JPH05112019A - インパクトプリンタ - Google Patents

インパクトプリンタ

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Publication number
JPH05112019A
JPH05112019A JP3277396A JP27739691A JPH05112019A JP H05112019 A JPH05112019 A JP H05112019A JP 3277396 A JP3277396 A JP 3277396A JP 27739691 A JP27739691 A JP 27739691A JP H05112019 A JPH05112019 A JP H05112019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
impact printer
current
terminals
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277396A
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English (en)
Inventor
Takumi Sato
工 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3277396A priority Critical patent/JPH05112019A/ja
Publication of JPH05112019A publication Critical patent/JPH05112019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ワイヤを電磁手段によって駆動するイン
パクトプリンタのおいて、エネルギ変換効率を向上させ
る。 【構成】 バッファ20および21にパルスD,Eが印
加されると、トランジスタ17および19がともにオン
状態となりコイル3の端子4c−4b間が通電状態とな
る。次にパルスDが終わるとトランジスタ17はオフ状
態となり、コイル3の端子4a−4b間が通電状態とな
る。さらにパルスEも終わるとトランジスタ17および
19ともにオフ状態となる。これにより電流は急速に立
ち上がり緩慢な立ち下がりを示す。 【効果】 コイル3を流れる電流の立ち下がりが緩慢と
なるとめ、エネルギ変換効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトプリンタのヘ
ッド構造および駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インパクトプリンタは電磁石の磁気吸引
力、または永久磁石によってたわめられたばねエネルギ
の消磁釈放によって印字ワイヤを駆動し、印字を得る。
高速に電磁石を駆動するためには、短時間で大きな電気
エネルギを供給する必要がある。電磁石駆動電流のピー
ク値をおさえ、磁気飽和をさけるために、図6(a)お
よび図6(b)に示すような二段立ち下がり方式の駆動
方法が知られている。
【0003】ところが二段立ち下がり方式の場合、電流
の立ち上がりカーブC1と立ち下がりカーブC2は共に
電磁石のコイルのインピーダンスに依存し、立ち上がり
を速くすると、立ち下がりも速くなり、充分な電気エネ
ルギの供給ができなくなる。この問題を改善するため
に、例えば特公昭59−45210では、電流の立ち上
がりと立ち下がりで印加電圧を切り替えることによって
電流変化の時定数を変える方法を提示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの様な駆動
方式は電源や駆動回路が非常に複雑になり、コストアッ
プの原因になっていた。
【0005】本発明はかかる従来の技術の問題点を解決
するために成されたもので、その目的とするところは安
価で極めて容易な方法で電磁石駆動電流の時定数を変え
る手段により、高エネルギ変換効率、高速駆動が可能な
インパクトプリンタを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明のインパク
トプリンタは、所要数の印字ワイヤを電磁手段によって
駆動するインパクトプリンタにおいて、同一のコアに第
一コイルおよび第二コイルを巻回した電磁石と、前記第
一コイルのみに通電する第一のスイッチング手段と、前
記第一コイルおよび前記第二コイルを同時に通電する第
2のスイッチング手段を有し、前記第一コイルのみを所
要時間通電した後、前記第一コイルおよび前記第二コイ
ルの両方を所要時間通電することを特徴とする。また、
前記第一コイルおよび前記第二コイルの同時通電を、前
記第一コイル通電終了後の誘起電流を回生させることに
より行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の上記構成によれば、電磁石駆動電流
は、立ち上がり時に低インピーダンスのコイルを流れ、
立ち下がり時に高インピーダンスのコイルを流れる。そ
の結果電磁石駆動電流は高速に立ち上がり、緩慢に立ち
下がるため印字ワイヤの高速駆動を効率よく行うことが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】はじめに図1において、本発明が適用され
るインパクトプリンタの印字ヘッドの機械的構成につい
て説明をする。
【0010】2はケイ素鋼、パーメンジュール等の強磁
性材料で成形した有底円筒形のコアブロックで、所要数
のコア1が放射状に突出形成している。各々のコア1に
はコイル3が巻回されていて、その端子4は基板5には
んだ付けされている。コアブロック2には強磁性材料で
成形された皿型ヨーク6および円板形ヨーク7が載置さ
れていてコアブロック2と共に磁気回路を形成してい
る。皿形ヨーク6および円板形ヨーク7にはそれぞれ、
コア1と対向する位置にスリット8および9が設けられ
ており、先端に印字ワイヤ10、他端に支点軸を有する
アーマチュア12が挿入されている。
【0011】一方コアブロック2の中央部にはノーズ1
3に一体的に成形された復帰ばね保持部材14が嵌入さ
れている。復帰ばね保持部材14にはアーマアチュア1
2を待機位置方向に付勢する復帰ばね15が挿入されて
いる。
【0012】コイル3は図2(a)に示すように3つの
端子を有し、各端子は図2(b)に示すようにコイル巻
き始め、巻き終わり、および中間点に接続されている。
すなわち、4c−4b間が第一コイル、4a−4c間が
第二コイルとなり、4a−4b間で両者を直列に接続し
たコイルとなる。
【0013】次にこのように構成した印字ヘッドの動作
を説明する。印字指令に従ってコイル3の3端子のうち
いずれか2端子に印字ヘッド駆動電流が印加されると、
コアブロック2、皿形ヨーク6、および円板形ヨーク7
で形成される磁路に磁束が発生しアーマチュアの吸引部
を吸引する。その結果支点軸11を中心にアーマチュア
12が揺動し、先端に取り付けた印字ワイヤ10はワイ
ヤガイドに案内されて突出し、図示しない記録媒体を打
撃して印字が行われる。
【0014】次に本発明の特徴であるコイルの駆動回路
について説明する。図3は本発明の駆動回路の一実施例
を示す図である。17はスイッチング用のPNPトラン
ジスタで、エミッタは電源18、コレクタはコイル3の
端子4cに接続されている。同じく19はスイッチング
用のNPNトランジスタでエミッタは接地され、コレク
タはコイル3の端子4bに接続されている。20および
21はPNPトランジスタ17およびNPNトランジス
タ19のベースに制御信号を印加するバッファである。
また、コイル3の端子4bとPNPトランジスタ17の
エミッタの間、およびコイル3の端子4aとNPNトラ
ンジスタ19のエミッタの間にはそれぞれダイオード2
2、23が接続されている。本実施例ではバッファ2
0、21とトランジスタ17、19は直接接続している
が、大電力を制御するためにトランジスタを複数個ダー
リントン接続にしても良い。
【0015】次にこのように構成した回路の制御方法に
ついて説明する。
【0016】図4は各スイッチング用トランジスタを制
御するパルスの印加タイミングと図3の24部における
電流波形、印字ワイヤの変位波形を示す図で、実線Aが
本発明の結果で、破線Bが従来技術(コイル3の端子4
c−4b間と同じインピーダンスを持つ2端子コイルの
場合)の結果を示す。また、図5(a)、図5(b)お
よび図5Cは本発明の各タイミングにおける電流の経路
を示す図である。
【0017】バッファ20およびバッファ21に図4に
示すようなタイミングでパルスDおよびパルスEを印加
すと、0〜T1の時間、PNPトランジスタ17および
NPNトランジスタ19が共にオン状態になり電流は経
路A(図5(a))を通り、コイル3の端子4c−4b
間が通電状態となる。次にT1〜T2の間はPNPトラ
ンジスタ17がオフ状態になり、電流は経路B(図5
(b))を通りコイル3の端子4a−4b間が通電状態
となる。さらに時間T2になると、PNPトランジスタ
17およびNPNトランジスタ19は共にオフ状態にな
り、電流は経路C(図5C)を流れ電源に復帰する。従
ってコイル電流は図4(実線A)に示すように、時間0
〜T1はコイル3の端子4c−4b間のインピーダンス
で高速に立ち上がり、時間T1〜T2は端子4a−4b
間のインピーダンスで緩慢に立ち下がり、電気エネルギ
が有効に保持される。T2〜T3における電流の立ち下
がりを速くする必要がある時は、経路Cにサージ吸収回
路を設けても良い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電磁
石駆動電流の立ち上がり時は低インピーダンスのコイル
により電流が早く立ち上がり、立ち下がり時には高イン
ピーダンスのコイルにより電流値が高いレベルに保持さ
れる。したがって簡易な駆動回路で効率良く印字ヘッド
を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインパクトプリンタの、印
字ヘッドの構造を示す側断面図。
【図2】本発明の実施例のコイルの構造を示す図。
【図3】本発明の実施例の駆動回路を示す図。
【図4】本発明の実施例の制御パルスの印加タイミン
グ、電流波形、印字ワイヤ変位波形を示す図。
【図5】本発明の実施例の電流経路を示す図。
【図6】従来技術の駆動回路および電流波形を示す図。
【符号の説明】
1 コア 2 コアブロック 3 コイル 4 端子 5 基板 6 皿形ヨーク 7 円板形ヨーク 8、9 スリット 10 印字ワイヤ 11 支点軸 12 アーマチュア 13 ノーズ 14 復帰ばね保持部材 15 復帰ばね 16 ワイヤガイド 17 PNPトランジスタ 18 電源 19 NPNトランジスタ 20、21 バッファ 22、23 ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要数の印字ワイヤを電磁手段によって
    駆動するインパクトプリンタにおいて、同一のコアに第
    一コイルおよび第二コイルを巻回した電磁石と、前記第
    一コイルのみに通電する第一のスイッチング手段と、前
    記第一コイルおよび前記第二コイルを同時に通電する第
    2のスイッチング手段を有し、前記第一コイルのみを所
    要時間通電した後、前記第一コイルおよび前記第二コイ
    ルの両方を所要時間通電することを特徴とするインパク
    トプリンタ。
  2. 【請求項2】前記第一コイルおよび前記第二コイルの同
    時通電を、前記第一コイル通電終了後の誘起電流を回生
    させることにより行うことを特徴とする請求項1記載の
    インパクトプリンタ。
JP3277396A 1991-10-24 1991-10-24 インパクトプリンタ Pending JPH05112019A (ja)

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JP3277396A JPH05112019A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 インパクトプリンタ

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JP3277396A JPH05112019A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 インパクトプリンタ

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JPH05112019A true JPH05112019A (ja) 1993-05-07

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