式(Ia)に相当する
構造単位を基本構造とする高い熱歪み温度を有するポリ
カーボネート用の衝撃強度改良剤としての使用に関する
ものでもある。
【0032】式(II)および/または(III)に相当す
るシロキサンは単独でも、または同一の式のシロキサン
との混合物もしくは式(II)および式(III)の双方の
シロキサンの混合物としてでも使用することができる。
【0033】式(II)に相当する適当なシロキサンの例
には、以下のパラメーター:R = 水素、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、オクチル、イソオクチル、2-エ
チルヘキシル、フェニルまたはナフチル、B = R ま
たは A、r = 0 − 100、s = 0 − 100、t = 0
− 100を有するポリシロキサンが含まれる。
【0034】式(II)に相当する特に適当なシロキサン
は、式中で R = CH3 または C65 B = R、r = 0 − 50、s = 0− 50、t = 0 −
50 A = γ-グリシドキシプロピル、4,5-エポキシペンチ
ル、γ-グリシドキシブチル、γ-グリシドキシヘキシ
ル、γ-グリシドキシオクチル、グリシドキシ-o,p-フ
ェニル、5,6-エポキシヘキシル、7,8-エポキシオクチ
ル、9,10-エポキシデシル、β-3,4-(エポキシシクロヘ
キシル)-エチル、β-3,4-(エポキシシクロヘキシル)-プ
ロピル、オキシラニルまたは以下の構造
【0035】
【化13】
【0036】式中、R5 は水素、メチル、エチル、ペン
チル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシル、
フェニル、p-トリル、ベンジル、メトキシメチル、エ
トキシメチル、オクタデシルオキシメチル、フェノキシ
メチル、p-トリルオキシメチル、ベンジルオキシメチ
ル、フェノキシ、p-クロロフェノキシ、p-第 3 ブチ
ルフェノキシまたはアセチルオキシメチルであるに相当
する基であるものである。
【0037】式中の R が CH3 または C65 であ
り、r が 0 − 50 であり、s が 0であり、t が 0
であり、B が R である式(II)に相当するシロキサ
ンも、また、式中の R が CH3 または C65 であ
り、r が 0 であり、s が 0であり、t が 0 − 50
であり、B が R であるものも特に好適である。
【0038】式(III)に相当する適当なシロキサンの
例には、以下のパラメーター:R = メチル、エチル、
プロピル、ブチル、オクチル、イソオクチル、2-エチル
ヘキシル、フェニルまたはナフチル、u = 0 − 10、
v = 0 − 10、w = 0 − 10、かつu + v + w
= 3− 10、A = R、またはA = γ-グリシドキシプ
ロピル、4,5-エポキシペンチル、γ-グリシドキシブチ
ル、γ-グリシドキシヘキシル、γ-グリシドキシオクチ
ル、グリシドキシ-o,p-フェニル、5,6-エポキシヘキ
シル、7,8-エポキシオクチル、9,10-エポキシデシル、
β-3,4-(エポキシシクロヘキシル)-エチル、β-3,4-(エ
ポキシシクロヘキシル)-プロピル、オキシラニルまたは
以下の構造
【0039】
【化14】
【0040】式中、R5 は水素、メチル、エチル、ペン
チル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシル、
フェニル、p-トリル、ベンジル、メトキシメチル、エ
トキシメチル、オクタデシルオキシメチル、フェノキシ
メチル、p-トリルオキシメチル、ベンジルオキシメチ
ル、フェノキシ、p-クロロフェノキシ、p-第 3 ブチ
ルフェノキシまたはアセチルオキシメチルであるを有す
る基を有する環状シロキサンが含まれる。
【0041】式(III)に相当する特に好適な環状シロ
キサンは、以下のパラメーター: R = CH3 もしくは C65、u = 0 − 10、v =
0、w = 0、またはR = CH3 もしくは C65、u
= 0 − 10、v = 0、w = 0 − 10、かつu + v
+ w =3 − 10、A = R、またはA = γ-グリシド
キシプロピル、4,5-エポキシペンチル、γ-グリシドキ
シブチル、γ-グリシドキシヘキシル、γ-グリシドキシ
オクチル、グリシドキシ-o,p-フェニル、5,6-エポキ
シヘキシル、7,8-エポキシオクチル、9,10-エポキシデ
シル、β-3,4-(エポキシシクロヘキシル)-エチル、β-
3,4-(エポキシシクロヘキシル)-プロピル、オキシラニ
ルまたは以下の構造
【0042】
【化15】
【0043】式中、R5 は水素、メチル、エチル、ペン
チル、ヘキサデシル、オクタデシル、シクロヘキシル、
フェニル、p-トリル、ベンジル、メトキシメチル、エ
トキシメチル、オクタデシルオキシメチル、フェノキシ
メチル、p-トリルオキシメチル、ベンジルオキシメチ
ル、フェノキシ、p-クロロフェノキシ、p-第 3 ブチ
ルフェノキシまたはアセチルオキシメチルであるを有す
る基を有する。
【0044】本発明に従って使用する式(II)および
(III)に相当する化合物の製造方法は公知であり、ノ
ル(W. Noll),シリコーンの化学と技術(Chemie und
Technologie der Silicone),化学出版社(Verlag Che
mie,Weinheim)刊行,1968 に記載されている。
【0045】以下の式: α)
【0046】
【化16】
【0047】式中、R5 は上記の意味を有する、 β)
【0048】
【化17】
【0049】式中、R6 は C1-C16-アルキルを表し、
7 は、n が1− 6 の数であるOH 基により置換さ
れていてもよい n価の C2-C8-アルカン、または n
= 2 である場合の二価のシクロアルカンを表すおよ
び、 γ)
【0050】
【化18】
【0051】式中、R6 は C1-C16-アルキルを表し、
8 は任意にシアノ、カルボキシもしくはアセトキシに
より置換されていることもある C1-C4-アルキルを表
すか、またはアルキル、アルキル置換されていてもよい
6-C14-アリール、C7-C14-アラールキルまたは C
1-C4-アルコキシにより、もしくはアリロキシにより置
換されていてもよいC1-C4-アルコキシを表し、m は
1ないし 4 の整数を表し、r は 0 ないし 3 の整数を
表し、m + r は常に 4 に等しいに相当する化合物、
ならびに DOS 2,019,325 記載のエポキシド基含有共
重合体、3,4-エポキシシクロヘキサンカルボン酸3,4-エ
ポキシシクロヘキシルメチルおよびアジピン酸ビス-(3,
4-エポキシシクロヘキシル)が、式(II)および(II
I)のシロキサンと混合し得る適当なオキセタンまたは
エポキシド化合物である。
【0052】本発明記載の成形用組成物は、光学的性質
および衝撃性能のより高度の保持を含む、老化効果に対
する改良された抵抗性を示す。
【0053】任意にオキセタンおよび/またはエポキシ
ドとともにする、式(II)および(III)に相当するシ
ロキサンのポリカーボネートへの混和は、混練機または
押出し機中で実施する。シロキサンは多くの場合、上記
のポリカーボネートにその製造中に、または出発物質に
添加する。シロキサンはまた、上記のポリカーボネート
の溶液中に添加してもよく、この場合には溶媒はを蒸発
除去することができる。
【0054】したがって、本発明はまた、式(II)およ
び(III)に相当するシロキサンを混練機もしくは押出
し機を用いてポリカーボネートに混和するか、またはポ
リカーボネートの製造中に出発物質に添加するか、また
はポリカーボネートの溶液に添加して続いて溶媒を蒸発
させ、同時に、任意にオキセタンおよび/またはエポキ
シドを混和することを特徴とする本発明記載のポリカー
ボネートの製造方法に関するものでもある。
【0055】本件ポリカーボネートはその製造中に、ま
たはその後に通常の添加剤と混合することができる。以
下のものは可能な添加剤の例である:離型剤、染料、無
機顔料、UV 吸収剤、難燃剤、安定剤、充填剤たとえ
ばガラス繊維、黒鉛、金属粉末等。
【0056】本発明に従って改質した式(Ia)の構造
単位を基本構造とするポリカーボネートの後処理は、た
とえば押出し機または混練機中で実施することもでき、
溶液から後処理して広範な成形品、たとえばソケット、
中空パネル、照明器具のケース、書字または記録機器、
水容器、眼鏡、幼児用のビンおよびフィルムを製造する
こともできる。
【0057】本発明記載のポリカーボネート成形用組成
物は、公知のポリカーボネートがこれまで使用されてき
たいかなる場所においても、すなわち、電気工業におい
て、建設工業において、覆いおよびガラスの嵌め込み
に、特に加熱下での高度の寸法安定性が良好な加工性と
の組合わせで要求される場合に、換言すれば、高い熱歪
み温度を有する複雑な部品の製造に、成形品として使用
することができる。
【0058】以下の実施例により本発明をさらに説明す
るが、本発明の限定を意図したものではない。以下の実
施例においては、これと異なる特定のない限り、全ての
部および百分率は重量部および重量%である。
【0059】
【実施例】研究した生成物は、1.295(塩化メチレン中
25℃で、0.5 g/100 ml の濃度で測定した値)の相対溶
液粘性を有する 35:65 のモル比の 1,1-ビス-(4-ヒド
ロキシフェニル)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサンと
2,2-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)-プロパンとを基剤と
する共縮合ポリカーボネートであった。
【0060】老化試験 10 回の実験 A − C に使用したポリカーボネートの
標準試験棒状体を 150℃ で熱空老化にかけた。
【0061】透過率は ASTM 1003 に従って測定
し、黄化指数は ASTM D 1925 に従って、衝撃強度
は DIN 53 453 に従って測定した。
【0062】本発明による試験 上記のポリカーボネートが添加剤として A:0.1 重量%の、式中の R が CH3 であり、B が
CH3 であり、 40 であり、s が 0 − 40 であり、t が0 − 40 であ
る式(II)に相当するポリシロキサン、 B:0.1 重量%の、
【0063】
【化19】
【0064】の 1:1 混合物を含有していた。
【0065】比較試験 C:上記の共縮合ポリカーボネートが添加剤を含有しな
かった。
【0066】これを1回再度押出しした。これにより、
A および B と同一の加工段階が行われたことが保証
される。
【0067】試験 D 上記の共縮合ポリカーボネートが添加剤として 0.03 重
量%の次式
【0068】
【化20】
【0069】のシロキサンを含有していた。
【0070】このシロキサンは、DAS 1,272,550 に
従って、対応するメチル水素ポリシロキサンから、アリ
ルグリシジルエーテルとの反応により製造したものであ
る。ポリカーボネートへの混和は押出し機中で行う。
【0071】この添加剤含有共縮合ポリカーボネートか
ら標準小型棒状体を製造した。
【0072】試験 E 上記の共縮合ポリカーボネートが添加剤として 0.03 重
量%の試験D 記載のシロキサンおよび 0.3 重量%の式
【0073】
【化21】
【0074】の UV 安定剤を含有していた。
【0075】添加剤の共縮合ポリカーボネートへの混和
は押出し機中で行う。
【0076】標準小型棒状体は添加剤含有共縮合ポリカ
ーボネートから製造した。
【0077】結果
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】 表 2 A B C 衝撃強度 an(kJ/m2) 非破壊 残留値 非破壊 残留値 非破壊 残留値 0 時間 10 10 10 250 8 199 10 2 193 500 9 244 9 119 4 173 750 9 205 8 235 5 77 1000 8 165 8 154 1250 8 113 8 180 1 96 残留値 = 残留衝撃強度 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0080】1.(i) 少なくとも 10,000 の重量平
均分子量を有し、式(Ia)
【0081】
【化22】
【0082】式中、R1 および R2 は相互に独立に水
素、ハロゲン、C1-C8-アルキル、C5-C6-シクロアル
キル、C6-C10-アリールまたは C7-C12-アラールキ
ルを表し、m は 4 ないし 7 の整数を表し、R3 およ
び R4 はそれぞれの X に関して独立に選択し、相互
に独立に水素または C1-C6-アルキルを表し、X は炭
素を表すが、条件として、少なくとも1個の X 原子に
おいて R3 および R4 がいずれもアルキルを表すに相
当する二官能性カーボネート構造単位を有する芳香族ポ
リカーボネート樹脂、ならびに、 (ii) 約 0.001 ないし1重量%の、(a)式(II)
【0083】
【化23】
【0084】式中、R は水素、C1-C20-アルキル、C
6-C10-アリールまたは C1-C10-アルコキシであり、
B は R または A であり、r、s および t は独立
に 0 ないし 200 の整数を表す に相当するシロキサン、および(b)式(III)
【0085】
【化24】
【0086】式中、R は C1-C20-アルキル、C6-C
10-アリールまたは C1-C10-アルコキシを表し、u は
1ないし 20 の整数を表し、v および w は 0 ないし
20 の整数を表してu + v + w ≧ 3 であり、A
は C1-C20-アルキル基または C6-C10-アリール基を
表すに相当するシロキサンよりなるグループから選択し
た少なくとも1種のシロキサンを含んでなる熱可塑性成
形用組成物。
【0087】2.上記の A がヘテロ原子を含有するこ
とを特徴とする 1.記載の組成物。 3.上記の A がエポキシおよびオキセタンよりなるグ
ループから選択した少なくとも1種の成員を含有するこ
とを特徴とする 1.記載の組成物。
【0088】4.(i) 少なくとも 10,000 の重量平
均分子量を有し、式(Ia)
【0089】
【化25】
【0090】式中、R1 および R2 は相互に独立に水
素、ハロゲン、C1-C8-アルキル、C5-C6-シクロアル
キル、C6-C10-アリールまたは C7-C12-アラールキ
ルを表し、m は 4 ないし 7 の整数を表し、R3 およ
び R4 はそれぞれの X に関して独立に選択し、相互
に独立に水素または C1-C6-アルキルを表し、X は炭
素を表すが、条件として、少なくとも1個の X 原子に
おいて R3 および R4 がいずれもアルキルを表すに相
当する二官能性カーボネート構造単位を有する芳香族ポ
リカーボネート樹脂と、 (ii) 約 0.001 ないし1重量%の式(II)
【0091】
【化26】
【0092】式中、R は水素、C1-C20-アルキル、C
6-C10-アリールまたは C1-C10-アルコキシを表し、
B は R または A であり、r、s および t は独立
に 0 ないし 200 の整数を表し、A は C1-C20-アル
キル基または C6-C10-アリール基を表すに相当するシ
ロキサンとよりなる熱可塑性成形用組成物。
【0093】5.(i) 少なくとも 10,000 の重量平
均分子量を有し、式(Ia)
【0094】
【化27】
【0095】式中、R1 および R2 は相互に独立に水
素、ハロゲン、C1-C8-アルキル、C5-C6-シクロアル
キル、C6-C10-アリールまたは C7-C12-アラールキ
ルを表し、m は 4 ないし 7 の整数を表し、R3 およ
び R4 はそれぞれの X に関して独立に選択し、相互
に独立に水素または C1-C6-アルキルを表し、X は炭
素を表すが、条件として、少なくとも1個の X 原子に
おいて R3 および R4 がいずれもアルキルを表すに相
当する二官能性カーボネート構造単位を含有する芳香族
ポリカーボネート樹脂と、 (ii) 約 0.001 ないし1重量%の、式(III)
【0096】
【化28】
【0097】式中、R は水素、C1-C20-アルキル、C
6-C10-アリールまたは C1-C10-アルコキシであり、
u は1ないし 20 の整数であり、v および w は 0
ないし 20 の整数を表してu + v + w ≧ 3 であ
り、A は C1-C20-アルキル基または C6-C10-アリ
ール基を表すに相当するシロキサンとよりなる熱可塑性
成形用組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・ダイン ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・デスバテイネスシユトラーセ30 (72)発明者 デイーター・フライターク ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・ハーゼンハイデ10 (72)発明者 デイーター・コンスタント ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン3・クベテインガーシユトラーセ225

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i) 少なくとも 10,000 の重量平均
    分子量を有し、式(Ia) 【化1】 式中、 R1 および R2 は相互に独立に水素、ハロゲン、C1-
    8-アルキル、C5-C6-シクロアルキル、C6-C10-ア
    リールまたは C7-C12-アラールキルを表し、 m は 4 ないし 7 の整数を表し、 R3 および R4 はそれぞれの X に関して独立に選択
    し、相互に独立に水素または C1-C6-アルキルを表
    し、 X は炭素を表すが、 条件として、 少なくとも1個の X 原子において R3 およびR4
    いずれもアルキルを表すに相当する二官能性カーボネー
    ト構造単位を有する芳香族ポリカーボネート樹脂、なら
    びに、 (ii) 約 0.001 ないし1重量%の、(a)式(II) 【化2】 式中、 R は水素、C1-C20-アルキル、C6-C10-アリールま
    たは C1-C10-アルコキシであり、 B は R または A であり、 r、s および t は独立に 0 ないし 200 の整数を表
    すに相当するシロキサン、および(b)式(III) 【化3】 式中、 R は C1-C20-アルキル、C6-C10-アリールまたは
    1-C10-アルコキシを表し、 u は1ないし 20 の整数を表し、 v および w は 0 ないし 20 の整数を表してu + v
    + w ≧ 3 であり、 A は C1-C20-アルキル基または C6-C10-アリール
    基を表すに相当するシロキサンよりなるグループから選
    択した少なくとも1種のシロキサンを含んでなる熱可塑
    性成形用組成物。
JP4098754A 1991-03-26 1992-03-25 高い熱歪み温度を有するポリカーボネートの安定化 Pending JPH05112708A (ja)

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