JPH0510678Y2 - - Google Patents

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JPH0510678Y2
JPH0510678Y2 JP9024387U JP9024387U JPH0510678Y2 JP H0510678 Y2 JPH0510678 Y2 JP H0510678Y2 JP 9024387 U JP9024387 U JP 9024387U JP 9024387 U JP9024387 U JP 9024387U JP H0510678 Y2 JPH0510678 Y2 JP H0510678Y2
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rail
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pieces
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 金属製のレターケース本体の側板の内側に、騒
音防止と抽出しの出入操作を円滑に行うために、
合成樹脂製の抽出しレール材が組付けられてい
る。
本考案はこの合成樹脂製抽出しレール材の組付
け装置に関するものである。
従来の技術 合成樹脂製抽出しレール材(以下単にレール材
と称す)をレターケース本体の側板内側に相対向
させて組付けるには、製造コストとの関係から、
レール材をケース本体に単に嵌合するだけですむ
ことが望ましく、実開昭57−157245号公報に所載
の構造のものにこの例を見ることができる。
この従来例は、当該公報に所載の通り、レール
材の前後端部に伸縮部片を介して係合部片を連設
し、伸縮部片の伸縮を利用してケース本体の側板
に設けたL形部片が構成する係合空隙に前記の係
合部片を係合させる構造になつている。
考案が解決しようとする問題点 前記の従来例は、伸縮部片の伸縮を利用してレ
ール材を係合組付ける構成をとるため、伸縮部片
の伸縮精度が問題でレール材自体の加工技術を要
し、また、一端ケース本体に組付けるとケース本
体からの離脱がほとんど不可能であるため、組付
け作業の誤り(前後位置の誤りなど)は許されな
い。
問題点を解決するための手段 レターケース本体の側板内側に、前後一対のL
形部片を縦設して相対向する係合空隙を形成し、
該係合空隙に係合する突部片を、片面にレール部
片を段設した抽出しレール材の後端に適宜数設け
ると共に該突部片の数に対応する突部片の出入切
欠を前記L形部片の先端に設け、抽出しレール材
の上端には可撓性のスペーサ部片を突設して構成
するのである。
実施例 図面は本考案に係るレターケースにおける合成
樹脂製抽出しレール材の組付け装置の一実施例を
示し、実施例のものは上下一対の抽出しレール材
A,A′をレターケース本体Bに組付けるように
したもので、レール材A,A′は主体板1の一方
の片面1aにレール部片2を段設し、他の一方の
片面1bにスペーサ部片3,3,3′を並べて縦
設し、両側のスペーサ部片3,3の前記主体板1
より突出する上端にはリング状部片4,4′を設
け、上側レール材Aのスペーサ部片3,3の下部
には下側レール材A′のリング状部片4′の外周縁
と一致し、下端を下側レール材A′のスペーサ部
片3の板厚と一致する開口空隙5を備えたリング
状の係合縁6を設け、また、前端1′および後端
1″には突部片7,7′を段設して構成したもので
ある。
そして、上下のレール材A,A′は下側レール
材A′のリング状部片4′を上側レール材Aの係合
縁6に係合して互いに接続してレターケース本体
Bに組付けられる。
レターケース本体Bは側板8の内側の前端と後
部側に一対のL形部片9,9′を縦設して前後方
向に相対向する係合空隙10,10′を形成し、
後部側のL形部片9′の先端9′aに互いに接続し
たレール材A,A′の後端1″に段設した突部片
7′,7′…と対応し、かつ、各突部片7′,7′…
間の間隔と一致する間隔を存して出入切欠11,
11…を設けたものである。
しかして、互いに接続したレール材A,A′を
ケース本体B内に挿入し、前端側のL形部片9が
形成する係合空隙10にレール材A,A′の前端
1の突部片7,7…を係合し、後部側のL形部片
9′に設けた出入切欠11,11…にレール材A,
A′の後端1″の突部片7′,7′…を一致させて該
出入切欠11,11…を通じて突部片7′,7′…
を係合空隙10′に係合してレール材A,A′を縦
動せしめると、レール材A,A′はケース本体B
に組付けられ、上側レール材Aの可撓性スペーサ
部片3のリング状部片4がケース本体Bの天板1
2に接触してレール材A,A′はケース本体B内
において定位値を確保するのである。
なお、レール材A,A′前後対称にして構成し、
ケース本体Bに相対向して組付けるものである。
図示Cは抽出しを示す。
考案の効果 本考案は前記の通りの構成であるから、ケース
本体に対するレール材の組付けを容易に行うこと
ができ、レール材は前後方向および横方向の動き
はL形部片によつて規制され、又は、上下方向は
レール材の上端の可撓性スペーサ部片のケース本
体天板との接触によつて定位置を確保し、従つ
て、安定性ある組付け状態を得られる。また、レ
ール材は出入切欠を通じてケース本体からの離脱
が可能であるから、組付けの誤作業に対処でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るレターケースにおける合成
樹脂製抽出しレール材の組付け装置の一実施例を
示し、第1図は縦断面図、第2図は横断面図、第
3図は合成樹脂製抽出しレール材の斜視図であ
る。 A,A′……レール材、B……ケース本体、2
……レール部片、3……スペーサ部片、7,7′
……突部片、8……本体側板、9,9′……L形
部片、10,10′……係合空隙、11……出入
切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レターケース本体の側板内側に、前後一対のL
    形部片を縦設して相対向する係合空隙を形成し、
    該係合空隙に係合する突部片を、片面にレール部
    片を段設した抽出しレール材の後端に適宜数設け
    ると共に、該突部片の数に対応する突部片の出入
    切欠を前記L形部片の先端に設け、抽出しレール
    材の上端には可撓性のスペーサ部片を突設したレ
    ターケースにおける合成樹脂製抽出しレール材の
    組付け装置。
JP9024387U 1987-06-11 1987-06-11 Expired - Lifetime JPH0510678Y2 (ja)

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JP9024387U JPH0510678Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

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JPS63197436U JPS63197436U (ja) 1988-12-20
JPH0510678Y2 true JPH0510678Y2 (ja) 1993-03-16

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