JPH05108523A - グループサーバ方法 - Google Patents

グループサーバ方法

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JPH05108523A
JPH05108523A JP3265972A JP26597291A JPH05108523A JP H05108523 A JPH05108523 A JP H05108523A JP 3265972 A JP3265972 A JP 3265972A JP 26597291 A JP26597291 A JP 26597291A JP H05108523 A JPH05108523 A JP H05108523A
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JP3265972A
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Inventor
Keimei Satake
啓明 佐竹
Hideo Aoe
英夫 青江
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク接続の複数計算機を複数利用者
が使用する環境下で利用者の特定を容易にし、利用者を
認証するサーバ計算機の負荷を軽減すること。 【構成】 計算機1 6で複数グループサーバ1,2を
作り、グループサーバごとにグループ所属の全利用者名
とそのパスワード等のグループ内利用者情報ファイルを
作り、各計算機1 6にグループサーバ識別情報やグル
ープパスワード等のグループ情報ファイルを作り、作業
開始手順中にグループ情報よりグループサーバのグルー
プ内利用者情報を参照し利用者照合をしてグループ作業
環境を提供し、複数グループに分けた多階層グループと
利用者名で利用者を管理する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の計算機がネットワ
ークに接続された環境下で利用者を認証する方法に係
り、特に利用者をグループに分類してグループごとに情
報を管理して利用者の認証を行うグループサーバ方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の計算機がネットワークに接
続された環境下における利用者を認証する方法は、例え
ば「日経エレクトロニクス」1989年10月30日
号、No.194の第175頁から第179頁において
「Unixネットワークを守るユーザ認証システム」と
して解説されている。この文献に論じられているのは多
数のワークステーションをネットワークで結んだ分散処
理環境下のユーザ認証システムであるが、このネットワ
ークにおいてはユーザ認証に必要なユーザ管理情報をユ
ーザ管理用の計算機にまとめて一括管理する方法がとら
れている。しかし利用者をグループに分類してグループ
ごとに利用者の管理を行う計算機をおき、ユーザ認証を
行うという考えではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は複数の
計算機がネットワークに接続された環境下におけるユー
ザ認証方法として、ネームサーバと呼ばれるユーザ認証
用の計算機に全てのユーザ情報をまとめて管理し、その
ネームサーバ計算機だけを管理すればよいようにしてい
るので、大勢の人がネットワークに結合された計算機を
利用する場合には利用者名だけでは利用者の特定がしが
たくなり、またネームサーバを1箇所にまとめなければ
ならないため利用者数が多くなったときに集中的な保守
作業が必要になり、またネームサーバを1台しか設定で
きないため広域ネットワークで運用する場合には負荷が
かかって利用上の制約となるなどの問題があった。さら
に従来の計算機の利用手順では利用者名に日本語を使用
した場合には、かな漢字変換を用いて変換しなければな
らないためパスワードもかな漢字変換フィールドに入力
して表示してしまうミスが発生しやすいという問題があ
った。
【0004】本発明の目的は複数の計算機がネットワー
クに接続された環境下における利用者の特定を容易に
し、また利用者数が多くなったときの集中的な保守作業
をなくするとともに、サーバ計算機に負荷をかけないよ
うにでき、さらに利用者名に日本語を用いてもパスワー
ドの入力を失敗しないようにできるグループサーバ方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のグループサーバ方法は、ネットワークに接続
された計算機の利用者を適切な分類によりグループに分
けてグループと利用者名で利用者の特定をする方法をと
ることにより利用者の特定を容易にし、またネットワー
ク中の任意の計算機にグループごとの情報をもつグルー
プサーバ計算機をおいてそのグループサーバでグループ
内の利用者名やそのパスワードを管理する方法をとるこ
とによりグループの管理作業を効率化して、利用者数が
多くなったときの集中的な保守作業をなくするとともに
サーバ計算機に負荷をかけないようにしたものであり、
さらにグループ名や利用者名に日本語を用いても一覧表
示選択による利用者名の指定や磁気カードリーダ装置を
用いた磁気カードによる利用者名やパスワードの入力を
行うことによりパスワードの入力に失敗しないようにし
たものである。
【0006】
【作用】上記グループサーバ方法は、大勢の利用者がネ
ットワーク内で複数の計算機を利用するときにも利用者
をグループに分類していることにより利用者の管理を容
易に行えるとともにファイルの機密保護をグループ単位
に設定することが可能になり、また計算機の利用開始手
順の中でグループと利用者のパスワードを入力する手順
を用いることによりグループと利用者の使用を制限で
き、さらにグループごとにファイルの使用権限をつける
ことができるとともに、グループを多階層化して上位の
グループが下位のグループのファイルを使用できるが下
位のグループが上位のグループのファイルを使用できな
いようにグループ内で作成したファイルに使用許可権限
をつけることによりグループ間で階層化してファイルの
機密保護を行うことができる。
【0007】またグループに所属する利用者名とパスワ
ードを計算機ごとにおかずにグループ情報を管理するグ
ループサーバ計算機におくことによりグループの管理作
業を効率化でき、また利用者認証を行う機能をグループ
ごとに任意の計算機に分散していることにより保守作業
をそのグループの計算機ごとに行うようにすることがで
きるとともに、運用上サーバ計算機にかかる負荷を減ら
すことができ、さらにグループサーバで一括管理されて
いる利用者名やグループ名の一覧を表示することにより
利用者名やグループ名の指定をカーソルの選択で行える
からパスワードを間違って画面上に表示することなく利
用者パスワードやグループパスワードを入力でき、また
これを磁気カードリーダ装置を用いた磁気カード入力に
よっても実現できる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1から図5によ
り説明する。なお本実施例は主として1階層のグループ
と利用者名で利用者を限定し、計算機の利用開始時に行
う入力には全て利用者の手段操作入力を用いて利用者を
認証する方法の例である。図1は本発明によるグループ
サーバ方法の一実施例を示すワークステーションをリン
グ状ネットワークを用いて相互接続した構成図である。
図1において、本グループサーバ方法を用いた際のネッ
トワーク環境は磁気ディスクFをもつ6台のワークステ
ーション1,2,3,4,5,6をリング状のネットワ
ークのトークンリングLANで相互接続した分散環境で
あり、ネットワークLAN中の任意のワークステーショ
ン1〜6から他のワークステーションの磁気ディスクF
内のファイルを参照することも可能である。まず、グル
ープサーバ方法を用いるにはネットワークLAN中の6
台のワークステーション1〜6の中でグループサーバ
(Sとする)と呼ばれるワークステーションをグループ
ごとに1台おく。グループサーバSとはグループの利用
可能者・共用ファイルなどのグループごとにもつ独自環
境を管理するワークステーションを意味し、またグルー
プサーバSとしての機能をもつワークステーションでグ
ループを使用することも可能である。
【0009】つぎにグループサーバ方法を行うために必
要な3種類のファイル(F1,F2,F3とする)につ
いて説明する。その1つは利用者が使用するワークステ
ーションで使用できる全グループについてグループ名と
そのグループパスワードとの対応をファイルにしたグル
ープ情報ファイルF1で、このファイルF1はグループ
を使用するワークステーションの磁気ディスクF中にお
き、そしてワークステーションの使用を開始する際に利
用者が入力したグループ名がそのワークステーションに
おいて使用可能なグループであるかと、さらに利用者が
入力したグループのパスワードが正しいかどうかを調べ
る際に使用する。その2つは利用者が使用するワークス
テーションで使用できる全グループについてグループ名
とそのグループのグループサーバSであるワークステー
ションをネットワークLAN中で識別できる情報との対
応をファイルにしたグループサーバ識別ファイルF2
で、このファイルF2はグループの環境を使用するワー
クステーションの磁気ディスクF中におき、そして利用
者がグループの環境を使用する際に入力したグループ名
よりそのグループのグループサーバSがネットワークL
AN中のどのワークステーションであるかを識別するた
めに使用する。その3つはグループ内の全利用可能者名
と各々の利用者パスワードとの対応をグループごとにフ
ァイルにした利用者情報ファイルF3で、もしそのグル
ープに下位グループがあればこのファイルF3には全下
位グループ名とそのグループパスワードとの対応を表す
情報も含まれており、このファイルF3は各グループの
グループサーバSであるワークステーションの磁気ディ
スクF中におき、そしてグループサーバSを認識したワ
ークステーションだけがこのファイルF3を見れるよう
にして、利用者がそのグループを使用できるかと利用者
のパスワードが正しいかを調べる際に利用し、さらにも
しそのグループに下位グループがあればグループが下位
グループを使用できるかと下位グループのパスワードが
正しいかを調べる際にも利用する。
【0010】図2は図1中の各ワークステーションが必
要なファイルの一覧を示す説明図である。図2におい
て、図1でのグループサーバ方法を運用した際に上記フ
ァイルF1,F2,F3のうち各ワークステーション1
〜6が必要なものの具体例について説明する。まずワー
クステーション1はグループAのグループサーバSのた
め、グループA用の利用者情報ファイルF3をワークス
テーション1の磁気ディスクF中におき、またワークス
テーション1の利用者が使用するグループGがないた
め、グループを使用する際に必要なグループサーバ識別
ファイルF2とグループ情報ファイルF1をワークステ
ーション1の磁気ディスクF中にはおかないようにす
る。つぎのワークステーション2はグループB,Cのグ
ループサーバSのため、グループB用とグループC用の
利用者情報ファイルF3をワークステーション2の磁気
ディスクF中におき、またワークステーション2の利用
者が使用するグループGがグループA,B,Cであるた
め、グループA,B,Cの情報が入ったグループサーバ
識別ファイルF2とグループ情報ファイルF1をワーク
ステーション2の磁気ディスクF中におく。つぎからの
ワークステーション3〜6はグループサーバSでないた
め、利用者情報ファイルF3をワークステーション3〜
6の磁気ディスクF中にはおかない。そしてワークステ
ーション3は利用者の使用グループGがグループCのた
め、グループCだけの情報が入ったグループサーバ識別
ファイルF2とグループ情報ファイルF1をワークステ
ーション3の磁気ディスクF中におく。つぎのワークス
テーション4は利用者の使用グループGがグループA,
Bのため、グループA,Bの情報が入ったグループサー
バ識別ファイルF2とグループ情報ファイルF1をワー
クステーション4の磁気ディスクF中におく。つぎのワ
ークステーション5は利用者の使用グループGがグルー
プA,B,Cのため、グループA,B,Cの情報が入っ
たグループサーバ識別ファイルF2とグループ情報ファ
イルF1をワークステーション5の磁気ディスクF中に
おく。つぎのワークステーション6は利用者が使用する
グループGがないため、グループサーバ方法を運用する
ためのファイルF1,F2,F3をワークステーション
6の磁気ディスクF中におかない。
【0011】上記のようにリング状ネットワークLAN
を用いて相互接続したワークステーション1〜6は各ワ
ークステーションがグループサーバSとしての機能や、
ワークステーションの利用者がグループGを利用するワ
ークステーションとしての機能をもつかによって、磁気
ディスクF中におくファイルF1〜F3の種類が異な
り、そしてそのファイルF1〜F3のグループ内容を変
えることにより、ワークステーション単位に使用可能な
グループを自由に設定することができる。例えばワーク
ステーション1のようにグループサーバSとしての機能
だけをもたせることもでき、そしてまたワークステーシ
ョン2のようにグループサーバSとしての機能と利用者
がグループGの環境を利用するワークステーションとし
ての機能とをもたせることができるし、さらにワークス
テーション2のように複数のグループのグループサーバ
Sとしての機能をもたせることもできる。またワークス
テーション2,4,5のようにワークステーションは利
用者が使用可能なグループGを複数も登録でき、さいご
にワークステーション6のように使用可能なグループG
をなくすこともできる。
【0012】図3は図1中の作業開始手順時における利
用者が使用するワークステーションの状態遷移を示す遷
移図である。図4は図3中のグループ名入力待ちS1時
における利用者が使用するワークステーションの表示内
容を示す表示図である。図5は図3中の利用者名選択待
ちS7時における利用者が使用するワークステーション
の表示内容を示す表示図である。つぎにユーザaという
利用者が図1中のワークステーション5からグループA
を利用する際の作業開始手順とグループおよび利用者の
認証を行うワークステーションの動作とを図3により図
2,図4,図5を参照して説明する。
【0013】まず図1のワークステーション5の状態が
初期状態である図3のグループ名入力待ちの時(S1)
の画面は図4の表示内容を表示している。ここでユーザ
aが図4中のグループ名称欄C1にAと入力すると(S
2)、ワークステーション5は自磁気ディスクF中のグ
ループ情報ファイルF1を参照してグループAがグルー
プ情報ファイルF1中にあるかを確認する(S3)。こ
こで図2にあるようにワークステーション5のグループ
情報ファイルF1にはグループAが登録されているた
め、ワークステーション5はグループパスワード入力待
ち(S4)になってグループパスワードの入力を促す。
ここでもしグループ情報ファイルF1自体がないかグル
ープAがグループ情報ファイルF1中になければグルー
プ名入力待ち(S1)に戻る。ついでワークステーショ
ン5の状態が図3のグループパスワード入力待ちの時に
(S4),ユーザaがグループパスワードを図4中のグ
ループパスワード欄C2に入力すると(S5)、ワーク
ステーション5は自磁気ディスクF中のグループ情報フ
ァイルF1を参照し、グループAのパスワードと入力さ
れたグループパスワードを比べて同じかどうか調べる
(S6)。ここでもし入力されたグループパスワードが
同じでなければグループ名入力待ち(S1)に戻って再
度グループ名の入力を待つ。もし入力されたグループパ
スワードが同じであればワークステーション5は自磁気
ディスクF中のグループサーバ識別ファイルF2により
グループAのグループサーバS(図2)がワークステー
ション1であることを求め、そしてワークステーション
1の磁気ディスクF中の利用者情報ファイルF3を参照
して利用者情報ファイルF3(図2)よりグループ名A
とグループ利用名一覧と下位グループ一覧を図5の表示
内容のように各欄に表示する。この例ではグループを階
層化していないため下位グループがなく、そして利用者
名選択待ちとなる(S7)。またもしグループサーバ識
別ファイルF2自体がなかったり、グループサーバ識別
ファイルF2中にグループAがなかったりした時にはグ
ループ名入力待ち(S1)に戻る。
【0014】つぎにワークステーション5の状態が図3
の利用者名選択待ちの時に(S7)、ユーザaは図5中
でカーソルの移動によって利用者名の選択または下位グ
ループの選択を行う。この例では下位グループがなく、
ユーザaは自分の利用者名であるユーザaを選択する
(S8)。するとワークステーション5は利用者パスワ
ード入力待ちとなる(S9)。ここで図5のように利用
者名一覧と下位グループ名一覧を表示して利用者が表示
された中から利用者や下位グループを選択する方法を用
いていることは、名称入力をカーソルの移動で行うた
め、かな漢字変換が必要な日本語入力を利用者が行う必
要がなく、そのためパスワードの入力エリアを間違えて
日本語入力領域に表示してしまうようなことを防ぐこと
ができる。ついでワークステーション5の状態が図3の
利用者パスワード入力待ちの時に(S9)、ユーザaが
自分の利用者パスワードを図5中のパスワード欄C3に
入力すると(S10)、ワークステーション5はグルー
プAのグループサーバSであるワークステーション1の
磁気ディスクF中の利用者情報ファイルF3(図2)を
参照して入力された利用者パスワードが正しいか調べる
(S11)。ここで利用者が入力した利用者パスワード
が正しくなければワークステーション5は利用者パスワ
ード入力待ち(S9)に戻り、再度利用者パスワードの
入力を促す。また入力された利用者パスワードが正しけ
ればワークステーション5は作業環境となり、さらにこ
のグループの作業環境内ではグループごとにファイルの
使用権限を作り、また共用ファイル等もグループごとに
設定する(S12)。なおこの手順中のどの状態におい
ても(S4,S7,S9,S12)、ユーザaが図5中
の終了を選択すればグループ名入力待ち(S1)に戻
る。
【0015】上記のように本実施例の利用者を認証する
処理はグループを使用するワークステーション5だけで
行い、グループサーバSであるワークステーション1は
グループを使用するワークステーション5に対して必要
に応じてファイルを参照させるだけである。
【0016】つぎに本実施例の多階層のグループにした
際の作業開始手順の概要を説明する。まず上記した図4
に示すワークステーションのグループ名称欄に最上位グ
ループを利用者が入力すると、そのワークステーション
は自磁気ディスクF中のグループ情報ファイルF1より
利用者が入力したグループが使用可能かどうかとグルー
プパスワードが正しいかを調べる。ここで両者が満たさ
れればそのワークステーションは自磁気ディスクF中の
グループサーバ識別ファイルF2よりグループサーバS
を決定し、そのグループサーバSの磁気ディスクF中の
利用者情報ファイルF3より最上位グループ利用者の一
覧と下位グループの一覧を表示する。そこで利用者が最
上位グループの利用者名を選び、グループサーバSの磁
気ディスクF中の利用者情報ファイルF3より利用者パ
スワードが正しいとわかると、最上位グループだけを使
用できる。ついで下位グループの作業開始手順は、上記
の最上位グループ利用者の一覧と下位グループの一覧を
表示している際に、まず利用者が下位グループを選んで
グループパスワードを入力する。そしてそのグループパ
スワードが自磁気ディスクF中のグループ情報ファイル
F1より正しいとわかると、そのワークステーションは
自磁気ディスクF中のグループサーバ識別ファイルF2
より下位グループサーバSを決定する。そしてそのワー
クステーションは下位グループサーバS中の利用者情報
ファイルF3より、そのグループの下位グループの一覧
とそのグループのグループ利用者の一覧を表示する。以
下に利用者が下位グループを選ぶと、下位グループの作
業開始手順を繰り返し、利用者を選択してその利用者パ
スワードが正しければグループの作業環境となる。なお
グループ間でのファイルの機密保護はグループにログイ
ンしていく際にグループ単位に設定するようにし、ファ
イルの機密保護の階層関係はグループにログインする順
序で設定する。
【0017】本実施例のグループサーバ方法による利用
者認証方法を用いると、グループサーバごとに利用者情
報を一元管理しているため、利用者情報を変更する際に
は各グループサーバの利用者情報だけを変更すればよ
い。またワークステーションに磁気カードリーダ装置を
付ければ、グループ名や利用者名の入力やそれらのパス
ワードの入力を磁気カードで行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のグループ
サーバ方法を用いると、ネットワークに接続された複数
の計算機を複数の利用者が使用する環境において、利用
者を複数のグループに分類するため利用者の特定が容易
になる。また利用者を認証する計算機であるグループサ
ーバを分散させているため、保守作業を各々のグループ
サーバごとに効率的に行うことができ、またグループサ
ーバにかかる負荷を軽減することができる。また利用者
名と下位グループの一覧を表示してパスワード入力領域
だけしか入力できる領域がないため、利用者名を日本語
にしてもパスワードの入力領域ミスを防ぐことができ
る。さらにグループ名と利用者名のパスワードでグルー
プを使用できる利用者を限定し、グループごとにファイ
ルの使用権限を設定できるため他グループへのファイル
の機密保護を行え、グループ内でのセキュリティを確保
できる。また多階層のグループにした際には機密保護の
階層化を行えることなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のグループサーバ方法の一実施例
を示すワークステーションをリング状ネットワークで相
互接続した構成図。
【図2】図2は図1中の各ワークステーションが必要な
ファイルの一覧を示す説明図。
【図3】図3は図1中の作業開始手順時における利用者
が使用するワークステーションの状態遷移図。
【図4】図4は図3中のグループ名入力待ち時における
利用者が使用するワークステーションの表示内容図。
【図5】図5は図3中の利用者名入力時における利用者
が使用するワークステーションの表示内容図。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6…ワークステーション、LAN
…リング状ネットワーク(LAN)、F…磁気ディス
ク、F1…グループ情報ファイル、F2…グループサー
バ識別ファイル、F3…利用者情報ファイル、G…使用
グループ、S…グループサーバ、A,B,C…グループ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用できることを特徴とするグループサーバ方
    法。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用でき、かつ上記グループ名と利用者名の指定
    時にパスワードを用いることにより、グループと利用者
    の使用を制御することを特徴とするグループサーバ方
    法。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用でき、かつファイルの使用権限をグループご
    とに管理することにより、ファイルの機密保護をグルー
    プ間で設定できることを特徴とするグループサーバ方
    法。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用でき、かつファイルの使用権限をグループご
    とに管理することにより、ファイルの機密保護をグルー
    プ間で設定できるとともに、グループを多階層化して、
    上位のグループは下位のグループのファイルを使用でき
    るが下位のグループは上位のグループのファイルを使用
    できないようにすることにより、ファイルの機密保護を
    行なうことを特徴とするグループサーバ方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用でき、かつグループに所属する利用者名やパ
    スワードを特定のグループサーバで一括管理することに
    より、グループの管理作業を効率化することを特徴とす
    るグループサーバ方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された複数の計算機
    を複数の利用者が使用する環境において、利用者を適切
    な分類によりグループに分けるとともに、ネットワーク
    中の計算機中からグループの情報を管理するグループサ
    ーバを各グループごとに1つ置き、そして利用者がネッ
    トワーク中の任意の計算機を使用する際に、グループ名
    を指定することによってグループサーバを決定し、その
    グループサーバ内のグループを管理する情報より使用可
    能な利用者を表示し、利用者が自分の名前を指定する手
    順を行うことにより、任意の計算機上でグループ独自の
    環境を使用でき、かつグループ名や利用者名を英字の他
    に日本語でも構成可とし、計算機の利用開始時に一覧表
    示選択や磁気カードリーダ装置による磁気カード入力に
    より指定を行う計算機使用開始手順をもつことを特徴と
    するグループサーバ方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011003220A (ja) * 2000-10-24 2011-01-06 Microsoft Corp 共同ロケーション施設内のコンピュータの障害を検出するための方法
JP2014035571A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム
JP2018159971A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 システムインテリジェント株式会社 認証システム、認証方法、及び認証プログラム

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