JPH05104016A - 肉ひき機 - Google Patents

肉ひき機

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Publication number
JPH05104016A
JPH05104016A JP26645791A JP26645791A JPH05104016A JP H05104016 A JPH05104016 A JP H05104016A JP 26645791 A JP26645791 A JP 26645791A JP 26645791 A JP26645791 A JP 26645791A JP H05104016 A JPH05104016 A JP H05104016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
screw shaft
meat
screw
storage cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP26645791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Osada
博史 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaijirushi Hamono Center KK filed Critical Kaijirushi Hamono Center KK
Priority to JP26645791A priority Critical patent/JPH05104016A/ja
Publication of JPH05104016A publication Critical patent/JPH05104016A/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 供給口13を有する収納筒5内にスクリュー
軸8が回転可能に支持され、収納筒5の排出側にはスク
リュー軸8により送られた肉を挽く固定刃7及び回転刃
9が取付けられている。収納筒5内には押出しリング1
0がスクリュー軸8の軸心方向へ移動可能に螺合されて
いる。収納筒5の供給側には押出しリング10をスクリ
ュー軸8とともに回転可能にする回転許容位置と、押出
しリング10との係止により押出しリング10の回転を
阻止してスクリュー軸8の軸心方向へのみ押出しリング
10の移動を許容する位置とを取得る係脱手段としての
透孔21及び操作部材22及び係止溝25が設けられて
いる。この係脱手段と前記刃7,9との間で収納筒5に
は押出しリング10の回転を阻止してスクリュー軸8の
軸心方向へのみ押出しリング10の移動を許容する案内
レール24が設けられている。 【効果】 押出しリング10の働きにより、肉を無駄な
く挽くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は収納筒内に入れられた
肉をスクリュー軸により送って回転刃と固定刃とにより
挽く肉ひき機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
肉ひき機としては、例えば実開昭61−19444号公
報に示すものがある。このような肉ひき機においては、
スクリュー軸だけでは肉の送りが不十分なため、スクリ
ュー軸のねじ羽根間の送り溝に肉が残るおそれがあっ
た。
【0003】本発明は従来のスクリュー軸に加えさらに
新たな送り手段を付設して肉の送り残しを少なくするこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明に係る肉ひき機においては、供給口
13を有する収納筒5内にスクリュー軸8が回転可能に
支持され、この収納筒5の排出側にはスクリュー軸8に
より送られた肉を挽く刃7,9が取り付けられている。
特に、収納筒5内には押出しリング10がスクリュー軸
8の軸心方向へ移動可能に螺合されている。
【0005】前記収納筒5の供給側にはスクリュー軸8
に螺合された押出しリング10に対する係脱手段21,
22,25が設けられている。この係脱手段21,2
2,25は押出しリング10をスクリュー軸8とともに
回転可能にする回転許容位置と、この押出しリング10
との係止により押出しリング10の回転を阻止してスク
リュー軸8の軸心方向へのみ押出しリング10の移動を
許容する位置とを取り得るようになっている。この係脱
手段21,22,25と前記刃7,9との間で収納筒5
には押出しリング10の回転を阻止してスクリュー軸8
の軸心方向へのみ押出しリング10の移動を許容する案
内手段24が設けられている。
【0006】
【作用】係脱手段21,22,25が回転許容位置にあ
る場合に、肉を収納筒5内に入れ、スクリュー軸8を回
転させると、肉は収納筒5の排出側へ送られ、刃7,9
により挽かれて押し出される。
【0007】その後、係脱手段21,22,25を移動
許容位置にすると、押出しリング10が案内手段24に
沿ってスクリュー軸8の軸心方向へ移動し、スクリュー
軸8の外周に残っている肉を収納筒5の排出側へ押し出
す。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る電動肉ひき機
を図面を参照して説明する。図1〜3に示すように、こ
の電動肉ひき機は本体1とスクリューコンベヤユニット
2とからなる。本体1内にはスイッチ3により駆動する
電動モータ(図示せず)が内蔵され、その駆動回転軸4
が本体1の一側からに突出している。スクリューコンベ
ヤユニット2は収納筒5と刃押え6と固定刃7とスクリ
ュー軸8と回転刃9と押出しリング10とからなる。
【0009】前記収納筒5においては、軸受部11の一
側に円筒部12が取着され、この軸受部11付近で円筒
部12の基端部外周に供給口13が円筒部12内と連通
するように形成されている。図2,5に示すように、軸
受部11の他側には嵌着凹部14が形成され、この嵌着
凹部14の内周に係止溝15が形成されている。前記駆
動回転軸4の外周で本体1の一側に嵌着凸部16が形成
され、その外周に複数の係止突部17が周方向へ並設さ
れている。そして、嵌着凹部14に嵌着凸部16が嵌め
込まれ、嵌着凸部16の各係止突部17が嵌着凹部14
の係止溝15にその各切欠き部15aから挿入されて係
止されるようになっている。
【0010】前記スクリュー軸8は収納筒5の円筒部1
2内にその先端部から挿入され、収納筒5の軸受部11
で回転可能に支持されて駆動回転軸4に連結されてい
る。このスクリュー軸8の外周にはねじ羽根18が形成
され、このねじ羽根18間に送り溝19が形成されてい
る。
【0011】収納筒5の先端部でその円筒部12内に前
記固定刃7が嵌着され、この固定刃7の外側で円筒部1
2の外周に刃押え6が螺合されている。図2,4に示す
ように、この固定刃7には多数の排出孔20が形成され
ているとともに、刃押え6に排出口6aが形成され、こ
の排出孔20及び排出口6aを通して円筒部12の内外
が連通している。固定刃7の内側で円筒部12内のスク
リュー軸8に前記回転刃9(図6参照)が一体回転可能
に挿着され、この回転刃9が固定刃7に摺接している。
なお、固定刃7は円筒部12に対し回転しないように係
止されている。
【0012】以上の構成は従来技術のものと比較して基
本的には同様であるが、本実施例では次に詳述する送り
手段を付加している。収納筒5の円筒部12の基端部外
周には軸受部11に隣接して透孔21が形成されている
とともに、この軸受部11の外周には弾性を有する操作
部材22が片持ち梁状に取着され、この操作部材22の
先端部に突設された係止頭部23が透孔21内に挿入さ
れている。図2,7に示すように、円筒部12の内周に
は複数の案内レール24が周方向へ等間隔で並設され、
各案内レール24のうち一つの案内レール24aは操作
部材22の係止頭部23に隣接して透孔21から固定刃
7付近にわたり延設されているとともに、他の案内レー
ル24も同様にして円筒部12の基端部から先端部にわ
たり延設されている。図8に示すように前記押出しリン
グ10内には雌ねじ孔10aが形成され、その雌ねじ孔
10aで押出しリング10はスクリュー軸8の外周に螺
合されている。そして、この押出しリング10は、通
常、円筒部12の基端部内で透孔21に面してスクリュ
ー軸8の外周に位置している。この押出しリング10の
外周には前記案内レール24と同数の係止溝25が周方
向へ等間隔で並設され、この各係止溝25に操作部材2
2の係止頭部23と各案内レール24が挿入されるよう
になっている。
【0013】さて、図2に示す状態では、操作部材22
の係止頭部23が押出しリング10の外周の係止溝25
から離れている。この状態で供給口13から肉を収納筒
5の円筒部12内に入れ、スイッチ3をオンにして駆動
回転軸4によりスクリュー軸8を回転させると、肉はス
クリュー軸8の外周の送り溝19を通って収納筒5の先
端側へ送られ、回転刃9と固定刃7とにより挽かれて固
定刃7の排出孔20及び刃押え6の排出口6aから収納
筒5の外側へ押し出される。
【0014】押出しリング10はスクリュー軸8ととも
に回転可能な状態にあるため、透孔21に面した位置で
回転する。その後、肉の送り出しがほとんどなくなった
ところで、操作部材22を押してその係止頭部23を押
出しリング10の係止溝25に係入すると、押出しリン
グ10が回転不能になり、スクリュー軸8のみが回転す
る。そして、スクリュー軸8のねじ羽根18が押出しリ
ング10の雌ねじ孔10aに与える軸心方向の力によ
り、押出しリンング10がスクリュー軸8の軸心方向へ
移動して各案内レール24が押出しリング10の各係止
溝25に係入される。図9に示すように、押出しリング
10は各案内レール24に案内されながらスクリュー軸
8のねじ羽根18間の送り溝19を通り、この送り溝1
9内に残っている肉を収納筒5の先端側へ押し出す。押
出しリング10により送られた肉は回転刃9と固定刃7
とにより挽かれて押し出される。図10に示すように、
押出しリング10が回転刃9に当接したところで、スイ
ッチ3をオフにしてスクリュー軸8の回転を停止させ
る。
【0015】このようにして肉挽きを行った後、収納筒
5の軸受部11の嵌着凹部14から本体1の嵌着凸部1
6を抜いてスクリューコンベヤユニット2全体を本体1
から取り外す。そして、刃押え6を収納筒5の円筒部1
2から取り外し、円筒部12内から固定刃7、回転刃
9、押出しリング10及びスクリュー軸8を順次引き抜
いて分解する。それらを洗浄した後、再びそれらを組み
立てて図2に示す状態にする。
【0016】このように本実施例では、スクリュー軸8
の送り溝19に残った肉が押出しリング10により押し
出されるので、肉を無駄なく挽くことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る肉ひき機によれば、押出し
リング10の働きにより、肉を無駄なく挽くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る電動肉ひき機を示す一部切欠き
正面図である。
【図2】この肉ひき機のスクリューコンベヤユニットに
おいて押出しリングを使用していない状態を示す部分断
面図である。
【図3】このスクリューコンベヤユニットを示す分解正
面図である。
【図4】図1に示す電動肉ひき機の左側面図である。
【図5】(a)は前記スクリューコンベヤユニットの一
部品である収納筒の軸受部の嵌着凹部を示す一部切欠き
右側面図であり、(b)はこの嵌着凹部と嵌合する本体
側の嵌着凸部を示す一部切欠き左側面図である。
【図6】前記スクリューコンベヤユニットの一部品であ
る回転刃を示す左側面図である。
【図7】前記収納筒の円筒部を示す部分断面図である。
【図8】前記スクリューコンベヤユニット一部品である
押出しリングを示す側面図である。
【図9】前記図2に示す状態から押出しリングがスクリ
ュー軸上を移動する状態を示すスクリューコンベヤユニ
ットの部分断面図である。
【図10】この押出しリングによる肉の押出しが終了し
た状態を示すスクリューコンベヤユニットの部分断面図
である。
【符号の説明】
1 本体、2 スクリューコンベヤユニット、4 駆動
回転軸、5 収納筒、6刃押え、6a 排出口、7 固
定刃、8 スクリュー軸、9 回転刃、10押出しリン
グ、10a 雌ねじ孔、11 軸受部、12 円筒部、
13 供給口、18 ねじ羽根、19 送り溝、20
排出孔、21 透孔、22 操作部材、23係止頭部、
24(24a)案内レール、25 係止溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給口(13)を有する収納筒(5)内
    にスクリュー軸(8)を回転可能に支持し、この収納筒
    (5)の排出側にはスクリュー軸(8)により送られた
    肉を挽く刃(7,9)を取り付けた肉ひき器において、 前記収納筒(5)内でスクリュー軸(8)の外周に押出
    しリング(10)を螺合してスクリュー軸(8)の軸心
    方向へ移動可能にしたことを特徴とする肉ひき機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、収納筒(5)の供給
    側にはスクリュー軸(8)に螺合した押出しリング(1
    0)に対する係脱手段(21,22,25)を設けて、
    この押出しリング(10)をスクリュー軸(8)ととも
    に回転可能にする回転許容位置と、この押出しリング
    (10)との係止により押出しリング(10)の回転を
    阻止してスクリュー軸(8)の軸心方向へのみ押出リン
    グ(10)の移動を許容する位置とを取り得るように
    し、この係脱手段(21,22,25)と前記刃(7,
    9)との間で収納筒(5)には押出しリング(10)の
    回転を阻止してスクリュー軸(8)の軸心方向へのみ押
    出しリング(10)の移動を許容する案内手段(24)
    を設けたことを特徴とする肉ひき機。
JP26645791A 1991-10-15 1991-10-15 肉ひき機 Pending JPH05104016A (ja)

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JP26645791A JPH05104016A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 肉ひき機

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JP26645791A JPH05104016A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 肉ひき機

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JPH05104016A true JPH05104016A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17431199

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JP26645791A Pending JPH05104016A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 肉ひき機

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JP (1) JPH05104016A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190025808A (ko) * 2017-09-02 2019-03-12 창저우 시티 시파이케 일렉트로닉 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 식품제조용 로봇
KR20190025806A (ko) * 2017-09-02 2019-03-12 창저우 시티 시파이케 일렉트로닉 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 식품산업용 로봇

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KR20190025808A (ko) * 2017-09-02 2019-03-12 창저우 시티 시파이케 일렉트로닉 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 식품제조용 로봇
KR20190025806A (ko) * 2017-09-02 2019-03-12 창저우 시티 시파이케 일렉트로닉 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 식품산업용 로봇

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