JPH0646407A - 走査線補間装置 - Google Patents
走査線補間装置Info
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- JPH0646407A JPH0646407A JP1460292A JP1460292A JPH0646407A JP H0646407 A JPH0646407 A JP H0646407A JP 1460292 A JP1460292 A JP 1460292A JP 1460292 A JP1460292 A JP 1460292A JP H0646407 A JPH0646407 A JP H0646407A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は走査線補間装置に関するもので、着
目ブロックの動きベクトルを隣接ブロックの動きベクト
ルと比較した結果と、着目ブロック内のエッジの有無か
ら、動きベクトルが正確に検出されたかを判定すること
により、特に目につき易いエッジ部分において画質劣化
の少ない走査線補間を実現する。 【構成】 検出された動きベクトルが正確であるかを、
動きベクトル検出回路104と、エッジ検出回路110
の出力信号から判定回路107が判定し、その判定結果
によってフィールド間補間信号とフィールド内補間信号
を混合して補間信号を求める。この補間信号を現フィー
ルドの走査線間に補間することにより、ノンインタレー
ス信号が得られる。
目ブロックの動きベクトルを隣接ブロックの動きベクト
ルと比較した結果と、着目ブロック内のエッジの有無か
ら、動きベクトルが正確に検出されたかを判定すること
により、特に目につき易いエッジ部分において画質劣化
の少ない走査線補間を実現する。 【構成】 検出された動きベクトルが正確であるかを、
動きベクトル検出回路104と、エッジ検出回路110
の出力信号から判定回路107が判定し、その判定結果
によってフィールド間補間信号とフィールド内補間信号
を混合して補間信号を求める。この補間信号を現フィー
ルドの走査線間に補間することにより、ノンインタレー
ス信号が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2:1インターレース
走査された画像信号をノンインターレース走査された画
像信号に変換する走査線補間装置に関する。
走査された画像信号をノンインターレース走査された画
像信号に変換する走査線補間装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の動きベクトルを検出し、その値に
応じて1フィールド前の画像信号を移動させ、走査線を
補間する従来の走査線補間装置として、特開平1−10
8886号公報に示されるものがある。
応じて1フィールド前の画像信号を移動させ、走査線を
補間する従来の走査線補間装置として、特開平1−10
8886号公報に示されるものがある。
【0003】図6はそのような従来の走査線補間装置の
構成図である。図6において、601は2:1インター
レース走査された画像信号の入力端子、602〜604
はフィールドメモリ、605は動き検出回路、606は
混合回路、607、608は時間圧縮回路、609は切
り替え回路、610はノンインターレース走査された画
像信号の出力端子、611は動きベクトル検出回路、6
12は位置移動回路である。
構成図である。図6において、601は2:1インター
レース走査された画像信号の入力端子、602〜604
はフィールドメモリ、605は動き検出回路、606は
混合回路、607、608は時間圧縮回路、609は切
り替え回路、610はノンインターレース走査された画
像信号の出力端子、611は動きベクトル検出回路、6
12は位置移動回路である。
【0004】上記のような構成において、まず入力端子
601に2:1インターレース走査された画像の信号が
供給されると、フィールドメモリ602からは後フィー
ルドの画像信号が、フィールドメモリ603からは現フ
ィールドの画像信号が、フィールドメモリ604からは
前フィールドの画像信号が出力される。
601に2:1インターレース走査された画像の信号が
供給されると、フィールドメモリ602からは後フィー
ルドの画像信号が、フィールドメモリ603からは現フ
ィールドの画像信号が、フィールドメモリ604からは
前フィールドの画像信号が出力される。
【0005】なお、現フィールドとは処理の対象となる
フィールドを示し、前フィールドは現フィールドより1
フィールド前のフィールド、後フィールドは現フィール
ドより1フィールド後のフィールドを示す。
フィールドを示し、前フィールドは現フィールドより1
フィールド前のフィールド、後フィールドは現フィール
ドより1フィールド後のフィールドを示す。
【0006】前フィールドと後フィールドの画像信号は
動きベクトル検出回路611に入力され、1フレーム間
の動きベクトルが検出される。検出された動きベクトル
は位置移動回路612に入力され、前フィールドの画像
信号が動きベクトルの1/2移動される。
動きベクトル検出回路611に入力され、1フレーム間
の動きベクトルが検出される。検出された動きベクトル
は位置移動回路612に入力され、前フィールドの画像
信号が動きベクトルの1/2移動される。
【0007】一方、前フィールドと後フィールドの画像
信号は動き検出回路605にも入力され、前フィールド
と後フィールドの画像信号の輝度差の絶対値によって、
画素単位の動きが検出される。
信号は動き検出回路605にも入力され、前フィールド
と後フィールドの画像信号の輝度差の絶対値によって、
画素単位の動きが検出される。
【0008】位置移動回路612が出力する、前フィー
ルドの画像信号を動きベクトルの1/2移動した画像信
号と、フィールドメモリ604が出力する、前フィール
ドの画像信号は、混合回路606において混合される。
そのとき、混合回路606は、動き検出回路605の出
力に応じて2つの信号の混合比を変化させる。
ルドの画像信号を動きベクトルの1/2移動した画像信
号と、フィールドメモリ604が出力する、前フィール
ドの画像信号は、混合回路606において混合される。
そのとき、混合回路606は、動き検出回路605の出
力に応じて2つの信号の混合比を変化させる。
【0009】さらに、混合回路606にはフィールドメ
モリ603より現フィールドの画像信号が入力され、現
フィールドの画像信号だけで現フィールドの走査線間を
補間した信号が求められる。そして、動きベクトル検出
回路611で動きベクトルが検出できない場合は、現フ
ィールドの画像信号より求めた現フィールドの走査線間
を補間した信号が、動きベクトルが検出された場合は、
上記2つの信号を混合した信号が出力される。
モリ603より現フィールドの画像信号が入力され、現
フィールドの画像信号だけで現フィールドの走査線間を
補間した信号が求められる。そして、動きベクトル検出
回路611で動きベクトルが検出できない場合は、現フ
ィールドの画像信号より求めた現フィールドの走査線間
を補間した信号が、動きベクトルが検出された場合は、
上記2つの信号を混合した信号が出力される。
【0010】現フィールドの画像信号と混合回路606
の出力は、それぞれ時間圧縮回路607、608に入力
され、時間軸上で1/2に圧縮される。その後、切り替
え回路609が1水平期間毎に時間圧縮回路607、6
08の出力を切り替えて出力することにより、出力端子
610にノンインターレース走査された画像信号が得ら
れる。
の出力は、それぞれ時間圧縮回路607、608に入力
され、時間軸上で1/2に圧縮される。その後、切り替
え回路609が1水平期間毎に時間圧縮回路607、6
08の出力を切り替えて出力することにより、出力端子
610にノンインターレース走査された画像信号が得ら
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成の走査線補間装置では、1フレーム間で検出さ
れた動きベクトルを1/2平行移動させた前フィールド
の画像信号と、前フィールドの画像信号を混合し、この
混合した画像信号で現フィールドの走査線間を補間する
ため、検出された動きベクトルが不正確な場合には、間
違った位置の前フィールドの画像信号が走査線間に補間
されることになり、画質劣化を引き起こす。したがっ
て、上記のような画質劣化を防ぐために、動きベクトル
が正確に検出されたかどうかを判定し、その結果によっ
て、走査線間を補間する必要がある。
うな構成の走査線補間装置では、1フレーム間で検出さ
れた動きベクトルを1/2平行移動させた前フィールド
の画像信号と、前フィールドの画像信号を混合し、この
混合した画像信号で現フィールドの走査線間を補間する
ため、検出された動きベクトルが不正確な場合には、間
違った位置の前フィールドの画像信号が走査線間に補間
されることになり、画質劣化を引き起こす。したがっ
て、上記のような画質劣化を防ぐために、動きベクトル
が正確に検出されたかどうかを判定し、その結果によっ
て、走査線間を補間する必要がある。
【0012】また、人間の視覚系は画像に含まれるエッ
ジ部分等の構造的特徴抽出を行っていることが確かめら
れている。従って、エッジ部分を含むブロックの動きベ
クトルが万一不正確だった場合には、特に目につき易い
エッジ部分の画質が劣化する為、視覚上、画像全体の画
質劣化を引き起こす。
ジ部分等の構造的特徴抽出を行っていることが確かめら
れている。従って、エッジ部分を含むブロックの動きベ
クトルが万一不正確だった場合には、特に目につき易い
エッジ部分の画質が劣化する為、視覚上、画像全体の画
質劣化を引き起こす。
【0013】上記のような課題を解決するために、本発
明は、検出された動きベクトルが正確であるかを判定
し、しかも、特に目のつき易いエッジ部分において判定
条件を変化させることにより、2:1インターレース走
査された画像信号を、画質劣化を抑えて、ノンインター
レース走査された画像信号に変換する走査線補間装置を
提供することを目的とする。
明は、検出された動きベクトルが正確であるかを判定
し、しかも、特に目のつき易いエッジ部分において判定
条件を変化させることにより、2:1インターレース走
査された画像信号を、画質劣化を抑えて、ノンインター
レース走査された画像信号に変換する走査線補間装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の走査線補間装置
は、現フィールドの1フィールド前、1フィールド後の
画像信号から、ブロック単位で、フレーム間動きベクト
ルを検出する動きベクトル検出回路と、現フィールドの
画像信号から、上記動きベクトル検出に用いたブロック
と同じブロック単位で、画像のエッジの有無を検出する
エッジ検出回路と、各ブロックで検出された動きベクト
ルと、当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された
動きベクトルとの差分値を求め、当該ブロックのエッジ
の有無によって定めた閾値と上記差分値を比較すること
により、各ブロックで検出された動きベクトルが、当該
ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクト
ルと何個一致しているかを判定する判定回路と、判定回
路で判定された、各ブロックで検出された動きベクトル
が当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された動き
ベクトルと一致した個数によって、前フィールドの画像
信号を上記フレーム間動きベクトルの1/2平行移動さ
せることによって求めたフィールド間補間信号と、現フ
ィールドの画像信号から現フィールドの走査線間の信号
を求めたフィールド内補間信号を混合する混合比を変化
させ、その混合した補間信号を出力する混合回路と、上
記フィールド内補間信号とフィールド間補間信号を混合
した補間信号と現フィールドの画像信号から、ノンイン
ターレース走査された画像信号を出力するノンインター
レース信号出力回路を備えている。
は、現フィールドの1フィールド前、1フィールド後の
画像信号から、ブロック単位で、フレーム間動きベクト
ルを検出する動きベクトル検出回路と、現フィールドの
画像信号から、上記動きベクトル検出に用いたブロック
と同じブロック単位で、画像のエッジの有無を検出する
エッジ検出回路と、各ブロックで検出された動きベクト
ルと、当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された
動きベクトルとの差分値を求め、当該ブロックのエッジ
の有無によって定めた閾値と上記差分値を比較すること
により、各ブロックで検出された動きベクトルが、当該
ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクト
ルと何個一致しているかを判定する判定回路と、判定回
路で判定された、各ブロックで検出された動きベクトル
が当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された動き
ベクトルと一致した個数によって、前フィールドの画像
信号を上記フレーム間動きベクトルの1/2平行移動さ
せることによって求めたフィールド間補間信号と、現フ
ィールドの画像信号から現フィールドの走査線間の信号
を求めたフィールド内補間信号を混合する混合比を変化
させ、その混合した補間信号を出力する混合回路と、上
記フィールド内補間信号とフィールド間補間信号を混合
した補間信号と現フィールドの画像信号から、ノンイン
ターレース走査された画像信号を出力するノンインター
レース信号出力回路を備えている。
【0015】
【作用】一般に、同一画面上の距離が近い画素は互いに
相関が高い。よって、画面をM×N画素のブロックに分
割し、各ブロックの動きベクトルを検出した場合(M、
Nは正の整数)、ある着目ブロックで検出された動きベ
クトルが正確ならば、着目ブロックで検出された動きベ
クトルは着目ブロックに隣接する各ブロックで検出され
た動きベクトルと相関が高くなる。すなわち、着目ブロ
ックで検出された動きベクトルと、着目ブロックに隣接
する各ブロックで検出された動きベクトルの相関が高け
れば、着目ブロックで検出された動きベクトルは正確で
あると判定でき、逆に、着目ブロックで検出された動き
ベクトルと、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出
された動きベクトルの相関が低ければ、着目ブロックで
検出された動きベクトルは不正確であると判定できる。
相関が高い。よって、画面をM×N画素のブロックに分
割し、各ブロックの動きベクトルを検出した場合(M、
Nは正の整数)、ある着目ブロックで検出された動きベ
クトルが正確ならば、着目ブロックで検出された動きベ
クトルは着目ブロックに隣接する各ブロックで検出され
た動きベクトルと相関が高くなる。すなわち、着目ブロ
ックで検出された動きベクトルと、着目ブロックに隣接
する各ブロックで検出された動きベクトルの相関が高け
れば、着目ブロックで検出された動きベクトルは正確で
あると判定でき、逆に、着目ブロックで検出された動き
ベクトルと、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出
された動きベクトルの相関が低ければ、着目ブロックで
検出された動きベクトルは不正確であると判定できる。
【0016】そこで、着目ブロックで検出された動きベ
クトルを、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出さ
れた動きベクトルと比較し、着目ブロックで検出された
動きベクトルが、着目ブロックに隣接する各ブロックで
検出された動きベクトルと一致していると判定できる数
により、着目ブロックで検出された動きベクトルと、着
目ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベク
トルの相関の高さ、すなわち着目ブロックで検出された
動きベクトルが正確に検出されたかを判定する。
クトルを、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出さ
れた動きベクトルと比較し、着目ブロックで検出された
動きベクトルが、着目ブロックに隣接する各ブロックで
検出された動きベクトルと一致していると判定できる数
により、着目ブロックで検出された動きベクトルと、着
目ブロックに隣接する各ブロックで検出された動きベク
トルの相関の高さ、すなわち着目ブロックで検出された
動きベクトルが正確に検出されたかを判定する。
【0017】また、この着目ブロックで検出された動き
ベクトルと着目ブロックに隣接する各ブロックで検出さ
れた動きベクトルの一致判定は、着目ブロックで検出さ
れた動きベクトルと、着目ブロックに隣接する各ブロッ
クで検出された動きベクトルの差分値が、着目ブロック
内のエッジの有無により定めた閾値以内であれば一致、
閾値よりも大きい場合は不一致と判定し、さらに、この
判定に用いられる閾値を、着目ブロック内にエッジがあ
る場合は、着目ブロック内にエッジが無い時に比べ小さ
な値となるように設定する。これにより、着目ブロック
内にエッジがある場合は、着目ブロック内にエッジがな
い時に比べ、着目ブロックで検出された動きベクトル
が、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出された動
きベクトルと一致していると判定する基準がきびしくな
るため、正確な動きベクトルであると判定するために用
いる、着目ブロックで検出された動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトル
と一致していると判定される数が減る傾向を示す。その
結果、特に目のつき易いエッジ部に不正確な動きベクト
ルが検出されることをより一層防ぐことができる。
ベクトルと着目ブロックに隣接する各ブロックで検出さ
れた動きベクトルの一致判定は、着目ブロックで検出さ
れた動きベクトルと、着目ブロックに隣接する各ブロッ
クで検出された動きベクトルの差分値が、着目ブロック
内のエッジの有無により定めた閾値以内であれば一致、
閾値よりも大きい場合は不一致と判定し、さらに、この
判定に用いられる閾値を、着目ブロック内にエッジがあ
る場合は、着目ブロック内にエッジが無い時に比べ小さ
な値となるように設定する。これにより、着目ブロック
内にエッジがある場合は、着目ブロック内にエッジがな
い時に比べ、着目ブロックで検出された動きベクトル
が、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出された動
きベクトルと一致していると判定する基準がきびしくな
るため、正確な動きベクトルであると判定するために用
いる、着目ブロックで検出された動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトル
と一致していると判定される数が減る傾向を示す。その
結果、特に目のつき易いエッジ部に不正確な動きベクト
ルが検出されることをより一層防ぐことができる。
【0018】そのため本発明は上記構成により、検出さ
れた動きベクトルが正確であるかを判定し、不正確な動
きベクトルによって、間違った画像信号が補間されるこ
とを防ぐことができる。しかも、特に目につき易いエッ
ジ部では、不正確な動きベクトルによる間違った画像信
号の補間をより防ぐこともでき、結果として、画質劣化
の少ないノンインターレース走査された画像信号が得ら
れる。
れた動きベクトルが正確であるかを判定し、不正確な動
きベクトルによって、間違った画像信号が補間されるこ
とを防ぐことができる。しかも、特に目につき易いエッ
ジ部では、不正確な動きベクトルによる間違った画像信
号の補間をより防ぐこともでき、結果として、画質劣化
の少ないノンインターレース走査された画像信号が得ら
れる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における走査線補
間装置の構成図であり、101は2:1インターレース
走査された画像信号の入力端子、102、103は画像
信号を記憶するフィールドメモリ、104はフレーム間
動きベクトルをブロック単位で検出する動きベクトル検
出回路、105は移動回路、106はフィールド内補間
回路、107は判定回路、108は混合回路、109は
ノンインターレース信号出力回路、110は動きベクト
ルと同じブロック単位でエッジの有無を検出するエッジ
検出回路、111はノンインターレース走査された画像
信号の出力端子である。
間装置の構成図であり、101は2:1インターレース
走査された画像信号の入力端子、102、103は画像
信号を記憶するフィールドメモリ、104はフレーム間
動きベクトルをブロック単位で検出する動きベクトル検
出回路、105は移動回路、106はフィールド内補間
回路、107は判定回路、108は混合回路、109は
ノンインターレース信号出力回路、110は動きベクト
ルと同じブロック単位でエッジの有無を検出するエッジ
検出回路、111はノンインターレース走査された画像
信号の出力端子である。
【0020】以下、図1の走査線補間装置の動作につい
て説明する。入力端子101に2:1インターレース走
査された画像信号が供給されることにより、フィールド
メモリ102からは現フィールドの画像信号が、フィー
ルドメモリ103からは前フィールドの画像信号が出力
される。
て説明する。入力端子101に2:1インターレース走
査された画像信号が供給されることにより、フィールド
メモリ102からは現フィールドの画像信号が、フィー
ルドメモリ103からは前フィールドの画像信号が出力
される。
【0021】フィールドメモリ103から出力される前
フィールドの画像信号と、入力端子101から供給され
た後フィールドの画像信号は、動きベクトル検出回路1
04に入力され、ブロックマッチング法による動きベク
トル検出処理を受ける。すなわち、図2に示すように、
M×N画素のブロックに分割された後フィールド(図2
(a))の画像の着目ブロック内の輝度値を、マトリッ
クスXのX(1,1)〜X(M,N)、後フィールド上
の着目ブロックと同じ位置にある前フィールド(図2
(b))上のM×N画素の輝度値を、マトリックスY1
のY1(1,1)〜Y1(M,N)、及びマトリックスY
1を画素単位でMVn平行移動した位置にある前フィール
ド上のM×N画素の輝度値を、マトリックスYnのY
n(1,1)〜Yn(M,N)(nは1〜maxまでの正
の整数、maxは正の整数で動きベクトルの候補の数)
と表した場合、各ブロックごとに、後フィールドの画像
信号の輝度値X(1,1)〜X(M,N)と、前フィー
ルドの画像信号の輝度値Yn(1,1)〜Yn(M,N)
から
フィールドの画像信号と、入力端子101から供給され
た後フィールドの画像信号は、動きベクトル検出回路1
04に入力され、ブロックマッチング法による動きベク
トル検出処理を受ける。すなわち、図2に示すように、
M×N画素のブロックに分割された後フィールド(図2
(a))の画像の着目ブロック内の輝度値を、マトリッ
クスXのX(1,1)〜X(M,N)、後フィールド上
の着目ブロックと同じ位置にある前フィールド(図2
(b))上のM×N画素の輝度値を、マトリックスY1
のY1(1,1)〜Y1(M,N)、及びマトリックスY
1を画素単位でMVn平行移動した位置にある前フィール
ド上のM×N画素の輝度値を、マトリックスYnのY
n(1,1)〜Yn(M,N)(nは1〜maxまでの正
の整数、maxは正の整数で動きベクトルの候補の数)
と表した場合、各ブロックごとに、後フィールドの画像
信号の輝度値X(1,1)〜X(M,N)と、前フィー
ルドの画像信号の輝度値Yn(1,1)〜Yn(M,N)
から
【0022】
【数1】
【0023】の計算により輝度差の絶対値の総和Znを
求め、そのZnが最小となるマトリックスYnを求める。
そして、このZnが最小となるマトリックスYnからマト
リックスY1への平行移動量MVnが、ブロックマッチン
グ法により検出されるフレーム間動きベクトルであり、
動きベクトル検出回路104は、この検出したフレーム
間動きベクトルを移動回路105と判定回路107に出
力する。
求め、そのZnが最小となるマトリックスYnを求める。
そして、このZnが最小となるマトリックスYnからマト
リックスY1への平行移動量MVnが、ブロックマッチン
グ法により検出されるフレーム間動きベクトルであり、
動きベクトル検出回路104は、この検出したフレーム
間動きベクトルを移動回路105と判定回路107に出
力する。
【0024】また、フィールドメモリ103から出力さ
れる前フィールドの画像信号は、移動回路105にも入
力され、動きベクトル検出回路104より入力されたブ
ロック単位のフレーム間動きベクトルの1/2、つまり
フィールド間動きベクトルに換算した分平行移動され
て、フィールド間補間信号P2に変換される。そしてこ
のフィールド間補間信号P2は混合回路108に出力さ
れる。
れる前フィールドの画像信号は、移動回路105にも入
力され、動きベクトル検出回路104より入力されたブ
ロック単位のフレーム間動きベクトルの1/2、つまり
フィールド間動きベクトルに換算した分平行移動され
て、フィールド間補間信号P2に変換される。そしてこ
のフィールド間補間信号P2は混合回路108に出力さ
れる。
【0025】フィールドメモリ102より出力される現
フィールドの画像信号は、エッジ検出回路110に入力
され、動きベクトル検出に用いたのと同じブロック単位
でエッジ有無の検出処理を受ける。エッジの有無の検出
処理は、本実施例では図4(b)に示すように図4
(a)に示すラプラシアンのエッジ検出オペレータを、
ブロック内の各画素に施し、その結果、閾値T1を越え
る画素が閾値T2画素以上存在するとき、そのブロック
にエッジがあると判定する。ただし本実施例ではラプラ
シアンをエッジ検出回路におけるエッジ検出手段に用い
たが、どのエッジ検出手段を用いてもかまわない。そし
て上記のようなエッジ有無の検出処理を受けた結果がエ
ッジ有無信号として判定回路107に出力される。
フィールドの画像信号は、エッジ検出回路110に入力
され、動きベクトル検出に用いたのと同じブロック単位
でエッジ有無の検出処理を受ける。エッジの有無の検出
処理は、本実施例では図4(b)に示すように図4
(a)に示すラプラシアンのエッジ検出オペレータを、
ブロック内の各画素に施し、その結果、閾値T1を越え
る画素が閾値T2画素以上存在するとき、そのブロック
にエッジがあると判定する。ただし本実施例ではラプラ
シアンをエッジ検出回路におけるエッジ検出手段に用い
たが、どのエッジ検出手段を用いてもかまわない。そし
て上記のようなエッジ有無の検出処理を受けた結果がエ
ッジ有無信号として判定回路107に出力される。
【0026】走査線補間を行う際、不正確な動きベクト
ルでフィールド間補間すると、本来の画像と異なる画像
が補間されて、画質劣化を引き起こすので、検出された
動きベクトルの正確性を判定する必要がある。一般に、
距離が近い画素は互いに相関が高い。よって、ある着目
ブロックで検出された動きベクトルは着目ブロックに隣
接する各ブロックで検出された動きベクトルと相関が高
くなる。すなわち、着目ブロックで検出された動きベク
トルと、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出され
た動きベクトルの相関が高ければ、着目ブロックで検出
された動きベクトルは正確であると判定でき、逆に、着
目ブロックで検出された動きベクトルと、着目ブロック
に隣接する各ブロックで検出された動きベクトルの相関
が低ければ、着目ブロックで検出された動きベクトルは
不正確であると判定できる。
ルでフィールド間補間すると、本来の画像と異なる画像
が補間されて、画質劣化を引き起こすので、検出された
動きベクトルの正確性を判定する必要がある。一般に、
距離が近い画素は互いに相関が高い。よって、ある着目
ブロックで検出された動きベクトルは着目ブロックに隣
接する各ブロックで検出された動きベクトルと相関が高
くなる。すなわち、着目ブロックで検出された動きベク
トルと、着目ブロックに隣接する各ブロックで検出され
た動きベクトルの相関が高ければ、着目ブロックで検出
された動きベクトルは正確であると判定でき、逆に、着
目ブロックで検出された動きベクトルと、着目ブロック
に隣接する各ブロックで検出された動きベクトルの相関
が低ければ、着目ブロックで検出された動きベクトルは
不正確であると判定できる。
【0027】また、人間の視覚系は画像に含まれるエッ
ジ部分等の構造的特徴抽出を行っていることが確かめら
れている。従って、エッジ部分を含むブロックの動きベ
クトルが万一不正確だった場合には、特に目につき易い
エッジ部分の画質が劣化する為、視覚上、画像全体の画
質劣化を引き起こす。
ジ部分等の構造的特徴抽出を行っていることが確かめら
れている。従って、エッジ部分を含むブロックの動きベ
クトルが万一不正確だった場合には、特に目につき易い
エッジ部分の画質が劣化する為、視覚上、画像全体の画
質劣化を引き起こす。
【0028】そこで、判定回路107において、動きベ
クトル検出回路104が出力するフレーム間動きベクト
ルと、エッジ検出回路110の出力するエッジの有無信
号により以下のような判定を行う。図5は着目ブロック
とそれに隣接する各ブロックを示したものである。図5
の斜線で示した着目ブロックB0で検出された動きベク
トルV0と、着目ブロックB0に隣接する各ブロックB1
〜B8で検出された動きベクトルV1〜V8のそれぞれの
差分値Dnをとり、この差分値Dnが閾値T3より小さい
場合には、着目ブロックB0で検出された動きベクトル
V0と、着目ブロックB0に隣接する各ブロックBnで検
出された動きベクトルVnが一致していると判定する(n
は1〜8の整数)。さらに前記閾値T3は、着目ブロッ
クB0内にエッジが有るか無いかにより、値を変更し、
着目ブロックB0内にエッジが有る場合は、閾値T3が小
さくなるように制御する。
クトル検出回路104が出力するフレーム間動きベクト
ルと、エッジ検出回路110の出力するエッジの有無信
号により以下のような判定を行う。図5は着目ブロック
とそれに隣接する各ブロックを示したものである。図5
の斜線で示した着目ブロックB0で検出された動きベク
トルV0と、着目ブロックB0に隣接する各ブロックB1
〜B8で検出された動きベクトルV1〜V8のそれぞれの
差分値Dnをとり、この差分値Dnが閾値T3より小さい
場合には、着目ブロックB0で検出された動きベクトル
V0と、着目ブロックB0に隣接する各ブロックBnで検
出された動きベクトルVnが一致していると判定する(n
は1〜8の整数)。さらに前記閾値T3は、着目ブロッ
クB0内にエッジが有るか無いかにより、値を変更し、
着目ブロックB0内にエッジが有る場合は、閾値T3が小
さくなるように制御する。
【0029】このようにして、判定回路107は着目ブ
ロックB0で検出された動きベクトルV0を、着目ブロッ
クB0に隣接する各ブロックB1〜B8で検出された動き
ベクトルV1〜V8と比較し、着目ブロックB0で検出さ
れた動きベクトルV0が、着目ブロックB0に隣接する各
ブロックB1〜B8で検出された動きベクトルV1〜V8と
一致していると判定される数Aを求め、その数Aを混合
回路108に出力する。 また、フィールドメモリ10
2より出力された現フィールドの画像信号は、フィール
ド内補間回路106に入力され、現フィールドの走査線
間の信号を求める処理を受ける。そしてこの求めた現フ
ィールドの走査線間の信号はフィールド内補間信号P1
として混合回路108に出力される。
ロックB0で検出された動きベクトルV0を、着目ブロッ
クB0に隣接する各ブロックB1〜B8で検出された動き
ベクトルV1〜V8と比較し、着目ブロックB0で検出さ
れた動きベクトルV0が、着目ブロックB0に隣接する各
ブロックB1〜B8で検出された動きベクトルV1〜V8と
一致していると判定される数Aを求め、その数Aを混合
回路108に出力する。 また、フィールドメモリ10
2より出力された現フィールドの画像信号は、フィール
ド内補間回路106に入力され、現フィールドの走査線
間の信号を求める処理を受ける。そしてこの求めた現フ
ィールドの走査線間の信号はフィールド内補間信号P1
として混合回路108に出力される。
【0030】フィールド内補間回路106から出力され
るフィールド内補間信号P1と、移動回路105より出
力されるフィールド間補間信号P2は、混合回路108
において混合される。その際、判定回路107で求めら
れた、着目ブロックで検出された動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトル
と一致していると判定される数Aにより、混合比Mを
るフィールド内補間信号P1と、移動回路105より出
力されるフィールド間補間信号P2は、混合回路108
において混合される。その際、判定回路107で求めら
れた、着目ブロックで検出された動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックで検出された動きベクトル
と一致していると判定される数Aにより、混合比Mを
【0031】
【数2】
【0032】のように変化させる。なお、(数2)は一
実施例であり、数Aが多いほど、フィールド間補間信号
P2の混合される割合が増えるように制御される式であ
ればかまわない。その結果、着目ブロックで検出された
動きベクトルが正確だと判定された時、すなわち、着目
ブロックで検出された動きベクトルが、着目ブロックに
隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと一致し
ている数Aが多い時は、主として前フィールドの画像信
号をフレーム間の動きベクトルの1/2平行移動させた
フィールド間補間信号P2が、着目ブロックで検出され
た動きベクトルが不正確だと判定された時、すなわち、
着目ブロックで検出された動きベクトルが、着目ブロッ
クに隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと一
致していると判定される数Aが少ない時は、主として、
現フィールドの画像情報だけで補間したフィールド内補
間信号P1が混合される。これにより、検出された動き
ベクトルが不正確な時に画質劣化を引き起こすフィール
ド間補間信号P2の混合される割合を少なくなるように
制御している。そしてこのフィールド間補間信号P2と
フィールド内補間信号P1を混合した補間信号はノンイ
ンターレース信号出力回路109に出力される。
実施例であり、数Aが多いほど、フィールド間補間信号
P2の混合される割合が増えるように制御される式であ
ればかまわない。その結果、着目ブロックで検出された
動きベクトルが正確だと判定された時、すなわち、着目
ブロックで検出された動きベクトルが、着目ブロックに
隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと一致し
ている数Aが多い時は、主として前フィールドの画像信
号をフレーム間の動きベクトルの1/2平行移動させた
フィールド間補間信号P2が、着目ブロックで検出され
た動きベクトルが不正確だと判定された時、すなわち、
着目ブロックで検出された動きベクトルが、着目ブロッ
クに隣接する各ブロックで検出された動きベクトルと一
致していると判定される数Aが少ない時は、主として、
現フィールドの画像情報だけで補間したフィールド内補
間信号P1が混合される。これにより、検出された動き
ベクトルが不正確な時に画質劣化を引き起こすフィール
ド間補間信号P2の混合される割合を少なくなるように
制御している。そしてこのフィールド間補間信号P2と
フィールド内補間信号P1を混合した補間信号はノンイ
ンターレース信号出力回路109に出力される。
【0033】最後に、ノンインターレース信号出力回路
109において、フィールドメモリ102から出力され
た現フィールドの画像信号の走査線間に、混合回路10
8から出力された補間信号が補間される。このようにし
て、ノンインターレース信号出力回路109から画質劣
化の少ないノンインターレース走査された画像信号が出
力され、このノンインターレース走査された画像信号が
出力端子111に得られる。
109において、フィールドメモリ102から出力され
た現フィールドの画像信号の走査線間に、混合回路10
8から出力された補間信号が補間される。このようにし
て、ノンインターレース信号出力回路109から画質劣
化の少ないノンインターレース走査された画像信号が出
力され、このノンインターレース走査された画像信号が
出力端子111に得られる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では、着目ブロック
の動きベクトルと着目ブロックに隣接する各ブロックの
動きベクトルの差分値をとり、この差分値を、着目ブロ
ック内のエッジの有無により制御されるあらかじめ定め
た閾値と比較し、着目ブロックの動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックの動きベクトルと一致して
いると判定される数を求め、この数により、正確な動き
ベクトルが検出されたかどうかを判定する。そしてこの
判定結果により、特に視覚上目だち易いエッジ部分で、
間違った画像信号が補間されることを防ぎ、画質劣化の
少ない走査線補間装置を実現する。
の動きベクトルと着目ブロックに隣接する各ブロックの
動きベクトルの差分値をとり、この差分値を、着目ブロ
ック内のエッジの有無により制御されるあらかじめ定め
た閾値と比較し、着目ブロックの動きベクトルが着目ブ
ロックに隣接する各ブロックの動きベクトルと一致して
いると判定される数を求め、この数により、正確な動き
ベクトルが検出されたかどうかを判定する。そしてこの
判定結果により、特に視覚上目だち易いエッジ部分で、
間違った画像信号が補間されることを防ぎ、画質劣化の
少ない走査線補間装置を実現する。
【図1】本発明の一実施例における走査線補間装置のブ
ロック結線図
ロック結線図
【図2】同走査線補間装置の要部である動きベクトル検
出回路の概念図
出回路の概念図
【図3】同走査線補間装置の要部である動きベクトル検
出回路のブロック結線図
出回路のブロック結線図
【図4】同走査線補間装置の要部であるエッジ検出回路
のブロック結線図
のブロック結線図
【図5】同走査線補間装置の要部である判定回路のブロ
ック結線図
ック結線図
【図6】従来の走査線補間装置のブロック結線図
101 2:1入力端子 102〜103 フィールドメモリ 104 動きベクトル検出回路 105 移動回路 106 フィールド内補間回路 107 判定回路 108 混合回路 109 ノンインターレース信号出力回路 110 エッジ検出回路 111 出力端子 301 入力端子 302 計算回路 303 比較回路 304 動きベクトル出力回路 305 動きベクトルの出力端子 401 画像信号の入力端子 402 ラプラシアンエッジ検出回路 403 比較回路 404 カウンタ 405 比較回路 406 出力端子 601 入力端子信号 602〜604 フィールドメモリ 605 動き検出回路 606 混合回路 607〜608 時間圧縮回路 609 切り替え回路 610 出力端子 611 動きベクトル検出回路 612 位置移動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 浩明 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 田中 章喜 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 現フィールドの1フィールド前、及び1
フィールド後の画像信号から、ブロック単位で、フレー
ム間動きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と、
現フィールドの画像信号から、上記動きベクトル検出に
用いたブロックと同じブロック単位で、画像のエッジの
有無を検出するエッジ検出回路と、各ブロックで検出さ
れた動きベクトルと当該ブロックに隣接する各ブロック
で検出された動きベクトルとの差分値を求め、当該ブロ
ックのエッジの有無によって定めた閾値と上記差分値を
比較することにより、各ブロックで検出された動きベク
トルが当該ブロックに隣接する各ブロックで検出された
動きベクトルと何個一致しているかを判定する判定回路
と、前フィールドの画像信号を上記フレーム間動きベク
トルの1/2平行移動させることによって求めたフィー
ルド間補間信号、及び現フィールドの画像信号から現フ
ィールドの走査線間の信号を求めたフィールド内補間信
号を混合する混合比を、上記判定回路により各ブロック
で検出された動きベクトルが当該ブロックに隣接する各
ブロックで検出された動きベクトルと一致すると判定さ
れた個数によって変化させ、その混合した補間信号を出
力する混合回路と、上記フィールド内補間信号とフィー
ルド間補間信号を混合した補間信号、及び現フィールド
の画像信号から、ノンインターレース走査された画像信
号を出力するノンインターレース信号出力回路とを備え
ることを特徴とする走査線補間装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1460292A JPH0646407A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 走査線補間装置 |
US07/866,629 US5410356A (en) | 1991-04-19 | 1992-04-10 | Scanning-line interpolation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1460292A JPH0646407A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 走査線補間装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646407A true JPH0646407A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=11865744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1460292A Pending JPH0646407A (ja) | 1991-04-19 | 1992-01-30 | 走査線補間装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009273048A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Toshiba Corp | 画像処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01229580A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置 |
JPH0323789A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-01-31 | Toshiba Corp | 動き適応処理装置 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1460292A patent/JPH0646407A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01229580A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置 |
JPH0323789A (ja) * | 1989-06-21 | 1991-01-31 | Toshiba Corp | 動き適応処理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009273048A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Toshiba Corp | 画像処理装置 |
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