JPH05103561A - 瀑気と水質の安定機能を付加した魚介類飼育槽 - Google Patents

瀑気と水質の安定機能を付加した魚介類飼育槽

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JPH05103561A
JPH05103561A JP32943791A JP32943791A JPH05103561A JP H05103561 A JPH05103561 A JP H05103561A JP 32943791 A JP32943791 A JP 32943791A JP 32943791 A JP32943791 A JP 32943791A JP H05103561 A JPH05103561 A JP H05103561A
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JP
Japan
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ozone
water
rearing
breeding
tank
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JP32943791A
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Inventor
Toshiaki Hosoda
敏明 細田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚介類を養殖する場合、水質を浄化・安定さ
せ、かつ、生産の効率化を達成できる飼育槽を開発す
る。 【構成】 飼育槽(1)の内底部に位置したオゾン空気
用散気管(6)上に設けた散気孔付底板(7)の上に、
飼育板突起(5)と流水孔(9)を有する飼育板(2)
を、間隔と傾斜を設けて調整できるように多数配列し
て、溶存酸素センサー(16)とオゾンセンサー(1
7)により、溶存酸素とオゾン濃度と温度を合わせて制
御し乍ら、水質を浄化・安定するように流水を効率的に
循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、魚介類養殖業の分野
における効率的な飼育槽の開発に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飼育槽の中でも固定されて移動で
きないものや、活魚槽として移動できるものはあるが、
餌付については水質浄化が不充分で、魚介類の味の低下
するものが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この現状に対し、水質
を浄化することにより、魚介類のストレスを解消して味
をよくするように品質の向上を図ると共に、生産の効率
化を達成できる飼育槽を開発しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】飼育槽(1)の内側底部
との間にオゾン空気用散気管(6)を介在させた散気孔
付底板(7)上において、飼育板突起(5)を間隔を設
けて配列した片面の一方の端部に流水孔(9)を設けた
飼育板(2)の上下の端部に、凸状の半円形部(2’)
を形成してその底端部を傾斜調整用受突起(10)の凹
状部(10’)に定置させ、傾斜と間隔を設けて交互に
上下を逆にして殺菌部(4)を形成するように多数配列
してなる飼育槽(1)の両側に連結バルブ(3)を設
け、溶存酸素センサー(16)とオゾンセンサー(1
7)により溶存酸素とオゾン濃度および温度を制御・調
整し乍ら流水循環させる。以上の構成からなる瀑気と水
質の安定機能を付加した魚介類飼育槽である。
【0005】
【作用】多数の飼育板(2)の間と流水孔(9)を流水
が傾斜状に上下に通過し、飼育板突起(5)により餌落
ちを防止すると共に、撹拌され乍ら上端部へ迂回循環し
て、殺菌部(4)では瀑気の中のオゾンによる殺菌とア
ンモニアガス等不純物の分解と濾過等により水を効率的
に浄化する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ)飼育槽(1)の内側底部との間にオゾン空気用散
気管(6)を介在させ、多数の散気孔(7′)を有する
散気孔付底板(7)を定置し、(ロ)その上に、飼育板
突起(5)を間隔を設けて配列した片面の一方の端部に
流水孔(9)を多数設けた飼育板(2)の上下の端部に
凸状の半円形部(2’)を形成して、その底端部を傾斜
調整用受突起(10)の凹状部(10’)に定置させ、
傾斜と間隔を調整可能に設けて交互に上下を逆にして多
数配列し、(ハ)飼育槽(1)の内側の底端部に殺菌部
(4)を形成して、飼育槽(1)の両側に、例えば相対
するように連結バルブ(3)をそれぞれ設け、(ニ)更
に、ポンプ(13)の回転数を制御する溶存酸素センサ
ー(16)と、オゾン発生装置(18)と直結したオゾ
ンセンサー(17)と、温度制御用エアドライヤー(1
9)と濾過器(14)を設置する。次に、以上のように
構成した本発明の使用法について述べる。飼育槽(1)
内の水(11)は、ポンプ(13)を運転することによ
り、連結バルブ(3)の配管(21)を通り、矢印(1
5)のように流水して、濾過器(14)により濾過され
乍ら循環する。この時、飼育槽(1)内の水(11)
は、飼育板(2)に沿って
【図2】の矢印(22)のように飼育板突起(5)によ
り餌落ちを防止すると共に、撹拌され乍ら流水孔(9)
を通り、上下に交互に流水し循環する。更に、散気管
(6)によってオゾン空気が注入され、散気孔(7’)
から分散し流水に混合される。かくして、流量は溶存酸
素センサー(16)によりポンプ(13)の回転数を制
御すると共に、オゾン濃度はオゾンセンサー(17)に
よりオゾン発生装置(18)を調整する。又、温度の上
昇については、矢印(20)のようにオゾン発生装置
(18)による瀑気に対し、例えば
【図3】のように配列したエアドライヤー(19)を使
用することにより、冷気発生によるコントロールが出来
る。なお、魚介類の生長に対応できるように、飼育板
(2)は受突起(10)を利用して上下を逆にして抜き
取って間隔を拡大できること、および傾斜角度の調整に
より、飼育板(2)の間隔を増減できる。
【0007】
【発明の効果】殺菌部(4)において、オゾンによる殺
菌並びにアンモニアガス等不純物の分解を行い、又、濾
過器(14)を通して浄化された水は、ポンプ(13)
によって循環される。飼育槽(1)は、飼育板(2)を
使用することにより飼育面積の拡大が図られ、瀑気によ
り溶存酸素と温度の安定が得られる。かくして、細菌の
増殖をおさえ、病気の抑制と魚介の生長を促進する。
又、飼育槽(1)は、連結バルブ(3)により連結して
コンテナの接続が可能であり、飼育板(2)は、下端部
を受突起(10)に半円形凹凸遊合することにより傾斜
角度の調整が容易である。その他、本発明の技術思想に
対しては、現行技術を適宜に組合わせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す部分断面斜視図。
【図2】本発明の機能を示す正面A−B断面説明図。
【図3】本発明の飼育槽(1)の散気孔付底板(7)の
平面説明図。
【図4】本発明において、飼育板(2)と受突起(1
0)の定置状態を示す、拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 ;飼育槽 11 ;水 2 ;飼育板 12 ;魚介類 2′;半円形部 13 ;ポンプ 3 ;連結バルブ 14 ;濾過器 4 ;殺菌部 15 ;矢印 5 ;飼育板突起 16 ;溶存酸素セン
サー 6 ;散気管 17 ;オゾンセンサ
ー 7 ;散気孔付底板 18 ;オゾン発生装
置 7′;散気孔 19 ;エアドライヤ
ー 8 ;仕切材 20 ;矢印 9 ;流水孔 21 ;配管 10 ;受突起 22 ;矢印 10′;凹状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飼育槽(1)の内側底部との間にオゾン
    空気用散気管(6)を介在させた散気孔付底板(7)上
    において、飼育板突起(5)を間隔を設けて配列した片
    面の一方の端部に流水孔(9)を設けた飼育板(2)の
    上下の端部に、凸状の半円形部(2’)を形成してその
    底端部を傾斜調整用受突起(10)の凹状部(10’)
    に定置させ、傾斜と間隔を設けて交互に上下を逆にして
    殺菌部(4)を形成するように多数配列してなる飼育槽
    (1)の両側に連結バルブ(3)を設け、溶存酸素セン
    サー(16)とオゾンセンサー(17)により溶存酸素
    とオゾン濃度および温度を制御・調整し乍ら流水循環さ
    せることを特徴とする、瀑気と水質の安定機能を付加し
    た魚介類飼育槽。
JP32943791A 1991-10-11 1991-10-11 瀑気と水質の安定機能を付加した魚介類飼育槽 Pending JPH05103561A (ja)

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JP32943791A Pending JPH05103561A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 瀑気と水質の安定機能を付加した魚介類飼育槽

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159507A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Hidekatsu Yamamoto 貝類養殖槽および貝類養殖方法
US8505489B2 (en) * 2001-10-17 2013-08-13 Per Lyngstad Technical arrangement for transporting live fish or shellfish in water
KR101721179B1 (ko) * 2016-11-02 2017-03-29 삼육대학교 산학협력단 부착성 해양생물 사육장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8505489B2 (en) * 2001-10-17 2013-08-13 Per Lyngstad Technical arrangement for transporting live fish or shellfish in water
JP2007159507A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Hidekatsu Yamamoto 貝類養殖槽および貝類養殖方法
KR101721179B1 (ko) * 2016-11-02 2017-03-29 삼육대학교 산학협력단 부착성 해양생물 사육장치

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