JPH05112395A - 真空引き経路内の水分除去方法 - Google Patents

真空引き経路内の水分除去方法

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JPH05112395A
JPH05112395A JP3271474A JP27147491A JPH05112395A JP H05112395 A JPH05112395 A JP H05112395A JP 3271474 A JP3271474 A JP 3271474A JP 27147491 A JP27147491 A JP 27147491A JP H05112395 A JPH05112395 A JP H05112395A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定のサイクル毎に真空引き経路を介して容器
内の真空引きを行う装置において、真空引き経路内の水
分を効率よく除去することができ、真空引き効率を向上
させるとができる方法を提供する。 【構成】所定のサイクル毎に真空引き経路10を介して
容器aの真空引きを行う装置において、真空引きの1サ
イクル毎に、大気湿度及び大気温度を検出し、検出した
大気湿度及び大気温度を基に、あらかじめ求めたデータ
テーブルから1サイクル毎の真空引き経路10内の含水
量を求めて積算する。含水量の積算値が所定値に達した
時にドレン経路23を介して真空引き経路10内の水分
等を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内の真空引きを行
った後に、該容器内に液体を充填する給液装置等におい
て、その真空引きを行うための真空引き経路内に残留す
る水分を除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の製造ラインにおいて、
リザーブタンクにブレーキオイルを注入する給液装置
は、該リザーブタンク及びこれに連通するブレーキホー
ス内の空気を所定の真空度まで吸引して真空引きを行っ
た後に、該リザーブタンク内にブレーキオイルを給液す
るようにしている。
【0003】具体的には、かかる給液装置においては、
リザーブタンクの口部に、給液装置の給液ガン本体が装
着され、この状態で、給液ガン本体に接続されている真
空引き経路を介してリザーブタンク内の真空引きが行わ
れ、かかる後に給液ガン本体に接続されている給液経路
を介してリザーブタンク内にブレーキオイルが充填され
る。そして、かかる給液作業は、所定のサイクル毎に各
自動車に対して繰り返される。
【0004】一方、この種の給液装置においては、一般
に、大気中に含まれる水分等の気体が真空引き経路内に
徐々に残留していき、このように、真空引き経路内に水
分等が残留すると、真空引きの際に、該水分等が気化す
るため、真空ポンプの負荷が増大し、従って、真空引き
の効率が低下する。そして、特に、真空引き経路内の水
分等が多くなると、所定のサイクル内に所定の真空度ま
で真空引きを行うことができなくなるという事態が生じ
ることもある。
【0005】このため、従来の給液装置においては、例
えば特公平1−59191号公報に開示されているよう
に、給液の完了毎に、給液ガン本体内に形成された真空
引き通路をエアブローすることにより、該真空引き通路
内の水分等を除去し、あるいは、特開昭56−1230
0号公報に開示されているように、真空引き経路の途中
に、液体と気体とを分離するためのセパレータを介装
し、真空引きの際に、該セパレータにより真空引き経路
内の水分等を除去するようにしている。
【0006】しかしながら、上記特公平1−59191
号公報の給液装置においては、給液ガン本体の内部の真
空引き通路内の水分等をエアブローにより除去するよう
にしているものの、給液ガン本体と真空ポンプとの間の
真空引き経路の内部をエアブローするものではないた
め、給液ガン本体の外部の真空引き経路内には、依然と
して水分等が残留し、従って、真空引き効率の低下を避
けることができるものではなかった。
【0007】また、上記特開昭56−12300号公報
の給液装置のように、真空引き経路の途中にセパレータ
を設けても、真空引きの際に、真空引き経路内の水分等
が微粒化し、このため、セパレータ内に真空引き経路内
の水分等を充分に回収することができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、所定のサイクル毎に容器に接続される真空引
き経路を介して該容器内の真空引きを所定の真空度まで
行う装置において、真空引き経路内の水分を効率よく除
去することができ、真空引き効率を向上させるとができ
る方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者等は、前
記の給液装置等においては、真空引き経路内に1サイク
ル毎に溜まる水分の量は、大気湿度及び大気温度に応じ
て定まり、あらかじめ種々の大気湿度及び大気温度に対
して真空引き経路内に溜まる水分の量を実験等により求
めておくことが可能であると知見した。
【0010】そこで、本発明はかかる目的を達成するた
めに、所定のサイクル毎に容器に接続される真空引き経
路を介して該容器内の真空引きを所定の真空度まで行う
装置において、前記真空引き経路内の水分を除去する方
法であって、あらかじめ前記サイクル毎の前記真空引き
経路内の含水量を大気湿度及び大気温度に応じたデータ
テーブルとして求めておく工程と、前記サイクル毎に、
大気湿度及び大気温度を検出する工程と、検出した大気
湿度及び大気温度を基に前記データテーブルから前記サ
イクル毎の真空引き経路内の含水量を求めて積算する工
程と、該含水量の積算値があらかじめ設定された所定値
に達した時に前記真空引き経路に接続されたドレン経路
を介して該真空引き経路内の水分を排出する工程とを備
えたことを特徴とする。
【0011】さらに、前記所定値は、前記サイクル内に
前記容器の真空引きを前記所定の真空度まで行い得る前
記真空引き経路内の含水量としてあらかじめ設定されて
いることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、前記真空引き経路内の含水量
は、前記サイクル毎に、前記大気湿度及び大気温度を基
に前記データテーブルから求められ、この求めた含水量
を積算することにより、真空引き経路内の総含水量が求
められる。
【0013】そして、該総含水量が前記所定値に達した
時に前記ドレン経路を介して真空引き経路内の水分が排
出され、従って、真空引き経路内に水分がある程度、溜
まった時点で除去されることとなる。
【0014】この場合、前記所定値を、前記サイクル内
に前記所定の真空度まで真空引きを行い得る真空引き経
路内の含水量として設定することにより、真空引き経路
内の含水量が該所定値に達するまでは、支障なく真空引
きを行うことが可能となる。
【0015】
【実施例】本発明の一例を図1乃至図4に従って説明す
る。図1は本発明の一例を適用した自動車のリザーブタ
ンクにブレーキオイルを給液するための給液装置のシス
テム構成図、図2及び図3は該給液装置の作動を説明す
るための線図、図4は該給液装置の作動を説明するため
のタイミングチャートである。
【0016】図1で、この給液装置は、自動車Aの組立
ラインの所定の作業ステーションSにおいて自動車Aに
組付けられているリザーブタンクa及び該タンクaから
導出された自動車Aのブレーキ配管bにブレーキオイル
を給液するものであり、その主用構成は、各自動車Aの
リザーブタンクaに装着される給液ガン本体1と、後述
の各種開閉弁等を備えたコンソールユニット2と、後述
の真空ポンプ等を備えたベースユニット3と、図示しな
いCPU、メモリ等を備えたコントロールユニット4と
から成る。
【0017】そして、作業ステーションSには、大気温
度を検出する温度センサ8と、大気湿度を検出する湿度
センサ9とが設置され、これらのセンサ8,9はその検
出信号をコントロールユニット4に出力するようにして
いる。
【0018】前記給液ガン本体1には、各自動車Aのリ
ザーブタンクa及びブレーキ配管bの真空引きを行うた
めの真空引き経路10と、該真空引き後にリザーブタン
クa及びブレーキ配管bにブレーキオイルを供給・充填
するための給液経路11と、該給液後にリザーブタンク
a内の余剰のブレーキオイルを吸引して液面調整を行う
ための液面調整経路12とが接続され、これらの各経路
10〜12は、給液ガン本体1から前記コンソールユニ
ット2を通って、前記ベースユニット3に至っている。
【0019】さらに詳細には、真空引き経路10は、給
液ガン本体1からコンソールユニット2に設けた開閉弁
1 、セパレータ13及び開閉弁V2 を順に介してベー
スユニット3に至り、さらに該ベースユニット3におい
て開閉弁V3 を介して真空ポンプ14に接続されてい
る。
【0020】また、給液経路11は、給液ガン本体1か
らコンソールユニット2を通って、ベースユニット3に
至り、さらに該ベースユニット3において給液ポンプ1
5を介してブレーキオイルの貯蔵タンク16に接続され
ている。
【0021】また、液面調整経路12は、給液ガン本体
1からコンソールユニット2を通って、ベースユニット
3に至り、さらに該ベースユニット3においてブレーキ
オイルの回収タンク17を介して真空ポンプ18に接続
されている。
【0022】尚、前記真空引き経路10のセパレータ1
3は、コンソロールユニット2において、開閉弁V4
介して液面調整経路12に接続され、また、液面調整経
路12の回収タンク17はフィルタ19を介して前記貯
蔵タンク16に接続されている。
【0023】一方、べースユニット3には、後述するよ
うに真空引き経路10内の水分等を除去すべく該真空引
き経路10にエアを圧送するためのエア供給装置20が
設けられ、このエア供給装置20から導出されたエア圧
送経路21は、ベースユニット3からコンソールユニッ
ト2に至り、さらに該コンソールユニット2においてフ
ィルタ22及び開閉弁V5 を介して、真空引き経路10
の前記開閉弁V1 と給液ガン本体1との間の箇所に接続
されている。
【0024】また、真空引き経路10のコンソールユニ
ット2及びベースユニット3の間の箇所からは、該真空
引き経路10内に残留する水分等を排出するためのドレ
ン経路23が開閉弁V6 を介して導出され、該ドレン経
路23の先端は、組立ラインの所定の箇所に設置された
回収タンク24に至っている。
【0025】尚、前記コントロールユニット4は、前記
各開閉弁V1 〜V6 並びに各ポンプ14,15,18等
の作動を適宜、後述するように制御するようにしてい
る。
【0026】次に、かかる給液装置の作動を説明する。
【0027】図1において、自動車Aが作業ステーショ
ンSに搬送されて来ると、給液ガン本体1が自動車Aの
リザーブタンクaに装着され、この状態で、前記真空ポ
ンプ14により、該リザーブタンクa及びブレーキ配管
b内の真空引きが行われる。
【0028】この場合、かかる真空引きは、作業ステー
ションSにおける給液作業のサイクル内で、リザーブタ
ンクa及びブレーキ配管b内の真空度(気圧)が所定の
真空度P(図3参照、以下、設定真空度Pという)以下
となるように、あらかじめ定められた所定時間T(図3
参照)だけ行われる。
【0029】次いで、かかる真空引き後に、給液ポンプ
15が作動され、これにより、貯蔵タンク16から給液
経路11を介してリザーブタンクa及びブレーキ配管b
内にブレーキオイルが供給・充填される。
【0030】この場合、かかる給液は、リザーブタンク
a及び給液経路11内のブレーキオイルの圧力が所定の
圧力となるまで行われる。
【0031】次いで、かかる給液後に、真空ポンプ18
の作動により、リザーブタンクa内の余剰液が液面調整
経路12を介して回収タンク17に回収されて、該リザ
ーブタンクa内のブレーキオイルの液面調整が行われ
る。
【0032】かかる後には、給液ガン本体1がリザーブ
タンクaから脱離され、以下、かかかる給液作業が、作
業ステーションSに自動車Aが搬送されてくる毎に、所
定のサイクルで繰り返される。
【0033】尚、かかる給液作業においては、前記開閉
弁V1 〜V3 はいずれも開かれており、また、開閉弁V
4 〜V6 はいずれも閉じられている。
【0034】一方、前述の給液作業において、リザーブ
タンクa及びブレーキ配管bの真空引きを行う前には、
これらの内部に大気が入っているため、真空引きを行う
際には、リザーブタンクa及びブレーキ配管b内の大気
に含まれる水分等も真空引き経路10内に吸引されるこ
ととなり、このため、真空引き経路10内に水分等が徐
々に残留していく。
【0035】この場合、自動車Aの一台当たりの給液作
業において、真空引きの際に真空引き経路10内に残留
する水分の量(以下、含水量という)は、大気温度及び
大気湿度に応じて異なり、実際、本発明者等が実験等に
より検討した結果、例えば、図2に示す特性が得られ
た。
【0036】すなわち、自動車Aの一台当たりの給液作
業において、真空引きによる真空引き経路10内の含水
量は、図2に示すように、大気温度の上昇に伴って増加
し、さらに、大気湿度の上昇に伴って増加する。
【0037】他方、上記のように、真空引き経路10内
に水分等が残留していくと、真空引きの際に、該水分等
が気化して真空ポンプ14の負荷が増大し、その真空引
き性能が低下する。
【0038】実際、本発明者等が実験等により検討した
結果、図3に示すように、真空引き経路10内の含水量
が多くなると、リザーブタンクa及びブレーキ配管b内
の真空度(気圧)が前記設定真空度Pまで達する時間が
長くなり、また、最終的な真空度も上昇することが判明
した。そして、この場合、同図から判るように、真空引
き経路10内の含水量が例えば20ccを越えると、真
空引きを行うべき前記所定時間T内にリザーブタンクa
及びブレーキ配管b内の真空度を前記設定真空度P以下
に下げることができない事態が生じる虞れがある。
【0039】そこで、本実施例においては、以下に説明
するように、真空引き経路10内の水分を除去するよう
にしている。
【0040】すなわち、前述の図2に示す自動車Aの一
台当たりの含水量のデータをあらかじめコントロールユ
ニット4のメモリ等にデータテーブルとして記憶させて
おき、各自動車Aの給液作業に際して、前記温度センサ
8及び湿度センサ9を介して大気温度及び大気湿度を検
出する。
【0041】そして、この検出した大気温度及び大気湿
度を基に、図2のデータテーブルから、各自動車Aの給
液作業毎に、真空引き経路10内の含水量を求め、さら
にこの求めた含水量を積算し、この積算値が例えば20
ccに達した時点で図4に示すように、各開閉弁V1
6 を開閉し、これにより、真空引き経路10内の水分
等を除去する。
【0042】さらに詳細には、図1及び図4において、
上記の含水量の積算値が20ccに達すると、コントロ
ールユニット4は、真空引き経路10の開閉弁V2 を閉
じると共に、開閉弁V4 を開き、さらに、エア圧送経路
21の開閉弁V5 を開く。
【0043】この時、エア供給装置20からエア圧送経
路21、フィルタ22、開閉弁V5 、開閉弁V1 、セパ
レータ13、開閉弁V4 及び液面調整経路12を順に介
して回収タンク17にエアが圧送され、これにより真空
引き経路10の一部及びセパレータ13内の水分等が回
収タンク17内に除去される。
【0044】次いで、開閉弁V3 ,V4 を閉じた後に、
開閉弁V2 ,V6 が開かれる。この時、エア供給装置2
0からエア圧送経路21、フィルタ22、開閉弁V5
開閉弁V1 、セパレータ13、開閉弁V2 、真空引き経
路10、開閉弁V6 及びドレン経路23を順に介して回
収タンク24内にエアが圧送され、これにより、真空引
き経路10内の水分等の大部分がドレン経路23を介し
て回収タンク24内に排出され、真空引き経路10内の
水分等が除去される。
【0045】具体的には、各自動車Aへの給液作業の開
始後、例えば自動車Aの1台目から100台目までが大
気温度25℃,大気湿度60%、101台目から500
台目までが27℃,70%、501台目から800台目
までが28℃,70%、801台目以降が28℃,80
%であるとすると、図2のデータテーブルにより、一台
当たりの真空引き経路10内の含水量は、1〜100台
目までが0.012cc/台、101〜500台目まで
が0.021cc/台、501〜800台目までが0.
023cc/台、801台目以降が0.034cc/台
であるから、これを積算していくと、903台目で真空
引き経路10内の総含水量が20ccに達する。従っ
て、903台目の給液作業が終了すると、前述のよう
に、真空引き経路10内の水分等が除去される。
【0046】このように、本実施例の給液装置において
は、真空引き経路10内の溜まる水分等が適宜、除去さ
れるので、該水分等によるリザーブタンクa等の真空引
き性能の低下を防ぐことができる。
【0047】この場合、真空引き経路10内の水分等
が、リザーブタンクa等の真空度を設定真空度P以下に
し得る範囲で、ある程度、溜まってから除去されるの
で、通常的な給液作業を妨げることなく効率よく真空引
き経路10内の除去することができると共に、リザーブ
タンクa等の真空引きを確実に設定真空度P以下まで行
うことができる。
【0048】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、真空引きを行うサイクル毎に、真空引き経路
内の含水量を大気温度及び大気湿度を基に、あらかじめ
求めたデータテーブルから求めて積算し、その積算値が
所定値に達した時に、すなわち、真空引き経路内に溜ま
る水分等がある程度溜まった時に、ドレン経路を介して
真空引き経路内の水分等を排出するようにしたことによ
って、真空引きの妨げとなる真空引き経路内の水分等を
効率よく除去することができると共に、該水分等の除去
により効率よく真空引きを行うことができる。
【0049】そして、前記所定値を、真空引きのサイク
ル内に所定の真空度まで真空引きを行い得る真空引き経
路内の含水量として設定したことによって、所定の真空
度までの真空引きを確実に行いつつ、真空引き経路内の
水分等を効率よく除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を適用した自動車のリザーブタン
クにブレーキオイルを給液するための給液装置のシステ
ム構成図、
【図2】該給液装置の作動を説明するための線図、
【図3】該給液装置の作動を説明するための線図、
【図4】該給液装置の作動を説明するためのタイミング
チャート。
【符号の説明】
a…リザーブタンク(容器)、10…真空引き経路、2
3…ドレン経路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のサイクル毎に容器に接続される真空
    引き経路を介して該容器内の真空引きを所定の真空度ま
    で行う装置において、前記真空引き経路内の水分を除去
    する方法であって、あらかじめ前記サイクル毎の前記真
    空引き経路内の含水量を大気湿度及び大気温度に応じた
    データテーブルとして求めておく工程と、前記サイクル
    毎に、大気湿度及び大気温度を検出する工程と、検出し
    た大気湿度及び大気温度を基に前記データテーブルから
    前記サイクル毎の真空引き経路内の含水量を求めて積算
    する工程と、該含水量の積算値があらかじめ設定された
    所定値に達した時に前記真空引き経路に接続されたドレ
    ン経路を介して該真空引き経路内の水分を排出する工程
    とを備えたことを特徴とする真空引き経路内の水分除去
    方法。
  2. 【請求項2】前記所定値は、前記サイクル内に前記容器
    の真空引きを前記所定の真空度まで行い得る前記真空引
    き経路内の含水量としてあらかじめ設定されていること
    を特徴とする請求項1記載の真空引き経路内の水分除去
    方法。
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