JPH05103477A - 共振形インバ―タの起動装置 - Google Patents

共振形インバ―タの起動装置

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Publication number
JPH05103477A
JPH05103477A JP3257774A JP25777491A JPH05103477A JP H05103477 A JPH05103477 A JP H05103477A JP 3257774 A JP3257774 A JP 3257774A JP 25777491 A JP25777491 A JP 25777491A JP H05103477 A JPH05103477 A JP H05103477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
switch
inverter
load
resonance type
Prior art date
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Pending
Application number
JP3257774A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Tsuruta
幸憲 弦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】起動時の電圧のはね上りを抑えることができ、
保護協調上も好ましく、安定した起動が可能となる共振
形インバータの起動装置を得ることにある。 【構成】直流電力を高周波スイッチング素子5,6 により
高周波交流へ変換し、該出力を整流し、フィルタリアク
トル10とコンデンサ11で平滑された直流電力へ変換する
共振形インバ―タにおいて、前記整流後平滑化された該
出力と負荷12を切り離す開閉スイッチ23と、コンデンサ
11に並列に接続され、インバ―タの起動前に、前記コン
デンサ11を所定値まで充電する初充電手段と、コンデン
サ11と負荷12との間に直列に接続され、常時開状態であ
って、コンデンサ11が充電された後、閉路状態とする開
閉スイッチ23とを具備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電力を高周波スイ
ッチング素子により高周波交流へ変換し、該交流を整流
し、直流フィルタリアクトルとコンデンサで平滑された
他の直流電力へ変換する共振形インバ―タの起動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチングの高周波化に伴い、
増大するスイッチング損失が問題となり、この損失の低
減に、原理上、スイッチング損失がない共振形インバ―
タが研究されている。
【0003】図4は、このような共振形インバ―タの代
表例の構成を示す主回路構成図である。図中、1は直流
電源、2,3はコンデンサ、4はリアクトル、5,6は
半導体スイッチ(本例ではトランジスタ)、5a,6a
はダイオ―ドで変圧器7を介し、半導体スイッチ5,6
の高周波スイッチングにより交流電力を供給する。8,
9はダイオ―ド、10は平滑フィルタリアクトル、11
はフィルタコンデンサで、交流電力を整流平滑し直流電
圧を得るためのものである。12は負荷抵抗である。2
0は制御電源で、21の主回路しゃ断器(MCCB)を
介し、制御ブロック22へ制御電力を供給している。
【0004】図5は図4に示した従来の共振形インバ―
タの起動時の各部波形を示している。図5(a)は制御
ブロック22より与えられるスイッチ6のベ―ス信号、
図5(b)はスイッチ5のベ―ス信号を示している。図
5(c)は図4に図示したように、直流電流ID 、コン
デンサ電圧Vc1,Vc2、トランス1次電流I1 、負荷電
圧VL の起動時の波形の変化を示している。時刻t0
て、スイッチ6にベ―ス信号が与えられ、オンすると、
初期値において、Ed /2に充電されていたコンデンサ
3の電荷が、リアクトル4、変圧器7の1次巻線、スイ
ッチ6、コンデンサ3の経路で放電する。時刻t1
て、スイッチ5にベ―ス信号が与えられスイッチ6のベ
―ス信号が停止すると、コンデンサ2の電荷がスイッチ
5変圧器7の1次巻線、リアクトル4を介し放電する。
変圧器7の2次回路は、ダイオ―ド8,9を介し整流し
直流フィルタリアクトル10、コンデンサ11で平滑さ
れ、図5(c)のVL の波形を示すように充電されてい
く。以上で1周期の動作を完了し、以降この動作の繰り
返しとなり、定常状態へ移行していく。
【0005】図6は図4に示した従来の共振形インバ―
タの起動後、定常状態における波形を示している。図6
(a)は、制御ブロック22より与えられるスイッチ6
のベ―ス信号、図6(b)はスイッチ5のベ―ス信号を
示している。図6(c)は図4に図示したように直流電
流ID 、コンデンサ電圧Vc1,Vc2、トランス7の1次
電流I1 、負荷電圧VL の波形の変化を示している。定
常状態における直流電源より供給される直流電力分が負
荷12で消費される電力と平衡した状態で、定常状態と
なるため、時刻t0 〜t1 の間共振電流が流れ、時刻t
1〜t2 は、ベ―ス信号が入り、トランジスタがオンし
ているにもかかわらず電流が流れない休止期間となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上、述べた従来の共
振形インバ―タにあっては、次のような問題点があっ
た。図5の起動状態より、図6の定常状態へ移行する過
程で、図5(c)に示すように、起動後、t1 〜t2
間で、コンデンサVc2は直流電源1の電圧の2倍までは
ね上っていることがわかる。このため、高周波スイッチ
ング素子の耐圧も低く選定できず、過電流による誤トリ
ップが生じるので、保護協調上も好ましくなく、安定し
た起動が可能できない。
【0007】そこで、本発明は、起動時の電圧のはね上
りを抑えることができ、保護協調上も好ましく、安定し
た起動が可能となる共振形インバ―タの起動装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、直流電力を高周波スイッチング素子により
高周波交流へ変換し、該出力を整流し、直流フィルタリ
アクトルとコンデンサで平滑された直流電力へ変換する
共振形インバ―タにおいて、前記整流後平滑化された該
出力と負荷を切り離す開閉スイッチと、前記コンデンサ
に並列に接続され、前記インバ―タの起動前に、前記コ
ンデンサを所定値まで充電する初充電手段と、前記コン
デンサと前記負荷との間に直列に接続され、常時開状態
であって、前記コンデンサが充電された後、閉路状態と
する開閉スイッチとを備えている。
【0009】
【作用】本発明によれば、共振形インバ―タの起動前に
初充電手段によりコンデンサを充電し、このコンデンサ
が充電後、開閉スイッチを閉路するように構成したの
で、起動時の電圧のはね上がりを抑えることができ、ま
た、これにより高周波スイッチング素子の耐圧も低く選
定でき、過電流による誤トリップが生じないので、保護
協調上も好ましく、安定した起動が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の1実施例で、起動回路を具備した共
振形インバ―タの主回路構成図を示す。図4と同一部分
あるいは同相当部分には、同一符号を付してその説明を
省略する。13は起動回路(初充電回路)で、主回路し
ゃ断器(MCCB)21を介して、制御電源20より供
給される交流電圧を整流器14で整流し、抵抗15、ダ
イオ―ド16を介し、コンデンサ11の初充電を行な
う。開閉スイッチを構成するコンタクタ23は、起動時
に初充電期間経過後投入するものである。
【0011】図2は、図1の本発明の実施例の起動時の
動作を説明するためのタイムチャ―トである。図2
(a)は、スイッチ6のベ―ス信号、(b)はスイッチ
5のベ―ス信号、(c)はコンタクタ23の状態、
(d)はコンデンサ電圧Vc1,Vc2、直流電流ID 、ト
ランス7の1次電流I1 、負荷電圧VL の起動時の波形
の変化を示している。時刻t0 〜t1 は初充電時間で、
コンデンサ11を初充電回路13により充電する。時刻
1 にてコンタクタ23が図2の(c)に示すように投
入され、図2の(a)に示すようにスイッチ6にベ―ス
信号が与えられ、起動を開始する。時刻t1 〜t2 はス
イッチ6がオンするモ―ド、時刻t2 よりスイッチ5に
ベ―ス信号が与えられオンするモ―ドとなる。時刻t3
でスイッチ5のベ―ス信号がオフし、一周期の動作を完
了する。以後、この動作のくり返しにより、定常状態へ
移行していく。
【0012】図3は、本発明の実施例における定常状態
を示している。これは、従来の定常状態図6の波形と同
一であるので説明を省略するが、図3(c)に示すよう
に、コンタクタ23の投入指令を与えている点が相違し
ている。
【0013】このように図2の起動から図3の定常ま
で、本発明の実施例では、出力のコンデンサ11を所定
値まで充電して起動するため、充電のための過電流が生
じず電圧の急変も生じない。しかして、コンデンサ
c1,Vc2が直流電源1の2倍にはね上ったりする現象
があらわれず、定常状態へ移行していくことが可能で、
電圧のはね上りが抑えられていることがわかる。
【0014】
【発明の効果】以上述べた本発明の共振形インバ―タの
起動装置では、コンデンサを初充電する初充電手段と、
コンデンサの充電後閉路する開閉スイッチをコンデンサ
と負荷との間に直列に設けたので、過電圧,過電流も生
じず信頼性の高い安定した起動を達成することができ、
又、過電流が生じないため、保護協調上も、過電流検出
レベルを下げることができ、保護が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略回路図。
【図2】図1の起動時の各部の波形図。
【図3】図1の定常時の各部の波形図。
【図4】従来の一例を示す概略回路図。
【図5】図4の起動時各部の波形図。
【図6】図4の定常時の各部波形図。
【符号の説明】
1…直流電源、2,3…コンデンサ、4…リアクトル、
5,6…トランジスタ、5a,6a…ダイオ―ド、7…
変圧器、8,9…ダイオ―ド、10…直流フィルタリア
クトル、11…コンデンサ、12…抵抗、13…起動回
路、14…整流器、15…抵抗、16…ダイオ―ド、2
0…交流電源、21…主回路しゃ断器、22…制御ブロ
ック、23…コンタクタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電力を高周波スイッチング素子によ
    り高周波交流へ変換し、該出力を整流し、直流フィルタ
    リアクトルとコンデンサで平滑された直流電力へ変換す
    る共振形インバ―タにおいて、 前記整流後平滑化された該出力と負荷を切り離す開閉ス
    イッチと、 前記コンデンサに並列に接続され、前記インバ―タの起
    動前に、前記コンデンサを所定値まで充電する初充電手
    段と、 前記コンデンサと前記負荷との間に直列に接続され、常
    時開状態であって、前記コンデンサが充電された後、閉
    路状態とする開閉スイッチと、 を備えた共振形インバ―タの起動装置。
JP3257774A 1991-10-04 1991-10-04 共振形インバ―タの起動装置 Pending JPH05103477A (ja)

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ID=17310919

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JP3257774A Pending JPH05103477A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 共振形インバ―タの起動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051148A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Toa Corp 突入電流防止機能付き電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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