JPH05110997A - 走査線補間装置 - Google Patents

走査線補間装置

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JPH05110997A
JPH05110997A JP3265895A JP26589591A JPH05110997A JP H05110997 A JPH05110997 A JP H05110997A JP 3265895 A JP3265895 A JP 3265895A JP 26589591 A JP26589591 A JP 26589591A JP H05110997 A JPH05110997 A JP H05110997A
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image signal
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Yasuhiro Kikuchi
康弘 菊池
Hiroaki Aono
浩明 青野
Akiyoshi Tanaka
章喜 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は走査線補間装置に関するもので、フ
ィールド間補間信号と現フィールドの画像信号を比較
し、動きベクトルが正確に検出されたかどうかを判定
し、この判定結果によって間違った画像信号を補間する
ことを防ぎ、画質劣化の少ない走査線補間を実現するこ
とを目的とする。 【構成】 動きベクトル検出回路4で検出された動きベ
クトルが正確であるかどうかを判定回路7で判定する。
その判定結果によってフィールド間補間信号とフィール
ド内補間信号を切り換えて現フィールドの走査線間に補
間することにより、ノンインタレース信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インタレース走査され
た画像をノンインタレース走査に変換する走査線補間装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の動きベクトルを検出し、その値に
応じて1フィールド前の画像信号を移動させ、走査線を
補間する装置として、例えば、特開平1−108886
号公報に示されるようなものがある。
【0003】図3は従来の走査線補間装置の概略図であ
る。31は2:1インタレース走査の画像信号、32〜
34はフィールドメモリ、35は動き検出回路、36は
混合回路、37、38は時間圧縮回路、39は切り換え
回路、40はノンインタレース走査の画像信号、41は
動きベクトル検出回路、42は位置移動回路である。
【0004】入力端子31に2:1インタレース走査さ
れた画像信号が供給されると、フィールドメモリ32か
らは後フィールドの画像信号が、フィールドメモリ33
からは現フィールドの画像信号が、フィールドメモリ3
4からは前フィールドの画像信号が出力される。前フィ
ールドと後フィールドの画像信号は動きベクトル検出回
路31に入力され、1フレーム間の動きベクトルが検出
される。検出された動きベクトルは位置移動回路42に
入力され、前フィールドの画像信号が動きベクトルの1
/2移動される。
【0005】一方、前フィールドと後フィールドの画像
信号は動き検出回路35にも入力され、前フィールドと
後フィールドの輝度差の絶対値によって、画素単位の動
きが検出される。
【0006】位置移動回路42の出力と前フィールドの
画像信号は混合回路36に入力され、両者を混合した信
号が出力される。そのとき、混合回路36は、動き検出
回路35の出力に応じて混合比を変化させる。
【0007】さらに、混合回路36には現フィールドの
画像信号も入力され、動きベクトル検出回路31で動き
ベクトルが検出できない場合には、現フィールドの画像
信号だけで現フィールドの走査線間を補間した信号が出
力される。
【0008】現フィールドの画像信号と混合回路36の
出力は、それぞれ時間圧縮回路37、38に入力され、
時間軸上で1/2に圧縮される。その後、切り換え回路
39が1水平期間毎に時間圧縮回路37、38の出力を
切り換えて出力し、ノンインタレース走査の画像信号4
0が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、検出された動きベクトルを1/2して前
フィールドの画像信号を移動させたフィールド間補間信
号と前フィールドの画像信号を混合することによって現
フィールドの走査線間を補間するため、検出された動き
ベクトルが不正確な場合には間違った画像信号により走
査線間が補間され、画質が劣化する。したがって、動き
ベクトルが正確に検出されたかどうかを判定し、その結
果によって走査線間を補間する必要がある。
【0010】一般の画像では、距離が近い画素は互いに
相関が高いので、隣合った走査線の画像信号は相関が高
い。したがって、現フィールドの走査線間に間違った画
像信号が補間された場合には現フィールドの走査線と補
間された走査線の画像信号は相関が低く、正しい画像信
号が補間された場合には現フィールドの走査線と補間さ
れた走査線の画像信号は相関が高くなる。よって、現フ
ィールドの走査線間に補間される上記フィールド間補間
信号と現フィールドの画像信号の相関を調べることによ
って、動きベクトルが正確に検出されたかどうかが判定
できる。
【0011】本発明では、上記のように、検出された動
きベクトルが正確であるかどうかを判定して不正確な動
きベクトルによる補間を防ぎ、画質劣化の少ない走査線
補間装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の走査線補間装置は、1フィールド前、後の
画像信号からフレーム間の動きベクトルをブロック毎に
検出する動きベクトル検出回路と、前フィールドの画像
信号を上記動きベクトルの1/2移動させたフィールド
間補間信号と現フィールドの画像信号とを比較して動き
ベクトルが有効であるかどうかを判定する判定回路と、
上記判定回路で動きベクトルが有効と判定された場合に
は上記フィールド間補間信号を出力し、動きベクトルが
無効と判定された場合には現フィールドの走査線間を現
フィールドの画像信号だけで補間したフィールド内補間
信号を出力する切り換え回路と、切り換え回路の出力で
ある補間信号と現フィールドの画像信号からノンインタ
レース信号を出力するノンインタレース信号出力回路を
備えている。
【0013】
【作用】本発明はこの構成により、検出された動きベク
トルが正確であるかどうかを判定し、不正確な動きベク
トルによって間違った画像信号を補間することを防ぐこ
とができる。したがって、画質劣化の少ないノンインタ
レース信号が得られる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における走査線補
間装置の構成図であり、1は2:1インタレースの画像
信号の入力端子、2、3は動画像信号を記憶するフィー
ルドメモリ、4はフレーム間の動きベクトルをブロック
単位で検出する動きベクトル検出回路、5は移動回路、
6はフィールド内補間回路、7は判定回路、8は切り換
え回路、9はノンインタレース信号出力回路、10はノ
ンインタレースの画像信号である。
【0015】以下、図1の走査線補間装置の動作につい
て説明する。入力端子1には2:1インタレースの画像
信号が供給され、フィールドメモリ2からは現フィール
ドの画像信号が、フィールドメモリ3からは前フィール
ドの画像信号が出力される。
【0016】前フィールドの画像信号と入力端子1に供
給された後フィールドの画像信号は、動きベクトル検出
回路4に入力され、フレーム間の動きベクトルがブロッ
ク毎に検出される。検出された動きベクトルは、移動回
路5に入力される。
【0017】フィールド間の動きベクトルはフレーム間
の動きベクトルを1/2することによって求められる。
よって、フィールド間補間信号を求めるため、移動回路
5は動きベクトル検出回路4で検出された動きベクトル
を1/2して前フィールドの画像信号を移動させ、判定
回路7及び切り換え回路8に入力する。
【0018】ただし、不正確な動きベクトルでフィール
ド間補間すると画質が劣化するので、動きベクトルが正
確に検出されたかどうかを判定する必要がある。一般
に、距離が近い画素は互いに相関が高いので、隣合った
走査線の画像信号は相関が高い。したがって、現フィー
ルドの走査線間に間違った画像信号が補間された場合に
は現フィールドの走査線と補間された走査線の画像信号
は相関が低く、正しい画像信号が補間された場合には現
フィールドの走査線と補間された走査線の画像信号は相
関が高くなる。よって、判定回路7は現フィールドの走
査線間に補間される上記フィールド間補間信号と現フィ
ールドの画像信号の相関に応じて動きベクトルが有効で
あるかどうかを判定し、切り換え回路8を制御する。
【0019】フィールド内補間回路6では現フィールド
の画像信号だけで現フィールドの走査線間を補間し、フ
ィールド内補間信号を求める。切り換え回路8は、上記
判定回路7で動きベクトルが有効と判定された場合には
上記フィールド間補間信号を出力し、動きベクトルが無
効と判定された場合にはフィールド内補間信号を出力す
る。
【0020】切り換え回路8の出力である補間信号はノ
ンインタレース信号出力回路9に入力され、ノンインタ
レース信号出力回路9は現フィールドの画像信号の走査
線間に切り換え回路8が出力した補間信号を補間する。
このようにして、ノンインタレース信号出力回路9から
画質劣化が少ないノンインタレースの画像信号が得られ
る。
【0021】以上が本実施例における動作の流れであ
る。次に、判定回路7の動作について説明する。
【0022】図2は図1の要部である判定回路7の構成
であり、図2において20はラインメモリ、21、2
2、27は減算器、23、24、28は絶対値回路、2
5、26は累積加算器、29は比較回路である。
【0023】一般に距離が近い画素は相関が高いことか
ら、動きベクトルが正確に検出された場合にはフィール
ド間補間信号と現フィールドの画像信号の相関が高くな
る。したがって、図4のようにフィールド間補間を行う
と、現フィールドの走査線l(j)上の画素p(i,j)の輝度
値とフィールド間補間された走査線l’(j)上の画素
p’(i,j)の輝度値の差の絶対値δ’(i,j)及び現フィー
ルドの走査線l(j)上の画素p(i,j)の輝度値と現フィー
ルドの走査線l(j+1)上の画素p(i,j+1)の輝度値の差の
絶対値δ(i,j)を求め、δ’(i,j)とδ(i,j)をそれぞれ
ブロック内で加算した値を比較することにより、動きベ
クトルが有効であるかどうかが判定できる。 すなわ
ち、減算器22及び絶対値回路24で上記δ’(i,j)を
求め、累積加算器26でブロック内の和Xnを計算す
る。同様に、減算器21及び絶対値回路23で上記δ
(i,j)を求め、累積加算器25でブロック内の和Ynを計
算する。比較回路29は、減算器27及び絶対値回路2
8で求めたXnとYnの差の絶対値ΔSnをあらかじめ定
めた閾値Tと比較し、その結果によって動きベクトルが
有効であるかどうかを判定する。すなわち、ΔSnがT
より小さい場合には動きベクトルが有効であると判定
し、ΔSnがT以上の場合には動きベクトルが無効であ
ると判定する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明では検出された動
きベクトルによって前フィールドの画像信号を移動させ
たフィールド間補間信号と現フィールドの画像信号を比
較し、動きベクトルが正確に検出されたかどうかを判定
する。この判定結果によって、間違った画像信号を補間
することを防ぎ、画質劣化の少ない走査線補間装置を実
現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における走査線補間装置のブ
ロック結線図
【図2】同走査線補間装置の要部である判定回路のブロ
ック結線図
【図3】従来の走査線補間装置のブロック結線図
【図4】同走査線補間装置の要部である判定回路の概念
【符号の説明】
1 2:1インタレースの画像信号の入力端子 2 フィールドメモリ 3 フィールドメモリ 4 動きベクトル検出回路 5 移動回路 6 フィールド内補間回路 7 判定回路 8 切り換え回路 9 ノンインタレース信号出力回路 10 ノンインタレースの画像信号の出力端子 20 ラインメモリ 21、22、27 減算器 23、24、28 絶対値回路 25、26 累積加算器 29 比較回路 31 2:1インタレース信号 32〜34 フィールドメモリ 35 動き検出回路 36 混合回路 37、38 時間圧縮回路 39 切り換え回路 40 ノンインタレース信号 41 動きベクトル検出回路 42 位置移動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フィールド前、後の画像信号からフレー
    ム間の動きベクトルをブロック毎に検出する動きベクト
    ル検出回路と、前フィールドの画像信号を上記動きベク
    トルの1/2移動させたフィールド間補間信号と現フィ
    ールドの画像信号とを比較して動きベクトルが有効であ
    るかどうかを判定する判定回路と、上記判定回路で動き
    ベクトルが有効と判定された場合には上記フィールド間
    補間信号を出力し、動きベクトルが無効と判定された場
    合には現フィールドの走査線間を現フィールドの画像信
    号だけで補間したフィールド内補間信号を出力する切り
    換え回路と、切り換え回路の出力である補間信号と現フ
    ィールドの画像信号からノンインタレース信号を出力す
    るノンインタレース信号出力回路を備えることを特徴と
    する走査線補間装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5579054A (en) * 1995-04-21 1996-11-26 Eastman Kodak Company System and method for creating high-quality stills from interlaced video
EP0710018A3 (en) * 1994-10-31 1997-03-26 Victor Company Of Japan Device for interpolating scan lines with a motion vector detector
US7142248B2 (en) 2003-04-28 2006-11-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Video signal processing apparatus and method, video display apparatus

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