JPH05106529A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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Publication number
JPH05106529A
JPH05106529A JP29355891A JP29355891A JPH05106529A JP H05106529 A JPH05106529 A JP H05106529A JP 29355891 A JP29355891 A JP 29355891A JP 29355891 A JP29355891 A JP 29355891A JP H05106529 A JPH05106529 A JP H05106529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
iron core
valve
end surface
needle valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP29355891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunari Saito
充也 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29355891A priority Critical patent/JPH05106529A/ja
Publication of JPH05106529A publication Critical patent/JPH05106529A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 目的−安価でコンパクトな燃料噴射弁を提供する。 構成−ハウジングと、ハウジング内に配設されたコイル
によって固定鉄心に磁気的に吸引される可動鉄心と、先
端に弁部が形成され、後端が可動鉄心に一体的に固着さ
れたニードル弁と、ニードル弁の弁部が着座される弁孔
に連なる弁座を備えた弁座体とを有する燃料噴射弁にお
いて、内部を軸心方向に沿って第1通孔が穿設された管
状の磁性材料よりなる固定鉄心と、内部を軸心方向に沿
って第2通孔が穿設された管状の非磁性材料よりなる非
磁性管体と、軸心方向に穿設された第3通孔より端部に
向かって弁座体収納孔が開口する管状の磁性材料よりな
るヨークとを同一軸心上において機械的に且つ気密的に
接合してスリーブアッセンブリとするとともに非磁性管
体の第2通孔内に挿入され、第2通孔内に開口する固定
鉄心の下側環状端面に非磁性材料を被膜処理して環状の
マグネットキラー被膜部を形成し、第2通孔内に移動自
在に配置された可動鉄心の上端面に前記マグネットキラ
ー被膜部を対向配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ハウジングと、ハウジング内に配
設されたコイルによって固定鉄心に磁気的に吸引される
可動鉄心と、先端に弁部が形成され、後端が可動鉄心に
一体的に固着されたニードル弁と、ニードル弁の弁部が
着座される弁孔に連なる弁座を備えた弁座体とを有する
燃料噴射弁に関するもので、自動車等の内燃機関の燃料
噴射装置に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料噴射弁は例えば特開平3−7
0864号公報に示される。これによれば固定鉄心の外
周に嵌合する円筒体、及び外周がハウジングの内周に接
触される鍔部を有する非磁性材料からなるパイプを設
け、このパイプを固定鉄心とヨークとにそれぞれ接合し
たもので、これら固定鉄心、パイプ、ヨークとによって
スリーブアッセンブリが形成される。
【0003】かかるスリーブアッセンブリによると、固
定鉄心からパイプを介してヨークに向けてその内部を流
下する燃料がスリーブアッセンブリの外部へ洩れること
がなくなったもので、燃料洩れを防止する為のOリング
等の気密保持部材が不要と成ったものである。
【0004】一方、前記スリーブアッセンブリを形成す
る固定鉄心の端面にニードル弁が一体的に取着された可
動鉄心が移動自在に対向して配置され、コイルへ通電さ
れた際においてこの可動鉄心の固定鉄心側への移動はニ
ードル弁と一体的に形成された鍔部がヨークの弁座体係
止段部と弁座体との間に配置されたストッパに当接した
状態にて規制されて停止し、この状態において可動鉄心
と固定鉄心との対向端面間に残留磁気を遮断する為のエ
ヤーギャップが形成される。
【0005】かかる従来の燃料噴射弁によると、ストッ
パを格別に用意する必要がある。これによると、部品点
数が増加することより部品のコスト高を生じ又、ヨーク
の弁座体係止段部と弁座体との間にストッパを配置する
作業工数が必要なことより組みつけ工数が増加するもの
で製造コスト高を招来して好ましいものでない。又、ス
トッパの特に板厚は極めて精度よく管理される必要があ
る。すなわちストッパの板厚が所定に比較して薄い場合
にあっては、ニードル弁の全閉からの開放ストロークが
所定に比較して大となるとともにニードル弁の全開時に
おけるエヤーギャップが所定に比較して小となり好まし
いものでない。一方、ストッパの板厚が所定に比較して
厚い場合にあっては、ニードル弁の開放ストロークが所
定に比較して小となるとともにニードル弁の全開時にお
けるエヤーギャップが所定に比較して大となり好ましい
ものでない。
【0006】一方、ニードル弁にあっては、鍔部を形成
する必要があり、これによると鍔部の加工工数が増加し
てニードル弁の製造コスト高を招来し、更にはニードル
弁の弁部から(具体的には弁部が弁座に当接した位置か
ら)鍔部の上面(ストッパ対向面)までの寸法は正確に
管理される必要があり、この管理が成されないとストッ
パの板厚がバラついたときと同様の不具合を生じ好まし
いものでない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明になる燃料噴射
弁は前記不具合に鑑み成されたもので安価で性能の安定
した燃料噴射弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明になる燃料噴射弁
においては、前記目的達成の為に、ハウジングと、ハウ
ジング内に配設されたコイルによって固定鉄心に磁気的
に吸引される可動鉄心と、先端に弁部が形成され、後端
が可動鉄心に一体的に固着されたニードル弁と、ニード
ル弁の弁部が着座される弁孔に連なる弁座を備えた弁座
体とを有する燃料噴射弁において、内部を軸心方向に沿
って第1通孔が穿設された管状の磁性材料よりなる固定
鉄心と、内部を軸心方向に沿って第2通孔が穿設された
管状の非磁性材料よりなる非磁性管体と、軸心方向に穿
設された第3通孔より端部に向かって弁座体収納孔が開
口する管状の磁性材料よりなるヨークとを同一軸心上に
おいて機械的に且つ気密的に接合してスリーブアッセン
ブリとするとともに非磁性管体の第2通孔内に挿入さ
れ、第2通孔内に開口する固定鉄心の下側環状端面に非
磁性材料を被膜処理して環状のマグネットキラー被膜部
を形成し、第2通孔内に移動自在に配置された可動鉄心
の上端面に前記マグネットキラー被膜部を対向配置した
ものである。
【0009】
【作用】コイルへ通電した際におけるニードル弁を含む
可動鉄心と固定鉄心との開放側のストロークは可動鉄心
の上端面と固定鉄心の下側環状端面の環状のマグネット
キラー被膜部との間隙によって決定され、一方コイルへ
の電流を遮断した際における残留磁気を遮断する為のエ
ヤーギャップに相当するマグネットキラーはマグネット
キラー被膜部がその作用をなす。而してストッパ及びニ
ードル弁の鍔部が不要となったものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明になる燃料噴射弁の一実施例に
ついて図により説明する。図1は燃料噴射弁の縦断面図
であり、図2は図1のスリーブアッセンブリの縦断面図
である。尚、説明中において上、下、左、右は図におい
ていうものであってこれに限定されることはない。
【0011】Aは燃料噴射弁の軸心方向の中心部に配置
されるスリーブアッセンブリを示すもので、固定鉄心1
と非磁性管体2とヨーク3とよりなる。
【0012】固定鉄心1は管状の磁性材料によって形成
され、軸心方向の内部に上方より下方に向かって第1通
孔1Aが貫通して穿設され、その上端部はコネクタ管1
Bとされ、下端部近傍には小径部1Cが同心に形成され
る。この小径部1Cの下端部には下側環状端面1Dが形
成される。又、前記下側環状端面には非磁性材料が被膜
処理され、これによって下側環状端面1D上にマグネッ
トキラー被膜部Cが被膜形成される。本例にあってはニ
ッケルーリン(Ni−P)メッキ処理を100ミクロン
被膜してマグネットキラー被膜部Cを形成した。この被
膜処理する材料は前記実施例に限定されることなく残留
磁気を遮断する材料であればよく、又被膜部Cの膜厚
は、残留磁気を遮断するマグネットキラーの役目をなす
べき膜厚に設定されるもので非磁性材料あるいは残留磁
気の強さによって適宜決定される。
【0013】非磁性管体2は管状の非磁性材料によって
形成され、軸心方向の内部に上方より下方に向かって第
2通孔2Aが穿設されるとともに下端近傍にあって外側
方にのびる非磁性管体鍔部2Bが形成される。本例では
第2通孔2Aの直径を固定鉄心1の小径部1Cの直径と
略同径とした。
【0014】ヨーク3は管状の磁性材料によって形成さ
れ、軸心方向の内部に上方より下方に向かって第2通孔
2Aと同径の第3通孔3Aが穿設されるとともに下端面
3Bには第3通孔3Aに連なり第3通孔3Aの直径より
大径なる弁座体収納孔3Cが開口する。又ヨーク3の下
端面3Bの近傍の外周には折り曲げカシメの為のカシメ
用薄肉部3Dが形成され、さらに弁座体収納孔3Cと第
3通孔3Aとの接続部には、第3通孔3Aに直交する水
平方向の弁座体係止段部3Eが形成される。
【0015】そして、スリーブアッセンブリAを形成す
るには、固定鉄心1の小径部1Cを非磁性管体2の第2
通孔2Aの上部開口より第2通孔2A内へ挿入する。こ
れによると、固定鉄心1のマグネットキラー被膜部Cは
非磁性管体2の第2通孔2A内にあって且つ下方に向か
い、このとき非磁性管体2の上端2Cと固定鉄心1の縮
小段部1Eとの間に環状の接合凹部Aが形成される。
【0016】又、ヨーク3の上部に設けたヨーク鍔部3
F上に非磁性管体鍔部2Bを対接して配置して第2通孔
2Aと第3通孔3Aとを同心に合わせる。このとき非磁
性管体鍔部2Bとヨーク鍔部3Fとの間に環状の接合凹
部Bが形成される。以上の如く、固定鉄心1、非磁性管
体2、ヨーク3を互いに位置決めして配置したことによ
ると、第1通孔1A、第2通孔2A、第3通孔3A、弁
座体収納孔3Cは同心に配置される。
【0017】次いで、固定鉄心1の縮小段部1Eと非磁
性管体2の上端2Cとによって形成される環状の接合凹
部Aと、非磁性管体鍔部2Bとヨーク鍔部3Fとによっ
て形成される環状の接合凹部Bとを例えばロー付けによ
って接合する。このスリーブアッセンブリAの状態は図
2によく示される。
【0018】これによれば各接合凹部A及びBは互いに
機械的に接合されるとともにこの接合凹部A、Bは気密
保持される。すなわち第1通孔1A、第2通孔2A、第
3通孔3A、弁座体収納孔3Cはその各々の軸心を同一
軸心となすとともに単一の通路を形成して機械的に接合
され、且つこの通路はスリーブアッセンブリAの外側方
に対し気密保持される。
【0019】尚、固定鉄心1、非磁性管体2、ヨーク3
の内外周側方向(図2において左右方向)における位置
決め規制の為の手段、あるいは当接部位、更には接合手
段は前記実施例に限定されない。
【0020】燃料噴射弁は次の如く組みつけられる。周
囲にコイル4が巻回されたコイルボビン5をスリーブア
ッセンブリAの外周で且つ非磁性管体鍔部2Bの上面上
に配置し、次いでハウジング6の開口をスリーブアッセ
ンブリAの上方より下方に向けて挿入するとともにハウ
ジング6の下方の開口端6Aをヨーク3のヨーク鍔部3
Fに向けて内方へカシメる。これによるとハウジング6
はスリーブアッセンブリAに固定されるとともにスリー
ブアッセンブリAとハウジング6内にコイルボビン5が
配置される。
【0021】次いで、スリーブアッセンブリAのヨーク
3の下端面3Bの開口より先端に弁部7Aが形成され、
後端が可動鉄心8に圧入されたニードル弁7がスリーブ
アッセンブリA内(具体的には第2通孔2A、第3通孔
3A)に向けて挿入され、さらにニードル弁7を摺動自
在に案内するニードル弁収納孔9Aとニードル弁収納孔
9Aの下端部にあってニードル弁7の弁部7Aにて開閉
制御される弁座9Bと、弁座9Bより更に下方に向かっ
て開口する弁孔9Cとを備えた弁座体9がヨーク3の下
端面3Bの開口より弁座体収納孔3C内に挿入配置され
る。かかる状態において、ヨーク3のカシメ用薄肉部3
Dを弁座体9に向けて内方へカシメる。
【0022】以上によればニードル弁7を含む可動鉄心
8は第2通孔2A、第3通孔3Aに摺動自在に案内保持
されるとともに可動鉄心8の上端面8Aは固定鉄心1の
下側環状端面1Dのマグネットキラー被膜部Cに対向し
て配置され、ニードル弁7は弁座体9のニードル弁案内
孔9Aに摺動自在に案内保持される。一方、弁座体9の
外周は弁座体収納孔3Cに挿入され、弁座体9の上端面
9Dは弁座体係止段部3E上に固定的に配置される。
【0023】10は固定鉄心1と可動鉄心8の上端面8
Aとの間に縮設されたスプリングである。
【0024】而して、コイル4に電流が供給されない状
態にあっては、可動鉄心8はスプリング10によって固
定鉄心1より離された位置に設定されるのでニードル弁
7の弁部7Aは弁座9Bを閉塞状態に保持するもので、
コネクタ管1Bより供給される加圧燃料がスリーブアッ
センブリA内の各通孔、ニードル弁収納孔9Aを介して
弁座9Bに到達するも、燃料が弁孔9Cより外部に向か
って噴射されることはない。
【0025】一方、コイル4に電流が供給された状態に
あっては、固定鉄心1が磁化されて電磁力が生起して可
動鉄心8をスプリング10のバネ力に抗して固定鉄心1
側へ吸引して移動させ、可動鉄心8の上端面8Aが固定
鉄心1の下側環状端面1Dのマグネットキラー被膜部C
に当接して可動鉄心8の上方向移動が停止する。これに
よると、可動鉄心8と一体的に形成されたニードル弁7
は上方向に移動し、ニードル弁7の弁部7Aが弁座9B
を開放するもので、弁孔9Cより燃料を外部に向けて噴
射するものである。
【0026】次いで、前記コイル4への通電状態から再
びコイル4への電流の供給が断たれると、電磁力は消滅
して可動鉄心8はスプリング10のバネ力によって再び
原位置に復帰してニードル弁7の弁部7Aが弁座9Bを
閉塞して弁孔9Cからの燃料の噴射供給を停止するもの
であるが、かかる際において固定鉄心1の下側環状端面
1Dのマグネットキラー被膜部Cによって可動鉄心8に
対する残留磁気が遮断されるので可動鉄心8の原位置へ
の復帰はコイル4への電流遮断に即応して即座に行なわ
れる。
【0027】ここで、本発明になる燃料噴射弁において
次の点に着目されなければならない。まず、コイル4へ
の通電時において、ニードル弁7を含む可動鉄心8の固
定鉄心1側への移動(開放向側移動)はコイル4への非
通電時における可動鉄心8の上端面8Aと固定鉄心1の
下側環状端面1Dのマグネットキラー被膜部Cとによっ
て形成される間隙によって決定される。而して従来の如
くニードル弁に鍔部を形成する必要がなく、更には鍔部
のストロークを規制する為のストッパが不要となる。こ
れらによると、ニードル弁7の形状が簡素化されて製造
コストが低減し、一方ストッパが不要となったことによ
って部品点数の削減及びストッパの組みつけ作業が不要
となり、更にはストッパの板厚分に相当する燃料噴射弁
の全高を小さくすることができ車輌への配置の自由度を
高めることができた。
【0028】又、コイル4の通電状態から非通電状態と
した際、可動鉄心8に対する残留磁気を遮断する為のマ
グネットキラーを固定鉄心1の下側環状端面1Dのマグ
ネットキラー被膜部Cにて行なったので格別なるマグネ
ットキラーを用意する必要がなく、しかも格別に組みつ
けの為の作業を要しないので、製造コストの低減を達成
できる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる燃料噴射弁に
よると、磁性材料よりなる固定鉄心と、非磁性管体と、
磁性材料よりなるヨークとを同一軸心上において機械的
に且つ気密的に接合してスリーブアッセンブリとすると
ともに非磁性管体の第2通孔内に挿入され、第2通孔内
に開口する固定鉄心の下側環状端面に非磁性材料を被膜
処理して環状のマグネットキラー被膜部を形成し、第2
通孔内に移動自在に配置された可動鉄心の上端面に前記
マグネットキラー被膜部を対向配置したので、ニードル
弁に設けられる鍔部及び鍔部が当接するストッパが不要
となったもので、これによると部品点数の削減、加工工
数の削減、組みつけ工数の削減が可能となり、製造コス
トの低減を達成できる。
【0030】又、ストッパが廃止できたことは燃料噴射
弁の軸心方向の長さをその分縮小することができ燃料噴
射弁をコンパクトとすることが可能となり車輌への積載
の自由度を増すことができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射弁の一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】図1のスリーブアッセンブリを示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定鉄心 1A 第1通孔 1C 小径部 1D 下側環状端面 C マグネットキラー被膜部 2 非磁性管体 2A 第2通孔 3 ヨーク 3C 弁座体収納孔 3E 弁座体係止段部 7 ニードル弁 8 可動鉄心 9 弁座体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジング内に配設され
    たコイルによって固定鉄心に磁気的に吸引される可動鉄
    心と、先端に弁部が形成され、後端が可動鉄心に一体的
    に固着されたニードル弁と、ニードル弁の弁部が着座さ
    れる弁孔に連なる弁座を備えた弁座体とを有する燃料噴
    射弁において、内部を軸心方向に沿って第1通孔1Aが
    穿設された管状の磁性材料よりなる固定鉄心1と、内部
    を軸心方向に沿って第2通孔2Aが穿設された管状の非
    磁性材料よりなる非磁性管体2と、軸心方向に穿設され
    た第3通孔3Aより端部に向かって弁座体収納孔3Cが
    開口する管状の磁性材料よりなるヨーク3とを同一軸心
    上において機械的に且つ気密的に接合してスリーブアッ
    センブリAとするとともに非磁性管体2の第2通孔2A
    内に挿入され、第2通孔2A内に開口する固定鉄心1の
    下側環状端面1Dに非磁性材料を被膜処理して環状のマ
    グネットキラー被膜部Cを形成し、第2通孔2A内に移
    動自在に配置された可動鉄心8の上端面8Aに前記マグ
    ネットキラー被膜部Cを対向配置してなる燃料噴射弁。
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