JPH05101786A - 進行波管用電源 - Google Patents
進行波管用電源Info
- Publication number
- JPH05101786A JPH05101786A JP25900691A JP25900691A JPH05101786A JP H05101786 A JPH05101786 A JP H05101786A JP 25900691 A JP25900691 A JP 25900691A JP 25900691 A JP25900691 A JP 25900691A JP H05101786 A JPH05101786 A JP H05101786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- circuit
- spark gap
- wave tube
- trigger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トリガースパークギャップを備えている進行波
管用電源において、動作しないトリガースパークギャッ
プを使用し進行波管を損傷することから保護する。 【構成】トリガースパークギャップ６とトリガー回路７
とからなるクローバ回路と、アノード電源３からアノー
ド電圧モニター信号とヘリックス電源４からアラーム信
号を受け取りトリガースパークギャップの動作を検出す
る検出回路９とを有する。 【効果】動作しなくなったトリガースパークギャップを
ただちに検出できる。
管用電源において、動作しないトリガースパークギャッ
プを使用し進行波管を損傷することから保護する。 【構成】トリガースパークギャップ６とトリガー回路７
とからなるクローバ回路と、アノード電源３からアノー
ド電圧モニター信号とヘリックス電源４からアラーム信
号を受け取りトリガースパークギャップの動作を検出す
る検出回路９とを有する。 【効果】動作しなくなったトリガースパークギャップを
ただちに検出できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、進行波管用電源に関
し、特に進行波管の管内放電に対する保護に関する。
し、特に進行波管の管内放電に対する保護に関する。
【０００２】
【従来の技術】マイクロ波を増幅する進行波管では、動
作時にヘリックス過電流等の異常が発生した場合は進行
波管を動作させる進行波管用電源の一部を急速に遮断す
る必要がある。このため進行波管用電源には、トリガー
スパークギャップとトリガー回路を有するクローバ回路
を備えている場合が多い。このクローバ回路は、アラー
ム信号を取込みトリガースパークギャップをトリガーす
ることにより電源の出力をショートする回路である。ト
リガースパークギャップは、その動作回数が３０００回
程度で寿命になり動作しなくなる。この動作回路をトリ
ガースパークギャップの寿命動作回数という。従来の進
行波管用電源ではトリガースパークギャップの動作回数
をカウントし寿命動作回数に見合ったカウント値でトリ
ガースパークギャップを交換していた。
作時にヘリックス過電流等の異常が発生した場合は進行
波管を動作させる進行波管用電源の一部を急速に遮断す
る必要がある。このため進行波管用電源には、トリガー
スパークギャップとトリガー回路を有するクローバ回路
を備えている場合が多い。このクローバ回路は、アラー
ム信号を取込みトリガースパークギャップをトリガーす
ることにより電源の出力をショートする回路である。ト
リガースパークギャップは、その動作回数が３０００回
程度で寿命になり動作しなくなる。この動作回路をトリ
ガースパークギャップの寿命動作回数という。従来の進
行波管用電源ではトリガースパークギャップの動作回数
をカウントし寿命動作回数に見合ったカウント値でトリ
ガースパークギャップを交換していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トリガースパ
ークギャップの寿命動作回数は個々にばらつきが大きく
１０００回程度の動作で寿命になるものもあるため、上
述のように一定の動作回数でトリガースパークギャップ
をを交換する方法では、動作しないトリガースパークギ
ャップを使用する危険性がある。
ークギャップの寿命動作回数は個々にばらつきが大きく
１０００回程度の動作で寿命になるものもあるため、上
述のように一定の動作回数でトリガースパークギャップ
をを交換する方法では、動作しないトリガースパークギ
ャップを使用する危険性がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒーター電源
とコレクタ電源とヘリックス電源とその他の電源とクロ
ーバ回路とを有する進行波管用電源において、前記クロ
ーバ回路によって短絡される電圧のモニター信号と前記
クローバ回路をトリガーするアラーム信号とを入力し前
記アラーム信号の前後における前記モニター信号の変化
により前記クローバ回路内のトリガースパークギャップ
の動作を確認する動作検出回路を設けたことを特徴とす
る。
とコレクタ電源とヘリックス電源とその他の電源とクロ
ーバ回路とを有する進行波管用電源において、前記クロ
ーバ回路によって短絡される電圧のモニター信号と前記
クローバ回路をトリガーするアラーム信号とを入力し前
記アラーム信号の前後における前記モニター信号の変化
により前記クローバ回路内のトリガースパークギャップ
の動作を確認する動作検出回路を設けたことを特徴とす
る。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明による進行波管用電源の第１の実施例
の構成回路である。１は進行波管でヒータ電極１ａ，カ
ソード電極１ｂ，アノード電極１ｃ，ヘリックス電極１
ｄ，コレクタ電極１ｅ，高周波出力端子１ｆ，高周波入
力端子１ｇ，ヘリックスら線１ｈを有している。２はヒ
ータ電源，３はアノード電源で＋出力端子３ａはアノー
ド電極１ｃに一出力端子３ｂはカソード電極に接続され
る。４はヘリックス電源で＋出力端子４ａはヘリックス
電極１ｄに、一出力端子４ｂはカソード電極１ｂに接続
される。５はコレクタ電源で＋出力端子５ａはコレクタ
電極１ｅに、一出力端子５ｂはカソード電極１ｂに接続
される。
る。図１は本発明による進行波管用電源の第１の実施例
の構成回路である。１は進行波管でヒータ電極１ａ，カ
ソード電極１ｂ，アノード電極１ｃ，ヘリックス電極１
ｄ，コレクタ電極１ｅ，高周波出力端子１ｆ，高周波入
力端子１ｇ，ヘリックスら線１ｈを有している。２はヒ
ータ電源，３はアノード電源で＋出力端子３ａはアノー
ド電極１ｃに一出力端子３ｂはカソード電極に接続され
る。４はヘリックス電源で＋出力端子４ａはヘリックス
電極１ｄに、一出力端子４ｂはカソード電極１ｂに接続
される。５はコレクタ電源で＋出力端子５ａはコレクタ
電極１ｅに、一出力端子５ｂはカソード電極１ｂに接続
される。
【０００６】クローバ回路８はトリガースパークギャッ
プ６とトリガ回路７で構成されている。トリガースパー
クギャップ６はトリガー回路７でトリガーされ、片側は
カソード電極１ｂに他端はアノードの＋出力側に接続さ
れている。動作検出回路９はトリガースパークギャップ
６の動作を検出する回路である。表示回路１０は、動作
検出回路９より信号を受け外部に表示する回路である。
プ６とトリガ回路７で構成されている。トリガースパー
クギャップ６はトリガー回路７でトリガーされ、片側は
カソード電極１ｂに他端はアノードの＋出力側に接続さ
れている。動作検出回路９はトリガースパークギャップ
６の動作を検出する回路である。表示回路１０は、動作
検出回路９より信号を受け外部に表示する回路である。
【０００７】上記の回路において、進行波管１のカソー
ドから放出された電子は、アノード電極により加速され
ヘリックスら線１ｈ内を通過するが、ヘリックスら線１
ｈ内を通過中に高周波との間でエネルギーの授受が行な
われる。エネルギーの授受を終った電極はコレクタ１ｅ
に達する。何らかの原因によりヘリックス電極１ｄとカ
ソード間で放電を生じると、電子はヘリックスら線１ｈ
の１点に集中し損傷を与えることになるが、この時ヘリ
ックス電源４の過電流を検出しトリガー回路７にアラー
ム信号を送ることによりトリガー回路７を経由してトリ
ガースパークギャップ６を動作させアノード電源３の出
力を短時間に短絡させれば、ヘリックスら線１ｈへの致
命的な損傷を防ぐことができる。
ドから放出された電子は、アノード電極により加速され
ヘリックスら線１ｈ内を通過するが、ヘリックスら線１
ｈ内を通過中に高周波との間でエネルギーの授受が行な
われる。エネルギーの授受を終った電極はコレクタ１ｅ
に達する。何らかの原因によりヘリックス電極１ｄとカ
ソード間で放電を生じると、電子はヘリックスら線１ｈ
の１点に集中し損傷を与えることになるが、この時ヘリ
ックス電源４の過電流を検出しトリガー回路７にアラー
ム信号を送ることによりトリガー回路７を経由してトリ
ガースパークギャップ６を動作させアノード電源３の出
力を短時間に短絡させれば、ヘリックスら線１ｈへの致
命的な損傷を防ぐことができる。
【０００８】動作検出回路９は、アノード電源３からア
ノード電圧のモニター信号とヘリックス電源４からアラ
ーム信号を受取りアラーム信号発生前後のアノード電圧
値を比較し判断する。もし、正常にクローバ回路が動作
せずアノード電源３が遮断されていないと動作検出回路
９が判断した場合は、表示回路１０に信号を送り動作以
上のアラーム表示をする。
ノード電圧のモニター信号とヘリックス電源４からアラ
ーム信号を受取りアラーム信号発生前後のアノード電圧
値を比較し判断する。もし、正常にクローバ回路が動作
せずアノード電源３が遮断されていないと動作検出回路
９が判断した場合は、表示回路１０に信号を送り動作以
上のアラーム表示をする。
【０００９】図２は、本発明の第２の実施例でグリッド
パルス型進行波管に対応した進行波管用電源の例であ
る。グリットパルス電源１１は、カソード電極１ｂに接
続された１１ｂに対しグリッド電極１ｉに接続された出
力端子１１ａに−電圧をバイアスさせ＋電圧のパルスを
発生させる電源である。グリッドパルス型進行波管で
は、異常が発生した場合はグリットパルスをオフすると
ともにヘリックス電源も急速に遮断する必要がある。こ
のためトリガースパークギャップをヘリックス電極１ｄ
とカソード電極１ｂ間に接続している。図１の実施例と
同様にヘリックス電流が過大によるアラーム信号でクロ
ーバ回路７が動作し、動作検出回路９によってトリガー
スパークギャップ６の動作が確認される。
パルス型進行波管に対応した進行波管用電源の例であ
る。グリットパルス電源１１は、カソード電極１ｂに接
続された１１ｂに対しグリッド電極１ｉに接続された出
力端子１１ａに−電圧をバイアスさせ＋電圧のパルスを
発生させる電源である。グリッドパルス型進行波管で
は、異常が発生した場合はグリットパルスをオフすると
ともにヘリックス電源も急速に遮断する必要がある。こ
のためトリガースパークギャップをヘリックス電極１ｄ
とカソード電極１ｂ間に接続している。図１の実施例と
同様にヘリックス電流が過大によるアラーム信号でクロ
ーバ回路７が動作し、動作検出回路９によってトリガー
スパークギャップ６の動作が確認される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明による進行波
管用電源では、クローバ回路内のトリガースパークギャ
ップの動作が正常に行なわれたかを判断することによ
り、動作しないトリガースパークギャップを継続して使
用する危険性がなくなることにより進行波管を保護する
という効果がある。
管用電源では、クローバ回路内のトリガースパークギャ
ップの動作が正常に行なわれたかを判断することによ
り、動作しないトリガースパークギャップを継続して使
用する危険性がなくなることにより進行波管を保護する
という効果がある。
【図１】本発明の第１の実施例を示す回路図である。
【図２】本発明の第２の実施例を示す回路図である。
１ 進行波管 ２ ヒータ電源 ３ アノード電源 ４ ヘリックス電源 ５ コレクタ電源 ６ トリガースパークギャップ ７ トリガー回路 ８ クローバ回路 ９ 動作検出回路 １０ 表示回路 １１ グリッドパルス電源
Claims (1)
- 【請求項１】 ヒーター電源とコレクタ電源とヘリック
ス電源とその他の電源とクローバ回路とを有する進行波
管用電源において、前記クローバ回路によって短絡され
る電圧のモニター信号と前記クローバ回路をトリガーす
るアラーム信号とを入力し前記アラーム信号の前後にお
ける前記モニター信号の変化により前記クローバ回路内
のトリガースパークギャップの動作を確認する動作検出
回路を設けたことを特徴とする進行波管用電源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25900691A JPH05101786A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 進行波管用電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25900691A JPH05101786A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 進行波管用電源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05101786A true JPH05101786A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17328048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25900691A Pending JPH05101786A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 進行波管用電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05101786A (ja) |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP25900691A patent/JPH05101786A/ja active Pending
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