JPH0510483Y2 - - Google Patents

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JPH0510483Y2
JPH0510483Y2 JP1986018061U JP1806186U JPH0510483Y2 JP H0510483 Y2 JPH0510483 Y2 JP H0510483Y2 JP 1986018061 U JP1986018061 U JP 1986018061U JP 1806186 U JP1806186 U JP 1806186U JP H0510483 Y2 JPH0510483 Y2 JP H0510483Y2
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JP
Japan
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wheel
brush
contact
current collector
sliding surface
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JP1986018061U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクレーン・ホイストの集電器であつ
て、トロリー線と接触し、集電するホイールの摩
耗を防止するようになしたホイール型集電器に関
するものである。
〔従来の技術〕
クレーン・ホイストの集電器(パンタグラフ)
として第4図,第5図に示すものがある。これは
クレーン本体(図示省略)の所定位置に、絶縁的
に支持碍子等Gを介して固定した取付台1に、ば
ねSの作用にて常に伸張するようになしたリンク
機構2を屈伸自在に取り付け、このリンク機構2
の先端に1または2以上の集電用のホイール3を
軸4を介して回動自在に設けたもので、第4図に
おいては、このホイール3を横方向に配設したも
の、第5図はホイール3を縦方向に配設したもの
を示している。このいずれであつても、その作用
は同じである。そしてこの集電用のホイール3の
端面を平坦面とし、このホイール端面にリンク機
構側に固定され、かつ導電性及び弾性を有する金
属板にて製作したホイールブラシ5を接触せし
め、トロリー線Tよりホイール3を経て集電した
電気を、このホイールブラシ5へ導き、このホイ
ールブラシよりリード線6を介して所望の給電を
行うものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つてホイール端面には所要押圧力にてホイー
ルブラシが面接触し、ホイールの回動にてホイー
ル端面とホイールブラシ間の接触面が摺動し、摩
擦抵抗が生じると共に、この摺動面が摩耗する。
このため、ホイール及びホイールブラシをしばし
ば交換する必要があり、このホイール等の交換に
手数を要すると共に、交換作業時、クレーン・ホ
イストの運転を停止するか、もしくは運転休止時
に作業を行う必要がある。
本考案はホイールのホイールブラシとの摺動面
の接触摩擦抵抗を減じてホイール及びホイールブ
ラシの寿命を伸ばし、メンテナンスを簡易に行え
るようになすことを目的とする。
〔問題点の解決手段〕
本考案は上記目的を解決するためになしたもの
で、リンク機構の先端部に軸を介して回動自在に
取り付けた集電用ホイール端面ホイールブラシと
の摺動面に、ホイール軸心より、それぞれ異なる
円周線上の位置に減摩材を複数個埋設し、ホイー
ルの回動によつてこの減摩材にてホイール摺動面
をほぼ全長にわたつてホイールブラシとの接触摩
擦抵抗を減じるようにすることを目的とし、これ
によりホイール及びホイールブラシの寿命を伸ば
し、メンテナンスを簡易に行えるようになす。
〔実施例〕
以下本考案ホイール型集電器を図示の実施例に
もとづいて説明する。
図において1は集電器をクレーン・ホイスト等
に取り付ける取付台で、この取付台1に支持碍子
Gを設け、この碍子Gにて集電器とクレーン・ホ
イスト等を絶縁する。取付台1には複数本のリン
クを組み合わせて屈伸自在になした、リンク機構
2を取り付けると共に、このリンク機構2が常に
伸張するようばねSを付勢する。そしてこのリン
ク機構2の先端には軸4を介してホイール3を回
動自在に設ける。このホイール3はトロリー線T
と所要圧に圧接触され、トロリー線よりホイール
に給電されるようになす。従つてこのホイールは
導電性の金属にてフランジを有する形状に形成さ
れ、このフランジにてトロリー線との接触を保持
するようになす。
またホイール3からの電流をリード線6へ導く
ため回動するホイールと常時接触給電するホイー
ルブラシ5をリンク機構の一部またはリンク機構
先端部に係着されるホイールホルダー7に設け
る。このホイールブラシ5は導電性と弾性を有す
る金属板をもつて形成され、このホイールブラシ
5のもつ弾性を利用してホイールブラシ端面51
をホイール端の摺動面31に圧接触させる。この
ホイールブラシの端面51はホイールの一側面に
形成した摺動面、あるいは両側面の摺動面と接触
するようになす。またこの面積は所要容量の給電
が可能なようにして定められる。
このホイールブラシ端とホイール端摺動面との
接触が摩擦抵抗を可能な限り減少させ、かつ所望
の給電を行えるようにホイール端面に減摩材8を
設ける。これはホイール端面に穴32を穿孔し、
この穴32内に減摩材8を埋め込む。この時、ホ
イール端面の摺動面31には、この時、ホイール
端面の摺動面31には、この周回方向に任意の複
数箇所で、かつ各穴32がホイール軸心よりそれ
ぞれ異なる距離とすると共に、ホイールが1回転
することによつて、この摺動面と当接されるブラ
シ端面とが各穴32に埋め込まれた減摩材8に
て、その接触する面前面にわたつてほぼ均一に摺
動されるようにして穴の穿設位置、及びその数を
定める。この穴32の相対関係を第3図の展開図
にて示す。
この減摩材8としては従来一般に使用されてい
るものを用い、穴32の形状に合わせて、その外
形状を定めるものである。
なお第6図に示すようにホイールの代わりにシ
ユーを用いる場合にも適用可能である。
第6図Aは平板板の集電シユーを用いた集電器
の側面図を示し、この集電シユー30は、その正
面からみると同図Bに示すように、その表面に複
数の孔を穿孔し、この孔内に減摩材8を嵌合した
もので、この減摩材8,8……は図示では千鳥状
に配したが、これを整列してもよく、シユーをト
ロリー線に沿つて摺動させるとき、この集電シユ
ーのどの位置とトロリー線が接しても、必ずいず
れかの減摩材と接触するようになすものである。
またこの減摩材は集電シユーの底有孔内に埋設
してもよく、さらには、前記シユーに透孔を穿
ち、これに減摩材を嵌合してもよい。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、ホイール端面に、複数の
減摩材をホイール端面のそれぞれ異なる半径上に
して設けているため、この減摩材によりホイール
端面と接触するホイールブラシとの摩擦抵抗が減
じ、ホイールが円滑に回転すると共に、ホイー
ル、ホイールブラシの寿命を延長し、かつメンテ
ナンスが容易にできる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図はホイールの側面図、
第3図はホイール端面の展開図、第4図はホイー
ルが横方向に配列した実施例を、第5図はホイー
ルが縦方向に配列した実施例を示し、それぞれA
はその正面図、Bは側面図、第6図はシユーを用
いた集電器の実施例図である。 1は取付台、2はリンク機構、3はホイール、
30は集電シユー、31は摺動面、32は穴、4
は軸、5はホイールブラシ、51はブラシ端面、
6はリード線、7はホイールホルダー、8は減摩
材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クレーン・ホイストの集電器であつて、リンク
    機構2の先端部に軸4を介して回動自在に取り付
    けた集電用ホイール3の端面のホイールブラシ5
    との摺動面31にホイール軸心より、それぞれ異
    なる円周線上で、かつホイールの回動によつて、
    この減摩材8にてホイール摺動面31をほぼ全長
    にわたつてホイールブラシと接触する位置に減摩
    材8を複数個埋設し、摩擦抵抗を減じるホイール
    型集電器。
JP1986018061U 1986-02-10 1986-02-10 Expired - Lifetime JPH0510483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018061U JPH0510483Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP1986018061U JPH0510483Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS62132602U JPS62132602U (ja) 1987-08-21
JPH0510483Y2 true JPH0510483Y2 (ja) 1993-03-15

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ID=30811394

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JP1986018061U Expired - Lifetime JPH0510483Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP (1) JPH0510483Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118803U (ja) * 1982-02-08 1983-08-13 三菱重工業株式会社 集電トロリ−

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Publication number Publication date
JPS62132602U (ja) 1987-08-21

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