JPH0510401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510401Y2 JPH0510401Y2 JP1985141295U JP14129585U JPH0510401Y2 JP H0510401 Y2 JPH0510401 Y2 JP H0510401Y2 JP 1985141295 U JP1985141295 U JP 1985141295U JP 14129585 U JP14129585 U JP 14129585U JP H0510401 Y2 JPH0510401 Y2 JP H0510401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stands
- tension wire
- conductive film
- stand
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、アンテナ反射鏡に関し、特に、大型
で鏡面が深く、人工衛星などに使用して好適な、
可とう性導電膜を用いたアンテナ反射鏡に関す
る。
で鏡面が深く、人工衛星などに使用して好適な、
可とう性導電膜を用いたアンテナ反射鏡に関す
る。
(従来の技術)
従来、この種のアンテナ反射鏡即ち放射電波反
射鏡は、(イ)曲率をもたせたリブに直接に導電膜を
張り付けるか、または、(ロ)リブ上に設けたスタン
ドに導電膜を固定するか、あるいは、(ハ)ソリツド
な面を放射状のリブが残るようにくり抜き、導電
膜を貼り付けるようにして構成していた。
射鏡は、(イ)曲率をもたせたリブに直接に導電膜を
張り付けるか、または、(ロ)リブ上に設けたスタン
ドに導電膜を固定するか、あるいは、(ハ)ソリツド
な面を放射状のリブが残るようにくり抜き、導電
膜を貼り付けるようにして構成していた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の構造のうち、(イ)、(ロ)については、開
口径の大型化に伴い鏡面精度が低下し、また鏡面
精度を維持しようとするとリブの本数を増加し、
あるいはリブおよびスタンドの数を増す必要があ
つて、構造が複雑化し重量も増加するという欠点
があつた。
口径の大型化に伴い鏡面精度が低下し、また鏡面
精度を維持しようとするとリブの本数を増加し、
あるいはリブおよびスタンドの数を増す必要があ
つて、構造が複雑化し重量も増加するという欠点
があつた。
また、(ハ)についても、パラボラ口径が大形化す
るに従い重量が加速度的に増加するという欠点が
あつた。
るに従い重量が加速度的に増加するという欠点が
あつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案によるアンテナ反射鏡は、上記従来の欠
点を除去するために考案されたものであつて、放
射状に配置したリブと、上記リブの上下に設けら
れた複数のスタンドと、上記上下のスタンド間同
志にそれぞれ張られたテンシヨンワイヤと、上記
上下にそれぞれ張られたテンシヨンワイヤ間を固
定点において連結する調整ワイヤと、上記上側ス
タンドの先端と上記上側のテンシヨンワイヤ固定
点とにおいてはり付けられた可とう性導電膜とを
備えたことを特徴としている。
点を除去するために考案されたものであつて、放
射状に配置したリブと、上記リブの上下に設けら
れた複数のスタンドと、上記上下のスタンド間同
志にそれぞれ張られたテンシヨンワイヤと、上記
上下にそれぞれ張られたテンシヨンワイヤ間を固
定点において連結する調整ワイヤと、上記上側ス
タンドの先端と上記上側のテンシヨンワイヤ固定
点とにおいてはり付けられた可とう性導電膜とを
備えたことを特徴としている。
上記スタンドは上記リブを貫通するようにして
設けることもできる。
設けることもできる。
(実施例)
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例によるアンテナ反射
鏡の正面図であり、第2図はその一部の拡大斜視
図である。
鏡の正面図であり、第2図はその一部の拡大斜視
図である。
図において、1はリブ、2はスタンド、3はテ
ンシヨンワイヤ、4は調整ワイヤ、5は固定点、
6は可とう性導電膜を示す。
ンシヨンワイヤ、4は調整ワイヤ、5は固定点、
6は可とう性導電膜を示す。
アンテナ反射鏡の中心部から放射状に広がつた
複数本のリブ1によりアンテナ反射鏡の主構造体
がつくられる。複数のスタンド2がリブ1の上下
に設けられる。上側つまり鏡面の内側になるスタ
ンド2の高さはパラボラ面の理想鏡面に一致する
ように設定することが好適である。各リブ間のス
タンドの先端同志はテンシヨンワイヤ3により張
力を与えて結合される。
複数本のリブ1によりアンテナ反射鏡の主構造体
がつくられる。複数のスタンド2がリブ1の上下
に設けられる。上側つまり鏡面の内側になるスタ
ンド2の高さはパラボラ面の理想鏡面に一致する
ように設定することが好適である。各リブ間のス
タンドの先端同志はテンシヨンワイヤ3により張
力を与えて結合される。
上側のテンシヨンワイヤと下側のテンシヨンワ
イヤとの間は固定点5において調整ワイヤ4によ
り縦方向に結合される。この調整ワイヤの長さを
調整することにより固定点5の高さをパラボラ面
の理想鏡面に一致するように調整できる。
イヤとの間は固定点5において調整ワイヤ4によ
り縦方向に結合される。この調整ワイヤの長さを
調整することにより固定点5の高さをパラボラ面
の理想鏡面に一致するように調整できる。
スタンド2および固定点5の位置で可とう性の
ある導電膜6をテンシヨンをかけながらはり付け
ることにより電磁波の反射面を形成することがで
きる。
ある導電膜6をテンシヨンをかけながらはり付け
ることにより電磁波の反射面を形成することがで
きる。
なお、スタンド2をリブ1の上側のみに設ける
とすれば、大型で鏡面の深いアンテナではスタン
ドを高くするため長くしなければならないが、単
に長くすればスタンドに必要な剛性が不足し、一
旦設定した鏡面を安定に維持する上で問題があ
る。また、剛性が十分で長いものを使用すれば重
くなり、それだけ反射鏡全体の重量を増す。
とすれば、大型で鏡面の深いアンテナではスタン
ドを高くするため長くしなければならないが、単
に長くすればスタンドに必要な剛性が不足し、一
旦設定した鏡面を安定に維持する上で問題があ
る。また、剛性が十分で長いものを使用すれば重
くなり、それだけ反射鏡全体の重量を増す。
さらに、組み立て時の鏡面の微細な調整は、ス
タンドを上下に設けた方が、上だけのものに比べ
遥に容易である。
タンドを上下に設けた方が、上だけのものに比べ
遥に容易である。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は、複数のスタン
ドを放射リブの上下に儲け、上側および下側のス
タンド間に張られたテンシヨンワイヤの固定点間
を調整ワイヤで連結することにより、反射鏡の理
想鏡面を設定することが容易に行えるという効果
がある。また、固定点の数を増すことにより反射
鏡の面精度を向上させることも容易である。した
がつて、本考案を実施することにより、反射鏡の
重量を増すことなく所望の面精度が得られ、一旦
設定した鏡面の精度は安定した状態で維持され
る。したがつて、反射鏡の重量を増すことなく所
望の面精度が得られる。
ドを放射リブの上下に儲け、上側および下側のス
タンド間に張られたテンシヨンワイヤの固定点間
を調整ワイヤで連結することにより、反射鏡の理
想鏡面を設定することが容易に行えるという効果
がある。また、固定点の数を増すことにより反射
鏡の面精度を向上させることも容易である。した
がつて、本考案を実施することにより、反射鏡の
重量を増すことなく所望の面精度が得られ、一旦
設定した鏡面の精度は安定した状態で維持され
る。したがつて、反射鏡の重量を増すことなく所
望の面精度が得られる。
第1図は本考案によるアンテナ反射鏡の一実施
例の正面図である、第2図はその先端部の拡大し
た斜視図である。 1……リブ、2……スタンド、3……テンシヨ
ンワイヤ、4……調整ワイヤ、5……固定点、6
……可とう性導電膜。
例の正面図である、第2図はその先端部の拡大し
た斜視図である。 1……リブ、2……スタンド、3……テンシヨ
ンワイヤ、4……調整ワイヤ、5……固定点、6
……可とう性導電膜。
Claims (1)
- 放射状に配置されたリブと、上記リブの上側お
よび下側に設けられた複数のスタンドと、上記上
側および下側のスタンド間に張られたテンシヨン
ワイヤと、上記上側のスタンド間に張られたテン
シヨンワイヤと上記下側のスタンド間に張られた
テンシヨンワイヤ間とを固定点において連結する
調整ワイヤと、上記上側スタンドの先端および上
記固定点においてはり付けられた可とう性導電膜
とを備えたことを特徴とするアンテナ反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141295U JPH0510401Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141295U JPH0510401Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6249313U JPS6249313U (ja) | 1987-03-26 |
JPH0510401Y2 true JPH0510401Y2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=31048940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985141295U Expired - Lifetime JPH0510401Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510401Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2609673B2 (ja) * | 1988-03-28 | 1997-05-14 | 株式会社東芝 | 展開アンテナ構造体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123205A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | メツシユアンテナ |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP1985141295U patent/JPH0510401Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61123205A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | メツシユアンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6249313U (ja) | 1987-03-26 |
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