JPH05111498A - 歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器 - Google Patents

歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器

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Publication number
JPH05111498A
JPH05111498A JP33752191A JP33752191A JPH05111498A JP H05111498 A JPH05111498 A JP H05111498A JP 33752191 A JP33752191 A JP 33752191A JP 33752191 A JP33752191 A JP 33752191A JP H05111498 A JPH05111498 A JP H05111498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beads
valve
hollow shaft
operating rod
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP33752191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Adachi
浩 安達
Masuto Yasui
増人 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shofu Inc
Original Assignee
Shofu Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Shofu Inc filed Critical Shofu Inc
Priority to JP33752191A priority Critical patent/JPH05111498A/ja
Publication of JPH05111498A publication Critical patent/JPH05111498A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科用リテンション・ビーズを一定流量で落
下分散させることで、ビーズを目的箇所に過不足のない
よう均一に散布する。 【構成】タンク(11)に連結する先細りノズル(7)
との連結部近辺に弁(3)を設け、タンクを通る操作桿
(4)により弁の開閉を行い、ビーズの流量調節をする
歯科用リテンション・ビーズ散布器。 【効果】 目的箇所へノズルを向けてから弁を開くの
で、ビーズの散布が無駄なく行える。またビーズはノズ
ルの側壁に当たりながら落下するので分散が更に促進さ
れ、むらのない均一な散布ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歯科用リテンション・
ビーズ(以下ビーズと略称する)を一定流量で、所望の
箇所へ過不足なく均一に散布する歯科用リテンション・
ビーズ散布器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種散布器としては、目薬容器の
ようなノズル付容器があり、使用時に容器を転倒してノ
ズルよりビーズを落下させ散布していた。
【0003】
【発明が解決しようとするための課題】従来の容器で
は、使用の都度ノズル付容器を転倒しノズル先端よりビ
ーズを落下させ散布していたが、落下初期から目的箇所
への散布及び流量調節が大変難しく、ややもすると目的
箇所にノズル先端の位置が定まらず、いたずらにビーズ
の無駄使用量が増大するばかりでなく、目的箇所に適正
な散布が行われず、過剰あるいは過少散布の場合が多か
った。本発明はこれらの欠点を除くためになされたもの
である。
【0004】この発明は歯科用リテンション・ビーズの
タンクとノズルの中間に流量調節弁(以下弁と略称す
る)を設け、使用の都度容器を転倒するのではなく、ノ
ズルを目的箇所に向けた後、弁の開閉によりビーズの流
量を調節しながら散布することも、また一定流量で連続
的に散布することも可能な散布器であって、上述の従来
技術の問題点を解決するものである。
【0005】請求項1の発明は、中空軸の一端にビーズ
の流量を調節する弁及び隔壁を設け、弁の開閉を手動に
より中空軸の中心を通る操作桿の往復移動により行い、
更に先細りノズルを設けた歯科用リテンション・ビーズ
散布器である。
【0006】請求項2の発明は、中空軸の一端にビーズ
の流量を調節する弁及び隔壁を設け、弁の開閉を手動に
より中空軸の中心を通る内筒及び操作桿の往復移動によ
り行い、更に先細りノズルを設けた歯科用リテンション
・ビーズ散布器である。
【0007】請求項1及び2において、押しボタン又は
キャップに押圧を加えている間だけ弁が開きビーズが落
下し、押圧を除くと弁が閉じビーズの落下が止まる方
式、及びラチェットとカム(浅溝と深溝付)機構を押ボ
タンと操作桿の連結部、又は押ボタンと中空軸の連結部
等に組み込み、押圧を加えると弁が開きビーズが連続落
下し、再び押圧を加えると弁が閉じビーズの落下が止ま
る方式があり、いずれの方式を選択するかは自由であ
る。
【0008】
【実施例】この発明の散布器を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の概略図でA、B、C、D及びEは請
求項1、Fは請求項2に対応する。図2は図1のEに示
される散布器の中央部から先端部の断面図である。図3
は図1のFに示される散布器の中央部から先端部の断面
図であり、アは弁が閉じた状態、イはキャップを押し込
み、弁が開きビーズが落下している状態である。図4は
図3の機構を持つ散布器の外観斜視図である。
【0009】実施例1 (図1のAで説明する) (ア)中空軸(1)の一端の中心部に、ビーズ流路(1
2)を確保し、操作桿(4)を挿入できる貫通孔を有す
る隔壁(8)を設ける。 (イ)隔壁を設けた中空軸の端には先細りノズル(7)
を設け、他端は適当な長さに切断し、操作桿が通る貫通
孔をもつキャップ(9)を設ける。いずれも中空軸に螺
着又は嵌着等の手段で着脱自在に装着する。
【0010】(ウ)操作桿の一端に弁(3)と、適当な
位置に固定具(5)を設ける。この固定具には使用する
ビーズ平均粒子径の数倍の貫通孔をあけ、ビーズが自由
に通過できるようにする。操作桿上の固定具位置を移動
できるように半固定式にしておけば、コイルスプリング
(6)の強さを調節できて便利である。操作桿の他端は
所望により押ボタン(10)を設ける。 (エ)固定具と中空軸内壁の間隙及び操作桿とキャップ
貫通孔の間隙は、使用するビーズ平均粒子径よりも小さ
く、両者が円滑に摺動する値で設定する。 (オ)操作桿に装着した固定具と隔壁間に、圧縮状態の
コイルスプリングを弾設する。従って通常、弁は閉の状
態にあり、操作桿に取り付けた押ボタンを押し込むと、
開の状態となりビーズが落下する。 (カ)中空軸内側のキャップ及び弁で囲まれた空間は歯
科用リテンション・ビーズのタンク(11)となる。
【0011】実施例2 (図1のBで説明する) 実施例1において、(オ)の記載に代わり操作桿(4)
に装着した固定具(5)とキャップ(9)の間に引張り
状態のコイルスプリング(6)を弾設する以外は同じで
ある。
【0012】実施例3 (図1のCで説明する) 実施例1において、(ウ)の記載に代わり固定具(5)
を省く点及び(オ)の記載に代わりコイルスプリング
(6)をキャップ(9)と押ボタン(10)の間に弾設
する点以外は同じである。
【0013】実施例4 (図1のDで説明する) (ア)中空軸(1)の一端内側に、その軸に沿って同心
円的にビーズ流路(12)を確保し、操作桿(4)を挿
入できる貫通孔を穿ち、この貫通孔と同口径の延長筒を
もつ隔壁(8)を設ける。 (イ)隔壁を設けた中空軸の端には先細りノズル(7)
を設け、他端は適当の長さに切断し、操作桿が通る貫通
孔をもつキャップ(9)を設ける。いずれも中空軸に螺
着又は嵌着等の手段で着脱自在に装着する。
【0014】(ウ)操作桿の一端に弁(3)と、中間に
固定具(5)を介して内筒を、そして他端に所望により
押ボタン(10)を設ける。固定具には使用するビーズ
平均粒子径の数倍の貫通孔をあけ、ビーズが自由に通過
できるようにする。 (エ)中空軸内壁で内筒を内接させ、隔壁の貫通孔延長
筒外壁で内筒を外接させ、そのそれぞれの間隙は使用す
るビーズ平均粒子径よりも小さく、両者が円滑に摺動す
る値で設定する。 (オ)固定具により操作桿を付けた内筒は、圧縮状態の
コイルスプリング(6)を介して中空軸に弾設する。従
って通常、弁は閉の状態にあり、押ボタンを押し込む
と、開の状態となりビーズが落下する。 (カ)中空軸内側のキャップ、内筒及び弁で囲まれた空
間はタンク(11)となる。
【0015】 実施例5 (図1のE及び図2で説明する) 実施例4において、(ア)の記載に代わり中空軸(1)
の一端内側に、その軸に沿って同心円的にビーズ流路
(12)を確保し、操作桿(4)を挿入できる孔と、更
に内筒(2)を加えて挿入できる孔とが連結した貫通孔
をもつ隔壁(8)を設ける。この貫通孔に内接する内筒
には固定具(5)を介して操作桿を取り付ける点及び
(エ)の記載に代わり隔壁の貫通孔内壁が内筒に内接す
る点以外は同じである。
【0016】 実施例6 (図1のF、図3及び図4で説明する) (ア)中空軸(1)の一端内側に、その軸に沿って同心
円的にビーズ流路(12)を確保し、操作桿(4)を挿
入できる孔と、更に内筒(2)を加えて挿入できる孔と
が連結した貫通孔をもつ隔壁(8)を設ける。 (イ)隔壁を設けた中空軸の端には先細りノズル(7)
を設け、他端は適当の長さで切断する。この中空軸の長
さに合わせ、一端が隔壁に接し、他端はキャップ(9)
を被せた中空軸より長い内筒を設ける。いずれも中空軸
又は内筒に螺着又は嵌着等の手段で着脱自在に装着す
る。
【0017】(ウ)操作桿の一端に弁(3)と、他端に
固定具(5)を介して内筒を固定する。固定具には使用
するビーズ(14)平均粒子径の数倍の貫通孔をあけ、
ビーズが自由に通過できるようにする。 (エ)隔壁の貫通孔上部で内筒を内接させ、更にこの内
筒の延長を中空軸に内接させ、中空軸より外れた適当の
長さで切断し、キャップを装着する。そのそれぞれの間
隙は使用するビーズの平均粒子径よりも小さく、両者が
円滑に摺動する値で設置する。 (オ)固定具により操作桿を付けた内筒は圧縮状態のコ
イルスプリング(6)を介して中空軸に弾設する。従っ
て通常弁は閉の状態にあり(図3のア)、キャップを押
し込むと開の状態となり、ビーズが落下する(図3の
イ)。 (カ)内筒の内部、すなわち弁とキャップで囲まれた空
間はタンク(11)となる。 (キ)所望により、中空軸の適当箇所にホルダー(1
3)を設ける。
【0018】以上の実施例における各部品の材質はプラ
スチックス、金属等を適宜選択使用する。ビーズは平均
粒子が0.2から2.0mm、好ましくは0.4から
1.0mmであり、スチロール、酢酸ビニル、メチルメ
タクリレート等の帯電防止処理をした重合物又は共重合
物の粒状重合体が好適に使用できる。
【0019】ビーズの流量はビーズの平均粒子径と弁の
開き距離で定まるが、弁の開き距離は平均粒子径の1.
2から3.0倍程度に設定するのが好ましいが、特に限
定的ではない。それは大きい弁の開き距離でも押ボタン
の押込み量を加減することで、流量を制御することがで
きるからである。
【0020】いずれの実施例においても、限定的ではな
いが、ほぼ図4に近い外観となる。すなわち図1のA、
B、D及びEは図4のキャップ(9)が押ボタン(1
0)に代わり押ボタンと中空軸(1)の間にキャップを
設けることになる。図1のCでは更に押ボタンとキャッ
プの間にコイルスプリングを設けることになる。弁を通
ったビーズはノズル側壁に当たりながら落下するので、
更に分散が促進され目的部分に無駄なく、過不足のない
均一散布ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように片手で操作でき、極
めてビーズの分散がよいので、目的部分への散布が無駄
な消費なしに過不足なく均一に行えるようになったの
で、歯科技工操作上極めて有意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略図である。
【図2】本発明の一部(中央部から先端部)の断面図で
ある。
【図3】本発明の一部(中央部から先端部)の断面図で
ある。
【図4】本発明の外観斜視図である。
【符号の説明】
1.中空軸 2.内筒 3.流量調節弁(弁) 4.操作桿 5.固定具 6.コイルスプリング 7.ノズル 8.隔壁 9.キャップ 10.押ボタン 11.タンク 12.ビーズ流路 13.ホルダー 14.歯科用リテンション・ビーズ(ビーズ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空軸の一端に、歯科用リテンション・
    ビーズの流量を調節する弁及び隔壁を設け、弁の開閉を
    手動により中空軸の中心を通る操作桿の往復移動により
    行い、更に先細りノズルを設けた歯科用リテンション・
    ビーズ散布器。
  2. 【請求項2】 中空軸の一端に、歯科用リテンション・
    ビーズの流量を調節する弁及び隔壁を設け、弁の開閉を
    手動により中空軸の中心を通る内筒及び操作桿の往復移
    動により行い、更に先細りノズルを設けた歯科用リテン
    ション・ビーズ散布器。
JP33752191A 1991-10-22 1991-10-22 歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器 Pending JPH05111498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33752191A JPH05111498A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器

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JP33752191A JPH05111498A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05111498A true JPH05111498A (ja) 1993-05-07

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ID=18309439

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33752191A Pending JPH05111498A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 歯科用リテンシヨン・ビーズ散布器

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JP (1) JPH05111498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987003964A1 (en) * 1985-12-26 1987-07-02 Shoziro Ito High-precision calorimeter
DE10228498A1 (de) * 2002-06-21 2004-01-08 Wieland Dental Ceramics Gmbh Austragvorrichtung für dentale Zwecke

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