JPH0391816A - 保護回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は進行波管増幅器用電源の保護回路に関し、特に
進行波管の放電等の負荷の異常現象に対する保護回路に
関する。

の異常によって発生する過電流を検出し、進行波管増幅
器用電源を遮断することによって、進行波管増幅器を保
護していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の保護回路では、進行波管増幅器用電源を
遮断する構成となっているので、再度起動させないかぎ
り、進行波管増幅器が非動作状態にロックされたままで
は通信回路が断となってしまう欠点がある。

本発明の目的は保護回路が動作しても進行管増幅器用電
源を断とすることなく、進行管の損傷を助長させない範
囲で通信回線を維持できる保護回路を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の保護回路は、進行波管増幅器用電源の保護回路
において、進行波管のヘリックスの接地電位又は接地電
流の変動を検出する検出器と、その検出器の出力信号の
大きさとあらかじめ定められた前記接地電圧又は電流の
異常値と比較し判定するコンパレータと、このコンバレ
ータの判定信号で反転するフリップフロップと、このフ
リップフロップの反転信号で前記進行波管増幅器用電源
のアノード電圧を低下させるアノード電源とを有する． 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したブロック図流の検出
器５、ヘリックス電流正常値と比較するコンバレータ６
、フリップフロップ７、喜赤≠＃゜　　このフリップフ
ロップ７の反転 信号で進行波管増幅器電源１のアノード電圧を低下させ
る制御器４、アノード電源３から構成される． 次にこの保護回路の動作を説明する。進行波管２のアノ
ード電極はカノード電極から放出される電子ビームを加
速する電極であり、アノード電極の電位がカソード電位
より高くなる程電子ビームが増大し進行波管の高周波出
力電力も増幅される。

一方、アノード電極の電位がカソード電位に近くなる程
電子ビームが減少し進行波管の高周波出力電力が減少す
る。ここで進行波管２に放電等の間欠的な異常現象があ
ったとすると、ほとんどの場合、ヘソックス電極（接地
電位〉に異常電流又は異常電圧が発生する。この異常電
流又は電圧により、進行波管増幅器用電源１の負荷が重
くなり、能性がある。そこで放電等の過電流又は過電圧
を検出器５で検出し、その検出値の大きさをコンパレー
タ６で判定する。ここで進行波管２に致命的な障害を引
き起こす可能性のあるしきい値と比較し、これよりも大
きい場合にはフリップフロツプ７の状態を反転し、制御
器４に反転信号を送る。

制御器４はアノード電源３のアノード電位を制御するた
めであり、アノード電位の出力電圧を下げるように動作
する．こうすることによって進行波管増幅器の高周波出
力電力が減少し、その結果進行波管増幅用電源１の負荷
が軽くなり、間欠的な異常現象があっても進行波管２が
致命的な障害をこうむるのを防止できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、異常、現象のヘリおよび
進行波管増幅用電源を保護できる。したがって通信回線
の断を発生することなく通信品質を向上させることがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図である． １・・・進行波管増幅器用電源、２・・・進行波管、３
・・・アノード電源、４・・・制御器、５・・・検出器
、６・・・コンパレータ、 ７・・・フリップフロツブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 進行波管増幅器用電源の保護回路において、進行波管の
   ヘリックスの接地電位又は接地電流の変動を検出する検
   出器と、その検出器の出力信号の大きさとあらかじめ定
   められた前記接地電圧又は電流の異常値と比較し判定す
   るコンパレータと、このコンパレータの判定信号で反転
   するフリップフロップと、このフリップフロップの反転
   信号で前記進行波管増幅器用電源のアノード電圧を低下
   させるアノード電源とを有することを特徴とする保護回
   路。