JPH05108631A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH05108631A
JPH05108631A JP3267905A JP26790591A JPH05108631A JP H05108631 A JPH05108631 A JP H05108631A JP 3267905 A JP3267905 A JP 3267905A JP 26790591 A JP26790591 A JP 26790591A JP H05108631 A JPH05108631 A JP H05108631A
Authority
JP
Japan
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node
candidate
generated
gfs
subordinate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3267905A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Suzuki
克明 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3267905A priority Critical patent/JPH05108631A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】構造化文書の生成・編集時に生成可能な構造体
の候補の全容を表示し、任意の候補の選択を可能とする
と共に、共通構造の持つ制約を満足する範囲でユーザの
望む文書構造の生成・編集を可能とする文書処理装置を
提供すること。 【構成】構造生成手段120は、共通構造格納部110
から、複数の文書に共通な論理構造情報である共通構造
を読み出すと共に、その共通構造に課せられている制約
を示す制約条件を満足する生成可能な全ての特定構造の
候補を生成して、制約条件とともに提示する。その候補
及び制約条件は表示制御部部160を介して表示装置1
70に表示される。生成指示部140は、ユーザから
の、各特定構造を構成している構成体群の中から所望の
構成体を生成すべく指示要求を、構造生成手段120に
通知する。構造生成手段120は、生成指示部140を
経て入力されたユーザからの指示要求に応じて、上記制
約条件を満足するように特定論理構造を生成し提示す
る。その生成された特定構造は、構成体生成部131に
よって特定構造格納部132に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の文書に共通な
論理構造情報である共通論理構造による構造上の制約を
満たしながら、特定の文書の論理構造情報である特定論
理構造を、対話的に生成・編集する機能を有する文書処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子化文書が普及し、文書の自動
割付けや複数の文書からの抜粋などの文書の自動生成な
ど文書の自動処理の技術が重要になってきている。しか
し、大量の文書の自動処理を行うためには自動処理の対
象となる文書が、同様な特徴を持っている必要がある。
このような目的を達成するためには、例えば複数の文書
に共通な情報を持った共通構造と、特定の文書の情報を
持った特定構造とによって表現された文書が必要であ
る。そのような文書として、例えば、国際規格であるO
DA(オープン・ドキュメント・アーキテクチャ:ISO
8613=Open Document Architecture)における文書があ
る。この文書は、共通論理構造、共通割付け構造、特定
論理構造、特定割付け構造の4つの構造から構成されて
おり、論理構造は章・節・段落といった文書の構成部品
の組合わせで構成される。
【0003】また従来の構造化文書エディタにおいて
は、文書構造の作成時に、その時点の制約を評価して生
成可能な構成部品の候補の一つを自動的に提供するシス
テムが提案されている。そのようなシステムでは、文書
生成の過程で適応可能な従属子生成規則を順次評価し、
その結果、生成可能な構成部品の提示を行ってユーザに
判断を仰ぐようにしている。
【0004】例えば構造化エディタの一つである「Gr
if」(グリフ)(”Interractively editing structu
erd documents ”Richard FURUTA,Vincent QUINT ,Ja
cques ANDRE Elecronic Publishing Vol.1(1) )では編
集時に注目している文書の論理構造によって、その前後
に追加・挿入できる論理部品が制限される。
【0005】例えば、図36に示すように、「2.1
節」、「2.2節」、「2.3節」、「2.4節」の4
つの節から構成される第2章において、2.4節(第2
章第4節)に注目して部品の追加挿入の操作を行うと、
追加挿入可能な候補として[前方の節部品、後方に下位
節部品、後方に節部品、後方に章部品]が提示される。
これらの候補は、図36において、例えば前方の節部品
として「2.4- 」、後方の下位節部品として「2.
4.1」、後方の節部品として「2.4+ 」、後方の章
部品として「2+ 」をそれぞれ追加挿入できることを示
している。
【0006】また注目点が2.3節の場合は追加挿入可
能な候補として[前方の節部品、後方に下位節部品、後
方に節部品]が提示される。これらの候補は、図36に
おいて、例えば、前方の節部品として「2.3- 」、後
方に下位節部品として「2.3.1」、後方に節部品と
して「2.3+ 」をそれぞれ追加挿入できることを示し
ている。なお「2.3節」に注目した場合、後方に2.
4節が存在するので、章部品の挿入による章(2章)の
分割を禁止している。
【0007】このような追加挿入可能な候補の表示例を
図37及び図38に示す。
【0008】図37に示す例では、表示画面に表示され
たウィンドウ3700に表示されている、「2.1節
CCCCC」と「2.2節 DDDDD」と「2.3節
EEEEE」と「2.4節 FFFFF」の4つの節
から構成される第2章(2Second Section)において、
「2.4節」に対する部品の追加挿入の操作を行った結
果、追加挿入可能な候補の一覧がウィンドウ3710に
表示されている。ウィンドウ3710に表示されている
候補の中で、「Within selection」は後方に下位節部品
を、「Section level 2 before」は前方に節部品を、
「Section level 2 after 」は後方に節部品を、「Sect
ion level 1 after 」は後方に章節部品を、それぞれ追
加挿入できることを意味している。
【0009】図38に示す例においても、図37に示し
た第2章において、「2.3節」に対する部品の追加挿
入の操作を行った結果、追加挿入可能な候補の一覧がウ
ィンドウ3810に表示されている。
【0010】また上記システム以外の提案されているシ
ステムとして、 「構造化文書における論理論理編集の検討」:山崎英
二、鈴鹿千鶴子、杉山孝子、情報処理学会第39回(平
成元年後期)全国大会。 の文献に記載されたものが知られている。
【0011】この文献に記載されているシステムでは、
構造生成の制約として上記ODAで定義されている従属
子生成子を取り入れ、その従属子生成子を評価すること
により生成可能な構造を提示するようにしている。
【0012】例えば、「段落部品は下位に文、図、表の
いずれか一つの部品を持つ。」という制約があった場
合、その制約は、例えば図39に示すような構造(これ
は共通論理構造に相当する)で表現される。この構造で
示される制約により、部品の候補は「文」、「図」、
「表」の順に選択される。従ってシステムは最初に文部
品を生成してユーザに提示することになる。今、システ
ムが図40(a)に示すような構造を提示し、これに対
して、ユーザが「段落3」の文部品を指定して「他の候
補」の要求指示を行うと、システムは上記の制約を評価
して、図40(b)に示すように、文部品を削除し図部
品(候補2)を新たに生成してユーザに提示する。
【0013】このような操作を繰り返すことにより、所
望の文書構造(論理構造)を得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造化文書エディタでは、所定の文書の制約条件が
与えられると、その条件を文書生成の過程で順次評価す
るので、構成体(部品)の候補を選択して生成が可能と
なる時点で初めて従属子生成規則(制約条件)が評価さ
れ生成可能な構成体が提示される。このため、構成体が
表示されるまで、どのような構成体が生成可能であるの
か分からず、編集開始時には生成可能な文書構造の全体
像が全く掴めないのが実情である。
【0015】例えば、以下の制約を持つ文書を作成する
場合を考える。 <制約1>文書は一つの序と章の繰り返しの並びからな
る。 <制約2>章は段落と、段落か参照の択一選択の反復の
任意選択の並びからなる。 <制約3>序は段落の並びからなる。
【0016】この文書は必ず1つの序と1つ以上の章か
ら構成され、章と同じ階層には段落や参照は存在し得な
い。序は1つ以上の段落のみから構成され、段落以外の
部品を含んではならない。章は必ず1つ以上の段落を最
初に含んでいて、その後は段落と参照の繰り返しであ
り、章の先頭に参照が現れてはならない。
【0017】今、上記の制約を満たす文書として、1つ
の段落からなる1つの序と、1つの段落からなる1つの
章を持った文書が与えられたとする。すなわち、 「 序 序第1段落 第1章 1章第1段落 」 の文書が与えられたとする。
【0018】「序第1段落」の後ろに同じ階層の構成部
品を追加しようとすると、制約3が評価され、「段落」
のみが生成可能であることが提示される。「1章第1段
落」の後ろに同じ階層の構成部品を追加しようとする
と、制約2が評価され、「段落」あるいは「参照」が生
成可能であることが提示される。同様に「1章第1段
落」の前に同じ階層の構成部品を追加しようとすると、
制約2が評価され、「章」の先頭は「段落」でなければ
ならないので、「段落」のみが生成可能であることが提
示される。ここで、「1章第1段落」の前に「参照」を
追加することができないことは、実際に「1章第1段
落」の前に構成部品を追加しようとするまで分からな
い。
【0019】また、ある階層の構成部品が生成された時
点では、更にその下位にどのような構造が生成され得る
かは下位の制約条件を評価するまで分からない。「第1
章」の後ろに同階層の構成部品を追加しようとすると、
制約1が評価され、「章」が生成可能であることが提示
される。提示に従って「章」を生成すると「第2章」が
生成される。
【0020】従って、 「 序 序第1段落 第1章 1章第1段落 第2章 」 という文書が得られる。
【0021】この時、新たに生成された「第2章」の下
位に生成できる構成部品は実際に下位に構成部品を生成
しようとして、制約2が評価され「段落」が生成可能で
あることが提示される。また、1章第1段落の後方に同
階層の構成部品を生成しようとすると、制約2が評価さ
れ、「段落」と「参照」とが生成可能であることが提示
される。同様に「序第1段落」の後方に「参照」を生成
しようとすると、制約3が評価され、「段落」のみ生成
可能であることが提示され、「参照」は生成できない。
【0022】従って、 「 序 序第1段落 ×参照×(生成できない) 第1章 1章第1段落 参照 第2章 2章第1段落 」 という文書が得られる。
【0023】このように上述した従来の構造化文書エデ
ィタにおいては、生成できる構成部品(構造)は実際に
生成を行うまで不明である。このため、所望の構造の生
成が出来なかったときには、上位の選択点まで遡って部
分構造(選択点以降の今までに生成された構造)を破棄
し、新たな構造(候補)を選択し直さなければならな
い。また、構造生成のための制約がユーザから見えず、
制約の評価結果としての生成可能な構造のみが提示され
るため、不要な構造を破棄し新たな構造を得るために、
どの選択点まで遡れば良いかを知る手立てがなく、試行
錯誤を繰り返さなければならない。従って、所望の構造
(特定構造)を生成するのに多大な労力を必要としてい
た。
【0024】この発明は、構造化文書の生成・編集時に
生成可能な構造体の候補の全容を表示し、任意の候補の
選択を可能とすると共に、共通構造の持つ制約を満足す
る範囲でユーザの望む文書構造の生成・編集を可能とす
る文書処理装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、複数の文書に共通な論理構造情報に
課せられている制約に基づいて、特定の文書の論理構造
情報を、対話的に生成・編集可能な文書処理装置におい
て、前記制約を示す制約条件を満足する生成可能な全て
の特定の文書の論理構造情報の候補を生成して、当該制
約条件とともに提示するとともに、その提示された候補
の中から要求に応じた一つの論理構造情報を生成して提
示する構造生成手段を具えている。
【0026】
【作用】この発明に係る文書処理装置によれば、構造生
成手段は、複数の文書に共通な論理構造情報である共通
構造に課せられている制約を示す制約条件(例えば従属
子生成子)を満足する、生成可能な全ての特定構造の候
補を生成して、制約条件とともに提示する。ユーザは、
提示された全ての特定構造の候補及び制約条件を参照し
て、各特定構造の候補を構成している構成体候補群の中
から所望の構成体を生成すべく指示要求をする。すると
構造生成手段は、ユーザからの指示要求に応じて、制約
条件に満足するように特定構造を生成し提示する。
【0027】従って本発明によれば、生成可能な全ての
特定構造の候補および制約条件を提示するようにしたの
で、ユーザは所望する文書の特定構造を容易に作成する
ことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図35を参
照して説明する。
【0029】図1は本発明に係る文書処理装置の一実施
例を機能ブロック図で示したものである。
【0030】同図において、共通構造格納部110は、
共通構造(共通論理構造)を格納するものである。
【0031】構造生成手段120は、共通構造格納部1
10から共通論理構造を読出して、その共通論理構造か
ら、特定構造(特定論理構造)を生成する際の構造上の
制約を示す制約条件を読み出すとともに、その制約条件
を満足する生成可能な全ての特定の文書の論理構造情報
の候補(すなわち論理構造を構成する各要素つまり各構
成体になり得る構成体候補群)を生成して、当該制約条
件とともに提示する。また提示された候補の中から要求
に応じた一つの論理構造情報を生成して提示する。
【0032】特定構造構築部130は、構成体生成部1
31と特定構造格納部132とから構成されており、生
成された構成体に基づいて特定構造を構築する。構成体
生成部131は、構造生成手段120によって生成され
た構成体を特定構造格納部132に格納する。このと
き、既に生成されている特定構造に、新たに生成された
構成体を接続する。
【0033】生成指示部140は、ユーザがマウス等の
指示装置150を操作することにより入力した、構成体
を生成すべく要求などの指示情報を、構造生成手段12
0に通知する。
【0034】表示制御部160は、ディスプレイ等の表
示装置170に対して、構造生成手段120によって生
成された候補構造や、特定構造格納部132に保持され
ている処理の対象となっている特定構造(生成過程中の
構造も含む)等の情報を表示制御する。
【0035】なお、この実施例では、共通構造格納部1
10及び特定構造格納部132は、ハードディスクやメ
インメモリなど記憶装置で実現されており、また生成指
示部140及び表示制御部160は、プロセッサや中央
処理装置等の制御手段で実現されており、更に構造生成
手段120及び構成体生成部131は、手段120及び
生成部131の各機能を遂行させるためのソフトウェア
(プログラム)を上記の制御手段が実行することにより
実現される。勿論、ハードウェアやファームウェアで実
現することもできる。
【0036】また、この実施例では、上記ODAで規定
されている規約に沿って文書の構造を扱っている。上記
ODAでは、共通構造から特定構造への制約である従属
子生成規則は共通構造を構成する構成体の属性である従
属子生成子として格納されている。従属子生成子として
格納される従属子生成規則は、その従属子生成子を持つ
構成体の直属下位に従属することのできる構成体を、そ
の構成体の組み合わせを指定する構造生成式(construc
tion expression )で表現している。その構造生成式を
構成する構成規則にはSEQ、REP、OPT、CH
O、OPTREPがあるので、次にそれらの規則を説明
する。
【0037】◇SEQ(A,B,C…)はA,B,C…
の並びを示し、A,B,C…全てが必須であり、出現順
番は固定である。 ◇REP(A)はAの1回以上任意回の繰り返しを示
す。 ◇OPT(A)はAの任意選択を示し、Aは出現しても
しなくても良い。(但し出現は1度でけである) ◇CHO(A,B,C…)はA,B,C…からの択一選
択を示し、A,B,Cのうちどれか一つが出現できる。 ◇OPTREP(A)はAの0回以上任意回の繰り返し
を示す。
【0038】ここで例えば、 文書は章の繰り返しからなり…制約1 章は段落と、段落か参照の択一選択の反復の任意選択の
並びからなる…制約2 という制約は、 <制約1> Doc:: =REP(Section ) <制約2>Section:: =SEQ(Paragraph ,OPTR
EP(CHO(Paragraph ,Reference)) )……(1) という構造生成式で表現できる。
【0039】ここで本発明に係る特定構造の作成に際
し、構造生成手段120は、前処理として、共通構造か
ら従属子生成規則(構造生成式)を読出し、その規則を
満足する最小候補構造を生成して提示すると共に、前記
従属子生成規則(構造生成式)を評価することにより最
小構造を生成して提示する。その生成された最小候補構
造及び最小構造の情報は、表示制御部160を経て表示
装置170に入力され表示される。なお最小候補構造及
び最小構造の生成の詳細については後述する。
【0040】この実施例では、特定構造の作成・編集操
作の際には、表示装置170の表示画面には、図2に示
すように、候補構造を表示するための候補構造表示領域
210と、候補構造表示領域210に表示されている候
補構造に対応する特定構造を表示するための特定構造表
示領域220とを有するウィンドウ200が表示される
ようになっている。
【0041】図2において、候補構造表示領域210に
は、上記式(1)の構造生成式を満足する最小候補構造
210Aが表示されており、特定構造表示領域220に
は、上記式(1)の構造生成式を評価して得られた最小
構造220Aが表示されている。因みに最小構造220
Aは、最小候補構造210A中の「REP」及び「SE
Q」の構成規則が評価されて得られたものである。
【0042】なお、この実施例では、最小候補構造を含
む候補構造(最小候補構造に新たな構造が追加された構
造)を構成する各要素をノードと定義し、これらのノー
ドのうち例えば最小候補構造210Aを構成する各ノー
ドで示されるように、「Logical Root Class」などルー
ト(根)に相当するノードをルートノードと定義し、ま
た、「Section 」、2つの「Paragraph 」、「Referenc
e 」など構成体になり得る候補を表しているノードを候
補ノードと定義し、更に、「REP」、「SEQ」、
「OPTREP」、「CHO」など構成規則を表してい
るノードをGFS(Generator for subordinates)ノー
ドと定義する。
【0043】ところで、図2に示す最小候補構造210
Aに対して、構造の追加、たとえば「REP」や「OP
TREP」のGFSノードを複数回適用(複数回評価)
することにより、そのノード以下の構造を新たに追加で
きるので、候補構造表示領域210には常に最小候補構
造が表示されるとは限らない。同様に、例えば最小候補
構造210A中のGFSノード「OPTREP」が評価
されることにより、そのノードの下位に存在している候
補ノード「Paragraph 」に対応する構成体が生成され、
その構成体が最小構造220A中の構成体「aSection
」の下位に接続されるので、特定構造表示領域220
には常に最小構造が表示されるとは限らない。
【0044】またこの実施例では、あるGFSノードが
下位ノードとして持っている構造を候補部分構造と定義
する。例えば最小候補構造210Aにおいて、GFSノ
ード「SEQ」が下位ノードとして持っている、図2中
符号230で示される点線内の構造が候補部分構造であ
り、同様にして、GFSノード「OPTREP」が下位
ノードとして持っている、図2中符号240で示される
点線内の構造が候補部分構造である。
【0045】更に、候補部分構造に対応して生成された
ものを特定構造における部分構造と定義する。例えば候
補部分構造230において、GFSノード「OPTRE
P」が選択されていなければ、候補ノード「Paragraph
」に対応する構成体が部分構造となり、同様に候補部
分構造240において、GFSノード「CHO」の規則
により候補ノード「Paragraph 」が選択されているので
あれば、候補ノード「Paragraph 」に対応する構成体が
部分構造となる。また候補部分構造230において、例
えばGFSノード「OPTREP」が選択され、かつ、
GFSノード「CHO」の規則により候補ノード「Refe
rence 」が選択されているのであれば、候補ノード「Pa
ragraph 」及び「Reference 」に対応する各構成体から
なる構造が部分構造となる。
【0046】次に、構造生成手段120による特定構造
生成・編集処理について、図3乃至図8を参照して説明
する。
【0047】なお、図3は特定構造生成・編集処理の全
体の処理動作を示すフローチャートを、図4は最小候補
構造の生成処理動作を示すフローチャートを、図5は従
属子生成子の展開処理動作を示すフローチャートを、図
6は構造生成式の展開処理動作を示すフローチャート
を、図7は最小構造の生成処理動作を示すフローチャー
トを、図8は下位構造の生成処理動作を示すフローチャ
ートを、それぞれ示している。
【0048】図3に示すように、構造生成手段120
は、共通構造格納部110から共通構造を読出すととも
に(ステップ310)、最小候補構造生成処理用のサブ
ルーチンを呼び出して、読出した共通構造の制約から最
小候補構造の生成を行う(ステップ320)。その後、
表示制御部160に対して、その最小候補構造を送出し
て表示装置170に表示させる(ステップ330)。次
に、最小構造生成処理用のサブルーチンを呼び出して、
生成された最小候補構造から最小構造の生成を行うとと
もに(ステップ340)、表示制御部160に対して、
その最小構造を送出して表示装置170に表示させる
(ステップ350)。続いて、編集操作が終了した否か
を判断し(ステップ360)、終了した場合には処理を
終了し、一方終了していない場合は、編集指示要求処理
用のサブルーチンを読出して、ユーザからの編集操作に
対応した生成指示部140からの指示に従って構造(候
補部分構造および部分構造)の生成を行うとともに(ス
テップ370)、その構造の生成に応じて、候補構造及
び特定構造の表示を更新する(ステップ380)。ステ
ップ380終了後は上記ステップ360に戻りこのステ
ップ以降を実行する。
【0049】次に最小候補構造生成処理について図4を
参照して説明する。
【0050】最小候補構造生成処理用のサブルーチンが
呼び出されると、構造生成手段120は、図4に示すよ
うに、文書の論理根(Root)の属性GFS(Generator
forsubordinates)としての従属子生成子を読み込むと
ともに(ステップ410)、属性GFS展開処理用のサ
ブルーチンを呼び出して、属性GFSの展開処理を行う
(ステップ420)。ステップ420を終了したら、図
3のステップ320にリターンする。
【0051】次に属性GFS展開処理について図5を参
照して説明する。
【0052】属性GFS展開処理用のサブルーチンが呼
び出されると、構造生成手段120は、図5に示すよう
に、「GFS=nil」(GFSが定義されていない)
の式が成立するか否かを判断する(ステップ510)。
ここで、属性GFSが定義されている場合(上記「GF
S=nil」の式が不成立)は、構造生成式展開処理用
のサブルーチンを呼び出して、GFSの構造生成式(co
nstruction expression :CEと略記)を展開する(ス
テップ520)。ステップ520を終了した場合、上記
ステップ510で属性GFSが定義されていない場合
は、図4のステップ420にリターンする。
【0053】次に属性GFSの構造生成式展開処理につ
いて図6を参照して説明する。
【0054】構造生成式展開処理用のサブルーチンが呼
び出されると、構造生成手段120は、図6に示すよう
に、構造生成式の構成規則に対応するGFSノード(G
FS-nodo )を生成して、上位ノード(上位nodo)の子
供として繋ぐとともに(ステップ610)、構造生成式
の引数を読み出して(ステップ620)、先頭の引数を
取り出す(ステップ630)。
【0055】次に、引数=CE(構造生成式)の式が成
立する否かを判断する(ステップ640)。
【0056】ここで、上記式が不成立の場合つまり引数
が構成体の場合は、構成体に対応する候補ノード(候補
-nodo )を生成して、GFSノードの子供として繋ぐと
ともに(ステップ650)、属性GFS展開処理用のサ
ブルーチン(図5参照)を再帰的に呼び出して、その構
成体の属性GFSを展開する(ステップ660)。
【0057】一方、ステップ640で「引数=CE」の
式が成立する場合つまり引数が構造生成式の場合は、構
造生成式展開処理用のサブルーチンを再帰的に呼び出し
て、生成したGFSノードを上位ノードとして構造生成
式を展開する(ステップ670)。
【0058】上記ステップ660或いはステップ670
を終了したら、構造生成手段120は、上記ステップ6
20において読出した構造生成式の全ての引数を評価し
たか否かを判断し(ステップ680)、未評価の引数が
ある場合には、次の引数を取り出し(ステップ69
0)、その後上記ステップ640に戻りこのステップ以
降を実行し、一方、全て評価した場合は図5のステップ
520にリターンする。
【0059】次に最小構造生成処理について図7を参照
して説明する。
【0060】最小構造生成処理用のサブルーチンが呼ば
れると、構造生成手段120は、図7に示すように、ル
ートノード(Rootノード)に対応する構成体を生成し
(ステップ710)、その構成体に下位ノードが存在す
るか否かを判断する(ステップ720)。
【0061】ここで、下位ノードが存在している場合
は、下位構造生成処理用のサブルーチンを呼び出して、
その後、上記ステップ710において生成した構成体か
ら下位ノードを取り出して、下位構造の生成を行う(ス
テップ730)。そして、ステップ730を終了した場
合、上記ステップ720で下位ノードが存在しない場合
は、図3のステップ340にリターンする。
【0062】次に下位構造生成処理について図8を参照
して説明する。
【0063】下位構造生成処理用のサブルーチンが呼ば
れると、構造生成手段120は、図8に示すように、G
FSノードであるか否かを判断し(ステップ801)、
判断結果に応じた処理(ノードの評価)を行う。
【0064】ここで、候補ノードである場合は対応する
構成体を生成して、該生成した構成体を、最近、上位の
候補ノードで生成された構成体の子供として繋ぐ。
【0065】これに対し、GFSノードである場合はG
FSの構造生成式に応じて以下のような処理を行う。
【0066】◇SEQ:直属下位のノードを先頭から順
に全て評価する。 ◇REP:直属下位のノードを1度評価する。 ◇OPT:評価を打切る。 ◇CHO:直属下位のノードの先頭だけを評価する。 ◇OPTREP:評価を打切る。
【0067】そこで、上記ステップ801において、G
FSノードの場合は、「CE=SEQ」であるか否かを
判断し(ステップ802)、ここでSEQの場合は、下
位ノードの先頭を取り出し(ステップ803)、その
後、下位構造生成処理用のサブルーチンを呼び出して下
位構造の生成を行う(ステップ804)。次に、全ての
下位ノードを処理したか否かを判断し(ステップ80
5)、未処理の下位ノードがある場合は次の下位ノード
を取り出して(ステップ806)、上記ステップ804
に戻りこのステップ以降を実行する。
【0068】ステップ802で「CE≠SEQ」の場合
は「CE=REP」であるか否かを判断し(ステップ8
07)、ここでREPの場合は、下位ノードを取り出し
(ステップ808)、その後、下位構造生成処理用のサ
ブルーチンを呼び出して下位構造の生成を行う(ステッ
プ809)。
【0069】ステップ807で「CE≠REP」の場合
は「CE=CHO」であるか否かを判断し(ステップ8
10)、ここでCHOの場合は、下位ノードの先頭を取
り出し(ステップ811)、その後、下位構造生成処理
用のサブルーチンを呼び出して下位構造の生成を行う
(ステップ812)。
【0070】ステップ810で「CE≠CHO」の場合
は「CE=OPT」か否かを判断し(ステップ81
3)、ここでOPTの場合も何もしない。
【0071】上記ステップ813で「CE≠OPT」の
場合は「CE=OPTREP」か否かを判断し(ステッ
プ814)、ここでOPTREPの場合は何もしない。
【0072】上記ステップ801においてGFSノード
でない場合つまり候補ノードの場合は、候補ノードに対
応する構成体を生成し、その構成体を最近の上位の候補
ノードから生成された構成体の子供として繋ぐ(ステッ
プ815)。次に、その構成体に下位ノードが存在する
か否かを判断し(ステップ816)、ここで下位ノード
が存在する場合は、下位ノードを取り出し(ステップ8
17)、その後、下位構造生成処理用のサブルーチンを
呼び出して下位構造の生成を行う(ステップ818)。
【0073】なお、上記ステップ805において全ての
下位ノードを処理した場合、上記ステップ809、ステ
ップ812、ステップ818のいずれかを終了した場
合、上記ステップ813あるいはステップ814で「Y
ES」の場合、上記ステップ816において下位ノード
が存在しない場合、のいずれかの場合は、図7のステッ
プ730にリターンする。
【0074】なお候補構造を保持するデータ構造につい
ては、本願出願人が先に出願した特願平2−15706
7号に開示されているデータ構造(ジェネレータ)を用
いることにより実現できる。また最小構造の生成は、本
願出願人が先に出願した特願平2−157068号に開
示されている、割付け可能木の最小構造生成の方法を用
いることにより実現できる。
【0075】以上の処理で最小候補構造及び最小構造が
生成されたことになる。
【0076】そして、ユーザが指示装置150を操作し
てGFSノードの選択を行うことにより、その選択情報
が生成指示部141を経て構造生成手段120に入力さ
れると、生成手段120は、入力した選択情報に基づく
GFSノードの構成規則に応じた構造生成処理の候補
を、表示制御部160に送出する。すると表示制御部1
60は、入力した構造生成処理の候補を表示装置170
に表示する。
【0077】ここで、この実施例において定義した属性
GFSの構成規則に応じた適応可能な構造生成処理につ
いて構成規則毎に説明する。
【0078】◇SEQでは無し ◇REPでは処理[add subordinate ]と処理[delete
subordinate]とがある。[add subordinate ]は従属
するノードの追加。下位ノードとして持っている候補部
分構造(選択されているノードを根として展開した候補
構造)を末っ子として、既に生成されている候補構造に
追加し、更に候補部分構造に対応する部分構造(選択さ
れているノードを根として生成した構造)を生成して、
既に生成されている特定構造に追加する。[delete sub
ordinate]は従属するノードの削除。下位ノードとして
2つ以上のノードが生成されている場合、最後のノード
を候補構造から削除し、そのノードに対応する構成体
を、既に生成されている特定構造から削除する。
【0079】◇OPTでは処理[select]と処理[reje
ct]とがある。[select]は下位のノードを選択する。
下位のノードとして持っている候補部分構造に対応する
部分構造を生成して、既に生成されている特定構造に追
加する。 [reject]…下位のノードの非選択。 下位のノードとして持っている候補部分構造に対応する
部分構造を、既に生成されている候補構造から削除す
る。
【0080】◇CHOでは処理[n- subordinate ]が
ある。[n- subordinate ]はn番目の下位ノードを選
択する。以前に選択されていた下位のノードとして持っ
ている候補部分構造に対応する部分構造を、既に生成さ
れている特定構造から削除し、新たに選択されたノード
に対応する部分構造を生成して、その特定構造に追加す
る。
【0081】◇OPTREPでは処理[select]と処理
[reject]と処理[add subordinate ]と処理[delete
subordinate]とがある。[select]、[reject]はO
PTの場合と同様。[add subordinate]は従属するノ
ードの追加。これはREPの場合と同様であるが、下位
ノードが選択されているときのみ作用する。[delete s
ubordinate]は従属するノードの削除。これはREPの
場合と同様であるが、下位ノードが選択されているとき
のみ作用する。
【0082】次に、上述した最小候補構造に対する編集
指示要求の処理を図9を参照して説明する。
【0083】図9に示すように、ユーザからの編集要求
が発せられたGFSノードを求め、そのGFSノードの
持つ構成規則を調べ(ステップ901)、その結果に応
じた処理を行う。
【0084】上記ステップ901において「CE=RE
P」であるか否かを調べ(ステップ902)、REPの
場合は、ここで適用可能な編集処理の一覧 [add subordinate ]、[delete subordinate] をユーザに提示し(ステップ903)、更にGFSノー
ド[REP]における編集操作処理用のサブルーチンを
呼び出して、ユーザの指示に従って構成体の生成を行う
(ステップ904)。
【0085】上記ステップ902においてREPでない
場合は、「CE=CHO」であるか否かを調べ(ステッ
プ905)、CHOの場合は、ここで適用可能な編集一
覧 [1- subordinate ]、…、[n- subordinate ] をユーザに提示し(ステップ906)、更にGFSノー
ド[CHO]における編集操作処理用のサブルーチンを
呼び出して、ユーザの指示に従って構成体の生成を行う
(ステップ907)。
【0086】上記ステップ905においてCHOでない
場合は、「CE=OPT」であるか否かを調べ(ステッ
プ908)、OPTの場合は、ここで適用可能な編集一
覧 [select]、[reject] をユーザに提示し(ステップ909)、更にGFSノー
ド[OPT]における編集操作処理用のサブルーチンを
呼び出して、ユーザの指示に従って構成体の生成を行う
(ステップ910)。
【0087】上記ステップ908においてOPTでない
場合は、「CE=OPTREP」であるか否かを調べ
(ステップ911)、OPTREPの場合は、ここで適
用可能な編集一覧 [select][reject][add subordinate ][delete s
ubordinate] をユーザに提示し(ステップ912)、更にGFSノー
ド[OPTREP]における編集操作処理用のサブルー
チンを呼び出して、ユーザの指示に従って構成体の生成
を行う(ステップ913)。
【0088】なお、上記ステップ904、ステップ90
7、ステップ910、ステップ913のいずれかのステ
ップを終了した場合は、図3のステップ370にリター
ンする。
【0089】次に、構造生成手段120による、呼び出
された編集操作処理用のサブルーチーンの実行につい
て、各GFSノード毎に説明する。
【0090】GFSノード[REP]における編集操作
のアルゴリズム。図10に示すように、適用され編集処
理を調べる(ステップ1001)。処理が[add subord
inate ]であるかを調べ(ステップ1002)、そうで
あれば、下位ノードとして持っている候補部分構造を末
っ子として、既に生成されている候補構造に追加し、更
に候補部分構造に対応する部分構造を生成して、既に生
成されている特定構造に追加する(ステップ100
3)。上記ステップ1002で[add subordinate ]で
なければ、処理が[delete subordinate]であるかを調
べ(ステップ1004)、そうであれば、下位ノードが
2つ以上あるか否かを調べる(ステップ1005)。こ
こで2つ以上あれば、下位ノードの最後のノードを候補
構造から削除し、その削除されたノードに対応する構成
体を特定構造から削除する(ステップ1006)。な
お、上記ステップ1003あるいはステップ1006を
終了した場合、上記ステップ1005において下位ノー
ドが1つの場合は、図9のステップ904にリターンす
る。
【0091】GFSノード[CHO]における編集操作
のアルゴリズム。図11に示すように、適用された編集
処理を調べ(ステップ1101)、以前に選択されてい
た下位のノードとして持っている候補部分構造に対応す
る部分構造を、既に生成されている特定構造から削除し
(ステップ1102)、その後、選択された下位ノード
として持っている候補部分構造に対応する部分構造を生
成して、ステップ1102における特定構造に追加する
(ステップ1103)。ステップ1103終了後は、図
9のステップ907にリターンする。
【0092】GFSノード[OPT]における編集操作
のアルゴリズム。図12に示すように、適用された編集
処理を調べる(ステップ1201)。処理が[select]
であるかを調べ(ステップ1202)、そうであれば、
下位ノードとして持っている候補部分構造に対応する部
分構造を生成して、既に生成されている候補構造に追加
する(ステップ1203)。上記ステップ1202にお
いて[select]でなければ、処理が[reject]であるか
を調べ(ステップ1204)、そうであれば、下位ノー
ドとして持っている候補部分構造に対応する部分構造
を、既に生成されている候補構造から削除する(ステッ
プ1205)。なお、上記ステップ1203あるいはス
テップ1205を終了したら、図9のステップ910に
リターンする。
【0093】GFSノード[OPTREP]における編
集操作のアルゴリズム。図13に示すように、適用され
た編集処理を調べる(ステップ1301)。処理が[se
lect]であるかを調べ(ステップ1302)、そうであ
れば、下位のノードとして持っている候補部分構造に対
応する部分構造を生成して、既に生成されている特定構
造に追加する(ステップ1303)。上記ステップ13
02で[select]でなければ、処理が[reject]である
かを調べ(ステップ1304)、そうであれば、下位の
ノードとして持っている候補部分構造に対応する部分構
造を、既に生成されている特定構造から削除する(ステ
ップ1305)。
【0094】上記ステップ1304で[reject]でなけ
れば、処理が[add subordinate ]であるかを調べ(ス
テップ1306)、そうであれば、ノードが選択(sele
ct)されているか否かを判断し(ステップ1307)、
ここで選択(select)されていれば、下位ノードとして
持っている候補部分構造を末っ子として、既に生成され
ている候補構造に追加し、更に候補部分構造に対応する
部分構造を生成して、既に生成されている特定構造に追
加する(ステップ1308)。
【0095】上記ステップ1306で[add subordinat
e ]でなければ、処理が[delete subordinate]である
かを調べ(ステップ1309)、そうであれば、ノード
が選択(select)されているか否かを判断し(ステップ
1310)、ここで選択(select)されていれば、下位
ノードが2つ以上あるか否かを判断する(ステップ13
11)。ここで下位ノードが2つ以上ある場合は、下位
ノードの最後のノードを候補構造から削除し、その削除
されたノードに対応する構成体を特定構造から削除する
(ステップ1312)。
【0096】なお、上記ステップ1303、ステップ1
305、ステップ1308、ステップ1312のいずれ
かのステップを終了した場合、上記ステップ1307或
いはステップ1310においてノードが選択されていな
い場合、上記ステップ1311におてい下位ノードが1
つしかない場合は、図9のステップ913にリターンす
る。
【0097】次に、最小候補構造、最小構造、及び特定
構造の生成処理を、具体例を挙げて説明する。
【0098】制約として、 <制約1> Doc:: =REP(Section ) <制約2>Section:: =REP(SEQ(Paragraph,
OPTREP(CHO(Paragraph ,SEQ(Referenc
e No,Refered No,Reference Body))))) なる構造生成式(construction expression :CEと略
記)が与えられた場合は、上述した図4、図5及び図6
のフローチャートに基づく処理を行うことにより、最小
候補構造が生成されることになる。
【0099】すなわち、 (1)制約1である属性GFSのDOC ::REP(Sect
ion )が展開される。
【0100】(2)GFSノード[REP]が生成され
根であるDocの直下に繋がれ、更に引数[Section ]
が評価される。
【0101】(3)[Section ]は構成体であるので候
補ノード[Section ]が生成されGFSノード[RE
P]の子供として繋がれる。
【0102】(4)次に[Section ]の属性GFSの制
約2が展開される。
【0103】(5)GFSノード[REP]が生成され
候補ノード[Section ]の子供として繋がれる。
【0104】(6)構成規則REPの引数が評価され、
GFSノード[SEQ]が生成されGFSノード[RE
P]の子供として繋がれる。
【0105】(7)構成規則SEQの引数が順に評価さ
れる。
【0106】すなわち構成規則SEQの第1引数[Para
graph ]が評価され候補ノード[Paragraph ]がGFS
ノード[SEQ]の子供として繋がれ、更に[Paragrap
h ]のGFSが展開される。その[Paragraph ]は属性
GFSを持たないので評価がとまる。
【0107】そして構成規則SEQの第2引数の CE[OPTREP(CHO(Paragraph ,SEQ(Re
ference No,Refered No,Reference Body))] の展開を行う。
【0108】同様に、構成規則CHOの第1引数[Para
graph ],更に構成規則SEQの第1引数[Reference
No]、第2引数[Refered No]、第3引数[Refere
nceBody]をそれぞれ評価すると、その結果として図1
4に示されるウィンドウ1400の候補構造表示領域1
400Aに表示されているように、候補構造1410が
生成されることとなる。この候補構造1410が最小候
補構造であり、この構造に対して構造の追加、削除が行
われる。特定構造表示領域1300Bにはオブジェクト
(Object、以下Objという)1(aLogical Ro
otClass)が生成されている。なお、表示領域1400
Bに表示されているOBJ1(「Logical Root Clas
s」)が、上述した構造生成式(制約1)における「D
oc」に対応するものである。
【0109】最小候補構造が生成されると、図7、図8
のフローチャートに基づく処理により、この最小候補構
造を元に最小構造が生成されることとなる。
【0110】すなわち、最小候補構造からは、ルート
(Root)ノードからルートの構成体が生成される。
ルートノードの下位ノードは「REP」のGFSノード
なので更に下位のノードが評価され「Section 」の構成
体が生成されルートの構成体の子供として繋がれる。
「Section 」の候補ノードの下位ノードは「REP」で
あるから、更に下位の「SEQ」のGFSノードが評価
され「Body Parabraph」の構成体が「Section 」の構成
体に繋がれる。そして「OPTREP」のGFSノード
で評価が打切られる。この結果として図15に示される
ウィンドウ1400の表示領域1400Bに表示されて
いるように、特定構造1500が生成されることとな
る。
【0111】特定構造1500は、Obj1(aLogica
l Root Class)の下位としてObj2(aSection )が
生成され、更にObj2の下位としてObj3(aBody
Paragraph)が生成されている。
【0112】以上の処理により最小候補構造から最小構
造が生成されたことになる。
【0113】次に、最小候補構造と最小構造とに基づい
て、制約を満たした特定論理構造の編集例を、図16乃
至図26を参照して説明する。
【0114】ユーザが、図15に示す表示状態から、指
示装置によりGFSノードの選択を行い、構造生成手段
が起動されると、構造生成手段120は選択されている
GFSノードの構成規則に応じた構造生成処理の候補を
ユーザに提示する。
【0115】ユーザが、例えば図16に示すように、ウ
ィンドウ1400の表示領域上で指示装置150により
GFSノード1600(GFSノード[OPTRE
P])を選び、マウスボタンのクリックなどにより編集
操作要求を出すと、図9のアルゴリズムにより生成規則
[OPTREP]に対応する適用可能処理(構造生成処
理の候補)の一覧が表示される。その表示状態を図17
に示す。図17において、1700は適用可能処理の一
覧であり例えばメニュー形式の一覧である。その適用可
能処理の一覧内の所望の項目を選択することにより、構
造生成手段120によって該当する処理が行われる。
【0116】今、ユーザが、図17の表示状態から図1
8に示すように適用可能処理の一覧1700における
[Select]を指示すると、GFSノード[OPTRE
P]の下位ノードに対して最小構造生成処理が適用さ
れ、新たな構成体(aBody Paragraph)が生成される。
この時点での特定構造の表示状態を図19に示す。
【0117】図19において、1900は特定構造であ
り、この特定構造1900は、図15に示した特定構造
1500の構成においてObj2の下位としてObj4
(aBody Paragraph)が生成され追加された構成になっ
ている。
【0118】次にユーザが図20に示すようにGFSノ
ード2000(GFSノード[CHO])を選択するこ
とにより、生成規則[CHO]に対応する適用可能処理
の一覧が表示されるので、ユーザはその一覧の中から所
望の処理を選択する。図21は、生成規則[CHO]に
対応する適用可能処理の一覧2100が表示され、その
一覧の中から[2−subordinate ](2番目の選択肢)
が指示されたことを示している。
【0119】このようにして生成規則[CHO]が選択
され、処理[2−subordinate ]が選択されると、図2
2に示す表示領域1400Bに表示されているような、
特定構造2200が得られる。この特定構造2200
は、図19に示した特定構造1900の構成において、
Obj2の下位としてのObj4(aBody Paragraph)
が破棄され、そしてObj2の下位として、新たに選択
されたGFSノード2210(GFSノード「SE
Q」)以下の構成体の候補に対応して、Obj5(aRe
ference No)、Obj6(aRefered No)、及びO
bj7(aReferenceBody)がそれぞれ生成され接続さ
れた構成になっている。
【0120】同様にして、ユーザが、図22に示す表示
状態から、図23に示すように例えばGFSノード23
00(GFSノード[REP])を選択し、更に編集操
作要求を行うとともに、図24に示すように、その結果
として表示されたGFSノード[REP]の適用可能処
理の一覧2400の中から[add subordinate ]を指示
すると、図23に示すGFSノード2300(GFSノ
ード[REP])の下位として、そのGFSノード23
00以下の候補部分構造(図23中矢印Aで示される点
線内の構造)が生成される。この時点での、候補部分構
造及び特定構造の表示状態を図25に示す。
【0121】図25において、表示領域1400A内の
候補構造2500AにおけるGFSノード2300(G
FSノード[REP])の下位として、図23中矢印A
で示される点線内の構造が生成された構造2510が繋
がっている。
【0122】一方、表示領域1400Bには候補構造2
500に対応する特定構造2500Bが表示されてい
る。この特定構造2500Bは、図22に示した特定構
造2200の構成に、候補部分構造2510が追加生成
されたことによりGFSノード2520(GFSノード
[SEQ])が評価され、その結果として構成体(aBo
dy Paragraph)が生成されて、その構成体がObj8と
してObj2の下位に繋がった構成になっている。
【0123】そして、特定構造2500Bが所望の構造
であったとすれば、特定構造2500Bが最終的な特定
構造つまり特定論理構造となる。
【0124】同様な操作を繰り返すことにより、多種多
様な特定構造を生成できる。その特定構造の一例を図2
6に示す。
【0125】図26に示す候補構造2600Aは、図2
5の表示領域1400Aに表示されている候補構造にお
いて、GFSノード2300(GFSノード「RE
P」)に対する[add subordinate ]の処理操作を1回
行い、次にその結果得られた候補構造において、図25
に示すGFSノード2530(GFSノード「RE
P」)に相当するGFSノード「REP」に対する[ad
d subordinate ]の処理操作を1回行い、更にその結果
得られた候補構造において、図25に示すGFSノード
2540(GFSノード「OPTREP」)に相当する
GFSノード「OPTREP」に対する[add subordin
ate ]の処理操作を2回行うことにより得られることに
なる。こうして得られた候補構造2600Aにおいて、
候補ノード2601〜2613が生成されることによ
り、特定構造2600Bが得られることになる。
【0126】上述したようにこの実施例によれば、生成
可能な特定構造の候補の全容を提示しながら、共通構造
から制約を満たしつつ特定構造の編集が可能である。
【0127】更にこの実施例では、GFSノードはその
下位にいくつのノードを持っているかといった状態を保
持することができるので、その状態の情報を活用するこ
とによって構造編集の簡単なガイダンスを行うことがで
きる。
【0128】例えば、GFSノード[REP]での適用
可能処理(な編集処理)[add subordinate ]、[dele
te subordinate]であるが、[delete subordinate]は
下位ノードが2個以上のときのみ有効である。そこで、
GFSノードで編集操作要求があった時に、そのGFS
ノードの状態を調べ、有効な編集操作のみをユーザに提
示する編集装置が実現可能である。
【0129】ここに、GFSノードの各ノードについて
説明する。
【0130】◇REP (a)下位ノードが2個未満のとき、処理[add subord
inate]のみ有効。 (b)下位ノードが2個以上のとき、処理[add subord
inate]及び処理[delete subordinate]共に有効。
【0131】◇OPT (a)下位ノードが選択(select)されているとき、処
理[disselect ]のみ有効。 (b)下位ノードが選択されていないとき、処理[reje
ct]のみ有効。
【0132】◇OPTREP (a)下位ノードが選択されていないとき、処理[sele
ct]のみ有効。 (b)下位ノードが選択されていて、かつ、下位ノード
が2個未満のとき、処理[reje ct]、処理[add subo
rdinate ]が有効。 (c)下位ノードがselectされていて、かつ、下位ノー
ドが2個以上のとき、処理[reject]、処理[add subo
rdinate]、処理[delete subordinate]の各処理が有
効。
【0133】次に、GFSノードの状態によって有効な
適用可能処理(編集処理)が制限される様子を、図27
乃至図35に示す。
【0134】最小候補構造及び最小構造を図27に示
す。
【0135】図27に示すように、ウィンドウ2700
の候補構造表示領域2700Aには最小候補構造271
0が表示され、また特定構造表示領域2700Bには最
小構造2720が表示されている。
【0136】なお最小候補構造2710において、「D
oc」、「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DD
D」、「EEE」、「FFF」は候補ノードであり、
「REP」、2つの「SEQ」、「OPT」、「OPT
REP」、「CHO」はGFSノードである。一方最小
構造2620において、「aDoc」は論理根であり、
「aAAA」、「aBBB」は構成体である。
【0137】ユーザが、図27に示す表示状態から、図
28に示すようにGFSノードの1つである「OPT」
を選択し、更に編集処理要求を行うと、図29に示す適
用可能処理の一覧2900が表示される。これは、GF
Sノード「OPT」の下位ノードが選択されていないの
で、有効な処理として「select」が表示されたのであ
る。
【0138】次にユーザが、図30に示すように、一覧
2900内の「select」を指示すると、GFSノード
「OPT」が評価される。その結果として図31に示さ
れる表示領域2700Bに表示されている特定構造31
00が得られる。
【0139】特定構造3100の生成に際し、GFSノ
ード「OPT」が処理「select」に従って評価されるの
で、部分構造として、構成体「aCCC」とその下位と
して構成体「aDDD」が生成され、更にその部分構造
が、構成体「aAAA」に繋がることにより、特定構造
3100が生成されることとなる。
【0140】ユーザが、図31に示す表示状態から、再
度、GFSノード「OPT」を選択し、編集処理要求を
行うと、GFSノード「OPT」の下位ノードとして
「CCC」、「DDD」の各候補ノードが選択されてい
るので、今度は、図31に示すように、有効な処理とし
て[reject]のみが表示されている適用可能処理の一覧
3200が表示される。
【0141】またユーザが、図31に示す表示状態か
ら、GFSノード「OPTREP」を選択し、編集処理
要求を行うと、そのGFSノード「OPTREP」の下
位ノードが選択されていないので、有効な処理として
「select」のみが表示されている適用可能処理の一覧が
表示される。そして図33に示すように、その適用可能
処理の一覧3300内の「select」を指示すると、GF
Sノード「OPTREP」が評価され、その結果とし
て、図34に示す表示領域2700Bに表示されている
特定構造3400が得られることとなる。
【0142】なお、図34は、GFSノード「OPTR
EP」に対する1回目の編集処理操作が行われて部分構
造として構成体「aEEE」が生成され、更に2回目の
編集操作が行われて適用可能処理の一覧3410が表示
された状態を示したものである。
【0143】適用可能処理の一覧3410には、下位ノ
ードとして候補ノード「EEE」が選択され、かつ、下
位ノードが2個未満なので、「add subordinate 」及び
[reject]の処理が表示されている。この場合は、GF
Sノード「OPTREP」には4つの編集処理が設けら
れているにも関わらず、上述した規則により、編集処理
が2つに制限されたのである。
【0144】次にユーザが、図34に示す表示状態か
ら、適用可能処理の一覧3410の中から、「add subo
rdinate 」を指示すると、下位ノードとして持っている
候補部分構造(つまりCHO(「EEE」「FFF」)
を末っ子として、既に生成されている特定構造に追加す
るとともに、候補部分構造に対応する部分構造(つまり
この場合は「aEEE」)が生成される。
【0145】同様にして、GFSノード「OPTRE
P」に対する、「addsubordinate 」の編集処理操作を
3回繰り返すと、結果として、図35に示す表示領域2
700Bに表示されている特定構造3500が得られる
こととなる。なお図35の表示領域2700Bにおい
て、矢印Aで示される構成体「aEEE」はGFSノー
ド「OPTREP」に対する「select」の処理操作(1
回目の操作)によって生成されたものであり、また矢印
Bで示される構成体「aEEE」、矢印Cで示される構
成体「aEEE」はそれぞれGFSノード「OPTRE
P」に対する「addsubordinate 」の処理操作(2回
目、3回目の操作)によって生成されたものである。
【0146】なお、図35は、GFSノード「OPTR
EP」に対する3回目の編集処理操作が行われて部分構
造として矢印Aで示される構成体「aEEE」が生成さ
れ、更に4回目の編集操作が行われて編集処理の一覧3
510が表示された状態を示したものである。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、構
造生成手段は、複数の文書に共通な論理構造情報に課せ
られている制約を示す制約条件を満足する生成可能な全
ての特定の文書の論理構造情報の候補を生成して、当該
制約条件とともに提示するとともに、その提示された候
補の中から要求に応じた一つの論理構造情報を生成して
提示するようにしたため、ユーザは、構造化文書の生成
・編集時に、生成可能な構造体の候補の全容を知ること
ができるとともに、任意の候補の選択をして、所望の文
書構造の生成・編集を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書処理装置の一実施例を示す機
能ブロック図。
【図2】本発明に係る特定構造の生成を説明するための
図。
【図3】本実施例の特定構造生成・編集の全体の処理動
作を示すフローチャート。
【図4】本実施例の最小候補構造の生成処理動作を示す
フローチャート。
【図5】本実施例の従属子生成子の展開処理動作を示す
フローチャート。
【図6】本実施例の構造生成式の展開処理動作を示すフ
ローチャート。
【図7】本実施例の最小構造の生成処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図8】本実施例の下位構造の生成処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図9】本実施例の編集指示要求の処理動作を示すフロ
ーチャート。
【図10】本実施例の従属子生成子「REP」における
編集操作の処理動作を示すフローチャート。
【図11】本実施例の従属子生成子「CHO」における
編集操作の処理動作を示すフローチャート。
【図12】本実施例の従属子生成子「OPT」における
編集操作の処理動作を示すフローチャート。
【図13】本実施例の従属子生成子「OPTREP」に
おける編集操作の処理動作を示すフローチャート。
【図14】本実施例における最小候補構造を説明するた
めの図。
【図15】本実施例における最小構造を説明するための
図。
【図16】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図17】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図18】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図19】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図20】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図21】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図22】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図23】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図24】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図25】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図26】本実施例における最小候補構造から特定構造
を得るための生成過程を説明するための図。
【図27】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図28】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図29】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図30】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図31】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図32】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図33】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図34】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図35】本実施例における従属子生成子ノードによっ
て有効な編集処理が制限される様子を説明するための
図。
【図36】従来における特定構造(文書)の編集を説明
するための図。
【図37】従来における特定構造(文書)の編集を説明
するための図。
【図38】従来における特定構造(文書)の編集を説明
するための図。
【図39】従来における特定構造(文書)の編集を説明
するための図。
【図40】従来における特定構造(文書)の編集を説明
するための図。
【符号の説明】
110…共通構造格納部、120…構造生成手段、13
0…特定構造構築部、131…構成体生成部、132…
特定構造格納部、140…生成指示部、150…指示装
置、160…表示制御部、170…表示装置、140
0、2700…ウィンドウ、1400A、2700A…
候補構造表示領域、1400B、2700B…特定構造
表示領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文書に共通な論理構造情報に課せら
    れている制約に基づいて、特定の文書の論理構造情報
    を、対話的に生成・編集可能な文書処理装置において、 前記制約を示す制約条件を満足する生成可能な全ての特
    定の文書の論理構造情報の候補を生成して、当該制約条
    件とともに提示するとともに、その提示された候補の中
    から要求に応じた一つの論理構造情報を生成して提示す
    る構造生成手段を具えたことを特徴とする文書処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137873A (ja) * 1994-11-10 1996-05-31 Fuji Xerox Co Ltd 文書共通論理情報編集装置
US6137483A (en) * 1995-12-01 2000-10-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multimedia editing method using templates describing common logic structure, layout, and physical operation
US7379950B2 (en) 2002-12-20 2008-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Document processing method, program and apparatus for processing a document file in pages

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