JPH05111061A - 自動化光mdf - Google Patents

自動化光mdf

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JPH05111061A
JPH05111061A JP3270903A JP27090391A JPH05111061A JP H05111061 A JPH05111061 A JP H05111061A JP 3270903 A JP3270903 A JP 3270903A JP 27090391 A JP27090391 A JP 27090391A JP H05111061 A JPH05111061 A JP H05111061A
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Japan
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optical
waveguides
optical waveguides
fiber
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JP3270903A
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Tsuneo Kanai
恒雄 金井
Hideichiro Inagaki
秀一郎 稲垣
Masao Kawachi
正夫 河内
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
    • G02B6/4452Distribution frames
    • G02B6/44524Distribution frames with frame parts or auxiliary devices mounted on the frame and collectively not covering a whole width of the frame or rack
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
    • G02B6/44528Patch-cords; Connector arrangements in the system or in the box

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャンパ作業をなくすことができるとともに
小形化でき、しかもジャンパ機能を行う構成と回線モニ
タ機能のルート設定を行う構成とを共用化することがで
きる自動化光MDFを提供する。 【構成】 第1の光導波路31−1〜31−3と、これ
らとマトリクス状に交差する第2の光導波路32−1〜
32−3と、その一部が第1の光導波路との間で方向性
結合器37−1〜37−3を形成する如く接近して配置
された第3の光導波路33−1〜33−3と、これと交
差する第4の光導波路34と、各光導波路の交差点毎に
設けられた差点溝35−1〜35−12とを有する光マ
トリクスボード30に対して、ロボット40により光導
波路と同一の屈折率を有する屈折率整合液を任意の差点
溝に注入又は除去することにより、ジャンパ機能及び回
線モニタ機能のルート設定を自動化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信網等に使用される
光MDF(Main Distributing Frame )の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は光通信網における光MDFの周辺
を示すもので、図中、1は加入者、2は光回線終端装置
(FSU)、3は光MDF、4は加入者系光局内装置
(FSE)、5は広帯域加入者線端局装置(BSL
T)、6はオペレーションセンタ、7はインタフェース
変換装置(IFE)、8はディジタル交換機、9は加入
者光線路ファイバ、10は局内光ファイバである。加入
者1対応に配置されるFSU2に接続された複数の加入
者光線路ファイバ9は光MDF3において、FSE4に
収容されている複数の局内光ファイバ10のいずれかに
完全群接続される如くなっている。また、FSE4はB
SLT5を介してオペレーションセンタ6に、IFE7
を介してディジタル交換機8に接続されている。なお、
図中、2本で表された線は光ファイバを、また、1本で
表された線はメタリックワイヤをそれぞれ示している。
【0003】光MDFは完全群接続を行う、いわゆるジ
ャンパ機能と、回線モニタ機能との2つを基本機能とす
るもので、従来の光MDF3は図3に示すように加入者
光線路ファイバ終端架11及び局内光ファイバ収容架1
2からなっている。
【0004】図4は従来の光MDF3の構成を前述した
機能面から大別して示したもので、図中、13はジャン
パ機能部、14は回線モニタ機能部である。
【0005】ジャンパ機能部13は複数の加入者光線路
ファイバ、即ち9−1〜9−nの各々の先端に装着され
たコネクタアダプタ15−1〜15−n及びこれらを一
体的に固定する端子板16と、複数の局内光ファイバ、
即ち10−1〜10−mの各々の先端に装着されたコネ
クタプラグ17−1〜17−mとを備えている。ここ
で、任意の加入者光線路ファイバ9−iと任意の局内光
ファイバ10−jとを接続する場合は、該局内光ファイ
バ10−jのコネクタプラグ17−jを端子板16上の
加入者光線路ファイバ9−iのコネクタアダプタ15−
iに挿入することにより行われる。この接続は手作業で
行われ、一般に、ジャンパ作業と呼ばれている。
【0006】回線モニタ機能部14は複数の加入者光線
路ファイバ9−1〜9−nの各々の途中に装着されたフ
ァイバ延伸形の方向性結合器18−1〜18−nと、該
方向性結合器18−1〜18−nにその一端がそれぞれ
接続されたモニタ用光ファイバ19−1〜19−nと、
該複数のモニタ用光ファイバ19−1〜19−nの各々
の他端に装着されたモニタ用コネクタアダプタ20−1
〜20−n及びこれらを一体的に固定するモニタ用端子
板21と、光パルス試験器(OTDR)22と、該光パ
ルス試験器22にその一端が接続された試験用光ファイ
バ23と、該試験用光ファイバ23の他端に装着された
モニタ用コネクタプラグ24とを備えている。
【0007】ここで、任意の加入者光線路ファイバ9−
iをモニタ(試験)する場合は、まず、試験用光ファイ
バ23のモニタ用コネクタプラグ24を端子板21上の
モニタ用光ファイバ19−iのモニタ用コネクタアダプ
タ20−iに挿入する。この操作は図示しないロボット
機構により行われる。次に、光パルス試験器22より試
験光パルスを、試験用光ファイバ23,モニタ用コネク
タプラグ24,モニタ用コネクタアダプタ20−i,モ
ニタ用光ファイバ19−i及び方向性結合器18−iを
介して加入者光線路ファイバ9−iに送出する。さら
に、前述した経路を逆方向に伝搬してくる前記試験光パ
ルスの後方散乱光を光パルス試験器22で検出すること
により、加入者光線路ファイバ9−iの状態をモニタす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
光MDFではジャンパ機能が手作業により実現されてい
る。現時点では光通信網自体がそれほど普及していない
ので大きな問題とはならないが、今後、通信サービスの
高度化に伴い、普及が本格化することが予想され、さら
に最近の経済活動の活発化、通信サービス量の増大及び
人件費の高騰により、将来、電話局運用経費の中で光M
DFのジャンパ作業に要する経費が大きな割合を占める
ようになることが懸念されるという問題があった。
【0009】また、前述した回線モニタ機能のベースと
なるルートの設定は、(イ)各加入者光線路ファイバ毎
に装着されたファイバ延伸形の方向性結合器、(ロ)各
加入者光線路ファイバ毎に対応したモニタ用コネクタア
ダプタを固定するモニタ用端子板、(ハ)モニタ用コネ
クタプラグを任意のモニタ用コネクタアダプタに挿入す
るためのロボット機構、という3つの要素により実現さ
れているが、このうち、特に(イ),(ロ)の要素の占
める体積が大きく、装置の小形化が困難であるという問
題があった。
【0010】また、前述したようにジャンパ機能は手作
業により実現されているため、自動化されている回線モ
ニタ機能のルート設定とはアンバランスな状態になって
しまうという問題があった。
【0011】本発明は前述した従来の問題点に鑑み、ジ
ャンパ作業をなくすことができ、運用経費を削減できる
とともに小形化でき、しかもジャンパ機能を行う構成と
回線モニタ機能のルート設定を行う構成とを共用化する
ことができ、より経済的な自動化光MDFを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では前記目的を達
成するため、複数の第1の光導波路を互いに平行に配置
し、複数の第2の光導波路を互いに平行に且つ前記複数
の第1の光導波路とマトリクス状に交差する如く配置
し、複数の第3の光導波路をそれぞれその一部が前記複
数の第1の光導波路との間で方向性結合器を形成する如
く該複数の第1の光導波路に接近させて配置し、第4の
光導波路を前記複数の第3の光導波路と交差する如く配
置するとともに、第1及び第2の光導波路の各交差点並
びに第3及び第4の光導波路の各交差点にこれらを横断
する如く溝を設けた光マトリクスボードと、該光マトリ
クスボードの任意の溝に前記光導波路と同一の屈折率を
有する屈折率整合液を注入又は除去するロボットと、光
試験器とを備え、前記光マトリクスボードの複数の第1
の光導波路に複数の加入者光線路ファイバをそれぞれ接
続し、複数の第2の光導波路に複数の局内光ファイバを
それぞれ接続し、第4の光導波路に前記光試験器を接続
した自動化光MDFを提案する。
【0013】
【作用】本発明によれば、加入者光線路ファイバより第
1の光導波路に入力された光信号はロボットにより屈折
率整合液が充填された溝を通過し、ロボットにより屈折
率整合液が除去された溝で全反射され、対応する第2の
光導波路に出力され、局内光ファイバに送出される。ま
た、逆に局内光ファイバから加入者光線路ファイバへ送
出される光信号の場合も同様にしてなされる。また、光
試験器より第4の光導波路に入力された試験光はロボッ
トにより屈折率整合液が充填された溝を通過し、ロボッ
トにより屈折率整合液が除去された溝で全反射され、対
応する第3の光導波路に出力され、さらに該第3の光導
波路と対応する第1の光導波路との間に形成された方向
性結合器を介して該第1の光導波路に出力され、加入者
光線路ファイバに送出される。また、逆に加入者光線路
ファイバから光試験器へ送出される光、即ち前記試験光
の後方散乱光の場合も同様にしてなされる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の自動化光MDFの一実施例を
示すもので、図中、30は光マトリクスボード(M
B)、40はロボット、50は光パルス試験器(OTD
R)である。
【0015】光MB30は1枚のSi 基板等の上に第1
の光導波路31−1,31−2,31−3、第2の光導
波路32−1,32−2,32−3、第3の光導波路3
3−1,33−2,33−3、第4の光導波路34、差
点溝35−1,35−2,35−3,35−4,35−
5,35−6,35−7,35−8,35−9,35−
10,35−11,35−12及び液溜め36を、LS
Iのリソグラフィー技術を用いて一体的に且つ高密度に
成形してなるものである。
【0016】第1の光導波路31−1〜31−3は互い
に平行に配置され、図示しない加入者光線路ファイバに
多心の光コネクタ等を介して接続されている。第2の光
導波路32−1〜32−3は互いに平行に且つ前記第1
の光導波路31−1〜31−3とマトリクス状に交差す
る如く配置され、図示しない局内光ファイバに多心の光
コネクタ等を介して接続されている。第3の光導波路3
3−1〜33−3はそれぞれその一部が前記第1の光導
波路31−1〜31−3との間で方向性結合器37−
1,37−2,37−3を形成する如く該第1の光導波
路31−1〜31−3に接近、具体的には光信号の波長
オーダに接近して配置されている。第4の光導波路34
は第3の光導波路33−1〜33−3と交差する如く配
置され、図示しない光ファイバを介して光パルス試験器
50に接続されている。
【0017】差点溝35−1〜35−9は第1の光導波
路31−1〜31−3及び第2の光導波路32−1〜3
2−3の各交差点にこれらを横断する如く設けられ、ま
た、差点溝35−10〜35−12は第3の光導波路3
3−1〜33−3及び第4の光導波路34の各交差点に
これらを横断する如く設けられている。液溜め36は各
差点溝35−1〜35−12の一端にこれと連続して設
けられている。
【0018】ここで、差点溝と第1及び第2の光導波路
との交差角並びに差点溝と第3及び第4の光導波路との
交差角は、一の光導波路を伝搬する光信号が差点溝の側
壁で全反射されて交差する他の光導波路に導かれる如く
設定されている。これにより、差点溝に光導波路と同一
の屈折率を有する屈折率整合液が注入・充填されると、
光導波路を伝搬する光信号は該差点溝をそのまま通過す
るが、差点溝より前記屈折率整合液が除去され、代りに
光導波路より屈折率が小さい物質、例えば空気が充填さ
れると、光信号は該差点溝で全反射される。従って、屈
折率整合液を注入・充填する差点溝と、屈折率整合液を
除去する差点溝とを適切に形成することにより、第1及
び第2の光導波路並びに第3及び第4の光導波路におけ
る任意のマトリクス接続を実行できる。
【0019】ロボット40は任意の差点溝35−1〜3
5−12に対する屈折率整合液の注入又は除去をその液
溜め36を介して自動的に実行する。
【0020】前記光MB30の第1の光導波路31−1
〜31−3、第2の光導波路32−1〜32−3、差点
溝35−1〜35−9及び液溜め36はロボット40と
ともにジャンパ機能部を構成し、また、第1の光導波路
31−1〜31−3、方向性結合器37−1〜37−
3、第3の光導波路33−1〜33−3、第4の光導波
路34、差点溝35−10〜35−12及び液溜め36
はロボット40並びに光パルス試験器50とともに回線
モニタ機能部を構成する。
【0021】なお、前記光MB30は加入者光線路ファ
イバ対応の光導波路及び局内光ファイバ対応の光導波路
がそれぞれ3つの場合を例示しているが、これに限定さ
れるわけではなく、任意の規模に構成することが可能で
あり、また、本光MB30を複数、例えば3段リンク接
続し、大規模化して使用することも可能である。
【0022】次に、図1の装置の動作を説明する。
【0023】任意の加入者光線路ファイバ、例えば第1
の光導波路31−2に接続されている加入者光線路ファ
イバと任意の局内光ファイバ、例えば第2の光導波路3
2−3に接続されている局内光ファイバとの接続は、該
第1の光導波路31−2と第2の光導波路32−3との
差点溝35−6をロボット40により屈折率整合液を除
去した状態とし、また、該第1の光導波路31−2と他
の第2の光導波路との差点溝35−4,35−5並びに
該第2の光導波路32−3と他の第1の光導波路との差
点溝35−9にロボット40により屈折率整合液(図
中、斜線で示す。)38を注入・充填する。これによっ
て、前記任意の加入者光線路ファイバから第1の光導波
路31−2に入力された光信号は差点溝35−4,35
−5を透過し、差点溝35−6で全反射されて第2の光
導波路32−3に導かれ、さらに差点溝35−9を透過
して前記任意の局内光ファイバに出力されることにな
る。なお、逆に任意の局内光ファイバから第2の光導波
路32−3に入力された光信号も同様にして第1の光導
波路31−2を介して前記任意の加入者光線路ファイバ
に出力されることになる。
【0024】また、任意の加入者光線路ファイバ、例え
ば第1の光導波路31−2に接続されている加入者光線
路ファイバに対する回線モニタは、まず、該第1の光導
波路31−2に対応した第3の光導波路33−2と第4
の光導波路34との差点溝35−11をロボット40に
より屈折率整合液を除去した状態とし、また、第1の光
導波路31−2に対応しない第3の光導波路と第4の光
導波路34との差点溝35−12にロボット40により
屈折率整合液38を注入・充填する。この状態で、光パ
ルス試験器50から試験光パルスを送出すると、該試験
光パルスは図示しない光ファイバを介して第4の光導波
路34に入力され、差点溝35−12を透過し、差点溝
35−11で全反射されて第3の光導波路33−2に導
かれる。該第3の光導波路33−2に導かれた試験光パ
ルスは方向性結合器37−2を介して第1の光導波路3
1−2に出力され、前記任意の加入者光線路ファイバに
入力され、これを伝搬して行く。
【0025】この際、該任意の加入者光線路ファイバに
おいて発生する前記試験光パルスの後方散乱光は逆方向
に伝搬し、前記と逆のルートを辿って、該後方散乱光が
発生する場所に対応した時間遅れを伴って光パルス試験
器50に戻る。そして、この後方散乱光の時間的変化を
光パルス試験器50で検出することにより、該任意の加
入者光線路ファイバの状態、例えば断線しているか否
か、また、断線している場合にはその場所を特定する等
の回線モニタを行うことができる。
【0026】なお、上り及び下り用の信号光としてそれ
ぞれ波長λ1 及びλ2 のものを使用し、試験光にはこれ
らとは異なる波長λ3 のものを使用し、各方向性結合器
37−1〜37−3を波長λ3 の光のみが結合するよう
に設計しておけば、信号光に影響を与えることなく、回
線モニタを行うことができる。
【0027】図5は前記ロボット40の屈折率整合液の
注入・除去部分の構成例及びその動作のようすを示すも
ので、図中、60はセンサ一体形マイクロ液注入機構、
61は液注入・吸引用マイクロポンプ収容部、62は吸
引ノズル、63は注入ノズル、64はレーザセンサ、6
5は位置決め用レーザビーム、66は差点溝液面モニタ
用レーザビームである。なお、光MB30の各光導波路
に対応する表面には金等によるガイドパターン39が設
けられている。
【0028】ここで、液の吸引又は注入が必要な差点
溝、例えば35−5の位置が指定されると、レーザセン
サ64から位置決め用レーザビーム65を光MB30上
のガイドパターン39に照射し、その反射光を検出し、
該位置決め用レーザビーム65がガイドパターン39を
辿って行くように制御を行う。この際、差点溝35−5
の位置に達したかどうかは、例えば通過した差点溝の個
数をカウントすることにより判定される。このようにし
て差点溝35−5に導き、該差点溝35−5における液
の有無を差点溝液面モニタ用レーザビーム66により判
別する。その後、ポンプ収容部61を起動し、吸引ノズ
ル62又は注入ノズル63を用いて対応する液溜め36
に対して屈折率整合液の吸引又は注入を行う。なお、図
面では省略したが、差点溝35−10〜35−12に対
しても同様にして行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
入者光線路ファイバ及び局内光ファイバに接続される光
導波路の各交差点に差点溝を設けた光マトリクスボード
と、任意の差点溝に屈折率整合液を注入又は除去するロ
ボットとを備えたので、従来、人手に頼っていたジャン
パ作業を自動化することができ、その運用経費を削減で
きる。また、前記光マトリクスボードに加入者光線路フ
ァイバに対する方向性結合器を形成する光導波路、光試
験器に接続される光導波路及びこれらの交差点毎の差点
溝を設けることにより、任意の加入者光線路ファイバと
光試験器とを接続可能としたため、従来、別々に構成さ
れていたジャンパ機能部と、回線モニタ機能部とを一体
化し且つ高密度化することができ、著しく小形化でき
る。また、前記光マトリクスボートに対するロボットの
動作により、ジャンパ機能及び回線モニタ機能のルート
設定の両方を統合した自動化が可能となり、システムの
経済化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動化光MDFの一実施例を示す構成
【図2】光通信網における光MDFの周辺を示す構成図
【図3】従来の光MDFの概要を示す斜視図
【図4】従来の光MDFの構成を機能面から大別して示
す説明図
【図5】ロボットの構成例及びその動作のようすを示す
一部切欠斜視図
【符号の説明】
30…光マトリクスボード、31−1〜31−3…第1
の光導波路、32−1〜32−3…第2の光導波路、3
3−1〜33−3…第3の光導波路、34…第4の光導
波路、35−1〜35−12…差点溝、36…液溜め、
37−1〜37−3…方向性結合器、38…屈折率整合
液、40…ロボット、50…光パルス試験器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の光導波路を互いに平行に配
    置し、複数の第2の光導波路を互いに平行に且つ前記複
    数の第1の光導波路とマトリクス状に交差する如く配置
    し、複数の第3の光導波路をそれぞれその一部が前記複
    数の第1の光導波路との間で方向性結合器を形成する如
    く該複数の第1の光導波路に接近させて配置し、第4の
    光導波路を前記複数の第3の光導波路と交差する如く配
    置するとともに、第1及び第2の光導波路の各交差点並
    びに第3及び第4の光導波路の各交差点にこれらを横断
    する如く溝を設けた光マトリクスボードと、 該光マトリクスボードの任意の溝に前記光導波路と同一
    の屈折率を有する屈折率整合液を注入又は除去するロボ
    ットと、 光試験器とを備え、 前記光マトリクスボードの複数の第1の光導波路に複数
    の加入者光線路ファイバをそれぞれ接続し、複数の第2
    の光導波路に複数の局内光ファイバをそれぞれ接続し、
    第4の光導波路に前記光試験器を接続したことを特徴と
    する自動化光MDF。
JP3270903A 1991-01-08 1991-10-18 自動化光mdf Pending JPH05111061A (ja)

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JP3270903A JPH05111061A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動化光mdf
CA002058794A CA2058794C (en) 1991-01-08 1992-01-06 Automated optical mdf system
US07/817,519 US5204921A (en) 1991-01-08 1992-01-07 Automated optical main distributing frame system
EP92300149A EP0494768B1 (en) 1991-01-08 1992-01-08 Automated optical MDF system
DE69218464T DE69218464T2 (de) 1991-01-08 1992-01-08 Automatisches optisches Hauptverteilersystem

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010008138A2 (ko) * 2008-07-16 2010-01-21 주식회사 세보컴 자동 엠디에프 장치

Cited By (2)

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WO2010008138A2 (ko) * 2008-07-16 2010-01-21 주식회사 세보컴 자동 엠디에프 장치
WO2010008138A3 (ko) * 2008-07-16 2010-03-11 주식회사 세보컴 자동 엠디에프 장치

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