JPH0510179Y2 - - Google Patents

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JPH0510179Y2
JPH0510179Y2 JP1986083360U JP8336086U JPH0510179Y2 JP H0510179 Y2 JPH0510179 Y2 JP H0510179Y2 JP 1986083360 U JP1986083360 U JP 1986083360U JP 8336086 U JP8336086 U JP 8336086U JP H0510179 Y2 JPH0510179 Y2 JP H0510179Y2
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combustion
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frame
voltage
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は例えば石油フアンヒータのようにルー
バーやガード等が特に高温となる暖房機に関し、
特に火傷等を回避できる安全装置に関する。
なお、この暖房機に該当するものとしては、ポ
ータブル石油ストーブ、燃焼装置が含まれるもの
である。
<従来技術> 第6図に示すような石油フアンヒータを用いて
説明すれば、燃焼部(図示せず)の前面を保護す
る格子状のガード1及びこのガード1の両側部に
位置するルーバ2は燃焼中キヤビネツト3、前面
パネル4に比して、特に高温となり、手や足,顔
等体の一部が触れると火傷をするおそれがあつ
た。なお、5は操作部である。
<解決すべき問題点> 上記高温部に人体が触れた場合、これを検知し
て少なくとも燃焼動作を停止して火傷を防止する
こと、及び検知の感度を電源コンセントの極性に
かかわらず安定させることである。
<問題点を解決するための手段> 高温部をタツチ電極とし、このタツチ電極の電
圧変化を検知する検知回路を設ける。この検知回
路の出力に応答して燃焼の停止を行う制御手段を
設ける。又燃焼部における燃焼の有無を検知する
フレームセンサを有するフレーム回路を設ける。
これらフレーム回路及び電圧変化の検知回路の電
源として、商用交流電源を所定の直流電圧に変換
した直流電源を用いる。この変換回路は例えばト
ランスと整流回路から成る。
上記において、検知手段は例えばFET、制御
手段はマイコンが用いられる。
<作用> 高温部に人体が接触あるいは近接すると、検知
回路がこれを検知して、制御手段を動作させ燃焼
を停止させる。燃焼中はフレームセンサを通し
て、電流が流れ上記検知回路の動作を安定させ
る。
<実施例> 第3図は本考案の一実施例である石油フアンヒ
ータの外観斜視図であつて、第6図の従来例と同
一部分は同一符号を記す。実施例の特徴とすると
ころはガード1、及びルーバ2を導電性材料例え
ば鋼、アルミで形成し、これに人体が触れたこと
を電気的に検出できるようにし、且つそれによつ
て燃焼を停止した点にある。
これは、火傷する程高温となるのはガード1及
びルーバ2であること(両者を含めて高温部とい
う)、キヤビネツト3、前面パネル4に触れたこ
とを検出して燃焼を停止するようにすればかえつ
て不都合であることを考慮したからである。
次に、ガード1及びルーバ2を前面パネル4と
電気的に絶縁する構成について説明する。第4図
において、6は合成樹脂製の矩形状枠体で、中央
部にガード1が固定されると共に両側にルーバ
2,2が回動自在に支持されている。この枠体6
には取付用スリツト7,7……が穿設されてい
る。
第5図は前面パネル4で、操作部5及び上記枠
体6に対応する部分に抜き穴8,9が設けられて
いる。この抜き穴9の周縁には内方に向つて係止
爪10,10……が穿設されている。従つて、上
記枠体6を抜き穴9に対応して取り付ける場合
は、前面パネル4の内方から、位置合せを行い、
係止爪10,10……に枠体6のスリツト7,7
……を挿入し、この係止爪10,10……の先端
を折曲することにより固定する。
このような構成によつてガード1、ルーバ2,
2が電気的に絶縁されるが、これらに人体が接触
したことを検知するための制御部11を回路基板
12に設け、制御部11と、ガード1及びルーバ
2,2とをリード線13で接続する。
上記制御部11は例えば第1図に示すような構
成である。同図において、14はフレーム回路、
15は検知回路である。上記フレーム回路14は
分圧用抵抗R1,R2,R3とフレームセンサ16と
を直列接接続したもので、抵抗R1とR2との接続
点がマイコン17のフレーム端子17aに接続さ
れている。なお、フレームセンサ16は燃焼中G
とFLとの間が点線で示すようにダイオードD1と
抵抗R4とで接続したのと同等の回路になる。
上記検知回路15において、18は人体の接触
あるいは近接によつてオンするFET、19は感
度調整用のコンパレータ、20は人体の接触ある
いは近接を指示する信号をマイコン17の安全入
力端子17bに供給するトランジスタである。
R5〜R10は抵抗、VRはボリユームである。上記
抵抗R9とボリユームVRとは直列に接続され、そ
の接続点がコンパレータ19の+入力端子に接続
され、その分圧比によつて、コンパレータ19の
基準電位を設定している。又、コンパレータ19
の−入力端子にはFETのドレインが接続されて
いる。
21は100Vの商用交流電源22から、24Vの
直流電源を得る電源変換回路である。なお、この
変換回路21はトランスと整流回路を含んでお
り、降圧に用いられているトランスは回路に供給
する電流値が決められている。
上記検知回路15のFET18のドレイン電圧
すなわち、抵抗R8の両端の電圧はFET18がオ
フの状態で第2図のようになる。同図A,Bは電
源コンセントの差し方が逆の場合を示す。つまり
電源コンセントの一方がアース側であるため、そ
れによつて波形が変る。同図Aの場合、燃焼停止
すなわち炎がない場合でも燃焼中でも波形はほと
んど変らず、ピーク値は−14Vになつている。
これに対して、同図Bの場合は、燃焼停止中と
燃焼中とでは波形が変り、燃焼停止中のピーク値
は−11V、燃焼中は−13Vとなつている。換言す
れば、フレーム回路14に電流が流れない場合、
電源コンセントの極性により、FET18のドレ
インにかかる電圧が異なり、オンする電圧つまり
感度が変化することになる。従つて、フレーム回
路14が独立した電源をもつている場合、FET
18の動作は安定しない。
これに対して、フレーム回路14に電流が流れ
ると、電源コンセントの極性にかかわらず、波形
が安定している。つまり、フレーム回路14と検
知回路15とを共通の直流源で駆動すると電源コ
ンセントの極性にかかわらずFET18の感度が
安定する。この原因はフレーム電流が何らかの影
響を及ぼすためと思われるか定かではない。実験
から得られたものである。
而して燃焼中において、人体の一部がガード1
あるいはルーバ2に触れた場合、交流電界の影響
を常に受けている人間から、高インピーダンスの
FET18に微小なゲート電流が流れ、ドレイン
ソース間に通電する。このドレイン電圧の低下に
よつてコンパレータ19は出力を反転し、トラン
ジスタ20をオンする。このトランジスタ20の
コレクタ電位がマイコン17の安全用入力端子1
7bに供給されると、マイコン17はそのソフト
によつて、信号t1を出し燃焼部23における燃焼
を停止すると共に、信号t2によつて、ランプ、ブ
ザー等の警報器24を駆動する。
<効果> 高温部に接触しても燃焼が停止するので火傷の
おそれが少なく且つ電源コンセントの極性に関係
なく、人体の高温部への接触あるいは近接の検知
感度が一定しており、火傷防止に対して安定した
性能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の一実施例の要部回路図。第2
図:その動作説明に供する波形図。第3図:本考
案による石油フアンヒータの外観斜視図。第4
図:そのルーバ部の要部平面図。第5図:その前
面パネルの平面図。第6図:従来の石油フアンヒ
ータの外観斜視図。 符号、1……ガード、2……ルーバ、18……
FET、17……マイコン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体の外郭の一部を成し、燃焼中において、特
    に加熱される高温部を電気的に絶縁し、この高温
    部をタツチ式電極としてその電圧変化を検知する
    検知回路を設け、この検知回路の出力に応答し
    て、燃焼を停止させる制御手段を設けた燃焼式暖
    房機において、 フレームセンサを有するフレーム回路を設け、
    交流電源を所定の直流電源に変換する電源変換回
    路を設け、変換後の直流電源を、上記フレーム回
    路及び検知回路の電源としたことを特徴とする燃
    焼式暖房機。
JP1986083360U 1986-05-30 1986-05-30 Expired - Lifetime JPH0510179Y2 (ja)

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JPS62195042U JPS62195042U (ja) 1987-12-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418501A (en) * 1977-07-11 1979-02-10 Hitachi Ltd Device for setting traveling resistance curve

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5418501A (en) * 1977-07-11 1979-02-10 Hitachi Ltd Device for setting traveling resistance curve

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JPS62195042U (ja) 1987-12-11

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